JPH09114835A - 文書編集装置 - Google Patents

文書編集装置

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JPH09114835A
JPH09114835A JP7271361A JP27136195A JPH09114835A JP H09114835 A JPH09114835 A JP H09114835A JP 7271361 A JP7271361 A JP 7271361A JP 27136195 A JP27136195 A JP 27136195A JP H09114835 A JPH09114835 A JP H09114835A
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JP
Japan
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character string
text
range
translation
Prior art date
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Pending
Application number
JP7271361A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Yoshikawa
昌隆 吉川
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPH09114835A publication Critical patent/JPH09114835A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テキストの一部を指定して翻訳し、テキスト
に置き換えた時のレイアウトが変わらないように、翻訳
結果文の文字ポイントを調整して置き換えることが可能
な文書編集装置を提供すること。 【解決手段】 翻訳すべき範囲がユーザーにより指定さ
れ、翻訳実行が指示されると(S30:YES)、編集
部22は、指定された日本語文字列と文字ポイントのデ
ータを日本語文字列記憶領域30に格納する(S4
0)。文字ポイント計算部231は、その日本語文字列
の文字列数と文字ポイントのデータから日本語文字列の
総ポイント数を計算し(S50)、翻訳部21は、日本
語文字列を翻訳し(S70)、翻訳結果を英語文字列記
憶領域32へ格納する(S80)。次に、文字ポイント
調整部232は、英語の1文字あたりのポイント数を算
出し、編集部22は、そのポイント数に基づいて英語文
字列を仮表示する(S110)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1言語のテキス
トを第2言語に翻訳する機能を備えた文書編集装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の文書編集装置では、テキ
ストを翻訳する機能と編集する機能とが別の装置で実現
されていたり、パソコン等においては、同じ装置内であ
っても別のソフトウェアとして実現されていた。また、
装置自体にも編集機能は備わっているが、印刷、罫線、
図表などのワープロ機能は十分でなく、そのため、ユー
ザーは最終的な印刷物を作成する際には、それらの機能
が充実したワープロ専用機、またはワープロ専用のソフ
トウェアで翻訳結果の文を取り込み作業していた。
【0003】上述のようにワープロ機能と翻訳機能とを
備えた文書編集装置を使用する場合、作業としては、ま
ずワープロ機能で第1言語のテキストを作成し、それを
一旦ファイルに保存し、そのファイルの内容を第2言語
に翻訳し、その翻訳結果文をまたファイルに保存し、次
いでワープロ機能で翻訳結果文を読み込んで編集を行い
印刷等を行うというような煩雑な手順を踏んでいた。こ
の時、簡単な編集は翻訳機能に備わっている編集機能を
用いることができるが、レイアウト等を考慮した編集は
ワープロ機能を用いていた。
【0004】また、近年ワープロ機能で作成したテキス
ト中の所望の範囲の文字列を指定して、その文字列をテ
キストから切り取ったり、一時的なバッファにコピーし
たり、切り取った文字列を別の文書に貼り付けたりでき
る機能(以後カット、コピー、ペーストとする)が用い
られており、この機能により切り取られた文字列に対し
て翻訳処理を行うことが可能になっている。例えば、図
5に示すように、日本語で、「昨日は晴れです。」、
「今日は雨です。」、「明日は雨です。」という3文の
テキストが入力されており、その内の「今日は雨で
す。」の部分を範囲指定してカットし、その文を翻訳機
能が英語に翻訳し、再度日本語テキストにペーストする
といったことが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、テキス
トを翻訳する場合、通常翻訳されるテキストと翻訳した
