JPH11263187A - 乗員保護装置の起動制御方法及び乗員保護装置の起動制御装置並びに乗員保護装置の起動制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

乗員保護装置の起動制御方法及び乗員保護装置の起動制御装置並びに乗員保護装置の起動制御プログラムを記録した記録媒体

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JPH11263187A
JPH11263187A JP10089587A JP8958798A JPH11263187A JP H11263187 A JPH11263187 A JP H11263187A JP 10089587 A JP10089587 A JP 10089587A JP 8958798 A JP8958798 A JP 8958798A JP H11263187 A JPH11263187 A JP H11263187A
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acceleration
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vehicle
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Kunihiro Takeuchi
邦博 竹内
Yasumasa Yota
康正 要田
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Asco KK
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 いわゆる床下干渉や、いわゆるシートスライ
ド等に起因する本来の衝突以外の事象により生ずる衝撃
に対する誤判断が生じないようにする。 【解決手段】 所定以上の速度積分値ΔVが検出された
(図2のステップ112参照)後、所定値GTHを越える
加速度Gが所定時間内に検出された場合(図2のステッ
プ124参照)には、床下干渉や、シートスライドによ
るものであるとして、サイドエアバック装置を起動せず
(図2のステップ126参照)、一方、所定以上の速度
積分値ΔVが検出された(図2のステップ112参照)
後、所定値GTHを越える加速度Gが所定時間内に検出さ
れない場合(図2のステップ124参照)には、真の衝
突であるとしてサイドエアバック装置を起動するように
した(図2のステップ120参照)ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の衝突時に乗
員の保護を図る乗員保護装置の起動制御に係り、特に、
車両側面への衝突を検知して乗員保護を図る乗員保護装
置の起動制御の改善を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】乗員保護装置の代表的なものとしていわ
ゆるエアバック装置においては、近年、これまでの正面
衝突に対する乗員の保護を主としたものに加えて、車両
の側部への衝突に対する乗員の保護を図るいわゆるサイ
ドエアバック装置が種々提案されつつあり、また、実用
化されつつあるものもある。これまで国内で提案された
サイドエアバック装置の場合、サイドエアバック装置の
制御を行うECU(Electrical Control Unit)と称され
るユニットを、例えば、4ドア形式の車両であれば、前
側のドアと後ろ側のドアとの略境となる部位に設けられ
るいわゆるBピーラと称される箇所に収納するようにし
たものが殆どである。ところが、このように、Bピラー
内にECUを設ける構成の場合、車両側面における乗員
保護を図ろうとする箇所に対応してECUを設けること
となる。すなわち、例えば、運転席の側部への衝突に対
する乗員保護を図ると共に、後部座席側においては、両
側部への衝突に対する乗員保護を図ろうとすると、それ
ぞれ左右のBピラー内にECUを設けるようにして、こ
の場合、都合2個のECUが必要となる。そして、これ
らサイドエアバック装置用の2つのECUは、さらに、
センターECUと称されるユニットに接続するが、この
センターECUは、例えば、車両の中央部等に配設され
るため、先の2つのECUとのケーブル接続が必要とな
り、構造の複雑化を招くと共に、車両の高価格化を招く
という不都合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上述のような
