JPH09122964A - レーザ加工機 - Google Patents

レーザ加工機

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JPH09122964A
JPH09122964A JP7279219A JP27921995A JPH09122964A JP H09122964 A JPH09122964 A JP H09122964A JP 7279219 A JP7279219 A JP 7279219A JP 27921995 A JP27921995 A JP 27921995A JP H09122964 A JPH09122964 A JP H09122964A
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JP
Japan
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laser oscillator
slide
laser
laser beam
oscillator power
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP7279219A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Yamanashi
貴昭 山梨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省スペース化を図ると共にメンテナンスを容
易に出来るようにする。 【解決手段】 ベッド3上に本体フレーム9を設けると
共に加工すべきワークWを載せた加工テーブル5を設
け、前記本体フレーム9に備えたレーザ加工ヘッド13
の先端から前記ワークWへ向けてレーザビームを照射し
てワークWにレーザ加工を行うレーザ加工機1であっ
て、前記本体フレーム9の後側におけるベッド3上にス
ライド機構25を備えたスライド式架台19を設けると
共にこのスライド式架台19上にレーザ発振器21とレ
ーザ発振器電源23を設け、このレーザ発振器21とレ
ーザ発振器電源23を前記スライド機構25により前記
スライド式架台19に対して前後方向へ移動可能に設け
てなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザ発振器と
レーザ発振器電源を搭載したレーザ加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザ加工機101は、図4に示
されているように、立設された加工機本体103を備え
ており、この加工機本体103の後側にレーザ発振器1
05が配置されている。また、このレーザ発振器105
の図4において右側にはレーザ発振器電源107が配置
されていると共に、レーザ発振器105の後方にはレー
ザ発振器冷却用チラー109が配置されている。前記レ
ーザ発振器電源107の前方にはNC装置111が配置
されていると共に、レーザ発振器電源107の後方には
集塵機113が配置されている。
【0003】このように従来のレーザ加工機101では
加工機本体103に対して、特にレーザ発振器105と
レーザ発振器電源107が周辺に別置きされているため
に据付けが大変であると共に配置スペースが大きいとい
う問題があった。
【0004】これらの問題を解決するために、最近レー
ザ発振器とレーザ発振器電源を搭載したレーザ加工機が
考えられてきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レーザ発振
器とレーザ発振器電源を搭載したレーザ加工機では、レ
ーザ発振器,レーザ発振器電源がボルトなどで固定され
ているため、保守する際には、クレーンなどで吊ってレ
ーザ加工機から降して作業するなどの問題がありメンテ
ナンスが非常に大変であった。また、クレーンがその場
にない場合にはメンテナンスが不可能であった。
【0006】この発明の目的は、省スペース化を図ると
共にメンテナンスを容易に出来るようにしたレーザ加工
機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1によるこの発明のレーザ加工機は、ベッド
上に本体フレームを設けると共に加工すべきワークを載
せた加工テーブルを設け、前記本体フレームに備えたレ
ーザ加工ヘッドの先端から前記ワークへ向けてレーザビ
ームを照射してワークにレーザ加工を行うレーザ加工機
であって、前記本体フレームの後側におけるベッド上に
スライド機構を備えたスライド式架台を設けると共にこ
のスライド式架台上にレーザ発振器とレーザ発振器電源
を設け、このレーザ発振器とレーザ発振器電源を前記ス
ライド機構により前記スライド式架台に対して前後方向
へ移動可能に設けてなることを特徴とするものである。
【0008】したがって、ベッド上にスライド機構を備
えたスライド式架台を設け、このスライド式架台上にス
ライド機構によって前後方向へ移動可能なレーザ発振器
とレーザ発振器電源が設けられているから、省スペース
化が図られると共に、メンテナンスを行う際には、レー
ザ発振器とレーザ発振器電源が後側へ移動されるので、
メンテナンスが容易に行われる。
【0009】請求項2によるこの発明のレーザ加工機
は、請求項1のレーザ加工機において、前記スライド機
構が、前記スライド式架台に前後方向へ延伸して形成さ
れた切り欠き穴と、前記レーザ発振器とレーザ発振器電
源が取り付けられ前記切り欠き穴に移動可能に設けられ
