JP2759136B2 - 自動選曲演奏装置 - Google Patents

自動選曲演奏装置

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JP2759136B2
JP2759136B2 JP63292944A JP29294488A JP2759136B2 JP 2759136 B2 JP2759136 B2 JP 2759136B2 JP 63292944 A JP63292944 A JP 63292944A JP 29294488 A JP29294488 A JP 29294488A JP 2759136 B2 JP2759136 B2 JP 2759136B2
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【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は複数の曲を記録した記録媒体を保持して曲指
定情報によって指定された曲を選択して演奏する自動選
曲演奏装置に関する。
背景技術 従来の自動選曲演奏装置において、所望の演奏される
べき曲を示す情報すなわち曲指定情報を与える場合、備
え付けの数字或いはアルファベットの付されたスイッチ
群すなわちキーボードのいずれかのキーを操作して曲指
定情報を入力している。
しかしながら、かかるキーボードを用いて順次入力す
る場合、多数の曲指定すなわちリクエストが輻湊する
と、入力に時間がかかってリクエスト発信者の不満を呼
んだり順番がリクエストの発生順にならなかったりして
不公平を生ずる恐れもあった。また、リクエスト者以外
の者が演奏中の曲の歌詞等の情報が知りたい場合にその
情報を手元において容易に得ることはできなかった。
発明の概要 そこで、本発明の目的は、選曲リクエストに対して良
好に応じかつ演奏中の曲情報を容易に得ることができる
自動選曲演奏装置を提供することである。
本発明の自動選曲演奏装置は、複数の曲を記録した記
録媒体を保持し曲指定情報によって指定された曲を選択
して演奏する単一の演奏手段と、各々が互いに独立して
おり記録媒体に記録された曲を指定するための曲指定情
報を受け入れる複数の端末ユニットと、受け入れた曲指
定情報を複数の端末ユニットのそれぞれに対応させて記
憶する記憶手段と、記憶手段から端末ユニット毎に所定
数ずつの曲指定情報を順次取り込んで取り込んだ曲指定
情報を順次演奏手段に供給し、その供給曲指定情報が示
す曲を演奏手段に演奏させる中央制御手段と、端末ユニ
ット毎に設けられた表示手段と、を含み、複数の端末ユ
ニット各々は操作に応じて曲情報要求指令を中央制御手
段に対して発生し、中央制御手段は演奏手段による演奏
中における複数の端末ユニットのいずれか1からの曲情
報要求指令に応じて前記演奏手段において演奏中の曲情
報を当該1の端末ユニットに転送し、その1の端末ユニ
ットは転送された前記演奏中の曲情報に基づく表示を前
記表示手段によって行なうことを特徴としている。
実施例 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明
する。
第1図は本発明による自動選曲演奏装置の概略構成を
示している。この自動選曲演奏装置は中央制御部1、複
数のターミナル部21〜2n(nは例えば、16)及び複数の
ディスクを備えたオートチェンジディスクプレーヤ3か
らなる。中央制御部1はプログラムに従ってディジタル
演算処理を行なうマイクロプロセッサ11、入出力インタ
ーフェース12,13,14、プログラムが予め書き込まれたRO
M15、リクエスト曲エリア、指定ターミナルエリア、演
奏優先順位エリア、演奏順番エリア等の記憶エリアを有
するRAM16、キーボード17、CRTモニタ18、プリンタ19及
びフロッピーディスクドライバ又はCD-ROMドライバ等の
補助記憶装置20及びビデオディスクプレーヤ又はVTR等
の映像用補助記憶装置20aを備えており、マイクロプロ
セッサ11と入出力インターフェース12,13,14、ROM15及
びRAM16とはデータバス10の他にアドレスバス及び制御
信号バス(共に図示せず)によって互いに接続されてい
る。キーボード17、CRTモニタ18、プリンタ19、補助記
憶装置20及び映像用補助記憶装置20aは入出力インター
フェース14に接続されている。キーボード17には演奏キ
ー、数字キー、文字キー、設定キー、CRTモニタ18の画
面上のカーソル移動用の矢印キー(共に図示せず)等の
キーが設けられている。補助記憶装置20は各種の曲名リ
ストや歌詞等の曲内容データを記憶したフロッピーディ
スク又はCD-ROM等の記憶媒体からデータを読み出した
り、オートチェンジディスクプレーヤ3において実際に
演奏した曲名、曲毎の演奏回数等の使用データを記憶媒
体に記憶させるために用いられる。映像用補助記憶装置
20aはオートチェンジディスクプレーヤ3によるリクエ
スト用の画像情報外のコマーシャル等の画像情報の記憶
装置である。入出力インターフェース12はデータの入出
力のためにマイクロプロセッサ11からの指令に応じてタ
ーミナル部21〜2nのいずれか1つ又は複数を選択するマ
ルチプレクサ機能を有する。
一方、端末ユニットとしてのターミナル部21〜2nは入
出力インターフェース12の対応する入出力ポートに接続
されている。ターミナル部21はプログラムに従ってディ
ジタル演算処理を行なうマイクロプロセッサ21、入出力
インターフェース22,23、プログラムが予め書き込まれ
たROM24、リクエスト曲エリア等の記憶エリアを有するR
AM25、キーボード26、小型のCRTモニタ27及びバーコー
ドリーダ28からなる。マイクロプロセッサ21と入出力イ
ンターフェース22,23、ROM24及びRAM25とはデータバス2
9、アドレスバス及び制御信号バス(共に図示せず)に
よって互いに接続されている。キーボード26、CRTモニ
タ27及びバーコードリーダ28は入出力インターフェース
