JPH0911896A - 鉄道車両の踏段装置 - Google Patents

鉄道車両の踏段装置

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JPH0911896A
JPH0911896A JP16489095A JP16489095A JPH0911896A JP H0911896 A JPH0911896 A JP H0911896A JP 16489095 A JP16489095 A JP 16489095A JP 16489095 A JP16489095 A JP 16489095A JP H0911896 A JPH0911896 A JP H0911896A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体の床とプラットホームとのどのような段
差にも対応して、容易かつ安全にスピーディに乗降でき
るようにする。 【構成】 車体1の出入り口2に車体1の床8に下向き
の段差を持って続く踏段4を有し、この踏段4の踏板1
1を床8にほぼ等しい高さと床8よりも所定量低い高さ
との間で昇降できるように支持するとともに、この踏板
11を昇降させる駆動機構30と、この駆動機構30を
働かせて駅プラットホームの高さに応じて踏板11の高
さを調節する操作手段40を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄道車両の踏段装置に関
し、詳しくは、駅プラットホームと車体との間の乗降の
ために、車体の出入り口に車体の床と下向きの段差を持
って続く踏段を有する鉄道車両の踏段装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】JR各社の駅プラットホームは、高さの
違う一般旅客ホーム、電車・列車共用ホーム、および電
車ホームの3種類が今でも採用されている。例えば一般
旅客ホームはレール上面より760mm、電車・列車共
用ホームは920mm、電車ホームは1100mmであ
る。
【0003】一方、車両の種類に応じて、前記プラット
ホームとの間の乗降を助ける踏段を有した電車や列車が
ある。
【0004】図8〜図10は踏段を有した列車の従来例
を示している。このものは旧国鉄の交直流両用形の列車
であって、車体aの出入り口bの部分に踏段cが設けら
れている。
【0005】これによって、図7の(a)に示すよう
に、一般旅客ホームdと、電車・列車共用ホームeに対
して床gは大きな段差を持っているが、踏段cの踏板が
それらの中間高さ位置にあることによって、車体aとプ
ラットホームd、eとの間で、中間高さとなる踏段cの
踏板を中継する状態で難なく乗り降りすることができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記車体aの
踏段cの踏板は図7の(a)に示すように、電車ホーム
fに対しては低い。このため、車体の床gとプラットホ
ームfとの間で、踏段cの踏板が凹陥部hを形成するこ
とになり、プラットホームfからこの凹陥部hに足を載
せて次の床gに渡るか、跳び越える必要があり、乗降に
不安を与えるとともに、乗降に時間が掛かる。また、電
車・列車共用ホームeにおいては、プラットホームeか
ら踏段cの踏板までの高さと、踏段cの踏板から床gま
での高さを同一にし、乗降性の向上を図る。子供、高齢
者、あるいは介助が必要な人の場合は特に問題となる。
【0007】本発明は上記のような問題を解消すること
を課題とし、車体の床とプラットホームとのどのような
段差にも対応して、容易かつ安全にスピーディに乗降で
きる鉄道車両の踏段装置を提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の鉄道車両の踏段
装置は上記のような目的を達成するために、車体の出入
り口に車体の床と下向きの段差を持って続く踏段を有
し、この踏段の踏板が床にほぼ等しい高さと床よりも所
定量低い高さとの間で昇降できるように支持するととも
