JPH0867227A - 乗物搭乗者用拘束装置を展開させる展開信号を提供する方法及びその装置 - Google Patents

乗物搭乗者用拘束装置を展開させる展開信号を提供する方法及びその装置

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JPH0867227A
JPH0867227A JP7185779A JP18577995A JPH0867227A JP H0867227 A JPH0867227 A JP H0867227A JP 7185779 A JP7185779 A JP 7185779A JP 18577995 A JP18577995 A JP 18577995A JP H0867227 A JPH0867227 A JP H0867227A
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vehicle
threshold
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JP7185779A
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Joseph F Mazur
ジョゼフ・エフ・マズアー
Brian K Blackburn
ブライアン・ケイ・ブラックバーン
Scott B Gentry
スコット・ビー・ジェントリー
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/34Parallel operation in networks using both storage and other dc sources, e.g. providing buffering
    • H02J7/342The other DC source being a battery actively interacting with the first one, i.e. battery to battery charging

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗物への側面衝撃に応答して、エアバッグの
ような乗物搭乗者用拘束装置を展開させる展開信号を提
供する方法及び装置を提供すること。 【解決手段】 乗物に側面衝撃が加わったとき、乗物搭
乗者用拘束装置20を展開させる展開信号を提供する方
法及び装置10である。該方法は、ドア以外の位置にお
けるドア以外への側面衝撃を検出する段階と、ドア以外
への側面衝撃信号を提供する段階とを含む。該方法は、
乗物ドアにおけるドアへの側面衝撃を検出する段階と、
ドアへの側面衝撃信号を提供する段階とを更に含む。こ
のドア以外への側面衝撃信号を評価して、ドア以外の展
開衝突状態を示すか否かを判定する。ドアへの側面衝撃
衝突信号を評価して、ドアへの展開衝突状態を示すか否
かを判定する。何れかの側面衝撃信号が展開衝突状態を
示すとき、乗物搭乗者用拘束装置20を展開させる展開
信号が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗物搭乗者用拘束
装置、特に、側面衝突時に乗物搭乗者用拘束装置を展開
させる展開信号を提供する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乗物の衝突状態を検出し、これにより、
乗物搭乗者用拘束装置を展開させる乗物搭乗者用拘束シ
ステムは当該技術分野で公知である。かかる乗物搭乗者
用拘束システムは、慣性スイッチ又は加速度計のような
乗物衝突センサと、エアバッグのような一又は複数の乗
物搭乗者用拘束装置とを備えている。エアバッグは、搭
乗者の前方、即ち計器盤又はステアリング・ハンドル内
に配置された第一のエアバッグと、側部ドア内に配置さ
れた第二のエアバッグとを備えることが出来る。また、
かかる正面に取り付けられたエアバッグ及び側面に取り
付けられたエアバッグを備える乗物搭乗者用拘束装置
は、検出された衝突状態に応答してエアバッグの展開を
制御する制御スキームを含む。
【0003】ジョンソン(Johnson)への米国特
許第3,720,426号には、前面、後部及び側部エ
アバッグを含む複数の乗物安全装置の作動を制御するシ
ステムが開示されている。上記米国特許第3,720,
426号のシステムは、衝突センサ/作動装置を備えて
いる。該衝突センサ/作動装置は、自由金属ボールと、
複数の円弧状の電気接点対とを含む中空の逆円錐形ハウ
ジングを備えている。該電気接点対の各々は、関係する
エアバッグに制御可能に接続されている。乗物の減速
中、金属ボールは、円錐形ハウジングの勾配付き側壁に
沿って上昇する。乗物の所定の減速が生じたとき、即
ち、衝突状態のとき、これらの金属ボールは、勾配付き
側壁に沿って上昇し、対の電気接点の一つと電気的に接
触し、これにより関係する電気回路を接続させる。金属
ボールが接触する電気接点対は、乗物の衝突方向により
決まる。金属ボールが電気接点対に接触する結果、関係
するエアバッグが展開する。
【0004】イシカワ(Ishikawa)等への米国
特許第5,172,790号には、乗物の側部ドアに衝
撃が加わる衝突時に、側部に取り付けられたエアバッグ
が作動するのを制御する乗物の衝突の判別システムが開
示されている。上記米国特許第5,172,790号の
システムは、複数のセンサを備えている。制御装置がセ
ンサを監視し、衝突状態が生じたとき、これらのセンサ
の出力に応答して何れのエアバッグを展開させるべきか
を制御する。これらのセンサは、運転席ドアに取り付け
られた減速センサを含む。もう一つの減速センサが同乗
席ドアに取り付けられている。同乗者の「着席」状態を
検出する体重センサが、運転席シートに取り付けられる
一方、上記体重センサのもう一方は、同乗席シートに取
り付けられている。これらのセンサは、運転席シート用
のベルトロックセンサと、前同乗者席シート用の別のベ
ルトロックセンサとを更に備えている。ベルトロックセ
ンサの各々は、それぞれのシートの搭乗者が関係するシ
ートベルトを着用しているか否かを検出する。制御装置
が、センサを監視し、センサの出力に応答してエアバッ
グの展開を制御する。ドアに取り付けたセンサの一つか
らの減速信号が関係するドアに側面衝突が生じたことを
