JPH09117481A - エアーマッサージ機 - Google Patents

エアーマッサージ機

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JPH09117481A
JPH09117481A JP27863895A JP27863895A JPH09117481A JP H09117481 A JPH09117481 A JP H09117481A JP 27863895 A JP27863895 A JP 27863895A JP 27863895 A JP27863895 A JP 27863895A JP H09117481 A JPH09117481 A JP H09117481A
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vibrating
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massage
vibration
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Mitsuhisa Yonekawa
光久 米川
Katsumi Inaba
勝美 稲葉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、エアーの給気により膨脹状態とし
た袋体を振動させて、押圧と振動によって被施療部のマ
ッサージをするエアーマッサージ機の提供を目的とす
る。 【解決手段】薄板状からなり身体支持部を構成する振動
板35と、この振動板35に配設されエアーの給排気に
よって膨縮する袋体5〜8と、この袋体5〜8にエアー
を供給するエアーコンプレッサー60(エアー供給手
段)と、前記振動板35に取り付けられた加振手段5
3、54と、この加振手段53、54に供給する加振信
号を発生する音響再生装置61(加振信号発生手段)
と、前記エアーコンプレッサー60および音響再生装置
61を制御する制御手段62とを備え、少なくとも前記
袋体5〜8を膨脹させた状態で前記加振手段53、54
によって振動板35を振動させることにより、膨脹した
袋体5〜8によって被施療部を押圧と振動とによってマ
ッサージをするようにしたエアーマッサージ機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば椅子の座
部または背もたれ部あるいはベッド等に設けた複数の袋
体にコンプレッサー等からなるエアー供給手段によって
圧搾空気つまりエアーを給排気して、袋体を膨縮させて
マッサージを行うエアーマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば座部とこの座部の後部に設
けた背もたれ部を有し、前記座部あるいは背もたれ部に
エアーの給排気により膨縮する複数の袋体を配設し、エ
アーコンプレッサーからエアーホースを介して前記袋体
に圧搾空気つまりエアーを給排気して、この袋体を膨縮
してマッサージを行うエアーマッサージ機は広く知られ
ている。
【0003】しかし、この種のエアーマッサージ機にお
いては、エアーの供給に伴って次第に膨脹する袋体によ
って身体の被施療部を押圧し、エアーの排気によって袋
体を収縮させて前記押圧の解除により被施療部を弛緩す
ることによりマッサージをなすものである。つまり、被
施療部の押圧・弛緩の繰り返しによってマッサージを行
うものである。
【0004】ところで、被施療部のマッサージをなす場
合に押圧・弛緩の繰り返しのみではなく、押圧時にこの
押圧とともに振動を加えることにより、より良いマッサ
ージ効果が得られるものであるが、上述したように従来
のエアーマッサージ機における袋体は押圧・弛緩を繰り
返すのみで袋体によって振動を加えるように構成されて
いないため、必ずしも良好なマッサージ効果が得られな
いものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
椅子式マッサージ機においては、エアーの給排気によっ
て膨縮する袋体によって被施療部を押圧・弛緩するのみ
であるため、より効果的なマッサージを得るという点で
は必ずしも満足のいくものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記事情に鑑
みてなされたものであり、請求項1記載の発明は、身体
支持部を構成する振動板と、この振動板に配設されエア
ーの給排気によって膨縮する袋体と、この袋体にエアー
を供給するエアー供給手段と、前記振動板に取り付けら
れこの振動板を振動させる加振手段と、この加振手段に
供給する加振信号を発生する加振信号発生手段と、前記
エアー供給手段および加振信号発生手段を制御する制御
手段とを備え、前記制御手段によってエアー供給手段お
よび加振信号発生手段を制御して少なくとも前記袋体を
膨脹させた状態で前記加振手段によって振動板を振動さ
せるエアーマッサージ機としたものであり、また、請求
