JPH0679427B2 - 自動選曲演奏装置 - Google Patents

自動選曲演奏装置

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JPH0679427B2
JPH0679427B2 JP1008387A JP838789A JPH0679427B2 JP H0679427 B2 JPH0679427 B2 JP H0679427B2 JP 1008387 A JP1008387 A JP 1008387A JP 838789 A JP838789 A JP 838789A JP H0679427 B2 JPH0679427 B2 JP H0679427B2
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茂 木下
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は複数の曲を記録した記録媒体を保持して曲指定
指令によって指定された曲を選択して演奏する自動選曲
演奏装置に関する。
背景技術 従来の自動選曲演奏装置において、所望の演奏さるべき
曲を示す情報すなわち曲指定指令を与える場合、備え付
けの数字或いはアルファベットの付されたスイッチ群す
なわちキーボードのいずれかのキーを操作して曲指定指
令を入力している。
かかるキーボードを用いて順次入力する場合、多数の曲
指定すなわちリクエストが輻湊すると、入力に時間がか
かってリクエスト発信者の不満を呼んだり順番がリクエ
ストの発生順にならなかったりして不公平を生ずる恐れ
もある。従って、複数の端末ユニットを設けて各端末ユ
ニットから曲指定指令を入力して中央制御部において各
端末ユニットから曲指定指令を受け入れて受け入れ順に
自動的に演奏できるようにした装置が提案されている。
しかしながら、単に各端末ユニットからの曲指定指令の
受け入れ順に自動的に演奏を行なうと、リクエスト頻度
が低いリクエスト発信者が使用している端末ユニットか
らのリクエストも他のリクエスト頻度が高いリクエスト
発信者が使用している端末ユニットからのリクエストと
同様に取り扱うことになり、リクエスト頻度が高いリク
エスト発信者が使用している端末ユニットからのリクエ
ストに偏った演奏となるという問題が考えられる。
発明の概要 そこで、本発明の目的は、リクエスト頻度が低いリクエ
スト発信者が使用している端末ユニットからのリクエス
トも他のリクエスト頻度が高いリクエスト発信者が使用
している端末ユニットからのリクエストと同様に取り扱
わないことができる自動選曲演奏装置を提供することで
ある。
本発明の自動選曲演奏装置は、複数の曲を記録した記録
媒体を保持し曲指定指令によって指定された曲を選択し
て演奏する演奏手段と、各々が互いに独立して曲指定指
令を受け入れかつこれを記憶する複数の端末ユニット
と、該端末ユニットに記憶された曲指定指令を各端末ユ
ニットに対応させて順次取り込んで演奏順番を定めてそ
の演奏順番に従って取り込んだ曲指定指令を演奏手段に
供給する中央制御手段とを含み、中央制御手段が曲指定
指令の発生頻度が小なる端末ユニットからの曲指定指令
を優先して演奏順番を設定することを特徴としている。
実施例 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
第1図は本発明による自動選曲演奏装置の概略構成を示
している。この自動選曲演奏装置は中央制御部1、複数
のターミナル部21〜2n(nは例えば、16)及び複数のデ
ィスクを備えたオートチェンジディスクプレーヤ3から
なる。中央制御部1はプログラムに従ってディジタル演
算処理を行なうマイクロプロセッサ11、入出力インター
フェース12,13,14、プログラムが予め書き込まれたROM1
5、リクエスト曲エリア、指定ターミナルエリア、演奏
優先順位エリア、演奏順番エリア等の記憶エリアを有す
るRAM16、キーボード17、CRTモニタ18、プリンタ19及び
フロッピーディスクドライバ又はCD−ROMドライバ等の
補助記憶装置20及びビデオディスクプレーヤ又はVTR等
の映像用補助記憶装置20aを備えており、マイクロプロ
セッサ11と入出力インターフェース12,13,14、ROM15及
びRAM16とはデータバス10の他にアドレスバス及び制御
信号バス(共に図示せず)によって互いに接続されてい
る。キーボード17、CRTモニタ18、プリンタ10、補助記
憶装置20及び映像用補助記憶装置20aは入出力インター
フェース14に接続されている。キーボード17には演奏キ
ー、数字キー、文字キー、設定キー、CRTモニタ18の画
面上のカーソル移動用の矢印キー(共に図示せず)等の
キーが設けられている。補助記憶装置20は各種の曲名リ
ストや歌詞等の曲内容データを記憶したフロッピーディ
スク又はCD−ROM等の記憶媒体からデータを読み出した
り、オートチェンジディスクプレーヤ3において実際に
演奏した曲名、曲毎の演奏回数等の使用データを記録媒
体に記憶させるために用いられる。映像用補助記憶装置
20aはオートチェンジディスクプレーヤ3によるリクエ
スト用の画像情報以外のコマーシャル等の画像情報の記
憶装置である。入出力インターフェース12はデータの入
出力のためにマイクロプロセッサ11からの指令に応じて
ターミナル部21〜2nのいずれか1つ又は複数を選択する
マルチプレクサ機能を有する。
一方、端末ユニットとしてのターミナル部21〜2nは入出
力インターフェース12の対応する入出力ポートに接続さ
れている。ターミナル部21はプログラムに従ってディジ
タル演算処理を行なうマイクロプロセッサ21、入出力イ
ンターフェース22,23、プログラムが予め書き込まれたR
OM24、リクエスト曲エリア等の記憶エリアを有するRAM2
5、キーボード26、小型のCRTモニタ27及びバーコードリ
ーダ28からなる。マイクロプロセッサ21と入出力インタ
ーフェース22,23、ROM24及びRAM25とはデータバス29、
アドレスバス及び制御信号バス(共に図示せず)によっ