示したとき、制御装置は、側部に取り付けたエアバッグ
の一方又はその双方を作動させる。エアバッグの作動
は、体重センサ及びベルトロックセンサの状態に更に依
存する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明によれば、乗物
への側面衝撃に応答して、エアバッグのような乗物搭乗
者用拘束装置を展開させる展開信号を提供する方法及び
装置が提供される。
【0006】
【課題を解決するための手段】該方法は、ドア以外の箇
所における乗物ドア以外の側面衝撃を検出する段階と、
そのドア以外の側面衝突の信号を提供する段階とを含
む。また、この方法は、乗物ドアにおける乗物ドアへの
側面衝突信号を提供する段階と、そのドアへの側面衝撃
信号を提供する段階とを含む。
【0007】更に別の段階において、ドア以外の展開衝
突状態、即ち、乗物搭乗者用拘束装置の展開を必要とす
るドア以外の衝突状態の発生を示すか否かを判定するた
めにドア以外の側面衝撃信号を評価する。ドアへの展開
衝突状態であるかどうかを判定するためにドアへの側面
衝突信号を評価する。何れかの側面衝撃信号が展開衝突
状態を表示するとき、乗物搭乗者用拘束装置を展開させ
る展開信号が提供される。
【0008】展開衝突状態を示すかどうかを判定するた
めにドア以外の側面衝突信号を評価する段階は、ドアへ
の側面衝撃信号がドアに対する閾値を超えたときに妨害
されることが望ましい。ドア以外の正面衝撃信号を評価
する段階は、ドアの以外の展開衝突状態を示す所定のド
ア以外の速度閾値を越えるか否かを判定することが最も
望ましい。このドア以外の側面衝撃信号を評価する段階
は、ドアへの側面衝撃の加速度値の信号が所定のドアへ
の加速度閾値を超えたときに妨害される。
【0009】更に、本発明によれば、当該装置は、ドア
以外の位置におけるドア以外の側面衝突を検出し且つド
ア以外への側面衝撃信号を提供する手段を備えている、
また、該装置は、乗物のドアにおけるドアへの側面衝撃
を検出し、また、ドアへの側面衝撃信号を提供する手段
を備えている。ドア以外の側面衝突信号を評価する手段
は、ドア以外の側面衝撃信号がドア以外の展開衝突状態
を示すか否かを判定する。ドアへの側面衝突信号を評価
する手段は、ドアへの側面衝突信号がドアにおける展開
衝突状態を示すかを判定する。更に、該装置は、側面衝
撃信号の何れかが展開衝突状態を示すとき、乗物搭乗者
用拘束装置を展開させる展開信号を提供する手段を更に
備えている。
【0010】該装置は、ドアへの側面衝撃信号の値がド
アにおける閾値を超えたとき、ドア以外の側面衝撃を評
価する手段を不作動にする手段を備えることが望まし
い。ドア以外の側面衝撃信号を評価する手段は、ドア以
外の信号の速度値がドア以外の展開衝突状態を示す所定
のドア以外の速度閾値を超えるか否かを判定することが
最も望ましい。このドア以外の側面衝突信号を評価する
手段は、ドアにおける側面衝撃信号の加速度値が所定の
ドアにおける加速度閾値を超えたとき、不作動にされ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の上記及びその他の特徴
は、本発明の当業者が添付図面に関する以下の説明を読
むことにより明らかになるであろう。
【0012】本発明の好適な実施例を構成する乗物搭乗
者用拘束システム10は、図1に概略図で示してある。
該乗物搭乗者用拘束システム10は、前面衝突センサ組
立体14及び前面に取り付けたエアバッグ16に作用可
能に接続されたコントローラ12を備えている。この前
面に取り付けたエアバッグ16は、運転席の側面エアバ
ッグであり、公知の方法で乗物のステアリングハンドル
(図示せず)に取り付けられている。該コントローラ1
2は、側面衝突センサ18及び側面エアバッグ20に更
に接続され、そのセンサの双方は、乗物の運転席の側部
ドアに取り付けられている。エアバッグ16、20は乗
物の運転席側部に取り付けられているが、本発明は、乗
物の同乗席側部に取り付けられたエアバッグにも同様に
適用可能であり、また、エアバッグは、ルーフレール、
ピラー、又は乗物シート内又はその下方、或いは、乗物
内のその他の適当な任意の位置に取り付けることも出来
る。
【0013】コントローラ12は、前面制御ユニット2
2と、側面制御ユニット24とを備えている。連通リン
ク26は、前面制御ユニット22及び側面制御ユニット
24を連通させる。前面制御ユニット22は、前面エア
バッグ16に接続され、また、ORゲート27を通じて
側面エアバッグ20に接続されている。また、前面制御
ユニット22は、対角状に方向決めした2つの前面セン
サ28、30を有する、前面衝突センサ組立体14にも
接続されている。側面制御装置24は、側面エアバッグ
20に接続され、また、ORゲート27を通じて側面衝
突センサ18に接続されている。
【0014】これらの衝突センサ18、28、30は、
全て電気式加速度計であることが望ましい。これらの衝
突センサ18、28、30の各々は、関係する感度軸線
を有し、その感度軸線に沿った成分を有する加速度に応
答する。
【0015】この前面衝突センサ28の感度軸線は、図
1に線32で示してある。前面衝突センサ28は、その
感度軸線32が乗物の長手方向軸線に対して平行となる
ように、乗物内に取り付けられている。その結果、前面
衝突センサ28は、前面制御ユニット22に対して、乗
物の長手方向への衝突の衝撃に起因する乗物の長手方向
への減速度を示す値を有する信号を提供する。この制御
ユニット22は、かかる乗物の長手方向への減速度が前
面エアバッグ16の展開を要求するのに十分であること
が前面衝突センサ28からの信号により表示されたと
き、前面エアバッグ16を展開させる展開信号を提供す
る。
【0016】その他方の前面衝突センサ30は、その感
度軸線34が乗物の長手方向軸線に対して垂直である。
このように、正面センサ28、30は、そのそれぞれの
感度軸線32、34が互いに垂直であるように、乗物内
に取り付けられる。前面衝突センサ30は、乗物への側
面衝撃に応答し、特に、ドア以外の側面衝撃、即ち、乗
物のドアでない位置における乗物の側面に加わる、ドア
以外の側面衝撃に応答可能である。かかるドア以外の側
面衝撃は、当該技術分野でL−ショット衝撃として公知
である。このように、正面衝突センサ30は、ドア以外
の側縁衝撃のような側面衝撃に起因する乗物の横加速度
