JPH09118352A - 泡噴出ポンプ付き容器 - Google Patents

泡噴出ポンプ付き容器

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JPH09118352A
JPH09118352A JP7274463A JP27446395A JPH09118352A JP H09118352 A JPH09118352 A JP H09118352A JP 7274463 A JP7274463 A JP 7274463A JP 27446395 A JP27446395 A JP 27446395A JP H09118352 A JPH09118352 A JP H09118352A
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foam
liquid
container
pump
cylinder
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Shigeo Iizuka
茂雄 飯塚
Hiroshi Mizushima
博 水島
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
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    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1087Combination of liquid and air pumps

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 泡噴出用ポンプを備えた容器において、非使
用時にポンプ内を密閉して乾燥を防止し、泡を確実に且
つ安定して形成することができるようにする。 【解決手段】 泡噴出ポンプ10のポンプヘッド100
を、外側筒部材110と内側筒部材120から構成され
た二重管構造とし、内側筒部材120の上部の小径部1
21に噴出孔121bを開口し、外側筒部材110の天
板部114から下方に延びる筒部115に開口115a
を設け、小径部121内に筒部115を液密に挿入し
て、内側筒部材120の外側に外側筒部材110を相対
回動可能に取り付ける。内側筒部材120に対して外側
筒部材110を回転することにより、使用時には噴出孔
121bを開口115aに接続し、非使用時には噴出孔
121bを筒部115の壁面によって閉塞する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は泡噴出ポンプ付き容
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】泡噴出ポンプ付き容器としては、例えば
国際公開番号W092/08657号に開示されたもの
が知られている。
【0003】この泡噴出ポンプ付き容器では、ポンプヘ
ッドを押し下げることにより液体と空気をポンプアップ
し、これらを網(発泡部材)に通すことによって泡を発
生させ、この泡をポンプヘッドの噴出口から噴出するよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の泡噴出ポンプ付
き容器においては、非使用時に発泡部材である網が外気
に晒される構造になっているので、網に付着した泡が乾
燥固化して、網の目の一部あるいは全部を閉塞すること
があった。このように網に目詰まりが生じると、以後の
ポンプ動作の際に泡の形成が不十分もしくは不安定にな
った。
【0005】本発明はこのような従来の技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、非使用時にポンプ内を密閉
することにより、泡を確実に且つ安定して形成すること
ができる泡噴出ポンプ付き容器を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。本発明は、容器体
の口頚部に泡噴出ポンプが取り付けられ、泡噴出ポンプ
は、内部を第1ピストンが摺動する液用シリンダと、内
部を第2ピストンが摺動する空気用シリンダと、噴出口
が設けられるとともに第1ピストン及び第2ピストンに
連繋し両ピストンを駆動せしめるポンプヘッドと、液用
シリンダから送出された液体と空気用シリンダから送出
された空気とが合流する気液混合室と、前記噴出口と気
液混合室との間に設置された発泡部材と、を備え、ポン
プヘッドを押し下げることにより容器体内の液体と外気
とを気液混合室で合流せしめ、発泡部材を通して発泡さ
せ、噴出口から泡の状態で噴出する泡噴出ポンプ付き容
器において、前記ポンプヘッドは互いに回動可能に嵌合
する内側筒部材と外側筒部材を備えた二重管構造をな
し、内側筒部材は発泡部材より下流側に位置する泡流通
部を備え、この泡流通部に噴出孔が設けられており、外
側筒部材には前記噴出口が設けられるとともに、泡流通
部を液密に摺動して噴出孔を開閉する閉塞体が設けられ
ており、外側筒部材を内側筒部材に対して回動すること
により閉塞体が噴出孔を開閉し、噴出孔の開状態では噴
出孔の前方に噴出口が位置することを特徴とする泡噴出
