JPH09114423A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH09114423A
JPH09114423A JP7273209A JP27320995A JPH09114423A JP H09114423 A JPH09114423 A JP H09114423A JP 7273209 A JP7273209 A JP 7273209A JP 27320995 A JP27320995 A JP 27320995A JP H09114423 A JPH09114423 A JP H09114423A
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Osamu Sasaki
修 佐々木
Yutaka Yoneda
裕 米田
Shigeto Yoshida
茂人 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロック信号CK,CKバーとスタートパル
スSPの信号線を増加させることなく、しかも各データ
信号線駆動回路21〜24のレイアウト面積も減少させ
ない画像表示装置を提供する。 【解決手段】 データ信号線駆動回路21〜24を4分
割すると共に、これをデータ信号線駆動回路21,23
とデータ信号線駆動回路22,24に振り分けて画像表
示部1の両側に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ信号線駆動
回路と画像表示部とを同一基板上に設けた画像表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アクティブマトリクス駆動方式の
液晶表示装置は、図15に示すように、画像表示部1と
データ信号線駆動回路2と走査信号線駆動回路3とによ
って構成される。画像表示部1には、多数のデータ信号
線SLと多数の走査信号線GLとが交差して配線され、
これらデータ信号線SLと走査信号線GLの各交差部
に、TFT([Thin Film Transistor]薄膜トランジス
タ)などのスイッチング素子1eを介して絵素容量1f
と補助容量1gを接続した絵素がそれぞれ設けられてい
る。ただし、図15では、簡単のため4本のデータ信号
線SL1〜SL4と4本の走査信号線GL1〜GL4だけを
示している。
【0003】データ信号線駆動回路2は、タイミング信
号生成回路2aを備えている。タイミング信号生成回路
2aは、クロック信号CK,CKバーの立ち上がりごと
にスタートパルスSPを順次シフトするシフトレジスタ
からなる。したがって、このタイミング信号生成回路2
aのパラレル出力からは、図16に示すように、順次ク
ロック信号CK,CKバーの半周期ずつ遅れたサンプリ
ング信号SMP1〜SMP4が出力される。これらのサン
プリング信号SMP1〜SMP4は、サンプリングトラン
ジスタQ1〜Q4のゲートに送られて映像信号VSのサン
プリングを行うようになっている。そして、ここで映像
信号VSのサンプリングによって得た各データ信号が画
像表示部1のそれぞれのデータ信号線SL1〜SL4に出
力される。また、これらの各データ信号線SL1〜SL4
には、出力されたデータ信号を保持するためのホールド
コンデンサC1〜C4が接続されている。
【0004】走査信号線駆動回路3は、上記データ信号
線駆動回路2が映像信号VSをサンプリングして得たデ
ータ信号を各データ信号線SL1〜SL4に出力する度
に、走査信号線GL1〜GL4のいずれかを順に選択する
回路である。例えば走査信号線GL1が選択されると、
この走査信号線GL1に接続される全てのスイッチング
素子1eがONとなり、各データ信号線SL1〜SL4に
印加されたデータ信号が走査信号線GL1上の各絵素の
絵素容量1fと補助容量1gにそれぞれ充電される。し
たがって、各走査信号線GL1〜GL4が順に選択される
と、画像表示部1の全ての絵素にデータ信号が順次供給