項2記載の発明は前記請求項1記載の発明における加振
信号発生手段を音響再生装置で構成し、前記加振手段を
音響再生信号により動作させるエアーマッサージ機とし
たものである。
【0007】そして、上記のように構成した請求項1記
載の発明は、加振信号発生手段の加振信号によって動作
する加振手段によって振動板を振動させ、少なくともエ
アーの供給によって膨脹状態となった袋体を振動させる
ことにより、被施療部を袋体によって押圧しつつ振動を
加えることができ、マッサージ効果を向上させるという
作用を有するものである。また、請求項2記載の発明は
上記請求項1記載の作用に加えて、音楽等の音響再生信
号によるリズム感のある振動が加えられることからリラ
ックスした心地好いマッサージがなされるという作用を
有するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明を椅子式エアー
マッサージ機に適用した場合の実施の形態を図1ないし
図6に基づいて説明する。
【0009】図1、図2において、1は椅子式エアーマ
ッサージ機の椅子本体で、この椅子本体1は金属材料か
らなる本体枠部10、この本体枠部10の上部に設けら
れた座部20、この座部20の後側に配設され前記本体
枠部10に設けられた背もたれ部30および前記座部2
0の両側に位置して設けられた肘掛け部2とから構成さ
れている。
【0010】そして、前記本体枠部10は両側に互いに
対向して設けられた方形状の一対の側枠11(図1では
一方のみ図示)とこの両側枠11のそれぞれの後部上角
部を連結する連結枠片12から構成されている。また、
前記両側枠11の上枠片11aには軸孔13a、13b
(図1では一方のみ図示)が設けられており、この軸孔
13a、13bにはそれぞれ支持軸14a、14bが挿
通されて固定されている。また、前記両側枠11の下枠
片11bには支持板15が取付ねじ16によって取り付
けられている。また、図5に示すように前記連結枠片1
2の中央部には嵌合孔17aが設けられた一対の金属パ
イプ等からなる支持筒17が溶接等により一体的に取り
付けられている。
【0011】つぎに、前記座部20は合成樹脂で形成さ
れるとともに図3に示すように内部を中空状とした偏平
な方形状に形成された座台21によって構成されてい
る。そして、座台21の上面は薄い肉厚の座面21aと
なっており、また、この座面21aと対向する下面は支
持面21bとなっている。前記座面21aは後述する加
振手段55、56が取り付けられこの加振手段55、5
6の動作によって振動する身体支持部を構成する振動板
を構成している。また、支持面21bの両側には互いに
離間し形成した一対の方形状の貫通孔22(図3では一
方のみ図示)が形成され、この貫通孔22から前記加振
手段55、56が挿入されて4本の固定ねじ55cによ
って座面21aの裏面に取り付けられるようになってい
る。また、前記座面21aの上面には気密性を有すると
ともに軟質部材からなり圧搾空気つまりエアーの給排気
に伴い膨縮する腿用袋体3および尻用袋体4が図示しな
いホック部材あるいはマジックテープ等によって位置決
めされて配設されている。これら袋体3および4はそれ
ぞれエアーホース3aおよび4aを介して後述するエア
ー供給手段としてのエアーコンプレッサー60に接続さ
れた分配器60aに接続されエアーが給排気されるよう
になっている。
【0012】そして、前記座台21は支持面21bを前
記本体枠部10の上枠片11aに取り付けられた支持軸
14aおよび14bに載置されるとともに図示しない位
置決め手段によって位置決めされて配設されている。
【0013】つぎに、前記背もたれ部30は、図4、図
5に示すように支持枠31とこの支持枠31に取り付け
られる身体支持部を構成する振動板35とから構成され
ている。
【0014】そして、前記支持枠31はパイプ部材をU
字状に折り曲げて形成されており、その両先端部は前記
嵌合筒17の嵌合孔17aに嵌合する嵌合部32となっ
ており、この嵌合部32を嵌合孔17aに嵌合すること
により本体枠部10に取り付けられるものである。ま
た、支持枠31の前記嵌合部32の近傍には2個のねじ
孔33aが設けられた桟部材33が溶接等により取り付
けられ、また、支持枠31の図5において上辺34には
2個のねじ孔34aが設けられている。
【0015】そして、前記振動板35は、合成樹脂で形
成された薄板状に形成されており、上部および下部には
それぞれ前記支持枠31の上辺34に設けたねじ孔34
aおよび桟部材33に設けたねじ孔33aに対応して形
成されたねじ挿通孔36a、36aおよび36b、36
bが形成されている。
【0016】また、前記ねじ挿通孔36a、36aの両
側近傍にはそれぞれ4個で一組としたねじ挿通孔37
a、37bが形成されている。また、前記ねじ挿通孔3
6bの上方部位にそれぞれ4個で一組としたねじ挿通孔
38a、38bが形成されている。また、前記ねじ挿通
孔38a、38bが形成されている部位の両側には、腰