ポンプ付き容器である(請求項1に対応)。
【0007】発泡部材は所定の目の大きさを有する網で
構成することができる。発泡部材はポンプヘッドの内側
筒部材に収納することもできるが、内側筒部材の上流側
に配された他の部材に装着しても構わない。
【0008】本発明は、容器体の口頚部に泡噴出ポンプ
が取り付けられ、泡噴出ポンプは、内部を第1ピストン
が摺動する液用シリンダと、内部を第2ピストンが摺動
する空気用シリンダと、噴出口が設けられるとともに第
1ピストン及び第2ピストンに連繋し両ピストンを駆動
せしめるポンプヘッドと、液用シリンダから送出された
液体と空気用シリンダから送出された空気とが合流する
気液混合室と、前記噴出口と気液混合室との間に設置さ
れた発泡部材と、を備え、ポンプヘッドを押し下げるこ
とにより容器体内の液体と外気とを気液混合室で合流せ
しめ、発泡部材を通して発泡させ、噴出口から泡の状態
で噴出する泡噴出ポンプ付き容器において、ポンプヘッ
ドの噴出口に噴出口を開閉する閉蓋装置が設けられてい
ることを特徴とする泡噴出ポンプ付き容器(請求項2に
対応)である。
【0009】前記閉蓋装置は、噴出口に取り付けられる
筒体部と、筒体部の先端にヒンジを介して回動可能に設
けられ筒体部の先端開口を開閉する閉塞体とで構成する
ことができる(請求項3に対応)。
【0010】前記閉蓋装置は噴出口を覆うキャップ状を
なし、閉蓋装置の前壁部にはスリットが形成されてい
て、噴出口内の圧力上昇により前壁部が弾性変形して開
口し、噴出口内の圧力低下により前壁部が弾性復帰して
閉塞するように構成することも可能である(請求項4に
対応)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図19の図面に基いて説明する。
【0012】〔第1の実施の形態〕初めに、図1から図
8の図面に基づいて本発明の第1の実施の形態における
泡噴出ポンプ付き容器について説明する。
【0013】図1及び図2は第1の実施の形態における
泡噴出ポンプ付き容器の縦断面図であり、図3及び図4
は要部拡大図である。
【0014】<構成>初めに、泡噴出ポンプ付き容器の
構成を説明する。泡噴出ポンプ付き容器は、容器体1の
口頚部2に泡噴出ポンプ10を取り付けて構成されてい
る。容器体1には洗顔液のように発泡性を有する液体が
収容されている。
【0015】泡噴出ポンプ10は、シリンダ部材20
と、液吸入弁30と、ステム40と、第1ピストン50
と、第2ピストン60と、液吐出弁70と、第1空気吸
入弁80と、第2空気吸入弁90と、ポンプヘッド10
0と、発泡ユニット130と、装着筒150とを備えて
いる。
【0016】シリンダ部材20は上端に環状のフランジ
部21を有し、内部を空気室とする円筒状の大径シリン
ダ部(空気用シリンダ)22がフランジ部21から下方
に延び、内部を液室とする円筒状の小径シリンダ部(液
用シリンダ)24が大径シリンダ部22の底板部23か
ら同心状に下方に延び、小径シリンダ部24の下端から
接続筒25が下方に延びて構成されている。
【0017】このシリンダ部材20は、口頚部2から大
径シリンダ部22と小径シリンダ部24と接続筒25を
容器体1内に挿入させ、口頚部2の上面に配したパッキ
ン200の上にフランジ部21を載置して、口頚部2に
螺合する装着筒150によって容器体1に固定されてい
る。フランジ部21には口頚部2よりも内側に位置する
部位に空気孔27が複数設けられている。
【0018】シリンダ部材20の接続筒25には吸い上
げパイプ201が連結されており、この吸い上げパイプ
201の下端は容器体1の底部まで延びている。
【0019】装着筒150の中央には中央筒部151が
設けられていて、この中央筒部151からポンプヘッド
100が上下動可能に突出している。ポンプヘッド10
0の内部には発泡ユニット130が装着されており、ポ
ンプヘッド100の下部にはシリンダ部材20内を上下
動するステム40が連結固定されている。ステム40の
内部には液吐出弁70が設けられており、ステム40の
外周部には大径シリンダ部22の内周面を気密に摺動す
る第2ピストン60が取り付けられている。第2ピスト
ン60には第2空気吸入弁90が取り付けられている。
ステム40の下部には小径シリンダ部24の内周面を液
密に摺動する第1ピストン50が連結されており、第1
ピストン50の下側には、ステム40及び第1ピストン
50に連繋して動作し接続筒25を開閉する液吸入弁3
0が配されている。
【0020】各構成について以下に詳述する。シリンダ
部材20の小径シリンダ部24内には、液吸入弁30と
コイルスプリング39と第1ピストン50が収納されて
いる。液吸入弁30の下端は、小径シリンダ部24の下
端に形成されたテーパー面からなる弁座24aに着座及
び離反可能な下部弁体31に形成されていて、接続筒2
5を開閉する。
【0021】液吸入弁30において下部弁体31の上方
には外方に突出する複数の係合ピン32が設けられてお
り、この係合ピン32は、小径シリンダ部24の下端に
設けられた複数の縦リブ26の間に上下動可能に挿入さ
れている。
【0022】液吸入弁30において係合ピン32よりも
上部は大径部33になっていて、大径部33の上部に小
