JPH09123871A - 作動可能抑制デバイスを制御するための装置及び方法 - Google Patents

作動可能抑制デバイスを制御するための装置及び方法

Info

Publication number
JPH09123871A
JPH09123871A JP8234355A JP23435596A JPH09123871A JP H09123871 A JPH09123871 A JP H09123871A JP 8234355 A JP8234355 A JP 8234355A JP 23435596 A JP23435596 A JP 23435596A JP H09123871 A JPH09123871 A JP H09123871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
crash
coded
satellite
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8234355A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3064923B2 (ja
Inventor
Karl D Walton
カール・ディー・ウォルトン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T R W TEKUNAA Inc
TRW Technar Inc
Original Assignee
T R W TEKUNAA Inc
TRW Technar Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by T R W TEKUNAA Inc, TRW Technar Inc filed Critical T R W TEKUNAA Inc
Publication of JPH09123871A publication Critical patent/JPH09123871A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3064923B2 publication Critical patent/JP3064923B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠隔に定位されている相互接続された制御モ
ジュールを用いる車両の作動可能抑制デバイスを制御す
るための方法及び装置を提供する。 【構成】 作動可能抑制システム10は、主モジュール
22に電気的に接続されており且つ主モジュール22か
ら遠隔に定位されているサテライト激突検知モジュール
20を含んでいる。サテライト激突検知モジュール20
は加速度計26及びサテライト制御装置28を含んでい
る。サテライト制御装置28は激突アルゴリズムを実施
することにより加速度信号に応答して要配置激突事象が
生じているか否かを決定する。サテライト制御装置28
は、要配置激突事象が生じたか否かを指示するコード化
された信号63を供給する。主制御モジュール22の主
制御装置44はコード化された信号63を受信して解読
する。主制御装置44がコード化された信号を要配置激
突状態の発生を指示するものと解読した場合、主制御装
置44は抑制デバイスを始動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両占有者抑制システ
ム(vehicle occupant restra
int system)に関し、より詳細には、抑制デ
バイス(restraint device)の作動を
制御するための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用作動可能占有者抑制システム(a
ctuatable occupant restra
int system)は当技術では公知である。一つ
の特定の型式の作動可能占有者抑制システムは、車両の
占有者室内に取り付けられる膨張式空気バッグを含んで
いる。この空気バッグは、スクイブ(導火爆管)(sq
uib)と呼ばれる係合された電気作動式伝火薬を有し
ている。斯かるシステムは通常、スクイブと直列に電気
的に接続され且つ車両の選択された定位に取り付けられ
る複数の機械的慣性検知デバイスを含んでいる。これら
の慣性検知デバイスは、激突強度の特定レベルに応答し
て閉じる。「激突加速度(crash acceler
ation)」は、激突の際の車両の速度の急激な変化
から生じる加速度である。慣性検知デバイスが閉じる
と、十分な大きさと期間の電流がスクイブを通過してス
クイブに点火する。スクイブは点火すると、可燃ガス発
生組成に点火し且つ/あるいは加圧ガスの容器を貫通し
て、どちらの場合も空気バッグの膨張をもたらす。他の
作動可能抑制デバイスはシートベルトプレテンショナ、
作動可能ニーボルスタ、等を含んでいる。
【0003】更に他の公知の車両用作動可能占有者抑制
システムは車両激突加速度を検知するための電気変換器
又は加速度計を含んでいる。斯かるシステムは加速度計
の出力に接続されている監視又は評価回路を含んでい
る。この加速度計は車両の速度の変化に機能的に関連す
る特性を有する電気信号を供給する。この加速度計信号
は評価されて、要配置激突事象(deployment
crash event)が生じているか否かを決定
する。この全激突決定課程は、当技術では、「激突アル
ゴリズム」として言及されている。各激突アルゴリズム
は、「激突計量値」と呼ばれる激突値を決定する。公知
の計量値は、激突速度(加速度信号の積分によって決定
される)、激突変位(加速度信号の重積分によって決定
される)、激突反射運動(加速度信号の微分によって決
定される)、加速度信号における特定の周波数成分の存
在を決定するための周波数成分監視、及び/又は激突エ
ネルギ(例えば、加速度信号を二乗することによって決
定される)を含んでいる。用いられる如何なる特定の激
突アルゴリズムに対しても、1つ又はそれ以上の決定さ
れた激突計量値が通常、それぞれの閾値と比較される。
閾値を越えた場合、或いは特定の値、例えば周波数成分
が存在する場合、要配置激突事象が生じているという決
定が為される。
【0004】車両の側面衝撃の際に占有者を保護するた
めの占有者抑制システムは当技術では公知である。側面
衝撃抑制システムは通常、車両ドア或いは占有者に隣接
したひじ掛けの中に取り付けられる空気バッグを含んで
いる。公知の側面抑制システムは通常、ドアの外皮に取
り付けられているスイッチ接点を含んでいる。側面激突
の際にドアが潰れると、スイッチは外皮の破砕効果によ
って閉じられ、空気バッグが配置される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特定の側面衝撃抑制シ
ステムは加速度計及び激突アルゴリズムを用いて要配置
側面激突事象と非要配置側面激突事象とを区別する。斯
かるシステムの場合、加速度計を車両ドア内の特定の定
位に定位することが望ましい。加速度計信号から激突ア
ルゴリズムの激突計量値を計算するのにマイクロコンピ
ュータ制御装置が通常用いられる。通常、望ましいドア
定位には完全な検知及び制御装置を設置するのに十分な
余裕が無い。更に、特定の側面衝撃空気バッグシステム
は空気バッグを車輛シートに定位せしめている。検知シ
ステム及び制御装置が車輛ドアの中に定位されている場
合、斯かる装置は、ドアヒンジ領域に大電流の配線を必
要とする。
【0006】加うるに、加速度計から出た電気信号は通
常、低振幅低周波数信号、例えば、”g”当たり約5ミ