23に接続されている。キーボード26にはアルファベット
或いはカタカナの文字キー、数字キー、選曲キー、曲名
リスト要求キー、リクエスト表示キー、CRTモニタ27の
画面上のカーソル移動用の矢印キー及びキャンセルキー
(共に図示せず)等のキーが設けられている。入出力イ
ンターフェース23内にはCRTモニタ27の映像或いは文字
表示数分のビデオRAM(図示せず)が備えられており、
ビデオRAMの内容に応じた映像信号がCRTモニタ27に供給
され、マイクロプロセッサ21からの表示データに従って
ビデオRAMの内容が変更される。ターミナル部22〜2n
ターミナル部21と同様に構成されている。なお、ターミ
ナル部21〜2nはこの自動選曲演奏装置の設置室内の各テ
ーブル毎に1つずつ更には設置室以外の別の場所に設け
られるものである。また、CRTモニタ18,27及び後述のCR
Tモニタ31の代りに液晶表示器等を用いた表示装置でも
良いことは明らかである。
オートチェンジディスクプレーヤ3は入出力インター
フェース13に接続されており、マイクロプロセッサ11か
ら入出力インターフェース13を介して供給される各指令
に従ってディスク選択、曲選択、演奏等の動作を行な
う。オートチェンジディスクプレーヤ3から出力される
ディスクの演奏による映像信号は大型のCRTモニタ31に
供給され、その映像信号と同時に出力されるオーディオ
信号はアンプ32を介してスピーカ装置33に供給される。
かかる構成の自動選曲演奏装置においては、各ターミ
ナル部21〜2nではリクエスト曲すなわち指定曲情報を受
け付けてそれを順番にRAM25に記憶する。一方、中央制
御部1では各ターミナル部21〜2nにおけるRAM25に記憶
されたリクエスト曲を所定の順番に入力して後述する方
法により演奏順番を定めてその演奏順番に従ってオート
チェンジディスクプレーヤ3を制御してリクエストに対
応する。また、後述する方法により各ターミナル部21
2nからの曲名リスト等の情報要求に従って中央制御部1
がその情報を要求したターミナル部に供給して表示させ
ることが行なわれる。
次に、ターミナル部21の動作をマイクロプロセッサ21
の動作フローに従って説明する。マイクロプロセッサ21
は操作入力ルーチン及びデータ読み取り表示ルーチンを
繰り返し実行する。操作入力ルーチンにおいては、第2
図(a)〜(c)に示すように先ず、キーボード26のキ
ー操作があったか否かを判別する(ステップ51)。キー
操作があった場合にはそれがデータ表示要求キーの操作
であるか否かを判別する(ステップ52)。データ表示要
求キーの操作でない場合には文字キーの操作であったか
否かを判別する(ステップ53)。文字キーの操作でない
ならば、選択キーの操作であるか否かを判別し(ステッ
プ54)、選択キーの操作でない場合には更にリクエスト
表示キーの操作か否かを判別する(ステップ55)。
例えば、キーボード26のキー操作があるとそのキーに
対応する予め定められたコードが入出力インターフェー
ス23内の入力バッファ(図示せず)にキー操作順にコー
ドが保持されるので、このコードから操作されたキーが
いずれのキーであるか判別することができる。従って、
その操作されたキーがデータ表示要求キーならば、デー
タ分類指定要求をするために所定のデータ分類表示デー
タを入出力インターフェース23に出力する(ステップ5
7)。入出力インターフェース23は所定のデータ分類表
示データに応じた映像信号をCRTモニタ27に供給し、CRT
モニタ27画面上に「1.曲名リスト」、「2.演奏中の曲情
報」及び「3.リクエスト演奏順」のいずれを指定するか
が表示される。また、これらのうちからカーソル移動用
の矢印キーの操作によりいずれか1つを選択して選択キ
ーを操作する旨の表示も同時に行なわれる。よって、選
択キーが操作されたか否かを判別し(ステップ58)、選
択キーが操作されたならばカーソル位置に対応する内容
を読み込み(ステップ59)、曲名リスト、演奏中の曲情
報及びリクエスト演奏順のうちのいずれが選択かされた
か否かを判別する(ステップ60〜62)。曲名リストが選
択された場合にはステップ65に移行する。演奏中の曲情
報が選択された場合には演奏中の曲情報要求指令を発生
し(ステップ63)、リクエスト演奏順が選択された場合
にはリクエスト演奏順リスト要求指令を発生する(ステ
ップ64)。なお、ここでいうリクエスト演奏順はこれか
ら演奏されるリクエスト曲の順番であり、既に演奏し終
ったリクエスト曲の順番は含まない。また、データ分類
としては上記した曲名リスト等に限らず、他にリクエス
ト曲のトップテン等のデータ分類も考えられる。
曲名リストが選択された場合にはリスト分類指定要求
をするために所定のリスト分類表示データを入出力イン
ターフェース23に出力する(ステップ65)。入出力イン
ターフェース23は所定のリスト分類表示データに応じた
映像信号をCRTモニタ27に供給し、CRTモニタ27画面上に
「1.ジャンル別」、「2.アーティスト別」、「3.50音順
別」又は「4.キャンセル」のいずれを指定するかが表示
される。また、これらのうちからカーソル移動用の矢印
キーの操作によりいずれか1つを選択して選択キーを操
作する旨の表示も同時に行なわれる。よって、選択キー
が操作されたか否かを判別し(ステップ66)、選択キー
が操作されたならばカーソル位置に対応する内容を読み
込み(ステップ67)、ジャンル別、アーティスト別、50
音順別及びキャンセルのうちのいずれが選択かされたか
否かを判別する(ステップ68〜70)。ジャンル別が選択
された場合にはジャンル分類指定要求をするために所定
のジャンル分類表示データを入出力インターフェース23
に出力する(ステップ71)。入出力インターフェース23
は所定のジャンル分類表示データに応じた映像信号をCR
Tモニタ27に供給し、CRTモニタ27画面上に「1.歌謡
曲」、「2.演歌」、「3.ニューミュージック」又は「4.
