JPH0724612A - 切削工具などの取付け構造 - Google Patents
切削工具などの取付け構造Info
- Publication number
- JPH0724612A JPH0724612A JP14661492A JP14661492A JPH0724612A JP H0724612 A JPH0724612 A JP H0724612A JP 14661492 A JP14661492 A JP 14661492A JP 14661492 A JP14661492 A JP 14661492A JP H0724612 A JPH0724612 A JP H0724612A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wedge
- hole
- mounting
- cutting tool
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Gripping On Spindles (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 締付けボルトの締付け力を軸線方向、径方
向、及び円周方向へ作用せしめて強固に取付けることが
出来る切削工具などの取付け構造を提供する。 【構成】 ドライブキ−3に被取付け具15のキ−溝1
9を合わせつつシャンク16・22を取付け穴2・21
に嵌合せしめた後、締付けボルト13をクサビ7のネジ
孔11に螺合せしめる。そして、締付けボルト13の締
付け力によりクサビ7を径方向にスライドせしめてその
先端傾斜面9をシャンク16・22の切欠き17に係合
し、シャンク16・22を円周方向に回動せしめてキ−
溝19にドライブキ−3を密着すると共に、傾斜面9の
外周縁でもって切欠き17の先端がわ内側面を押圧せし
め、シャンク16・22を円周方向・径方向・軸方向へ
と押圧することにより被取付け具15の端面を取付け具
本体1の端面にクサビ状に強く圧着して取付ける。
向、及び円周方向へ作用せしめて強固に取付けることが
出来る切削工具などの取付け構造を提供する。 【構成】 ドライブキ−3に被取付け具15のキ−溝1
9を合わせつつシャンク16・22を取付け穴2・21
に嵌合せしめた後、締付けボルト13をクサビ7のネジ
孔11に螺合せしめる。そして、締付けボルト13の締
付け力によりクサビ7を径方向にスライドせしめてその
先端傾斜面9をシャンク16・22の切欠き17に係合
し、シャンク16・22を円周方向に回動せしめてキ−
溝19にドライブキ−3を密着すると共に、傾斜面9の
外周縁でもって切欠き17の先端がわ内側面を押圧せし
め、シャンク16・22を円周方向・径方向・軸方向へ
と押圧することにより被取付け具15の端面を取付け具
本体1の端面にクサビ状に強く圧着して取付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主として所要の工作
機械に切削工具などを確実に取付けることが出来る取付
け構造に関する。
機械に切削工具などを確実に取付けることが出来る取付
け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば切削工具を所要の工作
機械に取付けるさいには、一般にアダプタやスピンドル
を介して行うものとされている。そして、かかるアダプ
タなどには、その軸線方向に沿って所要径の取付け穴が
形成されると共に、該取付け穴に連通すべく径方向にボ
ルト嵌合孔およびネジ孔が連通状に形成され、また、切
削工具には上記取付け穴に嵌合自在なシャンクが形成さ
れると共に、該シャンクに上記ネジ孔などと連通すべく
孔縁がテ−パ状とされたボルト挿通孔が形成されてい
る。そして、上記の切削工具をアダプタなどに取付ける
さいには、まず、シャンクを取付け穴に嵌合せしめたの
ち、テ−パ状の係止段部つき締付けボルトをボルト嵌合
孔よりボルト挿通孔を通してネジ孔に螺合せしめ、その
係止段部をボルト挿通孔のテ−パ孔縁に圧接係止せしめ
ることにより取付けるものとされている。