されるので、アクティブマトリクス駆動方式による液晶
表示が行われる。
【0005】ところで、従来の一般的なアクティブマト
リクス駆動方式の液晶表示装置は、ガラスなどの透明基
板上に設けた非晶質シリコン薄膜によってスイッチング
素子1eなどを形成することにより画像表示部1を構成
する。そして、データ信号線駆動回路2や走査信号線駆
動回路3は、外付けICとして別のシリコン基板などの
上に形成したものを接続して使用する。しかしながら、
これらデータ信号線駆動回路2や走査信号線駆動回路3
を別の基板上に設けたのでは、外付けICの製造コスト
が余分に加わるだけでなく、画像表示部1の多数のデー
タ信号線SLや走査信号線GLとこれらの外付けICと
の間の接続を行うために実装コストが高くなる。
【0006】このため、透明基板上に多結晶シリコン薄
膜を設け、この多結晶シリコン薄膜によって画像表示部
1のスイッチング素子1eを形成すると共に、データ信
号線駆動回路2や走査信号線駆動回路3のトランジスタ
などの素子も形成して、この画像表示部1と同一の基板
上にモノリシックにデータ信号線駆動回路2や走査信号
線駆動回路3を設けた画像表示装置が従来から開発され
ている。また、この際、ガラスの歪み点(約600°
C)以下のプロセス温度でこの多結晶シリコン薄膜にト
ランジスタなどの素子を形成することにより、低コスト
化を図る試みも報告されている。ただし、多結晶シリコ
ン薄膜上に形成されたトランジスタは、一般にウェーハ
などの単結晶シリコン基板上に形成されたものに比べ
て、チャンネル移動度が低くなると共にしきい値電圧が
高くなる。そして、トランジスタの相互コンダクタンス
は、チャンネル移動度に比例すると共に、ゲート電圧と
しきい値電圧との差に比例するので、このようにチャン
ネル移動度が低くしきい値電圧が高い場合には、相互コ
ンダクタンスが低くなり、トランジスタの駆動能力が低
下すると共にスイッチング速度も遅くなる。
【0007】上記のようにトランジスタの駆動能力が低
くスイッチング速度が遅くなると、特にデータ信号線駆
動回路2では、サンプリング信号SMPの波形が鈍るこ
とにより、1絵素の伝送期間(サンプリング期間)内に
サンプリングトランジスタQを確実にONにさせてデー
タ信号をデータ信号線SLに十分に書き込むことが困難
になるので、画面表示のコントラストや解像度が低下す
る。また、画像表示装置が大画面高解像度化された場合
には、データ信号線SLの本数が増加することにより、
サンプリング期間が短くなりデータ信号線駆動回路2の
動作周波数が高くなると共に、データ信号線SLの配線
長が長くなって交差する信号線の本数も増えるので、こ
のデータ信号線SLの配線抵抗や配線容量が増大し、画
面表示のコントラストや解像度の低下が顕著になる。し
かも、このようにデータ信号線駆動回路2の動作周波数
が増加すると、消費電力も増大する。
【0008】そこで、従来は、データ信号線駆動回路2
のタイミング信号生成回路2aを複数に分割することに
より、各タイミング信号生成回路2aの動作周波数を低
下させていた。即ち、例えば図17に示すように、タイ
ミング信号生成回路2a,2aを2つに分割した場合に
は、一方のタイミング信号生成回路2aに本来の2分の
1の周波数のクロック信号CKA,CKAバーとスター
トパルスSPAとを入力することにより1つおきのサン
プリング信号SMP1,SMP3,…を得て、これを1つ
おきのサンプリングトランジスタQ1,Q3,…のゲート
に送る。また、他方のタイミング信号生成回路2aに
は、位相の遅れたクロック信号CKB,CKBバーとス
タートパルスSPBとを入力することにより1つおきの
サンプリング信号SMP2,SMP4,…を得て、これを
残りのサンプリングトランジスタQ2,Q4,…のゲート
に送る。すると、図18に示すように、映像信号VS
は、奇数番目のデータ信号,,…がそれぞれ一方の
タイミング信号生成回路2aから出力されるサンプリン
グ信号SMP1,SMP3,…によってサンプリングされ
