JP3903005B2 - 画像記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の拡張処理を行う複数のオプション装置を接続可能な画像記録装置の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真プロセスを用いたレーザプリンタ等の画像記録装置は、図20の様に構成されていた。
【0003】
図20は、従来の画像記録装置の制御構成を説明する概略ブロック図であり、基本となる画像記録装置に対してペーパハンドリング機能(例えばペーパデッキからの記録媒体の給送機能,排紙される記録媒体の仕分け機能)を拡張可能な場合に対応する。
【0004】
図において、1001は画像記録装置本体であり、後述するビデオコントローラ1002およびエンジンコントローラ1003を有している。ビデオコントローラ1002は主に画像処理に関わる制御を行うもので、パーソナルコンピュータ等の外部機器1009からセントロニクスインタフェース等の汎用インタフェースを介して、送られてきた画像情報をビットデータに展開する。
【0005】
エンジンコントローラ1003は主に電子写真プロセスに関わる帯電、露光、現像、転写、定着および紙搬送等の制御を行う。1004はビデオインタフェースで、ビデオコントローラ1002と、エンジンコントローラ1003とを結び、相互の通信を可能としている。
【0006】
1005はペーパデッキオプションで、大量の記録紙を収納して、エンジンコントローラ1003の命令に応じて、画像記録装置本体1001に記録紙を給紙する。1006ペーパデッキインタフェースで、エンジンコントローラ1003とペーパデッキオプション1005とを結び、相互の通信を可能にしている。
【0007】
1007はソータオプションで、複数の積載トレー(図示しない排紙ビンを複数備える)を有し、画像記録装置本体1001から排出された記録済の記録紙を、エンジンコントローラ1003の命令により、所定の分類(グループ別等)に仕分けして積載するものである。1008はソータインタフェースで、エンジンコントローラ1003とソータオプションとを結び、相互の通信を可能にしている。
【0008】
上記構成において、ビデオコントローラ1002は外部装置から画像情報と印刷命令とを受取ると、ビデオインタフェース1004を介して、画像情報をビットデータに変換したビデオ信号および印字命令をエンジンコントローラ1003に送出する。
【0009】
また、このときビデオコントローラ1002は、外部装置あるいはビデオコントローラ1002に接続されたオペレーションパネル(不図示)からのユーザの指示に基づいて、ペーパデッキオプション1005の使用やソータオプション1007の使用に関する指示も送出する。
【0010】
そして、エンジンコントローラ1003は、画像記録装置本体1001が内蔵する電子写真プロセス即ち、帯電、露光、現像、転写、定着および紙搬送等に関わる部材並びにデバイスを制御して、受信したビデオ信号に基づく画像記録を行う。
【0011】
また同時に、ビデオコントローラ1002の指示に基づき、ペーパデッキインタフェース1006を介して、ペーパデッキオプション1005を制御して給紙タイミングの指示等を行ない、更に、ソータインタフェース1008を介して、ソータオプションを制御して記録紙の仕分け指示等を行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例においては下記のような問題点があった。すなわち、上記従来例においては、エンジンコントローラ1003と各オプションユニットが1対1で接続されており、その組み合わせは固定されていた。
【0013】
従って、オプションユニットを高機能化するためには、それを制御するエンジンコントローラ1003もそれに付随して能力を向上させる必要があった。
【0014】
近年、電子記録装置が使用される環境は多様化し、これに伴って装備するオプションユニットの高機能化や、多種オプションユニットを自由に組み合わせて使用することが望まれている。
【0015】
しかしながら、従来の構成で、多種多様なオプションユニットを制御可能とするには、エンジンコントローラ自体の電子写真プロセス制御以外の制御対象が増大し、エンジンコントローラのコストを増大させていた。これは、特に、オプションユニットを使用しないユーザにとっては、全く無駄なコストアップとなってしまう等の問題点があった。
【0016】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、システム化される物理的なオプション装置の単体構成ばかりでなく、複合化されたオプション装置を1つの仮想オプション装置とみなして複合的オプション機能を付加することができる仕組みを提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像記録装置は、以下の特徴的構成を備える。
所定の拡張処理を行う複数のオプション装置を接続可能な画像記録装置において、接続された各オプション装置から所定のオプション情報を獲得する獲得手段と、前記獲得手段により獲得された各オプション情報を格納するオプション情報格納手段と、前記オプション情報格納手段に格納された各オプション情報に基づいて認識された複数のオプション装置を組み合わせた仮想オプションユニットに対して識別情報を発行する発行手段と、前記発行手段により発行された識別情報を確認して仮想オプションユニットを統括制御する仮想オプション制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0020】
