JPH11170963A - 車両用エアバックシステム - Google Patents
車両用エアバックシステムInfo
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- JPH11170963A JPH11170963A JP9345425A JP34542597A JPH11170963A JP H11170963 A JPH11170963 A JP H11170963A JP 9345425 A JP9345425 A JP 9345425A JP 34542597 A JP34542597 A JP 34542597A JP H11170963 A JPH11170963 A JP H11170963A
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Abstract
を行う車両用のエアバックシステムの提供。 【解決手段】 自動車が水没していく過程において、外
部からの水の流入によって可動接点23と固定接点24
とが非接触の状態になると、万が一にマイクロコンピュ
ータ110がエアバックの展開信号を出力しても、出力
制御ユニット11Cへの電源供給を水没検出ユニット1
1Aにて遮断しているため、エアバックの展開を防止す
ることができる。
Description
クシステムに関し、例えば、代表的な車両としての自動
車のエアバックシステムに関する。
近年、ユーザの安全性に対する関心の高まりから、事故
発生時の乗員への衝撃を緩和する、所謂エアバックシス
テムが急速に普及しつつある。
は、近年、高機能化が進んでおり、例えば、特開平7−
165008号や特開平7−277123号には乗員を
検出するセンサの検出状態に応じてエアバックの展開圧
力を制御する手法が開示されている。
ようなエアバックシステムは、エアバックの展開が必要
な状況においてのみ確実に展開してこそ本来の機能を果
たすものであり、例えば、車両が何らかの原因によって
水没する際には、電気系統の水没によって当該システム
の制御系が不具合を起こし、エアバックを展開させるこ
とは防止しなければならない。
適なエアバック制御を行う車両用のエアバックシステム
の提供を目的とする。
め、本発明の車両用のエアバックシステムは以下の構成
を備えることを特徴とする。
バックシステムであって、車両の水没を検出する水没検
出手段と、エアバックの展開を制御する制御手段とを備
え、前記水没検出手段は、前記車両の水没を検出したと
き、前記制御手段による前記エアバックの動作を制御す
ることを特徴とする。これにより、車両の水没に際して
も最適なエアバックの制御を担保する。
御手段による前記エアバックの展開を禁止すべく、前記
エアバックを展開させるインフレータへの電源供給を遮
断する、前記制御手段が前記エアバックを展開させるイ
ンフレータに出力する制御信号を遮断する、或いは、前
記制御手段への電源供給を遮断するとよい。これによ
り、前記制御手段が水没する際の前記エアバックを展開
を確実に防止する。
テムにおいて、前記車両の助手席用エアバックを展開さ
せるインフレータへの電源供給は、前記水没検出手段が
水没を検出したときにも継続される構成、或いは、前記
車両の助手席用エアバックを展開させるインフレータに
は、前記水没検出手段が水没を検出したときにも、前記
制御手段から制御信号を出力することが可能な構成であ
って、前記制御手段は、前記水没検出手段が水没を検出
したときに、前記助手席用エアバックを展開させること
を特徴とし、このとき、前記助手席用エアバックの展開
方向を変更する変更手段により、前記助手席用エアバッ
クを、前記車両のフロントグラスに対向させてから展開
させるとよい。これにより、前記車両内からの乗員の脱
出を支援する。
制御手段と一体の構造を有し、更に好ましくは前記車両
のダッシュボードの内部に設けるとよい。これにより、
前記制御手段の現在の状態を、前記水没検出手段によっ
て迅速に検出し、特に、乗員が存在する車室の状態を迅
速に検出する。
ステムが、代表的な車両である自動車に適用された実施
形態を図面を参照して説明する。
におけるエアバックシステムの概要を図1及び図2を参
照して説明する。
としてのエアバックシステムが備えられた自動車の概略
図である。
ための運転席エアバック2(展開状態を示す)がステア
リングホイール6の内部に、そして助手席13の乗員の
ための助手席エアバック3(展開状態を示す)がダッシ
ュボード15の内部に備えられている。本実施形態にお