不都合を解消するため、複数のサイドエアバック装置用
のECUを、センターECUが配設された箇所または、
その近傍の一箇所に配設すること(いわゆるシングルポ
イント化)が検討されつつあるが、次のような種々の問
題を解決しなければならない。すなわち、通常、センタ
ーECUは、車両の中央付近に設置されることが多く、
このため、サイドエアバック装置用のECUをセンター
ECU近傍に設けると、このサイドエアバック装置用の
ECUは、車両側面から離れることとなるため、このサ
イドエアバック装置用のECUと共に設けられる側面衝
突の際の衝撃加速度を検出するためのセンサも車両側面
から離れることとなり、衝撃加速度の検出感度が鈍ると
いう問題を招く。このため、センサ自体の感度を高くす
るか、または、ECUにおけるソフトウェア処理上にお
ける検出感度を高くする等の対策を必要とする。
【0004】しかしながら、センサ自体の感度を高くす
るにしても、ソフトウェア処理上における感度を高くす
るにしても、何等新たな問題を招くことなく実現できる
ものではない。すなわち、このようないわゆる検出感度
を高くすることは、衝突以外の種々の原因に起因して発
生する衝撃が加速度センサにより衝撃加速度として検出
されることを意味する。例えば、車両走行中のいわゆる
床下干渉(床等の共振)による衝撃や、いわゆるシート
スライド(座席の移動)による衝撃が加速度センサによ
り捉えられ、これらがサイドエアバック装置の起動を判
定する閾値を越えて、誤判断を招く虞が生じるという新
たな問題を招くこととなり、このような誤判断の虞を回
避する方策を施すことが必要となる。
【0005】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、いわゆる床下干渉や、いわゆるシートスライド等に
起因する本来の衝突以外の事象により生ずる衝撃に対す
る誤判断を行うことなく、サイドエアバック装置のいわ
ゆるシングルポイント化が可能な乗員保護装置の起動制
御方法及び乗員保護装置の起動制御装置並びに乗員保護
装置の起動制御プログラムを記録した記録媒体を提供す
るものである。本発明の他の目的は、衝突以外の衝撃
と、衝突による衝撃とを確実に区別でき、信頼性の高い
乗員保護装置の起動制御方法及び乗員保護装置の起動制
御装置並びに乗員保護装置の起動制御プログラムを記録
した記録媒体を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る乗員保護装置の起動制御方法は、外部からの起動信号
に応じて車両の乗員を保護するための保護装置が起動さ
れるよう構成されてなる乗員保護装置の起動を制御する
起動制御方法であって、車両の加速度の時間積分値が第
1の所定値を越えたことを検出し、その後所定時間内に
第2の所定値を越える車両の加速度が検出されない場
合、前記乗員保護装置の起動を行う一方、車両の加速度
の時間積分値が第1の所定値を越えたことを検出し、そ
の後所定時間内に第2の所定値を越える車両の加速度を
検出した場合には、前記乗員保護装置の起動を不要とす
るよう構成されてなるものである。
【0007】かかる起動制御方法は、衝突以外の原因に
より、車両の床等の共振が生じ、それが加速度センサに
よりいわゆる衝撃加速度として検出された際、または、
座席の移動に起因する衝撃が生じ、それが加速度センサ
により衝撃加速度として検出された際等において、その
加速度の発生レベル及びそのタイミングと、それに対す
る速度積分値ΔVとの間に一定の相関関係が生ずること
に着目したものである。 すなわち、本願発明者は、衝
撃加速度とその時間積分値との間の相関関係について鋭
意研究した結果として、上述した衝突以外の原因により
衝突と誤判定されるような衝撃加速度が検出される場合
には、衝撃加速度の時間積分値が第1の所定値を越えた
後、所定時間内に第2の所定値を越える衝撃加速度が検
出されることを突き止めるに至った。この起動制御方法
は、このように衝撃加速度の時間積分値が第1の所定値
を越えた後、所定時間内に第2の所定値を越えた場合に
は、衝突ではないとして乗員保護装置の起動を行わず、
一方、衝撃加速度の時間積分値が第1の所定値を越えた
後、所定時間内に第2の所定値を越えない場合には、衝
突であるとして乗員保護装置の起動を行うようにして、
いわゆる床下干渉や、いわゆるシートスライド等に起因
する本来の衝突以外の事象により生ずる衝撃に対する誤
判断を行うことがないようにしたものである。
【0008】請求項2記載の発明に係る乗員保護装置の