を示す信号を正面制御ユニット22に提供する。この前
面制御ユニット22は、かかる乗物の横加速度が側面エ
アバッグ20の展開を要求するのに十分であることが、
正面衝突センサ30からの信号により示されたとき、O
Rゲート27を通じて側面エアバッグ20を展開させる
展開信号を提供する。
【0017】側面制御ユニット24は、乗物の運転席の
側面ドア内で側面衝突センサ18に接続されている。該
側面衝突センサ18は、ドア内に取り付けられているた
め、このセンサは、ドアにおける乗物への側面衝撃、即
ち、ドアへの側面衝撃に特に鋭感である。更に、側面衝
突センサ18は、その感度軸線36が乗物の長手方向軸
線に対して垂直となるように取り付けられている。その
結果、側面衝突センサ18は、ドアへの側面衝撃のよう
な側面衝撃に起因する乗物の横加速度を示す値を有する
信号を提供する。この側面制御ユニット24は、側面衝
突センサ18により提供された信号を監視する。この信
号が側面エアバッグ20の展開を要求する側面衝撃を示
す場合、側面制御ユニット24は、ORゲート27を通
じて展開信号を提供し、側面エアバッグ20を展開させ
る。
【0018】図2には、本発明により検出される、乗物
に加わる各種の衝撃の例が示してある。その第一の例と
して、図2に示した線40は、衝撃を受けた乗物により
目標とする乗物の運転席側部に加わるL−ショット衝撃
を示す。この正面衝突センサ30は、かかる側面衝突に
起因する乗物の横加速度を示す信号を提供する。図2に
示した線42は、目標とする乗物の運転席の側部ドアに
おけるドアへの側面衝撃を示す。側面衝突センサ18
は、かかる側面衝撃に起因する乗物の横加速度を示す信
号を提供する。更に、線44は、乗物の正面衝撃を示
す。正面衝突センサ28は、かかる正面衝撃に起因する
乗物の長手方向減速度を示す信号を提供する。
【0019】図3A及び図3Bは、コントローラ12の
詳細を示す概略図的なブロック図である。コントローラ
12内の前面制御ユニット22は、正面衝突センサ28
により提供される減速信号を監視し、前面アルゴリズム
50を減速信号に付与して、減速信号により示された乗
物の長手方向減速度を評価する。この長手方向への減速
度が前面エアバッグ16の展開を要求する長手方向への
衝撃が更に加わったこと、即ち、長手方向への展開衝突
状態を示すのに十分であるとき、前面アルゴリズム50
の結果、デジタル的にHIGHの値である展開出力信号
60が発生する。この長手方向への減速度が展開衝突状
態を示すのに十分でないとき、前面アルゴリズム50の
結果、デジタル的にLOWの値である展開出力信号60
が発生する。この前面アルゴリズム50は、当該技術分
野で公知の任意の適当なアルゴリズムを含むことが出来
る。
【0020】前面制御ユニット22は、前面エアバッグ
16に作用可能に関係付けられた第一のアクチュエータ
組立体70に展開出力信号60を提供する。該第一のア
クチュエータ組立体70は、トランジスタ72と、爆管
74と、ダイオード76とを備えている。トランジスタ
72のエミッタは接地接続され、また、コントローラは
爆管74の一方の端子に接続されている。該爆管74の
他方の端子は、ダイオード76の陰極に接続されてい
る。ダイオード76の陽極は乗物のバッテリ78に接続
されている。展開出力信号60は、トランジスタ72の
基部に提供される。
【0021】上述のように、長手方向への展開衝突状態
が検出されたとき、展開出力信号60はデジタル的にH
IGHである。この展開出力信号60のデジタル的にH
IGH値は、トランジスタ72をオンにし、これによ
り、ダイオード76及び爆管74を通じてバッテリ78
から電流が流れる。ダイオード76の陰極と接地との間
に接続されたコンデンサ80は、乗物の衝突時に、バッ
テリ78がダイオート76から非接続状態になったとき
に、爆管74に十分な電流を供給する働きをする。この
爆管74に電流が流れることにより、爆管74は、公知
の方法にて燃焼生成物を発生する。この爆管74により
発生された燃焼生成物は、着火性ガス発生材料及び/又
は所定の容積の加圧膨張流体を含むことの出来る膨張流
体源(図示せず)を作動させる。次に、この膨張流体源
は、前面エアバッグ16内に導入されて前面エアバッグ
16を膨張させる膨張流体を提供する。
【0022】また、前面制御ユニット22は、他方の正
面衝突センサ30により提供される加速度信号を監視す
る。上述のように他方の正面衝突センサ30は、図2に
線40で示したL−ショット衝撃のような乗物への側面
衝撃を検出し、かかる衝撃に起因する乗物の横加速度を
示す加速度信号を提供する。前面制御ユニット22にお
いて、増幅器78は、正面衝突センサ30により提供さ
れる加速度信号を増幅し、増幅された加速度出力信号8
0を提供する。
【0023】この増幅された加速度出力信号80は、速
度判別回路81に提供される。また、この増幅された加
速度出力信号80は、比較器82への入力としても提供
される。加速度閾値の出力信号84は、比較器82への
もう一方の入力として提供される。該加速度閾値出力信
号84は、特定の乗物のプラットフォームに対して実験
により設定された値を有する。比較器82は、増幅され
た加速度出力信号80の値を加速度閾値の出力信号84
の値と比較し、その二つの出力信号80、84の比較結
果を示す比較器の出力信号86を提供する。増幅された
加速度出力信号80が加速度閾値出力信号84の値より
も大きいとき、比較器出力信号86はデジタル的にHI
GHとなる。これと逆に、増幅された加速度出力信号8
0の値が加速度閾値出力信号84の値よりも小さいと
き、比較器出力信号86はデジタル的にLOWとなる。
【0024】比較器出力信号86は、ANDゲート88
への一つの入力である。インバータ90が、ANDゲー
ト88のもう一方の入力である出力信号92を提供す
る。インバータの出力信号92は、以下に詳細に説明す
る方法にて側部制御ユニット24から発生し、通常、デ
ジタル的にHIGHである。ANDゲート88は、速度
判別回路81に対し出力信号94を提供する。ANDゲ
ート88からの出力信号94は、比較器出力信号86及
びインバータ出力信号92の双方がデジタル的にHIG
Hのときに限り、デジタル的にHIGHである。AND
ゲート88からの出力信号94がデジタル的にHIGH
であるとき、速度判別回路81は、ある時間に亙り増幅
された加速度出力信号80を積分し、衝突速度出力信号
