JP3241160U - 直立式および水平式用のツールセッティングスタンド、及びそれを備えたツールセッティングスタンドアッセンブリ - Google Patents
直立式および水平式用のツールセッティングスタンド、及びそれを備えたツールセッティングスタンドアッセンブリ Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ツールホルダの刃物交換作業を行う際に、ツールホルダを強固に保持できる、直立式および水平式用のツールセッティングスタンド及びそれを備えたツールセッティングスタンドアッセンブリを提供する。【解決手段】ツールセッティングスタンド20は縦型保持部22及び横型保持部23を含み、縦型保持部は非円形の保持孔を有し、ツールホルダ10の非円形のシャンク部11は回転不能に保持孔に挿通保持され、横型保持部は、ツールホルダのシャンク部を収容保持するシャンク嵌合部231と、ツールホルダのフランジ部12を収容保持するフランジ嵌合部232とを含み、フランジ嵌合部はツールホルダの係合凹溝121と係合可能な二つの係合凸部233を有し、ツールホルダは両係合凹溝と両係合凸部との係合関係により横型保持部に対して回動しないように保持固定される。【選択図】図5
Description
本考案は、切削加工に用いられるツールホルダの刃物交換作業に利用されるツールセッティングスタンドに関し、特に、直立式および水平式用のツールセッティングスタンドに関するものである。
ツールセッティングスタンドは、ツールホルダの刃物交換を補助する冶具であって、直立式と水平式があり、例えば、直立式のツールセッティングスタンドを利用する際は、ツールホルダを縦の姿勢で刃物の交換を行い、水平式のツールセッティングスタンドでは、ツールホルダを横の姿勢で刃物の交換を行う。詳しく述べると、ツールホルダの刃物交換作業を行う時は、まず、ツールホルダをツールセッティングスタンドに保持固定してから、フックスパナを利用して先端に締着されているキャップナットを緩めて、刃物を抜き出したり差し込んだりし、その後、再びフックスパナを利用してキャップナットをしっかりと締め付ければ、ツールホルダの刃物交換作業が完了する。
従来の水平式ツールセッティングスタンドでは、その頂面から凹むように形成された半円形の保持部によってツールホルダを保持し、ツールホルダの刃物交換作業において、キャップナットを緩めたり締めたりする際に、保持されているツールホルダが滑りにより回ってしまうのを防ぐため、保持部内にツールホルダの位置決め凹部に係合するための位置決め突起が設けられている。
しかしながら、従来の水平式ツールセッティングスタンドは、ツールホルダの外周の位置決め凹部と係合するための位置決め凸部を一つしか有しないことから、ツールホルダに対する保持固定効果が弱く、キャップナットの締緩作業をする際に、ツールホルダの不意な滑りにより回ってしまう虞があるので、ツールホルダを安定的に保持することができないという問題があった。
従って、従来の水平式ツールセッティングスタンドには改良する余地があった。
本考案は、前記従来技術の欠点に鑑みてなされたものであり、ツールホルダの刃物交換作業を行う際に、ツールホルダを強固に保持できる、直立式および水平式用のツールセッティングスタンド及びそれを備えたツールセッティングスタンドアッセンブリを提供することを目的としている。
本考案は、上記目的を達成するために、直立式および水平式兼用のツールセッティングスタンドを提案するものであり、当該ツールセッティングスタンドは、軸方向に沿って配列されている、非円形断面のシャンク部と、外周面上における径方向両側に形成される二つの係合凹溝を含む少なくとも一つの係止部を備えるフランジ部とを有するツールホルダを保持するために用いられると共に、ベース座と、該ベース座に連結される縦型保持部及び横型保持部を含み、