いて、助手席エアバック3は、展開する際に収納カバー
5Aの部分から突出する(尚、後述する第2の実施形態
では、収納カバー5Aまたは5Bの部分から突出す
る)。また、運転席10及び助手席13の車体側方と後
部座席9の両側とには、それぞれ側方方向からの衝撃を
緩和するサイドエアバック4A〜4D(展開状態を示
す)が備えられている。
実施形態に係るエアバックシステムを制御する制御ユニ
ット11が設けられており、制御ユニット11は、自動
車1のエンジンルームの前方または後方に設けられたバ
ッテリ8により駆動される。
開させるトリガ信号を出力する複数の衝撃検知センサ
(不図示)を備えている。
を参照して説明する。
としての制御ユニット11の概略を示すブロック構成図
である。
ピュータ110、自動車1の水没を検出する水没検出ユ
ニット11A、バッテリ8からイグニッションキー19
を介して入力される直流電圧を所定の電圧に安定化する
定電圧回路11B、そして、マイクロコンピュータ11
0が出力する制御信号に応じてインフレータ7を起爆す
る出力制御ユニット11Cを備える。
ード15の内部に制御ユニット11及び水没検出ユニッ
ト11Aを設けるのは、乗員の安全に直接的に関係する
車室の水没状態をいち早く検出するという観点からは当
該ユニットが自動車1の車室に近い方が好ましいこと、
自動車が水没するときにはエンジンが設けられた前方か
ら水没することが一般的であること、そして、地上面に
対してある程度の高さのある位置でないと大雨や洪水等
による冠水をも車室の水没として水没検出ユニット11
Aが検出してしまうからである。
11の水没を直接的に検出すべく、水没検出ユニット1
1Aは、制御ユニット11と一体として説明するが、こ
れに限られるものではなく、制御ユニット11の近傍に
別体として設けてもよい。
10A、ROM110B、そしてRAM110Cを備え
ている。CPU110Aは、RAM110Cを各種デー
タの一時記憶エリア、ワークエリアとして使用しなが
ら、予めROM110Bに記憶されているエアバックの
展開制御プログラム等に従って本エアバックシステムを
制御する。
センサ群14としては、例えば、自動車1に加わる衝撃
を検出するセンサ、乗員の有無や着座姿勢を検出するセ
ンサ等が挙げられるが、本実施形態での詳細な説明は省
略する。また、インフレータ7は、自動車1に備えられ
た各エアバック毎に設けられるため、複数有ることは言
うまでもない。
出ユニット11A、出力制御ユニット11C、マイクロ
コンピュータ110、そしてバッテリ8からの電源供給
ラインの取り合い(配線ルート)について、図3を参照
して説明する。
エアバックの展開禁止機構を説明する図である。
の構成及び動作を説明する。水没検出ユニット11Aに
は、フロート22、フロート22が収められているフロ
ート室21、可動接点23、そして固定接点24が設け
られている。
示すように正常状態で接触(N.C.:ノーマルクローズ)
しており、可動接点23は自動車1の振動によるチャタ
リング防止のため、例えば、不図示のばね等によって固
定接点24方向に適宜付勢されているものとする。
械的な構成の検出機構を有するため、バッテリ8からの
電源の供給の有無に関わらずに確実に水没を検出するこ
とができる。
固定接点24とが非接触になるタイミング、即ち、自動
車1が水没したと判断するときの車室内への外部からの
水の流入量は、車室内における水没検出ユニット11A
(制御ユニット11)の取り付け位置、そして、水没検
出ユニット11Aの内部における可動接点23と固定接
点24との取り付け位置によって規定することができ
る。
ニット11Aと、出力制御ユニット11C、マイクロコ
ンピュータ110、そしてバッテリ8からの電源供給ラ
インの取り合いについて説明する。尚、図3において、
マイクロコンピュータ110前段の定電圧回路11Bの
記載は、説明の便宜上省略している。
ラインは、マイクロコンピュータ110と固定接点24
に接続されており、可動接点23と出力制御ユニット1
1Cとが接続されている。また、マイクロコンピュータ
110のエアバック制御信号のラインは、出力制御ユニ
ット11Cに接続されている。
て、上記の如く可動接点23と固定接点24とは正常状
態で接触しているため、マイクロコンピュータ110
は、所定の条件が満足されると、出力制御ユニット11
Cを介してインフレータ7を起爆する。
て、外部からの水の流入によって可動接点23と固定接
点24とが非接触になった状態においては、マイクロコ
ンピュータ110が出力制御ユニット11Cにエアバッ
