JPH09125761A - シリンダ錠における化粧リングの交換装置 - Google Patents

シリンダ錠における化粧リングの交換装置

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JPH09125761A
JPH09125761A JP30503395A JP30503395A JPH09125761A JP H09125761 A JPH09125761 A JP H09125761A JP 30503395 A JP30503395 A JP 30503395A JP 30503395 A JP30503395 A JP 30503395A JP H09125761 A JPH09125761 A JP H09125761A
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Haruo Okui
治男 奥井
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Miwa Lock Co Ltd
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Miwa Lock Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ねじ合せ形式の化粧リングを高さの異なる別
の化粧リングと簡単に取り換えられるようにした。 【解決手段】 取付け筒1にねじ合せ形式の化粧リング
6を備えたシリンダ錠組立体において、取付け筒1の大
径部12の半径方向に嵌め孔15を穿設し、その嵌め孔
15にそれより長い止めピン7を嵌挿する。そして、止
めピン7の内端をシリンダ錠の外筒2又はサムターンの
軸受筒の周面で受けるようにし、止めピン7の外端を化
粧リング6の空間部63内に突出させ、それを化粧リン
グ6のストッパとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シリンダ錠に関する
化粧リングの交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シリンダ錠の外筒又はサムターンの軸受
筒が嵌め込まれて固定される取付け筒に対し、外観が円
錐台状の化粧リングがねじ手段をもって嵌め合わせてい
ることは公知である。このねじ合わせはドアの厚さの変
化に対応させて化粧リングの後方端をドア表面に密接さ
せるための一つの微調整手段である。
【0003】しかしながら、従来のねじ合せ型の化粧リ
ングと取り付け筒との組み付け構造は、現場(シリンダ
錠等をドアに取り付ける作業現場)では簡単に脱着でき
るようなものではないので、ドア厚が大きく変わり、ね
じ合わせの微調整では対応できなくなると、異なる高さ
の化粧リングを備えた別のシリンダ錠組立体と全体とし
て代えなければならず不便であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、シリンダ
錠におけるネジ合わせ形式の化粧リングを高さの異なる
別の化粧リングと簡単に取り替えることができるように
した交換装置を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明のシリンダ錠における化粧リングの交換装
置は、錠箱に固定される取付け筒にシリンダ錠の外筒又
はサムターンの軸受筒を後方から差し込み止め板及びね
じで抜き差し可能に装着できるようにしてあること;取
付け筒の外周の前方に小径部を設けると共に、後方に雄
ねじが切られた大径部を設けること;化粧リングの後方
に取付け筒大径部の雄ねじに前方からねじ合わせること
ができる雌ねじ部を設けると共に、化粧リングの前方に
取付け筒の小径部に可動に嵌め合わせることができる嵌
挿部を設け、化粧リングの前方の嵌挿部と後方の雌ねじ
部との間には内径が取付け筒の大径部より大径の空間部
を備えること;取付け筒の大径部の半径方向に嵌め孔を
穿設すること;及び、前記嵌め孔にその長さよりも長い
止めピンを嵌挿し、組立時止めピンの内端をシリンダ錠
の外筒又はサムターンの軸受け筒の周面で受けるように
し、止めピンの外端を化粧リングの中間の空間部内に突
出させ、該止めピンを化粧リングの前方に向かうねじ戻
しに対するストッパとしたことを構成条件とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づい
てこの発明について説明する。この発明は、ロータリー
ディスクシリンダ錠、ディスクシリンダ錠、ピンタンブ
ラー錠その他任意のシリンダ錠に適用できる。図示例で
はロータリーディスクシリンダ錠にこの発明を実施して
いる。
【0007】また、シリンダ錠に対向して設けられドア
の室内側に設けられるサムターン装置に対しても化粧リ
ングを用いるものであれば、この発明は実施され得る。
【0008】図1〜図4において、錠箱10を介して取
付けボルト30等で扉20に固定される取付け筒1に
は、シリンダ錠の外筒2又はサムターンの軸受筒(以下
「外筒2」で代表させる)を後方から差し込み、スペー
サ3を介して止め板4及びねじ5で外筒2の後端を押さ
え付けてあり、従って、外筒2は取り付け筒1に対し抜
き差し可能に装着されていることになる。
【0009】なお、符号21は外筒2内に収められたシ
リンダ錠の内筒、22はテイルピース、23は外筒2に
おけるロッキングバーの突条をなす収容部である。
【0010】前記の取付け筒1の外周における前方には
小径部11が設けられており、また、後方には雄ネジが
切られた大径部12が設けられている。符号13は小径