リボルトである。車輛ドア中の定位から通常の自動車配
線及びコネクタを通して車輛の乗客室内に定位されたマ
イクロコンピュータ制御装置に伝送された場合、この低
振幅加速度計信号はラジオ周波数干渉(RFI)及び電
磁干渉(EMI)と混信され得る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、遠隔に定位さ
れている相互接続された制御モジュールを用いる車両の
作動可能抑制デバイスを制御するための方法及び装置を
提供する。
【0008】本発明の1つの特徴によると、作動可能抑
制デバイスを制御するための装置は車両の激突加速度を
指示する特性を有する激突加速度信号を供給するための
加速度検知手段を含むサテライト激突検知手段(sat
ellite crashsensing mean
s)を含んでいる。このサテライト激突検知手段は更
に、激突加速度信号に応答して、要配置激突状態が生じ
ているか否かを決定する。このサテライト激突検知手段
は、決定された要配置激突状態に応答してコード化され
た信号を供給する。主制御手段がサテライト激突検知手
段から遠隔的に低位され且つサテライト激突検知手段に
作動可能に接続されている。この主制御手段は更に抑制
デバイスに作動可能に接続されている。この主制御手段
はサテライト激突検知手段から出たコード化された信号
に応答して作動可能抑制手段を始動せしめる。
【0009】本発明の別の特徴によると、作動可能抑制
デバイスを制御するための方法は、車両中の第一定位に
おける車両激突加速度を検知するステップ、及び車両の
激突加速度を指示する特性を有する激突加速度信号を供
給するステップを含んでいる。この方法は更に、激突加
速度信号に応答して要配置激突状態が生じているか否か
を決定するステップ、決定ステップに応答して第一定位
から遠隔的に定位されている第二定位にコード化された
信号を供給するステップ、及び第二定位におけるコード
化された信号を解読するステップを含んでいる。この方
法は更に、抑制デバイスを配置するためにコード化され
た信号に応答して始動信号を供給するステップを含んで
いる。
【0010】
【実施例】図1について説明すると、本発明に従って作
成された作動可能占有者抑制システム10は、主制御モ
ジュール22に電気的に接続され、主制御モジュール2
2から遠隔的に定位されているサテライト激突検知モジ
ュール(satellite crash sensi
ng module)20を含んでいる。主制御モジュ
ール22は、少なくとも1つの作動可能抑制デバイス2
3に制御可能に接続されている。サテライト激突検知モ
ジュール20から受信された信号に応答して、主制御モ
ジュール22は抑制デバイス23を制御する。2つ以上
のサテライト激突検知モジュールが1つの主制御モジュ
ールに作動可能に接続され、主制御モジュールは、2つ
以上の作動可能抑制デバイスを制御することが出来る。
しかしながら、説明を簡単にするために、1つのサテラ
イト激突検知モジュール20及び1つの抑制デバイス2
3のみが主制御モジュール22に接続された状態で図示
されている。
【0011】サテライト激突検知モジュール20は車両
の幾つかの定位の任意の1つに取り付けられ可能であ
る。抑制システム10が側面抑制システムである場合、
サテライト激突検知モジュール20は、この抑制システ
ムに係合された側面ドアパネル(図示せず)の内側に取
り付けられるのが好ましい。抑制デバイス23は、車両
占有者の横方向運動を抑制するように取り付けられる空
気バッグであり得る。空気バッグ23は、側面ドアある
いは占有者シートの中に取り付けられ得る。
【0012】サテライト激突検知モジュール20は、車
両激突加速度を指示する特性を有する電気信号を供給す
るように車両に作動可能に取り付けられる加速度計26
を含んでいる。「激突加速度」は、激突事象の結果の車
両の加速度である。加速度計26は方向的に応答するこ
とが好ましい。加速度計26が車両の横方向加速度を監
視する場合、加速度計の感度軸は車両の前後方向に垂直
に配向される。車両が正面方向からの衝突を受けると、
側面ドア中に取り付けられている加速度計は有意の出力
信号を供給しない。
【0013】加速度計26の出力24は、低域又は折り
返し防止フィルタ30を通してサテライト制御装置28
に電気的に接続されている。折り返し防止フィルタ30
の出力29は、サテライト制御装置(satellit
e controller)28のA/D変換器入力に
接続されている。サテライト制御装置28は、(i)ラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)及びプログラムメモリ
等の内部メモリ、(ii)中央処理ユニット(CP
U)、及び(iii)内部アナログーデジタル(A/
D)変換器を有するマイクロコンピュータであることが
好ましい。
【0014】サテライト激突検知モジュール20は更
に、イグニッションスイッチ38を通して直接或いは主
制御装置22を通して電源36のソースに電気的に接続
されているパワーレギュレータ32を含んでいる。パワ
ーレギュレータ32は制御された電力をサテライト激突
検知モジュール20に供給する。本発明の1つの実施例
によると、車両バッテリ36の正端子(図示せず)はイ
グニッションスイッチ38に電気的に接続されている。
イグニッションスイッチ38は主制御モジュール22に
電気的に接続されている。オン位置に切り替えられる
と、イグニッションスイッチ38は電源を主制御モジュ
ール22の入力電力調整器40に接続する。入力電力調
整器40は、主制御モジュール22にバッテリ36より
も高い電圧の電気エネルギ源を供給するアップ変換器を
含むことが好ましい。入力電力調整器40は蓄電デバイ
ス42に電気的に接続されている。蓄電デバイス42
は、主制御装置44及び通常は開になっている点火スイ
ッチ68に電気的に接続されている。デバイス42は
又、コネクタ35、配線64の線34、及びコネクタ3
5を通して、サテライト激突検知モジュール20に接続
されている。蓄電デバイス42は、1つ又はそれ以上の
蓄電コンデンサであり得る。
【0015】電気的に作動可能な点火スイッチ68(例
えば、トランジスタ)が、蓄電デバイス42にまたがっ
てスクイブ(squib)70に直列に作動可能に接続
されている。入力電力調整器40は、スイッチ68の閉
鎖の際にスクイブ70に点火するのに十分なエネルギを
充電する。主制御装置44は、点火スイッチ68を制御
ライン66を通して制御する。主制御モジュール22の
主制御装置44がサテライト激突検知モジュール20か
ら要配置激突状態を指示する信号を受信すると、制御装
置44は電気的に作動可能なスイッチ68を閉鎖して、
これによりスクイブ70を始動して、これにより作動可
能抑制装置23を配置する。
【0016】主制御装置44はマイクロコンピュータを
含むことが好ましい。サテライト制御装置28は、配線
64を通して、3つの出力を主制御装置44に供給す
る。これら3つの信号は、クロック信号並びに第一及び
第二「点火」信号である。詳細には、サテライト制御装
置28はクロック信号(”CLK”)をクロック信号出
力45に沿って主制御装置44に供給する。CLK出力
45は、コネクタ48、配線64の線46、及びコネク
タ50を通して、制御装置44に接続されている。CL
K信号45は、主制御装置44の入力端子49に供給さ
れる。
【0017】サテライト制御装置28は、コード化され
た第一点火信号を第一点火信号(”D1”)出力51に
沿って主制御装置44に供給する。第一点火信号出力5
1は、コネクタ54、配線64の線52、及びコネクタ