前記縦型保持部は、該縦型保持部を上下方向に貫通する保持孔を有し、該保持孔は、非円形でかつ前記ツールホルダのシャンク部の断面形状と対応する輪郭を有し、該ツールホルダのシャンク部は、該縦型保持部に対して回転しないように該保持孔に挿通保持され、
前記横型保持部は、頂面から下方側へ凹むように形成される、前記ツールホルダのシャンク部を収容保持するシャンク嵌合部、及び当該ツールホルダのフランジ部を収容保持するフランジ嵌合部を含み、該フランジ嵌合部は、前記ツールホルダの少なくとも一つの係止部の両係合凹溝と係合可能な二つの係合凸部を有し、該二つの係合凸部はそれぞれ、該フランジ嵌合部の対向する両壁面上に突出形成されると共に、該フランジ嵌合部の開口から下向きに延在し、該ツールホルダは、その両係合凹溝と該フランジ嵌合部の両係合凸部との係合関係により、該横型保持部に対して回動しないように保持固定され、
前記ツールホルダは、前記縦型保持部または横型保持部に選択的に保持固定されることを特徴とする。
前記縦型保持部は、該縦型保持部を上下方向に貫通する保持孔を有し、該保持孔は、非円形でかつ前記ツールホルダのシャンク部の断面形状と対応する輪郭を有し、該ツールホルダのシャンク部は、該縦型保持部に対して回転しないように該保持孔に挿通保持され、
前記横型保持部は、頂面から下方側へ凹むように形成される、前記ツールホルダのシャンク部を収容保持するシャンク嵌合部、及び当該ツールホルダのフランジ部を収容保持するフランジ嵌合部を含み、該フランジ嵌合部は、前記ツールホルダの少なくとも一つの係止部の両係合凹溝と係合可能な二つの係合凸部を有し、該二つの係合凸部はそれぞれ、該フランジ嵌合部の対向する両壁面上に突出形成されると共に、該フランジ嵌合部の開口から下向きに延在し、該ツールホルダは、その両係合凹溝と該フランジ嵌合部の両係合凸部との係合関係により、該横型保持部に対して回動しないように保持固定され、
前記ツールホルダは、前記縦型保持部または横型保持部に選択的に保持固定されることを特徴とする。
本考案は更に、上記目的を達成するために、ツールセッティングスタンドアッセンブリを提案するものであり、当該ツールセッティングスタンドアッセンブリは、ツールホルダと、ツールセッティングスタンドとを含み、
前記ツールホルダは、該ツールホルダの軸方向に沿って配列されているシャンク部及びフランジ部を有し、該シャンク部は非円形断面を有するロッド体であり、該フランジ部は少なくとも一つの係止部を備え、該少なくとも一つの係止部は該フランジ部の外周面上における径方向両側に形成される二つの係合凹溝を含み、
前記ツールセッティングスタンドは、ベース座と、該ベース座に連結される縦型保持部及び横型保持部を含み、
前記縦型保持部は、該縦型保持部を上下方向に貫通する保持孔を有し、該保持孔は、非円形でかつ前記ツールホルダのシャンク部の断面形状と対応する輪郭を有し、該ツールホルダのシャンク部は、該縦型保持部に対して回転しないように該保持孔に挿通保持され、
前記横型保持部は、頂面から下方側へ凹むように形成される、前記ツールホルダのシャンク部を収容保持するシャンク嵌合部、及び当該ツールホルダのフランジ部を収容保持するフランジ嵌合部を含み、該フランジ嵌合部は、前記ツールホルダの少なくとも一つの係止部の両係合凹溝と係合可能な二つの係合凸部を有し、該二つの係合凸部はそれぞれ、該フランジ嵌合部の対向する両壁面上に突出形成されると共に、該フランジ嵌合部の開口から下向きに延在し、該ツールホルダは、その両係合凹溝と該フランジ嵌合部の両係合凸部との係合関係により、該横型保持部に対して回動しないように保持固定され、
前記ツールホルダは、前記縦型保持部または横型保持部に選択的に保持固定されることを特徴とする。
前記ツールホルダは、該ツールホルダの軸方向に沿って配列されているシャンク部及びフランジ部を有し、該シャンク部は非円形断面を有するロッド体であり、該フランジ部は少なくとも一つの係止部を備え、該少なくとも一つの係止部は該フランジ部の外周面上における径方向両側に形成される二つの係合凹溝を含み、
前記ツールセッティングスタンドは、ベース座と、該ベース座に連結される縦型保持部及び横型保持部を含み、