後の翻訳結果文は文字数が異なる。例えば、図5中の
「今日は雨です。」という日本語文は、句点も含め7文
字であるが、これを英語に翻訳した時は、”It israin
today. ”となりスペースも含め17文字となる。この
まま翻訳結果文を日本語文と同じ文字ポイント(文字の
大きさを示す尺度で、1ポイントは1/72インチ)で
置き換えると、図6のようになり、文書全体のレイアウ
トが変わってしまう。特に、罫線や表等で囲まれたり、
ページ数に制限がある場合等は、意図したページ数に収
まらずに不都合が生じる。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、テキストの一部を指定して翻訳
し、テキストに置き換えた時のレイアウトが変わらない
ように、翻訳結果文の文字ピッチを調整して置き換える
ことが可能な文書編集装置を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の文書編集装置は、第1言語から成るテキスト
の中から所望の範囲を指定する指定手段と、その指定手
段によって指定された範囲の文字列を第2言語に翻訳す
る翻訳手段と、テキスト中の前記範囲の文字列を、前記
翻訳手段によって翻訳された第2言語から成る翻訳結果
文で置き換える置換手段とを備えた文書編集装置におい
て、テキスト中の前記範囲に前記翻訳結果文が収まるよ
うに、その翻訳結果文の文字ピッチを調整する調整手段
を備えている。
【0008】この構成によれば、前記置換手段が、テキ
スト中の前記範囲の文字列を、前記翻訳手段によって翻
訳された第2言語から成る翻訳結果文で置き換える際
に、前記調整手段が、テキスト中の前記範囲に前記翻訳
結果文が収まるように、その翻訳結果文の文字ピッチを
調整するので、前記範囲の文字列を翻訳することによ
り、第1言語から成るテキストのレイアウトが変更され
るのを確実に防ぐことができる。
【0009】また、請求項2記載の文書編集装置によれ
ば、前記テキストを構成する文字のサイズを記憶する記
憶手段を備え、前記調整手段は、その記憶手段に記憶さ
れている文字のサイズと、前記範囲中に存在する第1言
語の文字数とから前記範囲の大きさを算出し、さらに、
その算出値と翻訳結果文の文字数とから前記翻訳結果文
の文字サイズを演算する演算手段を備えている。
【0010】この構成によれば、演算手段が、前記記憶
手段に記憶されている文字のサイズと、前記範囲中に存
在する第1言語の文字数とから前記範囲の大きさを算出
し、さらに、その算出値と翻訳結果文の文字数とから前
記翻訳結果文の文字サイズを演算し、その演算結果に基
づいて、前記調整手段が、翻訳結果文の文字サイズを調
整するので、前記範囲に応じて、その都度適切な文字サ
イズを設定することができる。
【0011】さらに、請求項3記載の文書編集装置によ
れば、前記テキストや翻訳結果文を表示する表示手段を
備え、前記置換手段は、前記調整手段により文字ピッチ
や文字サイズが調整された翻訳結果文を前記表示手段に
仮表示する機能を有し、その仮表示を確定するための確
定手段を備えている。
【0012】この構成によれば、前記置換手段によって
仮表示された翻訳結果文は、確定手段により確定の指示
がなされなければ確定されないので、仮表示を参照する
ことにより、レイアウトが適切か否かを確認することが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の文書編集装置を具
体化した実施形態例を図面を参照して説明する。尚、本
実施形態は、日本語から英語に翻訳する場合を例として
説明する。
【0014】本実施形態の文書編集装置の構成図を図1
に示す。図1に示すように、本実施形態の文書編集装置
は、本発明の翻訳手段を構成し、コンピュータの機能を
利用して実現される翻訳部10に、キーボードやマウス
等から成る入力部11、CRT等から成る表示部12、
レーザープリンタ等から成る印刷部13、及び外部記憶
装置14が接続されている。そして、前記入力部11
が、本発明の指定手段及び確定手段を構成しており、前
記表示部12が、本発明の表示手段を構成している。
【0015】前記入力部11は、テキストの入力・編集
等を行うための文字キー、文字列の範囲指定を行うため
のカーソルキー、翻訳の実行や範囲指定の確定をする実
行キー、及びその他の指示を行うためのキーが設けられ
ている。また、前記表示部12は、編集するテキストの
表示や、入力部11で指示された操作の結果の表示等を
行うものであり、印刷部13は、テキストを紙等に印刷
するものである。
【0016】さらに、外部記憶装置14は、磁気ディス
ク等から成り、内部に基本辞書部41や文書保存部42
が含まれている。この基本辞書41には、翻訳処理にお
いて参照され、日本語見出し、品詞、意味情報、英語の
対訳などの翻訳に必要な情報が格納されている。文書保
存部42は、作成したテキストを保存しておく領域であ
る。
【0017】前記翻訳部10は、CPU1、ROM2、