ると共に、偶数番目のデータ信号,,…がそれぞれ
他方のタイミング信号生成回路2aから出力される位相
の遅れたサンプリング信号SMP2,SMP4,…によっ
てサンプリングされる。したがって、このデータ信号線
駆動回路2は、各タイミング信号生成回路2a,2aを
本来の分割数分の1(図17では2分の1)の速度で動
作させているにもかかわらず、映像信号VSは本来の速
度でサンプリングすることができる。
【0009】また、特公平4−31371号公報には、
1走査線分の映像信号VSを分割したものをそれぞれ1
走査線分の長さまで時間軸伸長すると共に、データ信号
線駆動回路2も同数に分割してそれぞれ時間軸伸長した
映像信号VSを入力することにより、各データ信号線駆
動回路2の動作周波数を分割数分の1に低減させる発明
も開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記タイミ
ング信号生成回路2aのみを分割する従来の画像表示装
置では、各タイミング信号生成回路2aごとに位相のず
れた制御信号を用意する必要がある。即ち、図17に示
すように、2つのタイミング信号生成回路2a,2aに
分割した場合には、クロック信号CKA,CKAバーと
スタートパルスSPAの他に、これよりも位相の遅れた
クロック信号CKB,CKBバーとスタートパルスSP
Bが必要になる。そして、このように使用する制御信号
の種類が増えると、基板上に信号線を配線するための配
線スペースが増加するので、画像表示装置のダウンサイ
ジングの障害になるという問題が生じる。
【0011】しかも、このように制御信号の信号線数が
増加すると、図17からも明らかなように、各信号線が
他の信号線と交差する箇所が多くなるので、これらの信
号線の寄生容量が増え、この寄生容量を充電するために
制御信号の出力回路の消費電力が増大するという問題も
発生する。
【0012】さらに、タイミング信号生成回路2a,2
aを分割した場合には、各タイミング信号生成回路2a
の動作周波数は低下するが、サンプリングトランジスタ
Qでは、サンプリング期間が変化せず高速でスイッチン
グが行われることになる。したがって、サンプリング信
号SMPの波形の鈍りは解消できても、サンプリングト
ランジスタQ自体の駆動能力が低くスイッチング速度が
遅い場合には、映像信号VSを正確にサンプリングする
ことができないという問題が残る。しかも、サンプリン
グトランジスタQの高速スイッチングによるスイッチン
グノイズの影響も減少しないので、上記のように制御信
号の信号線の本数が増加すると、このスイッチングノイ
ズの影響が増加するという問題が発生する。
【0013】これに対して、特公平4−31371号公
報に記載された従来の画像表示装置では、分割した各デ
ータ信号線駆動回路2に共通の制御信号が送られるの
で、制御信号の信号線の本数が増加するようなことがな
く、また、タイミング信号生成回路2aの動作周波数だ
けでなくサンプリングトランジスタQでのサンプリング
周波数もデータ信号線駆動回路2の分割数分の1に低減
することができるので、上記のような問題は生じない。
【0014】しかし、分割した各データ信号線駆動回路
2にそれぞれ別個の映像信号VSを送るために、これら
各データ信号線駆動回路2の間には、映像信号VSの信
号線を配線する必要が生じる。したがって、分割数が増
加すると、これら各データ信号線駆動回路2の間に設け
る映像信号VSの信号線の配線スペースが無視できなく
なり、その分だけ各データ信号線駆動回路2のレイアウ
ト面積が減少するので、回路のレイアウトが困難になる
という問題があった。
【0015】しかも、データ信号線駆動回路2を分割し
た場合には、各データ信号線駆動回路2のタイミング信
号生成回路2aが同じ動作を行うにもかかわらず、いず
れかのタイミング信号生成回路2aに動作不良が発生す
ると、画像表示装置全体が不良品となり歩留りが悪くな
るいう問題もあった。