本発明に係る第2の発明は、前記統括制御手段を前記画像記録装置本体といずれかのオプション装置との間で着脱自在となるユニットに収納したことを特徴とする。
【0037】
【実施例】
以下、本発明に係る画像記録装置の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0038】
〔第1実施例〕
図1は、本発明の第1実施例を示す画像記録装置の構成を説明するブロック図であり、例えばレーザビームプリンタの場合を示してある。なお、本実施例を適用する画像記録装置は、レーザビームプリンタに限られるものではなく、インクジェットプリンタ等他のプリント方式のプリンタでも良いことは言うまでもない。また、以下の説明および図においては、オプションユニットを二台接続した例を説明するが、さらに多くのオプションユニットを接続することができる。以下、構成および動作について説明する。
【0039】
図1において、110はホストコンピュータ等の外部機器で、画像記録装置本体101と通信して印刷情報(所定のプリンタ言語に基づくコードデータ等の制御情報,イメージデータ等を含む)を転送する。なお、本実施例では画像記録装置本体101はレーザビームプリンタエンジンで構成される場合を示す。102はエンジンコントローラで、イメージデータ(2値または多値データ)に基づいて周知の電子写真プロセスによって感光ドラム上に潜像を形成し、用紙に転写して定着し印字を行う。
【0040】
103はビデオコントローラで、インタフェース28を介してエンジンコントローラ102に接続され、ホストコンピュータ等の外部機器110から送られるコードデータ(ESCコード)、各種PDL(ポストスクリプト,LIPSIII,IV,CaPSL等)を受け、このコードデータに基づいてドットデータからなるページ情報を生成しエンジンコントローラ102に対してインタフェース28によってイメージデータを送信する。
【0041】
104はパネルコントローラで、ユーザ(操作者)とのインタフェースを行うパネル部(不図示)との入出力を制御する。ユーザは、パネル部(不図示)を操作することによって、レーザビームプリンタ101に所定の動作を指示することができ、設定された各種データ等は不揮発性のメモリ(NVRAM,EEPROM)に記憶管理される。
【0042】
105は統括コントローラで、1台以上のオプションユニットを統括して制御する統括コントローラで、各種オプション装置に具備されるオプションコントローラと通信して各種オプション装置を統括的に制御する。
【0043】
107は4段カセットコントローラで、後述するオプション装置としての4段カセットオプションユニットを制御する。108はペーパデッキコントローラで、後述するオプション装置としてのペーパデッキオプションユニットを制御する。109はソータコントローラで、後述するオプション装置としてのソータオプションユニットを制御する。
【0044】
なお、統括コントローラ105は、後述する共通のオプションユニットインタフェース70によってそれぞれのオプションユニットを管理し、統括インタフェース106を介してビデオコントローラ103と通信する。本実施例は、給排紙オプションユニットを統括コントローラ105を経由してビデオコントローラ103が制御することが特徴である。
【0045】
図2は、本発明に係る画像記録装置とそのオプションユニットによる画像記録システムの構成を説明する概略断面図である。
【0046】
図2において、1はレーザビームプリンタ本体(以下「本体」という)であり、カセット2に収容された記録紙Sは、給紙ローラ3によって本体1内に供給される。また、オプション給紙ローラ4は、その詳細を後述する給紙オプションから給紙された記録紙Sを本体1内へ供給する。
【0047】
そして、給紙ローラ3およびオプション給紙ローラ4の下流には、記録紙Sを同期搬送するレジストローラ対5が設けられ、レジストローラ対5の下流には、レーザスキャナ部6から発したレーザ光によって、記録紙S上にトナー像を形成する画像記録部7が設けられている。
【0048】
更に、画像記録部7の下流には、記録紙S上に形成されたトナー像を熱定着する定着器8が設けられ、定着器8の下流には、排紙部の紙搬送状態を検知する排紙センサ9、記録紙Sを搬送する搬送ローラ10、記録が完了した記録紙Sの搬送方向を切換えるフラッパ11等が設けられている。フラッパ11の切換えにより、記録紙Sは排紙ローラ12を通過して積載トレー13に積載されるか、排紙オプションに搬送すべくオプション排紙ローラ14へ搬送される。
【0049】
また、レーザスキャナ部6は、後述するビデオコントローラ103から送出される画像信号(画像信号VDO)に基づいて変調されたレーザ光を発光するレーザユニット15、このレーザユニット15からのレーザ光を感光ドラム20上に走査するポリゴンモータ16、走査方向のレーザ光位置を検出するビーム検出器17、結像レンズ群18および折返ミラー19等により構成されている。
【0050】
さらに、前記画像記録部7は、公知の電子写真プロセスに必要な、感光ドラム20、前露光ランプ21、一次帯電器22、現像器23、転写帯電器24、クリーナ25等から構成されている。
【0051】
なお、エンジンコントローラ102は、レーザスキャナ部6、画像記録部7、定着器8による電子写真プロセスの制御、および本体1内の記録紙の搬送制御を行う。また、ビデオコントローラ103で、パーソナルコンピュータ等の外部装置(不図示)と汎用インタフェース(セントロニクスやRS232C等)で接続され、汎用インタフェースを介して送られてくる画像情報をビットデータに展開し、そのビットデータを信号VDOとして、エンジンコントローラ102へ送る。また、28はビデオインタフェースで、ビデオコントローラ103とエンジンコントローラ102の間の通信を可能にする。