に、この踏板を昇降させる駆動機構と、この駆動機構を
働かせて駅プラットホームの高さに応じて踏板の高さを
調節する操作手段とを設けたことを主たる特徴とするも
のである。
【0009】踏板の後縁に後方の段差面への張り出し習
性を持った補助踏板を接続したものとするのが好適であ
る。
【0010】
【作用】本発明の鉄道車両の踏段装置の主たる特徴の上
記構成では、車体の出入り口に設けられた車体の床に下
向きの段差を持って続く踏段の踏板が、床にほぼ等しい
高さと床よりも所定量低い高さとの間で昇降でき、駆動
機構を操作手段により適宜働かせて駅プラットホームの
高さに応じて踏板の高さを調節すれば、車体の床とプラ
ットホームとのどのような段差にも対応して、電車ホー
ムの場合は踏段の踏板が車体の床とプラットホームとの
間で凹陥部を形成するようなことを回避し、電車・列車
共用ホームの場合はプラットホームから踏板までの高さ
と踏板から床までの高さを同一にすることによて、常に
容易かつ安全にスピーディに乗降できるようになる。
【0011】踏板の後縁に後方の段差面への張り出し習
性を持った補助踏板を連結した構成では、補助踏板が踏
板の後縁から後方に張り出そうとして、踏段の段差面に
常に当接し、踏板が昇降のために段差面との間にできや
すい隙間を無くす役目をするので、隙間により外観が悪
くなったり、異物が入り込んで故障が生じたりするよう
なことがないし、踏板が上昇したときに隙間に足を引っ
かけたり突っ込んでしまうような危険も防止することが
でき、しかも、踏板を上昇させるのにプラットホームに
近づける前後方向の動きが伴うような場合でも、隙間が
生じる問題を回避することができる。
【0012】
【実施例】図1〜図6に示す本発明の一実施例としての
踏段装置について説明する。本実施例の踏段装置は図1
〜図3に示すような昇降できる踏段4を持った昇降踏段
ユニットAを構成し、車体1の出入り口2におけるドア
10の内側に設けられる既設の踏段部Bに嵌め付けられ
ている。したがって在来車両の改良に好適である。
【0013】既設の踏段部Bは昇降踏段ユニットAを嵌
め付けるために既設の踏板を取り除いて、これの代わり
に昇降踏段ユニットAの基板6を当てがい取り付けてあ
る。
【0014】基板6は従来の踏板に対応する底板6a
と、この底板6aから、既設の踏段部Bの段差面5の前
面で既設の床材押えフランジ7の天面よりも少し低い位
置まで立ち上がって、踏段4の段差面4aとこれの上端
で後方へ屈曲した受載フランジ4bとを形成する後部板
6bとを有している。そして底板6aの左右の一端、本
実施例では左端部の上に、既設の踏段部Bの左端部で立
上がり床8上で既設の踏段部Bの左端部よりもさらに側
方に張り出す駆動ボックス3が設けられ、また、底板6
aの他端である右端部の上に、既設の踏段部Bの右端部
で前記床押えフランジ7と同じ幅で立ち上がるバランス
ボックス9が設けられている。
【0015】底板6aの上には踏段4の昇降部である踏
板11が設けられている。踏板11は左右両端部で立上
がる連結片11a、11bを有し、左側の連結片11a
と踏板11とがなすL字型の外面にL字型の支持フレー
ム12を当てがい、支持フレーム12の立上がり辺12
aを駆動ボックス3内のスライダ13に連結し、図5に
示すようにスライダ13を駆動機構30に連結してあ
る。
【0016】駆動機構30を構成するのにスライダ13
のほぼ中央部に溶接等により一体化したボールナット1
7を設け、駆動ボックス3内に立設され上下2か所を軸
受14、15によって回転できるように支持されたボー
ル螺子16に前記ボールナット17が螺合させて、ボー
ル螺子16を回転駆動することにより踏板11を昇降で
きるように支持している。
【0017】図6に示すように、スライダ13はこれの
両側面に設けた前後方向ガイドローラ18および左右方
向ガイドローラ19と、これらを案内するように駆動ボ
ックス3内に固設したガイドレール20とによって案内
され、支持フレーム12を介して安定して昇降できる。
【0018】ボール螺子16は駆動ボックス3内の可逆