【0016】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、データ信号線駆動回路を分割すると共に、これを画
像表示部の両側に振り分けて配置することにより、制御
信号の信号線を増加させることなく、しかも各データ信
号線駆動回路のレイアウト面積も減少させない画像表示
装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の画像表示装置
は、クロック信号に従いスタートパルスを順次シフトさ
せて得たサンプリング信号により映像信号を順にサンプ
リングするデータ信号線駆動回路と、該映像信号のサン
プリングによって得た各データ信号が印加されるデータ
信号線を多数備えた画像表示部とが同一基板上に設けら
れた画像表示装置において、該データ信号線駆動回路が
それぞれ別個の映像信号をサンプリングする3つ以上の
データ信号線駆動回路に分割されると共に、該分割され
た各データ信号線駆動回路が該画像表示部の両側に振り
分けて配置され、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0018】また、好ましくは、本発明の画像表示装置
は、クロック信号に従いスタートパルスを順次シフトさ
せて得たサンプリング信号により映像信号を順にサンプ
リングするデータ信号線駆動回路と、該映像信号のサン
プリングによって得た各データ信号が印加されるデータ
信号線を多数備えた画像表示部とが同一基板上に設けら
れた画像表示装置において、該データ信号線駆動回路が
それぞれ別個の映像信号をサンプリングする複数のデー
タ信号線駆動回路に分割されると共に、該分割された複
数の各データ信号線駆動回路が該画像表示部の両側にそ
れぞれ重複して設けられる。
【0019】さらに、好ましくは、本発明の画像表示装
置における分割された各データ信号線駆動回路が、共通
のクロック信号とスタートパルスに基づいてそれぞれ別
個の映像信号をサンプリングするものである。
【0020】さらに、好ましくは、本発明の画像表示装
置における分割された各データ信号線駆動回路におい
て、クロック信号に従いスタートパルスを順次シフトさ
せてサンプリング信号を得るタイミング信号生成回路の
各段のピッチが、データ信号線のピッチよりも広く配置
される。
【0021】さらに、好ましくは、本発明の画像表示装
置における分割された各データ信号線駆動回路における
同一機能のいずれかの信号を表示パネルの入力端子から
該各データ信号線駆動回路に導く信号線のインピーダン
スがほぼ等しく配線される。さらに、好ましくは、本発
明の画像表示装置は、クロック信号に従いスタートパル
スを順次シフトさせて得たサンプリング信号により映像
信号を順にサンプリングするデータ信号線駆動回路と、
該映像信号のサンプリングによって得た各データ信号が
印加されるデータ信号線を多数備えた画像表示部とが同
一基板上に設けられた画像表示装置において、該データ
信号線駆動回路がそれぞれ別個の映像信号をサンプリン
グする複数のデータ信号線駆動回路に分割されると共
に、該分割された複数のデータ信号線駆動回路が該画像
表示部の片側に配置され、かつ、該分割された各データ
信号線駆動回路における同一機能のいずれかの信号を表
示パネルの入力端子から該各データ信号線駆動回路に導
く信号線のインピーダンスがほぼ等しく配線される。
【0022】さらに、好ましくは、本発明の画像表示装
置における同一機能のいずれかの信号が映像信号であ
る。
【0023】さらに、好ましくは、本発明の画像表示装
置における分割されたいずれか一対のデータ信号線駆動
回路において、前記映像信号の信号線が互いに対称位置
からそれぞれのデータ信号線駆動回路に入力される。
【0024】さらに、好ましくは、本発明の画像表示装
置における分割された複数のデータ信号線駆動回路にお
けるサンプリング信号の信号線の上層または下層に修正
用配線が設けられる。
【0025】さらに、好ましくは、本発明の画像表示装
