JPH0912157A - 連続式アンローダ及びその制御方法 - Google Patents

連続式アンローダ及びその制御方法

Info

Publication number
JPH0912157A
JPH0912157A JP16657595A JP16657595A JPH0912157A JP H0912157 A JPH0912157 A JP H0912157A JP 16657595 A JP16657595 A JP 16657595A JP 16657595 A JP16657595 A JP 16657595A JP H0912157 A JPH0912157 A JP H0912157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scraping
unit
continuous unloader
playback operation
driving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16657595A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeki Nishio
岳樹 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP16657595A priority Critical patent/JPH0912157A/ja
Publication of JPH0912157A publication Critical patent/JPH0912157A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ship Loading And Unloading (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレイバック運転を再開させる場合における
オペレータの負荷を軽減すると共に短時間にてプレイバ
ック運転を再開することが可能な連続式アンローダ及び
その制御方法を提供する。 【構成】 ティーチング運転時に記憶した掻取部5の移
動位置データおよび移動位置データに対応した駆動部1
5a、15b、……の動作位置データに基づいて自動的
に積荷を掻き取って陸揚げするプレイバック運転を行わ
せ、操作部12が操作されてプレイバック運転が中断さ
れた場合、中断時における掻取部5の移動位置データと
位置検出センサ10によって実際に検出された掻取部5
の位置との差に基づいて掻取部5を中断時における位置
に移動させてプレイバック運転を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船倉から積荷を陸揚げ
するティーチング/プレイバック方式の連続式アンロー
ダ及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、特願平6−64758号公
報、特願平6−263254号公報、特願平6−115
712号公報、および特願平6−115713号公報等
において、連続式アンローダに係わる種々の技術を開示
している。
【0003】この連続式アンローダは、港等において鉱
石、石炭、穀物等の積荷を専用運搬船の船倉から陸揚げ
する装置であり、図5はその概要を示す図である。この
図に示すように、連続式アンローダは、埠頭に設けられ
たレールに沿って走行する走行部1と、この走行部1に
回動自在かつ俯仰自在に設けられたブーム2と、このブ
ーム2の先端部に設けられたトップ支持フレーム3に回
動自在に支承されるとともに鉛直方向に垂下される旋回
マスト4と、該旋回マスト4の先端に設けられた掻取部
5から構成されている。
【0004】また、掻取部5の外周には、複数のバケッ
ト6が連設されたバケットエレベータ7が設けられてお
り、このバケットエレベータ7が掻取部5の外周を周回
することにより船倉8内の積荷を掻き取り、積荷を旋回
マスト4上部へ搬送する。そして、積荷は、ブーム2、
走行部1を介して陸揚げされる。この際、掻取部5は、
船倉8内の積荷の表面が平坦になるように船倉8内をル
ープ状の軌跡を描きながら水平移動することにより積荷
を掻き取り、一周に亘って水平移動して積荷を掻き取る
と、段下げを行ってさらに船倉8の下部の積荷を掻き取
る。連続式アンローダは、このような一連の動作を繰り
返すことにより船倉8内の積荷を順次陸揚げする。な
お、カメラ9は、運転室のオペレータが積荷の掻取状態
を確認するために設けられたものである。
【0005】この連続式アンローダにおいて船倉8内の
積荷の陸揚げ作業を行う場合、まずティーチング運転が
行われる。このティーチング運転において、オペレータ
は、連続式アンローダを手動で操作し、船倉8内におい
て掻取部5を一周させて積荷の掻き取りを行い、掻取部
5がティーチングの開始位置まで移動してくるとティー
チング運転を終了する。このティーチング運転の間、連
続式アンローダは、船倉8内を順次移動する掻取部5の
位置情報およびこの位置情報に対応する上記各部の位置
情報を内部に備えられた記憶装置(図示略)に順次記憶
する。そして、プレイバック運転時においては、ティー
チング運転時に記憶した上記各位置情報に基づいて、掻