て互いに接続されている。キーボード26、CRTモニタ27
及びバーコードリーダ28は入出力インターフェース23に
接続されている。キーボード26にはアルファベット或い
はカタカナの文字キー、数字キー、選曲キー、曲名リス
ト要求キー、リクエスト表示キー、CRTモニタ27の画面
上のカーソル移動用の矢印キー及びキャンセルキー(共
に図示せず)等のキーが設けられている。入出力インタ
ーフェース23内にはCRTモニタ27の映像或いは文字表示
数分のビデオRAM(図示せず)が備えられており、ビデ
オRAMの内容に応じた映像信号がCRTモニタ27に供給さ
れ、マイクロプロセッサ21からの表示データに従ってビ
デオRAMの内容が変更される。ターミナル部22〜2nもタ
ーミナル部21と同様に構成されている。なお、ターミナ
ル部21〜2nはこの自動選曲演奏装置の設置室内の各テー
ブル毎に1つずつ更には設置室以外の別の場所に設けら
れるものである。また、CRTモニタ18,27及び後述のCRT
モニタ31の代りに液晶表示器等を用いた表示装置でも良
いことは明らかである。
オートチェンジディスクプレーヤ3は入出力インターフ
ェース13に接続されており、マイクロプロセッサ11から
入出力インターフェース13を介して供給される各指令に
従ってディスク選択、曲選択、演奏等の動作を行なう。
オートチェンジディスクプレーヤ3から出力されるディ
スクの演奏による映像信号は大型のCRTモニタ31に供給
され、その映像信号と同時に出力されるオーディオ信号
はアンプ32を介してスピーカ装置33に供給される。
かかる構成の自動選曲演奏装置においては、各ターミナ
ル部21〜2nではリクエスト曲すなわち指定曲情報を受け
付けてそれを順番にRAM25に記憶する。一方、中央制御
部1では各ターミナル部21〜2nにおけるRAM25に記憶さ
れたリクエスト曲を所定の順番に入力して後述する方法
により演奏順番を定めてその演奏順番に従ってオートチ
ェンジディスクプレーヤ3を制御してリクエストに対応
する。また、後述する方法により各ターミナル部21〜2n
からの曲名リスト等の情報要求に従って中央制御部1が
その情報を要求したターミナル部に供給して表示させる
ことが行なわれる。
次に、ターミナル部21の動作をマイクロプロセッサ21の
動作フローに従って説明する。マイクロプロセッサ21は
操作入力ルーチン及びデータ読み取り表示ルーチンを繰
り返し実行する。操作入力ルーチンにおいては、第2図
(a)〜(c)に示すように先ず、キーボード26のキー
操作があったか否かを判別する(ステップ51)。キー操
作があった場合にはそれがデータ表示要求キーの操作で
あるか否かを判別する(ステップ52)。データ表示要求
キーの操作でない場合には文字キーの操作であったか否
かを判別する(ステップ53)。文字キーの操作でないな
らば、選択キーの操作であるか否かを判別し(ステップ
54)、選択キーの操作でない場合には更にリクエスト表
示キーの操作か否かを判別する(ステップ55)。
例えば、キーボード26のキー操作があるとそのキーに対
応する予め定められたコードが入出力インターフェース
23内の入力バッファ(図示せず)にキー操作順にコード
が保持されるので、このコードから操作されたキーがい
ずれのキーであるか判別することができる。従って、そ
の操作されたキーがデータ表示要求キーならば、データ
分類指定要求をするために所定のデータ分類表示データ
を入出力インターフェース23に出力する(ステップ5
7)。入出力インターフェース23は所定のデータ分類表
示データに応じた映像信号をCRTモニタ27に供給し、CRT
モニタ27画面上に「1.曲名リスト」、「2.演奏中の曲情
報」及び「3.リクエスト演奏順」のいずれを指定するか
が表示される。また、これらのうちからカーソル移動用
の矢印キーの操作によりいずれか1つを選択して選択キ
ーを操作する旨の表示も同時に行なわれる。よって、選
択キーが操作されたか否かを判別し(ステップ58)、選
択キーが操作されたならばカーソル位置に対応する内容
を読み込み(ステップ59)、曲名リスト、演奏中の曲情
報及びリクエスト演奏順のうちのいずれが選択されたか
否かを判別する(ステップ60〜62)。曲名にリストが選
択された場合にはステップ65に移行する。演奏中の曲情
報が選択された場合には演奏中の曲情報要求指令を発生
し(ステップ63)、リクエスト演奏順が選択された場合
にはリクエスト演奏順リスト要求指令を発生する(ステ
ップ64)。なお、ここでいうリクエスト演奏順はこれか
ら演奏されるリクエスト曲の順番であり、既に演奏し終
ったリクエスト曲の順番は含まない。また、データ分類
としては上記した曲名リスト等に限らず、他にリクエス
ト曲のトップテン等のデータ分類も考えられる。
曲名リストが選択された場合にはリスト分類指定要求を
するために所定のリスト分類表示データを入出力インタ
ーフェース23に出力する(ステップ65)。入出力インタ
ーフェース23は所定のリスト分類表示データに応じた映
像信号をCRTモニタ27に供給し、CRTモニタ27画面上に
「1.ジャンル別」、「2.アーティスト別」、「3.50音順
別」又は「4.キャンセル」のいずれを指定するかが表示
される。また、これらのうちからカーソル移動用の矢印
キーの操作によりいずれか1つを選択して選択キーを操
作する旨の表示も同時に行なわれる。よって、選択キー
が操作されたか否かを判別し(ステップ66)、選択キー
が操作されたならばカーソル位置に対応する内容を読み
込み(ステップ67)、ジャンル別、アーティスト別、50
音順別及びキャンセルのうちのいずれが選択されたか否
かを判別する(ステップ68〜70)。ジャンル別が選択さ
れた場合にはジャンル分類指定要求をするために所定の
ジャンル分類表示データを入出力インターフェース23に
出力する(ステップ71)。入出力インターフェース23は
所定のジャンル分類表示データに応じた映像信号をCRT
モニタ27に供給し、CRTモニタ27画面上に「1.歌謡
曲」、「2.演歌」、「3.ニューミュージック」又は「4.
