JPH0911785A - 自動車用シートの駆動装置 - Google Patents

自動車用シートの駆動装置

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JPH0911785A
JPH0911785A JP7166321A JP16632195A JPH0911785A JP H0911785 A JPH0911785 A JP H0911785A JP 7166321 A JP7166321 A JP 7166321A JP 16632195 A JP16632195 A JP 16632195A JP H0911785 A JPH0911785 A JP H0911785A
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JP
Japan
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ultrasonic motor
inner peripheral
adjusting mechanism
bracket
vehicle seat
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JP7166321A
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Inventor
Koji Yamamura
光司 山村
Naoki Hikosaka
直樹 彦坂
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Jtekt Column Systems Corp
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Fuji Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で、かつ作動時の騒音の小さい自動車用
シートの調節機構用の駆動装置を提供する。 【構成】 この発明に係る自動車用シートの駆動装置E
は、調節機構のブラケット32に固定される円筒状の超
音波モータ10と、この超音波モータ10の円筒内中空
部13bに配置されるブレーキユニット20又は減速機
50とからなることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車用シートの駆
動装置に係り、特に、シートの駆動に超音波モータを採
用した自動車用シートの調節機構の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用シートの調節機構におけ
る駆動装置は、駆動源として直流モータを用い、その出
力軸に固定したピニオンギヤを、シートリフタ装置、シ
ートリクライニング装置、ヘッドレスト装置等の作動ギ
ヤと噛合させて駆動力の伝達を行い、各装置を作動して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動車
用シートの調節機構に使用される駆動装置に必要な性能
は、低回転,高トルクであるが、直流モータは低トルク
高回転であり、必要トルクを得るために高減速比の減速
機を必要とするため、構造が複雑で部品点数が多く大型
化すると共に、モータ作動時に騒音が大きくなる。さら
に、直流モータは減速機を必要とするため大型になるの
で、シートクッションの側面に直流モータを設置してあ
る場合には、シートクッションの幅を十分に取ることが
できず、外観上問題があり、シートのレイアウトが著し
く制約されるという問題があった。特に、自動車用シー
トにおいては、その駆動装置が乗員の近くに配置される
と共に、発生した音が車室内にこもるため、乗員に不快
感を与えてしまう。そのため、従来は駆動装置を吸音材
で覆う等の対策を行なっていた。
【0004】この発明は、上述した従来技術の問題点を
解決すべくなされたもので、その目的とするところは、
小型で、かつ作動時の騒音の小さい自動車用シートの駆
動装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る請求項1の自動車用シートの駆動装
置では、自動車用シートの調節機構を作動する駆動装置
であって、調節機構のブラケットに固定される円筒状の
超音波モータと、この超音波モータの円筒内中空部に配
置されるブレーキユニット又は減速機とからなることを
特徴としている。
【0006】また、請求項2の自動車用シートの駆動装
置では、自動車用シートの調節機構を作動する駆動装置
であって、調節機構のブラケットに固定される円筒状の
超音波モータと、この超音波モータの円筒内中空部に配