98を提供する。該衝突速度出力信号98は、側面衝撃
に起因する乗物の横速度を示し、その結果、増幅された
加速度出力信号80となる。ANDゲート88からの出
力信号94がデジタル的にLOWであるとき、速度判別
回路81は、増幅された加速度出力信号80を積分せ
ず、また、衝突速度出力信号98を提供しない。このよ
うにして速度判別回路81は、加速度信号を積分せず、
乗物の衝突ではなくて、方向変更操作に起因するような
乗物の小さい横加速度が生じたことを示す。
【0025】衝突速度出力信号98は、比較器100へ
の一つの入力として提供される。比較器100へのもう
一方の入力は、乗物の特定のプラットフォームに対して
実験的に求めた値を有する速度閾値の出力信号102で
ある。比較器100は、衝突速度の出力信号98の値を
速度閾値の出力信号102の値と比較し、その二つの出
力信号98、102の比較結果を示す出力信号104を
比較器に提供する。衝突速度出力信号98が速度閾値の
出力信号102の値よりも大きい値である場合は、比較
器の出力信号104はデジタル的にHIGHとなる。こ
のとき、比較器の出力信号104は、側部エアバッグ2
0に対する展開衝突状態を表示する展開信号である。衝
突速度出力信号98が速度閾値出力信号98の値以下の
値であるとき、比較器の出力信号104はデジタル的に
LOWである。次に、比較器の出力信号104は、側部
エアバッグ20に対する非展開衝突状態を示す。
【0026】図3Bに示すように、前面制御ユニット2
2は、ORゲート27に対し比較器の出力信号104を
提供する。このORゲート27の出力は、側面エアバッ
グ20に作用可能に関係付けられた第二のアクチュエー
タ組立体106に提供される。上述の第一のアクチュエ
ータ組立体70と同様に、第二のアクチュエータ組立体
106は、トランジスタ108と、爆管110と、乗物
のバッテリ78に接続されたダイオード112とを備え
ている。第二のアクチュエータ組立体106内のコンデ
ンサ114は、乗物が衝突したとき、乗物のバッテリ7
8とダイオード112との接続が外れた場合に、爆管1
10に十分な電流を供給する働きをする。
【0027】トランジスタ108のエミッタは、接地接
続され、また、コレクタは、爆管110の一方の端子に
接続されている。爆管110のもう一方の端子は、ダイ
オード112の陰極に接続されている。ダイオード11
2の陽極は、乗物のバッテリ78に接続されている。O
Rゲート27の出力は、トランジスタ108の基部に提
供される。
【0028】比較器の出力信号104が展開信号であ
り、デジタル的にHIGHの値が側面エアバッグ20の
ドア以外の展開衝突状態であることを示すとき、ORゲ
ート27の出力も又、デジタル的にHIGHの値とな
る。ORゲート27からのHIGHの出力は、トランジ
スタ108をONにする。次に、トランジスタ108
は、乗物バッテリ78からダイオード112及び爆管1
10を通って電流が流れるようにする。電流が爆管11
0を通って流れることにより、爆管110は、公知の方
法にて燃焼生成物を発生する。この爆管110により発
生された燃焼生成物は、関係する膨張流体の源(図示せ
ず)を公知の方法で作動させる。次いで、エアバッグ2
0が膨張する。
【0029】図3Bに更に示すように、側部制御ユニッ
ト24は、側面衝突センサ18により付与される加速度
信号を監視する。上述のように、側面衝突センサ18
は、図2の線42で示すように、ドアに対する側面衝撃
のような、乗物に対する側面衝撃を検出し、かかる衝撃
に起因する乗物の横方向加速度を示す加速度信号を提供
する。増幅器120がこの側面衝突センサ18により提
供された加速度信号を増幅し、その増幅された加速度出
力信号122を提供する。この増幅された加速度出力信
号122は、速度判定回路124に提供される。
【0030】また、この増幅された出力信号122は、
比較器126に対する一つの入力としても提供される。
この比較器126に対するもう一方の入力は、乗物の特
定のプラットフォームに対して実験で求めた値の加速度
閾値出力信号128である。該比較器126は、この増
幅された出力信号122を加速度閾値出力信号128の
値と比較し、これら2つの出力信号122、128の比
較結果を示す比較器の出力信号130を提供する。この
増幅された出力信号122の値が加速度閾値出力信号1
28の値よりも大きいとき、比較器の出力信号130
は、デジタル的にHIGHとなる。増幅された加速度出
力信号122の値が加速度閾値出力信号128値よりも
小さいとき、比較器の出力信号130は、デジタル的に
LOWとなる。
【0031】比較器の出力信号130は、速度判定回路
124に提供され、前面制御ユニット22内に設けられ
たANDゲート88及び速度判定回路81からの出力信
号94に関して上述したのと同一の方法にて速度判定回
路124による積分を可能にし、又は不能にする働きを
する。速度判定回路124が比較器の出力信号130に
より作動されると、該判別回路は、増幅された加速度出
力信号122を積分し、衝突速度出力信号132を提供
する。この衝突速度出力信号132は、増幅された加速
度信号122を発生させる側面衝撃に起因する乗物の横
速度を示す。
【0032】この衝突速度の出力信号132は、比較器
134への1つの入力である。比較器134へのもう一
方の入力は、特定の乗物のプラットフォームについて実
験で求めた値を有する速度閾値出力信号136である。
比較器134は、衝突速度の出力信号132と速度の閾
値出力信号136とを比較し、これら2つの出力信号1
32、136の比較結果を示す値を有する比較器の出力
信号138を提供する。この衝突速度の出力信号132
が速度閾値出力信号136よりも大きいとき、比較器出
力信号138は、デジタル的にHIGHの値の展開信号
であり、側面エアバッグ20に対する展開衝突状態を示
す。衝突速度の出力信号132の値が速度の閾値出力信
号136の値よりも小さいとき、比較器出力信号138
は、デジタル的にLOWであり、側面エアバッグ20の
展開衝突状態ではないことを示す。
【0033】側部制御ユニット24により発生された比
較器出力信号138は、ORゲート27に提供される。
比較器出力信号138がデジタル的にHIGHの値の展
開信号であり、側面エアバッグ20の展開衝突状態であ
ることを示すとき、ORゲート27の出力信号もまた、