クの展開信号を出力しても、インフレータ7を起爆する
ことはできない。即ち、制御ユニット11への水の流入
が原因となって万が一にマイクロコンピュータ110が
エアバックの展開信号を出力しても、出力制御ユニット
11Cへの電源供給を水没検出ユニット11Aにて遮断
しているため、エアバックの展開を防止することができ
る。
実施形態におけるエアバックの展開禁止機構の変形例に
ついて図4及び図5を参照して説明する。
の変形例としてのエアバックの展開禁止機構を説明する
図であり、水没検出ユニット11Aの構成及び動作につ
いては図3の場合と同様であり、制御ユニット11内に
おける水没検出ユニット11A、出力制御ユニット11
C、マイクロコンピュータ110、そしてバッテリ8か
らの電源供給ラインの取り合いが図3の場合と異なる。
源供給ラインは、マイクロコンピュータ110と出力制
御ユニット11Cとに接続されている。また、マイクロ
コンピュータ110のエアバック制御信号のラインは、
水没検出ユニット11Aを介して出力制御ユニット11
Cに接続されている。
て、上記の如く可動接点23と固定接点24とは正常状
態で接触しているため、マイクロコンピュータ110
は、所定の条件が満足されると、出力制御ユニット11
Cを介してインフレータ7を起爆する。
て、外部からの水の流入によって可動接点23と固定接
点24とが非接触になった状態においては、マイクロコ
ンピュータ110が出力制御ユニット11Cにエアバッ
クの展開信号を出力しても、その信号をインフレータ7
に伝達することはできない。即ち、制御ユニット11へ
の水の流入が原因となって万が一にマイクロコンピュー
タ110がエアバックの展開信号を出力しても、出力制
御ユニット11Cへの電源供給を水没検出ユニット11
Aにて遮断しているため、エアバックの展開を防止する
ことができる。
源供給ラインは、固定接点24と出力制御ユニット11
Cとに接続されており、マイクロコンピュータ110
は、水没検出ユニット11Aを介して駆動される。ま
た、マイクロコンピュータ110のエアバック制御信号
のラインは、出力制御ユニット11Cに接続されてい
る。
て、上記の如く可動接点23と固定接点24とは正常状
態で接触しているため、マイクロコンピュータ110
は、所定の条件が満足されると、出力制御ユニット11
Cを介してインフレータ7を起爆する。
点23と固定接点24とが非接触の状態になると、その
時点でマイクロコンピュータ110の動作自体が停止す
る。これにより、制御ユニット11への水の流入による
マイクロコンピュータ110の誤動作を未然に防止する
ことができ、エアバックの展開も当然に防止することが
できる。
述した実施形態及びその変形例の構成に限られるもので
はなく、例えば、図6に示すような構成としてもよい。
としての水没検出ユニットの構成を説明する図である。
同図に示すように、フロート室21の内壁には、正常状
態において導電性のフロート22Aと接触している導体
27が設けられている。また、導体27には、リード線
27が接続されている。このような構成の水没検出ユニ
ットにおいて、外部から水が流入すると、フロート22
Aが同図の上方向(同図に破線で示すフロート22Aの
位置)に移動することにより、導体27と非接触な状態
となる。従って、上述した水没検出ユニット11Aとし
て使用することができる。
な機構を用いる方式ではなく、例えば、面圧スイッチを
用いる方式であってもよい。
うに、上述した第1の実施形態では、水没検出ユニット
11Aが水没したときには、出力制御ユニット11Cへ
の電源供給の停止(図3)、マイクロコンピュータ11
0から出力制御ユニット11Cへのエアバック制御信号
のラインの遮断(図4)、またはマイクロコンピュータ
110への電源供給の停止(図5)を行うことができ
る。これにより、車室が水没していく過程でマイクロコ
ンピュータ110の不具合によってエアバックが展開
し、その展開したエアバックによって車室内の気圧が大
きく変化することによる乗員への悪影響を防止するこ
と、そして、その展開したエアバックが車室からの乗員
の脱出行動を妨げることを防止することができる。
した実施形態に係るエアバックシステムを基本として、
自動車1の水没に際して、助手席エアバック3以外のエ
アバックの展開を防止すると共に、更に、車室からの乗
員の脱出を支援すべく、助手席エアバック3の展開方向
の切り替え制御、そして、助手席エアバック3の展開制
御によるフロントグラス17の破壊を行う。そのため、
本実施形態において、マイクロコンピュータ110は、