取部5がティーチング運転時と同様の移動軌跡に沿って
移動するように上記各部を制御し、船倉8内の積荷の陸
揚げ作業を自動的に行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プレイバッ
ク運転時において何らかの故障あるいはオペレータによ
る操作等によってプレイバック運転が中断された場合、
上述した従来の連続式アンローダは、ティーチング運転
時に記憶された位置情報のうち、どの位置においてプレ
イバック運転が中断されたかを記憶する。そして、オペ
レータは、連続式アンローダをオペレータ操作により運
転し、上述した故障等のを取り除く操作を行う。また、
掻取部5は、慣性によってプレイバック運転を中断した
時点の位置からある程度移動してしまうこともある。す
なわち、掻取部5は、ティーチング運転時に記憶された
位置情報に合致しない位置に移動することになり、この
位置からプレイバック運転を再開した場合に積荷の掻取
面が平にならず、効率的な掻き取りができない。したが
って、中断原因を改善してプレイバック運転を再開する
場合、オペレータは、本来の中断位置から移動した掻取
部5を手動操作によって該中断位置に戻す必要があっ
た。
【0007】しかし、掻取部5を中断位置に戻す場合、
かなり正確に掻取部5を該中断位置に戻す必要があるた
め操作に熟練を要する。したがって、この手動による掻
取部5の戻し操作は、オペレータにとって大変煩わし
く、かつ時間がかかるという問題があった。
【0008】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、プレイバック運転を再開させる場合におけ
るオペレータの負荷を軽減すると共に短時間にてプレイ
バック運転を再開することが可能な連続式アンローダ及
びその制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の連続式ア
ンローダは、上述した目的を達成するために、積荷を掻
き取る掻取部を船倉内において順次移動させて船積みさ
れた前記積荷を陸揚げする陸揚手段と、該陸揚手段を駆
動する駆動手段と、該駆動手段の動作位置を検出すると
共に、該動作位置に応じて変化する前記掻取部の移動位
置を検出する位置検出手段と、操作指示を入力する操作
手段と、該操作手段が操作されると、前記駆動手段を制
御して前記掻取部を移動させると共に積荷の掻き取りを
行わせ、このときの前記掻取部の移動位置および該移動
位置に対応した前記駆動手段の動作位置を順次記憶する
ティーチング運転を行わせ、かつ、該移動位置および動
作位置に基づいて前記駆動手段を制御して自動的に積荷
を掻き取って陸揚げするプレイバック運転を行わせ、前
記操作手段が操作されて該プレイバック運転が中断され
た場合、中断時における前記掻取部の移動位置と前記位
置検出手段によって検出された該掻取部の位置とに基づ
いて、前記駆動手段を駆動させて該掻取部を中断時にお
ける前記移動位置に移動させ、前記プレイバック運転を
再開させる制御手段とを具備することを特徴としてい
る。
【0010】請求項2記載の連続式アンローダは、請求
項1記載の発明において、前記駆動手段の異常を検出す
る異常検出手段を有し、前記制御手段は、該異常検出手
段が前記駆動手段の異常を検出した場合においても前記
プレイバック運転を中断させることを特徴としている。
【0011】請求項3記載の連続式アンローダは、請求
項1または2記載の発明において、前記掻取部の移動位
置を移動軌跡として表示する表示手段を具備することを
特徴としている。
【0012】請求項4記載の連続式アンローダは、請求
項1ないし3のいずれかに記載の発明において、前記船
倉内における積荷の掻き取り状態を監視するカメラを具
備することを特徴としている。
【0013】請求項5記載の連続式アンローダの制御方
法は、駆動部を駆動することにより船倉内において掻取
部を順次移動させ、船積みされた積荷を陸揚げする連続
式アンローダの制御方法において、手動操作によって前
記掻取部を移動させつつ積荷の掻き取って陸揚げすると
共に、このときの該掻取部の移動位置および該移動位置
に対応した前記駆動部の動作位置を順次記憶するティー
チング運転を行い、かつ、該移動位置および動作位置に
基づいて前記駆動手段を制御して自動的に積荷を掻き取
って陸揚げするプレイバック運転を行い、該プレイバッ
ク運転が中断された場合、中断時における前記掻取部の
移動位置と該掻取部の実際の位置とに基づいて前記駆動
部を駆動させ、前記掻取部を中断時における前記移動位
置に移動させた後、前記プレイバック運転を再開するこ
とを特徴としている。
【0014】請求項6記載の連続式アンローダの制御方
法は、請求項5記載の発明において、前記駆動部あるい
は前記掻取部に異常が発生した場合、前記プレイバック
運転が中断されることを特徴としている。
【0015】請求項7記載の連続式アンローダの制御方
法は、請求項5または6記載の発明において、前記ティ
ーチング運転時に前記掻取部の移動位置を移動軌跡とし
て表示することを特徴としている。
【0016】請求項8記載の連続式アンローダの制御方
法は、請求項5ないし7のいずれかに記載の発明におい
て、前記掻取部による積荷の掻き取り状態が撮影され、
該撮影された画像が表示されることを特徴としている。