RAM3、I/O制御部4から構成されている。前記C
PU1は、ROM2に格納されている各種プログラムに
基づいて、各種演算処理を行ったり、RAM3へのデー
タの読み書きを行ったり、あるいはI/O制御部4を介
して、入力部11や表示部12等の各構成にデータの転
送を行う。
【0018】また、前記ROM2には、各種プログラム
が格納されており、I/O制御部4を介して各構成にデ
ータの転送を行うことも含め、装置全体の制御を行う全
体制御部20、翻訳を実行する翻訳部21、日本語また
は英語のテキストを編集する編集部22、テキスト中か
ら範囲指定されて切り出された日本語文字列を翻訳部2
1に渡したり、翻訳された英語の翻訳結果文を編集部2
2に渡す文字列転送部23から構成されている。そし
て、前記翻訳部21が、本発明の翻訳手段を構成し、前
記編集部22が、本発明の置換手段を構成している。
【0019】前記全体制御部20は、ROM2に格納さ
れている他の構成を起動させることも行う。また、編集
部22には、文字列の入力・削除・変更等の処理、及び
翻訳したい文字列を範囲指定し、カットする処理、翻訳
結果文をテキスト中に置き換える処理等が含まれる。そ
して、編集部21で編集されるテキストの文字には文字
ポイントのデータが付随されている。この文字ポイント
のデータは、文字毎のキャラクターデータに付加しても
よく、文字ポイントが変わる所で変更データとして持た
せてもよい。さらに、文字列転送部23には、日本語の
総文字ポイントを計算する文字ポイント計算部231
と、翻訳結果文である英語の文字ポイントを調整する文
字ポイント調整部232が含まれる。この文字ポイント
計算部231と文字ポイント調整部232が、本発明の
演算手段を構成している。
【0020】前記RAM3には、範囲指定された日本語
文字列、及びその日本語文字列の文字ポイントのデータ
を一時的に保存しておく日本語文字列記憶領域30、そ
の日本語文字列の文字ポイントの総数を一時的に記憶し
ておく日本語総ポイント記憶領域31、翻訳された英語
の文字列を一時的に保存しておく英語文字列記憶領域3
2、及びその英語文字列の1文字のポイントを一時的に
記憶しておく英語1文字ポイント記憶領域33が設けら
れており、その他編集部や翻訳部などのプログラムのワ
ークエリアとして使用される。前記日本語文字列記憶領
域30が、本発明の記憶手段を構成している。
【0021】前記I/O制御部4は、前記CPU1の指
示により、各種データを入力部11、ROM2、RAM
3及び外部記憶部14の各構成間で転送する。尚、RO
M2に格納されるプログラムやRAM3に保存されるデ
ータは、外部記憶部14に格納されていてもよい。
【0022】次に、本実施形態の文書編集装置の動作に
ついて、図2,図3に示すフローチャートに基づいて説
明する。
【0023】まず、電源等が入れられることによりプロ
グラムがスタートすると、全体制御部20が編集部22
を起動し、日本語のテキストの編集を行えるようにする
(ステップ10、以下S10とする。他のステップも同
様)。ここで、ユーザーは入力部11からの操作により
編集作業をする(S20)。編集作業中に、翻訳すべき
範囲がユーザーにより指定されたか否かを判断し(S3
0)、範囲が指定されなければ(S30:NO)、編集
作業を続ける。また、翻訳する文字列の範囲指定がなさ
れ、翻訳実行の指示がなされると(S30:YES)、
編集部22は、範囲指定された日本語文字列をRAM3
内の日本語文字列記憶領域30に一時的に格納する(S
40)。この時、文字ポイントのデータも同時に格納さ
れる。
【0024】前記文字ポイント計算部231は、日本語
文字列記憶領域30に格納された日本語文字列の文字
数、及び文字ポイントのデータから日本語文字列の総ポ
イント数、つまり日本語文字列の領域の広さを計算し、
その結果を日本語総ポイント記憶領域31へ格納する
(S50)。文字列転送部23は、日本語文字列記憶領
域30内の日本語文字列を翻訳部21へ転送する(S6
0)。
【0025】翻訳部21は、転送された日本語文字列を
翻訳し(S70)、その翻訳結果である英語文字列は、
文字列転送部23によってRAM3内の英語文字列記憶
領域32へ一時的に格納される(S80)。次いで、文
字ポイント調整部232は、格納された英語文字列の文
字数と、日本語総ポイント記憶領域31に格納されてい
た総ポイント数から英語の1文字あたりのポイント数を
算出し、RAM3内の英語1文字ポイント記憶領域33
へ格納する(S90)。そして、編集部22は、英語文
字列格納領域32の英語文字列を読み込み(S10
0)、英語1文字ポイント記憶領域33のポイント数に
基づいてその英語文字列を仮表示する(S110)。こ
こで、ユーザーが確定操作をすれば(S120:YE
S)、日本語文字列と同じ領域に翻訳結果の英語文字列
がペーストされ、置き換えられる(S130)。また、
ユーザーが仮表示された文字列が不都合だと判断すれば
(S120、NO)、ポイント数を所定値分増やす、あ
るいは減らす等の変更を行い(S140)、再び確定操