機械に取付けるさいには、一般にアダプタやスピンドル
を介して行うものとされている。そして、かかるアダプ
タなどには、その軸線方向に沿って所要径の取付け穴が
形成されると共に、該取付け穴に連通すべく径方向にボ
ルト嵌合孔およびネジ孔が連通状に形成され、また、切
削工具には上記取付け穴に嵌合自在なシャンクが形成さ
れると共に、該シャンクに上記ネジ孔などと連通すべく
孔縁がテ−パ状とされたボルト挿通孔が形成されてい
る。そして、上記の切削工具をアダプタなどに取付ける
さいには、まず、シャンクを取付け穴に嵌合せしめたの
ち、テ−パ状の係止段部つき締付けボルトをボルト嵌合
孔よりボルト挿通孔を通してネジ孔に螺合せしめ、その
係止段部をボルト挿通孔のテ−パ孔縁に圧接係止せしめ
ることにより取付けるものとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
例は、アダプタなどの取付け穴にシャンクを嵌合せしめ
た状態で締付けボルトによりその係止段部をボルト挿通
孔のテ−パ孔縁に圧接係止せしめて取付けるものである
から、締付けボルトの締付け力はアダプタの軸線方向と
径方向の2方向に作用するに止まるものであって、その
締付け力が比較的弱いものとなり、必ずしも満足すべき
切削工具の取付けをしずらい欠点があった。また、シャ
ンクに直接ボルト挿通孔を形成するものであるから、そ
の個所が薄肉となりやすく、強度的にも満足し得ないも
のとなっていた。
例は、アダプタなどの取付け穴にシャンクを嵌合せしめ
た状態で締付けボルトによりその係止段部をボルト挿通
孔のテ−パ孔縁に圧接係止せしめて取付けるものである
から、締付けボルトの締付け力はアダプタの軸線方向と
径方向の2方向に作用するに止まるものであって、その
締付け力が比較的弱いものとなり、必ずしも満足すべき
切削工具の取付けをしずらい欠点があった。また、シャ
ンクに直接ボルト挿通孔を形成するものであるから、そ
の個所が薄肉となりやすく、強度的にも満足し得ないも
のとなっていた。
【0004】この発明は、従来の問題点を一挙に解決
し、締付けボルトの締付け力を軸線方向や径方向のみな
らず、円周方向へも作用せしめて強固に取付けることが
出来る切削工具などの取付け構造を提供しようとするも
のである。
し、締付けボルトの締付け力を軸線方向や径方向のみな
らず、円周方向へも作用せしめて強固に取付けることが
出来る切削工具などの取付け構造を提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は、軸線
方向に沿って取付け穴2・21が形成せられてなるアダ
プタ等の取付け具本体1と、該取付け穴2・21に嵌合
自在なシャンク16・22を有する切削工具等の被取付
け具15とよりなり、上記取付け具本体1にはその外周
縁にドライブキ−3が装着されると共に、同外周壁より
所要のクサビ孔5が取付け穴2・21に一部連通すべく
形成せられ、該クサビ孔5内には先端部に後傾状の傾斜
面9を有する略丸形状のネジ孔11付きクサビ7がスラ
イド自在に設けられ、かつ、上記ネジ孔11に螺合せし
めつつ該クサビ7を取付け穴2・21方向へ可動せしめ
るべく締付けボルト13が取付け具本体1の偏心外周壁
に装着され、他方、被取付け具15には前記ドライブキ
−3に嵌合自在なキ−溝19が、同シャンク16・22
にはクサビ7に係合自在な切欠き17が各々形成せられ
た構成よりなる。
方向に沿って取付け穴2・21が形成せられてなるアダ
プタ等の取付け具本体1と、該取付け穴2・21に嵌合
自在なシャンク16・22を有する切削工具等の被取付
け具15とよりなり、上記取付け具本体1にはその外周
縁にドライブキ−3が装着されると共に、同外周壁より
所要のクサビ孔5が取付け穴2・21に一部連通すべく
形成せられ、該クサビ孔5内には先端部に後傾状の傾斜
面9を有する略丸形状のネジ孔11付きクサビ7がスラ
イド自在に設けられ、かつ、上記ネジ孔11に螺合せし
めつつ該クサビ7を取付け穴2・21方向へ可動せしめ
るべく締付けボルト13が取付け具本体1の偏心外周壁
に装着され、他方、被取付け具15には前記ドライブキ