デジタル的にHIGHの値となる。次に、このORゲー
ト27の出力は、トランジスタ108をONにする。こ
れにより、爆管110に電流が流れ、関係する膨張流体
源が作動されて、側面エアバッグ20を膨張させる。
【0034】本発明の一つの特別な特徴は、運転者席の
側部ドアにドアに対する十分な強さの側面衝撃が加わっ
たとき、かかる側面衝撃に起因する乗物の横加速度が側
面衝突センサ18及び正面衝突センサ30の双方によっ
て検出される点にある。これは、側面衝突センサ18及
び正面衝突センサ30の双方が乗物の横加速度を検出可
能であるからである。しかしながら、正面衝突センサ3
0に関係する実験で求めた所定の閾値は、側面衝突セン
サ18に関係する値よりも小さいことが望ましい。故
に、実際には、乗物の横加速度が展開衝突状態を設定す
るのに十分でないときに、正面衝突センサ30がドアへ
の側面衝撃に起因する乗物の横加速度を誤って解釈し、
側面エアバッグ20を展開させることを要求する展開衝
突を示すものと解釈することがあり得る。故に、運転席
の側部ドアにおいてドアへの側面衝撃が加わったとき、
それぞれの加速度信号がそのそれぞれの所定の加速度閾
値値に対する比較値を超えるか否かを評価するのは、正
面及び側部制御ユニット22、24の双方ではなくて、
側部制御ユニット24のみである。このため、本発明
は、乗物のドアへの側面衝撃が加わったとき、正面衝突
センサ30により提供される加速度信号に応答して、側
面エアバッグ20が誤って展開するのを防止する。かか
る側部制御ユニット24の排他的な作用は、次のように
して、制御装置12により行われる。
【0035】側部制御ユニット24内で発生された比較
器出力信号130は、連通リンク26により正面制御ユ
ニット22に更に提供される。具体的には、この比較器
出力信号130は、正面制御ユニット22内のインバー
タ90に対する入力として提供される。比較器出力信号
130がデジタル的にHIGHであるとき、インバータ
90によりANDゲート88に提供されるインバータ出
力信号92はデジタル的にLOWである。同様に、AN
Dゲート88により速度判別回路81に提供される出力
信号94は、デジタル的にLOWである。その結果、出
力信号94は、連通連結部26における比較器の出力信
号130の値がデジタル的にHIGHであるとき、速度
判別回路81が増幅された加速度出力信号80を積分す
るのを阻止する。上述のように、連通リンク26におけ
る比較器出力信号130の値は、側部制御ユニット24
内の増幅された加速度出力信号122が関係する加速度
閾値の出力信号128を超えるときに限り、デジタル的
にHIGHである。故に、側面衝突センサ18により検
出された乗物の横加速度が加速度閾値の出力信号128
で示された、その関係する閾値を上廻るとき、正面制御
ユニット22内の速度判別回路81は、連通リンク26
における比較器出力信号130により不作動にされるか
ら、正面衝突センサ30により検出される乗物の横加速
度は正面制御ユニット22により積分されない。
【0036】側部制御ユニット24により行われる過程
は、図4にフローチャートに示してある。段階200に
て、この過程が開始する。段階202にて、側部制御ユ
ニット24は、側面衝突センサ18からの加速度信号を
監視する。この加速度信号は、乗物の長手方向軸線に直
交する乗物の加速度を示す。この過程は、段階202か
ら段階204に進む。
【0037】段階204において、側面衝突センサ18
からの加速度信号値が所定の加速度閾値を超えるか否か
の判定が行われる。この所定の加速度閾値は、最小値で
あり、側部制御ユニット24が側面衝突センサ18から
の加速度信号を更に評価する前の、加速度はこの値以上
でなければならない。例えば、対象とする乗物が僅かに
5mphの乗物の衝撃を受けたとき、加速度信号は、加
速度閾値を超えない小さい値となり、側部制御ユニット
24は、側面衝突センサ18により提供される加速度信
号をそれ以上、評価しない。このように、段階204に
て加速度閾値が超えないと判定されたとき、過程は段階
202に戻り、この段階202は、側面衝突センサ18
からの加速度加速度信号の監視を続ける。
【0038】段階204にて加速度閾値を上廻ると判定
されたならば、過程は段階206に進む。段階206に
て、比較器出力信号130(図1、図3A及び図3B)
は、連通リンク26により側部制御ユニット24から前
部制御ユニット22に送られる。この信号は、正面衝突
センサ30からの加速度信号が所定の加速度閾値に対す
る比較値を超えるか否かを前部制御ユニット22が更に
評価するのことを許容し又はその評価を阻止する。側面
衝突センサ18からの加速度信号がその所定の加速度閾
値を超えるならば、連通リンク26における信号は、正
面衝突センサ30からの加速度信号を更に評価するのを
阻止する。このように、運転席の側部ドアにおいてドア
への側面衝撃が加わったとき、段階206にて、関係す
る加速度信号が関係する加速度閾値に対する比較値を超
えるか否かを側部制御ユニット24が更に評価すること
が確実となる。
【0039】この過程は段階206から段階208に進
む。段階208において、側面衝突センサ18により提
供される加速度信号は、関係する衝突評価アルゴリズム
にて更に評価される。本発明の好適な実施例は、速度衝
突評価アルゴリズムをこの加速度信号に適用する。この
速度衝突評価アルゴリズムは加速度信号を積分し、加速
度信号で示される乗物の横加速度に起因する乗物の横速
度を示す衝突速度信号を提供する。
【0040】この過程は、段階208から段階210に
進む。段階210において、衝突速度信号の値は、所定
の速度閾値に対して比較される。この速度閾値は、特定
の乗物のプラットフォームに対する実験による衝突デー
タを検討することにより求められる。特定の乗物のプラ
ットフォームについて、速度の閾値は、側面エアバッグ
20の展開を要求するドアへの側面衝撃を示す基準値で
ある。この速度閾値を上廻るならば、過程は段階212
に進み、側面エアバッグ20が展開される。速度閾値を
上廻らないならば、過程は段階202に戻る。
【0041】前面制御ユニット22により行われる過程
は、図5のフローチャートに示してある。段階220に
て、この過程が開始する。段階222において、正面衝
突センサ30により提供された加速度信号の監視が行わ
れる。上述のように、正面衝突センサ30は、側面衝撃