径部34が連なっている。大径部33の外周面及び小径
部34の外周面にはそれぞれ上下方向に延びる縦溝33
a,34aが形成されている。小径部34に連なる液吸
入弁30の上端は上方に進むに従って大径となるテーパ
ー筒状の上部弁体35になっている。
【0023】第1ピストン50は上下を開口させた中空
筒状をなし、その下部は小径シリンダ部24の内周面を
液密に摺動するシール部51になっており、第1ピスト
ン50の上部開口周縁は弁座52になっている。
【0024】液吸入弁30の上部弁体35は第1ピスト
ン50の上部開口から上方に突出し、第1ピストン50
の弁座52に着座及び離反可能になっていて、第1ピス
トン50の上部開口を開閉する。
【0025】第1ピストン50内には、通常は図1に示
すように液吸入弁30の小径部34が第1ピストン50
の内周面との間に十分な隙間を有して挿入されており、
図2に示すようにポンプヘッド100を押し下げてステ
ム40を下降せしめた時には、液吸入弁30の大径部3
3が第1ピストン50の内周面との間に僅かな隙間を有
して進入可能になっていて、その際には縦溝33aが液
流路を確保する。
【0026】コイルスプリング39は、シリンダ部材2
0における縦リブ26の上端と第1ピストン50との間
に設けられ、第1ピストン50を上方に付勢している。
一方、液吸入弁30の係合ピン32はコイルスプリング
39の下端に下方から掛止可能になっていて、これによ
り液吸入弁30の上方移動時の上限を規制している。
【0027】ステム40は上下を開口させた筒状をな
し、大径シリンダ部22及び小径シリンダ部24内に上
下動可能に収容されている。ステム40の下部には第1
ピストン50の上部が挿入固定されており、ステム40
の下部からシール部51を突出させている。
【0028】ステム40の内側上部には断面略L字状に
突出する環状の弁座41が形成されている。ステム40
の内部であって弁座41の上側は気液混合室46になっ
ていて、ここには弁座41に着座及び離反可能な球形の
液吐出弁70が移動可能に収容されている。
【0029】ステム40の内側であって、第1ピストン
30を固定した部位よりも上から弁座41の下部に至る
部分には上下方向に延びる複数の縦リブ42が周方向に
分散して設けられている。この縦リブ42の内側には、
図2に示すようにポンプヘッド100を押し下げてステ
ム40を下降せしめた時に、液吸入弁30の上部弁体3
5及び小径部34が進入可能になっており、その際、縦
リブ42間と、液吸入弁30の小径部34における縦溝
34aは液通路となる。
【0030】ステム40の上部に連結されるポンプヘッ
ド100は外側筒部材110と内側筒部材120とを備
えている。内側筒部材120は上下を開口させた中空筒
状をなし、上から小径部(泡流通部)121、中径部1
22、大径部123となっていて、大径部123の下方
には大径部123よりも大径のスカート筒部124が連
なっている。又、スカート筒部124の内側であって大
径部123の下方延長上には筒状弁体125が突出形成
されている。
【0031】内側筒部材120の小径部121には噴出
孔121bがただ一つ開口している。内側筒部材120
の大径部123の内部にはステム40の上部が嵌め込ま
れ固定されている。又、大径部123の内周面には上下
方向に延びる複数の縦溝123aが周方向に分散して設
けられている。この縦溝123aの上端はステム40の
上端よりも若干上方まで延びており、縦溝123aは空
気流路として機能する。
【0032】内側筒部材120の中径部122の内側に
は発泡ユニット130が収納固定されている。発泡ユニ
ット130は、上下を開口させた中空円筒状のケーシン
グ131と、ケーシング131に装着された2つの発泡
エレメント132とで構成されている。ケーシング13
1は上側が大径部131a、下側が小径部131bにな
っていて、大径部131aは内側筒部材120の中径部
122の内部に挿入固定され、小径部131bはステム
40内に径方向に隙間を有して挿入されている。又、大
径部131aの底部とステム40の上端との間にも隙間
が設けられており、これら隙間は空気流路として機能す
る。
【0033】発泡エレメント132は上下を開口させた
筒体の一端開口に網(発泡部材)133を取り付けて構
成されており、ケーシング131内において下側に配さ
れた発泡エレメント132では筒体の下側開口に網13
3が取り付けられており、ケーシング131内において
上側に配された発泡エレメント132では筒体132a
の上側開口に網132bが取り付けられている。
【0034】ケーシング131の小径部131bの下部
内周面にはその下端面から上方に延びる複数の縦溝が形
成されており、液吐出弁70が小径部131bの下端に
突き当たった時にも液及び空気の流路を確保できるよう
になっている。
【0035】ポンプヘッド100の外側筒部材110は
有頂円筒状の周壁部111を有し、周壁部111の上部
一側には側方に突出する突出部112が設けられてい
る。周壁部111の内部は下側が大径で上側が小径の段
付き穴となっている。一方、突出部112は先端が略矩
形の噴出口113として開口する筒状をなし、噴出口1