ロック」のいずれを指定するかが表示される。また、こ
れらのうちからカーソル移動用の矢印キーの操作により
いずれか1つを選択して選曲キーを操作する旨の表示も
同時に行なわれる。よって、選択キーが操作されたか否
かを判別し(ステップ72)、選択キーが操作されたなら
ばカーソル位置に対応する内容を読み込み(ステップ7
3)、歌謡曲、演歌、ニューミュージック及びロックの
うちのいずれが選択かされたか否かを判別する(ステッ
プ74〜77)。それらの判別結果に応じて歌謡曲、演歌、
ニューミュージック及びロックのいずれか1つのジャン
ルの曲名リスト要求指令を発生する(ステップ78〜8
1)。アーティスト別が選択された場合にはアーティス
ト別曲名リスト要求指令を発生し(ステップ82)、50音
順別が選択された場合には50音順別曲名リスト要求指令
を発生し(ステップ83)、それ以外、すなわちキャンセ
ルの場合には画面消去指令を発生する(ステップ84)。
各曲名リスト要求指令は入出力インターフェース22を介
して入出力インターフェース12に出力され、後述の中央
制御部1内のマイクロプロセッサ11の割込み動作におい
て読み取られる。画面消去指令は入出力インターフェー
ス23に出力されCRTモニタ27の画面上の表示が全て消去
される。
なお、アーティスト別の場合にはアーティストを指定
する文字キーの操作入力を要求してその指定されたアー
ティストの曲名リスト要求指令を発生するようにしても
良い。また、50音順別の場合には「あ、い、う……」の
うちのいずれを指定するかを要求してその指定された音
の曲名リスト要求指令を発生するようにしても良い。
また、ジャンル別としては上記した歌謡曲等に限らず
他にタンゴ、シャンソン、ジャズ等が考えられる。
ステップ66において選択キーが操作されないならば、
キャンセルキーが操作されたか否かを判別する(ステッ
プ85)。キャンセルキーが操作されたならば、ステップ
84に移行し、キャンセルキーが操作されないならば、ス
テップ66に移行して選択キーの操作を判別する。これは
ステップ89及び90においても同様である。なお、キャン
セルが指定されたり、キャンセルキーが操作された場合
にはステップ57に戻っても良い。
ステップ53において文字キーが操作された場合には入
出力インターフェース23内の入力バッファのコードを読
み込み(ステップ87)、CRTモニタ27に入力文字を表示
すべく表示データを入出力インターフェース22に出力す
る(ステップ88)。よって、キーボード26の文字キーを
操作する毎にCRTモニタ27の画面上の所定位置から順番
にその操作文字キーに対応する文字が表示される。
ステップ54において選択キーが操作されたと判別した
場合には曲名リスト表示中か否かを判別する(ステップ
91)。曲名リスト表示中の場合には現在のCRTモニタ27
の画面上のカーソル位置における曲名が選曲されたとし
てその曲名データを読み取り(ステップ92)、曲指定発
信者情報としてのリクエスト者名の入力を要求する表示
データを入出力インターフェース22に出力し(ステップ
93)、リクエスト者名の入力があったか否かを判別する
(ステップ94)。よって、CRTモニタ27の画面上の例え
ば、曲名リスト表示部分以外の部分、或いはウインドウ
により「リクエスト者名?」が表示され、リクエスト者
名の入力がユーザに対して要求されるので、ユーザは文
字キーでリクエスト者名を入力して最後に選択キーを操
作する。なお、この操作した文字キーに対応する文字が
ステップ88と同様にCRTモニタ27の画面に表示され、最
後の選択キーの操作により上記の「リクエスト者名?」
の表示と共に消去される。リクエスト者名の入力があっ
たならば、そのリクエスト者名をリクエスト者データと
して読み込み(ステップ95)、第10図に示すようにRAM2
5内に形成されたリクエスト曲エリアに順番にその読み
込んだ曲名データ及びリクエスト者データを記憶させる
(ステップ96)。曲名リスト表示中でない場合には入力
バッファに文字コード列が保持されているか否かを判別
し(ステップ99)、文字キーの操作により文字コード列
が保持されているならばその文字コード列を曲名データ
として読み取り(ステップ100)、ステップ93に進んでR
AM25内に形成されたリクエスト曲エリアにその読み込ん
だ曲名データ及びリクエスト者データを記憶させる。
ステップ55においてリクエスト表示キーが操作された
と判別した場合にはRAM25内のリクエスト曲エリアにお
ける1曲目から順に記憶された曲名データDA 11,DA 12
…を全て読み出し(ステップ97)、その読み出した各曲
名データに対応する表示データを入出力インターフェー
ス23に出力する(ステップ98)。これによりCRTモニタ2
7の画面上に現在リクエスト中の曲名がリクエスト順に
表示される。
一方、ステップ51においてキーボード26のキー操作が
なかった場合には、バーコード入力があったか否かを判
別する(ステップ101)。バーコードリーダ28はカラオ
ケ等の曲名リストブックに曲名毎に印刷された、或いは
CRTモニタ27の画面上に曲名リストの曲名と共に表示さ
れたバーコードを読み取り、その読み取られたバーコー
ドは入出力インターフェース23の上記のキーボード26用
の入力バッファとは別のバーコード入力バッファ(図示
せず)に保持される。バーコード入力があった場合には
バーコード入力バッファからバーコードを曲名データと
して読み取り(ステップ102)、ステップ93に進んでRAM