前記縦型保持部は、該縦型保持部を上下方向に貫通する保持孔を有し、該保持孔は、非円形でかつ前記ツールホルダのシャンク部の断面形状と対応する輪郭を有し、該ツールホルダのシャンク部は、該縦型保持部に対して回転しないように該保持孔に挿通保持され、
前記横型保持部は、頂面から下方側へ凹むように形成される、前記ツールホルダのシャンク部を収容保持するシャンク嵌合部、及び当該ツールホルダのフランジ部を収容保持するフランジ嵌合部を含み、該フランジ嵌合部は、前記ツールホルダの少なくとも一つの係止部の両係合凹溝と係合可能な二つの係合凸部を有し、該二つの係合凸部はそれぞれ、該フランジ嵌合部の対向する両壁面上に突出形成されると共に、該フランジ嵌合部の開口から下向きに延在し、該ツールホルダは、その両係合凹溝と該フランジ嵌合部の両係合凸部との係合関係により、該横型保持部に対して回動しないように保持固定され、
前記ツールホルダは、前記縦型保持部または横型保持部に選択的に保持固定されることを特徴とする。
前記横型保持部の各係合凸部には、互いに反対方向に傾斜する二つの傾斜面が形成され、該両傾斜面により、該係合凸部の幅が前記フランジ嵌合部の壁面に連なる一端側から他端側に向かって漸次縮幅するようになり、前記ツールホルダが該横型保持部内に保持固定される状態において、該各係合凸部の両傾斜面がそれぞれ、対応する前記係合凹溝の相対する両溝壁に当接されることを特徴とする。
前記横型保持部の各係合凸部が鉛直方向に延びていることを特徴とする。
前記ツールホルダのシャンク部がポリゴンテーパー状をなすことを特徴とする。
本考案のツールセッティングスタンドの優れた点は、ツールホルダが横型保持部に保持される時に、当該ツールホルダのフランジ部及びシャンク部が、横型保持部のフランジ嵌合部及びシャンク嵌合部内に収容され、当該ツールホルダのフランジ部が、二つの長尺状に延びている係合凸部によって径方向両側から挟持固定されることから、当該ツールホルダに対してより安定した保持固定効果を得ることが可能となるので、キャップナットの締緩作業をする際に、ツールホルダの不意な回動を防止することができる。
また、ツールホルダが縦型保持部に保持されると、当該縦型保持部の保持孔は非円形の開孔であると共に、その開孔輪郭が保持固定対象のツールホルダのシャンク部の断面形状と対応していることから、保持されているツールホルダが縦型保持部の保持孔内に回動することなく安定して固定される。
本考案の技術特徴及び実用的な効果を深く理解できるように、且つ考案の内容に従って実現できるように、図面に示す好適な実施形態によって、以下のとおり詳細に説明する。
図1~図4及び図7、図8に示すように、本考案のツールセッティングスタンドアッセンブリは、ツールホルダ10及びツールセッティングスタンド20を含む。
前記ツールホルダ10は、ホルダ本体、コレット13及びキャップナット14を備え、該ホルダ本体上に、軸方向に配列されるシャンク部11、フランジ部12及びコレット13が設けられ、該シャンク部11は、非円形断面を有するロッド体であり、具体的に述べると、断面形状が略三角形を呈し(図8を参照)、軸方向端部にかけて縮径する(図7を参照)、ISO26623-1に準じたポリゴンテーパシャンクのようなものである。
前記フランジ部12は、少なくとも一つの係止部を備え、該少なくとも一つの係止部は二つの係合凹溝121を含み、該二つの係合凹溝121はそれぞれ、該フランジ部12の外周面における径方向両側に形成される。本好適な実施形態においては、前記少なくとも一つの係止部の数が二つであり、つまり、前記フランジ部12の外周面に四つの係合凹溝121を有する。具体的に述べると、前記四つの係合凹溝121は、前記フランジ部12の外周面上に等角度、等間隔で配置されており、つまり、該フランジ部12の外周面上における、相対する両側に位置する二つの係合凹溝121は同じ係止部に属する。尚、前記各係合凹溝121の溝底面は、長尺状の平坦面であることが好ましい。
