JPH09125730A - エレベータ式駐車装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケージ４と棚５との位置決めストッパと、棚
からパレットが落下するのを防止する落下防止ストッパ
のアクチュエータを兼用させて設備およびメンテナンス
費用の削減を図る。 【構成】 本発明のエレベータ式駐車装置は、車を昇降
させるケージと、ケージの両側に多数に配置され、ケー
ジとの間で車を載置したパレットの出し入れを行う棚と
を備えたエレベータ式駐車装置において、ケージ側には
ケージの４隅に出没可能に枢着され、棚側に突出した状
態でケージの位置決めを行う位置決めストッパを設け棚
側にはパレットが棚から滑落しないようにするパレット
落下防止ストッパを設け、落下防止ストッパは、先端側
が上向きに付勢されていて先端でパレットの端部に係止
してパレットの滑落を防止すると共に、ケージ側に設け
た位置決めストッパに固着されたストライカにより押し
下げられて、パレット端部との係止を解除しパレットを
棚から引き出し可能とするようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はエレベータ式駐車装
置に係り、特に簡素化されて、かつ確実に棚からの車の
落下を防止できる落下防止装置を有するエレベータ式駐
車装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】自動車を乗せたケージを、ロープを用い
て昇降させ、所定の棚へ格納するようにしたエレベータ
式駐車装置がある。図５および図６はかかるエレベータ
式駐車装置を示す正面図および側面図である。

【０００３】図中、１はエレベータ式駐車装置の建屋、
２は建屋１の地上部分に設けられた出入口、３は建屋１
の中央部に設けられた昇降路、４は昇降路３内部を昇降
するケージ、５は昇降路３の両側部に設けられた棚、６
は自動車７を載せケージ４から棚５へ又棚５からケージ
４へと受け渡すためのパレット、８はケージ４や各棚５
の上面に設けられてパレット６の横行を案内するための
ローラガイド、９は昇降路３下部のピット１０に設けら
れたジャッキアップ機構付きのターンテーブル、１１は
建屋１の上部に設けられた昇降装置、１２，１３は一端
をケージ４に接続されて昇降装置１１によって昇降移動
されるロープ、１４は昇降装置１１の駆動モータ、１５
は昇降装置１１の減速器、１６は昇降装置１１の駆動ス
プロケット、１７は昇降装置１１のアイドラスプロケッ
ト、１８はロープ１２，１３により吊下げられてケージ
４との間でバランスを取るためのカウンタウエイト、１
９はエレベータ式駐車装置の鉄骨構造材である。

【０００４】そして、自動車７を入庫する場合、自動車
７を出入口２からエレベータ式駐車装置の建屋１内部へ
導入し、ターンテーブル９上に停止させた後、ターンテ
ーブル９を駆動してパレット６ごと９０度方向転換させ
る。

【０００５】次に、昇降装置１１を駆動してロープ１
２，１３を昇降移動させることにより、自動車７ごとケ
ージ４を昇降路３に沿って上昇させ、格納しようとする
棚５に対して位置合せさせる。

【０００６】その後、ケージ４に設けられた図示しない
移載装置を駆動して、自動車７をパレット６ごとケージ
４および対応する棚５の横行ローラガイド８に案内させ
て横行移動させ、棚５へ格納する。

【０００７】尚、棚５に格納された自動車７を出庫する
際には、上記とほぼ反対の手順を行うようにする。

【０００８】かかるエレベータ式駐車装置において、ケ
ージ４と棚５との位置合せ装置の一例として本願と同一
出願人が出願した特願平４─３００２９１号がある。上
記出願は、棚５のケージ側端部の両側に基準となるロー
ラを設けると共にケージ側の４隅に上記ローラと摺接し
てケージ４を持上げるためのテーパ面および該テーパ面
と連続して設けられローラの上面に摺接したときにケー
ジ４と棚５とが正確に位置合せされるように形成された
位置合せ用水平面を有するレベル差調節部材をローラに
向けて突出収納自在に設けたものである。ケージ４を棚
５よりわずかに下方に位置させ上記レベル差調節部材を
突出させることによりケージ４をわずかに持上げて位置
合せを行う。