を検出し、特に、L−ショット衝撃を検出する。このよ
うに、正面衝突センサ30により提供される加速度信号
は、かかる衝撃に起因する乗物の横加速度を示す。この
過程は、段階222から段階224に進む。
【0042】段階224において、正面衝突センサ30
により提供された加速度信号が、所定の加速度閾値を上
廻るか否かの判定が為される。この加速度閾値は、図4
の段階204に関して上述した値よりも小さいことが望
ましい。その結果、本発明の好適な実施例において、正
面衝突センサ30によって提供される加速度信号は、よ
り小さい乗物の横加速度に対するこの加速度閾値を上廻
る。段階226において、加速度閾値を上廻らないと判
定されたならば、正面衝突センサ30からの加速度信号
を更に評価することは行われず、過程は段階222に戻
る。段階226において、加速度閾値を上廻ると判定さ
れたならば、過程は段階226に進む。
【0043】段階226において、正面衝突センサ30
からの加速度信号を更に評価すべきか否かの判定が為さ
れる。側部制御ユニット24が連通リンク26(図1、
図3A及び図3B)における比較器出力信号130を介
して前面制御ユニット22を不作動にすると、過程は、
段階222に戻る。前面制御ユニット22が側部制御ユ
ニット24によって不作動にされている限り、正面衝突
センサ30からの加速度信号を更に評価することはな
い。前面制御ユニット22が側部制御ユニット24によ
って不作動にされないならば、過程は段階228に進
む。
【0044】段階228において、正面衝突センサ30
により提供される加速度信号は、関係する評価アルゴリ
ズムによって更に評価される。この衝突評価アルゴリズ
ムは、図4、及び側部制御ユニット24に関して上述し
た速度衝突評価アルゴリズムと同様である。このよう
に、段階228における衝突評価アルゴリズムは、正面
衝突センサ30により提供される加速度信号を積分し、
正面衝突センサ30からの加速度信号により示される乗
物の横加速度に起因する乗物の横速度を示す乗物の衝突
信号を発生させる。
【0045】段階230において、段階228からの衝
突速度信号の値は、実験で求めた速度の閾値に対して比
較される。衝突速度信号が速度の閾値を上廻らないなら
ば、過程は、段階222に戻る。衝突速度信号が速度の
閾値を上廻るならば、これは、側面エアバッグ20の展
開を必要とする、L−ショット衝撃のような乗物への側
面衝撃が生じたことを示す。従って、過程は、次に、段
階232に進み、側面エアバッグ20が展開される。
【0046】本発明の上記の説明から、当業者は、その
改良、変更及び応用例が認識されよう。例えば、上述の
側面エアバッグ20をドアに取り付けるならば、当業者
は、本発明がエアバッグをドアのアーム・レスト、乗物
のシート、ヘッドレール、又はその他の箇所に取り付け
るような任意のエアバッグの取り付け構造の場合にも適
用可能であることが認識されよう。また、本発明は、乗
物の片側に又は両側に、或いは乗物の正面に位置するか
どうかに関係なく、膨張可能なベルト、シートベルトの
プリテンショナ、又は当該技術分野で公知のその他の装
置にも適用可能である。
【0047】更に、本発明の好適な実施例は、加速度信
号を積分して、衝突速度信号を提供し、また、衝突速度
信号を速度閾値と比較して、展開衝突状態を検出する。
しかしながら、本発明に従って、その他のアルゴリズム
を使用し衝突信号を提供し且つ評価することも可能であ
る。例えば、本発明は、展開衝突状態を示すことの出来
る特定の振動数成分を有する振動電気信号を提供するこ
とにより、一部、実施してもよい。かかる信号は、フィ
ルタ回路等を使用して、これらの特別の振動数成分の値
を示し、また、その表示された値を閾値と比較すること
により、評価してもよい。かかる信号を提供し且つ評価
する方法及び装置は、米国特許第5,109,341号
に開示されている。これとは別に、本発明は、米国特許
第5,036,467号に開示されたように、経時的な
振動電気信号を提供し且つ評価することにより、一部、
実施することも可能である。更に、本発明は、米国特許
第5,216,607号に開示されたように、衝突エネ
ルギを示す信号を提供し且つ評価することにより、一
部、実施することも出来る。当業者の技術に属するかか
る改良、変更及び応用例は、特許請求の範囲に包含する
ことを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例を構成する乗物搭乗者拘
束システムの概略図である。
【図2】衝突寸前の2台の乗物の概略図である。
【図3】3Aは、図1のシステムの詳細を示す、概略図
的なブロック線図である。3Bは、図3Aと同様の概略
図的なブロック線図である。
【図4】本発明により図1のシステムを制御する制御段
階を示すフローチャートである。
【図5】本発明により図1のシステムを制御する制御段
階を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 乗物搭乗者用拘束装置 12 コントローラ 14 前面衝突センサ組立体 16、20 エアバ
ッグ 18 側面衝突センサ 22 前面制御ユニ
ット 24 側面制御ユニット 26 連通リンク 27 ORゲート 28、30 正面衝
突センサ 50 前面アルゴリズム 60 展開出力信号 70 アクチュエータ組立体 72 トランジスタ 74 爆管 76 ダイオード 78 乗物のバッテリ/増幅器 80 コンデンサ/
加速度出力信号 81 速度判別回路 82 比較器 84 加速度出力信号 86 比較器出力信
号 88 ANDゲート 90 インバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブライアン・ケイ・ブラックバーン アメリカ合衆国ミシガン州48307,ロチェ スター,グレンデール 124 (72)発明者 スコット・ビー・ジェントリー アメリカ合衆国ミシガン州48065,ヒッ プ・ロード 77221

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗物に対する側面衝撃に応答して、乗物
    搭乗者用拘束装置を展開させる展開信号を提供する方法
    にして、 ドア以外の箇所におけるドア以外への側面衝撃を検出
    し、ドア以外への側面衝撃信号を提供する段階と、 乗物のドアにおけるドアへの側面衝撃を検出し、ドアへ