起動制御装置は、外部からの起動信号に応じて車両の乗
員を保護するための保護装置が起動されるよう構成され
てなる乗員保護装置の起動を制御する起動制御装置であ
って、外部から入力された車両の加速度についての時間
積分を算出する積分手段と、前記積分手段により算出さ
れた値が第1の所定値を越えるか否かを判定する積分値
判定手段と、前記積分値判定手段により、前記積分手段
による算出値が第1の所定値を越えると判定された際、
その後所定時間内に第2の所定値を越える車両の加速度
が検出されたか否かを判定する衝突判定手段と、前記衝
突判定手段により、前記積分手段による算出値が所定時
間内に第2の所定値を越えないと判定された場合に、前
記乗員保護装置へ対する起動信号を発生する一方、前記
衝突判定手段により、前記積分手段による算出値が所定
時間内に第2の所定値を越えたと判定された場合には、
前記乗員保護装置へ対する起動信号の発生を禁止する起
動信号発生手段と、を具備してなるものである。
【0009】かかる構成における乗員保護装置の起動制
御装置は、特に、請求項1記載の発明に係る乗員保護装
置の起動制御方法により乗員保護装置の起動を制御でき
るようにしたもので、積分手段、積分値判定手段、衝突
判定手段及び起動信号発生手段は、例えば、CPUに所
定のプログラムを実行させることによって実現すること
ができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1乃至図3を参照しつつ説明する。なお、以下に説
明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、
本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるもの
である。まず、この発明の実施の形態における乗員保護
装置本装置の起動制御装置(以下「本装置」と言う。)
の基本的構成について、図1を参照しつつ説明する。本
装置Sのいわゆるハードウェア構成は、図1に示された
ように、加速度センサ8からの信号レベルの変換を行う
第1のインターフェイス回路(図1においては「I/F
(1)」と表記)1と、第1のインターフェイス回路1
を介して入力された加速度センサ8のアナログ信号を、
ディジタル信号に変換するアナログ・ディジタル変換器
(図1においては「A/D」と表記)2と、後述する起
動制御動作を実現するためのプログラムが記憶されたR
OM(Read Only Memory)3と、後述する本装置Sの動
作を制御するCPU4と、CPU4による演算結果等の
記憶、読み出しが行われるRAM(Random Access Memo
ry)5と、CPU4から出力されたディジタル信号をア
ナログ信号へ変換するディジタル・アナログ信号変換器
(図1においては「D/A」と表記)6と、乗員保護装
置としてのいわゆるサイドエアバック装置9とのインタ
ーフェイスを図る第2のインターフェイス回路(図1に
おいては「I/F(2)」と表記)7とを具備してなる
ものである。
【0011】一般に、いわゆる加速度センサとして代表
的なものには、半導体式や圧電式等があるが、本装置S
の加速度センサ8は、特定の形式のものに限定される必
要はなく、いずれの形式のものでもよい。CPU4は、
いわゆるIC化された公知・周知のもので、いわゆるマ
イクロコンピュータとしての機能を有するものである。
尚、このCPU4には、高速演算処理が可能な集積回路
として知られているDSP(Digital Signal Processo
r)を用いても構わない。サイドエアバック装置9は、
図示されないインフレータ(ガス発生器)とエアバック
本体とを有してなるもので、本装置Sからの作動信号が
入力されることにより、インフレータによってガスが発
生されてエアバック本体が膨張するようになっている公
知・周知のものである。
【0012】次に、CPU4による具体的な起動制御の
手順について説明する前に、図3(A)及び図3(B)
を参照しつつ、この発明の実施の形態における起動制御
の基本的な概念について説明することとする。最初に、
この発明の実施の形態における起動制御は、サイドエア
バック装置9用のいわゆるECUとしての本装置Sを、
車両の電子制御全体の制御を統括する等の機能を果たす
いわゆるセンターECU(図示せず)内、あるいは近傍
に配設して、いわゆるシングルポイント化を図る場合
に、従来から問題とされていた現象、すなわち、車両の
床等が、車両に対して外部から加えられた衝突以外の原