前記コレット13は、前記ホルダ本体の先端部の内部に設置され、刃物91をクランプするための部品であり、前記キャップナット14は、ホルダ本体の先端部の外周に締着され、該コレット13にクランプされている刃物91のチャッキング及び解放を制御する部材であり、両者とも既製品であるので、ここではそれらに関する説明を省略する。
前記ツールセッティングスタンド20は、ベース座21と、該ベース座21に連結されている縦型保持部22及び横型保持部23を含み、該縦型保持部22は、該縦型保持部22を上下方向に貫通する保持孔221を有し、該保持孔221は、非円形でかつ前記ツールホルダ10のシャンク部11の断面形状と対応する輪郭を有し、これにより、該ツールホルダ10のシャンク部11を、該縦型保持部22に対して回転しないように該保持孔221に挿通保持させることができる。尚、使用時には、前記ベース座21が万力などの留め具を介して作業台または工作機械に固定されることが好ましい。
以下、前記縦型保持部22の保持孔221の輪郭が前記ツールホルダ10のシャンク部11の断面形状と対応していることについて詳しく説明する。図4及び図8に示すように、本願の好適な実施形態における前記保持孔221の輪郭は、ポリゴンテーパシャンクである前記シャンク部11の略三角形の断面形状(図8を参照)と対応しており、このような設計により、該シャンク部11を該保持孔221内に挿設保持する時、当該シャンク部11の非円柱状の外周壁面が保持孔221の孔壁に密着嵌合するように当接するので、該シャンク部11は回転できない状態となる。尚、前記保持孔221の形状は、これに限定されるものではなく、非円形でかつシャンク部11が前記縦型保持部22に対して回転できない形状であればよい。
図5~図7及び図10に示すように、前記ベース座21に連結される横型保持部23は、その頂面から下向きに凹むように形成される、前記ツールホルダ10のシャンク部11を収容するシャンク嵌合部231と、該ツールホルダ10のフランジ部12を収容するフランジ嵌合部232を含む。本願の好適な実施例においては、前記シャンク嵌合部231の幅は、テーパ状の前記シャンク部11の柱体に対応するように、前記フランジ嵌合部232から離れる方向に漸次縮幅し、このような設計により、該シャンク嵌合部231内に収容されているシャンク部11の外周壁面が当該シャンク嵌合部231の内周壁面に密着するように当接しているので、前記ツールホルダ10が前記横型保持部23内に安定して保持することができる。
図5~図7及び図9に示すように、前記フランジ嵌合部232は、前記ツールホルダ1010の係合凹溝121と係合可能な係合凸部233を二つ有し、該両係合凸部233は、該フランジ嵌合部232における、対向する両壁面上に突出形成されると共に、該フランジ嵌合部232の開口から下向きに延在する。尚、前記各係合凸部233は、鉛直方向に延びることが好ましいが、これに限定されるものではなく、鉛直方向ではない方向に延びてもよい。前記二つの係合凸部233の設置によれば、前記フランジ嵌合部232内に収容されているツールホルダ10の二つの係合凹溝121は、該二つの係合凸部233に係合されるので、当該ツールホルダ10がガタつくことはなく、かつ前記横型保持部23に対して回転することもないので、安定して保持することができる。
本願の好適な実施例においては、前記各係合凸部233上に、互いに反対方向に傾斜する二つの傾斜面2331が設けられ、該二つの傾斜面2331により、該係合凸部233の幅が前記フランジ嵌合部232の壁面に繋がる一端側から他端側に向かって徐々に狭くなり、つまり、該二つの傾斜面2331を有する係合凸部233の横断面形状は略台形である。また、係合状態下での前記係合凸部233と係合凹溝121においては、当該係合凸部233の両傾斜面2331が当該係合凹溝121の相対する両溝壁に当接しており、これにより、前記フランジ嵌合部232内に収容されているツールホルダ10に対してさらに安定した保持効果を得ている。