    の側面衝撃信号を提供する段階と、 前記ドア以外への側面衝撃信号がドアを展開させる衝突
    状態でないことを示すか否かを判定するため、前記ドア
    以外への衝撃信号を評価する段階と、 前記ドアへの側面衝撃信号がドアを展開させる衝突状態
    であることを示すか否かを判定するため、前記ドアへの
    側面衝撃信号を評価する段階と、 前記評価段階の何れかが、それぞれの側面衝撃信号が展
    開衝突状態であることを示すと判定したとき、前記乗物
    搭乗者用拘束装置を展開させる展開信号を提供する段階
    と、を備えることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法にして、前記ドア
    への側面衝撃信号の値がドアへの閾値を超えるとき、前
    記ドア以外への側面衝撃信号を評価する前記段階が阻止
    されることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法にして、前記ドア
    以外への側面衝撃信号を評価する前記段階が、前記ドア
    以外の側面衝撃信号の値が展開衝突状態を示す所定のド
    ア以外への閾値を上廻るか否かを判定することを特徴と
    する方法。
  4. 【請求項4】 乗物に対する側面衝撃に応答して、乗物
    搭乗者用拘束装置を展開させる展開信号を提供する方法
    にして、 ドア以外の箇所におけるドア以外への側面衝撃を検出
    し、前記ドアへの側面衝撃の特徴を示す値を有する、前
    記ドアへの側面衝撃信号を提供する段階と、 乗物のドアにおけるドアへの側面衝撃を検出し、前記ド
    ア以外への側面衝撃の特徴を示す値を有する、ドアへの
    側面衝撃信号を提供する段階と、 前記ドア以外への側面衝撃信号がドア以外への第一の閾
    値を超えるか否かを判定するため、前記ドア以外への側
    面衝撃信号を評価する段階と、 前記ドア以外への側面衝撃信号がドア以外への第二の閾
    値を超えるか否かを判定するため、前記ドア以外への側
    面衝撃信号を更に評価する段階と、 前記ドアへの側面衝撃信号がドアへの第一の閾値を超え
    るか否かを判定するため、前記ドアへの側面衝撃信号を
    評価する段階と、 前記ドアへの側面衝撃信号の前記値がドアへの第二の閾
    値を超えるか否かを判定するため、前記ドアへの側面衝
    撃信号を更に評価する段階と、 前記側面衝撃信号の前記値の何れかがそのそれぞれ第二
    の閾値を超えるとき、前記乗物搭乗者用拘束装置を展開
    させる展開信号を提供する段階と、を備えることを特徴
    とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の方法にして、前記ドア
    への側面衝撃信号を評価する前記段階が、前記ドアへの
    側面衝撃信号の前記値が前記第一のドアへの閾値を上廻
    ると判定したとき、前記ドア以外への側面衝撃信号を更
    に評価する前記段階が妨害されることを特徴とする方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の方法にして、ドア以外
    への側面衝撃を検出する前記段階が、該ドア以外への側
    面衝撃に起因する乗物の横加速度を検出する段階を含
    み、ドア以外への側面衝撃信号を提供する前記段階が、
    前記乗物の横加速度を示す値を有するドア以外への横加
    速度を提供する段階を含み、前記ドア以外への第一の閾
    値がドア以外への所定の加速度閾値であることを特徴と
    する方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の方法にして、前記ドア
    以外への側面衝撃信号を更に評価する前記段階が、前記
    ドア以外への横加速度信号にアルゴリズムを適用し、前
    記ドア以外への側面衝撃に起因する乗物の横速度を判定
    する段階を含み、前記ドア以外への第二の閾値が、展開
    衝突状態を示すドア以外への所定の速度閾値であること
    を特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の方法にして、ドアへの
    側面衝撃を検出する前記段階が、前記ドアへの側面衝撃
    に起因する乗物の横加速度を検出する段階を含み、ドア
    への側面衝撃信号を提供する前記段階が、前記乗物の横
    方向加速度を示す値を有するドアへの横方向加速度信号
    を提供する段階を含み、前記第一のドアへの閾値がドア
    への所定の加速度閾値であることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の方法にして、前記ドア
    への側面衝撃信号を更に評価する前記段階が、前記ドア
    への横方向加速度信号にアルゴリズムを適用し、前記ド
    アへの側面衝撃に起因する乗物の横方向速度を判定する
    段階を含み、前記ドアへの第二の閾値が展開衝突状態を
    示すドアへの所定の速度閾値であることを特徴とする方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項4に記載の方法にして、展開信
    号を提供する前記段階が、a)前記ドア以外への側面衝
    撃信号の前記値が前記ドア以外の第二の閾値を上廻ると
    き、乗物搭乗者用拘束装置を展開させる第一の展開信号
    を提供する段階と、b)前記ドアへの側面衝撃信号が前
    記ドアへの第二の閾値を上廻るとき、乗物の搭乗者用拘
    束装置を展開させる第二の展開信号を提供する段階とを
    含み、前記第二の展開信号が前記第一の展開信号と別個
    に提供されることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の方法にして、前記
    ドアへの側面衝撃信号が、前記ドアへの第二の閾値を上
    廻るとき、前記第二の展開信号のみが提供されることを
    特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 乗物に対する側面衝撃に応答して、乗
    物搭乗者用拘束装置を展開させる展開信号を提供する装