【0052】
次に、本体1に着脱可能に接続された各種オプションユニットについて説明する。
【0053】
32はオプション統括ユニットで、各種オプションユニットを統括して制御する統括コントローラ105を備え、統括コントローラ105は、コネクタ31により接続される統括インタフェース106を介して、ビデオコントローラ103に接続される。また、給紙系オプションユニットからの記録紙搬送を中継する給紙中継搬送ローラ33と給紙中継搬送路34、および、排紙系オプションへの記録紙搬送を中継する排紙中継搬送ローラ35と排紙中継搬送路36を備えている。
【0054】
65は記録紙Sを収容する4段カセットオプションユニットであり、カセット69a,69b,69c,69dの4段を備え、指定されたいずれかのカセットから各々給紙ローラ67a,67b,67c,67dによって所定サイズの記録紙Sを給紙する。
【0055】
また、他の給紙系オプションユニットからの記録紙搬送を中継する給紙中継搬送ローラ67a,67b,67c,67dと給紙中継搬送路85、および、排紙系オプションへの記録紙搬送を中継する排紙中継搬送ローラ66と排紙中継搬送路86を備えている。なお、4段カセットオプションユニット65は、4段カセットコントローラ107によって制御される。
【0056】
40は記録紙Sを収容する大容量のペーパデッキオプションユニットで、昇降するペーパデッキ41を備え、そのペーパデッキ41上に積載された記録紙Sを、必要に応じてペーパデッキ給紙ローラ群42を用いて給紙する。また、他の給紙系オプションユニットからの記録紙搬送を中継する給紙中継搬送ローラ43と給紙中継搬送路44、および、排紙系オプションへの記録紙搬送を中継する排紙中継搬送ローラ45と排紙中継搬送路46を備えている。なお、ペーパデッキオプションユニット40は、ペーパデッキコントローラ108によって制御される。
【0057】
50はソータオプションユニットで、複数の排紙ビンとして、第一ビン51、第二ビン52、第三ビン53および第四ビン54を備え、記録済みの記録紙Sを仕分けして積載するものである。記録紙Sを各ビンへ仕分けするには、第一フラッパ55、第二フラッパ56、第三フラッパ57および第四フラッパ58によって行う。また、給紙系オプションからの記録紙搬送を中継する給紙中継搬送ローラ61と給紙中継搬送路62、および、他の排紙系オプションへの記録紙搬送を中継する排紙中継搬送ローラ60と排紙中継搬送路59を備えている。なお、ソータオプションユニット50は、ソータコントローラ109によって制御される。
【0058】
さらに、本体1において、26は操作パネルであり、ビットマップ表示が可能なLCDと状態を示すLED、操作キーによって構成され、この内部にパネルコントローラ104も含まれる。不図示のインタフェースケーブルによってビデオコントローラ103と接続されており、ビデオコントローラ103の指示によって動作する。
【0059】
また、統括コントローラ105、4段カセットコントローラ107、ペーパデッキコントローラ108およびソータコントローラ109は、コネクタ74a,74bと、71a,71bおよびコネクタ72a,72bで接続されるオプションユニットインタフェース70により接続されている。また74a,71a,72a,73aは同一のコネクタであり、74b,71b,72bも同一のコネクタである。従って、ペーパデッキオプションユニット40と、ソータオプションユニット50は、その上下を自在に入替えてユーザが意図する位置に接続することも可能である。
【0060】
図3は、図2に示した画像記録システムにおける各コントローラとのインタフェースを説明する図である。
【0061】
この図に示すように、統括インタフェース106は、シリアル通信インタフェース80と、詳細は後述するOPTRDY信号81、POUTT信号82、PFEDT信号83、SPCNG信号84の四本のハード信号とで構成される。
【0062】
シリアル通信インタフェース80を介して、ペーパデッキオプションユニット40への給紙指定やソータオプションユニット50への排紙ビン指定などのコマンドが、ビデオコントローラ103から送信され、ペーパデッキオプションユニット40の紙有無状態やソータオプションユニット50の各排紙ビンの積載状態等のステータスが、統括コントローラ105から送信される。なお、統括コントローラ105とビデオコントローラ103とは、CPUバスで直結することもできる。
【0063】
OPTRDY信号81は、ビデオコントローラ103が指定したオプションが使用できる状態になっているか否かを示す信号として機能する。また、POUTT信号82は本体1が記録紙を排紙するタイミング信号として機能する。PFEDT信号83は本体1がオプションユニットから記録紙を受け入れられるタイミングを示す信号として機能する。SPCNG信号84は、オプションユニット内を高速搬送されてきた記録紙Sをスピードダウンして、本体1の搬送速度に整合させるための信号として機能する。
【0064】
なお、POUTT信号82、PFEDT信号83、SPCNG信号84の三信号は、エンジンコントローラ102から出力され、ビデオインタフェース28を介し、ビデオコントローラ103をスルーして、統括コントローラ105へ入力される。
【0065】