ツールホルダ10は、本考案のツールセッティングスタンド20を利用して保持される時、縦型保持部22または横型保持部23内に選択的に保持される。つまり、本考案のツールセッティングスタンド20は、直立式および水平式用である。ツールホルダ10を縦型保持部22内に収容させて保持する時は、当該ツールホルダ10のポリゴンテーパー状のシャンク部11を、対応する形状を有する縦型保持部22の保持孔221内に回転不能な状態で挿設して保持固定する。一方で、ツールホルダ10を横型保持部23内に収容させて保持する時は、当該ツールホルダ10のシャンク部11及びフランジ部12をそれぞれ、当該横型保持部23のシャンク嵌合部231及びフランジ嵌合部232内に収容させて保持すると共に、当該ツールホルダ10の四つの係合凹溝121のうち二つの係合凹溝121をそれぞれ、ツールセッティングスタンド20の二つの係合凸部233に係合させる。この構成によれば、キャップナット14を回す時に、ツールホルダ10がガタつくことなくかつ回転不能に安定して保持することができる。
要するに、ツールホルダ10が横型保持部23に保持される時に、当該ツールホルダ10のフランジ部12及びシャンク部11がそれぞれ、横型保持部23のフランジ嵌合部232及びシャンク嵌合部231内に収容され、当該ツールホルダ10のフランジ部12が、二つの長尺状に延びている係合凸部233によって径方向両側から挟持固定されることから、当該ツールホルダ10に対してより安定した保持固定効果を得ることが可能となるので、キャップナット14の締緩作業をする際に、ツールホルダ10の不意な回動を防止することができる。また、ツールホルダ10が刃物91の交換作業を行うために縦型保持部22に保持されると、当該縦型保持部22の保持孔221は非円形の開孔であると共に、その開孔輪郭が保持固定対象のツールホルダ10のシャンク部11の断面形状と対応していることから、保持されているツールホルダ10が縦型保持部22の保持孔221内に回動することなく安定して固定される。
以上の説明は、本考案の好適な実施形態に過ぎず、本考案に対して何ら限定を行うものではない。本考案について、比較的好適な実施形態をもって上記のとおり開示したが、これは本考案を限定するものではなく、すべての当業者が、本考案の技術構想を逸脱しない範囲において、本考案の技術の本質に基づいて上記の実施形態に対して行ういかなる簡単な修正、変更及び修飾も、依然としてすべて本考案の技術構想の範囲内にある。
10 ツールホルダ
11 シャンク部
12 フランジ部
121 係合凹溝
13 コレット
14 キャップナット
20 ツールセッティングスタンド
21 ベース座
22 縦型保持部
221 保持孔
23 横型保持部
231 シャンク嵌合部
232 フランジ嵌合部
233 係合凸部
2331 傾斜面
91 刃物
11 シャンク部
12 フランジ部
121 係合凹溝
13 コレット
14 キャップナット
20 ツールセッティングスタンド
21 ベース座
22 縦型保持部
221 保持孔
23 横型保持部
231 シャンク嵌合部
232 フランジ嵌合部
233 係合凸部
2331 傾斜面
91 刃物
Claims (5)
- 軸方向に沿って配列されている、非円形断面のシャンク部と、外周面上における径方向両側に形成される二つの係合凹溝を含む少なくとも一つの係止部を備えるフランジ部とを有するツールホルダを保持するために用いられる、直立式および水平式用のツールセッティングスタンドであって、ベース座と、該ベース座に連結される縦型保持部及び横型保持部とを含み、
前記縦型保持部は、該縦型保持部を上下方向に貫通する保持孔を有し、該保持孔は、非円形でかつ前記ツールホルダのシャンク部の断面形状と対応する輪郭を有し、該ツールホルダのシャンク部は、該縦型保持部に対して回転しないように該保持孔に挿通保持され、