−3に嵌合自在なキ−溝19が、同シャンク16・22
にはクサビ7に係合自在な切欠き17が各々形成せられ
た構成よりなる。
【0006】
【作用】ドライブキ−3に被取付け具15のキ−溝19
を合わせつつ、シャンク16・22を取付け穴2・21
に嵌合せしめたのち、締付けボルト13をクサビ7のネ
ジ孔11に螺合せしめる。そして、締付けボルト13の
締付け力によりクサビ7を径方向にスライドせしめてそ
の先端傾斜面9をシャンク16・22の切欠き17に係
合し、シャンク16・22を円周方向に回動せしめてキ
−溝19にドライブキ−3を密着すると共に、傾斜面9
の外周縁でもって切欠き17の先端がわ内側面を押圧せ
しめ、シャンク16・22を円周方向・径方向・軸方向
へと押圧することにより被取付け具15の端面を取付け
具本体1の端面にクサビ状に強く圧着して取付ける。
を合わせつつ、シャンク16・22を取付け穴2・21
に嵌合せしめたのち、締付けボルト13をクサビ7のネ
ジ孔11に螺合せしめる。そして、締付けボルト13の
締付け力によりクサビ7を径方向にスライドせしめてそ
の先端傾斜面9をシャンク16・22の切欠き17に係
合し、シャンク16・22を円周方向に回動せしめてキ
−溝19にドライブキ−3を密着すると共に、傾斜面9
の外周縁でもって切欠き17の先端がわ内側面を押圧せ
しめ、シャンク16・22を円周方向・径方向・軸方向
へと押圧することにより被取付け具15の端面を取付け
具本体1の端面にクサビ状に強く圧着して取付ける。
【0007】
【実施例】以下に、この発明を図面に示す一実施例につ
いて説明する。1は所要の工作機械に装着自在とされた
アダプタ、2は該アダプタ1の軸線に沿ってその先端面
に形成されたストレ−ト状の取付け穴、3は同先端の外
周縁に止ネジ4を介して下方突出状に止着されたドライ
ブキ−、5はアダプタ1の偏心外周壁より径方向へ向け
て形成された丸孔状のクサビ孔で、該クサビ孔5のほぼ
半部は上記取付け穴2に連通口6を介して連通自在とさ
れている。7は上記クサビ孔5内にスライド自在に設け
られた断面円形状のクサビで、該クサビ7の先端部はそ
の半部が上記クサビ孔5の底に合致すべく垂直なフラッ
ト面8とされると共に、同半部は連通口6を通して前記
取付け穴2内に進退自在とすべく後傾状にA゜の角度で
もって切欠き形成された傾斜面9とされ、また、該クサ
ビ7の後端部は同先端部とほぼ対称形状に形成せられて
いる。10は上記クサビ7の後端部に設けられた回り止
めキ−、11はクサビ7の先端部フラット面8より後端
方向へ向けて形成されたネジ孔、12は該ネジ孔11に
対応すべくアダプタ1の偏心外周壁よりクサビ孔5に向
けて連通状に形成されたボルト挿着孔、13は該ボルト
挿着孔12に押え座金14を介して設けられた締付けボ
ルトである。
いて説明する。1は所要の工作機械に装着自在とされた
アダプタ、2は該アダプタ1の軸線に沿ってその先端面
に形成されたストレ−ト状の取付け穴、3は同先端の外
周縁に止ネジ4を介して下方突出状に止着されたドライ
ブキ−、5はアダプタ1の偏心外周壁より径方向へ向け
て形成された丸孔状のクサビ孔で、該クサビ孔5のほぼ
半部は上記取付け穴2に連通口6を介して連通自在とさ
れている。7は上記クサビ孔5内にスライド自在に設け
られた断面円形状のクサビで、該クサビ7の先端部はそ
の半部が上記クサビ孔5の底に合致すべく垂直なフラッ
ト面8とされると共に、同半部は連通口6を通して前記
取付け穴2内に進退自在とすべく後傾状にA゜の角度で
もって切欠き形成された傾斜面9とされ、また、該クサ
ビ7の後端部は同先端部とほぼ対称形状に形成せられて
いる。10は上記クサビ7の後端部に設けられた回り止
めキ−、11はクサビ7の先端部フラット面8より後端
方向へ向けて形成されたネジ孔、12は該ネジ孔11に
対応すべくアダプタ1の偏心外周壁よりクサビ孔5に向
けて連通状に形成されたボルト挿着孔、13は該ボルト
挿着孔12に押え座金14を介して設けられた締付けボ
ルトである。
【0008】15は中グリ工具などの切削工具、16は
前記取付け穴2に嵌合自在とされた該切削工具15のス