ロック」のいずれを指定するかが表示される。また、こ
れらのうちからカーソル移動用の矢印キーの操作により
いずれか1つを選択して選曲キーを操作する旨の表示も
同時に行なわれる。よって、選択キーが操作されたか否
かを判別し(ステップ72)、選択キーが操作されたなら
ばカーソル位置に対応する内容を読み込み(ステップ7
3)、歌謡曲、演歌、ニューミュージック及びロックの
うちのいずれが選択されたか否かを判別する(ステップ
74〜77)。それらの判別結果に応じて歌謡曲、演歌、ニ
ューミュージック及びロックのいずれか1つのジャンル
の曲名リスト要求指令を発生する(ステップ78〜81)。
アーティスト別が選択された場合にはアーティスト別曲
名リスト要求指令を発生し(ステップ82)、50音順別が
選択された場合には50音順別曲名リスト要求指令を発生
し(ステップ83)、それ以外、すなわちキャンセルの場
合には画面消去指令を発生する(ステップ84)。各曲名
リスト要求指令は入出力インターフェース22を介して入
出力インターフェース12に出力され、後述の中央制御部
1内のマイクロプロセッサ11の割込み動作において読み
取られる。画面消去指令は入出力インターフェース23に
出力されCRTモニタ27の画面上の表示が全て消去され
る。
なお、アーティスト別の場合にはアーティストを指定す
る文字キーの操作入力を要求してその指定されたアーテ
ィストの曲名リスト要求指令を発生するようにしても良
い。また、50音順別の場合には「あ、い、う……」のう
ちのいずれを指定するかを要求してその指定された音の
曲名リスト要求指令を発生するようにしても良い。
また、ジャンル別としては上記した歌謡曲等に限らず他
にタンゴ、シャンソン、ジャズ等が考えられる。
ステップ66において選択キーが操作されないならば、キ
ャンセルキーが操作されたか否かを判別する(ステップ
85)。キャンセルキーが操作されたならば、ステップ84
に移行し、キャンセルキーが操作されないならば、ステ
ップ66に移行して選択キーの操作を判別する。これはス
テップ89及び90においても同様である。なお、キャンセ
ルが指定されたり、キャンセルキーが操作された場合に
はステップ57に戻っても良い。
ステップ53において文字キーが操作された場合には入出
力インターフェース23内の入力バッファのコードを読み
込み(ステップ87)、CRTモニタ27に入力文字を表示す
べく表示データを入出力インターフェース22に出力する
(ステップ88)。よって、キーボード26の文字キーを操
作する毎にCRTモニタ27の画面上の所定位置から順番に
その操作文字キーに対応する文字が表示される。
ステップ54において選択キーが操作されたと判別した場
合には曲名リスト表示中か否かを判別する(ステップ9
1)。曲名リスト表示中の場合には現在のCRTモニタ27の
画面上のカーソル位置における曲名が選曲されたとして
その曲名データを読み取り(ステップ92)、曲指定発信
者情報としてのリクエスト者名の入力を要求する表示デ
ータを入出力インターフェース22に出力し(ステップ9
3)、リクエスト者名の入力があったか否かを判別する
(ステップ94)。よって、CRTモニタ27の画面上の例え
ば、曲名リスト表示部分以外の部分、或いはウインドウ
により「リクエスト者名?」が表示され、リクエスト者
名の入力がユーザに対して要求されるので、ユーザは文
字キーでリクエスト者名を入力して最後に選択キーを操
作する。なお、この操作した文字キーに対応する文字が
ステップ88と同様にCRTモニタ27の画面に表示され、最
後の選択キーの操作により上記の「リクエスト者名?」
の表示と共に消去される。リクエスト者名の入力があっ
たならば、そのリクエスト者名をリクエスト者データと
して読み込み(ステップ95)、第9図に示すようにRAM2
5内に形成されたリクエスト曲エリアに順番にその読み
込んだ曲名データ及びリクエスト者データを記憶させる
(ステップ96)。曲名リスト表示中でない場合には入力
バッファに文字コード列が保持されているか否かを判別
し(ステップ99)、文字キーの操作により文字コード列
が保持されているならばその文字コード列を曲名データ
として読み取り(ステップ100)、ステップ93に進んでR
AM25内に形成されたリクエスト曲エリアにその読み込ん
だ曲名データ及びリクエスト者データを記憶させる。ま
た、このリクエスト曲エリアには第9図に示すように書
き込まれた曲名データ及びリクエスト者データが中央制
御部1によって読み出されたことを示す読み出し完了デ
ータを記憶するエリアも設けられている。
ステップ55においてリクエスト表示キーが操作されたと
判別した場合にはRAM25内のリクエスト曲エリアにおけ
る1曲目から順に記憶された曲名データDA1,DA2…を全
て読み出し(ステップ97)、その読み出した各曲名デー
タに対応する表示データを入出力インターフェース23に
出力する(ステップ98)。これによりCRTモニタ27の画
面上に現在リクエスト中の曲名がリクエスト順に表示さ