【０００９】一方棚５の上に載置したパレット（自動車
を載せた空車パレットまたは自動車を載せない空車パレ
ット）が地震などにより棚５から落下するのを防止する
落下防止ストッパが必要である。かかる落下防止ストッ
パの一例を図７および図８に示す。図７は落下防止スト
ッパの側面図であり、図８は同斜視図である。図中６は
パレット、６ａはパレット６下面に固着されたガイドレ
ール、８はローラガイドで、垂直ローラ８ａ、水平ロー
ラ８ｂおよびローラ８ａ，８ｂを支持するレール８ｃか
らなる。レール８ｃのケージ側先端に落下防止ストッパ
２０が設けられている。落下防止ストッパ２０はパレッ
ト６のガイドレール６ａの先端に当接してパレットが落
下しないようにするコ字状の部材２０ａと、レール８ｃ
に固着され、コ字状部材２０ａを枢支するブラケット２
０ｄと、コ字状部材２０ａの先端から垂下されるブラケ
ット２０ｃと、ブラケット２０ｃの先端から水平に張り
出して設けられたローラ２０ｂと、コ字状部材２０ａの
後端に連結されコ字状部材２０ａの先端部を上向きに付
勢するコイルばね２０ｅとからなる。

【００１０】上記落下防止ストッパ２０は通常は図示の
状態でパレット６が落下しないようにしているが、パレ
ット６を横行させて棚５からケージ４に受渡すときに
は、ケージ側に設けたストライカ２１を突出させて落下
防止ストッパを押し下げ、パレット６の受渡しが可能と
なる。即ちストライカ２１は先端に傾斜２１ａを有して
おり、これを図示しないアクチェータにより突出させる
と傾斜２１ａがローラ２０ｂに当接してローラ２０ｂを
押し下げ、それに伴ってコ字状部材２０ａの先端が下降
し、パレット６のガイドレール６ａに当らなくなり、パ
レット６が引出し可能になる。

【００１１】

【発明が解決しようとする課題】以上述べたように位置
合せ装置および落下防止ストッパはそれぞれ独立して油
圧、空気圧または電動式シリンダ等のアクチュエータを
使用している。即ち位置合せ装置として４個、落下防止
ストッパとして４個、合計８個のアクチュエータをケー
ジ４に取付ける必要があり、設備およびメンテナンスの
ための費用が嵩むことになる。本発明は上記問題点に鑑
み案出されたもので、位置合せ装置と落下防止ストッパ
のアクチュエータを兼用することによりアクチュエータ
の数を減らし、設備およびメンテナンスの費用の削減を
図ることを目的とするものである。

【００１２】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のエレベータ式駐車装置は、パレットに載置した
車を昇降させるケージと、ケージの両側に上下方向に多
数に配置され、ケージとの間でパレットの出し入れを行
う棚とを備えたエレベータ式駐車装置において、ケージ
側にはケージの４隅に出没可能に枢着され、棚側に突出
した状態でケージを下降させて棚側に設けたストッパ受
の上面に当接してケージの位置決めを行う位置決めスト
ッパと、位置決めストッパの出没を行う駆動装置とを備
えており、棚側にはパレットが棚から滑落しないように
するパレット落下防止ストッパを備えており、落下防止
ストッパは、棚のケージ側端部に枢着され、先端側が上
向きに付勢されていて先端でパレットの端部に係止して
パレットの滑落を防止すると共に、ケージ側に設けた位
置決めストッパを突出させた状態で、位置決めのためケ
ージを下降させたとき、位置決めストッパに固着された
ストライカにより上記上向きの付勢に抗して押し下げら
れて、パレット端部との係止を解除し、パレットを棚か
ら引き出し可能とするようになっている。