13は外側筒部材110の内部において前記段付き穴の
上端に連なっている。尚、噴出口113の形状は矩形に
限るものではなく、円形や楕円形等であってもよい。
【0036】外側筒部材110の天板部114の内面か
らは筒部(閉塞体)115が下方に延びており、筒部1
15には開口115aがただ1つだけ開いている。この
外側筒部材110は、筒部115を内側筒部材120の
小径部121の内部に液密に回動可能に嵌入せしめ、外
側筒部材110の段付き穴の小径部分に内側筒部材12
0の中径部122を液密に回動可能に嵌合し、段付き穴
の大径部分に内側筒部材120の大径部123を隙間を
有して挿入し、内側筒部材120に対して回動可能に外
嵌している。
【0037】図5は外側筒部材110の筒部115と内
側筒部材120の小径部121の横断面図であり、図6
は外側筒部材110の段付き穴の大径部分と内側筒部材
120の大径部123の横断面図である。
【0038】図6に示すように、外側筒部材110の段
付き穴の大径部分の内周面には、互いに周方向に180
度離れた位置に、上下方向に延びるストッパ突起116
と乗り越え突起117が1組ずつ形成されている。一
方、内側筒部材120の大径部123の外周面には互い
に周方向に180度離れた位置に各1つずつ上下方向に
延びる突起123bが形成されている。外側筒部材11
0と内側筒部材120を相対回転させた時に、内側筒部
材120の突起123bは乗り越え突起117について
は所定の抵抗感を持って乗り越えることができるが、ス
トッパ突起116を乗り越えることはできないようにな
っていて、ストッパ突起116により外側筒部材110
の回転が規制される。
【0039】図6のように突起123bがストッパ突起
116と乗り越え突起117との間に位置している時に
は、筒部115の外周面が噴出孔121bを閉塞し、小
径部121の内周面が筒部115の開口115aを閉塞
する。そして、外側筒部材110を内側筒部材120に
対して回転し、突起123bをして乗り越え突起117
を乗り越えさせ180度離れた他方のストッパ突起11
7に係止させた状態では、筒部115の開口115aと
噴出孔121bが連通し、噴出孔121bの前方に噴出
口113が位置する。
【0040】内側筒部材120のスカート筒部124は
外側筒部材110の周壁部111よりも下方に突出して
おり、スカート筒部124と周壁部111は装着筒15
0の中央筒部151を上下動可能に挿入されている。中
央筒部151の内周面には上下方向に延びる縦リブ15
1aが多数形成されており、スカート筒部124の外周
面の下端には縦リブ151a間に挿入される多数の係合
突起124aが外方に突出して形成されている。図7に
示すように、縦リブ151aの下端は下方に進むにした
がって細り、係合突起124aの上端は上方に進むにし
たがって細っていて、ポンプヘッド100が下方から上
昇移動した時に、縦リブ151aと係合突起124aは
互いのテーパー面によって案内されるようになってい
る。
【0041】ステム40の外周であって上下方向のほぼ
中間には外方に張り出す環状のフランジ部43が形成さ
れており、フランジ部43の上面には環状の起立壁44
が上向きに突設されている。起立壁44の内周面は上方
に進むにしたがって拡径するテーパ面に形成されてい
る。
【0042】ステム40には、フランジ部43とポンプ
ヘッド100との間に第2ピストン60が僅かに上下動
可能に外嵌している。第2ピストン60は上下を開口さ
せた中空筒状をなし、最外部はシリンダ部材20の大径
シリンダ部22の内周面を気密に摺動するシール筒部6
1に形成されており、最内部はステム40を外嵌する基
筒部62に形成されていて、シール筒部61と基筒部6
2は断面が階段状に屈曲してなる段付き筒部63によっ
て接続されている。
【0043】基筒部62の上部はポンプヘッド100の
筒状弁体125の内周面に気密に摺動可能に圧接してい
る。基筒部62と段付き筒部63との連結部分には空気
孔64が周方向に分散して設けられており、この空気孔
64はポンプヘッド100と第2ピストン60との相対
上下動によって開閉する。即ち、ポンプヘッド100と
第2ピストン60が相対的に上下動して、ポンプヘッド
100の筒状弁体125が基筒部62と段付き筒部63
との連結部分に突き当たると空気孔64は閉塞せしめら
れ、筒状弁体125が前記連結部分から離間すると空気
孔64は開放せしめられる。
【0044】基筒部62の下端は、ステム40と第2ピ
ストン60との相対上下動によってステム40の起立壁
44の内周面に当接離反する。ステム40の外周面であ
って基筒部62が外嵌する部位には、上下方向に延びる
複数の縦溝45が周方向に分散して設けられている。こ
の縦溝45は基筒部62の下端がステム40の起立壁4
4から離間した時に大径シリンダ部22の内部に連通
し、基筒部62の下端が起立壁44に当接した時に大径
シリンダ部22の内部から遮断される。
【0045】基筒部62の下部には第2空気吸入弁90
が固定されている。第2空気吸入弁90はその下端から
径方向外方に広がる上向きテーパーの環状のダイアフラ
ム91を備えている。このダイアフラム91は弾性を有
していて、通常はダイアフラム91の外周縁部が第2ピ