【0017】
【作用】本発明の連続式アンローダ及びその制御方法に
よれば、プレイバック運転が中断された場合、中断時に
おける掻取部の移動位置と該掻取部の実際の位置とに基
づいて駆動手段(部)を駆動させて掻取部を中断時にお
ける移動位置に移動させるので、プレイバック運転を迅
速に再開することが可能であると共に、オペレータの負
荷が軽減される。
【0018】請求項2及び6記載の連続式アンローダ及
びその制御方法によれば、掻取部及び駆動手段(部)等
に異常が発生した場合においてもプレイバック運転が中
止される。
【0019】請求項3及び7記載の連続式アンローダ及
びその制御方法によれば、掻取部の移動位置が移動軌跡
として表示されるので、オペレータはこの移動軌跡によ
って掻取部の移動経過を速やかに確認することができ
る。
【0020】請求項4及び8記載の連続式アンローダ及
びその制御方法によれば、船倉内の積荷の掻き取り状態
が表示されるので、オペレータは積荷の掻き取り状態を
常に確認することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。なお、本実施例における連続式アンロー
ダの機械構成は、図5に示した構成と同一であり、その
説明を省略する。
【0022】図3は、本実施例の制御系統を示したブロ
ック図である。この図において、位置検出センサ10
は、上述した船倉8内における掻取部5の水平位置、ま
た掻取部5を移動させるために動作する走行部1、ブー
ム2、旋回マスト4等の各動作位置を検出してシーケン
ス制御部13に出力する。各種センサ11は、該連続式
アンローダの動作異常を検出してシーケンス制御部13
に出力する。
【0023】操作部12は、運転室に設けられ、該連続
式アンローダの運転モードを手動運転モードとする手動
運転釦、また該運転モードを自動運転モードとする自動
運転釦、およびティーチング運転の開始/終了あるいは
プレイバック運転の開始/終了等を指示する操作釦等、
連続式アンローダを運転するための各種操作釦が設けら
れている。また、これら各操作釦の操作情報は、シーケ
ンス制御部13に出力するように構成されている。
【0024】シーケンス制御部13は、位置検出センサ
10、各種センサ11、および操作部12等から入力さ
れる各種信号に基づいて駆動装置14を制御することに
より、各駆動部15a、15b、‥の動きを制御する。
駆動部15a、15b、‥は、走行部1、ブーム2、旋
回マスト4等を各々駆動して掻取部5を水平方向あるい
は垂直方向に移動させる。また、位置検出センサ10、
各種センサ11、および操作部12からシーケンス制御
部13に入力された各種信号は、該シーケンス制御部1
3を介して自動運転用コンピュータ16にも入力され
る。
【0025】自動運転用コンピュータ16は、ティーチ
ング運転時にシーケンス制御部13から入力された掻取
部5の位置を一定間隔毎に掻取部位置データとしてメモ
リに順次記憶すると共に、この掻取部位置データに基づ
いて掻取部5の移動軌跡(ティーチング軌跡)を表示部
17に表示させる。また同時に、自動運転用コンピュー
タ16は、走行部1、ブーム2、旋回マスト4の各動作
位置を動作位置データとして掻取部位置データに対応さ
せてメモリに記憶する。さらに、自動運転用コンピュー
タ16は、プレイバック運転時に掻取部位置データおよ
び動作位置データに基づいて各駆動部15a、15b、
‥を駆動する速度指令データをシーケンス制御部13に
出力し、掻取部5をティーチング軌跡に沿って移動させ
る。
【0026】表示部17は、ティーチング軌跡およびカ
メラ9によって撮影された船倉8内の積荷の掻取状態等
を表示する。ここで、図4は、ティーチング軌跡の表示
例を示す図である。図示するように、表示部17には、
足形の掻取部5のつま先部とかかと部の軌跡が掻取部5
の移動に沿って線表示される。オペレータは、表示部1
7に表示されるティーチング軌跡を見ながら操作部12
に設けられた各種操作釦を操作してティーチング運転を
行う。
【0027】次に、図1および図2は、上述した連続式
アンローダのプレイバック運転時における制御方法を示
すフローチャートである。以下、このフローチャートに
沿って該連続式アンローダの動作を詳しく説明する。
【0028】まず、この連続式アンローダにおいては、
プレイバック運転による積荷の自動陸揚げに先立ってテ
ィーチング運転が行われる。オペレータは、操作部12
に設けられた手動運転釦を操作することにより連続式ア
ンローダの運転モードを手動運転モードとし、操作部1
2に設けられた各種操作釦を手動操作することによって
掻取部5を移動させながら積荷の掻き取りを行う。
【0029】そして、この間、上述した掻取部位置デー
タ、および各動作位置データが自動運転用コンピュータ
16内のメモリに順次記憶される。そして、ティーチン
グ運転が終了して運転モードを指示する自動運転釦およ
びプレイバック運転開始釦が押下されると、自動運転用
コンピュータ16は、本格的な積荷の自動陸揚げ作業で
あるプレイバック運転を開始する(ステップS1)。
【0030】このプレイバック運転が開始されると、自
動運転用コンピュータ16は、メモリに記憶された掻取
部位置データおよび動作位置データに基づいて各駆動部
15a、15b、‥を駆動する速度指令データを算出