因により共振し(または、いわゆるシートスライドに起
因して衝撃が生じ)、それが加速度センサ8により検出
されて、衝突と誤判定されることを防ぐためのものであ
る。
【0013】本願発明者は、上述のような床等の共振
(または、シートスライド)が生じ、そのままでは、誤
判定がなされるような場合における加速度と、その時間
積分値である速度積分値ΔVとの関係を鋭意検討した結
果、次のような相関関係があることを突き止めるに至っ
た。すなわち、車両の床等が衝突以外の原因により共振
した場合、例えば、図3(A)に示されたように、実際
の衝突の際に生ずるいわゆる衝突加速度と同じ程度、ま
たはそれを上回る大きさの加速度が発生し(図3(A)
において符号イが付された箇所参照)、比較的短時間
(例えば5msec程度)の後、最初のそれとは逆方向
で、しかも先の加速度と同程度か、またはそれを上回る
大きさの加速度が生じ(図3(A)において符号ロが付
された箇所参照)、その後、徐々に減衰してゆく現象が
捉えられる。
【0014】一方、上述のような加速度についての時間
積分値であるいわゆる速度積分値ΔVを求めて見ると、
図3(B)に示されたように、速度積分値ΔVは、先に
述べた最初の大きな加速度(図3(A)において符号イ
が付された箇所)が生じた付近で、通常であればサイド
エアバック装置9の起動時であると判定される所定の閾
値VTHを越える大きさとなり、その後、先の加速度とは
逆方向の加速度が生じた際(図3(A)において符号ロ
が付された箇所参照)には、速度積分値ΔVは、先とは
逆極性で、かなり大きなものとなる。
【0015】この発明の実施の形態における起動制御
は、上述のように、床等の共振(または、シートスライ
ド)が生じた際、加速度の発生レベル及びそのタイミン
グと、それに対する速度積分値ΔVとの間に一定の相関
関係が生ずることに着目したものである。すなわち、そ
のような相関関係が生じたか否かを判定し、そのような
相関関係が生じていると判定された場合には、速度積分
値ΔVが所定の閾値VTHを越えても、サイドエアバック
装置9の起動を行わないようにする一方、そのような相
関関係が生じていないと判定された場合、速度積分値Δ
Vが所定の閾値VTHを越えているときには、これまで通
りサイドエアバック装置9を起動するようにしたもので
ある。
【0016】図2には、CPU4によって実行される起
動制御の手順を示すフローチャートが示されており、以
下、同図を参照しつつCPU4によるサイドエアバック
装置9の起動制御について具体的に説明する。CPU4
の動作が開始されると、最初に、各種の変数、フラグ等
の初期設定が行われる(図2のステップ100参照)。
例えば、後述する極性反転用変数Pが「1」に、また、
状態判定用フラグF1が「0」に、それぞれ設定される
こととなる。次に、加速度センサ8により検出された車
両の加速度が、第1のインターフェイス回路1及びアナ
ログ・ディジタル変換器2を介してCPU4に入力され
ることとなる(図2のステップ102参照)。次いで、
上述のようにして入力された加速度について時間積分が
行われ、速度積分値ΔVが算出されることとなる(図2
のステップ104参照)。
【0017】そして、ステップ106へ進み、算出され
た速度積分値ΔVが零を越えるものであるか否かが判定
されることとなり、零を越えると判定された場合(YE
Sの場合)には、極性反転用変数Pが「−1」に設定さ
れて(図2のステップ108参照)次述するステップ1
10へ進む。一方、ステップ106において、速度積分
値ΔVが零を越えないと判定された場合(NOの場
合)、すなわち、換言すれば、算出された速度積分値Δ
Vが負極性のものである場合、ステップ108を実行す
ることなくステップ110へ進むこととなる(図2のス
テップ106参照)。
【0018】ここで、先に図3(A)及び図3(B)を
参照しつつ説明したように、衝突以外の原因により車両
の床等の共振が生じた際に、衝突時と同様の大きさとな
る速度積分値ΔVの現れ方には、図3(B)に示された
ように、加速度の現れ方に対応して最初に負極性の大き
なものが得られる場合と、これとは逆に、最初に正極性
の大きなものが得られる場合(この場合、勿論、加速度
の図3(A)に示された例とは逆に、最初に正極性の大
きな加速度が検出されることとなる)とがある。極性反
転用変数Pは、このように、最初の加速度及び速度積分
値ΔVの極性によって、その後に現れる加速度の大きさ
を判定する基準となる所定値GTHを、加速度が正負いず
れの極性であっても、正の値で共用できるようにするた