たスライドブロックと、このスライドブロックの前後に
設けられた摺動可能な回転体と、前記スライドブロック
を前記スライド式架台に締結せしめる締結部材と、で構
成されていることを特徴とするものである。
【0010】したがって、レーザ発振器,レーザ発振器
電源のメンテナンスを行う際には、締結部材を緩めた
後、スライド式架台に形成された切り欠き穴内でスライ
ドブロックを後側へ押すと回転体が後側へ摺動されて、
本体フレームからレーザ発振器,レーザ発振器電源が所
定間隔だけ離れた後、締結部材で固定することにより、
メンテナンスが容易に行われる。
【0011】請求項3によるこの発明のレーザ加工機
は、請求項1,2記載のレーザ加工機において、前記ス
ライド式架台の後端部に突当て部材を設けてなることを
特徴とするものである。
【0012】したがって、レーザ発振器,レーザ発振器
電源が後側へ移動された際、突当て部材に突当てられて
ストップし、スライド式架台から落下するようなことは
ない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1を参照するに、レーザ加工機1は前後
方向(X軸方向)へ延伸した例えば箱形状のベッド3を
備えており、このベッド3上には図示省略の駆動モー
タ,ボールねじ,ナット部材などによりX軸方向へ移動
自在な加工テーブル5が設けられている。この加工テー
ブル5上には加工すべきワークWが載置される。この加
工テーブル5の一側、図1において手前側のX軸方向に
は、適宜な間隔で複数のワーククランプ装置7が設けら
れている。
【0015】前記ベッド3に跨がって本体フレームとし
ての門型フレーム9が立設されている。しかも、この門
型フレーム9は上部フレーム9Uとサイドフレーム9
R,9Lで構成されている。この門型フレーム9におけ
る上部フレーム9Uの前側には図示省略の例えば駆動モ
ータ,ボールねじ,ナット部材によってY軸方向へ移動
自在なY軸キャレッジ11が設けられている。
【0016】このY軸キャレッジ11にはY軸方向に出
力されているレーザビームを加工点へ導くためのベンド
ミラーが設けられており、この直下には、図示省略の例
えば駆動モータなどによって上下動方向(Z軸方向)へ
移動自在なレーザ加工ヘッド13が設けられている。こ
のレーザ加工ヘッド13内にはベンドミラー,集光レン
ズが備えられており、しかも、レーザ加工ヘッド13の
先端にはレーザノズル15が装着されている。
【0017】前記門型フレーム9の後側(図1において
右側)におけるベッド3上には支持ブロック17を介し
て例えば角パイプで構成されているスライド式架台19
が設けられている。このスライド式架台19上には前後
方向へ移動自在なレーザ発振器21,レーザ発振器電源
23が設けられている。
【0018】上記構成により、加工テーブル5をX軸方
向へ、Y軸キャレッジ11をY軸方向へ移動せしめると
共に、レーザ発振器21で発振されたレーザビームはレ
ーザ加工ヘッド13の集光レンズで集光された後、レー
ザノズル15からワークWへ向けて照射されることによ
り、ワークWの所望位置にレーザ加工が行われることに
なる。
【0019】図2および図3を併せて参照するに、前記
スライド式架台19には、レーザ発振器21,レーザ発
振器電源23を前後方向へ移動せしめるスライド機構2
5が備えられている。このスライド機構25の一部であ
る複数の切り欠き穴27が前記スライド式架台19に前
後方向へ延伸して形成されている。
【0020】前記各切り欠き穴27内には前後方向へ延
伸したスライドブロック29が設けられている。このス
ライドブロック29にはボルト31により支持ブロック
33を介して前記レーザ発振器21,レーザ発振器電源
23が取り付けられている。前記各スライドブロック2
9の前,後部における左右には回転体としてのローラ3
5が平ワッシャー37を介してショルダーボルト39で
取り付けられている。
【0021】前記各スライドブロック29はスライド式
架台19の下側から複数の締結部材としてのスライドブ
ロック固定用ボルト41で固定されている。前記スライ
ド式架台19の後端部(図2において右端部)には突き
当て部材43が設けられている。前記レーザ発振器2
1,レーザ発振器電源23の左右部内には、図3に示さ
れているように、レーザ発振器21,レーザ発振器電源
23の底板などの剛性補強用に、ボルト45が取付けら
れており、このボルト45で前記スライド式架台19に
対して突っぱられている。
【0022】上記構成により、図1,図2に示されてい
る状態でスライドブロック固定用ボルト41でスライド
ブロック29がスライド式架台19に固定される。この
状態においてレーザ発振器21,レーザ発振器電源23
が使用される。そして、レーザ発振器21,レーザ発振
器電源23のメンテナンスを行う場合には、スライドブ
ロック固定用ボルト41を緩めると、スライドブロック
29はローラ35がスライド式架台19の底板上を転動
して図2において矢印で示した如く、後側(図2におい
て右側)へ移動されるから、レーザ発振器21,レーザ
発振器電源23も同方向へ移動されることになり、レー
ザ発振器21,レーザ発振器電源23が門型フレーム9
に対して離隔されてスライドブロック固定用ボルト41
で固定すると隙間が生じる。
【0023】したがって、レーザ発振器21,レーザ発
振器電源23の周囲および前記隙間で作業者が作業を行
うことが可能となるので、レーザ発振器21,レーザ発
振器電源23を従来のようにクレーンなどを使って降ろ
さずに、容易にメンテナンスを行うことができる。ま