し、この速度指令データをシーケンス制御部13、駆動
装置14を介して各駆動部15a、15b、‥に出力す
る。そして、走行部1、ブーム2、旋回マスト4等を動
作させる。この結果、掻取部5は、ティーチング軌跡に
沿って船倉8内を自動的に移動し、積荷を掻き取って陸
揚げを行う。
【0031】このプレイバック運転中において、操作部
12に設けられた中断釦が押下された(ステップS2)
場合、あるいは何らかの故障が生じた(ステップS3)
場合、自動運転用コンピュータ16は、プレイバック運
転を自動的に停止させる(ステップS4)。停止後、連
続式アンローダは、オペレータによって手動運転が可能
な状態となる。ここで、オペレータは、中断した原因を
取り除くために連続式アンローダを移動させる必要があ
るか否かの判断を行う(ステップS5)。そして、移動
させる必要があると判断した場合、すなわち「YES」
と判断した場合、オペレータは、手動運転で中断の原因
を取り除く運転を行う。そして、オペレータは、この手
動運転によって連続式アンローダを動作させて故障原因
を改善する(ステップS6)。
【0032】オペレータは、手動運転によって中断の原
因を改善すると、プレイバック運転を再開するか否かの
判断を行う(ステップS7)。ここで、プレイバック運
転を再開する場合、すなわち「YES」と判断した場
合、オペレータは、中断を解除する解除釦を押す(ステ
ップS8)。一方、中断の原因が改善されない場合、プ
レイバック運転が再開できないため、上述したステップ
S5以下の処理が繰り返される。この場合、自動運転用
コンピュータ16は、これを検出し、掻取部5が停止し
ている現在位置がプレイバック運転を再開可能な位置で
あるか否かを判断する(ステップS9)。
【0033】ここで、自動運転用コンピュータ16は、
プレイバック運転を中断した時点における掻取部位置デ
ータと位置検出センサ10によって検出された掻取部5
の現在位置とを比較し、その差が一定距離以内の場合に
プレイバック運転の再開が可能であると判断し、プレイ
バック運転を再開する(ステップS14)。一方、この差
が一定距離以上の場合、自動運転用コンピュータ16
は、プレイバック運転の再開が不可能であると判断して
ステップS10の処理を行う。
【0034】すなわち、自動運転用コンピュータ16
は、掻取部5の現在位置からプレイバック運転を中断し
た時点における掻取部位置データとの差に基づいて、各
駆動部15a、15b、‥の各動作量すなわち走行部
1、ブーム2、旋回マスト4等の各動作量を算出する
(ステップS10)。そして、この各動作量から各駆動部
15a、15b、‥にそれぞれ与える速度指令データを
算出し(ステップS11)、これをシーケンス制御13を
介して駆動装置14に出力する(ステップS12)。そし
て、各速度指令データは、駆動装置14から各駆動部1
5a、15b、‥に出力される。この結果、各駆動部1
5a、15b、‥は速度指令データが示す期間だけ駆動
され、掻取部5は、現在位置からプレイバック運転を中
断した時点における位置まで移動する。
【0035】そして、自動運転用コンピュータ16は、
これによって掻取部5が上述した一定距離内に移動され
たことを検出する(ステップS13)と、プレイバック運
転を開始し(ステップS14)、ティーチング運転によっ
て記憶された掻取部位置データおよび動作位置データに
基づいた速度指定データが出力され(ステップS15)、
プレイバック運転が継続される。そして、オペレータが
カメラ9によって撮影された船倉8内の映像によってプ
レイバック運転を終了して良いと判断し、プレイバック
運転終了釦を押下すると、自動運転用コンピュータ16
はこれを検出してプレイバック運転を終了させる(ステ
ップS16)。
【0036】
【発明の効果】本発明による連続式アンローダ及びその
制御方法によれば、以下のような効果を奏することがで
きる。 (1)プレイバック運転が中断された場合に、中断時に
おける掻取部の移動位置と該掻取部の実際の位置とに基
づいて、掻取部が中断時における移動位置に自動的に移
動させられるので、該プレイバック運転が速やかに再開
され、積荷の陸揚げ作業の作業効率が向上すると共に、
オペレータの負荷を軽減させることができる。 (2)請求項2及び6記載の発明は、掻取部及び駆動手
段(部)等に異常が発生した場合においてもプレイバッ
ク運転が自動的に中断されるので、積荷の陸揚げ作業が
安全かつ確実に行われる。 (3)請求項3及び7記載の発明は、掻取部の移動位置
が軌跡として表示されるので、オペレータは掻取部およ
び駆動手段(部)等の異常を速やかに発見することがで
きる。 (4)請求項4及び8記載の発明は、船倉の積荷の掻き
取り状態が表示されるので、オペレータは掻取部の掻き
取り異常を速やかに確認することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による連続式アンローダにおいて、その
制御方法の一例を示す第1のフローチャートである。
【図2】本発明による連続式アンローダにおいて、その
制御方法の一例を示す第2のフローチャートである。
【図3】本発明による連続式アンローダの制御系統の一
例を示すブロック図である。
【図4】本発明による連続式アンローダにおいて、ティ