ストン60の段付き筒部63の下面に圧接してシール
し、大径シリンダ部22内の負圧化によりダイアフラム
91の外周縁は下方に引っ張られて段付き筒部63から
離間するように動作する。
【0046】ところで、装着筒150は中央筒部151
の外側に筒状リブ152を有しており、この筒状リブ1
52の下端には、装着筒150と大径シリンダ部22の
内周面との間をシールする第1空気吸入弁80が固定さ
れている。大径シリンダ部22に当接する第1吸入弁8
0のシール筒部81はテーパー筒状をなし斜め上向きに
延びていて弾性を有しており、容器体1内の負圧化によ
りシール筒部81の上端部は径方向内方に引っ張られて
大径シリンダ部22の内周面から離間するように動作す
る。
【0047】尚、装着筒150には透明なカバー202
が着脱可能に取り付けられている。
【0048】<作用>次に、第1の実施の形態における
泡噴出ポンプ付き容器の動作を説明する。図1及び図3
はポンプヘッド100を押し下げる前の状態であり、つ
まりポンプヘッド100が上限に位置している状態であ
る。又、図1はポンプヘッド100における内側筒部材
120の噴出孔121bを閉塞せしめた状態でもある。
【0049】泡を噴出する場合には、まず、カバー20
2を外し、ポンプヘッド100の外側筒部材110を内
側筒部材120に対して回転して、内側筒部材120の
噴出孔121bを外側筒部材110の開口115aに連
通する。
【0050】ポンプヘッド100を押し下げる前の状態
では、液吸入弁30は第1ピストン50を介しコイルス
プリング39によって押し上げられており、下部弁体3
1はシリンダ部材20の弁座24aから離間しており、
小径シリンダ部24内は吸い上げパイプ201を介して
容器体1内と連通した状態にある。液吸入弁30の上部
弁体35は第1ピストン50の弁座52に着座し第1ピ
ストン50の上部開口を閉塞している。第2ピストン6
0の基筒部62の下端はステム40の起立壁44に当接
し、第1空気吸入弁80は第2ピストン60の段付き筒
部63とシリンダ部材20の大径シリンダ部22に圧接
し、ポンプヘッド100の筒状弁体125の下端は第2
ピストン60の段付き筒部63から離間し、空気孔64
を開放している。
【0051】この状態からポンプヘッド100を押し下
げていくと、ステム40と第1ピストン50がポンプヘ
ッド100と一体となって下降し、その結果、図4に示
すように第1ピストン50の弁座52から液吸入弁30
の上部弁体35が離間し、第1ピストン50の上部開口
を開放する。これとほぼ同時に第1ピストン50の下降
により小径シリンダ部24内が加圧され、小径シリンダ
部24内の液圧によって液吸入弁30が下降せしめら
れ、下部弁体31が弁座24aに着座して、小径シリン
ダ部24の下部開口を閉塞する。一方、第2ピストン6
0は、ポンプヘッド100の押し下げ開始直後はシール
筒部61と大径シリンダ部22との摩擦力によって停止
しており、その状態でステム40が下降する結果、第2
ピストン60の基筒部62の下端はステム40の起立突
起44から離間し、ポンプヘッド100の筒状弁体12
5の下端が第2ピストン60の段付き筒部63に突き当
たって空気孔64を閉ざす。
【0052】ポンプヘッド100の筒状弁体125の下
端が第2ピストン60の段付き筒部63に突き当たった
以後は、第2ピストン60もポンプヘッド100、ステ
ム40、第1ピストン50と一体となって下降する。
【0053】これ以降においてポンプヘッド100が下
降すると、第1ピストン30によって加圧された小径シ
リンダ部24内の液体は、第1ピストン30の上部開口
及び液吸入弁30の縦溝33a,34aを通り、ステム
40の縦リブ42の間を通って、上部弁体35の上方に
押し出され、更に液圧で液吐出弁70を押し上げて気液
混合室46内に流入する(図2参照)。一方、大径シリ
ンダ部22内に収容された空気は、ステム40のフラン
ジ部43及び起立突起44と第2ピストン60における
基筒部62の下端との間を通って、ステム40の縦溝4
5を通り、ポンプヘッド100における内側筒部材12
0の縦溝123aを通り、更に発泡ユニット130のケ
ーシング131とステム40との間の通路を通って、気
液混合室46内に流入する。
【0054】そして、気液混合室46内で液体と空気は
合流し混合されて、発泡ユニット130内に送られる。
そして、発泡ユニット130の上下2つの網133を通
過する際に液体は発泡せしめられ、泡の状態でポンプヘ
ッド100の筒部115内に押し出される。この泡は、
筒部115の開口115a及び小径部121における噴
出孔121bを通って、ポンプヘッド100の噴出口1
13から噴出する。図8はこの時の泡の噴出状態を示し
ている。
【0055】ポンプヘッド100の押し下げが終わって
ポンプヘッド100から指を離すと、小径シリンダ部2
4内の液圧、及び、大径シリンダ部22内の空気圧は下
がり、液吐出弁70が弁座41に着座し、コイルスプリ
ング39の弾性によって第1ピストン50、ステム4
0、ポンプヘッド100が上方に押し上げられる。
【0056】ここで、第2ピストン60は、ステム40
の押し上げ開始直後はシール筒部61と大径シリンダ部
22との摩擦力によって停止しており、その状態でステ