56を通して、制御装置44に接続されている。コード
化された第一点火信号D1は、主制御装置44の入力端
子59に供給される。
【0018】サテライト制御装置28は、コード化され
た第二点火信号を第二点火信号(”D2”)出力57に
沿って主制御装置44に供給する。第二点火信号出力5
7は、コネクタ60、配線64の線58、及びコネクタ
62を通して、主制御装置に接続されている。コード化
された第二点火信号D2は、主制御装置44の入力端子
65に供給される。
【0019】コード化された信号CLK、D1、及びD
2は、これ以後、まとめてサテライト制御装置出力信号
(satellite controller out
put signal)63と呼ばれる。線34、4
6、52、及び58は配線64を構成する。サテライト
制御装置20は、CLK、D1、及びD2信号を出力す
ることが好ましく、これらの信号の各々は10KHzよ
り小さなパルス反復周波数を有することが好ましい。
【0020】主制御装置44は、配線64を通して送信
されるサテライト制御装置出力信号63、即ち、CL
K、D1、及びD2信号を受信して解読する。上記の如
く、主制御装置44の出力66は、点火スイッチ68に
制御可能に接続されている。スイッチ68は、電界効果
トランジスタ(”FET”)であることが好ましい。点
火スイッチ68は、当技術で公知の様式で電気エネルギ
源にまたがってスクイブ70に直列に電気的に接続され
ている。
【0021】ライト等の指示器72が、主制御装置44
に電気的に接続されている。指示器72は、運転者の視
界にあるように車両の乗客室中に定位されている。主制
御装置44は、制御スイッチ68に加えて、診断テスト
を実施し、誤差状態が検出された場合、指示器72を始
動する。制御装置44は又、車両保全中の取り出しのた
めに、EEPROM等の不揮発性メモリにコード化され
た誤差信号を供給する。主制御装置44は、スクイブ作
動性テスト、エネルギ蓄積デバイステスト等の公知の診
断機能を実施する。サテライト激突検知モジュール20
に関する特殊な診断テストも実施される。これらの特殊
な診断テストは以下に述べられている。
【0022】激突状態の発生の際、加速度計26は激突
加速度信号をサテライト制御装置28に供給する。サテ
ライト制御装置28はこの信号を分析して要配置激突状
態が生じているか否かを決定する。この決定を行うため
に、制御装置28はこの加速度信号にアルゴリズムを実
施する。要配置激突事象と非要配置激突事象との区別の
ための激突アルゴリズムは当技術では公知である。激突
アルゴリズムは通常、激突速度、激突反射運動、激突加
速度の二乗、即ち、激突エネルギ等の激突計量値の決定
を含んでいる。この決定された激突計量値が閾値より大
きい場合、要配置状態が生じていると考慮される。要配
置激突状態の決定の際、激突検知モジュール20は適切
な信号CLK、D1及びD2を出力して抑制デバイスを
始動したいという希望を合図する。この激突区別アルゴ
リズムは要配置激突事象と非要配置激突事象との間を区
別するだけでなく、抑制始動の時制及び/又は空気バッ
グ中のガス圧を制御をすることも出来る。
【0023】サテライト制御装置28に用いられるアル
ゴリズムは幾つかの公知の激突区別アルゴリズムの任意
の1つ、又は、任意の組み合わせであり得る。サテライ
ト制御装置28が要配置激突状態が生じていると決定し
た場合、サテライト制御装置28はコード化された要配
置激突状態信号を主制御装置44に供給する。主制御装
置44は要配置状態の発生の指示のためにサテライト制
御装置出力信号を監視する。コード化された要配置激突
状態信号の受信の際、主制御装置44は点火スイッチ6
8をオン状態に始動する。すると十分な電流がスクイブ
を点火するのに十分な期間にわたってスクイブ70を通
過する。するとスクイブ70はガス発生材料を点火し且
つ/又は加圧流体の容器を貫通して、これにより空気バ
ッグを膨張せしめる。作動可能抑制デバイスは空気バッ
グに限定されず、前部衝撃空気バッグ、側面衝撃空気バ
ッグ、シートベルトプレテンショナ(seat bel
tpretensioner)、作動可能ニーボルスタ
(actuatableknee bolster)、
シートベルトロック(seat belt lock)
等の幾つかの作動可能抑制デバイスの任意の1つであり
得ることが了解されよう。
【0024】通常の車両作動の間、即ち、要配置限定状
態が全く生じていない限り、サテライト制御装置28は
斯かる通常作動を指示するコード化された信号を出力す
る。これらのコード化された非要配置信号は又、サテラ
イト激突検知モジュール20を以下に述べられた様式で
試験するのにも用いられる。
【0025】本発明の好ましい実施例のサテライト制御
装置28によって実施される制御課程は、参照図2及び
3を通して更に良く理解されよう。ステップ100にお
いて、車両点火スイッチ38はオンに切り替えられる。
ステップ102において、このリセットステップが実施
される。このリセットは車両エンジンの各始動の時点で
行われる。次に、この課程はステップ104に進み、こ
こでサテライト制御装置28はCLK、D1及びD2を
初期値に設定する。
【0026】特に図2について説明する。D1、D2及
びCLKの出力が時間の関数として示されている。0と
T1の間の期間中、CLK信号は200Hzの周波数を
有する初期化/故障指示方形波(initializa
tion/fault indication squ
are wave signal)を供給するように初
期的に設定される。D1は連続5v信号(デジタルHI
GH値に相当する)に設定される。そして、D2は連続
0v信号(デジタルLOW値に相当する)に設定され
る。これらは、ステップ104において設定される初期
化状態である。
【0027】初期化ステップ104の後、幾つかの初期
診断ステップが実施される。ステップ106において、
サテライト制御装置28のプログラムメモリが試験され
る。プログラムメモリ診断に不合格の場合、この課程は
ステップ104に戻る。プログラムメモリテストに合格
した場合、この課程はステップ108に進む。ステップ
108において、サテライト制御装置28のランダムア
クセスメモリ(RAM)が試験される。このRAM診断
テストに不合格の場合、この課程はステップ104に戻
る。RAMテストに合格した場合、この課程はステップ
110に進む。プログラムメモリ及びRAMメモリ診断
テストは当技術では周知であり、それ故、本明細書では
詳細には述べられない。
【0028】ステップ110では、サテライト制御装置
28の中央処理ユニット(CPU)が公知の技術を用い
て試験される。CPU診断テストに不合格の場合、この
課程はステップ104に戻る。CPU診断テストに合格
の場合、この課程はステップ112に進む。ステップ1
12では、加速度計26は公知の方法を用いて試験され
る。この加速度計テストに不合格の場合、この課程はス
テップ104に戻る。加速度計テストに合格の場合、こ
の課程はステップ114に進む。
【0029】サテライト制御装置がステップ106、1
08、110、112において前記の診断テストのどれ
かに不合格の場合、このシステムはステップ104への
ループ戻りを継続する。それ故、CLK信号はその20
0Hzの初期化/故障指示周波数に留まる。主制御装置
44はCLK信号を監視する。CLK信号が所定の期間
内で1、000Hzの通常作動周波数に上昇しない場
合、主制御装置44は200Hzの継続したCLK信号
周波数をサテライト制御装置28の故障状態の指示とし
て解読する。すると主制御装置44は指示器72を作動