置は、クロック信号に従いスタートパルスを順次シフト
させて得たサンプリング信号により映像信号を順にサン
プリングするデータ信号線駆動回路と、該映像信号のサ
ンプリングによって得た各データ信号が印加されるデー
タ信号線を多数備えた画像表示部とが同一基板上に設け
られた画像表示装置において、該データ信号線駆動回路
がそれぞれ別個の映像信号をサンプリングする複数のデ
ータ信号線駆動回路に分割されると共に、該分割された
複数のデータ信号線駆動回路が該画像表示部の片側に配
置され、かつ、該分割された複数のデータ信号線駆動回
路におけるサンプリング信号の信号線の上層または下層
に修正用配線が設けられる。
【0026】さらに、好ましくは、本発明の画像表示装
置における修正用配線と各データ信号線駆動回路におけ
るサンプリング信号の信号線との交差部の配線幅が他の
部分よりも広く形成される。
【0027】さらに、好ましくは、本発明の画像表示装
置における画像表示部における同じ側に配置された各デ
ータ信号線駆動回路において、クロック信号に従いスタ
ートパルスを順次シフトさせてサンプリング信号を得る
タイミング信号生成回路を共用し、該タイミング信号生
成回路で得たサンプリング信号を各データ信号線駆動回
路のサンプリング回路に供給してそれぞれの映像信号を
サンプリングさせる。以下、その作用について説明す
る。
【0028】上記構成により、データ信号線駆動回路を
分割するだけでなく、画像表示部の両側に振り分けて配
置するので、各データ信号線駆動回路が密接して配置さ
れるようなことがなくなり、これら各データ信号線駆動
回路に映像信号を入力するための信号線に十分な配線ス
ペースを確保しても、各データ信号線駆動回路のレイア
ウト面積が圧迫されるようなことがなくなる。
【0029】また、上記構成により、画像表示部の両側
に重複して設けられたデータ信号線駆動回路によって各
データ信号線にデータ信号が印加されるので、時定数の
大きいデータ信号線に短時間で確実にデータ信号の供給
を行うことができるようになる。
【0030】さらに、上記構成により、各データ信号線
駆動回路のクロック信号とスタートパルスが共通のもの
となるので、制御信号の信号線の本数を減少させること
ができる。
【0031】さらに、上記構成により、各データ信号線
駆動回路におけるサンプリング回路のピッチを広げてレ
イアウトに余裕を持たせることができる。
【0032】さらに、上記構成により、異なるデータ信
号線駆動回路に接続されるデータ信号線の境界部分での
信号の劣化の程度をできるだけ均一にしていわゆるブロ
ック縞の発生を抑制できる。
【0033】さらに、上記構成により、分割したデータ
信号線駆動回路を画像表示部の片側にのみ配置する場合
にも、信号の劣化の程度をできるだけ均一にすることが
できる。
【0034】さらに、上記構成により、特に映像信号の
劣化の程度をできるだけ均一にすることができる。
【0035】さらに、上記構成により、簡単な構成によ
り映像信号の劣化の程度をできるだけ均一にすることが
できる。
【0036】さらに、上記構成により、分割された各デ
ータ信号線駆動回路のサンプリング回路が冗長構成とな
るので、不良が発生したデータ信号線駆動回路における
サンプリング信号の信号線と、他のデータ信号線駆動回
路のサンプリング信号の信号線との間を修正用配線によ
って接続することによって、製造上の歩留りを向上させ
ることができる。
【0037】さらに、上記構成により、分割したデータ
信号線駆動回路を画像表示部の片側にのみ配置するが、
信号線のインピーダンスは考慮して配線を行わない場合
にも、サンプリング信号の信号線との間を修正用配線に
よって接続して歩留りを向上させることができる。
【0038】さらに、上記構成により、修正用配線と信
号線の交差部の配線幅が広いので、この交差部の溶融接
続による修正が容易になる。
【0039】さらに、上記構成により、分割された各デ
ータ信号線駆動回路のサンプリング回路を共用すること