モータ24とタイミングプーリ21、22およびタイミ
ングベルト23を介して連結され、可逆モータ24がボ
ール螺子16を正逆両方向に回転させると、スライダ1
3はナット17を介して昇降される。
【0019】バランスボックス9内の上部には支持ロー
ラ25が、下部にはガイドローラ26がそれぞれ設けら
れ、一端がスライダ13に連結されたワイヤ27を、底
板6aの最低部の上面に設けられた2つのガイドローラ
31、32と、前記ガイドローラ26および支持ローラ
25を順次に経て、踏板11の右側の連結片11bに突
設したピン29に連結してある。
【0020】ワイヤ27の支持ローラ25とピン29と
の間の長さは、スライダ13の上昇に伴って短くなり、
踏板11の左側がスライダ13と一体的に上昇するのに
対応して、踏板11の右側を同量だけ上昇させる。した
がって、踏板11は片側駆動であるが、左右均一にバラ
ンスよく上昇させられる。同様に、ワイヤ27の支持ロ
ーラ25とピン29との間の長さは、スライダ13の下
降に伴って長くなり、踏板11の左側がスライダ13と
一体的に下降するのに対応して、踏板11の右側を同量
だけ下降させる。したがって、踏板11は左右均一にバ
ランスよく下降させられる。
【0021】駆動ボックス3とバランスボックス9とに
は、踏板11の昇降に伴う支持フレーム12の立上がり
辺12aおよびピン29との干渉を避けるための長穴1
31、132が設けられている。長穴131の内側には
シャッタ幕36が設けられ、スライダ13の昇降に同調
して、スライダ13が位置しない部分を塞ぐ。ことのと
きのシャッタ幕36の動きは上下の巻取りローラ34、
35での巻取りおよび巻き戻しによって吸収する。図示
は省略するが長穴132にも同様なシャッタ幕を設け
る。
【0022】なお、踏板11を昇降できるように支持す
る構造と、踏板11を昇降させる駆動機構との具体的な
構成は、本実施例のものに拘束されることはなく、種々
に変更することができる。
【0023】可逆モータ24は電磁ブレーキ付きのもの
としてあり、正転駆動または逆転駆動の信号によって直
ちに正逆指定された通りの方向に回転されて、踏板11
を昇降させられるし、駆動停止の信号があるとモータ2
4の駆動が直ちに停止されるのと同時に、電磁ブレーキ
が働いてモータ停止信号があったのと同時にモータの回
転を強制的に止めるので、モータ停止信号をいつ発する
かによって踏板11をどの位置にも停止させることがで
きる。
【0024】要するに上記構成では、車体1の出入り口
2に設けられた踏段4の踏板11が、床8にほぼ等しい
図4に仮想線で示す高さと、床8よりも所定量低い図4
に実線で示す高さとの間で昇降でき、踏板11に連結し
た昇降用の駆動機構30を図5に示す操作手段40によ
り適宜働かせて、図7の(b)に示すような一般旅客、
電車・列車共用、電車の各プラットホームd〜fの高さ
に応じて踏板11の高さを調節すれば、車体1の床8と
プラットホームd〜fとのどのような段差にも対応し
て、踏段4の踏板11が車体1の床8とプラットホーム
d〜fとの間で凹陥部を形成するようなことを回避し
て、常に容易かつ安全にスピーディに乗降できるように
なる。
【0025】図7では、一般旅客、電車・列車共用の各
プラットホームd、eについては、踏板11は最下降位
置のままにし、電車ホームfについては最上昇位置にし
て対応している。もっとも、種々の高さに調節して使用
できるのは前述の通りである。
【0026】操作手段40は、図5に示すような操作パ
ネルをなし、例えば運転室や車掌室に設けられる。図に
示すように踏板11の上昇信号を入力するアップキー4
1およびアップ動作ランプ41aと踏板11の下降信号
を入力するダウンキー42およびダウン動作ランプ42
aと、中断キー43を有している。
【0027】これらは駆動機構30の制御回路45に接
続され、制御回路45にはさらにモータ・クラッチ駆動
回路46、およびタイミングベルト23の切断検出用の
近接センサ51、スライダ13の前記実線で示す下降位
置と仮想線で示す上昇位置とを検出するリミットスイッ