して故障状態を指示する。
【0030】ステップ114において、サテライト制御
出力信号63が通常作動に設定される。図2を参照し
て、初期化期間、即ち、ステップ104−112を完了
するのに必要な時間が時間T1の時点で終了する。T1
とT2との間の期間は、通常作動期間、即ち、サテライ
ト激突検知モジュール20が激突状態の発生を監視して
いる期間と呼ばれる。時間T1において、CLK出力周
波数は制御装置28によって200Hzから1、000
Hzに上昇する。T1において、一次点火信号出力信号
(D1)は5v(HIGH)への設定に保持され、二次
出力点火信号(D2)は0v(LOW)への設定に保持
される。次にこの課程はステップ116に進み、ここで
激突アルゴリズムを実施するのに必要な初期値が設定さ
れる。
【0031】この課程はステップ116からステップ1
17に進み、ここで制御装置28の内部のタイマが始動
する。この内部タイマは制御装置28に用いられて、以
下に述べられる診断テスト課程を周期的に開始する。ス
テップ117から、この課程はステップ118に進む。
濾波された加速度信号が制御装置28の内部A/D変換
器によってデジタル信号に変換されることが思い起こさ
れる。ステップ118において、サテライト制御装置2
8はこの変換器から変換された加速度計信号の値を取り
出す。次にこの課程はステップ120に進み、ここでサ
テライト制御装置28は現在及び前の加速度値に激突ア
ルゴリズムを実施して要配置激突が生じているか否かを
決定する。
【0032】ステップ120について説明する。決定が
肯定的で、制御装置28によって決定されたような要配
置激突状態の発生を指示する場合、この課程はステップ
122に進む。ステップ122において、点火コードが
サテライト制御装置28によって、サテライト制御出力
信号63を用いて主制御装置44に供給される。これは
図2の時間T7に示されている。
【0033】ステップ120における決定が否定的で、
要配置激突状態が検出されていないことを指示する場
合、この課程はステップ124に進む。ステップ124
において、タイマがステップ117において開始されて
から所定の期間が経過したかについての決定が為され
る。内部タイマは先ず、時間T2においてタイムアウト
する(図2参照)。ステップ124における決定が否定
的な場合(即ち、時間T2に到達しない場合)、この課
程はステップ118に戻り、別の加速度値を取り出す。
この決定が肯定的な場合(即ち、時間T2において)、
この診断タイマはリセットされ、この課程はステップ1
26に進む。ステップ126において、一次点火信号出
力51(D1)及び二次点火信号出力57(D2)を試
験するために診断シーケンスが開始される。
【0034】ステップ126において、図2に示される
ように、クロック出力信号CLKが、T2において所定
の期間、例えば、5ミリ秒(ms)にわたって、停止、
即ち、デジタルLOWに保持される。この期間の完了の
時点で(即ち、時間T3において)、この課程はステッ
プ128に進む。ステップ128において、クロック出
力信号CLKはその1、000Hzの通常の所定周波数
で再開される。クロック周波数の所定の期間にわたる停
止は、一旦クロック周波数がその通常の作動周波数に上
昇すると、制御装置44に対して、D1及びD2の診断
テストが開始されているという合図となる。
【0035】次に、この課程はステップ130に進み、
ここで時間T4において一次点火信号出力51(D1)
は所定の期間、例えば、50マイクロ秒にわたってLO
Wに設定され、次にHIGHに戻る。主制御装置44は
時間T4においてラインD1を監視する。主制御装置4
4の内部タイマ(図示せず)は、CLKの時間T3にお
けるシーケンスの停止の後にCLKがそのクロック周波
数の供給を開始するとタイムアウトを開始する。時間T
4において、制御装置44は検査を行って、D1がLO
Wに切り替えられて、所定の期間の後、HIGHに戻る
ことを証明する。制御装置44がこのスイッチがD1の
状態にあることを確認しない場合、制御装置44は内部
D1故障フラグを設定する。この課程は図4について述
べられよう。
【0036】二次制御装置によって実行される課程は次
にステップ132に進む。ステップ132において、二
次点火信号出力57(D2)は時間T5において、所定
の期間、即ち、50ミリ秒にわたってHIGHに設定さ
れ、次にLOWに戻る。主制御装置44は時間T5にお
いてラインD2を監視する。主制御装置は、CLKが
1、000クロック周波数を再開した時からのその内部
タイマのタイムアウトを用いて、T5が生じたことを
「認知(knows)」する。時間T5において、制御
装置44は検査を行って、D2がデジタルHIGHに切
り替えられ、所定期間の後、LOWに戻ることを証明す
る。制御装置44がこのスイッチがD2の状態にあるこ
とを確認しない場合、制御装置44は内部D2故障フラ
グを設定する。この課程は、図4について説明されよ
う。
【0037】時間T6の後、二次制御装置システムは、
その通常作動をそれらの通常作動状態において設定され
たCLK、D1、及びD2でもって再開する。
【0038】図4について説明する。主制御装置44に
よって実施される制御課程は、本発明の好ましい実施例
に従って、更に良く理解されよう。初期化ステップがス
テップ200において実施され、ここで、内部メモリ、
タイマ、等は、初期値にリセットされ、主制御装置44
はサテライト制御装置CLK信号の監視を開始する。こ
のリセットは、車両エンジンの各始動において行われ
る。
【0039】初期化ステップ200の後、主制御装置4
4の内部タイマは、CLKが、図2における時間0にお
いて、その初期化/故障指示クロック周波数、即ち20
0Hzを供給することを開始する時にタイムアウトを開
始する。次にこの課程はステップ204に進む。ステッ
プ204において、主制御装置44は、図2のT1によ
って指示されるように、サテライト制御装置28からの
CLK信号が200Hz初期化/故障指示周波数から
1、000Hz通常作動周波数に所定期間内で上昇され
ているか否かを決定する。決定が否定的な場合、この課
程はステップ206に進み、ここで主制御装置44は、
200Hz初期化/故障指示CLK周波数の継続した伝
送を図3に示されているステップ106、108、11
0、112におけるサテライト制御装置診断テストの不
合格を指示するものとして解読する。次に主制御装置4
4は指示器72をオンにする。決定が肯定的な場合、即
ち、CLK出力周波数が1、000Hzに上昇すると、
この課程はステップ208に進む。
【0040】ステップ208において、主制御装置44
は、サテライト制御装置28が図3においてステップ1
22から点火コードを供給しているか否かを決定する。
決定が肯定的な場合、この課程はステップ210に進
み、ここで主制御装置44は点火スイッチ68を始動し
て、これによりスクイブ70に点火し、空気バッグ23
を配置する。ステップ208における決定が否定的な場
合、即ち、点火コードがサテライト制御装置28から全
く受けなかった場合、この課程はステップ212に進
む。
【0041】ステップ212において、CLK信号が図
2のT2において示されるように停止したか否かについ
ての決定が為される。決定が否定的な場合、この課程は
ステップ208にループして戻る。決定が肯定的な場
合、主制御装置内部タイマはT2においてタイムアウト
を開始し、この課程はステップ214に進み、ここでフ
ラグD1及びD2がリセットされる。ステップ216に
おいて、CLK信号が図2のT3によって示されるよう