トレ−トシャンク、17は該シャンク16の外周壁に形
成された略コ字形状の切欠きで、該切欠き17は前記ク
サビ7の先端傾斜面9に対応するものとされている。1
8は弧状に形成された該切欠き17の先端がわ内側面、
19は切削工具15の外周縁に形成されたキ−溝、20
は刃部を示す。
前記取付け穴2に嵌合自在とされた該切削工具15のス
トレ−トシャンク、17は該シャンク16の外周壁に形
成された略コ字形状の切欠きで、該切欠き17は前記ク
サビ7の先端傾斜面9に対応するものとされている。1
8は弧状に形成された該切欠き17の先端がわ内側面、
19は切削工具15の外周縁に形成されたキ−溝、20
は刃部を示す。
【0009】上述の如く構成された実施例において、ア
ダプタ1に切削工具15を取付けるさいには、先ず、ド
ライブキ−3に切削工具15のキ−溝19を合せつつ、
シャンク16を取付け穴2に嵌合せしめる。しかるの
ち、締付けボルト13をFの力でもってクサビ7のネジ
孔11に螺合せしめる(図2参照)。すると、クサビ7
は、回り止めキ−10によりその回転が阻止されつつク
サビ孔5に沿って径方向へスライドし、その先端傾斜面
9が連通口6より次第に取付け穴2内に進入してシャン
ク16の切欠き17に係合する。該傾斜面9の係合によ
り切欠き17面が図5に示すように、F1の押圧力でも
って円周方向へ押圧されるため、シャンク16が回動し
つつ切削工具15を円周方向に回動せしめ、ドライブキ
−3をキ−溝19に密着せしめる。
ダプタ1に切削工具15を取付けるさいには、先ず、ド
ライブキ−3に切削工具15のキ−溝19を合せつつ、
シャンク16を取付け穴2に嵌合せしめる。しかるの
ち、締付けボルト13をFの力でもってクサビ7のネジ
孔11に螺合せしめる(図2参照)。すると、クサビ7
は、回り止めキ−10によりその回転が阻止されつつク
サビ孔5に沿って径方向へスライドし、その先端傾斜面
9が連通口6より次第に取付け穴2内に進入してシャン
ク16の切欠き17に係合する。該傾斜面9の係合によ
り切欠き17面が図5に示すように、F1の押圧力でも
って円周方向へ押圧されるため、シャンク16が回動し
つつ切削工具15を円周方向に回動せしめ、ドライブキ
−3をキ−溝19に密着せしめる。
【0010】さらに、締付けボルト13をネジ孔11に
螺合せしめると、クサビ7は径方向にスライドしてさら
に進入し、その先端傾斜面9を切欠き17面に圧接せし
めつつ外周縁を切欠き17の先端がわ内側面18に当接
せしめて押圧する。このさい、該傾斜面9は、断面円形
状とされたクサビ7の先端半部を斜め後方に切欠いて形
成されているから、その外周縁は必然的に略放物線状を
呈するものである。したがって、図6に示すように、締
付けボルト13による偏心位置からの締付け力とも相ま
って、傾斜面9の押圧によりシャンク16の切欠き17
には径方向へ押圧される押圧力F3、傾斜面9の外周縁
による押圧でもって切欠き17の内側面18には円周方
向へ押圧される押圧力F4、および、かかる押圧力F4
により軸線方向に押圧される押圧力F5が各々傾斜面9
の外周縁に伴う角度変化(B゜⇒C゜)によって経時的
に作用し、アダプタ1の端面に切削工具15の端面をク
サビ状に強く圧着せしめて取付ける。
螺合せしめると、クサビ7は径方向にスライドしてさら
に進入し、その先端傾斜面9を切欠き17面に圧接せし
めつつ外周縁を切欠き17の先端がわ内側面18に当接
せしめて押圧する。このさい、該傾斜面9は、断面円形
状とされたクサビ7の先端半部を斜め後方に切欠いて形
成されているから、その外周縁は必然的に略放物線状を
呈するものである。したがって、図6に示すように、締
付けボルト13による偏心位置からの締付け力とも相ま
って、傾斜面9の押圧によりシャンク16の切欠き17
には径方向へ押圧される押圧力F3、傾斜面9の外周縁
による押圧でもって切欠き17の内側面18には円周方
向へ押圧される押圧力F4、および、かかる押圧力F4
により軸線方向に押圧される押圧力F5が各々傾斜面9
の外周縁に伴う角度変化(B゜⇒C゜)によって経時的