チ52、53が接続されている。
【0028】制御回路45は、アップキー41が操作さ
れると、リミットスイッチ53によって踏板11が上昇
位置にないことを検出しているのを条件として駆動機構
30のモータ24を正転させて踏板11を上昇させるよ
うに働くのと同時に、アップ動作ランプ41aを点灯さ
せ、踏板11の上昇がリミッとスイッチ53によって確
認されるとモータ24を停止させるとともにアップ動作
ランプ41aを消灯させる。
【0029】制御回路45はまた、ダウンキー42が操
作されると、リミットスイッチ52によって踏板11が
下降位置にないことを検出しているのを条件として駆動
機構30のモータ24を逆転させて踏板11を下降させ
るように働くのと同時に、ダウン動作ランプ42aを点
灯させ、踏板11の下降がリミットスイッチ52によっ
て検出されるとモータ24を停止させるとともにダウン
動作ランプ42aを消灯させる。
【0030】なお、ここでは上下停止位置からそれぞれ
やや進んだところに、近接センサ152、153を設け
ており、万一リミットスイッチが故障した場合の保護回
路となっている。
【0031】制御回路45は中断キー43が操作される
と、駆動機構30のモータ24が正転している場合、お
よび逆転している場合のいずれにおいてもモータ24を
直ちに停止させ、踏板11のアップ動作、およびダウン
動作を停止させて万一の場合に備えられるようになって
いる。
【0032】制御回路45は近接センサ51がタイミン
グベルト23の切断が検出されたときは、モータ24を
直ちに停止させるとともに、ブザーや注意メッセージを
オンさせてベルト切れに対処することを促す。ワイヤ2
7の切断にも同様に対処するのが好適である。
【0033】もっとも、列車の運行路線と停車駅および
停車プラットホームが予め決まっているので、停止する
駅駅でのプラットホームに合う踏板11の高さを制御回
路45に予め登録しておき、該当するプラットホームに
到着する前にそれに合った高さに踏板11を自動的に昇
降させるようにすることもできる。
【0034】本実施例ではさらに、踏板11の後縁に後
方の段差面4aへの張り出し習性を持った補助踏板48
を連結してある。補助踏板48は踏板11の後縁にヒン
ジ49により連結され、補助踏板48の自由端の左右両
側に設けた後方への突片48aに、前記後部板6bの裏
側に引っ掛かかる係止ピン48bを設け、この係止ピン
48bが後部板6bの裏側に引っ掛かっていることによ
って、補助踏板48の後縁が常時段差面4aに当接する
ように踏板11から段差面4aの側に張り出す習性を持
つようにしてある。このような習性は補助踏板48に後
方に倒れるように例えば図4に仮想線で示すようなばね
201を働かせても達成することができる。ばね201
は補助板48が前方に倒れないようにするが、補助板4
8の上昇位置ではばね201は中立状態で補助板48と
受載フランジ4bとの間につま先等をばね力で挟まない
ようにするのが好適である。
【0035】これにより、補助踏板48が踏板11の後
縁から後方に張り出そうとして、踏段4の段差面4aに
常に当接し、踏板11が昇降のために段差面4aとの間
にできやすい隙間を無くす役目をするので、隙間により
外観が悪くなったり、異物が入り込んで故障が生じたり
するようなことがないし、踏板11が上昇したときに隙
間に足を引っかけたり突っ込んでしまうような危険も防
止することができ、しかも、踏板11を上昇させるのに
車体1の外面の傾斜に沿ってプラットホームに近づける
ようにするために、前後方向の動きが伴っても、隙間が
生じる問題を回避することができる。
【0036】踏板11が仮想線で示す上昇位置にあると
き、補助踏板48の後縁は前記係止ピン48bと後部板
6bとの係合による案内で、前記後部板6bの上端が形
成する受載フランジ4bの上に載って支持されるので、
補助踏板48と床8との間で橋渡し状態になって乗降者
に踏まれるにしてもこれによく耐える。
【0037】なお、補助踏板48の張り出し構造は伸縮
構造でもよいのは勿論である。