置されるブレーキユニットとからなり、この超音波モー
タは中空部外側でケースに固定されたリング状のステー
タと、このステータの側部に摺接すると共に、ケースに
ベアリングを介して回動可能に取付けられたロータとを
有し、ブレーキユニットのスプリングが圧接するハウジ
ングを超音波モータの中空部内周面に一体または別体に
て設け、このハウジングの内側に切欠きを有するコアを
回動可能に収納すると共に、コアの一方の軸をロータ取
付部材内周面に嵌合させてロータとコアとが一体で回動
可能とし、コアの他方の軸にはコアの切欠きに係合する
爪を有する出力部材が挿着されると共に、コアの他方の
軸は前記調節機構のブラケットに回動可能に支持されて
なることを特徴としている。
【0007】また、請求項3の自動車用シートの駆動装
置では、自動車用シートの調節機構を作動する駆動装置
であって、調節機構のブラケットに固定される円筒状の
超音波モータと、この超音波モータの円筒内中空部に配
置される遊星歯車減速機とからなり、この超音波モータ
は中空部外側でケースに固定されたリング状のステータ
と、このステータの側部に摺接すると共に、ケースにベ
アリングを介して回動可能に取付けられたロータとを有
し、ケースの中空部内周面に遊星歯車減速機の内周歯を
設け、この内周歯と噛合する複数の遊星歯車をプレート
の所定半径位置に回動可能に軸支し、このプレートと一
体で回動するプレート軸をロータ取付部材内周面に嵌合
させてロータとプレート軸とが一体で回動可能にすると
共に、プレート軸と同一軸線上で遊星歯車と噛合する太
陽歯車を有する出力軸を前記調節機構のブラケットに回
動可能に支持してなることを特徴としている。
【0008】
【作用】駆動用モータに超音波モータを使用することに
より高減速比の減速機を用いる必要がなくなり、作動時
の騒音を小さくすることができると共に、自動車用シー
トの各駆動装置が必要とする性能(回転数,駆動トルク
及び保持トルク)を超音波モータとブレーキユニット又
は減速機を組合わせることで容易に得ることができ、し
かもブレーキユニット又は減速機を超音波モータの円筒
内中空部に配置することにより、駆動装置の小型化が図
れる。
【0009】
【実施例】以下、この発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。
【0010】図1乃至図3はこの発明の第1実施例に係
り、図1は自動車用シートの駆動装置の断面説明図、図
2はブレーキユニットのコアとスプリングと爪との関係
を示す説明図、図3は駆動装置を適用したシートリフタ
の概略を示す正面視説明図である。
【0011】図において、Eは自動車用シートの調節機
構、例えばシートリフタ30を作動する駆動装置であっ
て、シートリフタ30のブラケット32に固定される円
筒状の超音波モータ10と、この超音波モータ10の円
筒内中空部13bに配置されるブレーキユニット20と
からなり、この超音波モータ10は中空部13b外側で
ケース13に固定されたリング状のステータ11と、こ
のステータ11の側部に摺接すると共に、ケース13に
ベアリング16を介して回動可能に取付けられたロータ
12とを有し、ブレーキユニット20のスプリング22
が圧接するハウジング14を超音波モータ10の中空部
13b内周面に別体にて設け、このハウジング14の内
側に切欠き21aを有するコア21を回動可能に収納す
ると共に、コア21の一方の軸25aをロータ取付部材
15内周面に嵌合させてロータ12とコア21とが一体
で回動可能とし、コア21の他方の軸25bにはコア2
1の切欠き21aに係合する爪24を有する出力部材2
3が挿着されると共に、コア21の他方の軸25bは、
シートリフタ30のブラケット32に回動可能に支持さ
れてなることを特徴としている。
【0012】さらに、この発明の第1実施例の構成を詳
細に説明する。
【0013】図中40はシートスライド機構で、車体側
に固定され車体の前後方向(図3においてF−R方向)
に沿って配置された左右一対のロアレール41(一方の
み図示)と、このロアレール41に摺動可能に車体の前
後方向に沿って配置された左右一対のアッパーレール4
2(一方のみ図示)とからなっており、アッパーレール
42上に自動車用シートの調節機構の一例であるシート
リフタ30が装着されている。
【0014】シートリフタ30は、ロアブラケット31
と、アッパーブラケット32と、リンク機構33と、セ
クタギヤ34とを備えている。
【0015】ロアブラケット31は、アッパーレール4
2に固定され車体の前後方向に沿って配置されている。
アッパーブラケット32は、ロアブラケット31に対向
して車体の前後方向に沿って配置されており、リンク機