に再開されたか否かについての決定が為される。決定が
否定的な場合、この課程はステップ216にループして
戻る。決定が肯定的な場合、即ち、CLKが再開した場
合、この課程はステップ218に進む。
【0042】ステップ218において、主制御装置44
の検査によって決定がなされ、D1がLOWに切り替え
られ、図2の時間T4に見られるように所定の期間後に
HIGHに戻ることを証明する。決定が否定的な場合、
この課程はステップ220に進み、ここで内部D1故障
フラグが設定される。次にこの課程はステップ222に
進む。ステップ218における決定が肯定的な場合、即
ち、D1がLOWに切り替えられ、次にHIGHに戻る
場合、この課程はステップ222に進む。
【0043】ステップ222において、主制御装置44
の検査によって決定がなされ、D2がHIGHに切り替
えられ、図2の時間T5に見られるように所定の期間後
にLOWに戻ることを証明する。決定が否定的な場合、
この課程はステップ224に進み、ここで内部D2故障
フラグが設定される。次にこの課程はステップ226に
進む。ステップ222における決定が肯定的な場合、即
ち、D2がHIGHに切り替えられ、次にLOWに戻る
場合、この課程はステップ226に進む。
【0044】ステップ226において、内部D1故障フ
ラグ(ステップ220)或いは内部D2故障フラグ(ス
テップ224)のどちらかが設定されたかについての決
定が為される。決定が否定的な場合、即ち、どちらかの
内部故障フラグも設定されていない場合、この課程はス
テップ228に進み、ここで主制御装置44は指示器7
2をオフにする。次にこの課程はステップ208にルー
プして戻る。ステップ226の決定が肯定的な場合、即
ち、内部故障フラグD1又はD2の一方が設定された場
合、この課程はステップ230に戻り、ここで主制御装
置44は指示器72を始動する。次にこの課程はステッ
プ212にループして戻り、ここで主制御装置44はサ
テライト制御装置28からのCLK信号を監視してD1
及びD2の別の周期的診断テストが開始されているか否
かを決定する。上記の主制御装置診断テスト課程は連続
的に反復される。
【0045】要配置激突事象の検出の際に、サテライト
制御装置28は、(i)クロック出力信号(CLK)周
波数を5、000Hzに増加し、(ii)一次点火信号
出力(D1)をその通常HIGH状態から連続LOW状
態に切り替え、そして(iii)二次点火信号出力(D
2)をその通常LOW状態から連続HIGH状態に切り
替えることにより点火コードを供給する。図4について
説明する。ステップ208において、主制御装置44は
これらの信号の発生を点火状態として解読する。次に主
制御装置44はスイッチ68をオンにすることによりス
テップ210における占有者抑制を始動する。
【0046】本発明の好ましい実施例に従って、D1及
びD2の切り替えられた状態の両方はスクイブを始動す
るために制御装置44に生じる必要はない。主制御装置
44は、クロック出力45(CLK)の周波数の5、0
00Hzへの変化と合成された時に、D1又はD2のど
ちらかの状態の変化を点火状態として解読することが好
ましい。代替実施例において、主制御装置44は、これ
ら3つのサテライト制御出力信号63の任意の2つの発
生を点火状態として解読するように構成され得る。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明の作動可能抑
制デバイスを制御するための装置は車両の激突加速度を
指示する特性を有する激突加速度信号を供給するための
加速度検知手段を含むサテライト激突検知手段を含んで
いる。このサテライト激突検知手段は更に、激突加速度
信号に応答して、要配置激突状態が生じているか否かを
決定する。このサテライト激突検知手段は、決定された
要配置激突状態に応答してコード化された信号を供給す
る。主制御手段がサテライト激突検知手段から遠隔的に
低位され且つサテライト激突検知手段に作動可能に接続
されている。この主制御手段は更に抑制デバイスに作動
可能に接続されている。この主制御手段はサテライト激
突検知手段から出たコード化された信号に応答して作動
可能抑制手段を始動せしめる。本発明の作動可能抑制デ
バイスを制御するための方法は、車両中の第一定位にお
ける車両激突加速度を検知するステップ、及び車両の激
突加速度を指示する特性を有する激突加速度信号を供給
するステップを含んでいる。この方法は更に、激突加速
度信号に応答して要配置激突状態が生じているか否かを
決定するステップ、決定ステップに応答して第一定位か
ら遠隔的に定位されている第二定位にコード化された信
号を供給するステップ、及び第二定位におけるコード化
された信号を解読するステップを含んでいる。この方法
は更に、抑制デバイスを配置するためにコード化された
信号に応答して始動信号を供給するステップを含んでい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って作成された作動可能抑制システ
ムの機能ブロック図である。
【図2】図1の抑制システムに存在する信号のグラフ図
である。
【図3】図1に示されているサテライト制御装置28に
よって用いられる制御課程を示すフロー図である。
【図4】図1に示されている主制御装置44によって用
いられる制御課程を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 抑制システム 20 サテライト激突探知モジュール 22 主制御装置 36 電源 64 配線 70 スクイブ 72 指示器

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動可能抑制デバイスを制御するための
    装置において、 車両の激突加速度を指示する特性を有する激突加速度信
    号を供給するための加速度検知手段を含むサテライト激
    突検知手段であって、上記激突加速度信号に応答して、
    要配置激突状態が生じているか否かを決定するための決
    定手段を含み、決定された要配置激突状態に応答してコ
    ード化された信号を供給するための手段を含む該サテラ
    イト激突検知手段と、及び上記サテライト激突検知手段
    から遠隔的に定位され且つ上記サテライト激突検知手段
    に且つ上記抑制検知手段に作動可能に接続されている主
    制御手段であって、上記サテライト激突検知手段からの
    上記コード化された信号に応答して上記作動可能抑制デ
    バイスを始動する該主制御手段と、 を含む装置。
  2. 【請求項2】 上記サテライト激突検知手段は要配置激
    突状態が生じない時に第一のコード化された信号を供給
    し、要配置激突状態が生じた時に第二のコード化された
    信号を供給することを特徴とする請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 上記第一のコード化された信号が非要配
    置状態の間に第一及び第二状態を有し、要配置状態の間
    に第三及び第四状態を有する2つのデジタル出力を含む
    ことを特徴とする請求項2の装置。
  4. 【請求項4】 上記第一のコード化された信号が非要配
    置状態の間に第一周波数を有し、要配置状態の間に第二
    周波数を有するクロック信号であることを特徴とする請
    求項2の装置。
  5. 【請求項5】 上記第一のコード化された信号が、非要
    配置状態の間に第一周波数を有し要配置状態の間に第二
    周波数を有するクロック信号であり、上記第二信号が、