ーチング軌跡の表示例を示す図である。
【図5】本願発明および従来の連続式アンローダの機械
的構成の概要を示す図である。
【符号の説明】
1 走行部 2 ブーム 3 トップ支持フレーム 4 旋回マスト 5 掻取部 6 バケット 7 バケットエレベータ 8 船倉 9 カメラ 10 位置検出センサ 11 各種センサ 12 操作部 13 シーケンス制御部 14 駆動装置 15a、15b、‥ 駆動部 16 自動運転用コンピュータ 17 表示部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積荷を掻き取る掻取部を船倉内において
    順次移動させて船積みされた前記積荷を陸揚げする陸揚
    手段と、 該陸揚手段を駆動する駆動手段と、 該駆動手段の動作位置を検出すると共に、該動作位置に
    応じて変化する前記掻取部の移動位置を検出する位置検
    出手段と、 操作指示を入力する操作手段と、 該操作手段が操作されると、前記駆動手段を制御して前
    記掻取部を移動させると共に積荷の掻き取りを行わせ、
    このときの前記掻取部の移動位置および該移動位置に対
    応した前記駆動手段の動作位置を順次記憶するティーチ
    ング運転を行わせ、かつ、該移動位置および動作位置に
    基づいて前記駆動手段を制御して自動的に積荷を掻き取
    って陸揚げするプレイバック運転を行わせ、 前記操作手段が操作されて該プレイバック運転が中断さ
    れた場合、中断時における前記掻取部の移動位置と前記
    位置検出手段によって検出された該掻取部の位置とに基
    づいて、前記駆動手段を駆動させて該掻取部を中断時に
    おける前記移動位置に移動させ、前記プレイバック運転
    を再開させる制御手段と、 を具備することを特徴とする連続式アンローダ。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段の異常を検出する異常検出
    手段を有し、前記制御手段は、該異常検出手段が前記駆
    動手段の異常を検出した場合においても前記プレイバッ
    ク運転を中断させる、 ことを特徴とする請求項1記載の連続式アンローダ。
  3. 【請求項3】 前記掻取部の移動位置を移動軌跡として
    表示する表示手段を具備することを特徴とする請求項1
    または2記載の連続式アンローダ。
  4. 【請求項4】 前記船倉内における積荷の掻き取り状態
    を監視するカメラを具備することを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれかに記載の連続式アンローダ。
  5. 【請求項5】 駆動部を駆動することにより船倉内にお
    いて掻取部を順次移動させ、船積みされた積荷を陸揚げ
    する連続式アンローダの制御方法において、 手動操作によって前記掻取部を移動させつつ積荷の掻き
    取って陸揚げすると共に、このときの該掻取部の移動位
    置および該移動位置に対応した前記駆動部の動作位置を
    順次記憶するティーチング運転を行い、かつ、該移動位
    置および動作位置に基づいて前記駆動手段を制御して自
    動的に積荷を掻き取って陸揚げするプレイバック運転を
    行い、 該プレイバック運転が中断された場合、中断時における
    前記掻取部の移動位置と該掻取部の実際の位置とに基づ
    いて前記駆動部を駆動させ、前記掻取部を中断時におけ
    る前記移動位置に移動させた後、前記プレイバック運転
    を再開する、 ことを特徴とする連続式アンローダの制御方法。
  6. 【請求項6】 前記駆動部あるいは前記掻取部に異常が
    発生した場合、前記プレイバック運転が中断されること
    を特徴とする請求項5記載の連続式アンローダの制御方
    法。
  7. 【請求項7】 前記ティーチング運転時に前記掻取部の
    移動位置を移動軌跡として表示することを特徴とする請
    求項5または6記載の連続式アンローダの制御方法。
  8. 【請求項8】 前記掻取部による積荷の掻き取り状態が
    撮影され、該撮影された画像が表示されることを特徴と
    する請求項5ないし7のいずれかに記載の連続式アンロ
    ーダの制御方法。
JP16657595A 1995-06-30 1995-06-30 連続式アンローダ及びその制御方法 Pending JPH0912157A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16657595A JPH0912157A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 連続式アンローダ及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16657595A JPH0912157A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 連続式アンローダ及びその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0912157A true JPH0912157A (ja) 1997-01-14