れる。
一方、ステップ51においてキーボード26のキー操作がな
かった場合には、バーコード入力があったか否かを判別
する(ステップ101)。バーコードリーダ28はカラオケ
等の曲名リストブックに曲名毎に印刷された、或いはCR
Tモニタ27の画面上に曲名リストの曲名と共に表示され
たバーコードを読み取り、その読み取られたバーコード
は入出力インターフェース23の上記のキーボード26用の
入力バッファとは別のバーコード入力バッファ(図示せ
ず)に保持される。バーコード入力があった場合にはバ
ーコード入力バッファからバーコードを曲名データとし
て読み取り(ステップ102)、ステップ93に進んでRAM25
内に形成されたリクエスト曲エリアにその読み込んだ曲
名データを記憶させる。
なお、矢印キーによるカーソル移動動作は他のルーチン
において矢印キーの操作に応じて制御される。
次に、データ読み取り表示ルーチンにおいて、第3図に
示すようにマイクロプロセッサ21は先ず、データが中央
制御部1から供給されたか否かを判別する(ステップ11
1)。データが中央制御部1から供給された場合にはそ
れを読み込み(ステップ112)、読み込んだデータが曲
名リストデータ、演奏中の曲内容データ、リクエスト演
奏順データ及びメモリキャンセルデータのうちのいずれ
であるか否かを判別する(ステップ113〜116)。曲名リ
ストデータならば、RAMの所定のエリアに記憶させ(ス
テップ117)、曲名リストをCRTモニタ27に表示させるた
めに曲名リストデータを表示データとして入出力インタ
ーフェース23に出力する(ステップ118)。これによりC
RTモニタ27には要求した曲名リストが表示され、このと
き矢印キーの操作により曲名リストをスクロールして表
示させることができる。演奏中の曲内容データの場合に
はその演奏中の曲内容データを表示データとして入出力
インターフェース23に出力する(ステップ119)。これ
によりCRTモニタ27には演奏中の曲の歌詞や映像等が表
示される。リクエスト演奏順データの場合にはそのリク
エスト演奏順データを表示データとして入出力インター
フェース23に出力する(ステップ120)。これによりCRT
モニタ27には現在のリクエスト演奏順が表示される。一
方、メモリキャンセルデータの場合にはリクエストに応
じて演奏されたためにRAM25のリクエスト曲エリアの1
曲目を消去しかつ残りのリクエスト順を全て1だけ繰り
上げて書き込み直す(ステップ121)。すなわち、曲名
データDA1、リクエスト者データDB1及び読み出し完了デ
ータDC1を消去し、DA2をDA1に、DB2をDB1に、またDC2
DC1にするようにリクエスト順を繰り上げるのである。
マイクロプロセッサ21は後述のリクエスト読み出し指令
が中央制御部1から供給されると、現在処理中のルーチ
ンの処理動作を停止して、割込みルーチンの処理に移行
する。この割込みルーチンにおいては、第4図に示すよ
うに変数gを1に設定し(ステップ131)、RAM25内のリ
クエスト曲エリアのg番目に曲名データが記憶されてい
るか否かを判別し(ステップ132)、リクエスト曲エリ
アに曲名データが記憶されていない場合には無リクエス
トデータを中央制御部1に供給すべく入出力インタフェ
ース22に出力する(ステップ133)。リクエスト曲エリ
アのg番目に曲名データが記憶されている場合にはその
曲名データが既に読み出されたか否かを判別する(ステ
ップ134)。既に読み出された場合には後述のステップ1
38においてリクエスト曲エリアの読み出し完了データDC
gが1に設定されるので、DCg=0ならば、初期設定され
たままであり、まだ読み出されていないと判別される。
DCg=1ならば読み出されたので、変数gに1を加算し
(ステップ135)、ステップ132に移行する。DCg=0な
らば、リクエスト曲エリアのg番目から順番に曲名デー
タ及びリクエスト者データを読み出し(ステップ13
6)、その読み出した曲名データ及びリクエスト者デー
タをターミナル番号データと共に1リクエストデータと
して中央制御部1に供給すべく順次入出力インタフェー
ス22に出力する(ステップ137)。そして、リクエスト
曲エリアの読み出し完了データDCgを1に設定する(ス
テップ138)。
なお、ターミナル部21の動作について説明したが、ター
ミナル部22〜2nにおいてもターミナル部21と同様の動作
が行なわれる。
次に、中央制御部1の動作をマイクロプロセッサ11の動
作フローに従って説明する。マイクロプロセッサ11はリ
クエスト読み込みルーチン、リクエスト演奏優先設定ル
ーチン、リクエスト演奏順番決定ルーチン、演奏ルーチ
ン及び要求データ送出ルーチン等のルーチンを繰り返し
実行する。先ず、所定周期毎に実行されるリクエスト読
み込みルーチンにおいては、第5図に示すように先ず、
変数mを1に等しくし(ステップ143)、ターミナル部2
mが使用中であるか否かを判別する(ステップ144)。こ