    非要配置状態の間に第一デジタル状態を有し、要配置状
    態の間に第二デジタル状態を有することを特徴とする請
    求項2の装置。
  6. 【請求項6】 上記第一のコード化された信号が、非要
    配置状態の間に第一周波数を有し要配置状態の間に第二
    周波数を有するクロック信号であり、上記第二信号が、
    非要配置状態の間に対向するデジタル状態を有する2つ
    のデジタル信号を含み、各々のデジタル信号が要配置激
    突状態の発生の際にその関連のデジタル状態を切り替え
    ることを特徴とする請求項2の装置。
  7. 【請求項7】 上記サテライト激突検知手段が、コード
    化された診断信号を供給するための手段を含み、上記主
    制御手段が、上記のコード化された診断信号を受信して
    解読するための手段を含み、上記装置は更に上記主制御
    手段に結合された指示器手段を含み、上記主制御手段が
    上記診断信号が故障状態を指示した時に上記指示器手段
    を始動することを特徴とする請求項1の装置。
  8. 【請求項8】 上記のコード化された診断信号を供給す
    るための上記手段が上記のコード化された診断信号を周
    期的に供給するための手段を含むことを特徴とする請求
    項7の装置。
  9. 【請求項9】 上記のコード化された診断信号を周期的
    に供給するための上記手段が、上記サテライト激突検知
    手段から送信されている信号が診断信号であることを上
    記主制御装置に合図するための手段を含むことを特徴と
    する請求項8の装置。
  10. 【請求項10】 上記制御装置に合図するための上記手
    段が、コード化された診断信号が全く供給されなかった
    時の期間中に通常の作動周波数を有する第一信号を供給
    するための手段を含み、上記主制御装置に合図するため
    の上記手段が、所定期間にわたって上記第一信号の発振
    を停止することを特徴とする請求項9の装置。
  11. 【請求項11】 上記サテライト激突手段のコード化さ
    れた信号を供給するための上記手段が非要配置激突状態
    の間に連続デジタル状態を有する第一及び第二点火制御
    信号を供給するための手段を含み且つ上記のコード化さ
    れた診断信号を供給するための上記手段が上記主制御装
    置が上記第一信号の発振を停止した後に上記第一及び第
    二点火制御信号をトグルするための手段を含むことを特
    徴とする請求項10の装置。
  12. 【請求項12】 作動可能抑制デバイスを制御するため
    の方法において、 上記車両における第一定位での激突加速度を検知し、車
    両の激突加速度を指示する特性を有する激突加速度を供
    給するステップ、 上記激突加速度信号に応答して、要配置激突状態が生じ
    ているか否かを決定するステップ、 上記第一定位から遠隔に定位されている第二定位へのス
    テップを決定する上記ステップに応答してコード化され
    た信号を供給するステップ、 上記第二定位における上記コード化された信号を解読す
    るステップ、及び上記抑制デバイスを配置するために上
    記コード化された信号に応答して始動信号を供給するス
    テップを含むことを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 上記決定ステップが、要配置激突状態
    が全く生じない時に第一のコード化された信号を供給す
    ること及び要配置激突状態が生じた時に第二のコード化
    された信号を供給することを含むことを特徴とする請求
    項12の方法。
  14. 【請求項14】 コード化された信号を供給する上記ス
    テップが、第一の所定の周波数を有するクロック信号、
    第一デジタル状態を有する第一デジタル信号及び第二デ
    ジタル状態を有する第二デジタル信号を供給することを
    含むことを特徴とする請求項12の方法。
  15. 【請求項15】 上記のコード化された信号を解読する
    上記ステップが、上記クロック周波数が第二所定値に変
    化したか否かを決定すること及び上記第一デジタル信号
    或いは上記第二デジタル信号のどちらかが状態を変化し
    たか否かを決定することを含み、上記始動信号を供給す
    る上記ステップが、上記クロック周波数が変化し且つ第
    一或いは第二のどちらかのデジタル信号が状態を変化し
    た時に生じることを特徴とする請求項14の方法。
  16. 【請求項16】 コード化された診断信号を供給するス
    テップ、上記のコード化された診断信号を受信するステ
    ップ、及び上記のコード化された診断信号が故障状態を
    指示した時に指示器を始動するステップを更に含むこと
    を特徴とする請求項12の方法。
  17. 【請求項17】 コード化された診断信号を供給する上
    記ステップが送られている信号が診断信号であるという
    指示を別の制御装置に供給することを含み、更に、故障
    状態の指示の際に車両運転者に指示を供給するステップ
    を含むことを特徴とする請求項16の方法。
  18. 【請求項18】 コード化された診断信号を供給する上
    記ステップが非要配置状態の間に連続デジタル状態を有
    する第一及び第二点火制御信号を供給すること、上記ク
    ロック周波数が所定期間にわたって停止した後に上記第
    一及び第二点火制御信号をトグルすることを含み、上記
    の停止したクロック周波数がトグルされた第一及び第二
    点火制御信号が診断信号であることを指示することを特
    徴とする請求項17の方法。
JP8234355A 1995-09-14 1996-09-04 作動可能抑制デバイスを制御するための装置及び方法 Expired - Fee Related JP3064923B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US528427 1995-09-14
US08/528,427 US5749059A (en) 1995-09-14 1995-09-14 Apparatus and method for controlling an actuatable restraint device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09123871A true JPH09123871A (ja) 1997-05-13
JP3064923B2 JP3064923B2 (ja) 2000-07-12

Family

ID=24105641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8234355A Expired - Fee Related JP3064923B2 (ja) 1995-09-14 1996-09-04 作動可能抑制デバイスを制御するための装置及び方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5749059A (ja)
JP (1) JP3064923B2 (ja)
DE (1) DE19637423A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007245898A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Denso Corp センサ異常検出装置