【００１３】上記位置決めストッパの駆動装置はストッ
パ近傍にそれぞれ設けた油圧、空気圧または電動式シリ
ンダであってもよい。

【００１４】さらに上記位置決めストッパの駆動装置
は、それぞれの位置決めストッパの近傍に設けられ位置
決めストッパを引込むように付勢するばね装置と、該ス
トッパに一端が連結され引張ることによりストッパを突
出させる柔軟な鞘付ワイヤと、ワイヤの他端に連結され
４本のワイヤを一度に引張り、位置決めストッパを突出
させる油圧、空気圧または電動式シリンダとからなるも
のとしてもよい。

【００１５】ケージの位置合せは、ケージ停止位置より
わずかに高い位置で一旦停止し、位置決めストッパを突
出させ、その後ゆっくりとケージを下降させて、棚側に
設けたストッパ受上面に位置決めストッパを当接させる
ことにより行う。位置決めストッパを突出させると、そ
れに固着されたストライカも棚側に移動し、その状態で
ケージを下降させると棚のケージ側端部に枢着された落
下防止ストッパをストライカで押し下げる。落下防止ス
トッパが押し下げられると棚に載置されたパレットをケ
ージに移動させることができるようになる。

【００１６】

【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態について
図面を参照しつつ説明する。図１は本発明の位置決めス
トッパの正面図で、図１（Ａ）は駆動装置が作動してス
トッパが突出した状態を示し、図１（Ｂ）はストッパが
引込んだ状態を示す。図２は図１のＩＩ−ＩＩ矢視図で
ある。図１および図２において、４はケージであり、箱
形鋼４ｇを平面図上４角に組立てたケージフレーム本体
４ａの４隅にブラケット４ｃを介して不等辺山形鋼部材
４ｄが立設され、かつ両側の棚５に向って水平なレール
４ｂが設けられている。尚各棚５にも上記レール４ｂに
対応する図示しないレールが設けられており、これらの
レール上でパレット６を横行させることによりケージ４
と棚５の間でパレット６の受渡しを行う。

【００１７】ケージ４の４隅の上記不等辺山形鋼部材４
ｄの上部にはスプリングボックス４ｅが設けられてお
り、ケージ昇降用のロープ１２，１３が連結されてい
る。不等辺山形鋼部材４ｄの中央にはピン３１を介して
位置決めストッパ３０が枢着されている。位置決めスト
ッパ３０は図のように鳥の頭状の形状をしており、目に
相当する部分でピン３１に枢着されており、顎に相当す
る部分の下面が水平面３０ｂとなっていて、水平面３０
ｂが棚５のケージ側端部の鉄骨１９に固着されたストッ
パ受け３４に当接することによりケージの位置合せが行
われる。位置決めストッパ３０の頸に相当する部分の前
面３０ｃは垂直面となっており、不等辺山形鋼部材４ｄ
端部に固着された受部材３３に当接して、位置決めスト
ッパ３０の突出位置を規制するようになっている。位置
決めストッパ３０の頸に相当する部分の後面には丸棒状
のストライカ３２が横向きに張り出して固着されてい
る。尚不等辺山形鋼部材４ｄにはストライカ３２が貫通
する円弧状の長孔４ｆが穿設されている。位置決めスト
ッパ３０の後頭部に当る部分にブラケット３０ａが固着
されている。

【００１８】３５は位置決めストッパ３０の駆動装置３
９の一部を構成するばね装置であり、位置決めストッパ
３０を引込ませるように付勢している。ばね装置３５は
不等辺山形鋼部材４ｄに固着されたブラケット３５ｃ
と、ブラケット３５ｃに穿設された孔を貫通し、位置決
めストッパ３０のブラケット３０ａに一端が連結され他
端が円板部材３５ｄに固着された引張部材３５ｂと、ブ
ラケット３５ｃと円板部材３５ｄとの間に介設された圧
縮コイルバネ３５ａとからなる。