の使用中とは例えば、ターミナル部2mが電源オンの状態
を言い、各ターミナル部21〜2nの使用中か非使用中かは
中央制御部1において例えば、ユーザによってキー操作
等により設定される。ターミナル部2mが使用中ならば、
ターミナル部2mに対してリクエスト読み出し指令を発生
する(ステップ145)。リクエスト読み出し指令は入出
力インターフェース12に供給されて制御信号により入出
力インターフェース12からターミナル部2mの入出力イン
ターフェース(ターミナル部21の場合、入出力インター
フェース22)に供給される。リクエスト読み出し指令の
発生後、ターミナル番号データ、曲名データ及びリクエ
スト者データからなるリクエストデータがターミナル部
2mから供給されたか否かを判別し(ステップ146)、リ
クエストデータが供給されたならば、そのリクエストデ
ータを読み込み(ステップ147)、RAM16内のリクエスト
データエリア(第10図)にターミナル番号データAt、曲
名データBt及びリクエスト者データCtとして書き込む
(ステップ148)。ここで、tは読み込み順番を示す変
数であり、電源投入時に1に初期化される。そして今回
以前のt−h番目前までの期間にターミナル部2mからリ
クエストデータを読み込んだか否かを判別する(ステッ
プ149)。kは所定値であり、例えば、10である。t−
k番前までの期間にターミナル部2mからリクエストデー
タを読み込んでいる場合には読み込み頻度データDtを0
とし(ステップ150)、ターミナル部2mからリクエスト
データを読み込んでいない場合には読み込み頻度データ
Dtを1とする(ステップ151)。読み込み頻度データDt
は第10図に示すようにリクエストデータエリアにターミ
ナル番号データAt、曲名データBt及びリクエスト者デー
タCtと共に書き込まれる。読み込み頻度データDtを得た
後、変数tに1を加算し(ステップ152)、変数mに1
を加算する(ステップ153)。一方、リクエストデータ
がターミナル部2mから供給されない場合には無リクエス
トデータが供給されたか否かを判別し(ステップ15
4)、無リクエストデータが供給されたならばステップ1
53に進む。また、ステップ144においてターミナル部2m
が非使用中と判別した場合にもステップ153に進む。ス
テップ153において変数mに1を加算した後、その変数
mがターミナル数nより大であるか否かを判別し(ステ
ップ155)、m≦nならば、ステップ144移行し、m>n
ならば、本ルーチンを終了する。このリクエスト読み込
みルーチンの処理により、各ターミナル部21〜2nでリク
エストをしたならば、読み込み順にRAM16内のリクエス
トデータエリアにターミナル番号、リクエスト曲名、リ
クエスト者名及び読み込み頻度の大小がデータとして書
き込まれる。
なお、ターミナル部2mが使用中か否かの判別をしない
で、リクエスト読み出し指令に対してリクエストデータ
が供給されて来ないで応答がない場合にはターミナル部
2mが非使用中とするようにしても良い。
リクエスト演奏順番決定ルーチンにおいては、第6図に
示すように先ず、変数sの値に変数qを等しくし(ステ
ップ171)、また変数rの値に変数pを等しくさせる
(ステップ172)。変数s,rは共に電源投入時に初期値1
に設定される。ステップ171における変数sは前回の本
ルーチン処理までにリクエストデータエリアの演奏順番
を定めたリクエストデータ番数に1を加算した値を示
す。ステップ172における変数rは前回の本ルーチン処
理で定めた演奏順番の最終番数に1を加算した値を示
す。変数q及びpの設定後、リクエストデータエリアの
s番目にデータが書き込まれているか否かを判別し(ス
テップ173)、s番目にデータが書き込まれているなら
ば、リクエストデータエリアのs番目の読み込み頻度デ
ータDsを読み出してその読み込み頻度データDsが1に等
しいか否かを判別する(ステップ174)。Ds=1なら
ば、リクエスト頻度の比較的低いターミナル部からのリ
クエストデータであるので優先してリクエストに応ずる
ために、リクエストデータエリアのs番目からターミナ
ル番号データAs、曲名データBs及びリクエスト者データ
Csを読み出し(ステップ175)、RAM16内に形成された演
奏順番エリア(第12図)のr番目にターミナル番号デー
タAs、曲名データBs及びリクエスト者データCsを書き込
む(ステップ176)。その後、変数rに1を加算し(ス
テップ177)、変数sに1を加算する(ステップ178)。
一方、Ds=0ならば、リクエスト頻度の比較的高いター
ミナル部からのリクエストデータであるのでリクエスト
頻度の低いターミナル部からのリクエストデータを探し
出すためにステップ178に移行する。ステップ178の実行
後、変数sから変数qを差し引いた値が所定値x以上で
あるか否かを判別する(ステップ179)。所定値xは本
ルーチンを一回処理する毎に演奏順番を決定すべき最大
リクエスト数を示している。s−q<xならば、ステッ
プ173に戻り、s−q≧xならば、リクエスト頻度の比