Family

ID=15833817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16657595A Pending JPH0912157A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 連続式アンローダ及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0912157A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005001842A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Tadano Ltd 高所作業車の制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005001842A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Tadano Ltd 高所作業車の制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0912157A (ja) 連続式アンローダ及びその制御方法
JP3746537B2 (ja) 連続式アンローダの運転制御方法及び運転制御装置
JP2756090B2 (ja) 連続式アンローダの制御方法
JPH08119459A (ja) 連続式アンローダの制御方法
JP3443747B2 (ja) 連続アンローダの定量掻取方法
JPH0446861B2 (ja)
JP2831929B2 (ja) 連続アンローダのティーチング方法
US3093851A (en) Device for loading and unloading ships, and similar applications
JPH0812094A (ja) アンローダ設備
JP3603547B2 (ja) 連続式アンローダにおける掘削異常制御装置
JP2000017692A (ja) 自動運転ショベルおよびその運転方法
JPH03172231A (ja) 連続アンローダの運転方法
JP2002234619A (ja) 機械式アンローダ
JPH07223734A (ja) 連続アンローダの掻取流量抑制方法
JPH07223733A (ja) 連続アンローダの掻取流量抑制方法
JPH04280729A (ja) リクレーマの制御装置
JPH07247026A (ja) 連続アンローダの制御方法
JP3546081B2 (ja) バケットエレベータの掘削装置
JP2002265022A (ja) 棚設備
JPH11314765A (ja) 連続式荷揚設備の運転装置
JPH08157074A (ja) バケットエレベータ掘削装置の運転制御方法及び運転制御装置
JPH0515614B2 (ja)
JPH02233405A (ja) 自動倉庫
JPS60106730A (ja) 連続式アンロ−ダの運転方法
JPH1017269A (ja) 連続式アンローダの自動運転軌跡の修正方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050816

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050929

A521 Written amendment

Effective date: 20050929

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20051101

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060314

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02