部の両側つまり脇腹部を受けて身体の左右への移動を防
止するなだらかな球面をした尾根形状に膨出させて形成
した膨出部39、39が形成されている。
【0017】そして、図1、図2に示すように前記振動
板35には気密性を有するとともに軟質部材からなり圧
搾空気つまりエアーの給排気に伴い膨縮する腰用袋体
5、背筋用袋体6、背中用袋体7および首・肩用袋体8
が配設されている。これら各袋体5ないし8は前記腿用
袋体3および尻用袋体4等と同様に図示しないホック部
材あるいはマジックテープ等によって所定部位に位置決
めされて配設されている。また、これら各袋体5ないし
8はそれぞれエアーホース5aないし8aを介してエア
ーコンプレッサー60に接続された分配器60aに接続
されエアーが給排気されるようになっている。
【0018】また、図1、図2に示すように前記振動板
35の前記首・肩用袋体8が配設されている両側の部位
には一対のスピーカー51、52が配設されている。こ
れら一対のスピーカー51、52のそれぞれ角部には図
5に示すように4個のねじ孔51aおよび52aが設け
られている。そして、これらスピーカー51および52
は同図に示すように振動板35に設けた4個のねじ挿通
孔37aおよび37bを介して4本のねじ51bおよび
52bを前記ねじ孔51a、52aに螺合することによ
って前記振動板35に取り付けられて配設されるもので
ある。
【0019】また、前記振動板35には、図1、図2に
示すように振動板35に設けた腰用袋体5の上部近傍の
部位に電気的加振信号を電磁手段によって機械的振動に
変換する加振手段53、54が配設されている。これら
加振手段53、54のそれぞれ角部には図5に示すよう
に4個のねじ孔53aおよび54aが設けられている。
そして、これら加振手段53および54は同図に示すよ
うに振動板35に設けた4個のねじ挿通孔38aおよび
38bを介して4本のねじ53bおよび54bを前記ね
じ孔53a、54aに螺合することによって前記振動板
35に取り付けられて配設されるものである。
【0020】そして、上述のように支持枠31に振動板
35を取り付け、また、振動板35にスピーカー51、
52および加振手段53、54を取り付けた後、支持枠
31の嵌合部32、32を嵌合筒17、17の嵌合孔1
7a、17aに嵌合することにより、図4に示すように
振動板35は支持枠31とともに本体枠部10に取り付
けられるものである。そして、図示しないが、前記振動
板35の外縁部にはこの外縁部に沿って例えば発泡ポリ
ウレタン等からなるスポンジ状部材が接着等により取り
付けられており、また、支持枠31および振動板35と
は布等からなるカバー35aで覆われている。
【0021】つぎに、前記本体枠部10の両側枠11に
取り付けられた支持板15には、前述のエアー供給手段
としてのエアーコンプレッサー60が配設されている。
このエアーコンプレッサー60にはロータリー弁等から
なる分配器60aが図6に示すようにエアーホース60
bを介して接続されて設けられており、この分配器60
aは前記各袋体3ないし8と前記エアーホース3aない
し8aを介して接続されている。また、支持板15には
例えばCDプレーヤー等からなる加振信号である音響再
生信号(以下単に音響信号という)を出力つまり発生す
る音響再生装置61および制御手段62が取り付けられ
ている。前記制御手段62は前記エアーコンプレッサー
60、分配器60aおよび音響再生装置61を制御する
図示しないマイクロコンピューターからなる制御部と前
記音響再生装置61の音響信号を増幅する増幅器62a
等からなっている。
【0022】そして、音響再生装置61から信号線61
aを介して制御手段62の増幅器62aに送られた音響
信号つまり加振信号は、この増幅器62aで増幅され信
号線63を介してスピーカー51、52および加振手段
53ないし56に送られる。また、制御手段62によっ
てエアーコンプレッサー60および分配器60aが制御
されてエアーコンプレッサー60からのエアーは分配器
60aを介して各種マッサージモードに応じて前記各袋
体3ないし8に給排気され、このエアーの給排気によっ
て各袋体3ないし8は膨縮しこの膨縮によって被施療部
はマッサージされるものである。また、制御手段62に
よって制御されて音響再生装置61から出力される音響
信号は増幅器62aによって増幅された後、前記スピー
カー51、52および加振手段53ないし56に供給さ
れ、スピーカー51、52からは音響つまり音楽等が出
力され、また、加振手段53ないし56は振動を発生す
るものである。そして、この加振手段53、54で発生
する振動は前記振動板35に加えられ、また、加振手段
55、56は前記座台21の座面21aに加えられ、振
動板35および座面21aは振動する。この座面21a
および振動板35が振動すると、この座面21aに配設
された腿用袋体3、尻用袋体4および振動板35に配設
された腰用袋体5、背筋用袋体6、背中用袋体7および