25内に形成されたリクエスト曲エリアにその読み込んだ
曲名データを記憶させる。
なお、矢印キーによるカーソル移動動作は他のルーチ
ンにおいて矢印キーの操作に応じて制御される。
次に、データ読み取り表示ルーチンにおいて、第3図
に示すようにマイクロプロセッサ21は先ず、データが中
央制御部1から供給されたか否かを判別する(ステップ
111)。データが中央制御部1から供給された場合には
それを読み込み(ステップ112)、読み込んだデータが
曲名リストデータ、演奏中の曲内容データ、リクエスト
演奏順データ及びメモリキャンセルデータのうちのいず
れであるか否かを判別する(ステップ113〜116)。曲名
リストデータならば、RAMの所定のエリアに記憶させ
(ステップ117)、曲名リストをCRTモニタ27に表示させ
るために曲名リストデータを表示データとして入出力イ
ンターフェース23に出力する(ステップ118)。これに
よりCRTモニタ27には要求した曲名リストが表示され、
このとき矢印キーの操作により曲名リストをスクロール
して表示させることができる。演奏中の曲内容データの
場合にはその演奏中の曲内容データを表示データとして
入出力インターフェース23に出力する(ステップ11
9)。これによりCRTモニタ27には演奏中の曲の歌詞や映
像等が表示される。リクエスト演奏順データの場合には
そのリクエスト演奏順データを表示データとして入出力
インターフェース23に出力する(ステップ120)。これ
によりCRTモニタ27には現在のリクエスト演奏順が表示
される。一方、メモリキャンセルデータの場合にはリク
エストに応じて演奏されたためにRAM25のリクエスト曲
エリアの1曲目を消去しかつ残りのリクエスト順を全て
1だけ繰り上げて書き込み直す(ステップ121)。すな
わち、曲名データDA 11及びリクエスト者データDB 11
消去し、DA 12をDA 11に、またDB 12をDB 11にするよう
にリクエスト順を繰り上げるのである。
マイクロプロセッサ21は後述のリクエスト読み出し指
令が中央制御部1から供給されると、現在処理中のルー
チンの処理動作を停止して、割込みルーチンの処理に移
行する。この割込みルーチンにおいては、第4図に示す
ようにRAM25内のリクエスト曲エリアに曲名データが記
憶されているか否かを判別し(ステップ131)、リクエ
スト曲エリアに曲名データが記憶されていない場合には
無リクエストデータを中央制御部1に供給すべく入出力
インターフェース22に出力する(ステップ132)。リク
エスト曲エリアに曲名データが記憶されている場合には
そのリクエスト曲エリアの1曲目から順番に曲名データ
及びリクエスト者データを読み出し(ステップ133)、
その読み出した曲名データ及びリクエスト者データをタ
ーミナル番号データと共に1リクエストデータとして中
央制御部1に供給すべく順次入出力インターフェース22
に出力する(ステップ134)。そして所定数A(例え
ば、2)だけリクエストデータを送出したか否かを判別
し(ステップ135)、所定数Aに達しないならば、ステ
ップ133に戻って次の順番の曲名データ及びリクエスト
者データを読み出す。所定数Aに達した場合には処理中
であったルーチンに戻る。この曲名データ及びリクエス
ト者データを中央制御部1に送出する場合には制御信号
によりデータの送出開始及び出力を中央制御部1に知ら
せる。なお、リクエスト曲数が所定数Aに達していない
場合にはそのときのリクエスト曲数だけ送出する。
なお、ターミナル部21の動作について説明したが、タ
ーミナル部22〜2nにおいてもターミナル部21と同様の動
作が行なわれる。
次に、中央制御部1の動作をマイクロプロセッサ11の
動作フローに従って説明する。マイクロプロセッサ11は
リクエスト読み込みルーチン、リクエスト演奏優先設定
ルーチン、リクエスト演奏順番決定ルーチン、演奏ルー
チン及び要求データ送出ルーチン等のルーチンを繰り返
し実行する。先ず、所定周期毎に実行されるリクエスト
読み込みルーチンにおいては、第5図(a)〜(c)に
示すように先ず、RAM16内に第11図に示すように形成さ
れた指定ターミナルエリアにターミナル番号が記憶され
ているか否かを判別し(ステップ136)、ターミナル番
号が記憶されている場合には変数xが0に等しいか否か
を判別する(ステップ137)。変数xは電源投入時に0
に初期設定されると共に後述の如く設定されたり算出さ
れて変化する。x=0ならば、指定されたターミナル部
だけからリクエストを読み込む指定モードを行なう頻度
yを読み込み(ステップ138)、読み込んだ頻度yに変
数xを等しくさせる(ステップ139)。頻度yは例え
ば、指定ターミナルエリアへのターミナル番号を記憶さ
せるためのキー操作入力時に同時に入力してRAM16内の
所定位置に記憶させることができる。ステップ139を実
行後は変数xが1に等しいか否かを判別する(ステップ
140)。またステップ137においてx≠0と判別した場合
には直ちにステップ140を実行する。x=1ならば、全
てのターミナル部22〜2nからリクエストを読み込むノー
マルモードサブルーチンを処理し(ステップ141)、x
≠1ならば、指定モードサブルーチンを処理する(ステ
ップ142)。
ノーマルモードサブルーチンの場合には変数mを1に
等しくし(ステップ143)、ターミナル部2mが使用中で
あるか否かを判別する(ステップ144)。この使用中と
は例えば、ターミナル部2mが電源オンの状態を言い、各
ターミナル部21〜2nの使用中か非使用中かは中央制御部