構33によりロアブラケット31に連結されている。こ
のリンク機構33は、フロントリンク機構33Aと、リ
アリンク機構33Bとからなり、各リンク機構33A,
33Bの出力端にフロントセクタギヤ34A及びリアセ
クタギヤ34Bが、アッパーブラケット32に回転可能
にそれぞれ軸支されている。
【0016】そして、フロントセクタギヤ34A及びリ
アセクタギヤ34Bを超音波モータ10により回転させ
ることにより、アッパーブラケット32の上下高さ、す
なわちシートクッションの上下高さを調整できるように
構成されている。その他の構成は公知事項であるので、
図示を省略する。
【0017】超音波モータ10は、アッパーブラケット
32のフロントF側に所定の間隔をおいて配置された一
対の超音波モータ10A,10Bからなり、各超音波モ
ータ10A,10Bはそれぞれケース13内に収容され
ている。このケース13は、一体的に形成された取付フ
ランジ13aを介してアッパーブラケット32に固定さ
れている。また、ケース13の中央部には、円筒内中空
部13bが形成されており、この円筒内中空部13b内
周面に別体にて円筒状のハウジング14が設けられてい
る。
【0018】また、各超音波モータ10A,10Bは、
リング状のステータ11と、ロータ12とを有し、ステ
ータ11は、その基部11aが中空部13bの外側でケ
ース13の取付フランジ13aに固着されている。
【0019】ロータ12は、その基部12aがロータ取
付部材15に一体的に固着されており、このロータ取付
部材15は、円筒状に形成され、ケース13の中央部に
ベアリング16を介して回動可能に支持されている。ま
た、ロータ取付部材15の内周面には、後記コア21の
一方の軸25aがセレーション結合により固着されてい
る。
【0020】ブレーキユニット20は、コア21と、ス
プリングとしてのトーションスプリング22と、爪24
を有する出力部材としてのピニオンギヤ23を備えてい
る。
【0021】コア21は、ハウジング14内に収容され
ており、外周面に切欠き21aが形成されている。コア
21の中心部には駆動軸25が一体的に固着されてお
り、この駆動軸25の一方の軸25aには、セレーショ
ン結合等によりトルク伝達可能にロータ取付部材15が
固着され、他方の軸25bには、ピニオンギヤ23が挿
着されている。また、他方の軸25bは、アッパーブラ
ケット32に回動可能に支持される。
【0022】ピニオンギヤ23には、L字状の爪24が
一体的に固着されており、この爪24はコア21の切欠
き21aの空間内に配置されている。また、トーション
スプリング22は、その外周面がハウジング14の内周
面に圧接するようコア21外周面に隙間を有して巻装さ
れており、両端フック部22a,22bはコア21の切
欠き21aと爪24との間にそれぞれ介装されている。
【0023】そして、超音波モータ10側からの回転力
入力時には、トーションスプリング22が縮径してハウ
ジング14内周面に対して緩む方向に作用してピニオン
ギヤ23が回動し、ピニオンギヤ23側からの回転力入
力時には、トーションスプリング22が拡径してハウジ
ング14内周面に強く圧接し、これにより制動作用が働
くように設定されている。
【0024】つぎに、この発明の第1実施例の作用を説
明する。
【0025】シートクッションのフロントF側を上下動
させたいときには、図3に示す超音波モータ10Aを駆
動する。この駆動によりピニオンギヤ23及びフロント
セクタギヤ34Aが回動し、これによって、フロントリ
ンク機構33Aを介してアッパーブラケット32のフロ
ントF側、すなわちシートクッションのフロントF側が
上下動する。
【0026】また、シートクッションのリアR側を上下
動させたいときは図3に示す超音波モータ10Bを駆動
する。この駆動によりピニオンギヤ23及びリアセクタ
ギヤ34Bが回動し、これによって、リアリンク機構3
3Bを介してアッパーブラケット32のリアR側、すな
わちシートクッションのリアR側が上下動する。
【0027】上述したように、この第1実施例に係る自
動車用シートの駆動装置Eでは、超音波モータ10の駆
動によりシートクッションを上下動するようになってお
り、シートリフタ装置の駆動装置として必要な性能であ
る低回転,高駆動トルク,高保持トルクを超音波モータ
10とブレーキユニット20により容易に得ることがで
きる。これにより、作動音を従来の直流モータより大幅
に小さくできると共に、超音波モータ10の厚みを薄く
することができる。また、超音波モータ10は、保持ト
ルクを有しているので、ブレーキユニット20のブレー
キ力を従来品より小さくできる。これにより、ブレーキ
ユニット20を薄型にすることができる。さらに、ブレ
ーキユニット20を超音波モータ10に内蔵しているの