首・肩用袋体8に伝達され、これら各袋体3ないし8は
振動する。したがって、各袋体3ないし8が膨脹し被施
療部を押圧している際は、被施療部は各袋体3ないし8
に押圧されつつ振動が加えられることになり、この押圧
と振動とが同時に被施療部に加えられることによりより
効果的なマッサージがなされるものである。
【0023】また、マッサージ中に前記スピーカー5
1、52により音楽等が聞けることから、リラックスし
た気分の中でマッサージがなされ、この点からもマッサ
ージが効果的になされるものである。なお、前記スピー
カー51、52からも振動が発生しこの振動は支持板3
5に加えられ、この振動は同様に前記各袋体5ないし8
に伝達されることからこのスピーカー51、52も加振
手段としても機能するものである。
【0024】つぎに、図1に示すように前記椅子本体1
には座部20の前方に位置して脚載置台70が設けられ
ている。この脚載置台70は図1に示すように本体枠部
10の両側枠11の前部上方の角部に設けた軸受部71
aとこの軸受部71に取り付けられた図示しない押え板
とによって回動可能に取り付けられた回動軸71によっ
て上下方向に回動自在に取り付けられている。また、こ
の脚載置台70は図1に示すように両側に設けた側壁7
2a、72bおよびこの両側壁72a、72bの間に位
置して設けた中央壁72cとによって形成された一対の
略U字状の脚載部73a、73bが形成されている。ま
た、これら脚載部73a、73bの互いに対向する両側
壁つまり側壁72aとこの側壁72aと対向する中央壁
72cおよび側壁72bとこの側壁72bと対向する中
央壁72cにはそれぞれエアーの給排気により膨縮する
脚用袋体74a、74cおよび74b、74dが配設さ
れている。そして、これら袋体74aないし74dには
図6に示すようにそれぞれエアーホース75aないし7
5dが接続され、これらエアーホース75aないし75
dは一本のエアーホース75に接続され、このエアーホ
ース75の他端側は前記分配器60aに接続されてい
る。
【0025】そして、前記各袋体74aないし74dに
は前記各袋体3ないし8と同様に制御手段62によって
制御されるエアーコンプレッサー60および分配器60
aからエアーが給排気され、このエアーの給排気によっ
て各袋体74aないし74dは膨縮し被施療部つまり脚
部(ふくらはぎ部)のマッサージがなされるものであ
る。なお、前記脚載置台70は前記本体枠部10に設け
られ前記制御手段によって制御される図6に示す電動機
65によって上下方向に回動されるようになっている。
【0026】また、図1に示すように椅子本体1の一方
の肘掛け部2の下方には収納部80が設けられ、この収
納部80にはリード線81が接続されたリモートコント
ロール装置82が取り出し自在に収納されている。な
お、前記リード線81は図示しないが前記制御手段62
に接続されている。
【0027】つぎに、上記椅子式エアーマッサージ機の
制御について図6に示す制御ブロック図に基づいて説明
する。
【0028】図6に示すように前記エアーコンプレッサ
ー60には分配器60aがエアーホース60bを介して
接続され、この分配器60aは上述したようにエアーホ
ース3aないし8aを介して腿用袋体3ないし首・肩用
袋体8に接続され、また、エアーホース75およびこの
エアーホース75から分岐されたエアーホース75aな
いし75dを介して脚用袋体74aないし74dに接続
されている。そして、前記エアーコンプレッサー60お
よび分配器60aは前記制御手段62によって制御され
るようになっている。この制御手段60はまた前記音響
再生装置61を制御して音響信号の発生・停止をさせ、
また、前記電動機65を制御し前記脚載置台70を上下
方向に回動させるようになっている。また、前記制御手
段62はリモートコントロール装置82によって制御さ
れるようになっている。
【0029】そして、使用者はリモートコントロール装
置82によって種々のマッサージモードの中から所望の
モードを選択してマッサージを行うものである。このマ
ッサージモードとしては例えば所定の順序と時間にした
がって各袋体3ないし8および74aないし74dを膨
縮させて全身または上半身、下半身および脚部をマッサ
ージするコースモード、また、首・肩、腰あるいは脚等
の各部を部分的にマッサージをするポイントモード等従
来の各種マッサージモードを備えている。
【0030】つぎに、上記のように構成した椅子式エア
ーマッサージ機の動作について説明する。
【0031】まず、使用者は使用に当たって、上述した
ように背もたれ部30に背中を当てながら座部20座
り、また、脚載置台70の脚載部73a、73bに脚部
つまりふくらはぎ部を載せた後前記リモートコントロー
ル装置82を操作して、前記種々のマッサージモードの
中から所望のマッサージモードを選択して設定し、つい
でリモートコントロール装置82を操作して動作開始信
号を入力する。そうすると選択されたマッサージモード
が実行されて所望のマッサージがなされる。