ム40が上昇する結果、ステム40の起立突起44の内
周面が第2ピストン60の基筒部62の下端に圧接し、
大径シリンダ部22内とステム40の縦溝45との間を
遮断する。これと同時に、ポンプヘッド100の筒状弁
体125の下端が第2ピストン60の段付き筒部63か
ら離間し、空気孔64を開放する。
【0057】起立突起44の内周面が基筒部62の下端
に突き当たった以降は、第1ピストン50とステム40
と第2ピストン60とポンプヘッド100は一体となっ
て上昇する。
【0058】第1ピストン50が上昇すると小径シリン
ダ部24内が負圧化し、それによって液吸入弁30が引
き上げられ、下部弁体31が弁座24aから離間して、
小径シリンダ部24内が容器体1内に連通する。その結
果、容器体1内の液体が第1ピストン50の上昇に伴っ
て小径シリンダ部24内に吸い上げられる。
【0059】液体が小径シリンダ部24内にポンプアッ
プされると容器体1内が負圧化し、これに起因して第1
空気吸入弁80のシール筒部81が大径シリンダ部22
の内周面から離間する方向に引き付けられ、大径シリン
ダ部22との間に隙間が生じる。
【0060】又、第2ピストン60の上昇に伴って大径
シリンダ部22内も負圧化し、これに起因して第2空気
吸入弁90のダイアフラム91が下方に引き付けられ、
第2ピストン60の段付き筒部63から離間し隙間が生
じる。
【0061】第1空気吸入弁80及び第2空気吸入弁9
0がこのように動作する結果、外気が装着筒150の中
央筒部151とポンプヘッド100との間から装着筒1
50内に吸い込まれる。そして、一部の空気は第2ピス
トン60の空気孔64を通って大径シリンダ部22内に
入り、他の空気はシリンダ部材20におけるフランジ部
21の空気孔27を通って容器体1内に入る。これによ
って大径シリンダ部22内及び容器体1内は大気圧と等
圧になり、第1ピストン50及び第2ピストン60の上
昇がスムーズに行われ、液体の小径シリンダ部24内へ
のポンプアップがスムーズに行われる。
【0062】ポンプヘッド100を上限位置まで復帰せ
しめた後、容器を非使用状態とする場合には、ポンプヘ
ッド100の外側筒部材110を内側筒部材120に対
して回転し、内側筒部材120の噴出孔121bを外側
筒部材110の筒部115によって閉塞し、筒部115
の開口115aを内側筒部材120の小径部121によ
って閉塞する。この時、外側筒部材110の突起123
bは内側筒部材120の乗り越え突起117を乗り越え
てストッパ突起116に突き当たる。
【0063】このように、開口115a及び噴出孔12
1bを閉塞すると、泡噴出ポンプ10の内部が乾燥する
のを防止することができ、噴出されずに泡噴出ポンプ1
0内に残留する泡が乾燥固化することはない。したがっ
て、発泡ユニット130の網133に付着した泡も乾燥
固化することはなく、網133が目詰まりすることもな
い。その結果、次回、泡を噴出する時にも泡を確実に且
つ安定して形成することができる。
【0064】〔第2の実施の形態〕次に、図9から図1
2の図面に基づいて本発明の第2の実施の形態における
泡噴出ポンプ付き容器を説明する。
【0065】図9は第2の実施の形態の泡噴出ポンプ付
き容器の縦断面図である。第2の実施の形態と第1の実
施の形態との相違点はポンプヘッド100にあり、その
他の構成については第1の実施の形態と同じである。以
下、相違点についてだけ説明し、第1の実施の形態の泡
噴出ポンプ付き容器と同一構成については同一態様部分
に同一符号を付して説明を省略する。
【0066】第2の実施の形態におけるポンプヘッド1
00は、第1の実施の形態のように外側筒部材と内側筒
部材の2部品になっておらず、これら部材に対応する部
分が一体の1部品で構成されている。
【0067】即ち、ポンプヘッド100は外側筒部10
1と内側筒部102と天板部103とを一体に形成して
構成されており、外側筒部101の上部一側に噴出口1
04が開口し、内側筒部102の下部にステム40の上
部が挿入固定されており、内側筒部102の上部に発泡
ユニット130が収納固定されている。そして、発泡ユ
ニット130はポンプヘッド100内に設けられた泡通
路105を介して噴出口104に連なっている。
【0068】又、内側筒部102の内周面であってステ
ム40が内嵌する部位には、第1の実施の形態における
縦溝123aに対応する縦溝102aが形成されてお
り、内側筒部102の下端部102bは第1の実施の形
態における筒状弁体125と同じ機能を有し、第2ピス
トン60の空気孔64を開閉する。
【0069】第2の実施の形態においては、噴出口10
4に閉蓋装置400が取り付けられている。閉蓋装置4
00は図10から図12に示すように、内部が泡通路に
された断面矩形の筒体部401と、筒体部401の先端
にヒンジ部402を介して上下方向に回動可能に設けら
れた閉塞体403とを備えている。閉塞体403の裏面
からは筒体部401に嵌入可能な断面矩形の嵌合筒部4
05が突出している。この閉蓋装置400は、筒体部4
01の基部を噴出口104から泡通路105内に嵌合し
てポンプヘッド100に固定されている。
【0070】この第2の実施の形態においては、図11