較的低いターミナル部からのリクエストに対する演奏順
番を定めたので、リクエスト頻度の比較的高いターミナ
ル部からのリクエストデータの演奏順番を定めるために
ステップ180に移行する。また、ステップ173において、
リクエストデータエリアのs番目にデータが書き込まれ
ていないと判別した場合には、リクエストがsの数以上
読み込まれていないので、この場合もステップ180に移
行する。
ステップ180においては変数sを変数qに等しくし、そ
してステップ181〜186に進む。このステップ181〜186は
リクエスト頻度の比較的高いターミナル部からのリクエ
ストデータを見つけだして演奏順番を定めており、その
他はステップ173〜178と同様である。
ステップ186の実行後、変数rから変数pを差し引いた
値が所定値x以上であるか否かを判別する(ステップ18
7)。r−p<xならば、ステップ181に戻り、r−p≧
xならば、本ルーチンの処理を終了する。ステップ181
において、リクエストデータエリアのs番目にデータが
書き込まれていないと判別した場合には、リクエストが
sの数以上読み込まれていないので、本ルーチンの処理
を終了する。このリクエスト演奏順番決定ルーチンの処
理により例えば、第11図に示すように演奏順番エリアに
はターミナル番号データ、曲名データ及びリクエスト者
データがリクエスト頻度が比較的低いターミナル部から
書き込まれる。
次に、演奏ルーチンにおいては、第7図に示すように先
ず、変数rが変数uより大であるか否かを判別する(ス
テップ200)。変数rは演奏順番が決定されたリクエス
ト数を示し、変数uは演奏順番に従って演奏したリクエ
スト数を示すので、r≦uならば、演奏が済んでいない
演奏順番待ちのリクエストはないので、後述の変数vを
1に設定して(ステップ201)本ルーチンの実行を終了
する。一方、r>uならば、演奏が済んでいない演奏順
番待ちのリクエストがあるで、フラグF1が1に等しいか
否かを判別する(ステップ202)。F1=0ならば、演奏
中でないことを示すので、RAM16の演奏順番エリアから
u曲目のターミナル番号データAu、曲名データBu及びリ
クエスト者データCuを読み出し(ステップ203)、オー
トチェンジディスクプレーヤ3に対して読み出した曲名
データBuを供給し(ステップ204)、また、読み出した
ターミナル番号データAuのターミナル部に対して曲名デ
ータBu及びリクエスト者データCuを含む演奏開始指令デ
ータを出力する(ステップ205)。その演奏開始指令デ
ータは入出力インターフェース12から読み出したターミ
ナル番号Auのターミナル部に供給され、上記した如く供
給されたターミナル部においてはCRTモニタ27に次の演
奏曲名及びリクエスト者名が表示されてリクエスト者に
対して歌唱する準備を喚起させる。ステップ205の実行
後、所定時間T1経過したか否かを判別し(ステップ20
6)、所定時間T1経過するまでの間はステップ205を実行
する。この所定時間T1はオートチェンジディスクプレー
ヤ3において要求される演奏開始準備時間より長い時間
である。所定時間T1経過すると、オートチェンジディス
クプレーヤ3に対して演奏開始指令を発生し(ステップ
207)、演奏を開始させたことを示すためにフラグF1
1に等しくし(ステップ208)、本ルーチンを終了す
る。
ステップ202においてF1=1ならば、演奏が開始された
後であるので、バックグランドミュージックの演奏中か
否かを示すフラグF2が1に等しいか否かを判別する(ス
テップ209)。F2=0ならば、リクエスト曲の演奏が開
始された後であり、オートチェンジディスクプレーヤ3
から演奏終了指令が供給されたか否かを判別する(ステ
ップ210)。演奏終了指令が供給されたならば、ターミ
ナル番号のターミナル部に対して上記したメモリキャン
セルデータを出力する(ステップ211)。そして、変数
uに1を加算し(ステップ212)、演奏が終了したので
フラグF1を0にリセットし(ステップ213)、変数vに
1を加算し(ステップ214)、その変数vが所定値yよ
り大であるか否かを判別する(ステップ215)。変数v
は所定値yを係数するための変数であり電源投入時又は
ステップ218において初期値1に設定され、所定値yは
リクエストに応答して連続して演奏する曲数を示す。v
≦yならば、ステップ200に移行し、v>yならば、リ
クエスト曲を所定値yだけ連続して演奏したので、所定
時間T2の間は休憩するためにバックグランドミュージッ
ク演奏開始指令をオートチェンジディスクプレーヤ3に
対して発生する(ステップ216)。そして、バックグラ
ンドミュージックの演奏を開始したことを示すためにフ
ラグF1及びF2を1にセットし(ステップ217)、変数v
を1に等しくし(ステップ218)、本ルーチンの実行を
終了する。
ステップ209において、F2=1ならば、バックグランド
ミュージックの演奏中であるので、所定時間T2の時間だ