図1、図2に示す構成において、ビデオコントローラ103は、パーソナルコンピュータ等の外部機器110から、画像情報および印字命令を受信すると、ビデオインタフェース28を介してエンジンコントローラ102へ、印刷命令と画像情報を受信したエンジンコントローラ102は、電子写真プロセスに関わる各部材を制御してVDO信号に基づいて記録紙Sに画像を記録するとともに、記録紙搬送に合わせて、POUTT信号、PFEDT信号、SPCNG信号を所定のタイミングで発生する。
【0066】
一方、ビデオコントローラ103は、ペーパデッキオプションユニット40への給紙指定、ソータオプションユニット50への排紙指定および排紙ビン指定等を、シリアル通信インタフェース80を介して統括コントローラ105へ送信する。
【0067】
これに応じて、統括コントローラ105は、統括インタフェース106を介して受取ったビデオコントローラ103からの指示およびハード信号の状態に基づき、オプションユニットインタフェース70を介して、4段カセットコントローラ107、ペーパデッキコントローラ108およびソータコントローラ109を制御し、各オプションユニット内の紙搬送制御を統括して行う。
【0068】
オプションユニットインタフェース70は、統括コントローラ105からのクロック(不図示)に同期してシリアルに8ビット単位でコマンド/ステータスのデータ通信を行う。接続は直列であり、自分より後続するオプションユニットが存在しないと判断したオプションコントローラは、シリアルデータをループバックし、データの方向は常に図3に示す通りとなる。
【0069】
統括コントローラ105は、所定の間隔で接続されたオプション分のコマンドを発行し、ステータスを獲得し、通常の状態監視と、ビデオコントローラ103からの指示に答える。8ビットを超えるデータに関しては、所定の複数回のコマンド/ステータスを組み合わせて通信を行う。
【0070】
図4は、図1に示したビデオコントローラ103の詳細構成を説明するブロック図である。
【0071】
図において、301はパネルインタフェース部で、パネルコントローラ104とのデータ通信によって、操作者からの諸設定、指示をパネルコントローラ104から受け取る。302はホストインタフェース部で、ホストコンピュータ等の外部機器101との信号の入出力部として機能する。306はエンジンインタフェース部で、エンジンコントローラ102との信号の入出力部として機能し、不図示の出力バッファレジスタからデータ信号送出を行うとともにプリンタエンジンとの通信制御を行う。
【0072】
303は画像データ発生部で、外部機器101より送られる制御コードデータに基づいて実際の印字のためのビットマップデータを発生する。305は画像メモリで、画像データを格納する。309はCPUで、ビデオコントローラ103全体の制御を司る。304はROMで、CPU309の制御コードを格納する。307はRAMで、CPU309の使用するデータを一時的に記憶する。310はEEPROMで、パネル部から設定されたデータ等を不揮発性に記憶する。308はDMA制御部で、CPU309からの指示により画像メモリ内のビットマップデータを、エンジンインタフェース部306に転送する。
【0073】
311はシステムバスで、アドレスバスおよびデータバスを備え、パネルインタフェース部301、ホストインタフェース部302、画像データ発生部303、ROM304、画像メモリ305、エンジンインタフェース部306、RAM307、DMA制御部308、CPU309およびEEPROM310が各々接続され、システムバス311上にある全ての機能部にアクセス可能である。
【0074】
312はオプションインタフェース部であり、CPU309からの指示に応じて統括コントローラ105との通信を行う。また、POUTT信号82、PFEDT信号83、SPCNG信号84をエンジンインタフェース部306からスルーで統括インタフェース106に送る。
【0075】
なお、CPU309を制御する制御コードは、不図示のシステムクロックによってタスクと称されるロードモジュール単位に時分割制御するOSと、機能単位に動作する複数のロードモジュール(タスク)によって構成されるものとする。
【0076】
図5は、本発明に係る画像記録システムのデータ処理方法の第1実施例を示すフローチャートであり、図1に示したビデオコントローラ103のリセット処理手順に対応する。なお、(1)〜(6)は各ステップを示す。
【0077】
先ず、CPU309は電源投入時等のリセット時に、ビデオコントローラ103の各部とエンジンコントローラ102に対して所定のリセット動作を行なった後(1)、オプションインタフェース部312に対してリセット指示をし、物理的に接続されたオプション給排紙ユニットの個数nを獲得する(2)。この時、統括コントローラ105との間では、接続が近いところからIDを「0〜4」の最大5個まで昇順に割り振ることを規定されているので、カウンタiを「0」に初期化し(3)、ID=0〜nの給排紙能力を獲得し(4)、RAM307のオプション状態テーブル領域を更新し(5)、カウンタiの値が接続数nを越えるまで状態テーブルの更新処理を行う(6)。
【0078】
図6は、図2に示したビデオコントローラ103と統括コントローラ105とのデータ授受手順を説明する図であり、本実施例の如くオプション給排紙ユニットとして、ペーパデッキ(ID=0)とソータ(ID=1)が接続されている場合に、図5に示したフローチャートによって実際にビデオコントローラ103と統括コントローラ105との間の統括インタフェース106に現れるデータの授受は以下のように行われる。
【0079】