め、後述するように加速度の極性を変えるために用いら
れるものである。
【0019】ステップ110においては、状態判定用フ
ラグF1が「1」に設定されているか否かが判定される
こととなる(図2のステップ110参照)。そして、F
1=1であると判定された場合(YESの場合)には、
後述するステップ118へ進む一方、F1が「1」では
ないと判定された場合(NOの場合)には、ステップ1
12へ進み、速度積分値ΔVの絶対値が所定の閾値VTH
の絶対値を越える大きさか否かが判定されることとなる
(図2のステップ112参照)。このステップ112に
おいて、速度積分値ΔVの絶対値が所定の閾値VTHの絶
対値を越える大きさではないと判定された場合(NOの
場合)には、先に図3(A)及び図3(B)を参照しつ
つ述べたように、衝突以外の原因による車両の床等の共
振が生じていないとして先のステップ102へ戻り、上
述した一連の処理が再度繰り返されることとなる。ここ
で、所定の閾値VTHは、通常、すなわち、側面衝突が生
じ、サイドエアバック装置9を起動させることを要する
と判定される際の速度積分値ΔVのレベルである(図3
(B)参照)。
【0020】一方、ステップ112において、速度積分
値ΔVの絶対値が所定の閾値VTHの絶対値の大きさを越
えると判定された場合(YESの場合)には、状態判定
用フラグF1が「1」に設定され(図2のステップ11
4参照)、続いて、時間計測のためのタイマーが始動さ
れることとなる(図2のステップ116参照)。ここ
で、このタイマーは、公知・周知のいわゆるソフトウェ
ア処理によって、このタイマー始動時からの経過時間を
計数できるようにしたものである。また、状態判定用フ
ラグF1は、このように、所定の閾値VTHを越える速度
積分値ΔVが検出された際に「1」に設定され、この速
度積分値ΔVの発生が、真の衝突によるものなのか、或
いは、衝突以外の原因による車両の床等の共振(また
は、シートスライド)によるものなのかが判定されるま
での間「1」に保持されるものである。
【0021】次に、ステップ118において、タイマー
が始動されてから所定時間が経過(タイムアップ)した
か否かが判定され、所定時間経過したと判定された場合
(YESの場合)には、サイドエアバック装置9の起動
の必要有りとして、サイドエアバック装置9へ対して起
動信号が出力されることとなり(図2のステップ120
参照)、一連の処理が終了する。すなわち、この場合、
所定の閾値VTHを越える速度積分値ΔVが検出されてか
ら所定の時間、例えば、5msec程度の間に、その速度
積分値ΔVを生ずる原因となった加速度と逆極性の加速
度が検出されないことを意味し、この場合、先の図3
(A)及び図3(B)を参照しつつ述べたように衝突以
外の原因による車両の床等の共振(または、シートスラ
イド)が生じているものではなく、真に衝突が発生した
として、サイドエアバック装置9が起動されることとな
るものである。
【0022】一方、ステップ118において、未だ所定
時間経過していないと判定された場合(NOの場合)に
は、この時点における加速度Gに対して極性反転用変数
Pの値が乗算されて新たに加速度Gとされる(図2のス
テップ122参照)。ここで、加速度センサ8により検
出された加速度Gに、極性反転用変数Pの値を乗ずるの
は、次のような理由によるものである。まず、先に図3
(A)及び図3(B)を参照しつつ説明したように、衝
突以外の原因により、速度積分値ΔVの絶対値が所定値
THの絶対値を越えた後に、所定時間内に所定以上の加
速度が観測されることがあるが、その所定時間内に現れ
る加速度の極性は、最初の大きな加速度が正負何れのも
のであるかによって異なるものである。すなわち、最初
の大きな加速度が正極側のものである場合、次に観測さ
れる大きな加速度は負極側のものとなる一方、最初の大
きな加速度が負極側のものである場合、次に観測される
大きな加速度は正極側のものとなる。
【0023】一方、この加速度が所定の大きさであるか
否かを判定するための基準となる所定値GTHは、予め所
定の正の値に設定されている。このため、検出された加
速度Gの極性に関わらずこの所定値GTHを用いることが
できるようにするため、加速度Gが負極性の場合は、P
=−1が乗算されて正の数値に変換されるようにしたも
のである。すなわち、衝突以外の原因により、先のステ
ップ106において、速度積分値ΔVが零を越えると判
定され、ステップ108においてP=−1と設定され、
さらに、|ΔV|>|VTH|であると判定された場合に
