JP2002035068A - マッサージ装置 - Google Patents
マッサージ装置Info
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- JP2002035068A JP2002035068A JP2000221612A JP2000221612A JP2002035068A JP 2002035068 A JP2002035068 A JP 2002035068A JP 2000221612 A JP2000221612 A JP 2000221612A JP 2000221612 A JP2000221612 A JP 2000221612A JP 2002035068 A JP2002035068 A JP 2002035068A
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- transducer
- massage
- vibration
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 マッサージ効果や快適感を高めたマッサージ
装置を提供する。 【解決手段】 身体の一部を押圧してマッサージ動作す
る押圧部8と、音声信号を体感振動に変換するトランス
デューサ11とを備えたマッサージ装置。
装置を提供する。 【解決手段】 身体の一部を押圧してマッサージ動作す
る押圧部8と、音声信号を体感振動に変換するトランス
デューサ11とを備えたマッサージ装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体の一部を押圧
して自動的にマッサージを行うマッサージ装置に関す
る。
して自動的にマッサージを行うマッサージ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のマッサージ装置として、椅子型や
マット型のものが知られている。椅子型のマッサージ装
置は、背もたれ部分にマッサージ動作する押圧部が装着
され、この押圧部が使用者の首や背中に沿って移動しな
がら身体を押圧してマッサージを行う。マット型のマッ
サージ装置は、使用者が横臥した状態で押圧部がマット
に沿って移動し全身をマッサージする。
マット型のものが知られている。椅子型のマッサージ装
置は、背もたれ部分にマッサージ動作する押圧部が装着
され、この押圧部が使用者の首や背中に沿って移動しな
がら身体を押圧してマッサージを行う。マット型のマッ
サージ装置は、使用者が横臥した状態で押圧部がマット
に沿って移動し全身をマッサージする。
【0003】押圧部としては機械式押圧部あるいは空気
式押圧部が用いられる。機械式押圧部は、例えば球状あ
るいはローラ状の揉み玉により身体の一部を押しながら
この揉み玉を回転あるいは移動させてマッサージ動作を
行う。空気式押圧部は、例えば複数部分に分割されたエ
アクッションの各分割部に順次エアを供給して身体の一
部を押しながらマッサージ動作を行う。
式押圧部が用いられる。機械式押圧部は、例えば球状あ
るいはローラ状の揉み玉により身体の一部を押しながら
この揉み玉を回転あるいは移動させてマッサージ動作を
行う。空気式押圧部は、例えば複数部分に分割されたエ
アクッションの各分割部に順次エアを供給して身体の一
部を押しながらマッサージ動作を行う。
【0004】このようなマッサージ装置においては、そ
の押圧部を身体に対し適度な圧力で予め設定された駆動
モードにしたがって繰返し押付け、その押圧作用および
ローリング作用によりマッサージ効果が得られる。
の押圧部を身体に対し適度な圧力で予め設定された駆動
モードにしたがって繰返し押付け、その押圧作用および
ローリング作用によりマッサージ効果が得られる。
【0005】一方、音声周波数領域の電気信号により体
感音響信号を発生させる電気機械振動変換器(トランス
デューサ)が知られている。このトランスデューサは、
例えば特開2000-134693に示されるように、皿状あるい
は扁平円柱状のケース内にヨークを設け、このヨーク周
囲に磁極およびコイルを設けて磁気回路を構成する。こ
のコイルに低域通過フィルタを通して音声信号を増幅し
た電気信号を印加することにより、コイルに発生する磁
力と磁極との間に生じる磁気干渉作用によって、ヨーク
とケースが相対変化して体感音響振動が発生するもので
ある。
感音響信号を発生させる電気機械振動変換器(トランス
デューサ)が知られている。このトランスデューサは、
例えば特開2000-134693に示されるように、皿状あるい
は扁平円柱状のケース内にヨークを設け、このヨーク周
囲に磁極およびコイルを設けて磁気回路を構成する。こ
のコイルに低域通過フィルタを通して音声信号を増幅し
た電気信号を印加することにより、コイルに発生する磁
力と磁極との間に生じる磁気干渉作用によって、ヨーク
とケースが相対変化して体感音響振動が発生するもので
ある。
【0006】このような電気機械振動変換器(トランス
デューサ)は、例えばオーディオ装置やシミュレーショ
ン装置等において、特に低音域での音圧で体を振動させ
重低音感を増加させて音楽的効果を高めたり、振動作用
や衝撃作用により臨場感を高めることができる。
デューサ)は、例えばオーディオ装置やシミュレーショ
ン装置等において、特に低音域での音圧で体を振動させ
重低音感を増加させて音楽的効果を高めたり、振動作用
や衝撃作用により臨場感を高めることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来のマッサー
ジ装置を用いれば、押圧部による身体への押付け作用や
ローリング作用等によって充分なマッサージ効果が得ら
れ、筋肉やこり等が揉みほぐされ健康的な効果や快適感
が得られるものであるが、さらにこの押圧部によるマッ
サージ作用に加えてリラックス効果や癒し感を高めて快
適感を増進させたマッサージ装置が望まれている。
ジ装置を用いれば、押圧部による身体への押付け作用や
ローリング作用等によって充分なマッサージ効果が得ら
れ、筋肉やこり等が揉みほぐされ健康的な効果や快適感
が得られるものであるが、さらにこの押圧部によるマッ
サージ作用に加えてリラックス効果や癒し感を高めて快
適感を増進させたマッサージ装置が望まれている。
【0008】本発明はこのような点を考慮して、マッサ
ージ効果や快適感を高めたマッサージ装置の提供を目的
とする。
ージ効果や快適感を高めたマッサージ装置の提供を目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、従来マッサージ器としては用いられてい
なかった前述のトランスデューサを用いて新規なマッサ
ージ装置を実現したものである。
め、本発明は、従来マッサージ器としては用いられてい
なかった前述のトランスデューサを用いて新規なマッサ
ージ装置を実現したものである。
【0010】すなわち、本発明では、身体の一部を押圧
してマッサージ動作する押圧部と、音声信号を体感振動
に変換するトランスデューサとを備えたマッサージ装置
を提供する。
してマッサージ動作する押圧部と、音声信号を体感振動
に変換するトランスデューサとを備えたマッサージ装置
を提供する。
【0011】この構成によれば、押圧部によるマッサー
ジ作用に加えてトランスデューサによる体感振動が付与
されるため、相乗効果により揉みほぐし効果や癒し効果
が高まり快適感が増進される。
ジ作用に加えてトランスデューサによる体感振動が付与
されるため、相乗効果により揉みほぐし効果や癒し効果
が高まり快適感が増進される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態に
係るマッサージ装置の側面から見た全体構成図であり、
図2はその正面図である。
の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態に
係るマッサージ装置の側面から見た全体構成図であり、
図2はその正面図である。
【0013】このマッサージ装置1は椅子型であり、背
もたれ部2と腰掛け部3と下脚部4とからなる椅子本体
5およびこの椅子本体5を支持する台フレーム6とによ
り構成される。背もたれ部2内には揉み玉7やモータ
(不図示)等からなる押圧部8が備わる。この押圧部8
は、モータ駆動により揉み玉7を回転動作させたり、背
もたれ部2の上下方向のフレーム(不図示)に沿って移
動させて使用者の背中部分を押圧する。このように揉み
玉7が背もたれ部2の表皮材(不図示)を介して身体を
押圧しながら予め設定された駆動モードでローリング動
作や移動動作することによりマッサージが施される。こ
のようなマッサージ動作させる押圧部8の電源ON/O
FFや動作モードの設定等はリモコン式あるいは椅子本
体5に備わる操作器9の手元操作により行われる。
もたれ部2と腰掛け部3と下脚部4とからなる椅子本体
5およびこの椅子本体5を支持する台フレーム6とによ
り構成される。背もたれ部2内には揉み玉7やモータ
(不図示)等からなる押圧部8が備わる。この押圧部8
は、モータ駆動により揉み玉7を回転動作させたり、背
もたれ部2の上下方向のフレーム(不図示)に沿って移
動させて使用者の背中部分を押圧する。このように揉み
玉7が背もたれ部2の表皮材(不図示)を介して身体を
押圧しながら予め設定された駆動モードでローリング動
作や移動動作することによりマッサージが施される。こ
のようなマッサージ動作させる押圧部8の電源ON/O
FFや動作モードの設定等はリモコン式あるいは椅子本
体5に備わる操作器9の手元操作により行われる。
【0014】本実施形態では、背もたれ部2の上部左右
(使用者の頭部両側付近)にスピーカ10が装着され
る。このスピーカ10は、例えば背もたれ部2内に埋め
込んだケーシング内にスピーカ本体を組込みその前面
(放音面)にネットあるいはグリルを装着したものであ
る。背もたれ部2の下部(使用者の腰部付近)および下
脚部4にはトランスデューサ11が取付けられる。これ
らのトランスデューサ11およびスピーカ10は、台フ
レーム6に取付けたアンプ12に接続される。このアン
プ12には、さらに前述の操作器9が接続されるととも
にCDプレーヤその他のオーディオデッキ等からなる音
源13が接続される。
(使用者の頭部両側付近)にスピーカ10が装着され
る。このスピーカ10は、例えば背もたれ部2内に埋め
込んだケーシング内にスピーカ本体を組込みその前面
(放音面)にネットあるいはグリルを装着したものであ
る。背もたれ部2の下部(使用者の腰部付近)および下
脚部4にはトランスデューサ11が取付けられる。これ
らのトランスデューサ11およびスピーカ10は、台フ
レーム6に取付けたアンプ12に接続される。このアン
プ12には、さらに前述の操作器9が接続されるととも
にCDプレーヤその他のオーディオデッキ等からなる音
源13が接続される。
【0015】トランスデューサ11は、音声周波数帯域
の電気信号を体感音響振動に変換する電気機械変換装置
であり、その構造自体は公知のものである。具体的に
は、約16〜250Hzの音声信号を機械振動に変換す
る。音声信号は、ステレオ又はモノラルいずれでもよ
く、音源13からアンプ12を介して入力される。これ
により使用者はスピーカ10から音楽等を聞きながらそ
の音声信号に応じて身体に振動を感じながらマッサージ
を受けることができる。この場合、音声信号の出力をア
ンプ12で調整し、例えば高出力モードおよび低出力モ
ードの2段階に設定していずれかを選択可能とし、それ
ぞれ振動量(振幅)の最大限度を設定し、その範囲内で
の体感振動を発生させてもよい。さらに各出力モード内
で、ボリューム等により無段階に振動量を調整可能と
し、選択した最大振動量の範囲内でさらに振動量を自由
に設定するようにしてもよい。このように最大振動を例
えば2段階に設定してそれぞれの範囲内でさらに振動量
を調整することにより、振動量の最大値が設定されるた
め、急激な強振動の発生を防止し安定した快適な体感振
動を発生させることができる。
の電気信号を体感音響振動に変換する電気機械変換装置
であり、その構造自体は公知のものである。具体的に
は、約16〜250Hzの音声信号を機械振動に変換す
る。音声信号は、ステレオ又はモノラルいずれでもよ
く、音源13からアンプ12を介して入力される。これ
により使用者はスピーカ10から音楽等を聞きながらそ
の音声信号に応じて身体に振動を感じながらマッサージ
を受けることができる。この場合、音声信号の出力をア
ンプ12で調整し、例えば高出力モードおよび低出力モ
ードの2段階に設定していずれかを選択可能とし、それ
ぞれ振動量(振幅)の最大限度を設定し、その範囲内で
の体感振動を発生させてもよい。さらに各出力モード内
で、ボリューム等により無段階に振動量を調整可能と
し、選択した最大振動量の範囲内でさらに振動量を自由
に設定するようにしてもよい。このように最大振動を例
えば2段階に設定してそれぞれの範囲内でさらに振動量
を調整することにより、振動量の最大値が設定されるた
め、急激な強振動の発生を防止し安定した快適な体感振
動を発生させることができる。
【0016】2つのトランスデューサ11に対しアンプ
12内で位相を反転させてそれぞれ音声信号を入力さ
せ、トランスデューサ同士の共振を抑制してもよい。こ
れにより、異常に強い振動や共振による不快なうなり音
等を防止することができる。
12内で位相を反転させてそれぞれ音声信号を入力さ
せ、トランスデューサ同士の共振を抑制してもよい。こ
れにより、異常に強い振動や共振による不快なうなり音
等を防止することができる。
【0017】このようなトランスデューサ11の振動量
のモード設定や出力調整は、押圧部8の駆動操作ととも
に操作器9により行う。
のモード設定や出力調整は、押圧部8の駆動操作ととも
に操作器9により行う。
【0018】図2に示すように、各トランスデューサ1
1は、支持板14に固定された状態で椅子本体の左右方
向のほぼ中央部に設けられる。各トランスデューサ11
は、直径約50〜120mm、高さ約20〜50mmの
円柱形状であり、図示したように、横x縦yの範囲内に
設けることが好ましい。xは約50〜120mmであ
り、yは0〜約500mmの範囲である。このような範
囲内にトランスデューサ11を設けることにより、身体
に対し効果的に音響振動を付加できるとともに支持板1
4を介して椅子本体5のフレーム(不図示)等を介して
椅子全体に音響振動を伝えることができ、身体全体に振
動を伝えてマッサージ効果を高めることができる。
1は、支持板14に固定された状態で椅子本体の左右方
向のほぼ中央部に設けられる。各トランスデューサ11
は、直径約50〜120mm、高さ約20〜50mmの
円柱形状であり、図示したように、横x縦yの範囲内に
設けることが好ましい。xは約50〜120mmであ
り、yは0〜約500mmの範囲である。このような範
囲内にトランスデューサ11を設けることにより、身体
に対し効果的に音響振動を付加できるとともに支持板1
4を介して椅子本体5のフレーム(不図示)等を介して
椅子全体に音響振動を伝えることができ、身体全体に振
動を伝えてマッサージ効果を高めることができる。
【0019】図3は、トランスデューサ11の取付け部
の断面図である。図示したように、トランスデューサ1
1は、アルミやステンレス等の金属板または強化プラス
チック等の剛性樹脂板からなる支持板14に固定され、
その周囲はウレタン樹脂等のクッション材15で囲まれ
る。この場合、トランスデューサ11を収容するクッシ
ョン材15の切欠き部15aは、トランスデューサ11
の形状に合せて円形にしてもよいし、あるいは矩形また
は溝状であってもよい。
の断面図である。図示したように、トランスデューサ1
1は、アルミやステンレス等の金属板または強化プラス
チック等の剛性樹脂板からなる支持板14に固定され、
その周囲はウレタン樹脂等のクッション材15で囲まれ
る。この場合、トランスデューサ11を収容するクッシ
ョン材15の切欠き部15aは、トランスデューサ11
の形状に合せて円形にしてもよいし、あるいは矩形また
は溝状であってもよい。
【0020】トランスデューサ11の上面はクッション
材15の上面より高さzだけ低くする。高さzは5〜5
0mm程度である。5mm以下にすると人体に対する局
部的な振動の影響が大きすぎ、また50mm以上にする
と振動が充分に人体に伝わらないからである。この高さ
zは椅子の構造やクッション材の材質およびトランスデ
ューサの能力等によって定める。
材15の上面より高さzだけ低くする。高さzは5〜5
0mm程度である。5mm以下にすると人体に対する局
部的な振動の影響が大きすぎ、また50mm以上にする
と振動が充分に人体に伝わらないからである。この高さ
zは椅子の構造やクッション材の材質およびトランスデ
ューサの能力等によって定める。
【0021】このようにクッション材15とともに支持
板14に固定されたトランスデューサ11は、前述の椅
子型マッサージ装置の背もたれ部2および下脚部4の内
部に装着され、それぞれ支持板14が椅子本体5のフレ
ーム(不図示)に固定される。これによりトランスデュ
ーサ11の振動が身体に伝わるとともに椅子本体全体を
振動させてマッサージの快適感を高めることができる。
この場合、支持板14の取付け位置を変えてトランスデ
ューサ11の位置を調整することができる。支持板14
上でトランスデューサ11を位置調整可能に取付けても
よい。
板14に固定されたトランスデューサ11は、前述の椅
子型マッサージ装置の背もたれ部2および下脚部4の内
部に装着され、それぞれ支持板14が椅子本体5のフレ
ーム(不図示)に固定される。これによりトランスデュ
ーサ11の振動が身体に伝わるとともに椅子本体全体を
振動させてマッサージの快適感を高めることができる。
この場合、支持板14の取付け位置を変えてトランスデ
ューサ11の位置を調整することができる。支持板14
上でトランスデューサ11を位置調整可能に取付けても
よい。
【0022】このような支持板14、クッション材15
およびトランスデューサ11は一体ユニットとして、椅
子本体5の表面側に着脱可能に装着する構成としてもよ
い。この場合、トランスデューサ11が直接身体に触れ
ないように、保護布16を表面側に設けることが望まし
い。これにより快適な体感振動が得られるとともに、微
細な塵埃等がトランスデューサ11内に進入することを
防止する。このような保護布16は、前述のようにトラ
ンスデューサを椅子本体の内部に装着する場合において
も同様に設けてもよい。トランスデューサを椅子本体の
表面側に設けるとその厚さ分が表面に突出するため、そ
の段差をなくす(または緩和する)ために他の部分に適
当な厚さの表皮材を設けてもよい。
およびトランスデューサ11は一体ユニットとして、椅
子本体5の表面側に着脱可能に装着する構成としてもよ
い。この場合、トランスデューサ11が直接身体に触れ
ないように、保護布16を表面側に設けることが望まし
い。これにより快適な体感振動が得られるとともに、微
細な塵埃等がトランスデューサ11内に進入することを
防止する。このような保護布16は、前述のようにトラ
ンスデューサを椅子本体の内部に装着する場合において
も同様に設けてもよい。トランスデューサを椅子本体の
表面側に設けるとその厚さ分が表面に突出するため、そ
の段差をなくす(または緩和する)ために他の部分に適
当な厚さの表皮材を設けてもよい。
【0023】図4は、トランスデューサ11を押圧部8
と重なる位置に設けた場合の構成図である。この場合に
は、支持板14は左右の揉み玉7間に入る大きさとし、
適当な連結部材(不図示)を介して椅子本体のフレーム
(不図示)に固定される。支持板14と押圧部8との間
には保護布17を設けて相互の接触を避ける。これによ
りトランスデューサ側と押圧部側が機構的に分離され、
相互の振動の影響や機構的な干渉が防止され安定した振
動作用やマッサージ機能が得られる。この場合、トラン
スデューサ11および押圧部8は、人体側に対しトラン
スデューサ11の表面側に設けた保護布16(または椅
子本体の表皮材)により分離されるため、全体として人
体部とトランスデューサ部と押圧部の3層構造となる。
と重なる位置に設けた場合の構成図である。この場合に
は、支持板14は左右の揉み玉7間に入る大きさとし、
適当な連結部材(不図示)を介して椅子本体のフレーム
(不図示)に固定される。支持板14と押圧部8との間
には保護布17を設けて相互の接触を避ける。これによ
りトランスデューサ側と押圧部側が機構的に分離され、
相互の振動の影響や機構的な干渉が防止され安定した振
動作用やマッサージ機能が得られる。この場合、トラン
スデューサ11および押圧部8は、人体側に対しトラン
スデューサ11の表面側に設けた保護布16(または椅
子本体の表皮材)により分離されるため、全体として人
体部とトランスデューサ部と押圧部の3層構造となる。
【0024】上記実施形態は椅子型マッサージ装置であ
るが、本発明はマット型のマッサージ装置あるいはその
他の局部的なマッサージ装置に対しても適用可能であ
る。またマッサージ動作を行う押圧部の構成は、揉み玉
を用いる構成に限らず他の機械的押圧機構を用いてもよ
い。また機械的押圧機構に限らず、空気圧を用いたエア
クッション式の押圧部であっても本発明は適用可能であ
る。
るが、本発明はマット型のマッサージ装置あるいはその
他の局部的なマッサージ装置に対しても適用可能であ
る。またマッサージ動作を行う押圧部の構成は、揉み玉
を用いる構成に限らず他の機械的押圧機構を用いてもよ
い。また機械的押圧機構に限らず、空気圧を用いたエア
クッション式の押圧部であっても本発明は適用可能であ
る。
【0025】また、トランスデューサは背もたれ部ある
いは下脚部のいずれか一方にのみ設けてもよい。あるい
はトランスデューサを2個以上設けてもよい。
いは下脚部のいずれか一方にのみ設けてもよい。あるい
はトランスデューサを2個以上設けてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、押圧
部によるマッサージ作用に加えてトランスデューサによ
る体感振動が付与されるため、相乗効果により揉みほぐ
し効果や癒し効果が高まり快適感が増進される。
部によるマッサージ作用に加えてトランスデューサによ
る体感振動が付与されるため、相乗効果により揉みほぐ
し効果や癒し効果が高まり快適感が増進される。
【図1】 本発明の実施形態の側面構成図。
【図2】 図1の実施形態の正面図。
【図3】 本発明のトランスデューサ取付け部の断面
図。
図。
【図4】 トランスデューサと押圧部が重なる場合の構
成説明図。
成説明図。
1:マッサージ装置、2:背もたれ部、3:腰掛け部、
4:下脚部、5:椅子本体、6:台フレーム、7:揉み
玉、8:押圧部、9:操作器、10:スピーカ、11:
トランスデューサ、12:アンプ、13:音源、14:
支持板、15:クッション材、15a:切欠き部、1
6,17:保護布。
4:下脚部、5:椅子本体、6:台フレーム、7:揉み
玉、8:押圧部、9:操作器、10:スピーカ、11:
トランスデューサ、12:アンプ、13:音源、14:
支持板、15:クッション材、15a:切欠き部、1
6,17:保護布。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61H 23/02 336 A61H 23/02 336 340 340 344 344 (72)発明者 竹下 暢彦 東京都千代田区神田駿河台三丁目4番地 リビングテクノロジー株式会社内 Fターム(参考) 3B084 JA03 JC12 JD02 4C074 AA03 AA04 BB05 CC01 DD07 EE03 GG03 HH02 4C100 AD11 AE15 BB03 CA06 DA05 EA09
Claims (1)
- 【請求項1】身体の一部を押圧してマッサージ動作する
押圧部と、音声信号を体感振動に変換するトランスデュ
ーサとを備えたマッサージ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000221612A JP2002035068A (ja) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | マッサージ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000221612A JP2002035068A (ja) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | マッサージ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002035068A true JP2002035068A (ja) | 2002-02-05 |
Family
ID=18715982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000221612A Pending JP2002035068A (ja) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | マッサージ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002035068A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006271847A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Pioneer Electronic Corp | スピーカ内蔵シート |
JP2007125071A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Yoshida Dental Mfg Co Ltd | 骨伝導スピーカ内蔵の頭部保持装置 |
KR200450873Y1 (ko) | 2010-07-06 | 2010-11-08 | 김석진 | 유아용 체감 카시트 |
-
2000
- 2000-07-24 JP JP2000221612A patent/JP2002035068A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006271847A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Pioneer Electronic Corp | スピーカ内蔵シート |
JP4559897B2 (ja) * | 2005-03-30 | 2010-10-13 | パイオニア株式会社 | スピーカ内蔵シート |
JP2007125071A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Yoshida Dental Mfg Co Ltd | 骨伝導スピーカ内蔵の頭部保持装置 |
KR200450873Y1 (ko) | 2010-07-06 | 2010-11-08 | 김석진 | 유아용 체감 카시트 |
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