例えばビデオコントローラ103から「リセット指示」が出され、さらに「接続数要求」が送られると、統括コントローラ105は、オプションユニットインタフェース70を介して、接続されたオプションユニット数を照会し、さらにビデオコントローラ103にその値を送る。ビデオコントローラ103は、ID=0〜1のオプション給排紙ユニットの能力情報を要求し、統括コントローラ105は、各々の要求に対して情報を与える。
【0080】
図7は、図4に示したRAM307上に設定されるオプション状態テーブルを説明する模式図である。
【0081】
本実施例においては、図5に示したフローの後に、ペーパデッキ情報とソータ情報が格納され、さらに終端データが入る。各オプションのテーブルは、ID、オプション種別と共に、データ数を持ち、可変領域とすることによって、テーブルとROM304に格納された制御コードの汎用性を高める効果を上げている。
【0082】
CPU309は、オプション状態テーブルに応じて給紙選択等のメニューを形成し、パネルコントローラ104に対して所定のオペレーションを検知した際に、接続されたオプション給排紙ユニットの指定を受け付けるメニューを表示し、ユーザから指示を受ける。
【0083】
図8は、図2に示した操作パネル26からのユーザ入力データ処理構成を説明するブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0084】
この図に示すように、パネルコントローラ104からの「ペーパデッキ指定」は、ビデオコントローラ103によってID=1とそれに伴う指示コマンドに変換されて、統括コントローラ105に指示され給排紙が行なわれる。また、周知のとおり「内蔵カセット指定」は、ビデオコントローラ103からエンジンコントローラ102に通知される。
【0085】
このように制御することによって、同一、相違の区別なくオプション給排紙ユニットをIDによって管理し、オプション給排紙ユニットの取り扱いをより汎用的なものにすることが可能となる。また、ここに示したIDの割り振りは一例であって、ID値として昇順、降順、乱数などどのように割り振っても、本発明の効果に変化がないことは明白である。
【0086】
〔第2実施例〕
以下、本発明に係る画像記録装置の第2実施例について説明する。なお、第2実施例は、第1実施例に示した図1〜図4に示した構成と略同様の構成を備え、該構成部分には同一符号を付して、その詳細説明を省略する。また、本実施例では、本体1に対して4段カセットユニットが2つ接続された構成とする。
【0087】
図9は、本発明に係る画像記録システムのデータ処理方法の第2実施例を示すフローチャートであり、図1に示したビデオコントローラ103のリセット処理手順に対応する。なお、(1)〜(7)および(7−1)〜(7−3)は各ステップを示す。
【0088】
先ず、上記第1実施例と同様の図9の(a)のステップ(1)〜(6)を実行した後、複合ユニットテーブルの生成ルーチンを実行する(7)。
【0089】
具体的には、図9の(b)に示すように、同一のユニット種別のオプション給排紙ユニットが接続されていることを認識すると(7−1)、「仮想複合ユニット」の生成、即ち本実施例においては、多段ユニットを生成し(7−2)、さらに、単段ユニットを生成して(7−3)、処理をリターンする。
【0090】
なお、本実施例において、「仮想複合ユニット」とは、ビデオコントローラ103において、複数のオプション給排紙ユニットを論理的に組み合せて一つのユニットとして取り扱えるようにした物理的には存在しないユニットである。
【0091】
図10は、図4に示したRAM307に設定される他のオプション状態テーブルを説明する模式図である。
【0092】
本実施例においては、物理的な接続を反映した4段カセット情報が2つ格納された後、1段カセット(単段カセット)情報と、8段カセット情報が格納される。以下に、このテーブル生成の手順について図11を参照しながら説明する。
【0093】
図11は、本発明に係る画像記録システムにおける仮想複合ユニットの構成を説明する模式図であり、多段オプションと、単段オプションによる仮想複合ユニットの構築状態に対応する。
【0094】
図において、1は図2で示したプリンタ本体を表し、65は同様に4段カセットユニットを表している。前記したビデオコントローラ103のリセット後の動作によって、図11の(a)に示すように、ID=00とID=01に各々別の4段カセットとして登録される。
【0095】
その後、図11の(b)に示すように、2つの4段カセットを全て同一の用紙サイズと仮定し、外部からは1段のオプション給排紙オプションであるように取り扱うためのID=10を生成し、そこに、オプション種別1段カセットとしてオプション情報テーブルを生成する。当然この1段カセットは、パネル部(不図示)を介してユーザから指定を受けることができる。
【0096】
また、不図示であるが、1段カセット情報には、仮想ユニットとしての最大積載枚数を持ち、4段カセットユニットの1段の枚数をbとすると、b×8である。これが単段オプションである。
【0097】
さらに、図11の(c)に示すように、2つの4段カセットを1つの8段カセットとして取り扱うためのID=11を生成し、そこにオプション種別8段カセットとしてオプション情報テーブルを生成する。
【0098】
このように制御することによって、「仮想複合ユニット」を生成することが可能となる。それによって、例えば、物理的に4段カセットユニットが2つ接続されている場合、ビデオコントローラ103に対して指示するパネルコントローラ104には、4段カセットユニット×2、大容量な1段カセットユニットまたは一つの8段カセットユニットのいずれの指定方法が可能である。