【0038】図1、図4に示す61は底板6aと踏板1
1との前縁間に張り渡したアコーデオンカーテンであ
り、踏板11の昇降に伴う底板6aとの間の隙間を覆い
隠し、足等を突っ込んだり、異物が入り込んだりするよ
うなことがないようにしている。アコーデオンカーテン
61は、図4に仮想線で示すような板材202よりなる
2つ折りタイプの大きなものとすることもできる。
【0039】
【発明の効果】本発明の鉄道車両の踏段装置の主たる特
徴によれば、車体の出入り口に設けられた車体の床に下
向きの段差を持って車体外側に続く踏段の踏板をなす踏
板が、床にほぼ等しい高さと床よりも所定量低い高さと
の間で昇降でき、踏板に連結した昇降用の駆動機構を調
節手段により適宜働かせて駅プラットホームの高さに応
じて踏板の高さを調節すれば、車体の床とプラットホー
ムとのどのような段差にも対応して、踏段の踏板が車体
の床とプラットホームとの間で凹陥部を形成するような
ことを回避して、常に容易かつ安全にスピーディに乗降
できるようになる。
【0040】踏板の後縁に後方の段差面への張り出し習
性を持った補助踏板を接続した構成のものによれば、補
助踏板が踏板の後縁から後方に張り出そうとして、踏段
の段差面に常に当接し、踏板が昇降のために段差面との
間にできやすい隙間を無くす役目をするので、隙間によ
り外観が悪くなったり、異物が入り込んで故障が生じた
りするようなことがないし、踏板が上昇したときに隙間
に足を引っかけたり突っ込んでしまうようなことも防止
することができ、しかも、踏板を上昇させるのにプラッ
トホームに近づける前後方向の動きが伴うような場合で
も、隙間が生じる問題を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての鉄道車両の踏段装置
を示す斜視図である。
【図2】図1の装置の断面図である。
【図3】図1の装置の平面図である。
【図4】図2の要部の拡大図である。
【図5】図1の装置の踏板の支持機構および駆動機構と
の関係を示す断面図である。
【図6】図1の装置の踏板の昇降支持構造部の横断面図
である。
【図7】従来の踏段と本発明の踏段との各種プラットホ
ームとの位置関係を示す比較説明図である。
【図8】従来の踏段を持った車両の一部側面図である。
【図9】図8の車両の一部の横断面図である。
【図10】図8の車両の断面図である。
【符号の説明】
1 車体 2 出入り口 4 踏段 4a 段差面 6b 後部板 11 踏板 13 スライダ 16 ボール螺子 17 ボールナット 24 モータ 30 駆動機構 40 操作手段 45 制御回路 48 補助踏板 48a 突片 48b 係止ピン 49 ヒンジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の出入り口に車体の床と下向きの段
    差を持って続く踏段を有し、 この踏段の踏板を床にほぼ等しい高さと床よりも所定量
    低い高さとの間で昇降できるように支持するとともに、
    この踏板を昇降させる駆動機構と、この駆動機構を働か
    せて駅プラットホームの高さに応じて踏板の高さを調節
    する操作手段とを設けたことを特徴とする鉄道車両の踏
    段装置。
  2. 【請求項2】 踏板の後縁に後方の段差面への張り出し
    習性を持った補助踏板を連結した請求項1に記載の鉄道
    車両の踏段装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101423821B1 (ko) * 2012-06-04 2014-07-25 (사)한국철도차량엔지니어링 차량용 계단식 가동 발판 장치
CN114475682A (zh) * 2022-03-07 2022-05-13 重庆乐瑞斯科技有限公司 可调节式列车踏板总成
CN114852113A (zh) * 2022-06-17 2022-08-05 江西师范大学 一种高铁站用站台与火车衔接装置

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