に示すように閉塞体403を下方に回転し、閉塞体40
3の嵌合筒部405を筒体部401の先端に嵌入するこ
とにより、噴出口104を閉塞し、泡噴出ポンプ10の
内部を密閉状態にすることができる。これにより、この
第2の実施の形態の場合にも、非使用時に泡噴出ポンプ
10内の泡が乾燥固化することがなく、網133の目詰
まりを防止することができ、泡を確実に且つ安定して形
成することができる。
【0071】尚、泡を噴出する場合には、図12に示す
ように、閉蓋装置400の閉塞体403を上方に回転さ
せて筒体部401の先端開口を露出させた状態にしてポ
ンプヘッド100を押し下げポンプアップする。する
と、筒体部401の先端開口から泡が噴出する。
【0072】尚、筒体部401の断面形状は矩形に限る
ものではなく、噴出口104の形状によって決まる。
【0073】〔第3の実施の形態〕次に、図13及び図
14の図面に基づいて本発明の第3の実施の形態におけ
る泡噴出ポンプ付き容器を説明する。
【0074】第3の実施の形態と第2の実施の形態との
相違点は閉蓋装置400にあり、その他の構成について
は第2の実施の形態と同じである。図13は第3の実施
の形態におけるポンプヘッド100と閉蓋装置400の
連結部分の断面図であり、図14は閉蓋装置400の正
面図である。
【0075】第3の実施の形態における閉蓋装置400
は、ポンプヘッド100の噴出口104を覆うキャップ
状に形成されている。閉蓋装置400はエラストマー等
の弾性を有する材料で形成されており、その前壁部41
0には図14に示すように十文字にスリット411が設
けられている。このスリット411は通常は閉じてお
り、ポンプヘッド100を押し下げて泡を泡通路105
内に送出し泡通路105内の圧力を上昇せしめると、ス
リット411によって分けられた前壁部410の各部が
弾性変形して前方に突出し、前壁部410が開口してこ
の開口から泡が噴出する。
【0076】ポンプヘッド100の押し下げをやめ泡通
路105内の圧力が低下すると、閉蓋装置400の前壁
部410は自身の弾性により後退し、前壁部410を閉
ざす。その結果、噴出口104が閉塞し、泡噴出ポンプ
10の内部を密閉状態にすることができる。これによ
り、この第3の実施の形態の場合にも、非使用時に泡噴
出ポンプ10内の泡が乾燥固化することがなく、網13
3の目詰まりを防止することができ、泡を確実に且つ安
定して形成することができる。
【0077】図15から図19は第3の実施の形態にお
ける変形例である。即ち、閉塞装置400の前壁部41
0の形状は噴出口104の形状によって決まるものであ
り、噴出口104の形状が円形である場合には図15に
示すように前壁部410の形状を円形にすることができ
る。
【0078】又、スリット411は十文字に限るもので
はなく、図16に示すように一文字であってもいいし、
図17に示すようにY字状であってもよいし、図18に
示すように放射状に8本形成してもよい。
【0079】又、図19に示す形態は、閉塞装置400
を噴出口104に挿入して取り付けるようにし、その閉
塞装置400の上から、先端に開口421を有するカバ
ー420を被せ、カバー420をポンプヘッド100に
嵌め込み、ポンプヘッド100の係合突起106とカバ
ー420の係合凹部422とを係合することによって、
閉塞装置400がポンプヘッド100から外れないよう
にしたものである。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
非使用時には泡噴出ポンプ内を密閉することができ、噴
出されずにポンプ内に残留する泡が乾燥固化するのを防
止することができる。その結果、泡噴出ポンプの発泡性
能が損なわれることがなく、常に泡を確実に且つ安定し
て形成することができるという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における泡噴出ポ
ンプ付き容器の縦断面図であり、ポンプヘッドが上限に
位置した状態を示している。
【図2】 本発明の第1の実施の形態における泡噴出ポ
ンプ付き容器の縦断面図であり、ポンプヘッドを途中ま
で押し下げた状態を示している。
【図3】 本発明の第1の実施の形態における泡噴出ポ
ンプ付き容器の要部を拡大して示す縦断面図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態における泡噴出ポ
ンプ付き容器の要部を拡大して示す縦断面図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態における泡噴出ポ
ンプ付き容器のポンプヘッドの部分横断面図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態における泡噴出ポ
ンプ付き容器のポンプヘッドの部分横断面図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態における泡噴出ポ
ンプ付き容器のポンプヘッドと装着筒との係合部分の縦
断面図である。
【図8】 本発明の第1の実施の形態における泡噴出ポ
ンプ付き容器の泡の噴出状態を示す図である。
【図9】 本発明の第2の実施の形態における泡噴出ポ