作がなされたか否かを判断する(S120)。
【0026】そして、確定操作がなされた場合は(S1
20:YES)、編集作業を終了する指示がユーザーに
よってなされたか否かを判断し(S150)、終了の場
合は(S150:YES)、全体の作業を終了する。ま
た、編集作業を継続する場合は(S150:NO)、再
び編集作業に移行する(S20)。
【0027】上記処理のS50及びS90が、本発明の
演算手段として機能している。また、S110の処理が
本発明の置換手段として機能している。
【0028】以上の処理を図5に示す例文を用いて説明
すると、日本語テキストとして「昨日は晴れです。」
「今日は雨です。」「明日は雨です。」という3文が入
力されたとする(S20)。また、文字は全て12ポイ
ントの大きさとする。そして、2文目の「今日は雨で
す。」が範囲指定されたとする(S30:YES)。こ
の時の表示状態は、例えば、図5に示すように、範囲指
定された文字列が網掛け表示になるようにする。この文
字列はRAM3内の日本語文字列記憶領域30に格納さ
れ(S40)、文字ポイント計算部231は、日本語文
字列記憶領域30に格納された日本語文字列の文字列数
(7文字)、及び文字ポイントのデータ(12ポイン
ト)から、日本語文字列の総ポイント数を計算し(12
ポイント×7=84ポイント)、その結果(84ポイン
ト)を日本語総ポイント記憶領域31へ格納する(S5
0)。
【0029】次いで、この日本語文字列が翻訳部21に
よって翻訳され(S60,S70)、結果の英語文字
列”It is rain today.”をRAM3
内の英語文字列格納領域32へ格納する(S80)。そ
して、英語文字列の1文字当たりのポイント数を算出す
るために、84÷17を計算すると4.9(約5)とな
り、小数点以下を四捨五入して、1文字あたりのポイン
ト数は5ポイントとなる。単語間のスペースは四捨五入
されたことによる誤差分のポイントを均等に加減して確
保する。得られたポイント数はRAM3内の英語1文字
ポイント記憶領域に格納される(S90)。
【0030】そして、編集部22は、英語文字列格納領
域32の英語文字列を読み込み(S100)、英語1文
字ポイント記憶領域33のポイント数に基づいてその英
語文字列を仮表示する(S110)。この時の表示状態
を図4に示す。これで確定すれば、全体のレイアウトを
変更しないで翻訳結果を置き換えることができる。
【0031】このように、本実施形態の文書編集装置に
よれば、日本語テキスト中の一部の文字列を指定して翻
訳し、その翻訳結果を日本語テキストに置き換える際
に、翻訳結果の文字ポイントを調整して、日本語文字列
が位置していた範囲に翻訳結果が収まるように構成され
ているので、翻訳により日本語テキストのレイアウトが
変更されるのを確実に防ぐことができ、編集等の作業効
率を向上させることができる。
【0032】尚、本実施形態においては、上述した実施
形態に限定されるものではなく、種々の変更を加えるこ
とができる。上記実施形態では、範囲指定された文字列
の各文字のポイント数の総和を指定範囲の大きさ(第2
言語の文字列の配置範囲)とみなし、指定範囲の大きさ
と第2言語の文字数とから第2言語の各文字のポイント
数を求めるように構成されている。つまり、文字間の間
隔(文字ピッチ)を第1言語と第2言語との間で不変に
しておけば、文字サイズを調整することにより前記指定
範囲に第2言語の文字列を収めることができる。
【0033】一方、第1言語と第2言語との文字ポイン
ト(サイズ)を略同一にし、文字ピッチのみを調整する
ことも可能である。具体的には、ポイント数で指定範囲
を計算する代わりに1文字の文字幅と、文字間隔とから
指定範囲の大きさを計算し、その指定範囲の大きさと、
第2言語の文字幅とその文字数とから第2言語の文字ピ
ッチを計算することができる。この場合、指定範囲の大
きさをL、文字幅P、文字数n、文字ピッチSとする
と、L=P×n+S×(n−1)という関係が成り立つ
ので、この算式から文字ピッチSを求めることができ
る。従って、文字のサイズは、第1言語と第2言語とで
同じサイズにしておき、文字ピッチを変更することで、
前記指定範囲に第2言語の文字列を収めることができ
る。
【0034】さらに、上記2種類の方法を組み合わせ
て、文字サイズと文字ピッチの双方を調整し、前記指定
範囲に第2言語の文字列をバランスよく収めるように構
成することも可能である。この場合、始めに、文字サイ
ズを第1言語と第2言語とで等しくしておき、文字ピッ
チを調整する。文字ピッチが所定範囲(ある値以上にな
ると、文字と文字との間隔が広すぎ、ある値以下になる
と、文字と文字との間隔が狭すぎてバランスが悪くなる
といった値)にない場合は、文字ピッチを予め定められ
た所定値に設定した状態で文字のサイズを変更するよう
にする方法が考えられる。
【0035】また、本実施形態においては、翻訳結果文
を仮表示し、ユーザーの確定の指示により確定表示する