    置にして、 ドア以外の箇所におけるドア以外への側面衝撃を検出
    し、ドア以外への側面衝撃信号を提供する手段と、 乗物のドアにおけるドアへの側面衝撃を検出し、ドアへ
    の側面衝撃信号を提供する手段と、 前記ドア以外への側面衝撃信号がドアを展開させる衝突
    状態でないことを示すか否かを判定するため、前記ドア
    以外への衝撃信号を評価する手段と、 前記ドアへの側面衝撃信号がドアを展開させる衝突状態
    であることを示すか否かを判定するため、前記ドアへの
    側面衝撃信号を評価する手段と、 前記側面衝突信号の何れかが展開衝突状態であることを
    示すとき、前記乗物搭乗者用拘束装置を展開させる展開
    信号を提供する手段と、を備えることを特徴とする装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の装置にして、前記
    ドアへの側面衝撃信号の値がドアへの閾値を超えるとき
    に、前記ドア以外の側面衝撃信号を評価する前記手段を
    不作動にする手段を更に備えることを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の装置にして、前記
    ドア以外の側面衝撃信号を評価する前記手段が、前記ド
    ア以外への側面衝撃信号の値が展開衝突状態を表示する
    所定のドア以外への閾値を上廻るか否かを判定すること
    を特徴とする装置。
  15. 【請求項15】 乗物に対する側面衝撃に応答して、乗
    物搭乗者用拘束装置を展開させる展開信号を提供する装
    置にして、 乗物のドア以外の箇所におけるドア以外への側面衝撃を
    検出し、前記ドア以外への側面衝撃の特徴を示す値を有
    する、ドア以外への側面衝撃信号を提供する手段と、 乗物のドアにおけるドアへの側面衝撃を検出し、前記ド
    ア以外への側面衝撃の特徴を示す値を有する、ドアへの
    側面衝撃信号を提供する手段と、 前記ドア以外への側面衝撃信号がドア以外への第一の閾
    値を超えるか否かを判定するため、前記ドア以外への側
    面衝撃信号を評価する手段と、 前記ドア以外への側面衝撃信号がドア以外への第二の閾
    値を超えるか否かを判定するため、前記ドア以外への側
    面衝撃信号を更に評価する手段と、 前記ドアへの側面衝撃信号が前記ドアへの第一の閾値を
    超えるか否かを判定するため、前記ドアへの側面衝撃信
    号を評価する手段と、 ドアへの側面衝撃信号がドアへの第二の閾値を超えるか
    否かを判定するため、前記ドアへの側面衝撃信号を更に
    評価する手段と、 前記側面衝撃信号の前記値の何れかがそのそれぞれ第二
    の閾値を超えるとき、前記乗物搭乗者用拘束装置を展開
    させる展開信号を提供する手段と、を備えることを特徴
    とする装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の装置にして、前記
    ドアへの側面衝撃信号の前記値が前記ドアへの第一の閾
    値を上廻るとき、前記ドア以外への側面衝撃信号を更に
    評価する前記手段を不作動にする手段を更に備えること
    を特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の装置にして、ドア
    以外への側面衝撃を検出する前記手段が、該ドア以外へ
    の側面衝撃に起因する乗物の横加速度を検出し、前記乗
    物の横加速度を示す値を有するドア以外への横方向加速
    度信号を提供し、前記第一のドア以外への閾値が所定の
    ドア以外への加速度閾値であることを特徴とする装置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の装置にして、前記
    ドア以外への側面衝撃信号を更に評価する前記手段が、
    前記ドア以外の横方向加速度信号にアルゴリズムを適用
    し、前記ドア以外への側面衝撃に起因する乗物の横方向
    速度を判定し、前記第二のドア以外の閾値が、展開衝突
    状態を示す所定のドア以外の速度閾値であることを特徴
    とする装置。
  19. 【請求項19】 請求項16に記載の方法にして、ドア
    への側面衝撃を検出する前記手段が、前記ドアへの側面
    衝撃に起因する乗物の横加速度を検出し、ドアへの側面
    衝撃信号を提供する前記手段が、前記乗物の横加速度を
    示す値を有するドアへの横方向加速度信号を提供し、前
    記第一のドアへの閾値が所定のドアへの加速度閾値であ
    ることを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の方法にして、前記
    ドアへの側面衝撃信号を更に評価する前記手段が、前記
    ドアへの横方向加速度信号にアルゴリズムを適用し、前
    記ドアへの側面衝撃に起因する乗物の横方向速度を判定
    し、前記第二のドアへの閾値が展開衝突状態を示す所定
    のドアへの速度閾値であることを特徴とする方法。
  21. 【請求項21】 請求項15に記載の装置にして、展開
    信号を提供する前記手段が、前記ドア以外への側面衝撃
    信号の前記値が前記第二のドア以外の閾値を上廻ると
    き、乗物搭乗者用拘束装置を展開させる第一の展開信号
    を提供し、前記ドアへの側面衝撃信号が前記第二のドア
    への閾値を上廻るとき、乗物搭乗者用拘束装置を展開さ
    せるた第二の展開信号を提供し、前記第二の展開信号が
    前記第一の展開信号と別個に提供されることを特徴とす
    る装置。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の方法にして、展開
    信号を提供する前記手段が、ドアへの側面衝撃信号が前
    記第二のドアへの閾値を上廻るとき、前記第二の展開信
    号のみを提供することを特徴とする方法。
JP7185779A 1994-07-22 1995-07-21 乗物搭乗者用拘束装置を展開させる展開信号を提供する方法及びその装置 Pending JPH0867227A (ja)

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