1において例えば、ユーザによってキー操作等により設
定される。ターミナル部2mが使用中ならば、ターミナル
部2mに対してリクエスト読み出し指令を発生する(ステ
ップ145)。リクエスト読み出し指令は入出力インター
フェース12に供給されて制御信号により入出力インター
フェース12からターミナル部2mの入出力インターフェー
ス(ターミナル部21の場合、入出力インターフェース2
2)に供給される。リクエスト読み出し指令の発生後、
ターミナル番号データ、曲名データ及びリクエスト者デ
ータからなるリクエストデータがターミナル部2mから供
給されたか否かを判別し(ステップ146)、リクエスト
データが供給されたならば、そのリクエストデータを読
み込み(ステップ147)、RAM16内の2mリクエスト曲エリ
アに書き込む(ステップ148)。そしてターミナル部2m
から供給される所定数Aのリクエストデータを全て読み
込んだか否かを判別し(ステップ149)、ターミナル部2
mからのリクエストデータを全て読み込んだ場合には変
数mに1を加算する(ステップ150)。一方、リクエス
トデータがターミナル部2mから供給されない場合には無
リクエストデータが供給されたか否かを判別し(ステッ
プ151)、無リクエストデータが供給されたならばステ
ップ150に進む。また、ステップ144においてターミナル
部2mが非使用中と判別した場合にもステップ150に進
む。ステップ150において変数mに1を加算した後、そ
の変数mがターミナル数nより大であるか否かを判別し
(ステップ152)、m≦nならば、ステップ144移行し、
m>nならば、本ルーチンを終了する。このリクエスト
読み込みルーチンの処理により、各ターミナル部21〜2n
でリクエストをしたならばRAM16内の21〜2nリクエスト
曲エリアに各々多くとも所定数Aのリクエスト曲名及び
リクエスト者名がデータとして書き込まれる。なお、RA
M16内の21〜2nリクエスト曲エリアは各ターミナル部21
〜2nのRAM25内のリクエスト曲エリアと同様に形成され
ているが、ターミナル番号も記憶されるようになってい
る。
指定モードサブルーチンの場合には変数wを1に等し
くし(ステップ153)、その指定ターミナルエリアのw
番目に記憶されたターミナル番号を番号mとして読み出
し(ステップ154)、ステップ155に進む。ステップ155
から160まではステップ144から149までと同様の動作で
ある。よって、ステップ160においてターミナル部2m
ら供給されたリクエストデータを全ての読み込んだ場合
には指定ターミナルエリアに記憶されたターミナル番号
を全て読み出したか否かを判別し(ステップ161)、タ
ーミナル番号を全て読み出していないならば、変数wに
1を加算し(ステップ162)、ステップ154に戻る。指定
ターミナルエリアに記憶されたターミナル番号を全て読
み出したならば、本ルーチンを終了する。また、ステッ
プ157においてリクエストデータがターミナル部2mから
供給されない場合には無リクエストデータが供給された
か否かを判別し(ステップ163)、無リクエストデータ
が供給されたならばステップ161に進む。
この指定モードでは各ターミナル部21〜2nにおいてリ
クエストデータが記憶されていても指定されたターミナ
ル部でなければ、RAM16内の21〜2nリクエスト曲エリア
にリクエスト曲名及びリクエスト者名が書き込まれない
のである。
ノーマルモード又は指定モードのサブルーチン処理後
は変数xから1を減算し(ステップ164)、本ルーチン
を終了する。
例えば、読み込んだ頻度yが1の場合にはx=1とな
るので、ノーマルモードが実行されて全てのターミナル
部21〜2nからリクエストを読み込む。また読み込んだ頻
度yが2の場合にはx=2となるので、先ず最初の処理
サイクルでは、指定モードで指定ターミナル番号のター
ミナル部からリクエストを読み込み、次の処理サイクル
ではx=1となるので、ノーマルモードで全てのターミ
ナル部21〜2nからリクエストを読み込み、更に次の処理
サイクルではx=0となるので、頻度yを読み込み直
す。よって、指定モードでリクエストデータを読み込む
と、指定したターミナル部のリクエスト曲が演奏される
頻度を高くすることができる。
なお、RAM16内の指定ターミナルエリアのターミナル
番号及び所定位置の頻度yの書き込みはキーボード17の
操作によって行なう。例えば、所定のキー操作が行なわ
れると、マイクロプロセッサ11はCRT18画面上に所定数
の「指定ターミナル番号:?」と「頻度:?」とを表示させ
て「?」の部分に数字キーによってターミナル番号を入
力させ、そして設定キーの操作により入力されたターミ
ナル番号をRAM16内の指定ターミナルエリアに書き込
み、また頻度を所定位置に書き込む。また、頻度yは1
以上の整数であり、入力されない場合には1に自動設定
される。更に、ターミナル部2mが使用中か否かの判別を
しないで、リクエスト読み出し指令に対してリクエスト
データが供給されて来ないで応答がない場合にはターミ
ナル部2mが非使用中とするようにしても良い。
また、上記の如くノーマルモードと指定モードとの切
換えを自動的にしないで、ノーマルモードと指定モード
との切換えを中央制御部1のキーボード17からの指令で
行なうようにしても良い。
次に、リクエスト演奏優先設定ルーチンはキーボード
17の設定キーを操作することにより割込み処理される。
リクエスト演奏優先設定ルーチンにおいては、第6図に
示すように先ず、リクエスト演奏優先指定要求をするた
めに所定の演奏優先設定表示データを入出力インターフ
ェース14に出力する(ステップ165)。入出力インター
フェース14は所定の演奏優先設定表示データに応じた映
像信号をCRTモニタ18に供給し、CRTモニタ18の画面上に
は「優先順位1番:?」、「優先順位2番:?」……の如く
表示される。ユーザは「?」の部分に例えば、キーボー
ド17の数字キーの操作によりターミナル部21〜2nのうち
のリクエストを優先して演奏すべきターミナル番号を入
力する。これは全てのターミナル部21〜2nに対して優先
順位を付ける必要がなく、優先させるべきターミナル部
に対してのみ行なえば良い。従って、数字キーの操作が
あったか否かを判別し(ステップ166)、数字キーの操
作があったならば、その操作に対応する数字コードを読
み込み数字コードを文字表示データとして入出力インタ
ーフェース14に出力する(ステップ167)。これによりC
RTモニタ18の画面上の「?」の部分に操作した数字キー
に対応する数字が優先して演奏すべきターミナル番号と
して表示される。そして設定キーが操作されたか否かを
判別し(ステップ168)、設定キーが操作されたなら
ば、入力された各優先順位のターミナル番号データを1
番目から読み取り(ステップ169)、第12図に示すよう
にRAM16内に形成された演奏優先順位エリアに1番目か
ら順に書き込む(ステップ170)。
よって、このリクエスト演奏優先設定ルーチンの処理
によりRAM16内の演奏優先順位エリアには優先順位設定
した順にターミナル番号が記憶され、また優先順位設定
しないターミナル番号はランダム或いはリクエスト発信
順に設定される。なお、この演奏優先順位エリアはリク
エスト演奏優先設定ルーチンが処理されなければターミ
ナル番号順或いはリクエスト発信順に初期設定されてい
る。また、ステップ166及び168においてキャンセルキー
が操作された場合には本ルーチンを終了するようにして
も良い。
リクエスト演奏順番決定ルーチンにおいては、第7図
に示すように先ず、変数s及び変数tを共に1に等しく
し(ステップ171)、演奏優先順位エリアのs番のター
ミナル番号をmとして読み取り(ステップ172)、2m
リクエスト曲エリアにリクエストの曲名データが書き込
まれているか否かを判別する(ステップ173)。すなわ
ち、第12図の如く優先順位1番のターミナル番号がn−
8ならば、m=n−8となる。2mリクエスト曲エリアに
リクエスト曲名が書き込まれている場合には2mリクエス
ト曲エリアの1曲目の曲名データ及びリクエスト者デー
タを読み出し(ステップ174)、第13図に示すようにRAM
16内に形成された演奏順番エリアのt曲目にターミナル
番号データと共に書き込み(ステップ175)、変数tに
1を加算し(ステップ176)、また変数sに1を加算す
る(ステップ177)。2mリクエスト曲エリアにリクエス
ト曲名が書き込まれていない場合にはステップ177に直
ちに移行する。ステップ177の後、変数sがターミナル
数nより大であるか否かを判別し(ステップ178)、s
≦nならば、ステップ172に戻り、s>nならば、本ル
ーチンの処理を終了する。このリクエスト演奏順番決定
ルーチンの処理により演奏順番エリアに全部でt曲のリ
クエスト曲が演奏順に書き込まれる。なお、リクエスト
演奏順番決定ルーチンはリクエスト読み込みルーチンが
行なわれる毎に処理されるが、リクエスト演奏優先設定
ルーチンが割込み処理された後に続いて処理されるよう
にしても良い。また、s>nの場合に演奏順番エリアに
書き込まれたt曲が所定の曲数に満たないときには2m
クエスト曲エリアの2曲目の曲名データ及びリクエスト
者データを読み出して演奏順番エリアに書き込むように
しても良い。このようにすることにより、演奏順番をリ
クエスト順番にしたり、全くランダムな順番にしたり、
或いは所望の優先順位をつけた順番等の順番にすること
ができる。
次に、演奏ルーチンにおいては、第8図に示すように
先ず、キーボード17の演奏キーが操作されたか否かを判
別し(ステップ180)、演奏キーが操作された場合には
変数uを1に等しくし(ステップ181)、RAM16の演奏順
番エリアからu曲目のターミナル番号データ、曲名デー
タ及びリクエスト者データを読み出し(ステップ18
2)、オートチェンジディスクプレーヤ3に対して読み
出した曲名データを供給し(ステップ183)、また、読
み出したターミナル番号のターミナル部に対して曲名デ
ータ及びリクエスト者データを含む演奏開始指令データ
を出力する(ステップ184)。その演奏開始指令データ
は入出力インターフェース12から読み出したターミナル
番号のターミナル部に供給され、上記した如く供給され
たターミナル部においてはCRTモニタ27に次の演奏曲名
及びリクエスト者名が表示されてリクエスト者に対して
歌唱する準備を喚起させる。ステップ184の実行後、所
定時間経過したか否かを判別し(ステップ185)、所定
時間経過するまでの間はステップ184を実行する。この
所定時間はオートチェンジディスクプレーヤ3において
要求される演奏開始準備時間より長い時間である。所定
時間経過すると、オートチェンジディスクプレーヤ3に
対して演奏開始指令を発生し(ステップ186)、本ルー
チンを終了する。
ステップ180において演奏キーが操作されない場合に
はオートチェンジディスクプレーヤ3から演奏終了指令
が供給されたか否かを判別する(ステップ187)。演奏
終了指令が供給されたならば、ターミナル番号のターミ
ナル部に対して上記したメモリキャンセルデータを出力
すると共にRAM16内のターミナル番号のリクエスト曲エ
リアの1曲目を消去しかつ残りのリクエスト順全て1だ
け繰り上げて書き込み直す(ステップ188)。そして、
変数uに1を加算し(ステップ189)、その変数uが上
記の変数t、すなわち演奏順番エリアに記憶された曲数
より大であるか否かを判別する(ステップ190)。u≦
tならば、ステップ182に移行し、u>tならば、本ル
ーチンを終了してリクエスト演奏順番決定ルーチンに移
行する。なお、演奏したリクエスト曲は演奏順番と共に
補助記憶装置20に記憶されるようにしても良い。
オートチェンジディスクプレーヤ3においては、中央
制御部1から曲指定情報としての曲名データが供給され
ると、そのデータが示す曲を記録したディスクが所定の
格納位置から選択されて所定演奏位置にセットされ、ピ
ックアップ(図示せず)がレスト位置から指定のリクエ
スト曲の演奏位置に移動する。中央制御部1から演奏開
始指令が供給されると、ディスクが回転してピックアッ
プがディスクから曲音楽情報を例えば、光学的に読み出
し、再生処理回路(図示せず)において映像信号及び2
チャンネルのオーディオ信号が得られる。映像信号はCR
Tモニタ31に供給されてリクエスト曲の歌詞及び絵が映
し出され、オーディオ信号はアンプ32を介してスピーカ
装置33に供給されてリクエスト曲のメロディが流れる。
次いで、指定のリクエスト曲の演奏が終了すると、演奏
終了指令が中央制御部1に対して発生し、ディスクの回
転を停止しかつピックアップをレスト位置に戻し、そし
てディスクを所定の格納位置に戻すことが行なわれる。
ここで、使用されるディスクは画像情報に歌詞等の文
字情報が既に含まれて製造されたディスクだけでなく、
画像情報と文字情報とが独立して記録されたディスクも
使用可能である。後者のディスクを使用すると例えば、
演奏中の曲のリクエスト発信者が居るターミナル部には
歌詞情報のみ、或いは歌詞情報を含む画像情報を映像信
号として送り、他のターミナル部には歌詞情報が含まれ
ない映像情報を映像信号として送るような複雑な処理も
可能である。すなわち、ターミナル部毎に歌詞情報の
み、画像情報のみ、或いは歌詞情報と画像情報の両方の
いずれかを任意に中央制御部1から送って表示すること
ができる。
一方、要求データ送出ルーチンは、第9図(a),
(b)に示すように各要求指令が供給されると処理され
る割込みルーチンである。この要求データ送出ルーチン
においては、要求指令が供給されるとその要求指令がリ
クエスト演奏順リスト要求指令、演奏中の曲情報要求指
令、ジャンル別曲名リスト要求指令、アーティスト別曲
名リスト要求指令及び50音順別曲名リスト要求指令のい
ずれであるかを判別する(ステップ201〜205)。要求指
令がリクエスト演奏順リスト要求指令の場合には変数v
を変数uに等しくし(ステップ206)、RAM16内の演奏順
番エリアからv曲目の曲名データを読み出して要求した
ターミナル部に対してその曲名データを出力し(ステッ
プ207)、変数vに1を加算し(ステップ208)、その変
数vが数値tより大であるか否かを判別する(ステップ
209)。v≦tならば、ステップ207に移行し、v>tな
らば、本ルーチンを終了する。よって、現在演奏中の曲
名データを含む曲名データからなるリクエスト演奏順デ
ータが要求したターミナル部に供給されてそのターミナ
ル部のCRTモニタにリクエスト演奏順が表示される。
また、要求指令が演奏中の曲情報要求指令の場合には
RAM16内の演奏順番エリアからu曲目の曲名データを読
み出し(ステップ210)、この曲名データに対応する歌
詞等の曲内容データ読み出し指令を補助記憶装置20に対
して発生する(ステップ211)。要求指令が曲名リスト
要求指令の場合には、歌謡曲、演歌、ニューミュージッ
ク及びロックの各ジャンル別曲名リスト読み出し指令、
アーティスト別曲名リスト読み出し指令及び50音順別曲
名リスト読み出し指令を補助記憶装置20に対し発生する
(ステップ212〜214)。補助記憶装置20はこれら読み出
し指令に対して記録媒体から対応する曲内容データ又は
曲名リストデータを読み出して出力する。そこで、マイ
クロプロセッサ11は補助記憶装置20が曲内容データ又は
曲名リストデータを読み出して出力したか否かを判別し
(ステップ215)、データが読み出されて出力されたな
らば、そのデータを要求したターミナル部に対して中継
出力する(ステップ216)。この曲内容データ及び曲名
リストデータをターミナル部21〜2nに送出する場合には
制御信号によりデータの送出開始及び出力をターミナル
部21〜2nに知らせる。
画像用補助記憶装置20aは再生専用や記録及び消去可
能な記録媒体に対応しており、マイクロプロセッサ11の
指令に基づき随時各ターミナル部21〜2nのCRTモニタ27
又はCRTモニタ31に画像情報を送出する。これにより、
ターミナル部21〜2nからのリクエストに全て応答し終
り、リクエスト待ち状態にあるときや、オートチェンジ
ディスクプレーヤ3のディスク入れ換え等で若干の空き
時間が生じたときにコマーシャルメッセージを含む情報
(例えば、リクエスト受け付け中等の情報)や単なる背
景画像をCRTモニタ27又は31に映し出すことができる。
なお、上記した実施例においては、中央制御部1とタ
ーミナル部21〜2nとの間はケーブル等により接続されて
有線通信が行なわれるが、中央制御部1とターミナル部