【００１９】３６は柔軟な鞘３６ｂ内にワイヤ３６ａが
摺動可能に貫通している鞘付ワイヤである。鞘付ワイヤ
３６は通常自転車のブレーキ等の力の伝達に使用される
ものである。鞘付ワイヤ３６の鞘３６ｂは位置決めスト
ッパの近傍および後に述べるシリンダ３８の近傍でそれ
ぞれブラケット３７ａおよび３７ｂにより位置が固定さ
れている。３８は位置決めストッパ３０の駆動装置３９
の一部を構成するシリンダである。シリンダ３８は図１
では油圧シリンダとして示しているが空気圧または電動
式であってもよい。シリンダ３８はシリンダ側がブラケ
ット３８ｃを介してケージフレーム４ａに固着されてお
り、ピストンロット３８ａの先端には、横方向に張出し
た金物３８ｂが連結されている。鞘付ワイヤ３６のワイ
ヤ３６ａは一端がブラケット３０ａに、他端が金物３８
ｂにそれぞれ連結されている。尚位置決めストッパはケ
ージ４の４隅にそれぞれ１個づつ設けられているので、
鞘付ワイヤ３６も４本あり、シリンダ３８は４本のワイ
ヤを一度に引張るようになっている。尚図２に示される
パレット６および車輪６ｃについては後で説明する。

【００２０】次に棚５側に設けた落下防止ストッパにつ
いて説明する。図３は落下防止ストッパの正面図であ
り、図４は図３のＩＶ−ＩＶ矢視図である。図において
６はパレットで、４隅に下部が開放された溝形の軸受部
材６ｂを介して両フランジ型の車輪６ｃが設けられてい
る。５は棚であり、前後にレール５ａが設けられてい
る。尚棚５のレール５ａとケージ４のレール４ｂとは対
応しており、レール４ｂとレール５ａとの間でパレット
６の受渡しが行われる。車輪６ｃの溝形の軸受部材６ｂ
の下端には横に張り出した爪６ｄが固着されている。４
１は落下防止ストッパである。落下防止ストッパ４１は
水平部材４１ａを有していて、水平部材４１ａは略中央
で水平なピン４０に回動可能に外嵌されており水平部材
４１ａの後端には引張コイルばね４３が下方向に引張る
ように連結されていて、先端部を上向に付勢している。
落下防止ストッパ４１の先端部には水平部材４１ａから
立ち上るように爪４１ｂが設けられると共に水平部材４
１ａから垂下するように垂直部材４１ｃが設けられ、垂
直部材４１ｃの下端に横に張り出すように水平部材４１
ｄが設けられている。コイルバネ４３の下端はレール５
ａから張り出したブラケット４２に連結されている。尚
図４に示すように落下防止ストッパ４１の外側（図上左
側）に位置決めストッパ３０（点線で示す）が位置して
いる。尚レール５ａから横に張り出して設けられたブラ
ケット４４の先端に横に張り出してピン４０が固着され
ている。

【００２１】次に本実施態様の作用を説明する。先ず位
置決めストッパ３０について説明する。ケージ４が昇降
するときには、位置決めストッパ３０は図１（Ｂ）に示
すようにばね装置３５により引張られて引込んだ状態に
なっており、昇降の邪魔にならない。一方所定の棚５で
停止する場合には位置決めストッパの水平面３０ｂをス
トッパ受３４上面に当接させて停止位置の位置合せを行
う。その場合停止位置の約６０ｍｍ上方で一旦停止す
る。それからシリンダ３８を作動させて鞘付ワイヤ３６
を介して位置決めストッパ３０をばね装置３５に抗して
引張って図１（Ａ）に示すように位置決めストッパ３０
を突出させる。位置決めストッパ３０を突出状態とした
まま、徐々にケージ４を停止位置まで下降させて位置合
せを行う。

【００２２】次に落下防止ストッパ４１について説明す
る。落下防止ストッパ４１はばね４３により先端が上向
きに付勢されており、図３に示すように、パレット側の
爪６ｄが落下防止ストッパ４１の爪４１ｂにより係止さ
れているのでパレット６が棚５から落下することはな
い。