けバックグランドミュージックを演奏したか否かを判別
し(ステップ219)、所定時間T2の時間だけバックグラ
ンドミュージックを演奏した場合にはバックグランドミ
ュージック演奏中止指令をオートチェンジディスクプレ
ーヤ3に対して発生し(ステップ220)、フラグF1及びF
2を0にリセットして(ステップ221)、リクエストに応
答するためにステップ200に移行する。
なお、演奏したリクエスト曲は演奏順番と共に補助記憶
装置20に記憶されるようにしても良い。
オートチェンジディスクプレーヤ3においては、中央制
御部1から曲指定指令としての曲名データが供給される
と、そのデータが示す曲を記録したディスクが所定の格
納位置から選択されて所定演奏位置にセットされ、ピッ
クアップ(図示せず)がレスト位置から指定のリクエス
ト曲の演奏位置に移動する。中央制御部1から演奏開始
指令が供給されると、ディスクが回転してピックアップ
がディスクから曲音楽情報を例えば、光学的に読み出
し、再生処理回路(図示せず)において映像信号及び2
チャンネルのオーディオ信号が得られる。映像信号はCR
Tモニタ31に供給されてリクエスト曲の歌詞及び絵が映
し出され、オーディオ信号はアンプ32を介してスピーカ
装置33に供給されてリクエスト曲のメロディが流れる。
次いで、指定のリクエスト曲の演奏が終了すると、演奏
終了指令が中央制御部1に対して発生し、ディスクの回
転を停止しかつピックアップをレスト位置に戻し、そし
てディスクを所定の格納位置を戻すことが行なわれる。
また、中央制御部1からバックグランドミュージック演
奏開始指令が供給されると、所定のディスクが選択され
て所定演奏位置にセットされ、ピックアップがレスト位
置から曲の演奏位置にランダムに移動してバックグラン
ドミュージック演奏が開始され、バックグランドミュー
ジック演奏中止指令が供給されると、リクエスト曲の演
奏の終了と同様にディスクの回転を停止しかつピックア
ップをレスト位置に戻し、そしてディスクを所定の格納
位置に戻すことが行なわれる。
ここで、使用されるディスクは画像情報に歌詞等の文字
情報が既に含まれて製造されたディスクだけでなく、画
像情報と文字情報とが独立して記録されたディスクも使
用可能である。後者のディスクを使用すると例えば、演
奏中の曲のリクエスト発信者が居るターミナル部には歌
詞情報のみ、或いは歌詞情報を含む画像情報を映像信号
として送り、他のターミナル部には歌詞情報が含まれな
い映像情報を映像信号として送るような複雑な処理も可
能である。すなわち、ターミナル部毎に歌詞情報のみ、
画像情報のみ、或いは歌詞情報と画像情報の両方のいず
れかを任意に中央制御部1から送って表示することがで
きる。
一方、要求データ送出ルーチンは、第8図(a),
(b)に示すように各要求指令が供給されると処理され
る割込みルーチンである。この要求データ送出ルーチン
においては、要求指令が供給されるとその要求指令がリ
クエスト演奏順リスト要求指令、演奏中の曲情報要求指
令、ジャンル別曲名リスト要求指令、アーティスト別曲
名リスト要求指令及び50音順別曲名リスト要求指令のい
ずれであるかを判別する(ステップ231〜235)。要求指
令がリクエスト演奏順リスト要求指令の場合には変数i
を変数uに等しくし(ステップ236)、RAM16内の演奏順
番エリアからi曲目の曲名データを読み出して要求した
ターミナル部に対してその曲名データを出力し(ステッ
プ237)、変数iに1を加算し(ステップ238)、その変
数iが所定値zより大であるか否かを判別する(ステッ
プ239)。i≦zならば、ステップ237に移行し、i>z
ならば、本ルーチンを終了する。よって、現在演奏中の
曲名データを含むz数の曲名データからなるリクエスト
演奏順データが要求したターミナル部に供給されてその
ターミナル部のCRTモニタにリクエスト演奏順が表示さ
れる。
また、要求指令が演奏中の曲情報要求指令の場合にはRA
M16内の演奏順番エリアからu曲目の曲名データを読み
出し(ステップ240)、この曲名データに対応する歌詞
等の曲内容データ読み出し指令を補助記憶装置20に対し
て発生する(ステップ241)。要求指令が曲名リスト要
求指令の場合には、歌謡曲、演歌、ニューミュージック
及びロックの各ジャンル別曲名リスト読み出し指令、ア
ーティスト別曲名リスト読み出し指令及び50音順別曲名
リスト読み出し指令を補助記憶装置20に対して発生する
(ステップ242〜244)。補助記憶装置20はこれら読み出
し指令に対して記録媒体から対応する曲内容データ又は
曲名リストデータを読み出して出力する。そこで、マイ
クロプロセッサ11は補助記憶装置20が曲内容データ又は
曲名リストデータを読み出して出力したか否かを判別し
(ステップ245)、データが読み出されて出力されたな
らば、そのデータを要求したターミナル部に対して中継
出力する(ステップ246)。この曲内容データ及び曲名
リストデータをターミナル部21〜2nに送出する場合には
制御信号によりデータの送出開始及び出力をターミナル