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6532408B1 (en) * 1997-05-29 2003-03-11 Automotive Technologies International, Inc. Smart airbag system
SE504452C2 (sv) * 1994-10-04 1997-02-17 Nokia Audio & Electronics Ab System för utlösning av en skyddsanordning
FR2744862B1 (fr) * 1996-02-12 1998-04-30 Motorola Semiconducteurs Circuit de commande de l'alimentation electrique d'un element allumeur
US5935182A (en) * 1996-09-24 1999-08-10 Trw Inc. Method and apparatus for discriminating a vehicle crash using virtual sensing
US5954775A (en) * 1997-02-05 1999-09-21 Delco Electronics Corp. Dual rate communication protocol
DE19821500B4 (de) * 1997-06-18 2004-01-15 Siemens Ag Steueranordnung für ein Insassenschutzmittel eines Kraftfahrzeugs sowie Verfahren zum Übertragen von Daten in der Steueranordnung
DE19740021A1 (de) 1997-09-11 1999-03-25 Siemens Ag Einrichtung für den Insassenschutz in einem Kraftfahrzeug
DE19740019A1 (de) * 1997-09-11 1999-03-25 Siemens Ag Einrichtung für den Insassenschutz in einem Kraftfahrzeug
US6389479B1 (en) 1997-10-14 2002-05-14 Alacritech, Inc. Intelligent network interface device and system for accelerated communication
US6591932B1 (en) 1998-12-21 2003-07-15 J. B. Drummond Sensing system for vehicle passive restrants
US6304179B1 (en) 1999-02-27 2001-10-16 Congress Financial Corporation Ultrasonic occupant position sensing system
US6453224B1 (en) * 2000-10-16 2002-09-17 Delphi Technologies, Inc. Vehicle satellite sensor for frontal or side occupant restraint deployment
US6553295B1 (en) * 2000-10-24 2003-04-22 Ford Global Technologies, Inc. System for sensing a side impact collision
US6494284B1 (en) * 2000-11-03 2002-12-17 Trw Inc. Seat arrangement for a vehicle having an actuatable occupant protection device
JP3642033B2 (ja) 2001-03-21 2005-04-27 日産自動車株式会社 乗員拘束装置
DE10238936A1 (de) * 2002-08-24 2004-03-04 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Steuerung wenigstens einer Systemkomponente eines informationstechnischen Systems
US7154732B2 (en) * 2003-04-01 2006-12-26 The Boeing Company Apparatus and system for controlling a squib firing device
DE10317212A1 (de) * 2003-04-15 2004-11-04 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur Überwachung der Funktionsfähigkeit eines Steuergerätes und Diagnosevorrichtung
DE10326557A1 (de) * 2003-06-12 2005-01-05 Robert Bosch Gmbh Fehlerdiagnoseverfahren und -vorrichtung
US20060049950A1 (en) * 2004-08-13 2006-03-09 Lockhart Thurman E Fall-sensing systems, hip protector systems, and other protective systems
KR100728220B1 (ko) * 2005-09-29 2007-06-13 한국전자통신연구원 위성 관제 시스템의 고장 진단 처리 장치 및 그 방법
US8392070B2 (en) * 2008-08-28 2013-03-05 Trw Automotive U.S. Llc Method and apparatus for controlling an actuatable safety device
ES2633115T3 (es) * 2008-08-28 2017-09-19 Trw Automotive U.S. Llc Método y aparato para controlar un dispositivo de seguridad accionable
IT1402544B1 (it) * 2010-10-29 2013-09-13 Dainese Spa Apparecchi, sistema e procedimento per la protezione personale
IT1402545B1 (it) 2010-10-29 2013-09-13 Cefriel Società Consortile A Responsabilità Limitata Apparecchi, sistema e procedimento per rilevare incidenti
IT1402546B1 (it) 2010-10-29 2013-09-13 Dainese Spa Apparecchi, sistema e procedimento per indumenti protettivi
JP2014035730A (ja) * 2012-08-10 2014-02-24 Hitachi Automotive Systems Ltd 車両用制御装置