に作用し、アダプタ1の端面に切削工具15の端面をク
サビ状に強く圧着せしめて取付ける。
【0011】逆に、切削工具15を取外す場合には、締
付けボルト13を図2のF´の方向に逆回転してF1´
の反力を作用せしめ、ネジ孔11との螺合を解くとよ
い。すると、クサビ7はクサビ孔5に沿って後退を開始
し、傾斜面9と切欠き17との係合を解放してシャンク
16をフリ−にせしめたのち、原状に復帰する。
付けボルト13を図2のF´の方向に逆回転してF1´
の反力を作用せしめ、ネジ孔11との螺合を解くとよ
い。すると、クサビ7はクサビ孔5に沿って後退を開始
し、傾斜面9と切欠き17との係合を解放してシャンク
16をフリ−にせしめたのち、原状に復帰する。
【0012】図7は他の実施例を示すもので、アダプタ
1の取付け穴21がテ−パ状に形成されると共に、切削
工具15のシャンク22が同テ−パ形状とされた点が上
記実施例と相違し、他の部分は同一であり、同一符号は
同一部分を示す。
1の取付け穴21がテ−パ状に形成されると共に、切削
工具15のシャンク22が同テ−パ形状とされた点が上
記実施例と相違し、他の部分は同一であり、同一符号は
同一部分を示す。
【0013】なお、上記実施例はアダプタ1と切削工具
15の取付け構造を示したが、これに限定されるもので
なく、例えば、スピンドルと切削工具15との取付け、
あるいは、所要のアダプタとホルダ−との取付けなど所
要の工作機械向けの取付けにも適用することが出来るも
のである。
15の取付け構造を示したが、これに限定されるもので
なく、例えば、スピンドルと切削工具15との取付け、
あるいは、所要のアダプタとホルダ−との取付けなど所
要の工作機械向けの取付けにも適用することが出来るも
のである。
【0014】
【発明の効果】この発明は上述のように構成されている
から、ドライブキ−3に被取付け具15のキ−溝19を
合せつつシャンク16・22を取付け穴2・21に嵌合
せしめたのち、締付けボルト13をクサビ7のネジ孔1
1に螺合せしめることにより該締付けボルト13の締付
け力でもって、クサビ7を径方向にスライドせしめてそ
の先端傾斜面9をシャンク16・22の切欠き17に係
合し、シャンク16・22を円周方向に回動せしめてキ
−溝19にドライブキ−3を密着すると共に、傾斜面9
の外周縁でもって切欠き17の先端がわ内側面を押圧せ
しめ、シャンク16・22を円周方向・径方向・軸方向
へと押圧することにより被取付け具15の端面を取付け
具本体1の端面にクサビ状に強く圧着せしめることが出
来るものであって、その取付けを極めて強固に行うこと
が出来るものである。
から、ドライブキ−3に被取付け具15のキ−溝19を
合せつつシャンク16・22を取付け穴2・21に嵌合
せしめたのち、締付けボルト13をクサビ7のネジ孔1
1に螺合せしめることにより該締付けボルト13の締付
け力でもって、クサビ7を径方向にスライドせしめてそ
の先端傾斜面9をシャンク16・22の切欠き17に係
合し、シャンク16・22を円周方向に回動せしめてキ
−溝19にドライブキ−3を密着すると共に、傾斜面9
の外周縁でもって切欠き17の先端がわ内側面を押圧せ
しめ、シャンク16・22を円周方向・径方向・軸方向
へと押圧することにより被取付け具15の端面を取付け
具本体1の端面にクサビ状に強く圧着せしめることが出
来るものであって、その取付けを極めて強固に行うこと
が出来るものである。
【図1】この発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】取付け状態を示す正面図である。
【図3】取付け状態を示す背面図である。
【図4】図2のI−I線に沿う断面図である。
【図5】図2のII−II線に沿う断面図である。
【図6】図5のIII−III線に沿う断面図である。
【図7】他の実施例を示す正面図である。
1 アダプタ 2・21 取付け穴 3 ドライブキ− 5 クサビ孔 7 クサビ 9 傾斜面 11 ネジ孔 13 締付けボルト 15 切削工具 16・22 シャンク 17 切欠き 19 キ−溝
Claims (1)
- 【請求項1】軸線方向に沿って取付け穴2・21が形成
せられてなるアダプタ等の取付け具本体1と、該取付け
穴2・21に嵌合自在なシャンク16・22を有する切
削工具等の被取付け具15とよりなり、上記取付け具本
体1にはその外周縁にドライブキ−3が装着されると共
に、同外周壁より所要のクサビ孔5が取付け穴2・21
に一部連通すべく形成せられ、該クサビ孔5内には先端
部に後傾状の傾斜面9を有する略丸形状のネジ孔11付
きクサビ7がスライド自在に設けられ、かつ、上記ネジ
孔11に螺合せしめつつ該クサビ7を取付け穴2・21
方向へ可動せしめるべく締付けボルト13が取付け具本
体1の偏心外周壁に装着され、他方、被取付け具15に
は前記ドライブキ−3に嵌合自在なキ−溝19が、同シ
ャンク16・22にはクサビ7に係合自在な切欠き17
が各々形成せられてなる切削工具などの取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14661492A JPH0724612A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 切削工具などの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14661492A JPH0724612A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 切削工具などの取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0724612A true JPH0724612A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15411724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14661492A Pending JPH0724612A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 切削工具などの取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0724612A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008534305A (ja) * | 2005-04-05 | 2008-08-28 | セラティチット オーストリア ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 工具組立体 |
JP2009034792A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Tungaloy Corp | 切削工具 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5810181A (ja) * | 1982-01-18 | 1983-01-20 | Enomoto Micro Pump Seisakusho:Kk | 電磁往復ポンプ |
JPS6029006B2 (ja) * | 1980-04-15 | 1985-07-08 | 中澤鋳造株式会社 | 埋込用分割ナットのネジ部 |
-
1992
- 1992-05-11 JP JP14661492A patent/JPH0724612A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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JP2008534305A (ja) * | 2005-04-05 | 2008-08-28 | セラティチット オーストリア ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 工具組立体 |
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