21〜2nとの間にワイヤレス送受信機を互いに設けて無線
通信を行なっても良い。
また、中央制御部1においては、リクエストされた曲
毎のリクエスト頻度を算出したり、ターミナル毎のリク
エスト応答回数に対する課金を計算してその算出結果を
プリンタ19に印字出力したり、又は補助記憶装置20に記
憶させるするようにしても良い。
また、リクエスト者データはリクエスト発信者名その
ものでなくても良く、少なくともターミナル番号以上の
内容、例えば、アルファベットのA程度のものでも良
い。またリクエスト者データは特に必要なければ入力要
求をしないようにしても良い。
更に、上記した実施例においては、オートチェンジデ
ィスクプレーヤを用いるようにしたが、VTR等のテープ
プレーヤをも用いても良い。また、複数のオートチェン
ジディスクプレーヤを入出力インターフェース13に接続
して個別に動作させることも可能である。
また、上記した実施例では自動選曲演奏装置としての
動作を中央制御部1及びターミナル部21〜2nで分担した
場合について説明したが、各ターミナル部は例えば、タ
ーミナル部21の場合にはキーボード26、CRTモニタ27、
バーコードリーダ28とその入出力インターフェース23の
みとし、入出力インターフェース23と中央制御部1の入
出力インターフェース12とを接続して全ての動作を中央
制御部1のマイクロプロセッサ11の動作に従って行なう
集中制御型にしても良い。
発明の効果 以上の如く、本発明の自動選曲演奏装置においては、
各々が互いに独立して曲指定情報を受け入れる複数の端
末ユニットと、受け入れた曲指定情報を複数の端末ユニ
ットのそれぞれに対応させて記憶する記憶手段を備え、
中央制御手段が記憶手段から端末ユニット毎に所定数ず
つの曲指定情報を順次取り込んで取り込んだ曲指定情報
を順次演奏手段に供給し、その供給曲指定情報が示す曲
を演奏手段に演奏させる構成であるので、選曲リクエス
トが輻湊しようとも短時間で全てのリクエストを良好に
受け付けることができる。また、中央制御手段が演奏手
段において演奏中の曲情報を各端末ユニットに転送し、
端末ユニットは演奏中の曲情報に基づく表示を端末ユニ
ット毎の表示手段によって行なうので、端末ユニットに
おいて演奏中の曲の歌詞等の情報を容易に得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動選曲演奏装置の概略を示すブ
ロック図、第2図〜第4図はターミナル部のマイクロプ
ロセッサの動作を示すフロー図、第5図〜第9図は中央
制御部のマイクロプロセッサの動作を示すフロー図、第
10図はターミナル部側のリクエスト曲エリアを示す図、
第11図は指定ターミナルエリアを示す図、第12図は演奏
優先順位エリアを示す図、第13図は演奏順番エリアを示
す図である。 主要部分の符号の説明 1……中央制御部 21〜2n……ターミナル部 3……オートチェンジディスクプレーヤ 11,21……マイクロプロセッサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の曲を記録した記録媒体を保持し曲指
    定情報によって指定された曲を選択して演奏する単一の
    演奏手段と、 各々が互いに独立しており前記記録媒体に記録された曲
    を指定するための曲指定情報を受け入れる複数の端末ユ
    ニットと、 前記受け入れた曲指定情報を前記複数の端末ユニットの
    それぞれに対応させて記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から前記端末ユニット毎に所定数ずつの曲
    指定情報を順次取り込んで取り込んだ曲指定情報を順次
    前記演奏手段に供給し、その供給曲指定情報が示す曲を
    前記演奏手段に演奏させる中央制御手段と、 前記端末ユニット毎に設けられた表示手段と、を含み、 前記複数の端末ユニット各々は操作に応じて曲情報要求
    指令を前記中央制御手段に対して発生し、 前記中央制御手段は前記演奏手段による演奏中における
    前記複数の端末ユニットのいずれか1からの曲情報要求
    指令に応じて前記演奏手段において演奏中の曲情報を当
    該1の端末ユニットに転送し、前記1の端末ユニットは
    転送された前記演奏中の曲情報に基づく表示を前記表示
    手段によって行なうことを特徴とする自動選曲演奏装
    置。
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Priority Applications (2)

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US07/366,896 US5157643A (en) 1988-11-18 1989-06-15 Automatic tune selection and playback apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6085482A (ja) * 1983-10-14 1985-05-14 Nippon Columbia Co Ltd カセツトテ−プの自動選曲装置
JPS6318589A (ja) * 1986-07-09 1988-01-26 Uesuton Kk 録画再生システム及びその装置

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