部21〜2nに知らせる。
画像用補助記憶装置20aは再生専用や記録及び消去可能
な記録媒体に対応しており、マイクロプロセッサ11の指
令に基づき随時各ターミナル部21〜2nのCRTモニタ27又
はCRTモニタ31に画像情報を送出する。これにより、タ
ーミナル部21〜2nからのリクエストに全て応答し終り、
リクエスト待ち状態にあるときや、オートチャンジディ
スクプレーヤ3のディスク入れ換え等で若干の空き時間
が生じたときにコマーシャルメッセージを含む情報(例
えば、リクエスト受け付け中等の情報)や単なる背景画
像をCRTモニタ27又は31に映し出すことができる。
なお、上記した実施例においては、中央制御部1とター
ミナル部21〜2nとの間はケーブル等により接続されて有
線通信が行なわれるが、中央制御部1とターミナル部21
〜2nとの間にワイヤレス送受信機を互いに設けて無線通
信を行なっても良い。
また、中央制御部1においては、リクエストされた曲毎
のリクエスト頻度を算出したり、ターミナル毎のリクエ
スト応答回数に対する課金を計算してその算出結果をプ
リンタ19に印字出力したり、又は補助記憶装置20に記憶
させるするようにしても良い。
また、リクエスト者データはリクエスト発信者名そのも
のでなくても良く、少なくともターミナル番号以上の内
容、例えば、アルファベットのA程度のものでも良い。
またリクエスト者データは特に必要なければ入力要求を
しないようにしても良い。
更に、上記した実施例においては、オートチェンジディ
スクプレーヤを用いるようにしたが、VTR等のテーププ
レーヤを用いても良い。また、複数のオートチェンジデ
ィスクプレーヤを入出力インターフェース13に接続して
個別に動作させることも可能である。
また、上記した実施例では自動選曲演奏装置としての動
作を中央制御部1及びターミナル部21〜2nで分担した場
合について説明したが、各ターミナル部は例えば、ター
ミナル部21の場合にはキーボード26、CRTモニタ27、バ
ーコードリーダ28とその入出力インターフェース23のみ
とし、入出力インターフェース23と中央制御部1の入出
力インターフェース12とを接続して全ての動作を中央制
御部1のマイクロプロセッサ11の動作に従って行なう集
中制御型にしても良い。
発明の効果 以上の如く、本発明の自動選曲演奏装置においては、曲
指定指令の発生頻度が小なる端末ユニット、すなわちリ
クエスト頻度が低いリクエスト発信者が使用している端
末ユニットからのリクエストを優先して演奏順番を定め
るので、他のリクエスト頻度が高いリクエスト発信者が
使用している端末ユニットからのリクエストに偏ること
が防止できる。また、端末ユニットを例えば、カラオケ
演奏店内のテーブル毎に設置すれば、比較的静かなテー
ブルからのリクエストに素早く応ずることになるので、
店全体の雰囲気を盛り上げることができる。
また、本発明はカラオケシステムに適用することができ
るだけでなく、ミュージックボックス等の自動選曲演奏
装置にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動選曲演奏装置の概略を示すブ
ロック図、第2図〜第4図はターミナル部のマイクロプ
ロセッサの動作を示すフロー図、第5図〜第8図は中央
制御部のマイクロプロセッサの動作を示すフロー図、第
9図はターミナル部側のリクエスト曲エリアを示す図、
第10図はリクエストデータエリアを示す図、第11図は演
奏順番エリアを示す図である。 主要部分の符号の説明 1……中央制御部 21〜2n……ターミナル部 3……オートチェンジディスクプレーヤ 11,21……マイクロプロセッサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の曲を記録した記録媒体を保持し曲指
    定指令によって指定された曲を選択して演奏する演奏手
    段と、各々が互いに独立して曲指定指令を受け入れかつ
    これを記憶する複数の端末ユニットと、前記端末ユニッ
    トに記憶された曲指定指令を各端末ユニットに対応させ
    て順次取り込んで演奏順番を定めてその演奏順番に従っ
    て取り込んだ曲指定指令を前記演奏手段に供給する中央
    制御手段とを含み、前記中央制御手段は曲指定指令の発
    生頻度が小なる端末ユニットからの曲指定指令を優先し
    て前記演奏順番を設定することを特徴とする自動選曲演
    奏装置。
  2. 【請求項2】前記中央制御手段は、曲指定指令を取り込
    んだときに今回より所定回数前までの間に同一の端末ユ
    ニットからの曲指定指令を取り込んでいない場合には曲
    指定指令の発生頻度が小なる端末ユニットと判断するこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動選曲演奏装置。
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