により、データ信号線駆動回路の全体のレイアウト面積
を小さくして無駄をなくすことができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0041】図1〜図3は本発明の第1実施形態を示す
ものであって、図1は画像表示装置の構成を示すブロッ
ク図、図2は画像表示装置の動作を示すタイムチャー
ト、図3は画像表示装置の他の構成を示すブロック図で
ある。なお、図15〜図18に示した従来例と同様の機
能を有する構成部材には同じ番号を付記する。
【0042】本実施形態の画像表示装置は、図1に示す
ように、画像表示部1の両側に4分割したデータ信号線
駆動回路21〜24を配置したものである。画像表示部
1は、図15に示したものと同様のアクティブマトリク
ス駆動方式の液晶表示装置であり、データ信号線駆動回
路21〜24によってサンプリングされたデータ信号が
印加されるデータ信号線SLを多数備えている。ただ
し、簡単のため、図1では8本のデータ信号線SL1〜
SL8のみを示している。また、図1では、走査信号線
駆動回路とこれによって駆動される走査信号線を省略し
て示している。なお、この画像表示部1は、データ信号
を印加するための多数のデータ信号線SLを備えた画像
表示部1であれば、他の方式の画像表示装置であっても
よい。
【0043】4分割されたデータ信号線駆動回路21〜
24には、それぞれ画像表示部1の一端側から複数本ず
つのデータ信号線SLが割り当てられて接続されてい
る。また、映像信号VSも同じく4系統の映像信号VS
1〜VS4に分割されて、これらのデータ信号線駆動回路
21〜24にそれぞれ別個に入力される。各データ信号
線駆動回路21〜24では、映像信号VS1〜VS4のい
ずれかを多数のサンプリングトランジスタQによってサ
ンプリングし、このサンプリングしたデータ信号をそれ
ぞれに割り当てられた各データ信号線SLに出力するよ
うになっている。各サンプリングトランジスタQのゲー
トには、データ信号線駆動回路21〜24ごとに設けら
れたタイミング信号生成回路2aから出力されるサンプ
リング信号SMPが入力される。これらの各タイミング
信号生成回路2aには、それぞれ同じクロック信号C
K,CKバーとスタートパルスSPとが入力されるよう
になっている。また、各データ信号線SLには、それぞ
れホールドコンデンサCが接続されている。ただし、図
1では8本のデータ信号線SL1〜SL8のみを示してい
るので、各データ信号線駆動回路21〜24には2本ず
つのデータ信号線SL2i-1,SL2i(iは1〜4の整
数)が割り当てられ、サンプリングトランジスタQ1,
Q2とホールドコンデンサC1,C2も2つずつ設けられ
ている。
【0044】上記データ信号線駆動回路21,23は画
像表示部1の一方の側(図1では上側)に配置され、残
りのデータ信号線駆動回路22,24は画像表示部1の
他方の側(図1では下側)に配置される。したがって、
各データ信号線駆動回路21〜24の間には、十分な隙
間が生じるので、これら各データ信号線駆動回路21〜
24ごとに映像信号VS1〜VS4を入力するための信号
線を設けたとしても、このために各データ信号線駆動回
路21〜24のレイアウト面積が圧迫されるようなこと
がなくなる。また、これらのデータ信号線駆動回路21
〜24は、画像表示部1と同一のガラスなどの基板上に
形成される。
【0045】映像信号VS1〜VS4は、図2に示すよう
に、通常の映像信号VSを1走査線ごとに4分割したも
のであり、それぞれ1走査線分の長さになるまで4倍に
時間軸伸長すると共に位相が揃えられている。即ち、通
常の映像信号VSが8つのデータ信号〜からなるも
のとすると、映像信号VS1は、1走査線の期間(水平
走査期間1H)の前半がデータ信号となり後半がデー
タ信号になるものである。そして、映像信号VS2
は、1走査線の期間の前半と後半がデータ信号,と
なり、映像信号VS3は、1走査線の期間の前半と後半
がデータ信号,6となり、映像信号VS4は、1走