ように構成されているが、仮表示を行わずに直ちに確定
してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1記載の文書編集装置によれば、前記置換
手段が、テキスト中の前記範囲の文字列を、前記翻訳手
段によって翻訳された第2言語から成る翻訳結果文で置
き換える際に、前記調整手段が、テキスト中の前記範囲
に前記翻訳結果文が収まるように、その翻訳結果文の文
字ピッチを調整するので、前記範囲の文字列を翻訳する
ことにより、第1言語から成るテキストのレイアウトが
変更されるのを確実に防ぐことができる。
【0037】また、請求項2記載の文書編集装置によれ
ば、演算手段が、前記記憶手段に記憶されている文字の
サイズと、前記範囲中に存在する第1言語の文字数とか
ら前記範囲の大きさを算出し、さらに、その算出値と翻
訳結果文の文字数とから前記翻訳結果文の文字サイズを
演算し、その演算結果に基づいて、前記調整手段が、翻
訳結果文の文字サイズを調整するので、前記範囲に応じ
て、その都度適切な文字サイズを設定することができ
る。
【0038】さらに、請求項3記載の文書編集装置によ
れば、前記置換手段によって仮表示された翻訳結果文
は、確定手段により確定の指示がなされなければ確定さ
れないので、仮表示を参照することにより、レイアウト
が適切か否かを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の文書編集装置の構成を示す図であ
る。
【図2】文書編集装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】文書編集装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】範囲指定された文字列を翻訳し、表示した例を
示す図である。
【図5】日本語テキスト中の文字列を範囲指定した例を
示す図である。
【図6】範囲指定された文字列を翻訳し、表示した例を
示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 10 翻訳部 11 入力部 12 表示部 21 翻訳部 22 編集部 23 文字列転送部 30 日本語文字列記憶領域 31 日本語総ポイント記憶領域 231 文字ポイント計算部 232 文字ポイント調整部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1言語から成るテキストの中から所望
    の範囲を指定する指定手段と、 その指定手段によって指定された範囲の文字列を第2言
    語に翻訳する翻訳手段と、 テキスト中の前記範囲の文字列を、前記翻訳手段によっ
    て翻訳された第2言語から成る翻訳結果文で置き換える
    置換手段とを備えた文書編集装置において、 テキスト中の前記範囲に前記翻訳結果文が収まるよう
    に、その翻訳結果文の文字ピッチを調整する調整手段を
    備えたことを特徴とする文書編集装置。
  2. 【請求項2】 前記テキストを構成する文字のサイズを
    記憶する記憶手段を備え、 前記調整手段は、その記憶手段に記憶されている文字の
    サイズと、前記範囲中に存在する第1言語の文字数とか
    ら前記範囲の大きさを算出し、さらに、その算出値と翻
    訳結果文の文字数とから前記翻訳結果文の文字サイズを
    演算する演算手段を備えていることを特徴とする請求項
    1に記載の文書編集装置。
  3. 【請求項3】 前記テキストや翻訳結果文を表示する表
    示手段を備え、 前記置換手段は、前記調整手段により文字ピッチや文字
    サイズが調整された翻訳結果文を前記表示手段に仮表示
    する機能を有し、 その仮表示を確定するための確定手段を備えたことを特
    徴とする請求項1もしくは2に記載の文書編集装置。
JP7271361A 1995-10-19 1995-10-19 文書編集装置 Pending JPH09114835A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7865353B2 (en) 2005-03-22 2011-01-04 Fuji Xerox Co., Ltd. Translation device, image processing device, translation method, and recording medium

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7865353B2 (en) 2005-03-22 2011-01-04 Fuji Xerox Co., Ltd. Translation device, image processing device, translation method, and recording medium

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