あって(図2のステップ112参照)、その後、大きな
加速度が生ずるとすれば、その加速度は負の値をとるも
のとなる(図3(A)及び図3(B)参照)が、ステッ
プ122において「−1」が乗算されるため、正の値と
される。
【0024】また、先のステップ106において、速度
積分値ΔVが零を越えないと判定され、さらに、|ΔV
|>|VTH|であると判定された場合にあって(図2の
ステップ112参照)、その後、大きな加速度が生ずる
とすれば、その加速度は正の値をとるものとなる(図3
(A)及び図3(B)参照)が、この場合、Pは初期設
定値のまま、すなわち、P=1であるため、ステップ1
22における乗算によってその極性は変わることがなく
そのままである。
【0025】ここで再び、図2の説明に戻れば、上述の
ようにしてステップ122の処理がなされた後、加速度
Gが、所定値GTHを越えるか否かが判定されることとな
る(図2のステップ124参照)。そして、加速度G
が、所定値GTHを越えると判定された場合(YESの場
合)には、車両の衝突が生じたのではなく、衝突以外の
原因による車両の床等の共振(または、シートスライ
ド)が生じているとして、各種の変数、フラグ等が初期
状態にリセットされて(図2の126参照)、先のステ
ップ102へ戻り、上述した一連の処理が再度繰り返さ
れることとなる。一方、ステップ124において、加速
度Gが、所定値GTHを越えないと判定された場合(NO
の場合)には、未だ、上述のような衝突以外の原因によ
る車両の床等の共振(または、シートスライド)が生じ
ているとは判定できない状態であるため、先のステップ
102へ戻り一連の処理が繰り返されることとなる。
【0026】上述の説明において、図2に示された起動
制御を行うためのプログラムが予めROM3に記憶され
ているとの前提の下で、上述のような起動制御が行われ
るとして説明したが、このプログラムは必ずしもROM
3に記憶されなければならいものではなく、CPU4内
部の記憶領域に記憶させてもよいものである。また、公
知・周知の記録媒体に記録させておき、起動制御の実行
の際に、この記録媒体からプログラムをCPU4に読み
込むようにしてもよいものである。このような記憶媒体
としては、例えば、フロッピィー・ディスク、ハード・
ディスク、磁気テープ等に代表されるいわゆる磁気記録
媒体のようなものを挙げることができる。勿論、このよ
うな記録媒体を用いる場合には、それぞれに適した読み
取り装置(フロッピィー・ディスクドライブやハード・
ディスクドライブ等)が必要となることは言うまでもな
いことである。
【0027】上述した発明の実施の形態においては、C
PU4によるステップ104(図2参照)の実行により
積分手段が、CPU4によるステップ106(図2参
照)の実行により積分値判定手段が、CPU4によるス
テップ118,122,124(図2参照)の実行によ
り衝突判定手段が、CPU4によるステップ120(図
2参照)の実行により起動信号発生手段が、それぞれ実
現されたものとなっている。
【0028】また、上述した発明の実施の形態において
は、加速度の大きさの判定(図2のステップ124参
照)の際、判定の基準となる所定値GTHを、加速度Gの
極性に関わらず、正の値に固定して用いるようにするた
め、加速度Gが負の値の場合には、「−1」が乗ぜられ
て正の値に変換されるようにしたが(図2のステップ1
06,108,122参照)、加速度の大きさの判定は
必ずしもこのように行わなれなけらばないものではな
い。例えば、負の値の所定値GTH1と正の値の所定値G
TH2とを設定し、加速度Gが負の値の場合には、その加
速度Gが所定値GTH1より小、すなわちより負側に大で
あるか否かを判定し、また、加速度Gが正の値の場合に
は、所定値GTH2より大であるか否かを判定するように
してもよい。そして、この場合、負側に大であると判定
された場合、または、所定値GTH2より大であると判定
された場合に、図2のステップ126へ進むようにし、
それ以外の場合には、図2のステップ124の場合と同
様にステップ102へ戻るようにすればよい。
【0029】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば、
衝突以外の原因によるいわゆる衝撃加速度であって、衝
突と同程度の大きさに対して衝突と誤判定しないような
構成とすることで、特に、衝突以外の原因により車両の
床等の共振や、いわゆるシートスライドにより生ずる衝
撃加速度による誤判定が確実に回避され、乗員保護装置