【0099】
当然、これらを選択的に指定することも可能であるし、4段×2+1段+8段=4つのオプションユニットが存在するものとしてアクセスすることも自由であり、すなわち、段数の設定は任意である。
【0100】
〔第3実施例〕
以下、本発明に係る画像記録装置の第3実施例について説明する。なお、第3実施例において、第1実施例に示した図1〜図4に示した構成と略同様の構成を備え、該構成部分には同一符号を付して、その詳細説明を省略する。また、本実施例では、第1実施例とオプションユニットの接続構成は同一であるとする。
【0101】
図12は、本発明に係る画像記録システムのデータ処理方法の第3実施例を示すフローチャートであり、図1に示したビデオコントローラ103のリセット処理手順に対応する。なお、(1)〜(7)は各ステップを示す。
【0102】
先ず、CPU309は電源投入時等のリセット時に、ビデオコントローラ103の各部とエンジンコントローラ102に対して所定のリセット動作を行なった後(1)、オプションインタフェース部312に対して、リセット指示をし、物理的に接続されたオプション給排紙ユニットの個数nを獲得する(2)。この時、統括コントローラ105との間では、接続が近いところからIDを「0〜4」の最大5個まで昇順に割り振ることを規定されているので、カウンタiを「0」に初期化し(3)、ID=0〜nの給排紙能力を獲得し(4)、さらにオプションユニットが保持している表示用文字列が存在する場合は、文字列を獲得し(5)、RAM307のオプション状態テーブル領域を更新し(6)、カウンタiの値が接続数nを越えるまで状態テーブルの更新処理を行う(7)。
【0103】
なお、RAM307に設けられたオプション状態テーブルは第1実施例と同一である。前記フローの後に、4段カセット情報、ペーパデッキ情報とソータ情報が格納され、さらに終端データが入る。本実施例においては、各情報領域には、表示用の文字列情報が含まれる。各オプションのテーブルは、ID、オプション種別と共に、データ数を持ち、可変領域とすることによって、テーブルとROM304に格納された制御コードの汎用性を高める効果を上げている。
【0104】
図13は、図2に示した各オプションコントローラからの文字列獲得処理状態を説明するブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0105】
図において、1203,1202,1201はいずれもオプションユニットインタフェース70上を伝送される文字列データで、文字列データ1203は、「4ダンカセット」「No.1」「No.2]「No.3」「No.4]の5つの文字列を表している。文字列データ1202は「ペーパデッキ」の文字列を表している。文字列データ1201は、「ソータ」「No.1」「No.2]「No.3」「No.4]の5つの文字列を表している。
【0106】
ビデオコントローラ103は、図12のステップ(5)において、統括コントローラ105経由で文字列データ1203,1202,1201を受け取ると、オプション状態テーブル内のテーブルに格納する。
【0107】
図14は、図2に示した操作パネル26の表示例を説明する模式図であり、給紙選択メニュー状態に対応する。
【0108】
この図に示すように、例えばペーパデッキコントローラ108に表示文字列が存在しない場合は、図に示すようにビデオコントローラ103において「オプション+ID」を合成した「オプション1」という文字列が表示される。ペーパデッキコントローラ108が表示文字列を持っていた場合は、「ペーパデッキ」という文字列で表示される。
【0109】
このように制御することによって、例えばペーパデッキユニットのみに使用される表示文字列データをビデオコントローラ103があらかじめ保持する必要が無くなり、メモリコストが軽減され、接続されるオプションを選ばない、より汎用的な構成にすることが可能となる。
【0110】
〔第4実施例〕
以下、本発明にかかる第4の実施例の画像記録装置を説明する。なお、第4実施例において、第1実施例に示した図1〜図4に示した構成と略同様の構成を備え、該構成部分には同一符号を付して、その詳細説明を省略する。また、本実施例では、第1実施例とオプションユニットの接続構成は同一であるとする。
【0111】
図15は、本発明に係る画像記録システムのデータ処理方法の第4実施例を示すフローチャートであり、図1に示したビデオコントローラ103のリセット処理手順に対応する。なお、(1)〜(7)は各ステップを示す。
【0112】
先ず、CPU309は電源投入時等のリセット時に、ビデオコントローラ103の各部とエンジンコントローラ102に対して所定のリセット動作を行なった後(1)、オプションインタフェース部312に対して、リセット指示をし、物理的に接続されたオプション給排紙ユニットの個数nを獲得する(2)。この時、統括コントローラ105との間では、接続が近いところからIDを「0〜4」の最大5個まで昇順に割り振ることを規定されているので、カウンタiを「0」に初期化し(3)、ID=0〜nの給排紙能力を獲得し(4)、さらにオプションユニットが保持しているビットマップが存在する場合は、ビットマップを獲得し(5)、RAM307のオプション状態テーブル領域を更新し(6)、カウンタiの値が接続数nを越えるまで状態テーブルの更新処理を行う(7)。
【0113】