助手席エアバック3の展開方向を変更するエアバック転
回ユニット16をも制御する。
エアバックの展開制御機構を説明する図である。同図に
示す構成は、基本的に第1の実施形態の図3の構成と同
様であるため、異なる部分を説明すれば、水没検出ユニ
ット11Aは、更に固定接点25を備えており、可動接
点23と固定接点25とは、正常状態で非接触(N.O.:
ノーマルオープン)であり、外部からの水の流入によっ
てフロート22が同図の上方向に移動したときに接触す
る。このとき、可動接点23と固定接点25とが接触状
態であることは、マイクロコンピュータ110に入力さ
れる。
ク3を展開させるための出力制御ユニット11C及びイ
ンフレータ7は、外部からの水の流入によって可動接点
23と固定接点24とが非接触になった状態においても
動作可能に接続されている。
ク(運転席エアバック2,サイドエアバック4A〜4
D)については、図3と同様の接続のため、可動接点2
3と固定接点24とが非接触になった状態においては展
開が禁止される。
り替え制御について図8及び図9を参照して説明する。
助手席エアバック3の展開方向の切り替え制御を説明す
る図である。また、図9は、本発明の第2の実施形態と
しての助手席エアバック3の展開方向の切り替え制御を
示すフローチャートである。
ンフレータ7が収められているエアバックユニット20
は、ダッシュボード15内に収められており、正常状態
(水没検出ユニット11Aによって水没を検出していな
い状態)においては、同図に示す実線の方向を向いてい
る。このため、助手席エアバック3の展開時は、通常の
助手席用のエアバックとして機能する(破線で示す展開
状態)。
のモータ等の機構を有する転回ユニット16によって図
8に破線で示す方向、即ち、フロントグラス17に略直
角な状態に方向変換することができる。エアバックユニ
ット20をフロントグラス17に略直角に位置させるの
は、助手席エアバック3の展開時のエネルギーを最も効
率よくフロントグラス17に与えるためであることは言
うまでもない。
ユニット11Aへの水の流入によって可動接点23と固
定接点25とが接続状態となったことを検知すると(ス
テップS1)、転回ユニット16に転回信号を出力し、
エアバックユニット20をフロントグラス17に対向さ
せる(ステップS2)。そして、マイクロコンピュータ
110は、助手席エアバック3を展開させるべく、イン
フレータ7を起爆する(ステップS3)。
席エアバック3の展開時の衝撃によって破壊することが
できるため、自動車1からの乗員の脱出を支援すること
ができる。
発明の第2の実施形態の変形例としてのエアバックの展
開制御機構を説明する図である。同図に示す構成は、基
本的に第1の実施形態の図4の構成と同様であるため、
異なる部分を説明すれば、水没検出ユニット11Aは、
上記の図7の場合と同様に固定接点25を備えている。
また、助手席エアバック3を展開させるための出力制御
ユニット11C及びインフレータ7は、外部からの水の
流入によって可動接点23と固定接点24とが非接触に
なった状態においても動作可能に接続されている。一
方、助手席エアバック3以外のエアバック(運転席エア
バック2,サイドエアバック4A〜4D)については、
図4と同様の接続のため、可動接点23と固定接点24
とが非接触になった状態においては展開が禁止される。
2の実施形態では、出力制御ユニット11Cへの電源供
給の停止(図3)、マイクロコンピュータ110から出
力制御ユニット11Cへのエアバック制御信号のライン
の遮断(図4)の方法を基本として、更に、水没検出ユ
ニット11Aが水没したときには助手席エアバック3に
よってフロントグラス17を破壊する構成とした。これ
により、第1の実施形態による効果に加え、自動車1か
らの乗員の脱出を支援することができる。
車両の水没に際しても最適なエアバック制御を行う車両
用のエアバックシステムの提供が実現する。
ユニット11の概略を示すブロック構成図である。
バックシステムが備えられた自動車の概略図である。
展開禁止機構を説明する図である。
バックの展開禁止機構を説明する図である。
バックの展開禁止機構を説明する図である。
検出ユニットの構成を説明する図である。
展開制御機構を説明する図である。
ック3の展開方向の切り替え制御を説明する図である。
ック3の展開方向の切り替え制御を示すフローチャート
である。
アバックの展開制御機構を説明する図である。
ック,4A〜4D:サイドエアバック,5A,5B:収