【0032】そして、マッサージ中に前記音響再生装置
61から出力される音響信号つまり加振信号が制御手段
62に設けられている増幅器62aによって増幅され、
信号線63を介して加振手段53ないし56に送信さ
れ、これら加振手段53ないし56が振動し、この振動
は前記振動板35および前記座台21の座面21aに加
えられ、この振動板35および座面21aに配設された
前記各袋体3ないし8に伝達される。一方これら各袋体
3ないし8は分配器60aを介して給排気され、そし
て、エアーが供給されて各袋体3ないし8が膨脹する
と、被施療部は膨脹した各袋体3ないし8によって押圧
されつつ振動が加えられることになり、この押圧と振動
によって被施療部のマッサージはより効果的になされる
ものである。
【0033】また、スピーカー51、52によって音楽
等が聞けることから、リラックスした気分の中でマッサ
ージがなされることからこの点からもマッサージが効果
的になされるものである。
【0034】なお、上記実施の形態においては加振手段
53ないし56を音響信号によって振動させるようにし
たが、これは音響信号に限定されるものではなく、要は
支持板35を介して膨脹した状態の各袋体3ないし8を
振動させる電気信号つまり加振信号であればどのような
ものでもよいものである。しかし、音楽等の音響信号を
用いて振動させた場合は、振動の周波数が変化するとと
もに振動によって音楽等のリズムを肌で感じることがで
きることから、リラックスした気分の中でマッサージが
なされることからマッサージが効果的になされるという
利点がある。
【0035】また、振動板35、座台21の座面21a
に設けた加振手段53ないし56の配設位置は上記実施
の形態における位置に限定されるものではなく、各袋体
3ないし8の配設位置および支持板35の形状あるいは
材厚等を考慮して最も振動効果のある部位を適宜選択し
て定めればよいものである。
【0036】また、上記実施の形態においてはスピーカ
ー51、52を設けたが、これは必ずしも必要とするも
のではなく省略することもできる。
【0037】また、上記実施の形態においては、この発
明を椅子式エアーマッサージ機に適用した場合について
説明したが、これは言うまでもなく例えばベッド式のエ
アーマッサージ機等にも適用できるものである。
【0038】
【発明の効果】上記のように構成した請求項1記載の発
明は、加振信号発生手段からの加振信号加によって動作
する振手段によって振動板を振動させ、少なくともエア
ーの供給によって膨脹状態となった袋体を振動させるこ
とにより、被施療部を袋体によって押圧しつつ振動を加
えることができ、マッサージ効果を向上させるという効
果を奏することができるものである。また、請求項2記
載の発明は上記請求項1記載の効果に加えて、音楽等の
音響信号によるリズム感のある振動が加えられることか
らリラックスした心地好いマッサージがなされるという
効果を奏することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を椅子式エアーマッサージ機に適用した
場合の実施の形態を示す椅子式エアーマッサージ機の全
体斜視図。
【図2】上記実施の形態の椅子式エアーマッサージ機の
一部を断面した斜視図。
【図3】上記実施の形態の座台の一部を断面して示した
斜視図。
【図4】上記実施の形態の支持枠と振動板との組み立て
状態を示す断面図。
【図5】上記実施の形態の支持枠と振動板との関係を示
す分解斜視図。
【図6】上記実施の形態の制御ブロック図。
【符号の説明】
1 椅子本体 20 座部 21a 座台の座面(振動板) 30 背もたれ部 3〜8 袋体 35 振動板 53〜56 加振手段 60 エアーコンプレッサー(エアー供給手段) 60a 分配器 61 音響再生装置(加振信号発生手段) 62 制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】身体支持部を構成する振動板と、この振動
    板に配設されエアーの給排気によって膨縮する袋体と、
    この袋体にエアーを供給するエアー供給手段と、前記振
    動板に取り付けられこの振動板を振動させる加振手段
    と、この加振手段に供給する加振信号を発生する加振信
    号発生手段と、前記エアー供給手段および加振信号発生
    手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段によっ
    てエアー供給手段および加振信号発生手段を制御して少
    なくとも前記袋体を膨脹させた状態で前記加振手段によ
    って振動板を振動させることを特徴とするエアーマッサ
    ージ機。
  2. 【請求項2】前記加振信号発生手段を音響再生装置で構
    成し、前記加振手段を音響再生信号により動作させるこ
    とを特徴とする請求項1記載のエアーマッサージ機。
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