で、装置全体の厚みを大幅に薄くすることができると共
に、装置の小型化を図ることができ、シートクッション
と車体との隙間が狭い自動車用シートであっても容易に
レイアウトできる。
【0028】なお、上記実施例では、自動車用シートの
調節機構としてシートリフタ30を適用したが、その他
の調節機構、例えばシートリクライニング装置、ヘッド
レスト装置などにも勿論適用することができる。
【0029】図4は、この発明の第2実施例に係る自動
車用シートの駆動装置の断面説明図であり、第1実施例
に示すものと同等又は同一の部位には同一符号を付し、
その詳細な説明は省略する。
【0030】この第2実施例に係る超音波モータ10に
おいては、ブレーキユニット20のハウジング14がケ
ース13の取付フランジ13aと一体成形されており、
部品点数の削減、コストの低減化を図ることができる。
その他の構成及び作用は第1実施例に示すものと同一で
あり、その説明は省略する。
【0031】図5は、この発明の第3実施例に係る自動
車用シートの駆動装置の断面説明図であり、第1実施例
に示すものと同等又は同一の部位には同一符号を付し、
その詳細な説明は省略する。
【0032】この第3実施例における自動車用シートの
駆動装置Eは、調節機構として第1実施例同様シートリ
フタ30を適用しており、シートリフタ30のブラケッ
ト、例えばアッパーブラケット32に固定される円筒状
の超音波モータ10と、この超音波モータ10の円筒内
中空部13bに配置される遊星歯車減速機50とからな
り、この超音波モータ10は、中空部13b外側でケー
ス13に固定されたリング状のステータ11と、このス
テータ11の側部に摺接すると共に、ケース13にベア
リング16を介して回動可能に取付けられたロータ12
とを有し、ケース13の中空部13b内周面に遊星歯車
減速機50の内周歯51を設け、この内周歯51と噛合
する複数の遊星歯車52をプレート53の所定半径位置
に回動可能に軸支し、このプレート53と一体で回動す
るプレート軸54をロータ取付部材15内周面に嵌合さ
せてロータ12とプレート軸54とが一体で回動可能に
すると共に、プレート軸54と同一軸線上で遊星歯車5
2と噛合する太陽歯車55を有する出力軸56をシート
リフタ30のアッパーブラケット32に回動可能に支持
してなることを特徴としている。
【0033】さらに、この第3実施例の構成を詳細に説
明する。
【0034】この第3実施例では、第1実施例のブレー
キユニット20にかわって遊星歯車減速機50が設けら
れており、この遊星歯車減速機50は、内周歯51と、
複数の遊星歯車52と、太陽歯車55とを備えている。
【0035】内周歯51は、ケース13の中空部13b
内周面に一体又は別体に形成されている。この内周歯5
1と噛合する複数の遊星歯車52は、円板状のプレート
53の所定半径の円周上に所定の間隔をおいてピン52
aにより回動可能に軸支されている。また、プレート5
3は、セレーション結合等によりトルク伝達可能にロー
タ取付部材15の内周面に挿着されたプレート軸54に
一体的に固着されている。
【0036】プレート軸54と同一軸線上に出力軸56
が配置されており、この出力軸56の一端56aは、プ
レート軸54の軸心に形成された孔54aに、回動可能
に支持されている。また、出力軸56の中間部には、セ
クタギヤ34と噛合するピニオンギヤ23が一体的に形
成されると共に、遊星歯車52と噛合する太陽歯車55
が異形嵌合により挿着されて、かしめ固定されている。
【0037】そして、超音波モータ10側からの回転力
入力時には、遊星歯車52及び太陽歯車55を介してピ
ニオンギヤ23が回転し、ピニオンギヤ23側からの回
転力入力時には、超音波モータ10の保持トルクによる
制動作用が働くように設定されている。その他の構成及
び作用は第1実施例に示すものと同様であり、その説明
は省略する。
【0038】なお、図5において、57は遊星歯車減速
機50を被覆するカバーである。また、プレート軸54
に太陽歯車55を設け、出力軸56にプレート53を設
けるようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】上述した通り、この発明に係る自動車用
シートの駆動装置によれば、駆動用モータに超音波モー
タを使用することにより高減速比の減速機を用いる必要
がなくなり、作動時の騒音を小さくすることができると
共に、駆動装置の厚みを薄くすることができる。
【0040】さらに、ブレーキユニット又は遊星歯車減
速機を超音波モータ内に収納することができるので、駆
動装置を厚くすることなく、自動車用シートの調節機構
の駆動装置に必要な性能を得ることができ、自動車用シ