ンプ付き容器の縦断面図であり、ポンプヘッドが上限に
位置した状態を示している。
【図10】 本発明の第2の実施の形態における泡噴出
ポンプ付き容器のポンプヘッド及び閉蓋装置の分解斜視
図である。
【図11】 本発明の第2の実施の形態における泡噴出
ポンプ付き容器の閉蓋装置を閉じた状態を示す斜視図で
ある。
【図12】 本発明の第2の実施の形態における泡噴出
ポンプ付き容器の閉蓋装置を開けて泡を噴出させた状態
を示す斜視図である。
【図13】 本発明の第3の実施の形態における泡噴出
ポンプ付き容器のポンプヘッド及び閉蓋装置の縦断面図
である。
【図14】 本発明の第3の実施の形態における泡噴出
ポンプ付き容器の閉蓋装置の正面図である。
【図15】 本発明の第3の実施の形態における泡噴出
ポンプ付き容器の閉蓋装置の変形例を示す正面図であ
る。
【図16】 本発明の第3の実施の形態における泡噴出
ポンプ付き容器の閉蓋装置の変形例を示す正面図であ
る。
【図17】 本発明の第3の実施の形態における泡噴出
ポンプ付き容器の閉蓋装置の変形例を示す正面図であ
る。
【図18】 本発明の第3の実施の形態における泡噴出
ポンプ付き容器の閉蓋装置の変形例を示す正面図であ
る。
【図19】 本発明の第3の実施の形態における泡噴出
ポンプ付き容器の閉蓋装置の変形例を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 容器体 2 口頚部 10 泡噴出ポンプ 22 大径シリンダ部(空気用シリンダ) 24 小径シリンダ部(液用シリンダ) 46 気液混合室 50 第1ピストン 60 第2ピストン 100 ポンプヘッド 104 噴出口 110 外側筒部材 113 噴出口 115 筒部(閉塞体) 115a 開口 120 内側筒部材 121 小径部(泡流通部) 121b 噴出孔 130 発泡ユニット 133 網(発泡部材) 400 閉蓋装置 401 筒体部 402 ヒンジ部 403 閉塞体 410 前壁部 411 スリット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器体の口頚部に泡噴出ポンプが取り付
    けられ、泡噴出ポンプは、内部を第1ピストンが摺動す
    る液用シリンダと、内部を第2ピストンが摺動する空気
    用シリンダと、噴出口が設けられるとともに第1ピスト
    ン及び第2ピストンに連繋し両ピストンを駆動せしめる
    ポンプヘッドと、液用シリンダから送出された液体と空
    気用シリンダから送出された空気とが合流する気液混合
    室と、前記噴出口と気液混合室との間に設置された発泡
    部材と、を備え、ポンプヘッドを押し下げることにより
    容器体内の液体と外気とを気液混合室で合流せしめ、発
    泡部材を通して発泡させ、噴出口から泡の状態で噴出す
    る泡噴出ポンプ付き容器において、 前記ポンプヘッドは互いに回動可能に嵌合する内側筒部
    材と外側筒部材を備えた二重管構造をなし、内側筒部材
    は発泡部材より下流側に位置する泡流通部を備え、この
    泡流通部に噴出孔が設けられており、外側筒部材には前
    記噴出口が設けられるとともに、泡流通部を液密に摺動
    して噴出孔を開閉する閉塞体が設けられており、外側筒
    部材を内側筒部材に対して回動することにより閉塞体が
    噴出孔を開閉し、噴出孔の開状態では噴出孔の前方に噴
    出口が位置することを特徴とする泡噴出ポンプ付き容
    器。
  2. 【請求項2】 容器体の口頚部に泡噴出ポンプが取り付
    けられ、泡噴出ポンプは、内部を第1ピストンが摺動す
    る液用シリンダと、内部を第2ピストンが摺動する空気
    用シリンダと、噴出口が設けられるとともに第1ピスト
    ン及び第2ピストンに連繋し両ピストンを駆動せしめる
    ポンプヘッドと、液用シリンダから送出された液体と空
    気用シリンダから送出された空気とが合流する気液混合
    室と、前記噴出口と気液混合室との間に設置された発泡
    部材と、を備え、ポンプヘッドを押し下げることにより
    容器体内の液体と外気とを気液混合室で合流せしめ、発
    泡部材を通して発泡させ、噴出口から泡の状態で噴出す
    る泡噴出ポンプ付き容器において、 ポンプヘッドの噴出口に噴出口を開閉する閉蓋装置が設
    けられていることを特徴とする泡噴出ポンプ付き容器。
  3. 【請求項3】 前記閉蓋装置は、噴出口に取り付けられ
    る筒体部と、筒体部の先端にヒンジを介して回動可能に
    設けられ筒体部の先端開口を開閉する閉塞体とを備えて
    いることを特徴とする請求項2に記載の泡噴出ポンプ付
    き容器。
  4. 【請求項4】 前記閉蓋装置は噴出口を覆うキャップ状
    をなし、閉蓋装置の前壁部にはスリットが形成されてい
    て、噴出口内の圧力上昇により前壁部が弾性変形して開
    口し、噴出口内の圧力低下により前壁部が弾性復帰して
    閉塞することを特徴とする請求項2に記載の泡噴出ポン
    プ付き容器。
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