【００２３】次に落下防止ストッパ４１のパレット６端
部との係止を解除し、パレット６をケージ４に引き出し
可能とする方法について説明する。先ずケージ４を停止
位置の６０ｍｍ上方で一旦停止する。この場合位置決め
ストッパ３０は引込んだ状態となっており、ストライカ
３２は図３のに位置している。次に位置決めストッパ
３０を図１（Ａ）に示すように突出した状態にする（図
３の状態）。の状態ではストライカ３２は落下防止
ストッパ４１の水平部材４１ｄの約２０ｍｍ上方に位置
している。次にケージ４を停止位置まで降下させるとス
トライカ３２は約６０ｍｍ降下する（図３のの状態）
ので、落下防止ストッパ４１の先端部は約４０ｍｍ下降
し爪４１ｂはパレット６の爪６ｄと当ることがなくな
り、係止が解除され、パレット６はケージ４に乗り移る
ことが可能となる。

【００２４】本発明は以上説明したような実施形態に限
られるものではない。例えば位置決めストッパの駆動装
置３９は図１に示したものに限らず、図９に示すような
ものでもよい。即ち駆動装置３９は、この場合、それぞ
れの位置決めストッパ毎に設けたシリンダ４５である。
シリンダ４５はシリンダの後端部で枢支されている。さ
らにパレット６に車輪を設ける実施形態について説明し
たが、図５ないし図７に示すようにパレット下面にレー
ルを設け、棚５およびケージ４にはローラガイド８を設
けるようにしてもよい。

【００２５】

【発明の効果】以上述べたように位置決めストッパと落
下防止ストッパのアクチュエータを兼用したので設備お
よびメンテナンス費用が軽減されることになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の位置決めストッパの正面図である。

【図２】図１のＩＩ−ＩＩ矢視図である。

【図３】本発明の落下防止ストッパの正面図である。

【図４】図３のＩＶ−ＩＶ矢視図である。

【図５】従来のエレベータ式駐車装置の正面図である。

【図６】従来のエレベータ式駐車装置の側面図である。

【図７】従来の落下防止ストッパの正面図である。

【図８】従来の落下防止ストッパの斜視図である。

【図９】本発明の位置決めストッパの他の実施態様の正
面図である。

【符号の説明】

４ ケージ ５ 棚 ６ パレット ３０ 位置決めストッパ ３２ ストライカ ３４ ストッパ受 ３５ ばね装置 ３６ 鞘付ワイヤ ３８ シリンダ ３９ 位置決めストッパの駆動装置 ４５ シリンダ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 パレットに載置した車を昇降させるケー
   ジと、ケージの両側に上下方向に多数に配置され、ケー
   ジとの間でパレットの出し入れを行う棚とを備えたエレ
   ベータ式駐車装置において、ケージ側にはケージの４隅
   に出没可能に枢着され、棚側に突出した状態でケージを
   下降させて棚側に設けたストッパ受の上面に当接してケ
   ージの位置決めを行う位置決めストッパと、位置決めス
   トッパの出没を行う駆動装置とを備えており、棚側には
   パレットが棚から滑落しないようにするパレット落下防
   止ストッパを備えており、落下防止ストッパは、棚のケ
   ージ側端部に枢着され、先端側が上向きに付勢されてい
   て先端でパレットの端部に係止してパレットの滑落を防
   止すると共に、ケージ側に設けた位置決めストッパを突
   出させた状態で、位置決めのためケージを下降させたと
   き、位置決めストッパに固着されたストライカにより上
   記上向きの付勢に抗して押し下げられて、パレット端部
   との係止を解除し、パレットを棚から引き出し可能とす
   るようになっていることを特徴とするエレベータ式駐車
   装置。
2. 【請求項２】 上記位置決めストッパの駆動装置はスト
   ッパ近傍にそれぞれ設けた油圧、空気圧または電動式シ
   リンダである請求項１記載のエレベータ式駐車装置。
3. 【請求項３】 上記位置決めストッパの駆動装置は、そ
   れぞれの位置決めストッパの近傍に設けられ位置決めス
   トッパを引込むように付勢するばね装置と、該ストッパ
   に一端が連結され引張ることによりストッパを突出させ
   る柔軟な鞘付ワイヤと、ワイヤの他端に連結され４本の
   ワイヤを一度に引張り、位置決めストッパを突出させる
   油圧、空気圧または電動式シリンダとからなる請求項１
   記載のエレベータ式駐車装置。