納カバー,6:ステアリングホイール,7:インフレー
タ,8:バッテリ,9:後部座席,10:運転席,1
1:制御ユニット,11A:水没検出ユニット,11
B:定電圧回路,11C:出力制御ユニット,13:助
手席,14:センサ群,15:ダッシュボード,16:
転回ユニット,17:フロントグラス,19:イグニッ
ションキー,20:エアバックユニット,21:フロー
ト室,22,22A:フロート,23:可動接点,2
4,25:固定接点,26:リード線,27:導体,1
10:マイクロコンピュータ,110A:CPU,11
0B:ROM,110C:RAM,
Claims (11)
- 【請求項1】 車両の乗員への衝撃を緩和するエアバッ
クシステムであって、 車両の水没を検出する水没検出手段と、 エアバックの展開を制御する制御手段とを備え、前記水
没検出手段は、前記車両の水没を検出したとき、前記制
御手段の動作を制御することを特徴とする車両用エアバ
ックシステム。 - 【請求項2】 前記水没検出手段は、前記制御手段によ
る前記エアバックの展開を禁止すべく、前記エアバック
を展開させるインフレータへの電源供給を遮断すること
を特徴とする請求項1記載の車両用エアバックシステ
ム。 - 【請求項3】 前記水没検出手段は、前記制御手段によ
る前記エアバックの展開を禁止すべく、前記制御手段が
前記エアバックを展開させるインフレータに出力する制
御信号を遮断することを特徴とする請求項1記載の車両
用エアバックシステム。 - 【請求項4】 前記水没検出手段は、前記制御手段によ
る前記エアバックの展開を禁止すべく、前記制御手段へ
の電源供給を遮断することを特徴とする請求項1記載の
車両用エアバックシステム。 - 【請求項5】 前記車両用エアバックシステムにおい
て、前記車両の助手席用エアバックを展開させるインフ
レータへの電源供給は、前記水没検出手段が水没を検出
したときにも継続される構成であって、 前記制御手段は、前記水没検出手段が水没を検出したと
きに、前記助手席用エアバックを展開させることを特徴
とする請求項2記載の車両用エアバックシステム。 - 【請求項6】 前記車両用エアバックシステムにおい
て、前記車両の助手席用エアバックを展開させるインフ
レータには、前記水没検出手段が水没を検出したときに
も、前記制御手段から制御信号を出力することが可能な
構成であって、 前記制御手段は、前記水没検出手段が前記車両の水没を
検出したときに、前記助手席用エアバックを展開させる
ことを特徴とする請求項3記載の車両用エアバックシス
テム。 - 【請求項7】 前記車両用エアバックシステムは、更
に、前記助手席用エアバックの展開方向を変更する変更
手段を備え、前記制御手段は、前記助手席用エアバック
を、前記変更手段によって前記車両のフロントグラスに
対向させてから展開させることを特徴とする請求項5ま
たは請求項6記載の車両用エアバックシステム。 - 【請求項8】 前記水没検出手段は、前記車両の車室に
所定量より多く水が流入したとき、前記制御手段による
前記エアバックの制御を禁止することを特徴とする請求
項1記載の車両用エアバックシステム。 - 【請求項9】 前記水没検出手段は、前記制御手段と一
体の構造を有することを特徴とする請求項8記載の車両
用エアバックシステム。 - 【請求項10】 前記水没検出手段を、前記車両のダッ
シュボードの内部に設けることを特徴とする請求項8記
載の車両用エアバックシステム。 - 【請求項11】 前記水没検出手段は、機械式の機構を
有することを特徴とする請求項1記載の車両用エアバッ
クシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006032848A Division JP4254787B2 (ja) | 2006-02-09 | 2006-02-09 | 車両用エアバッグシステム |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3788679B2 (ja) |
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1997
- 1997-12-15 JP JP34542597A patent/JP3788679B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3788679B2 (ja) | 2006-06-21 |
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