の信頼性を図ることができる。特に、複数のいわゆるサ
イドエアバック装置用のいわゆるECUを一箇所に設置
する(いわゆるシングルポイント化)場合、従来問題と
なっていた、衝突以外の原因による車両の床等の共振
や、シートスライドによる衝撃加速度の発生に対して、
このような衝撃加速度であると判定できるようにして、
誤判定が生じないようにしたので、サイドエアバック装
置用のECUのいわゆるシングルポイント化が可能とな
るという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における乗員保護装置の起
動制御装置の一構成例を示す構成図である。
【図2】図1に示された乗員保護装置の起動制御装置を
構成するCPUにより実行される起動制御の手順を示す
フローチャートである。
【図3】この発明の実施の形態における起動制御におい
て衝突ではないと判定する場合の加速度と速度積分値の
変化特性の一例を示す特性線図であって、図3(A)は
加速度の変化特性を示す特性線図、図3(B)は速度積
分値の変化特性を示す特性線図である。
【符号の説明】
3…ROM 4…CPU 5…RAM 8…加速度センサ 9…サイドエアバック装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの起動信号に応じて車両の乗員
    を保護するための保護装置が起動されるよう構成されて
    なる乗員保護装置の起動を制御する起動制御方法であっ
    て、 車両の加速度の時間積分値が第1の所定値を越えたこと
    を検出し、その後所定時間内に第2の所定値を越える車
    両の加速度が検出されない場合、前記乗員保護装置の起
    動を行う一方、 車両の加速度の時間積分値が第1の所定値を越えたこと
    を検出し、その後所定時間内に第2の所定値を越える車
    両の加速度を検出した場合には、前記乗員保護装置の起
    動を不要とすることを特徴とする乗員保護装置の起動制
    御方法。
  2. 【請求項2】 外部からの起動信号に応じて車両の乗員
    を保護するための保護装置が起動されるよう構成されて
    なる乗員保護装置の起動を制御する起動制御装置であっ
    て、 外部から入力された車両の加速度についての時間積分を
    算出する積分手段と、 前記積分手段により算出された値が第1の所定値を越え
    るか否かを判定する積分値判定手段と、 前記積分値判定手段により、前記積分手段による算出値
    が第1の所定値を越えると判定された際、その後所定時
    間内に第2の所定値を越える車両の加速度が検出された
    か否かを判定する衝突判定手段と、 前記衝突判定手段により、前記積分手段による算出値が
    所定時間内に第2の所定値を越えないと判定された場合
    に、前記乗員保護装置へ対する起動信号を発生する一
    方、前記衝突判定手段により、前記積分手段による算出
    値が所定時間内に第2の所定値を越えたと判定された場
    合には、前記乗員保護装置へ対する起動信号の発生を禁
    止する起動信号発生手段と、 を具備してなることを特徴とする乗員保護装置の起動制
    御装置。
  3. 【請求項3】 コンピュータによって乗員保護装置の起
    動を制御するための起動制御プログラムを記録した記録
    媒体であって、 当該起動制御プログラムはコンピュータに、車両の加速
    度の時間積分値を算出させ、 その算出値が第1の所定値を越えたか否かを判定させ、 第1の所定値を越えたと判定された場合に、車両の加速
    度がその後所定時間内に第2の所定値を越えるか否かを
    判定させ、 車両の加速度がその後の所定時間内に第2の所定値を越
    えないと判定された場合に、乗員保護装置を起動するた
    めの起動信号を出力させる一方、車両の加速度がその後
    の所定時間内に第2の所定値を越えたと判定された場合
    には、乗員保護装置の起動を禁止させることを特徴とす
    る乗員保護装置の起動を制御するための起動制御プログ
    ラムを記録した記録媒体。
JP10089587A 1998-03-19 1998-03-19 乗員保護装置の起動制御方法及び乗員保護装置の起動制御装置並びに乗員保護装置の起動制御プログラムを記録した記録媒体 Pending JPH11263187A (ja)

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