部11と大径部12との間の段部、14は取付け筒1の
先端部に固着した化粧板である。
【0011】取付け筒1の外側にねじ合わされて被着さ
れる外観が円錐台状をなす中空の化粧リング6は、図示
例では、材質や加工上の都合で3つの部材64、65、
66をかしめ付け又は溶接等により一体的に組み付けた
組立体として構成されているが、一つの部材で形成して
もよい。また、取付け筒1の外観は円錐台状に限らず、
例えば円筒状とすることもできる。
【0012】化粧リング6の後方には取付け筒1の大径
部12の雄ねじに前方からねじ合わせることができる雌
ねじ部62を設けると共に、化粧リング6の前方には、
取付け筒1の小径部11に回転方向及び直線方向で可動
に嵌め合わせることができる、雌ねじ部62により小径
の嵌挿部61を設け、また、化粧リング6の前方の嵌挿
部61と後方の雌ねじ部62との間には、内径が取付け
筒1の大径部12より大径の空間部63を備えるものと
する。
【0013】前記の嵌挿部61の内端は取付け筒1の段
部13に当接することによって化粧リング6が後方に向
け抜け出すのを阻止する。
【0014】更に、上述の取付け筒1の大径部12にお
ける好ましくは前方側には、半径方向に向け、肉厚分を
貫通する嵌め孔15を穿設する。
【0015】そして、嵌め孔15には、その嵌め孔15
の長さよりも長い止めピン7を嵌挿し、組立時止めピン
7の内端をシリンダ錠の外筒2又はサムターンの軸受筒
(図示しない)の周面で受けるようにし、止めピン7の
外端を化粧リング6の中間の空間部63内に突出させ
る。
【0016】従って、その止めピン7は、化粧リング6
の前方に向かうねじ戻しに対するストッパの役割を果た
し、化粧リング6の抜き取りが阻止される。
【0017】次に、図1、図2、及び図4において、高
さhの化粧リング6を高さの異なる化粧リング6a(高
さh1)または6b(高さh2)に差し替える作業につい
て説明する。
【0018】図4に示すように、まず、ねじ5を外し
て、取付け筒1から止め板4、スペーサ3及び外筒2を
矢印P方向(後方)に向け抜き取り、次いで、止めピン
7を取付け筒1の矢印Q方向(内側)に向け抜き出す。
【0019】ここに、ピン7に雌ネジ62の内縁部が当
接することでねじ戻しが阻止されていた化粧リング6の
拘束が解かれるので、同リング6は取付け筒1に対しね
じ戻され、矢印R方向(前方)に向け抜き取ることがで
きる。
【0020】そこで、ドア厚に適合する別の化粧リング
6a又は6bを、前記とは逆の手順で取付け筒1に対し
付け替えればよい。
【0021】なお、本発明をサムターン装置に対し実施
する場合については、図示していないが、シリンダ錠の
外筒2がサムターンの軸受け筒に、また、シリンダ錠の
内筒21がサムターンの回動軸にそれぞれ相当する。
【0022】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明のシリ
ンダ錠における化粧リングの交換装置によれば、取付け
筒に対しねじ合わされている化粧リングを高さの異なる
別の化粧リングと簡単に取り替えることができるので、
作業者が数種の化粧リングを準備しておけば、持ち合わ
せのシリンダ錠組立体の化粧リングを差し替えることに
より、厚さの異なるすべてのドアに対しそのシリンダ錠
組立体を適応させることができるという効果を奏する。
【0023】また、本発明を実施したシリンダ錠は、そ
れをドアに装着した後は、止めピンが室外側に露出しな
いので、破錠される恐れもないなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る化粧リングの交換装置を実施し
たシリンダ錠の側面図。
【図2】その部分縦断側面図。
【図3】ドアとの取付け関係を示すその部分縦断側面
図。
【図4】化粧リングの取り外し手段を示す部分縦断分解
図。
【符号の説明】
1 取付け筒 2 外筒 4 止め板 5 ねじ 6 化粧リング 7 止めピン 15 嵌め孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錠箱に固定される取付け筒にシリンダ錠
    の外筒又はサムターンの軸受筒を後方から差し込み止め
    板及びねじで抜き差し可能に装着できるようにしてある
    こと;取付け筒の外周の前方に小径部を設けると共に、
    後方に雄ねじが切られた大径部を設けること;化粧リン
    グの後方に取付け筒大径部の雄ねじに前方からねじ合わ
    せることができる雌ねじ部を設けると共に、化粧リング
    の前方に取付け筒の小径部に可動に嵌め合わせることが
    できる嵌挿部を設け、化粧リングの前方の嵌挿部と後方
    の雌ねじ部との間には内径が取付け筒の大径部より大径
    の空間部を備えること;取付け筒の大径部の半径方向に
    嵌め孔を穿設すること;及び、前記嵌め孔にその長さよ
    りも長い止めピンを嵌挿し、組立時止めピンの内端をシ
    リンダ錠の外筒又はサムターンの軸受け筒の周面で受け
    るようにし、止めピンの外端を化粧リングの中間の空間
    部内に突出させ、該止めピンを化粧リングの前方に向か
    うねじ戻しに対するストッパとしたことを構成条件とす
    るシリンダ錠における化粧リングの交換装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100345552B1 (ko) * 1999-12-11 2002-07-26 기아자동차주식회사 도어실린더 록 어세이의 마운팅구조
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