前記横型保持部は、頂面から下方側へ凹むように形成される、前記ツールホルダのシャンク部を収容保持するシャンク嵌合部、及び当該ツールホルダのフランジ部を収容保持するフランジ嵌合部を含み、該フランジ嵌合部は、前記ツールホルダの少なくとも一つの係止部の両係合凹溝と係合可能な二つの係合凸部を有し、該二つの係合凸部はそれぞれ、該フランジ嵌合部の対向する両壁面上に突出形成されると共に、該フランジ嵌合部の開口から下向きに延在し、該ツールホルダは、その両係合凹溝と該フランジ嵌合部の両係合凸部との係合関係により、該横型保持部に対して回動しないように保持固定され、
前記ツールホルダは、前記縦型保持部または横型保持部に選択的に保持固定されることを特徴とする直立式および水平式用のツールセッティングスタンド。 - 前記横型保持部の各係合凸部には、互いに反対方向に傾斜する二つの傾斜面が形成され、該両傾斜面により、該係合凸部の幅が前記フランジ嵌合部の壁面に連なる一端側から他端側に向かって漸次縮幅するようになり、前記ツールホルダが該横型保持部内に保持固定される状態において、該各係合凸部の両傾斜面がそれぞれ、対応する前記係合凹溝の相対する両溝壁に当接されることを特徴とする請求項1に記載の直立式および水平式用のツールセッティングスタンド。
- 前記横型保持部の各係合凸部が鉛直方向に延びていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の直立式および水平式用のツールセッティングスタンド。
- 前記ツールホルダのシャンク部がポリゴンテーパー状をなすことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の直立式および水平式用のツールセッティングスタンド。
- ツールセッティングスタンドアッセンブリであって、ツールホルダと、ツールセッティングスタンドとを含み、
前記ツールホルダは、該ツールホルダの軸方向に沿って配列されているシャンク部及びフランジ部を有し、該シャンク部は非円形断面を有するロッド体であり、該フランジ部は少なくとも一つの係止部を備え、該少なくとも一つの係止部は該フランジ部の外周面上における径方向両側に形成される二つの係合凹溝を含み、
前記ツールセッティングスタンドは、ベース座と、該ベース座に連結される縦型保持部及び横型保持部を含み、
前記縦型保持部は、該縦型保持部を上下方向に貫通する保持孔を有し、該保持孔は、非円形でかつ前記ツールホルダのシャンク部の断面形状と対応する輪郭を有し、該ツールホルダのシャンク部は、該縦型保持部に対して回転しないように該保持孔に挿通保持され、
前記横型保持部は、頂面から下方側へ凹むように形成される、前記ツールホルダのシャンク部を収容保持するシャンク嵌合部、及び当該ツールホルダのフランジ部を収容保持するフランジ嵌合部を含み、該フランジ嵌合部は、前記ツールホルダの少なくとも一つの係止部の両係合凹溝と係合可能な二つの係合凸部を有し、該二つの係合凸部はそれぞれ、該フランジ嵌合部の対向する両壁面上に突出形成されると共に、該フランジ嵌合部の開口から下向きに延在し、該ツールホルダは、その両係合凹溝と該フランジ嵌合部の両係合凸部との係合関係により、該横型保持部に対して回動しないように保持固定され、
前記ツールホルダは、前記縦型保持部または横型保持部に選択的に保持固定されることを特徴とするツールセッティングスタンドアッセンブリ。
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JP2023000042U JP3241160U (ja) | 2023-01-08 | 2023-01-08 | 直立式および水平式用のツールセッティングスタンド、及びそれを備えたツールセッティングスタンドアッセンブリ |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3241160U true JP3241160U (ja) | 2023-03-08 |
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