なお、RAM307に設けられたオプション状態テーブルは第1実施例と同一である。前記フローの後に、4段カセット情報、ペーパデッキ情報とソータ情報が格納され、さらに終端データが入る。本実施例においては、各情報領域には、表示用のビットマップ情報が含まれる。各オプションのテーブルは、ID、オプション種別と共に、データ数を持ち、可変領域とすることによって、テーブルとROM304に格納された制御コードの汎用性を高める効果を上げている。
【0114】
図16は、図2に示した各オプションコントローラからのビットマップ獲得処理状態を説明するブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0115】
図において、1703,1702,1701はいずれもオプションユニットインタフェース70上を伝送されるビットマップデータを表している。ビットマップデータ1703は、4段カセットユニットの形状を示すビットマップであり、ビットマップ1702は、ペーパデッキユニットの形状を示すビットマップであり、ビットマップ1701は、ソータユニットのビットマップを表している。
【0116】
ビデオコントローラ103は、統括コントローラ105経由でビットマップデータ1703,1702,1701を受け取ると、オプション状態テーブル内のテーブルに格納する。
【0117】
本実施例における操作パネル26の表示部(不図示)は、周知のLCD表示部を有し、ビットマップ表示可能な構成とする。
【0118】
このように制御することによって、例えばペーパデッキユニットに特有の表示ビットマップをビデオコントローラ103にあらかじめ保持する必要が無くなり、接続されるオプションを選ばない、より汎用的な構成にすることが可能となる。
【0119】
また、本実施例においては、ビットマップによってユニットの形状等を示す表示を行う構成としたが、アウトラインデータによって形状データを授受あるいは格納して、ビデオコントローラ103において所定のスケーラによってビットマップ展開しても本発明の効果には変わりはない。
【0120】
〔第5実施例〕
以下、本発明にかかる第5の実施例の画像記録装置を説明する。なお、第5実施例において、第1実施例に示した図1〜図4に示した構成と略同様の構成を備え、該構成部分には同一符号を付して、その詳細説明を省略する。
【0121】
また、本実施例では、第1実施例とオプションユニットの接続構成は同一であるとする。さらに、本実施例では、第3実施例で示した表示文字列と第4実施例で示したビットマップとを、各オプションユニットに備えることとする。本実施例の画像記録装置は、オプション接続状況と、各オプションユニットの能力、状態等のあらゆる情報をプリンタ状態プリントとして、用紙に印字して出力するモードを持つことを特徴としており、CPU309は、電源投入時に、第4実施例に示したようにビットマップを獲得するが、その際エラー箇所表示用のビットマップも合わせて獲得する。
【0122】
図17は、本発明に係る画像記録システムのデータ処理方法の第5実施例を示すフローチャートである。なお、(1)〜(4)は各ステップを示し、ビデオコントローラ103が、パネルコントローラ104からプリンタ状態プリントを実行する処理に対応する。
【0123】
先ず、CPU309は、オプションユニットが接続されているかどうかを判定し(1)、接続されていない場合は、ステップ(4)に進み、接続されていると判定した場合は、各オプションから状態情報を確認し(2)、エラーが発生している場合は、エラー箇所を照会してオプション情報テーブルに予め獲得されている該当エラー箇所を示すビットマップを検索する。そして、情報テーブルに予め獲得されている該当エラー箇所を示すビットマップを検索する(3)。そして情報テーブルを生成し印字する(4)。この時オプションユニットのエラー情報も合わせて記載するが、前記検索したビットマップを用いてエラー箇所を図示しガイダンスを出力する。
【0124】
このように制御することによって、ユーザにより詳細なオプション情報を提供することが可能となる。本実施例においては、プリンタ状態プリントについて説明したが、オプションユニットの保持する文字列、ビットマップ、アウトラインデータを、ビデオコントローラ103からホストコンピュータ等の外部機器に転送し、そこでプリンタの状態を操作パネル26に対して表示することによっても同様の効果が得られる。
【0125】
〔第6実施例〕
以下、本発明に係る第6実施例の画像記録装置を説明する。なお、第6実施例において、第1実施例に示した図1〜図4に示した構成と略同様の構成を備え、該構成部分には同一符号を付して、その詳細説明を省略する。また、本実施例では、第1実施例とオプションユニットの接続構成は同一であるとする。
【0126】
図18は、図2に示した4段カセットコントローラ107の詳細構成を示すブロック図である。
【0127】
図18において、401は表示部で、LCD表示機能、LEDを有する。402はCPUで、オプションコントローラを制御する。403はインタフェース部で、オプションインタフェースを制御する。404はROMで、CPU402の制御コードを格納する。405はRAMで、CPU402のワークメモリとして機能する。
【0128】
図19は、本発明に係る画像記録システムのデータ処理方法の第6実施例を示すフローチャートである。なお、(1)〜(4)は各ステップを示す。
【0129】
なお、CPU402は所定の初期化動作時に統括コントローラ105から指示された指示情報(指定用紙サイズ、指定カセット、用紙名称、ジョブ名称、ホストID等)および、ユニットの状態(エラー状態、積載用紙枚数等)を表示部401に表示する。
【0130】