た、レーザ発振器21とレーザ発振器電源23との間に
も隙間を生じさせることもできる。
【0024】また、スライド式架台19の後端部には突
き当て部材43が設けられているから、レーザ発振器電
源23が後側へ移動されたときに突き当って止まるの
で、落下するようなことはない。
【0025】また、レーザ発振器21,レーザ発振器電
源23をベッド3上に設けられたスライド式架台19上
に設けたことにより、説明するまでもなく省スペース化
を図ることができる。
【0026】なお、この発明は、前述した実施の形態の
例に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。本実施の形
態の例ではスライドブロック29を手動で移動せしめる
よう説明したが、駆動モータなどの駆動手段を使って自
動で移動せしめるようにしても構わない。
【0027】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例から理解さ
れるように、請求項1の発明によれば、ベッド上にスラ
イド機構を備えたスライド式架台を設け、このスライド
式架台上にスライド機構によって前後方向へ移動可能な
レーザ発振器とレーザ発振器電源が設けられているか
ら、省スペース化を図ることができると共に、メンテナ
ンスを行う際には、レーザ発振器とレーザ発振器電源が
後側へ移動されるので、メンテナンスを容易に行うこと
ができる。
【0028】請求項2の発明によれば、レーザ発振器,
レーザ発振器電源のメンテナンスを行う際には、締結部
材を緩めた後、スライド式架台に形成された切り欠き穴
内でスライドブロックを後側へ押すと回転体が後側へ摺
動されて、本体フレームからレーザ発振器,レーザ発振
器電源が所定間隔だけ離れた後、締結部材で固定するこ
とにより、メンテナンスをより一層容易に行うことがで
きる。
【0029】請求項3の発明によれば、レーザ発振器,
レーザ発振器電源が後側へ移動された際、突当て部材に
突当てられてストップし、スライド式架台から落下する
ようなことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施する一実施の形態の例のレーザ
加工機の斜視図である。
【図2】スライド式架台に備えた移動機構を示す正面断
面図である。
【図3】図2におけるIII−III線に沿った断面図
である。
【図4】従来のレーザ加工機の平面図である。
【符号の説明】
1 レーザ加工機 3 ベッド 5 加工テーブル 9 門型フレーム(本体フレーム) 13 レーザ加工ヘッド 19 スライド式架台 21 レーザ発振器 23 レーザ発振器電源 25 スライド機構 27 切り欠き穴 29 スライドブロック 31 ボルト 33 支持ブロック 35 ローラ(回転体) 41 スライドブロック固定用ボルト(締結部材) 43 突き当て部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド上に本体フレームを設けると共に
    加工すべきワークを載せた加工テーブルを設け、前記本
    体フレームに備えたレーザ加工ヘッドの先端から前記ワ
    ークへ向けてレーザビームを照射してワークにレーザ加
    工を行うレーザ加工機であって、前記本体フレームの後
    側におけるベッド上にスライド機構を備えたスライド式
    架台を設けると共にこのスライド式架台上にレーザ発振
    器とレーザ発振器電源を設け、このレーザ発振器とレー
    ザ発振器電源を前記スライド機構により前記スライド式
    架台に対して前後方向へ移動可能に設けてなることを特
    徴とするレーザ加工機。
  2. 【請求項2】 前記スライド機構が、前記スライド式架
    台に前後方向へ延伸して形成された切り欠き穴と、前記
    レーザ発振器とレーザ発振器電源が取り付けられ前記切
    り欠き穴に移動可能に設けられたスライドブロックと、
    このスライドブロックの前後に設けられた摺動可能な回
    転体と、前記スライドブロックを前記スライド式架台に
    締結せしめる締結部材と、で構成されていることを特徴
    とする請求項1記載のレーザ加工機。
  3. 【請求項3】 前記スライド式架台の後端部に突当て部
    材を設けてなることを特徴とする請求項1,2記載のレ
    ーザ加工機。
JP7279219A 1995-10-26 1995-10-26 レーザ加工機 Abandoned JPH09122964A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160193694A1 (en) * 2015-01-05 2016-07-07 Johnson Controls Technology Company Welding process for a battery module

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US20160193694A1 (en) * 2015-01-05 2016-07-07 Johnson Controls Technology Company Welding process for a battery module
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050823

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20051102