ートのシートレイアウトに制約を受けることなく、省ス
ペースに配置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係る自動車用シートの
駆動装置断面説明図である。
【図2】図1に示すもののコアとスプリングと爪との関
係を示す説明図である。
【図3】図1に示す自動車用シートの駆動装置を適用し
たシートリフタの概略を示す正面視説明図である。
【図4】この発明の第2実施例に係る自動車用シートの
駆動装置の断面説明図である。
【図5】この発明の第3実施例に係る自動車用シートの
駆動装置の断面説明図である。
【符号の説明】
E 自動車用シートの駆動装置 10 超音波モータ 10A 超音波モータ 10B 超音波モータ 11 ステータ 12 ロータ 13 ケース 13b 中空部 14 ハウジング 15 ロータ取付体 16 ベアリング 20 ブレーキユニット 21 コア 21a 切欠き 22 スプリング(トーションスプリング) 23 出力部材(ピニオンギヤ) 24 爪 25 駆動軸 25a 一方の軸 25b 他方の軸 30 調節機構(シートリフタ) 32 ブラケット(アッパーブラケット) 50 減速機(遊星歯車減速機) 51 内周歯 52 遊星歯車 53 プレート 54 プレート軸 55 太陽歯車 56 出力軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用シートの調節機構を作動する駆
    動装置であって、調節機構のブラケットに固定される円
    筒状の超音波モータと、この超音波モータの円筒内中空
    部に配置されるブレーキユニット又は減速機とからなる
    ことを特徴とする自動車用シートの駆動装置。
  2. 【請求項2】 自動車用シートの調節機構を作動する駆
    動装置であって、調節機構のブラケットに固定される円
    筒状の超音波モータと、この超音波モータの円筒内中空
    部に配置されるブレーキユニットとからなり、この超音
    波モータは中空部外側でケースに固定されたリング状の
    ステータと、このステータの側部に摺接すると共に、ケ
    ースにベアリングを介して回動可能に取付けられたロー
    タとを有し、ブレーキユニットのスプリングが圧接する
    ハウジングを超音波モータの中空部内周面に一体または
    別体にて設け、このハウジングの内側に切欠きを有する
    コアを回動可能に収納すると共に、コアの一方の軸をロ
    ータ取付部材内周面に嵌合させてロータとコアとが一体
    で回動可能とし、コアの他方の軸にはコアの切欠きに係
    合する爪を有する出力部材が挿着されると共に、コアの
    他方の軸は前記調節機構のブラケットに回動可能に支持
    されてなることを特徴とする自動車用シートの駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 自動車用シートの調節機構を作動する駆
    動装置であって、調節機構のブラケットに固定される円
    筒状の超音波モータと、この超音波モータの円筒内中空
    部に配置される遊星歯車減速機とからなり、この超音波
    モータは中空部外側でケースに固定されたリング状のス
    テータと、このステータの側部に摺接すると共に、ケー
    スにベアリングを介して回動可能に取付けられたロータ
    とを有し、ケースの中空部内周面に遊星歯車減速機の内
    周歯を設け、この内周歯と噛合する複数の遊星歯車をプ
    レートの所定半径位置に回動可能に軸支し、このプレー
    トと一体で回動するプレート軸をロータ取付部材内周面
    に嵌合させてロータとプレート軸とが一体で回動可能に
    すると共に、プレート軸と同一軸線上で遊星歯車と噛合
    する太陽歯車を有する出力軸を前記調節機構のブラケッ
    トに回動可能に支持してなることを特徴とする自動車用
    シートの駆動装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007260041A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Olympia:Kk 遊技機の役物の駆動装置
EP2163421A3 (en) * 2008-09-11 2017-02-01 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Power seat driving apparatus for vehicle

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