その後、定常状態となると統括コントローラからの指定情報が受信されているかをインタフェース部403に照会し受信されていたと判定された場合(1)、それらを表示部401に表示する(2)。さらに、ユニットの状態変化を照会し、状態に変化があったと判定された場合は(3)、それらを表示部401に表示する(4)。
【0131】
さらに本実施例では、出力中は表示部401のLEDを点滅させるように制御する。なお、本実施例では、他のユニットも同様の構成によって、表示機能を有する。
【0132】
このように制御することによって、例えばユーザ設定用紙名称を各ユニットに表示することによって、色紙、プレプリントの識別を容易にし、またユーザ設定用紙と現在ユニットに設定されている用紙名称をチェックし、誤使用を避けることが可能となる。さらに、LED点滅によって、複数のユニットが接続されている場合、給排紙の場所が一目でわかり、出力中のユニットから誤って用紙を抜きとるなども防ぐことができる。
【0133】
なお、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0134】
さらに、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムをネットワーク上のデータベースから通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0135】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、システム化される物理的なオプション装置の単体構成ばかりでなく、複合化されたオプション装置を1つの仮想オプション装置とみなして複合的オプション機能を付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す画像記録装置の構成を説明するブロック図である。
【図2】本発明に係る画像記録装置とそのオプションユニットによる画像記録システムの構成を説明する概略断面図である。
【図3】図2に示した画像記録システムにおける各コントローラとのインタフェースを説明する図である。
【図4】図1に示したビデオコントローラの詳細構成を説明するブロック図である。
【図5】本発明に係る画像記録システムのデータ処理方法の第1実施例を示すフローチャートである。
【図6】図2に示したビデオコントローラと統括コントローラとのデータ授受手順を説明する図である。
【図7】図4に示したRAM上に設定されるオプション状態テーブルを説明する模式図である。
【図8】図2に示した操作パネル部からのユーザ入力データ処理構成を説明するブロック図である。
【図9】本発明に係る画像記録システムのデータ処理方法の第2実施例を示すフローチャートである。
【図10】図4に示したRAMに設定される他のオプション状態テーブルを説明する模式図である。
【図11】本発明に係る画像記録システムにおける仮想複合ユニットの構成を説明する模式図である。
【図12】本発明に係る画像記録システムのデータ処理方法の第3実施例を示すフローチャートである。
【図13】図2に示した各オプションコントローラからの文字列獲得処理状態を説明するブロック図である。
【図14】図2に示した操作パネルの表示例を説明する模式図である。
【図15】本発明に係る画像記録システムのデータ処理方法の第4実施例を示すフローチャートである。
【図16】図2に示した各オプションコントローラからのビットマップ獲得処理状態を説明するブロック図である。
【図17】本発明に係る画像記録システムのデータ処理方法の第5実施例を示すフローチャートである。
【図18】図2に示した4段カセットコントローラの詳細構成を示すブロック図である。
【図19】本発明に係る画像記録システムのデータ処理方法の第6実施例を示すフローチャートである。
【図20】従来の画像記録装置の制御構成を説明する概略ブロック図である。
【符号の説明】
101 レーザビームプリンタ
102 エンジンコントローラ
103 ビデオコントローラ
104 パネルコントローラ
105 統括コントローラ
107 4段カセットコントローラ
108 ペーパデッキコントローラ
109 ソータコントローラ
Claims (4)
- 所定の拡張処理を行う複数のオプション装置を接続可能な画像記録装置において、
接続された各オプション装置から所定のオプション情報を獲得する獲得手段と、
前記獲得手段により獲得された各オプション情報を格納するオプション情報格納手段と、
前記オプション情報格納手段に格納された各オプション情報に基づいて認識された複数のオプション装置を組み合わせた仮想オプションユニットに対して識別情報を発行する発行手段と、
前記発行手段により発行された識別情報を確認して仮想オプションユニットを統括制御する仮想オプション制御手段と、
を具備したことを特徴とする画像記録装置。 - 仮想オプションユニットは、記録媒体を収納する複数段の給紙手段を備えるオプション装置を複数組み合わせて構成したことを特徴とする請求項5記載の画像記録装置。
- 前記仮想オプション制御手段は、前記仮想オプションユニットが単段の給紙手段を備える単一のオプション装置であると仮想して、前記給紙手段からの給紙を統括制御することを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
- 前記オプション装置は、通信データに基づいてオプション装置本体の動作状態表示を行う表示手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
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