査線の期間の前半と後半がデータ信号,となる。な
お、このような時間軸伸長は、例えば前記特公平4−3
1371号公報に記載されているようなシフトレジスタ
とサンプルホールド回路を用いて容易に実行することが
できる。また、もともとこのような形式の映像信号VS
1〜VS4を出力する撮像装置や記憶装置を用いた場合に
は、時間軸伸長などの処理が不要となる。
【0046】上記データ信号線駆動回路21〜24に共
通に入力されるクロック信号CK,CKバーとスタート
パルスSPは、図2に示すように、通常の4分の1の周
波数のものとなる。このため、各タイミング信号生成回
路2aから出力されるサンプリング信号SMP1は1走
査線の期間の前半にHレベルからLレベルに切り替わ
り、サンプリング信号SMP2は1走査線の期間の後半
にHレベルからLレベルに切り替わる。したがって、1
走査線の前半には、各データ信号線駆動回路21〜24
のサンプリングトランジスタQ1が同時にONとなり、
データ信号線SL1,SL3,SL5,SL7にそれぞれデ
ータ信号,,,がサンプリング出力されると共
に、1走査線の後半には、各データ信号線駆動回路21
〜24のサンプリングトランジスタQ2が同時にONと
なり、データ信号線SL2,SL4,SL6,SL8にそれ
ぞれデータ信号,,,がサンプリング出力され
る。
【0047】この結果、本実施形態の画像表示装置は、
4分割したデータ信号線駆動回路21〜24をそれぞれ
4分の1の周波数で動作させるので、これらデータ信号
線駆動回路21〜24のトランジスタの駆動能力が低く
スイッチング速度が遅い場合にも、各映像信号VS1〜
VS4を確実にサンプリングすることができる。また、
各データ信号線駆動回路21〜24は、共通のクロック
信号CK,CKバーとスタートパルスSPを用いるの
で、図15に示した従来例のように位相のずれた制御信
号を分割数倍用意する必要がなくなり、配線スペースを
節約することができる。さらに、本実施形態の画像表示
装置では、各データ信号線駆動回路21〜24が画像表
示部1の両側に互い違いに振り分けて配置されているの
で、例えばデータ信号線駆動回路21とデータ信号線駆
動回路23との間の隙間が十分広くなり、各データ信号
線駆動回路21〜24ごとに必要となる映像信号VS1
〜VS4の信号線の配線スペースがこれら各データ信号
線駆動回路21〜24のレイアウト面積を圧迫するよう
なこともなくなる。
【0048】しかも、図1に示すように、映像信号VS
1〜VS4の各信号線がサンプリング信号SMPの各信号
線と交差する交差数が、図17に示した従来例に比べて
4分の1に減少する。また、この図17に示した従来例
では、クロック信号CKB,CKBバーの信号線がタイ
ミング信号生成回路2aから出力されるサンプリング信
号SMPの信号線と交差していたが、本実施形態の画像
表示装置では、クロック信号CK,CKバーの信号線が
サンプリング信号SMPの信号線と交差するようなこと
はなくなる。そして、このように信号線の交差数が減少
すると、これらの信号線の寄生容量を減少させることが
できるので、この寄生容量に充電を行うための消費電力
を低減すると共に、波形鈍りなどによる信号の劣化も防
止することができる。さらに、この信号線の寄生容量で
消費される電力は動作周波数に比例するので、データ信
号線駆動回路21〜24の動作周波数が4分の1に低下
したことによっても、この消費電力を低減することがで
きる。
【0049】なお、上記実施形態では、画像表示部1の
両側のデータ信号線駆動回路21〜24の間に大きなス
ペースの余裕が生じレイアウトに無駄が多くなる。そこ
で、図3に示すように、各データ信号線駆動回路21〜
24におけるタイミング信号生成回路2aの各段のピッ
チやサンプリングトランジスタQ1,Q2の間隔をデータ
信号線SLのピッチよりも広く配置することができる。
この図3の画像表示装置は、図1の画像表示装置と全く
同じ構成であるが、データ信号線駆動回路21〜24に