US9235937B1 (en) 2013-06-05 2016-01-12 Analog Devices, Inc. Mounting method for satellite crash sensors

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1326207A (en) * 1969-10-08 1973-08-08 Toyota Motor Co Ltd Method of and safety apparatus for protecting occupants of a moving vehicle
JPS5636093B2 (ja) * 1973-03-16 1981-08-21
FR2467740A1 (fr) * 1979-10-23 1981-04-30 Renault Systeme de detection de collisions et de commande de dispositif de securite
US4366465A (en) * 1981-10-02 1982-12-28 Ford Motor Company False failure detection prevention in an air bag diagnostic system
DE3326277A1 (de) * 1983-07-21 1985-01-31 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Aus wenigstens vier ausloesezuendkreisen bestehende ausloeseeinrichtung einer fahrzeuginsassenschutzvorrichtung eines fahrzeugs
US5357141A (en) * 1988-04-02 1994-10-18 Robert Bosch Gmbh Electronic device
US4977623A (en) * 1989-05-01 1990-12-18 Demarco Vincent J User wearable inflatable garment
US5225986A (en) * 1989-06-14 1993-07-06 Daimler-Benz Aktiengesellschaft Igniting device for protective devices in vehicles
US5072966A (en) * 1990-03-13 1991-12-17 Mazda Motor Corporation Energy absorbing structure for vehicle body side portion
JP2761303B2 (ja) * 1991-03-20 1998-06-04 株式会社日立製作所 エアバッグシステムの衝突検出装置
US5498028A (en) * 1994-01-04 1996-03-12 Trw Inc. Method and apparatus for controlling an actuatable restraining device
US5482314A (en) * 1994-04-12 1996-01-09 Aerojet General Corporation Automotive occupant sensor system and method of operation by sensor fusion
US5587906A (en) * 1994-06-13 1996-12-24 Trw Inc. Method and apparatus for sensing a vehicle crash condition using velocity enhanced acceleration crash metrics

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007245898A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Denso Corp センサ異常検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5749059A (en) 1998-05-05
JP3064923B2 (ja) 2000-07-12
DE19637423A1 (de) 1997-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5749059A (en) Apparatus and method for controlling an actuatable restraint device
US5365114A (en) Vehicle passenger restraint device for use in automotive vehicle or the like
JP3085026B2 (ja) 車両用エアバッグ装置の作動制御装置
US5411289A (en) Air bag system for a motor vehicle
JP3095920B2 (ja) サイドエアバッグ装置の衝突センサシステム
US9376076B2 (en) Method and apparatus for deployment of an air bag
EP1467897B1 (en) Method and apparatus for determining deployment of a safety restraint device in an occupant restraining system
JPH0858524A (ja) 自動車の受動安全装置の試験方法
JPH0867227A (ja) 乗物搭乗者用拘束装置を展開させる展開信号を提供する方法及びその装置
JP3414256B2 (ja) 車両用乗員保護装置の点火制御システム
US6109648A (en) Control unit for an occupant restraint system using adaptive triggering threshold
US5549325A (en) Activating device in a passenger protection apparatus
US6293583B1 (en) Apparatus for activating passive safety device
JP3466563B2 (ja) 多段階制御を有する輸送手段乗客保護装置
US5170066A (en) Single-sensing airbag system with zero power consumption in the "key-off" st
JPH0669788B2 (ja) 車輌用安全装置
JP3512058B2 (ja) 乗員保護装置
JPH0396456A (ja) 安全ベルト装置の再引締方法及びその装置
KR100210925B1 (ko) 자동차의 에어백 시스템 제어장치
KR100447740B1 (ko) 차량용 시트벨트 프리텐셔너 제어 시스템
JP3898337B2 (ja) エアバッグの廃棄装置
KR100201453B1 (ko) 차량 구속장치의 해제장치
JPH11170963A (ja) 車両用エアバックシステム
KR100201469B1 (ko) 차량 안전장치의 구속장치 해제방법
JPH09295551A (ja) 多重通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees