JPH09116659A - 画像記録装置並びにオプション装置および画像記録システム並びに画像記録システムの制御方法 - Google Patents

画像記録装置並びにオプション装置および画像記録システム並びに画像記録システムの制御方法

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JPH09116659A
JPH09116659A JP7268921A JP26892195A JPH09116659A JP H09116659 A JPH09116659 A JP H09116659A JP 7268921 A JP7268921 A JP 7268921A JP 26892195 A JP26892195 A JP 26892195A JP H09116659 A JPH09116659 A JP H09116659A
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Shinichiro Maekawa
真一郎 前川
Satoshi Nagata
聡 永田
Shigeru Ueda
茂 上田
Satoru Egawa
哲 江川
Yutaka Tokura
豊 戸倉
Youichi Toyokura
洋一 豊倉
Akihiro Nakamura
彰浩 中村
Junichi Kimizuka
純一 君塚
Koichiro Akimoto
浩一郎 秋元
Masaaki Shimizu
正明 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オプション装置の接続の汎用性を高めつつ、
ユーザが要求する種々のオプション装置を自在に組み合
せてシステム化することである。 【解決手段】 ビデオコントローラ103が接続された
各4段カセットオプションユニット65,ペーパデッキ
オプションユニット40,ソータオプションユニット5
0から所定のオプション情報を獲得したら、該獲得され
た各オプション情報をRAMに格納しておき、該格納さ
れた各オプション情報に基づいて認識された各オプショ
ン装置に識別情報(ID=0〜4)を発行し、該発行さ
れた識別情報を確認して統括コントローラ105が各オ
プション装置を統括制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部機器から入力され
る印刷情報に基づいて記録媒体に画像を記録可能な画像
記録装置に給送するあるいは排送する記録媒体のハンド
リングを制御するオプション装置を接続可能な画像記録
装置並びに画像記録装置用オプション装置および画像記
録システム並びに画像記録システムの制御方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プロセスを用いたレーザ
プリンタ等の画像記録装置は、図20の様に構成されて
いた。
【0003】図20は、従来の画像記録装置の制御構成
を説明する概略ブロック図であり、基本となる画像記録
装置に対してペーパハンドリング機能(例えばペーパデ
ッキからの記録媒体の給送機能,排紙される記録媒体の
仕分け機能)を拡張可能な場合に対応する。
【0004】図において、1001は画像記録装置本体
であり、後述するビデオコントローラ1002およびエ
ンジンコントローラ1003を有している。ビデオコン
トローラ1002は主に画像処理に関わる制御を行うも
ので、パーソナルコンピュータ等の外部装置1009か
らセントロニクスインタフェース等の汎用インタフェー
スを介して、送られてきた画像情報をビットデータに展
開する。
【0005】エンジンコントローラ1003は主に電子
写真プロセスに関わる帯電、露光、現像、転写、定着お
よび紙搬送等の制御を行う。1004はビデオインタフ
ェースで、ビデオコントローラ1002と、エンジンコ
ントローラ1003とを結び、相互の通信を可能として
いる。
【0006】1005はペーパデッキオプションで、大
量の記録紙を収納して、エンジンコントローラ1003
の命令に応じて、画像記録装置本体1001に記録紙を
給紙する。1006ペーパデッキインタフェースで、エ
ンジンコントローラ1003とペーパデッキオプション
1005とを結び、相互の通信を可能にしている。
【0007】1007はソータオプションで、複数の積
載トレー(図示しない排紙ビンを複数備える)を有し、
画像記録装置本体1001から排出された記録済の記録
紙を、エンジンコントローラ1003の命令により、所
定の分類(グループ別等)に仕分けして積載するもので
ある。1008はソータインタフェースで、エンジンコ
ントローラ1003とソータオプションとを結び、相互
の通信を可能にしている。
【0008】上記構成において、ビデオコントローラ1
002は外部装置から画像情報と印刷命令とを受取る
と、ビデオインタフェース1004を介して、画像情報
をビットデータに変換したビデオ信号および印字命令を
エンジンコントローラ1003に送出する。また、この
ときビデオコントローラ1002は、外部装置あるいは
ビデオコントローラ1002に接続されたオペレーショ
ンパネル(不図示)からのユーザの指示に基づいて、ペ
ーパデッキオプション1005の使用やソータオプショ
ン1007の使用に関する指示も送出する。
【0009】そして、エンジンコントローラ1003
は、画像記録装置本体1001が内蔵する電子写真プロ
セス即ち、帯電、露光、現像、転写、定着および紙搬送
等に関わる部材並びにデバイスを制御して、受信したビ
デオ信号に基づく画像記録を行う。
【0010】また同時に、ビデオコントローラ1002
の指示に基づき、ペーパデッキインタフェース1006
を介して、ペーパデッキオプション1005を制御して
給紙タイミングの指示等を行ない、更に、ソータインタ
フェース1008を介して、ソータオプションを制御し
て記録紙の仕分け指示等を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいては下記のような問題点があった。すなわち、上記
従来例においては、エンジンコントローラ1003と各
オプションユニットが1対1で接続されており、その組
み合わせは固定されていた。
【0012】従って、オプションユニットを高機能化す
るためには、それを制御するエンジンコントローラ10
03もそれに付随して能力を向上させる必要があった。
【0013】近年、電子記録装置が使用される環境は多
様化し、これに伴って装備するオプションユニットの高
機能化や、多種オプションユニットを自由に組み合わせ
て使用することが望まれている。
【0014】しかしながら、従来の構成で、多種多様な
オプションユニットを制御可能とするには、エンジンコ
ントローラ自体の電子写真プロセス制御以外の制御対象
が増大し、エンジンコントローラのコストを増大させて
いた。これは、特に、オプションユニットを使用しない
ユーザにとっては、全く無駄なコストアップとなってし
まう等の問題点があった。
【0015】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第16の発
明の目的は、各オプション装置とのデータ通信形態を統
合して、印刷装置本体の制御系と独立してオプション装
置を統括制御することにより、接続可能なオプション資
源に対する制御情報をあらかじめ印刷装置本体に設ける
ことなく、独立した制御系で各オプション装置を統括制
御し、オプション装置の接続の汎用性を高めつつ、ユー
ザが要求する種々のオプション装置を自在に組み合せて
システム化を安価に図ることができるシステム環境を提
供すると共に、接続された各オプション装置の動作状態
をユーザに明示して、各オプション装置作動中における
ユーザによる誤った操作を回避でき、トラブル発生を未
然に防止できる画像記録装置並びにオプション装置およ
び画像記録システム並びに画像記録システムの制御方法
を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、印刷装置本体に対して所定の拡張処理を行う複数の
オプション装置を接続可能な画像記録装置において、接
続された各オプション装置から所定のオプション情報を
獲得する獲得手段と、前記獲得手段により獲得された各
オプション情報を格納するオプション情報格納手段と、
前記オプション情報格納手段に格納された各オプション
情報に基づいて認識された各オプション装置に識別情報
を発行する発行手段と、前記発行手段により発行された
識別情報を確認して各オプション装置を統括制御する統
括制御手段とを設けたものである。
【0017】本発明に係る第2の発明は、前記統括制御
手段を前記印刷装置本体といずれかのオプション装置と
の間で着脱自在となるユニットに収納したものである。
【0018】本発明に係る第3の発明は、前記印刷装置
本体の状態を表示する表示手段と、前記発行手段により
発行された識別情報を確認して前記獲得手段が獲得した
オプション情報を前記表示手段に表示する表示制御手段
を設けたものである。
【0019】本発明に係る第4の発明は、前記ユニット
と各オプション装置とを同一のインタフェースを介して
シリアル通信可能に構成したものである。
【0020】本発明に係る第5の発明は、前記オプショ
ン情報は、各オプション装置に記憶される文字情報また
はイメージ情報とするものである。
【0021】本発明に係る第6の発明は、印刷装置本体
に接続されて所定の拡張処理を行うオプション装置にお
いて、前記印刷装置本体に転送するオプション情報を格
納する格納手段と、前記所定の拡張処理および前記印刷
装置本体との通信処理を制御するオプション制御手段と
を有するものである。
【0022】本発明に係る第7の発明は、印刷装置本体
を制御するエンジン制御手段を備える印刷装置と前記印
刷装置本体に対して所定のオプション処理を行うオプシ
ョン装置とが通信可能な画像記録システムにおいて、接
続された各オプション装置から所定のオプション情報を
獲得する獲得手段と、前記獲得手段により獲得された各
オプション情報を格納するオプション情報格納手段と、
前記オプション情報格納手段に格納された各オプション
情報に基づいて認識された各オプション装置に識別情報
を発行する発行手段と、前記発行手段により発行された
識別情報を確認して各オプション装置を統括制御する統
括制御手段とを備える印刷装置と、前記印刷装置本体に
転送するオプション情報を格納する格納手段と、前記所
定の拡張処理および前記印刷装置本体との通信処理を制
御するオプション制御手段とを備える複数のオプション
装置とを有するものである。
【0023】本発明に係る第8の発明は、印刷装置本体
に対して所定の拡張処理を行う複数のオプション装置を
接続可能な画像記録装置において、接続された各オプシ
ョン装置から所定のオプション情報を獲得する獲得手段
と、前記獲得手段により獲得された各オプション情報を
格納するオプション情報格納手段と、前記オプション情
報格納手段に格納された各オプション情報に基づいて認
識された複数のオプション装置を組み合せた仮想オプシ
ョンユニットに対して識別情報を発行する発行手段と、
前記発行手段により発行された識別情報を確認して仮想
オプションユニットを統括制御する仮想オプション制御
手段とを設けたものである。
【0024】本発明に係る第9の発明は、仮想オプショ
ンユニットは、記録媒体を収納する複数段の給紙手段を
備えるオプション装置を複数組み合せて構成したもので
ある。
【0025】本発明に係る第10の発明は、前記統括制
御手段は、前記仮想オプションユニットが単段の給紙手
段を備える単一のオプション装置であると仮想して、前
記給紙手段からの給紙を統括制御するものである。
【0026】本発明に係る第11の発明は、前記オプシ
ョン装置は、前記印刷装置本体との通信データに基づい
てオプション装置本体の動作状態表示を行う表示手段を
有するものである。
【0027】本発明に係る第12の発明は、前記通信デ
ータは、用紙名称,指定給紙段,ジョブ名称,ホスト識
別情報のいずれかまたはこれらの組合せ情報であるもの
である。
【0028】本発明に係る第13の発明は、前記印刷装
置本体に対して駆動中のオプション装置を識別表示する
表示部材を各オプション装置に設けたものである。
【0029】本発明に係る第14の発明は、いずれかの
オプション装置は、記録媒体を前記印刷装置本体に給送
する給紙ユニットで構成したものである。
【0030】本発明に係る第15の発明は、いずれかの
オプション装置は、画像記録が終了して前記印刷装置本
体から排紙される記録媒体を仕分ける排紙ユニットで構
成したものである。
【0031】本発明に係る第16の発明は、印刷装置本
体を制御するエンジン制御手段を備える印刷装置と前記
印刷装置本体に対して所定のオプション処理を行うオプ
ション装置とが通信可能な画像記録システムの制御方法
において、接続された各オプション装置から所定のオプ
ション情報を獲得する獲得工程と、該獲得された各オプ
ション情報を記憶媒体に格納する格納工程と、該格納さ
れた各オプション情報に基づいて認識された各オプショ
ン装置に識別情報を発行する発行工程とを有するもので
ある。
【0032】
【作用】第1の発明においては、獲得手段が接続された
各オプション装置から所定のオプション情報を獲得した
ら、該獲得された各オプション情報をオプション情報格
納手段に格納しておき、該格納された各オプション情報
に基づいて認識された各オプション装置に発行手段が識
別情報を発行し、該発行された識別情報を確認して統括
制御手段が各オプション装置を統括制御して、各オプシ
ョン装置から獲得したオプション情報に従って印刷装置
本体と各オプション装置との固有の処理を制御すること
を可能とする。
【0033】第2の発明においては、前記統括制御手段
を前記印刷装置本体といずれかのオプション装置との間
で着脱自在となるユニットに収納して、所望とするオプ
ション装置の制御系と印刷装置本体の制御系とを分離独
立してシステム化を図ることを可能とする。
【0034】第3の発明においては、前記発行手段によ
り発行された識別情報を確認して表示制御手段が前記獲
得手段が獲得したオプション情報を前記表示手段に表示
して、接続されたオプション装置から状態表示等に必要
な情報を適宜獲得して表示を行うことを可能とする。
【0035】第4の発明においては、前記ユニットと各
オプション装置とを同一のインタフェースを介してシリ
アル通信可能として、各オプション装置との通信機構を
汎用化することを可能とする。
【0036】第5の発明においては、オプション情報
は、各オプション装置に記憶される文字情報またはイメ
ージ情報とし、前記発行手段により発行された識別情報
を確認して表示制御手段が前記獲得手段が獲得した各オ
プション装置に記憶される文字情報またはイメージ情報
を前記表示手段に表示して、接続されたオプション装置
から状態表示等に必要な文字,イメージを適宜獲得して
表示を行うことを可能とする。
【0037】第6の発明においては、格納手段に格納さ
れた前記印刷装置本体に転送するオプション情報をオプ
ション制御手段が印刷装置本体に転送して、接続された
オプション装置の制御に必要な情報を該オプション装置
自身から獲得することを可能とする。
【0038】第7の発明においては、格納手段に格納さ
れた前記印刷装置本体に転送するオプション情報をオプ
ション制御手段が印刷装置本体に転送すると、獲得手段
が転送されたオプション情報を獲得し、該獲得された各
オプション情報をオプション情報格納手段に格納してお
き、該格納された各オプション情報に基づいて発行手段
が認識された各オプション装置に識別情報を発行し、該
発行された識別情報を確認して統括制御手段が各オプシ
ョン装置を統括制御して、印刷装置本体の制御構成を変
更することなく、接続された各オプション装置から獲得
した該オプション装置自身のオプション情報に基づいて
各オプション装置を制御することを可能とする。
【0039】第8の発明においては、獲得手段が接続さ
れた各オプション装置から所定のオプション情報を獲得
したら、該獲得された各オプション情報をオプション情
報格納手段に格納しておき、該格納された各オプション
情報に基づいて発行手段が認識された複数のオプション
装置を組み合せた仮想オプションユニットに対して識別
情報を発行し、該発行された識別情報を確認して仮想オ
プション制御手段が仮想オプションユニットを統括制御
して、システム化される物理的なオプション装置の単体
構成ばかりでなく、複合化されたオプション装置を1つ
の仮想オプション装置とみなして複合的オプション機能
を付加することを可能とする。
【0040】第9の発明においては、記録媒体を収納す
る複数段の給紙手段を備えるオプション装置を複数組み
合された仮想オプションユニットを仮想オプション制御
手段が制御して、システム化される物理的なオプション
装置の単体構成ばかりでなく、複合化されたオプション
装置を1つの仮想オプション装置とみなして複合的なシ
ートアレンジメント処理を可能とする。
【0041】第10の発明においては、前記統括制御手
段は、前記仮想オプションユニットが単段の給紙手段を
備える単一のオプション装置であると仮想して、前記給
紙手段からの給紙を統括制御して、記録媒体を大量給紙
するオプション装置として仮想オプションユニットを仮
想的に機能させることを可能とする。
【0042】第11の発明においては、前記オプション
装置の表示手段が前記印刷装置本体との通信データに基
づいてオプション装置本体の動作状態表示を行い、印刷
装置本体との通信データの内容をユーザが確認すること
を可能とする。
【0043】第12の発明においては、用紙名称,指定
給紙段,ジョブ名称,ホスト識別情報のいずれかまたは
これらの組合せ情報等の通信データを表示手段が表示し
て、印刷装置本体から転送された通信データの内容から
当該オプション装置における用紙名称,指定給紙段,ジ
ョブ名称,ホスト識別情報のいずれかまたはこれらの組
合せ情報をユーザが認識することを可能とする。
【0044】第13の発明においては、オプション装置
に設けられた表示部材が前記印刷装置本体に対して駆動
中である旨を識別表示し、当該オプション装置の状態に
応じてユーザに警告することを可能とする。
【0045】第14の発明においては、前記印刷装置本
体に対して給紙ユニットを接続して、印刷装置自体の給
紙能力を越える給紙機能を付加することを可能とする。
【0046】第15の発明においては、前記印刷装置本
体に対して排紙ユニットを接続して、印刷装置自体の排
紙能力を越える多彩な排紙機能を付加することを可能と
する。
【0047】第16の発明においては、接続された各オ
プション装置から所定のオプション情報を獲得し、該獲
得された各オプション情報を記憶媒体に格納し、該格納
された各オプション情報に基づいて認識された各オプシ
ョン装置に識別情報を発行して、接続されたオプション
装置から獲得したオプション情報を利用してシステムア
ップされた各オプション装置を確実に識別して統括制御
することを可能とする。
【0048】
【実施例】以下、本発明に係る画像記録装置の実施例を
図面を参照して詳細に説明する。
【0049】〔第1実施例〕図1は、本発明の第1実施
例を示す画像記録装置の構成を説明するブロック図であ
り、例えばレーザビームプリンタの場合を示してある。
なお、本実施例を適用する画像記録装置は、レーザビー
ムプリンタに限られるものではなく、インクジェットプ
リンタ等他のプリント方式のプリンタでも良いことは言
うまでもない。また、以下の説明および図においては、
オプションユニットを二台接続した例を説明するが、さ
らに多くのオプションユニットを接続することができ
る。以下、構成および動作について説明する。
【0050】図1において、110はホストコンピュー
タ等の外部機器で、画像記録装置本体101と通信して
印刷情報(所定のプリンタ言語に基づくコードデータ等
の制御情報,イメージデータ等を含む)を転送する。な
お、本実施例では画像記録装置本体101はレーザビー
ムプリンタエンジンで構成される場合を示す。102は
エンジンコントローラで、イメージデータ(2値または
多値データ)に基づいて周知の電子写真プロセスによっ
て感光ドラム上に潜像を形成し、用紙に転写して定着し
印字を行う。
【0051】103はビデオコントローラで、インタフ
ェース28を介してエンジンコントローラ102に接続
され、ホストコンピュータ等の外部機器110から送ら
れるコードデータ(ESCコード)、各種PDL(ポス
トスクリプト,LIPSIII,IV,CaPSL等)
を受け、このコードデータに基づいてドットデータから
なるページ情報を生成しエンジンコントローラ102に
対してインタフェース28によってイメージデータを送
信する。
【0052】104はパネルコントローラで、ユーザ
(操作者)とのインタフェースを行うパネル部(不図
示)との入出力を制御する。ユーザは、パネル部(不図
示)を操作することによって、レーザビームプリンタ1
01に所定の動作を指示することができ、設定された各
種データ等は不揮発性のメモリ(NVRAM,EEPR
OM)に記憶管理される。
【0053】105は統括コントローラで、1台以上の
オプションユニットを統括して制御する統括コントロー
ラで、各種オプション装置に具備されるオプションコン
トローラと通信して各種オプション装置を統括的に制御
する。
【0054】107は4段カセットコントローラで、後
述するオプション装置としての4段カセットオプション
ユニットを制御する。108はペーパデッキコントロー
ラで、後述するオプション装置としてのペーパデッキオ
プションユニットを制御する。109はソータコントロ
ーラで、後述するオプション装置としてのソータオプシ
ョンユニットを制御する。
【0055】なお、統括コントローラ105は、後述す
る共通のオプションユニットインタフェース70によっ
てそれぞれのオプションユニットを管理し、統括インタ
フェース106を介してビデオコントローラ103と通
信する。本実施例は、給排紙オプションユニットを統括
コントローラ105を経由してビデオコントローラ10
3が制御することが特徴である。
【0056】図2は、本発明に係る画像記録装置とその
オプションユニットによる画像記録システムの構成を説
明する概略断面図である。
【0057】図2において、1はレーザビームプリンタ
本体(以下「本体」という)であり、カセット2に収容
された記録紙Sは、給紙ローラ3によって本体1内に供
給される。また、オプション給紙ローラ4は、その詳細
を後述する給紙オプションから給紙された記録紙Sを本
体1内へ供給する。
【0058】そして、給紙ローラ3およびオプション給
紙ローラ4の下流には、記録紙Sを同期搬送するレジス
トローラ対5が設けられ、レジストローラ対5の下流に
は、レーザスキャナ部6から発したレーザ光によって、
記録紙S上にトナー像を形成する画像記録部7が設けら
れている。
【0059】更に、画像記録部7の下流には、記録紙S
上に形成されたトナー像を熱定着する定着器8が設けら
れ、定着器8の下流には、排紙部の紙搬送状態を検知す
る排紙センサ9、記録紙Sを搬送する搬送ローラ10、
記録が完了した記録紙Sの搬送方向を切換えるフラッパ
11等が設けられている。フラッパ11の切換えによ
り、記録紙Sは排紙ローラ12を通過して積載トレイ1
3に積載されるか、排紙オプションに搬送すべくオプシ
ョン排紙ローラ14へ搬送される。
【0060】また、レーザスキャナ部6は、後述するビ
デオコントローラ103から送出される画像信号(画像
信号VDO)に基づいて変調されたレーザ光を発光する
レーザユニット15、このレーザユニット15からのレ
ーザ光を感光ドラム20上に走査するポリゴンモータ1
6、走査方向のレーザ光位置を検出するビーム検出器1
7、結像レンズ群18および折返ミラー19等により構
成されている。
【0061】さらに、前記画像記録部7は、公知の電子
写真プロセスに必要な、感光ドラム20、前露光ランプ
21、一次帯電器22、現像器23、転写帯電器24、
クリーナ25等から構成されている。
【0062】なお、エンジンコントローラ102は、レ
ーザスキャナ部6、画像記録部7、定着器8による電子
写真プロセスの制御、および本体1内の記録紙の搬送制
御を行う。また、ビデオコントローラ103で、パーソ
ナルコンピュータ等の外部装置(不図示)と汎用インタ
フェース(セントロニクスやRS232C等)で接続さ
れ、汎用インタフェースを介して送られてくる画像情報
をビットデータに展開し、そのビットデータを信号VD
Oとして、エンジンコントローラ102へ送る。また、
28はビデオインタフェースで、ビデオコントローラ1
03とエンジンコントローラ102の間の通信を可能に
する。
【0063】次に、本体1に着脱可能に接続された各種
オプションユニットについて説明する。
【0064】32はオプション統括ユニットで、各種オ
プションユニットを統括して制御する統括コントローラ
105を備え、統括コントローラ105は、コネクタ3
1により接続される統括インタフェース106を介し
て、ビデオコントローラ103に接続される。また、給
紙系オプションユニットからの記録紙搬送を中継する給
紙中継搬送ローラ33と給紙中継搬送路34、および、
排紙系オプションへの記録紙搬送を中継する排紙中継搬
送ローラ35と排紙中継搬送路36を備えている。
【0065】65は記録紙Sを収容する4段カセットオ
プションユニットであり、カセット69a,69b,6
9c,69dの4段を備え、指定されたいずれかのカセ
ットから各々給紙ローラ67a,67b,67c,67
dによって所定サイズの記録紙Sを給紙する。また、他
の給紙系オプションユニットからの記録紙搬送を中継す
る給紙中継搬送ローラ67a,67b,67c,67d
と給紙中継搬送路85、および、排紙系オプションへの
記録紙搬送を中継する排紙中継搬送ローラ66と排紙中
継搬送路86を備えている。なお、4段カセットオプシ
ョンユニット65は、4段カセットコントローラ107
によって制御される。
【0066】40は記録紙Sを収容する大容量のペーパ
デッキオプションユニットで、昇降するペーパデッキ4
1を備え、そのペーパデッキ41上に積載された記録紙
Sを、必要に応じてペーパデッキ給紙ローラ群42を用
いて給紙する。また、他の給紙系オプションユニットか
らの記録紙搬送を中継する給紙中継搬送ローラ43と給
紙中継搬送路44、および、排紙系オプションへの記録
紙搬送を中継する排紙中継搬送ローラ45と排紙中継搬
送路46を備えている。なお、ペーパデッキオプション
ユニット40は、ペーパデッキコントローラ108によ
って制御される。
【0067】50はソータオプションユニットで、複数
の排紙ビンとして、第一ビン51、第二ビン52、第三
ビン53および第四ビン54を備え、記録済みの記録紙
Sを仕分けして積載するものである。記録紙Sを各ビン
へ仕分けするには、第一フラッパ55、第二フラッパ5
6、第三フラッパ57および第四フラッパ58によって
行う。また、給紙系オプションからの記録紙搬送を中継
する給紙中継搬送ローラ61と給紙中継搬送路62、お
よび、他の排紙系オプションへの記録紙搬送を中継する
排紙中継搬送ローラ60と排紙中継搬送路59を備えて
いる。なお、ソータオプションユニット50は、ソータ
コントローラ109によって制御される。
【0068】さらに、本体1において、26は操作パネ
ルであり、ビットマップ表示が可能なLCDと状態を示
すLED、操作キーによって構成され、この内部にパネ
ルコントローラ104も含まれる。不図示のインタフェ
ースケーブルによってビデオコントローラ103と接続
されており、ビデオコントローラ103の指示によって
動作する。
【0069】また、統括コントローラ105、4段カセ
ットコントローラ107、ペーパデッキコントローラ1
08およびソータコントローラ109は、コネクタ74
a,74bと、71a,71bおよびコネクタ72a,
72bで接続されるオプションユニットインタフェース
70により接続されている。また74a,71a,72
a,73aは同一のコネクタであり、74b,71b,
72bも同一のコネクタである。従って、ペーパデッキ
オプションユニット40と、ソータオプションユニット
50は、その上下を自在に入替えてユーザが意図する位
置に接続することも可能である。
【0070】図3は、図2に示した画像記録システムに
おける各コントローラとのインタフェースを説明する図
である。
【0071】この図に示すように、統括インタフェース
106は、シリアル通信インタフェース80と、詳細は
後述するOPTRDY信号81、POUTT信号82、
PFEDT信号83、SPCNG信号84の四本のハー
ド信号とで構成される。
【0072】シリアル通信インタフェース80を介し
て、ペーパデッキオプションユニット40への給紙指定
やソータオプションユニット50への排紙ビン指定など
のコマンドが、ビデオコントローラ103から送信さ
れ、ペーパデッキオプションユニット40の紙有無状態
やソータオプションユニット50の各排紙ビンの積載状
態等のステータスが、統括コントローラ105から送信
される。なお、統括コントローラ105とビデオコント
ローラ103とは、CPUバスで直結することもでき
る。
【0073】OPTRDY信号81は、ビデオコントロ
ーラ103が指定したオプションが使用できる状態にな
っているか否かを示す信号として機能する。また、PO
UTT信号82は本体1が記録紙を排紙するタイミング
信号として機能する。PFEDT信号83は本体1がオ
プションユニットから記録紙を受け入れられるタイミン
グを示す信号として機能する。SPCNG信号84は、
オプションユニット内を高速搬送されてきた記録紙Sを
スピードダウンして、本体1の搬送速度に整合させるた
めの信号として機能する。
【0074】なお、POUTT信号82、PFEDT信
号83、SPCNG信号84の三信号は、エンジンコン
トローラ102から出力され、ビデオインタフェース2
8を介し、ビデオコントローラ103をスルーして、統
括コントローラ105へ入力される。
【0075】図1、図2に示す構成において、ビデオコ
ントローラ103は、パーソナルコンピュータ等の外部
機器110から、画像情報および印字命令を受信する
と、ビデオインタフェース28を介してエンジンコント
ローラ102へ、印刷命令と画像情報を受信したエンジ
ンコントローラ102は、電子写真プロセスに関わる各
部材を制御してVDO信号に基づいて記録紙Sに画像を
記録するとともに、記録紙搬送に合わせて、POUTT
信号、PFEDT信号、SPCNG信号を所定のタイミ
ングで発生する。
【0076】一方、ビデオコントローラ103は、ペー
パデッキオプションユニット40への給紙指定、ソータ
オプションユニット50への排紙指定および排紙ビン指
定等を、シリアル通信インタフェース80を介して統括
コントローラ105へ送信する。
【0077】これに応じて、統括コントローラ105
は、統括インタフェース106を介して受取ったビデオ
コントローラ103からの指示およびハード信号の状態
に基づき、オプションユニットインタフェース70を介
して、4段カセットコントローラ107、ペーパデッキ
コントローラ108およびソータコントローラ109を
制御し、各オプションユニット内の紙搬送制御を統括し
て行う。
【0078】オプションユニットインタフェース70
は、統括コントローラ105からのクロック(不図示)
に同期してシリアルに8ビット単位でコマンド/ステー
タスのデータ通信を行う。接続は直列であり、自分より
後続するオプションユニットが存在しないと判断したオ
プションコントローラは、シリアルデータをループバッ
クし、データの方向は常に図3に示す通りとなる。
【0079】統括コントローラ105は、所定の間隔で
接続されたオプション分のコマンドを発行し、ステータ
スを獲得し、通常の状態監視と、ビデオコントローラ1
03からの指示に答える。8ビットを超えるデータに関
しては、所定の複数回のコマンド/ステータスを組み合
わせて通信を行う。
【0080】以下、本実施例と第1〜第4,第14,第
15の発明の各手段との対応およびその作用について図
1〜図3等を参照して説明する。
【0081】第1の発明は、印刷装置本体(本体1)に
対して所定の拡張処理を行う複数のオプション装置(本
実施例では、4段カセットオプションユニット65,ペ
ーパデッキオプションユニット40,ソータオプション
ユニット50等)を接続可能な画像記録装置において、
接続された各オプション装置から所定のオプション情報
を獲得する獲得手段(ビデオコントローラ103)と、
前記獲得手段により獲得された各オプション情報を格納
するオプション情報格納手段(RAM307)と、前記
オプション情報格納手段に格納された各オプション情報
に基づいて認識された各オプション装置に識別情報を発
行する発行手段(ビデオコントローラ103)と、前記
発行手段により発行された識別情報を確認して各オプシ
ョン装置を統括制御する統括制御手段(統括コントロー
ラ105)とを設け、ビデオコントローラ103が接続
された各4段カセットオプションユニット65,ペーパ
デッキオプションユニット40,ソータオプションユニ
ット50から所定のオプション情報を獲得したら、該獲
得された各オプション情報をRAM307に格納してお
き、該格納された各オプション情報に基づいて認識され
た各オプション装置に対して識別情報(ID=0〜4)
を発行し、該発行された識別情報を確認して統括コント
ローラ105が各オプション装置を統括制御して、各オ
プション装置から獲得したオプション情報に従って印刷
装置本体と各オプション装置との固有の処理を制御する
ことを可能とする。
【0082】第2の発明は、前記統括制御手段(統括コ
ントローラ105)を前記印刷装置本体といずれかのオ
プション装置との間で着脱自在となるユニット(オプシ
ョン統括ユニット32)に収納して、所望とするオプシ
ョン装置の制御系と印刷装置本体の制御系とを分離独立
してシステム化を図ることを可能とする。
【0083】第3の発明は、前記発行手段(ビデオコン
トローラ103)により発行された識別情報を確認して
表示制御手段(パネルコントローラ104)が前記獲得
手段が獲得したオプション情報を前記表示手段(操作パ
ネル26)に表示して、接続されたオプション装置から
状態表示等に必要な情報を適宜獲得して表示を行うこと
を可能とする。
【0084】第4の発明は、前記ユニット(オプション
統括ユニット32)と各オプション装置(ビデオコント
ローラ103が接続された各4段カセットオプションユ
ニット65,ペーパデッキオプションユニット40,ソ
ータオプションユニット50)とを同一のインタフェー
ス(オプションユニットインタフェース70)を介して
シリアル通信可能として、各オプション装置との通信機
構を汎用化することを可能とする。
【0085】第14の発明は、いずれかのオプション装
置は、記録媒体を前記印刷装置本体に給送する給紙ユニ
ット(4段カセットオプションユニット65,ペーパデ
ッキオプションユニット40)で構成し、前記印刷装置
本体に対して給紙ユニットを接続して、印刷装置自体の
給紙能力を越える給紙機能を付加することを可能とす
る。
【0086】第15の発明は、いずれかのオプション装
置は、画像記録が終了して前記印刷装置本体から排紙さ
れる記録媒体を仕分ける排紙ユニット(ソータオプショ
ンユニット50)で構成し、前記印刷装置本体に対して
排紙ユニットを接続して、印刷装置自体の排紙能力を越
える多彩な排紙機能を付加することを可能とする。
【0087】図4は、図1に示したビデオコントローラ
103の詳細構成を説明するブロック図である。
【0088】図において、301はパネルインタフェー
ス部で、パネルコントローラ104とのデータ通信によ
って、操作者からの諸設定、指示をパネルコントローラ
104から受け取る。302はホストインタフェース部
で、ホストコンピュータ等の外部機器101との信号の
入出力部として機能する。306はエンジンインタフェ
ース部で、エンジンコントローラ102との信号の入出
力部として機能し、不図示の出力バッファレジスタから
データ信号送出を行うとともにプリンタエンジンとの通
信制御を行う。
【0089】303は画像データ発生部で、外部機器1
01より送られる制御コードデータに基づいて実際の印
字のためのビットマップデータを発生する。305は画
像メモリで、画像データを格納する。309はCPU
で、ビデオコントローラ103全体の制御を司る。30
4はROMで、CPU309の制御コードを格納する。
307はRAMで、CPU309の使用するデータを一
時的に記憶する。310はEEPROMで、パネル部か
ら設定されたデータ等を不揮発性に記憶する。308は
DMA制御部で、CPU309からの指示により画像メ
モリ内のビットマップデータを、エンジンインタフェー
ス部306に転送する。
【0090】311はシステムバスで、アドレスバスお
よびデータバスを備え、パネルインタフェース部30
1、ホストインタフェース部302、画像データ発生部
303、ROM304、画像メモリ305、エンジンイ
ンタフェース部306、RAM307、DMA制御部3
08、CPU309およびEEPROM310が各々接
続され、システムバス311上にある全ての機能部にア
クセス可能である。
【0091】312はオプションインタフェース部であ
り、CPU309からの指示に応じて統括コントローラ
105との通信を行う。また、POUTT信号82、P
FEDT信号83、SPCNG信号84をエンジンイン
タフェース部306からスルーで統括インタフェース1
06に送る。
【0092】なお、CPU309を制御する制御コード
は、不図示のシステムクロックによってタスクと称され
るロードモジュール単位に時分割制御するOSと、機能
単位に動作する複数のロードモジュール(タスク)によ
って構成されるものとする。
【0093】図5は、本発明に係る画像記録システムの
データ処理方法の第1実施例を示すフローチャートであ
り、図1に示したビデオコントローラ103のリセット
処理手順に対応する。なお、(1)〜(6)は各ステッ
プを示す。
【0094】先ず、CPU309は電源投入時等のリセ
ット時に、ビデオコントローラ103の各部とエンジン
コントローラ102に対して所定のリセット動作を行な
った後(1)、オプションインタフェース部312に対
してリセット指示をし、物理的に接続されたオプション
給排紙ユニットの個数nを獲得する(2)。この時、統
括コントローラ105との間では、接続が近いところか
らIDを「0〜4」の最大5個まで昇順に割り振ること
を規定されているので、カウンタiを「0」に初期化し
(3)、ID=0〜nの給排紙能力を獲得し(4)、R
AM307のオプション状態テーブル領域を更新し
(5)、カウンタiの値が接続数nを越えるまで状態テ
ーブルの更新処理を行う(6)。
【0095】図6は、図2に示したビデオコントローラ
103と統括コントローラ105とのデータ授受手順を
説明する図であり、本実施例の如くオプション給排紙ユ
ニットとして、ペーパデッキ(ID=0)とソータ(I
D=1)が接続されている場合に、図5に示したフロー
チャートによって実際にビデオコントローラ103と統
括コントローラ105との間の統括インタフェース10
6に現れるデータの授受は以下のように行われる。
【0096】例えばビデオコントローラ103から「リ
セット指示」が出され、さらに「接続数要求」が送られ
ると、統括コントローラ105は、オプションユニット
インタフェース70を介して、接続されたオプションユ
ニット数を照会し、さらにビデオコントローラ103に
その値を送る。ビデオコントローラ103は、ID=0
〜1のオプション給排紙ユニットの能力情報を要求し、
統括コントローラ105は、各々の要求に対して情報を
与える。
【0097】以下、本実施例と第16の発明の各工程と
の対応およびその作用について図5等を参照して説明す
る。
【0098】第16の発明は、印刷装置本体(画像記録
装置本体101)を制御するエンジン制御手段(エンジ
ンコントローラ102)を備える印刷装置と前記印刷装
置本体101に対して所定のオプション処理を行うオプ
ション装置(本実施例では、4段カセットオプションユ
ニット65,ペーパデッキオプションユニット40,ソ
ータオプションユニット50等)とが通信可能な画像記
録システムの制御方法において、接続された各オプショ
ン装置から所定のオプション情報を獲得する獲得工程
(図5のステップ(2))と、該獲得された各オプショ
ン情報を記憶媒体に格納する格納工程(図5のステップ
(5))と、該格納された各オプション情報に基づいて
認識された各オプション装置に識別情報を発行する発行
工程(図5のステップ(3),(5),(6))とを実
行して、接続されたオプション装置から獲得したオプシ
ョン情報を利用してシステムアップされた各オプション
装置を確実に識別して統括制御することを可能とする。
【0099】図7は、図4に示したRAM307上に設
定されるオプション状態テーブルを説明する模式図であ
る。
【0100】本実施例においては、図5に示したフロー
の後に、ペーパデッキ情報とソータ情報が格納され、さ
らに終端データが入る。各オプションのテーブルは、I
D、オプション種別と共に、データ数を持ち、可変領域
とすることによって、テーブルとROM304に格納さ
れた制御コードの汎用性を高める効果を上げている。
【0101】CPU309は、オプション状態テーブル
に応じて給紙選択等のメニューを形成し、パネルコント
ローラ104に対して所定のオペレーションを検知した
際に、接続されたオプション給排紙ユニットの指定を受
け付けるメニューを表示し、ユーザから指示を受ける。
【0102】図8は、図2に示した操作パネル26から
のユーザ入力データ処理構成を説明するブロック図であ
り、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0103】この図に示すように、パネルコントローラ
104からの「ペーパデッキ指定」は、ビデオコントロ
ーラ103によってID=1とそれに伴う指示コマンド
に変換されて、統括コントローラ105に指示され給排
紙が行なわれる。また、周知のとおり「内蔵カセット指
定」は、ビデオコントローラ103からエンジンコント
ローラ102に通知される。
【0104】このように制御することによって、同一、
相違の区別なくオプション給排紙ユニットをIDによっ
て管理し、オプション給排紙ユニットの取り扱いをより
汎用的なものにすることが可能となる。また、ここに示
したIDの割り振りは一例であって、ID値として昇
順、降順、乱数などどのように割り振っても、本発明の
効果に変化がないことは明白である。
【0105】〔第2実施例〕以下、本発明に係る画像記
録装置の第2実施例について説明する。なお、第2実施
例は、第1実施例に示した図1〜図4に示した構成と略
同様の構成を備え、該構成部分には同一符号を付して、
その詳細説明を省略する。また、本実施例では、本体1
に対して4段カセットユニットが2つ接続された構成と
する。
【0106】図9は、本発明に係る画像記録システムの
データ処理方法の第2実施例を示すフローチャートであ
り、図1に示したビデオコントローラ103のリセット
処理手順に対応する。なお、(1)〜(7)および(7
−1)〜(7−3)は各ステップを示す。
【0107】先ず、上記第1実施例と同様の図9の
(a)のステップ(1)〜(6)を実行した後、複合ユ
ニットテーブルの生成ルーチンを実行する(7)。
【0108】具体的には、図9の(b)に示すように、
同一のユニット種別のオプション給排紙ユニットが接続
されていることを認識すると(7−1)、「仮想複合ユ
ニット」の生成、即ち本実施例においては、多段ユニッ
トを生成し(7−2)、さらに、単段ユニットを生成し
て(7−3)、処理をリターンする。
【0109】なお、本実施例において、「仮想複合ユニ
ット」とは、ビデオコントローラ103において、複数
のオプション給排紙ユニットを論理的に組み合せて一つ
のユニットとして取り扱えるようにした物理的には存在
しないユニットである。
【0110】図10は、図4に示したRAM307に設
定される他のオプション状態テーブルを説明する模式図
である。
【0111】本実施例においては、物理的な接続を反映
した4段カセット情報が2つ格納された後、1段カセッ
ト(単段カセット)情報と、8段カセット情報が格納さ
れる。以下に、このテーブル生成の手順について図11
を参照しながら説明する。
【0112】図11は、本発明に係る画像記録システム
における仮想複合ユニットの構成を説明する模式図であ
り、多段オプションと、単段オプションによる仮想複合
ユニットの構築状態に対応する。
【0113】図において、1は図2で示したプリンタ本
体を表し、65は同様に4段カセットユニットを表して
いる。前記したビデオコントローラ103のリセット後
の動作によって、図11の(a)に示すように、ID=
00とID=01に各々別の4段カセットとして登録さ
れる。
【0114】その後、図11の(b)に示すように、2
つの4段カセットを全て同一の用紙サイズと仮定し、外
部からは1段のオプション給排紙オプションであるよう
に取り扱うためのID=10を生成し、そこに、オプシ
ョン種別1段カセットとしてオプション情報テーブルを
生成する。当然この1段カセットは、パネル部(不図
示)を介してユーザから指定を受けることができる。
【0115】また、不図示であるが、1段カセット情報
には、仮想ユニットとしての最大積載枚数を持ち、4段
カセットユニットの1段の枚数をbとすると、b×8で
ある。これが単段オプションである。
【0116】さらに、図11の(c)に示すように、2
つの4段カセットを1つの8段カセットとして取り扱う
ためのID=11を生成し、そこにオプション種別8段
カセットとしてオプション情報テーブルを生成する。
【0117】このように制御することによって、「仮想
複合ユニット」を生成することが可能となる。それによ
って、例えば、物理的に4段カセットユニットが2つ接
続されている場合、ビデオコントローラ103に対して
指示するパネルコントローラ104には、4段カセット
ユニット×2、大容量な1段カセットユニットまたは一
つの8段カセットユニットのいずれの指定方法が可能で
ある。
【0118】当然、これらを選択的に指定することも可
能であるし、4段×2+1段+8段=4つのオプション
ユニットが存在するものとしてアクセスすることも自由
であり、すなわち、段数の設定は任意である。
【0119】以下、本実施例と第8〜第10の発明の各
手段との対応およびその作用について図11等を参照し
て説明する。
【0120】第8の発明は、印刷装置本体(本体1)に
対して所定の拡張処理を行う複数のオプション装置を接
続可能な画像記録装置において、接続された各オプショ
ン装置から所定のオプション情報を獲得する獲得手段
(ビデオコントローラ103)と、前記獲得手段により
獲得された各オプション情報を格納するオプション情報
格納手段(RAM307)と、前記オプション情報格納
手段に格納された各オプション情報に基づいて認識され
た複数のオプション装置を組み合せた仮想オプションユ
ニット(図11参照)に対して識別情報を発行する発行
手段(ビデオコントローラ103)と、前記発行手段に
より発行された識別情報を確認して仮想オプションユニ
ットを統括制御する仮想オプション制御手段(統括コン
トローラ105)とを設け、ビデオコントローラ103
が接続された各オプション装置から所定のオプション情
報を獲得したら、該獲得された各オプション情報をRA
M307に格納しておき、該格納された各オプション情
報に基づいて認識された複数のオプション装置を組み合
せた仮想オプションユニットに対して識別情報を発行
し、該発行された識別情報を確認して統括コントローラ
105が仮想オプションユニットを統括制御して、シス
テム化される物理的なオプション装置の単体構成ばかり
でなく、複合化されたオプション装置を1つの仮想オプ
ション装置とみなして複合的オプション機能を付加する
ことを可能とする。
【0121】第9の発明は、記録媒体を収納する複数段
の給紙手段を備えるオプション装置を複数組み合された
仮想オプションユニットを統括コントローラ105が制
御して、システム化される物理的なオプション装置の単
体構成ばかりでなく、複合化されたオプション装置を1
つの仮想オプション装置とみなして複合的なシートアレ
ンジメント処理を可能とする。
【0122】第10の発明は、統括コントローラ105
は、前記仮想オプションユニットが単段の給紙手段を備
える単一のオプション装置(図11参照)であると仮想
して、前記給紙手段からの給紙を統括制御して、記録媒
体を大量給紙するオプション装置として仮想オプション
ユニットを仮想的に機能させることを可能とする。
【0123】〔第3実施例〕以下、本発明に係る画像記
録装置の第3実施例について説明する。なお、第3実施
例において、第1実施例に示した図1〜図4に示した構
成と略同様の構成を備え、該構成部分には同一符号を付
して、その詳細説明を省略する。また、本実施例では、
第1実施例とオプションユニットの接続構成は同一であ
るとする。
【0124】図12は、本発明に係る画像記録システム
のデータ処理方法の第3実施例を示すフローチャートで
あり、図1に示したビデオコントローラ103のリセッ
ト処理手順に対応する。なお、(1)〜(7)は各ステ
ップを示す。
【0125】先ず、CPU309は電源投入時等のリセ
ット時に、ビデオコントローラ103の各部とエンジン
コントローラ102に対して所定のリセット動作を行な
った後(1)、オプションインタフェース部312に対
して、リセット指示をし、物理的に接続されたオプショ
ン給排紙ユニットの個数nを獲得する(2)。この時、
統括コントローラ105との間では、接続が近いところ
からIDを「0〜4」の最大5個まで昇順に割り振るこ
とを規定されているので、カウンタiを「0」に初期化
し(3)、ID=0〜nの給排紙能力を獲得し(4)、
さらにオプションユニットが保持している表示用文字列
が存在する場合は、文字列を獲得し(5)、RAM30
7のオプション状態テーブル領域を更新し(6)、カウ
ンタiの値が接続数nを越えるまで状態テーブルの更新
処理を行う(7)。
【0126】なお、RAM307に設けられたオプショ
ン状態テーブルは第1実施例と同一である。前記フロー
の後に、4段カセット情報、ペーパデッキ情報とソータ
情報が格納され、さらに終端データが入る。本実施例に
おいては、各情報領域には、表示用の文字列情報が含ま
れる。各オプションのテーブルは、ID、オプション種
別と共に、データ数を持ち、可変領域とすることによっ
て、テーブルとROM304に格納された制御コードの
汎用性を高める効果を上げている。
【0127】図13は、図2に示した各オプションコン
トローラからの文字列獲得処理状態を説明するブロック
図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してあ
る。
【0128】図において、1203,1202,120
1はいずれもオプションユニットインタフェース70上
を伝送される文字列データで、文字列データ1203
は、「4ダンカセット」「No.1」「No.2]「N
o.3」「No.4]の5つの文字列を表している。文
字列データ1202は「ペーパデッキ」の文字列を表し
ている。文字列データ1201は、「ソータ」「No.
1」「No.2]「No.3」「No.4]の5つの文
字列を表している。
【0129】ビデオコントローラ103は、図12のス
テップ(5)において、統括コントローラ105経由で
文字列データ1203,1202,1201を受け取る
と、オプション状態テーブル内のテーブルに格納する。
【0130】図14は、図2に示した操作パネル26の
表示例を説明する模式図であり、給紙選択メニュー状態
に対応する。
【0131】この図に示すように、例えばペーパデッキ
コントローラ108に表示文字列が存在しない場合は、
図に示すようにビデオコントローラ103において「オ
プション+ID」を合成した「オプション1」という文
字列が表示される。ペーパデッキコントローラ108が
表示文字列を持っていた場合は、「ペーパデッキ」とい
う文字列で表示される。
【0132】このように制御することによって、例えば
ペーパデッキユニットのみに使用される表示文字列デー
タをビデオコントローラ103があらかじめ保持する必
要が無くなり、メモリコストが軽減され、接続されるオ
プションを選ばない、より汎用的な構成にすることが可
能となる。
【0133】〔第4実施例〕以下、本発明にかかる第4
の実施例の画像記録装置を説明する。なお、第4実施例
において、第1実施例に示した図1〜図4に示した構成
と略同様の構成を備え、該構成部分には同一符号を付し
て、その詳細説明を省略する。また、本実施例では、第
1実施例とオプションユニットの接続構成は同一である
とする。
【0134】図15は、本発明に係る画像記録システム
のデータ処理方法の第4実施例を示すフローチャートで
あり、図1に示したビデオコントローラ103のリセッ
ト処理手順に対応する。なお、(1)〜(7)は各ステ
ップを示す。
【0135】先ず、CPU309は電源投入時等のリセ
ット時に、ビデオコントローラ103の各部とエンジン
コントローラ102に対して所定のリセット動作を行な
った後(1)、オプションインタフェース部312に対
して、リセット指示をし、物理的に接続されたオプショ
ン給排紙ユニットの個数nを獲得する(2)。この時、
統括コントローラ105との間では、接続が近いところ
からIDを「0〜4」の最大5個まで昇順に割り振るこ
とを規定されているので、カウンタiを「0」に初期化
し(3)、ID=0〜nの給排紙能力を獲得し(4)、
さらにオプションユニットが保持しているビットマップ
が存在する場合は、ビットマップを獲得し(5)、RA
M307のオプション状態テーブル領域を更新し
(6)、カウンタiの値が接続数nを越えるまで状態テ
ーブルの更新処理を行う(7)。
【0136】なお、RAM307に設けられたオプショ
ン状態テーブルは第1実施例と同一である。前記フロー
の後に、4段カセット情報、ペーパデッキ情報とソータ
情報が格納され、さらに終端データが入る。本実施例に
おいては、各情報領域には、表示用のビットマップ情報
が含まれる。各オプションのテーブルは、ID、オプシ
ョン種別と共に、データ数を持ち、可変領域とすること
によって、テーブルとROM304に格納された制御コ
ードの汎用性を高める効果を上げている。
【0137】図16は、図2に示した各オプションコン
トローラからのビットマップ獲得処理状態を説明するブ
ロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付
してある。
【0138】図において、1703,1702,170
1はいずれもオプションユニットインタフェース70上
を伝送されるビットマップデータを表している。ビット
マップデータ1703は、4段カセットユニットの形状
を示すビットマップであり、ビットマップ1702は、
ペーパデッキユニットの形状を示すビットマップであ
り、ビットマップ1701は、ソータユニットのビット
マップを表している。
【0139】ビデオコントローラ103は、統括コント
ローラ105経由でビットマップデータ1703,17
02,1701を受け取ると、オプション状態テーブル
内のテーブルに格納する。
【0140】本実施例における操作パネル26の表示部
(不図示)は、周知のLCD表示部を有し、ビットマッ
プ表示可能な構成とする。
【0141】このように制御することによって、例えば
ペーパデッキユニットに特有の表示ビットマップをビデ
オコントローラ103にあらかじめ保持する必要が無く
なり、接続されるオプションを選ばない、より汎用的な
構成にすることが可能となる。
【0142】また、本実施例においては、ビットマップ
によってユニットの形状等を示す表示を行う構成とした
が、アウトラインデータによって形状データを授受ある
いは格納して、ビデオコントローラ103において所定
のスケーラによってビットマップ展開しても本発明の効
果には変わりはない。
【0143】〔第5実施例〕以下、本発明にかかる第5
の実施例の画像記録装置を説明する。なお、第5実施例
において、第1実施例に示した図1〜図4に示した構成
と略同様の構成を備え、該構成部分には同一符号を付し
て、その詳細説明を省略する。
【0144】また、本実施例では、第1実施例とオプシ
ョンユニットの接続構成は同一であるとする。さらに、
本実施例では、第3実施例で示した表示文字列と第4実
施例で示したビットマップとを、各オプションユニット
に備えることとする。本実施例の画像記録装置は、オプ
ション接続状況と、各オプションユニットの能力、状態
等のあらゆる情報をプリンタ状態プリントとして、用紙
に印字して出力するモードを持つことを特徴としてお
り、CPU309は、電源投入時に、第4実施例に示し
たようにビットマップを獲得するが、その際エラー箇所
表示用のビットマップも合わせて獲得する。
【0145】以下、本実施例と第5の発明の各手段との
対応およびその作用について図13等を参照して説明す
る。
【0146】第5の発明は、オプション情報は、各オプ
ション装置に記憶される文字情報またはイメージ情報と
し、前記発行手段(ビデオコントローラ103)により
発行された識別情報を確認して表示制御手段(パネルコ
ントローラ104)が前記獲得手段が獲得した各オプシ
ョン装置に記憶される文字情報またはイメージ情報を前
記表示手段(操作パネル26)に表示して、接続された
オプション装置から状態表示等に必要な文字,イメージ
を適宜獲得して表示を行うことを可能とする。
【0147】図17は、本発明に係る画像記録システム
のデータ処理方法の第5実施例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(4)は各ステップを示し、ビデ
オコントローラ103が、パネルコントローラ104か
らプリンタ状態プリントを実行する処理に対応する。
【0148】先ず、CPU309は、オプションユニッ
トが接続されているかどうかを判定し(1)、接続され
ていない場合は、ステップ(4)に進み、接続されてい
ると判定した場合は、各オプションから状態情報を確認
し(2)、エラーが発生している場合は、エラー箇所を
照会してオプション情報テーブルに予め獲得されている
該当エラー箇所を示すビットマップを検索する。そし
て、情報テーブルに予め獲得されている該当エラー箇所
を示すビットマップを検索する(3)。そして情報テー
ブルを生成し印字する(4)。この時オプションユニッ
トのエラー情報も合わせて記載するが、前記検索したビ
ットマップを用いてエラー箇所を図示しガイダンスを出
力する。
【0149】このように制御することによって、ユーザ
により詳細なオプション情報を提供することが可能とな
る。本実施例においては、プリンタ状態プリントについ
て説明したが、オプションユニットの保持する文字列、
ビットマップ、アウトラインデータを、ビデオコントロ
ーラ103からホストコンピュータ等の外部機器に転送
し、そこでプリンタの状態を操作パネル26に対して表
示することによっても同様の効果が得られる。
【0150】〔第6実施例〕以下、本発明に係る第6実
施例の画像記録装置を説明する。なお、第6実施例にお
いて、第1実施例に示した図1〜図4に示した構成と略
同様の構成を備え、該構成部分には同一符号を付して、
その詳細説明を省略する。また、本実施例では、第1実
施例とオプションユニットの接続構成は同一であるとす
る。
【0151】図18は、図2に示した4段カセットコン
トローラ107の詳細構成を示すブロック図である。
【0152】図18において、401は表示部で、LC
D表示機能、LEDを有する。402はCPUで、オプ
ションコントローラを制御する。403はインタフェー
ス部で、オプションインタフェースを制御する。404
はROMで、CPU402の制御コードを格納する。4
05はRAMで、CPU402のワークメモリとして機
能する。
【0153】以下、本実施例と第6,第7,第11〜第
13の発明の各手段との対応およびその作用について図
1,図18等を参照して説明する。
【0154】第6の発明は、印刷装置本体に接続されて
所定の拡張処理を行うオプション装置において、前記印
刷装置本体に転送するオプション情報を格納する格納手
段(ROM404)と、前記所定の拡張処理および前記
印刷装置本体との通信処理を制御するオプション制御手
段(CPU402がインタフェース部403を介してデ
ータ通信制御を行う)とを有し、ROM404に格納さ
れた前記印刷装置本体に転送するオプション情報をCP
U402が印刷装置本体に転送して、接続されたオプシ
ョン装置の制御に必要な情報を該オプション装置自身か
ら獲得することを可能とする。
【0155】第7の発明は、印刷装置本体を制御するエ
ンジン制御手段を備える印刷装置と前記印刷装置本体に
対して所定のオプション処理を行うオプション装置とが
通信可能な画像記録システムにおいて、接続された各オ
プション装置から所定のオプション情報を獲得する獲得
手段(ビデオコントローラ103)と、前記獲得手段に
より獲得された各オプション情報を格納するオプション
情報格納手段(RAM307)と、前記オプション情報
格納手段に格納された各オプション情報に基づいて認識
された各オプション装置に識別情報を発行する発行手段
(ビデオコントローラ103がリセット処理にてIDを
発行する)と、前記発行手段により発行された識別情報
を確認して各オプション装置を統括制御する統括制御手
段(統括コントローラ105)とを備える印刷装置と、
前記印刷装置本体に転送するオプション情報を格納する
格納手段(ROM404)と、前記所定の拡張処理およ
び前記印刷装置本体との通信処理を制御するオプション
制御手段(CPU402)とを備える複数のオプション
装置とを有し、ROM404に格納された前記印刷装置
本体に転送するオプション情報をCPU402が印刷装
置本体に転送すると、ビデオコントローラ103が転送
されたオプション情報を獲得し、該獲得された各オプシ
ョン情報をRAM307に格納しておき、該格納された
各オプション情報に基づいて認識された各オプション装
置に識別情報を発行し、該発行された識別情報を確認し
て統括コントローラ105が各オプション装置を統括制
御して、印刷装置本体の制御構成を変更することなく、
接続された各オプション装置から獲得した該オプション
装置自身のオプション情報に基づいて各オプション装置
を制御することを可能とする。
【0156】第11の発明は、前記オプション装置は、
前記印刷装置本体との通信データに基づいてオプション
装置本体の動作状態表示を行う表示手段(表示部40
1)を有し、前記オプション装置の表示部401が前記
印刷装置本体との通信データに基づいてオプション装置
本体の動作状態表示を行い、印刷装置本体との通信デー
タの内容をユーザが確認することを可能とする。
【0157】第12の発明は、用紙名称,指定給紙段,
ジョブ名称,ホスト識別情報のいずれかまたはこれらの
組合せ情報等の通信データを表示部401が表示して、
印刷装置本体から転送された通信データの内容から当該
オプション装置における用紙名称,指定給紙段,ジョブ
名称,ホスト識別情報のいずれかまたはこれらの組合せ
情報をユーザが認識することを可能とする。
【0158】第13の発明は、オプション装置に設けら
れた表示部材(図示しないLED表示器)が前記印刷装
置本体に対して駆動中である旨を識別表示し、当該オプ
ション装置の状態に応じてユーザに警告することを可能
とする。
【0159】図19は、本発明に係る画像記録システム
のデータ処理方法の第6実施例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(4)は各ステップを示す。
【0160】なお、CPU402は所定の初期化動作時
に統括コントローラ105から指示された指示情報(指
定用紙サイズ、指定カセット、用紙名称、ジョブ名称、
ホストID等)および、ユニットの状態(エラー状態、
積載用紙枚数等)を表示部401に表示する。
【0161】その後、定常状態となると統括コントロー
ラからの指定情報が受信されているかをインタフェース
部403に照会し受信されていたと判定された場合
(1)、それらを表示部401に表示する(2)。さら
に、ユニットの状態変化を照会し、状態に変化があった
と判定された場合は(3)、それらを表示部401に表
示する(4)。
【0162】さらに本実施例では、出力中は表示部40
1のLEDを点滅させるように制御する。なお、本実施
例では、他のユニットも同様の構成によって、表示機能
を有する。
【0163】このように制御することによって、例えば
ユーザ設定用紙名称を各ユニットに表示することによっ
て、色紙、プレプリントの識別を容易にし、またユーザ
設定用紙と現在ユニットに設定されている用紙名称をチ
ェックし、誤使用を避けることが可能となる。さらに、
LED点滅によって、複数のユニットが接続されている
場合、給排紙の場所が一目でわかり、出力中のユニット
から誤って用紙を抜きとるなども防ぐことができる。
【0164】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0165】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0166】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、獲得手段が接続された各オプション装
置から所定のオプション情報を獲得したら、該獲得され
た各オプション情報をオプション情報格納手段に格納し
ておき、該格納された各オプション情報に基づいて認識
された各オプション装置に発行手段が識別情報を発行
し、該発行された識別情報を確認して統括制御手段が各
オプション装置を統括制御するので、各オプション装置
から獲得したオプション情報に従って印刷装置本体と各
オプション装置との固有の処理を制御することができ
る。
【0167】第2の発明によれば、前記統括制御手段を
前記印刷装置本体といずれかのオプション装置との間で
着脱自在となるユニットに収納するので、所望とするオ
プション装置の制御系と印刷装置本体の制御系とを分離
独立してシステム化を図ることができる。
【0168】第3の発明によれば、前記発行手段により
発行された識別情報を確認して表示制御手段が前記獲得
手段が獲得したオプション情報を前記表示手段に表示す
るので、接続されたオプション装置から状態表示等に必
要な情報を適宜獲得して表示を行うことができる。
【0169】第4の発明によれば、前記ユニットと各オ
プション装置とを同一のインタフェースを介してシリア
ル通信可能とするので、各オプション装置との通信機構
を汎用化することができる。
【0170】第5の発明によれば、オプション情報は、
各オプション装置に記憶される文字情報またはイメージ
情報とし、前記発行手段により発行された識別情報を確
認して表示制御手段が前記獲得手段が獲得した各オプシ
ョン装置に記憶される文字情報またはイメージ情報を前
記表示手段に表示するので、接続されたオプション装置
から状態表示等に必要な文字,イメージを適宜獲得して
表示を行うことができる。
【0171】第6の発明によれば、格納手段に格納され
た前記印刷装置本体に転送するオプション情報をオプシ
ョン制御手段が印刷装置本体に転送するので、接続され
たオプション装置の制御に必要な情報を該オプション装
置自身から獲得することができる。
【0172】第7の発明によれば、格納手段に格納され
た前記印刷装置本体に転送するオプション情報をオプシ
ョン制御手段が印刷装置本体に転送すると、獲得手段が
転送されたオプション情報を獲得し、該獲得された各オ
プション情報をオプション情報格納手段に格納してお
き、該格納された各オプション情報に基づいて発行手段
が認識された各オプション装置に識別情報を発行し、該
発行された識別情報を確認して統括制御手段が各オプシ
ョン装置を統括制御するので、印刷装置本体の制御構成
を変更することなく、接続された各オプション装置から
獲得した該オプション装置自身のオプション情報に基づ
いて各オプション装置を制御することができる。
【0173】第8の発明によれば、獲得手段が接続され
た各オプション装置から所定のオプション情報を獲得し
たら、該獲得された各オプション情報をオプション情報
格納手段に格納しておき、該格納された各オプション情
報に基づいて発行手段が認識された複数のオプション装
置を組み合せた仮想オプションユニットに対して識別情
報を発行し、該発行された識別情報を確認して仮想オプ
ション制御手段が仮想オプションユニットを統括制御す
るので、システム化される物理的なオプション装置の単
体構成ばかりでなく、複合化されたオプション装置を1
つの仮想オプション装置とみなして複合的オプション機
能を付加することができる。
【0174】第9の発明によれば、記録媒体を収納する
複数段の給紙手段を備えるオプション装置を複数組み合
された仮想オプションユニットを仮想オプション制御手
段が制御するので、システム化される物理的なオプショ
ン装置の単体構成ばかりでなく、複合化されたオプショ
ン装置を1つの仮想オプション装置とみなして複合的な
シートアレンジメント処理を行うことができる。
【0175】第10の発明によれば、前記統括制御手段
は、前記仮想オプションユニットが単段の給紙手段を備
える単一のオプション装置であると仮想して、前記給紙
手段からの給紙を統括制御するので、記録媒体を大量給
紙するオプション装置として仮想オプションユニットを
仮想的に機能させることができる。
【0176】第11の発明によれば、前記オプション装
置の表示手段が前記印刷装置本体との通信データに基づ
いてオプション装置本体の動作状態表示を行うので、印
刷装置本体との通信データの内容をユーザが確認するこ
とができる。
【0177】第12の発明によれば、用紙名称,指定給
紙段,ジョブ名称,ホスト識別情報のいずれかまたはこ
れらの組合せ情報等の通信データを表示手段が表示する
ので、印刷装置本体から転送された通信データの内容か
ら当該オプション装置における用紙名称,指定給紙段,
ジョブ名称,ホスト識別情報のいずれかまたはこれらの
組合せ情報をユーザが認識することができる。
【0178】第13の発明によれば、オプション装置に
設けられた表示部材が前記印刷装置本体に対して駆動中
である旨を識別表示するので、当該オプション装置の状
態に応じてユーザに警告することができる。
【0179】第14の発明によれば、前記印刷装置本体
に対して給紙ユニットを接続するので、印刷装置自体の
給紙能力を越える給紙機能を付加することができる。
【0180】第15の発明によれば、前記印刷装置本体
に対して排紙ユニットを接続するので、印刷装置自体の
排紙能力を越える多彩な排紙機能を付加することができ
る。
【0181】第16の発明によれば、接続された各オプ
ション装置から所定のオプション情報を獲得し、該獲得
された各オプション情報を記憶媒体に格納し、該格納さ
れた各オプション情報に基づいて認識された各オプショ
ン装置に識別情報を発行するので、接続されたオプショ
ン装置から獲得したオプション情報を利用してシステム
アップされた各オプション装置を確実に識別して統括制
御することができる。
【0182】従って、接続可能なオプション資源に対す
る制御情報をあらかじめ印刷装置本体に設けることな
く、独立した制御系で各オプション装置を統括制御する
ため、オプション装置の接続の汎用性を高めつつ、ユー
ザが要求する種々のオプション装置を自在に組み合せて
システム化を安価に図ることができるシステム環境を提
供できる。また、接続された各オプション装置の動作状
態をユーザに明示できるため、各オプション装置作動中
におけるユーザによる誤った操作を回避でき、トラブル
発生を未然に防止できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す画像記録装置の構成
を説明するブロック図である。
【図2】本発明に係る画像記録装置とそのオプションユ
ニットによる画像記録システムの構成を説明する概略断
面図である。
【図3】図2に示した画像記録システムにおける各コン
トローラとのインタフェースを説明する図である。
【図4】図1に示したビデオコントローラの詳細構成を
説明するブロック図である。
【図5】本発明に係る画像記録システムのデータ処理方
法の第1実施例を示すフローチャートである。
【図6】図2に示したビデオコントローラと統括コント
ローラとのデータ授受手順を説明する図である。
【図7】図4に示したRAM上に設定されるオプション
状態テーブルを説明する模式図である。
【図8】図2に示した操作パネル部からのユーザ入力デ
ータ処理構成を説明するブロック図である。
【図9】本発明に係る画像記録システムのデータ処理方
法の第2実施例を示すフローチャートである。
【図10】図4に示したRAMに設定される他のオプシ
ョン状態テーブルを説明する模式図である。
【図11】本発明に係る画像記録システムにおける仮想
複合ユニットの構成を説明する模式図である。
【図12】本発明に係る画像記録システムのデータ処理
方法の第3実施例を示すフローチャートである。
【図13】図2に示した各オプションコントローラから
の文字列獲得処理状態を説明するブロック図である。
【図14】図2に示した操作パネルの表示例を説明する
模式図である。
【図15】本発明に係る画像記録システムのデータ処理
方法の第4実施例を示すフローチャートである。
【図16】図2に示した各オプションコントローラから
のビットマップ獲得処理状態を説明するブロック図であ
る。
【図17】本発明に係る画像記録システムのデータ処理
方法の第5実施例を示すフローチャートである。
【図18】図2に示した4段カセットコントローラの詳
細構成を示すブロック図である。
【図19】本発明に係る画像記録システムのデータ処理
方法の第6実施例を示すフローチャートである。
【図20】従来の画像記録装置の制御構成を説明する概
略ブロック図である。
【符号の説明】
101 レーザビームプリンタ 102 エンジンコントローラ 103 ビデオコントローラ 104 パネルコントローラ 105 統括コントローラ 107 4段カセットコントローラ 108 ペーパデッキコントローラ 109 ソータコントローラ
フロントページの続き (72)発明者 江川 哲 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 戸倉 豊 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 豊倉 洋一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 中村 彰浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 君塚 純一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 秋元 浩一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 清水 正明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷装置本体に対して所定の拡張処理を
    行う複数のオプション装置を接続可能な画像記録装置に
    おいて、接続された各オプション装置から所定のオプシ
    ョン情報を獲得する獲得手段と、前記獲得手段により獲
    得された各オプション情報を格納するオプション情報格
    納手段と、前記オプション情報格納手段に格納された各
    オプション情報に基づいて認識された各オプション装置
    に識別情報を発行する発行手段と、前記発行手段により
    発行された識別情報を確認して各オプション装置を統括
    制御する統括制御手段とを具備したことを特徴とする画
    像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記統括制御手段を前記印刷装置本体と
    いずれかのオプション装置との間で着脱自在となるユニ
    ットに収納したことを特徴とする請求項1記載の画像記
    録装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷装置本体の状態を表示する表示
    手段と、前記発行手段により発行された識別情報を確認
    して前記獲得手段が獲得したオプション情報を前記表示
    手段に表示する表示制御手段を具備したことを特徴とす
    る請求項1記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記ユニットと各オプション装置とを同
    一のインタフェースを介してシリアル通信可能に構成し
    たことを特徴とする請求項2記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記オプション情報は、各オプション装
    置に記憶される文字情報またはイメージ情報であること
    を特徴とする請求項3記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 印刷装置本体に接続されて所定の拡張処
    理を行うオプション装置において、前記印刷装置本体に
    転送するオプション情報を格納する格納手段と、前記所
    定の拡張処理および前記印刷装置本体との通信処理を制
    御するオプション制御手段とを有することを特徴とする
    オプション装置。
  7. 【請求項7】 印刷装置本体を制御するエンジン制御手
    段を備える印刷装置と前記印刷装置本体に対して所定の
    オプション処理を行うオプション装置とが通信可能な画
    像記録システムにおいて、接続された各オプション装置
    から所定のオプション情報を獲得する獲得手段と、前記
    獲得手段により獲得された各オプション情報を格納する
    オプション情報格納手段と、前記オプション情報格納手
    段に格納された各オプション情報に基づいて認識された
    各オプション装置に識別情報を発行する発行手段と、前
    記発行手段により発行された識別情報を確認して各オプ
    ション装置を統括制御する統括制御手段とを備える印刷
    装置と、前記印刷装置本体に転送するオプション情報を
    格納する格納手段と、前記所定の拡張処理および前記印
    刷装置本体との通信処理を制御するオプション制御手段
    とを備える複数のオプション装置とを有することを特徴
    とする画像記録システム。
  8. 【請求項8】 印刷装置本体に対して所定の拡張処理を
    行う複数のオプション装置を接続可能な画像記録装置に
    おいて、接続された各オプション装置から所定のオプシ
    ョン情報を獲得する獲得手段と、前記獲得手段により獲
    得された各オプション情報を格納するオプション情報格
    納手段と、前記オプション情報格納手段に格納された各
    オプション情報に基づいて認識された複数のオプション
    装置を組み合せた仮想オプションユニットに対して識別
    情報を発行する発行手段と、前記発行手段により発行さ
    れた識別情報を確認して仮想オプションユニットを統括
    制御する仮想オプション制御手段とを具備したことを特
    徴とする画像記録装置。
  9. 【請求項9】 仮想オプションユニットは、記録媒体を
    収納する複数段の給紙手段を備えるオプション装置を複
    数組み合せて構成したことを特徴とする請求項8記載の
    画像記録装置。
  10. 【請求項10】 前記統括制御手段は、前記仮想オプシ
    ョンユニットが単段の給紙手段を備える単一のオプショ
    ン装置であると仮想して、前記給紙手段からの給紙を統
    括制御することを特徴とする請求項8記載の画像記録装
    置。
  11. 【請求項11】 前記オプション装置は、前記印刷装置
    本体との通信データに基づいてオプション装置本体の動
    作状態表示を行う表示手段を有することを特徴とする請
    求項1,2,4,8,9,10のいずれかに記載の画像
    記録装置。
  12. 【請求項12】 前記通信データは、用紙名称,指定給
    紙段,ジョブ名称,ホスト識別情報のいずれかまたはこ
    れらの組合せ情報であることを特徴とする請求項11記
    載の画像記録装置。
  13. 【請求項13】 前記印刷装置本体に対して駆動中のオ
    プション装置を識別表示する表示部材を各オプション装
    置に設けたことを特徴とする請求項1,2,4,8,
    9,10のいずれかに記載の画像記録装置。
  14. 【請求項14】 いずれかのオプション装置は、記録媒
    体を前記印刷装置本体に給送する給紙ユニットで構成し
    たことを特徴とする請求項1,2,4,8,9,10の
    いずれかに記載の画像記録装置。
  15. 【請求項15】 いずれかのオプション装置は、画像記
    録が終了して前記印刷装置本体から排紙される記録媒体
    を仕分ける排紙ユニットで構成したことを特徴とする請
    求項1,2,4,8,9,10のいずれかに記載の画像
    記録装置。
  16. 【請求項16】 印刷装置本体を制御するエンジン制御
    手段を備える印刷装置と前記印刷装置本体に対して所定
    のオプション処理を行うオプション装置とが通信可能な
    画像記録システムの制御方法において、接続された各オ
    プション装置から所定のオプション情報を獲得する獲得
    工程と、該獲得された各オプション情報を記憶媒体に格
    納する格納工程と、該格納された各オプション情報に基
    づいて認識された各オプション装置に識別情報を発行す
    る発行工程とを有することを特徴とする画像記録システ
    ムの制御方法。
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