おける各素子の配置のピッチが広くなる。したがって、
これらデータ信号線駆動回路21〜24の各素子の形成
の際の設計マージンを広く取ることができるので、半導
体製造プロセスの歩留りを向上させることができる。
【0050】上記データ信号線駆動回路21〜24に接
続されるデータ信号線SLは、隣接するもの同士ができ
るだけ同じデータ信号線駆動回路21〜24に接続され
るようにする他、隣接するもの同士が常に異なるデータ
信号線駆動回路21〜24に接続されるようにすること
もできる。即ち、例えばデータ信号線駆動回路21に
は、データ信号線SL1,SL3が接続され、データ信号
線駆動回路22には、データ信号線SL2,SL4が接続
されるというように、各データ信号線SLを千鳥足状に
割り当てることができる。
【0051】ところで、データ信号線駆動回路21〜2
4は、分割数が多くなればなるほど動作周波数が低下す
る。そして、この分割数をデータ信号線SLの本数に一
致させると、データ信号線駆動回路21〜24が不要と
なる。しかし、この場合には、データ信号線SLの本数
と同じ数の映像信号VSを外部から供給する必要がある
ので、実質的にはデータ信号線駆動回路21〜24を外
付けした場合と同じことになる。
【0052】図4は本発明の第2実施形態を示すもので
あって、画像表示装置の構成を示すブロック図である。
なお、図1〜図3に示した第1実施形態と同様の機能を
有する構成部材には同じ番号を付記して説明を省略す
る。
【0053】本実施形態の画像表示装置は、図4に示す
ように、画像表示部1の一方の側に2分割したデータ信
号線駆動回路21,22を配置すると共に、他方の側に
もこれらデータ信号線駆動回路21,22と同じデータ
信号線駆動回路23,24を重複して設けたものであ
る。各データ信号線駆動回路21〜24は、第1実施形
態の場合と同様の構成であり、クロック信号CK,CK
バーとスタートパルスSPが共通に入力される。しか
し、画像表示部1を挟んで対向する一対のデータ信号線
駆動回路21,23には共通の映像信号VS1が入力さ
れ、データ信号線駆動回路22,24には共通の映像信
号VS2が入力される。また、画像表示部1は、第1実
施形態の場合と同様のものである。なお、図4では画像
表示部1には、2N本のデータ信号線SL1〜SL2Nが
設けられているものとする。そして、一対のデータ信号
線駆動回路21,23には、N本のデータ信号線SL1
〜SLNの両端がそれぞれ接続され、他方の対のデータ
信号線駆動回路22,24には、残りN本のデータ信号
線SLN+1〜SL2Nの両端がそれぞれ接続されている。
【0054】画像表示部1の一方の側に配置されたデー
タ信号線駆動回路21,22のみに注目すると、本実施
形態の画像表示装置は、通常の2分の1の周波数のクロ
ック信号CK,CKバーとスタートパルスSPを用いる
ことにより動作周波数を2分の1に低減できるので、ト
ランジスタの駆動能力が低くスイッチング速度が遅い場
合にも、映像信号VS1,VS2を確実にサンプリングす
ることができる。
【0055】しかも、画像表示部1の他方の側に配置さ
れたデータ信号線駆動回路23,24は、それぞれこれ
らデータ信号線駆動回路21,22と全く同じ動作を行
う。したがって、これらのデータ信号線駆動回路21〜
24は、映像信号VS1,VS2をサンプリングしたデー
タ信号をデータ信号線SL1〜SL2Nの両方の端から書
き込むことができる。ここで、大画面の画像表示装置で
は、画像表示部1の表示面積が広くなりデータ信号線S
Lの配線長も長くなるので、これらデータ信号線SLの
配線抵抗や配線容量が大きくなって時定数が増加する。
このため、例えば画像表示部1の片側に配置されたデー
タ信号線駆動回路21,22のみでは、動作周波数を低
下させたとしても、トランジスタの駆動能力の不足など
のために、短いサンプリング期間内にデータ信号をデー
タ信号線SLに十分に書き込むことが困難になる場合が
ある。そこで、本実施形態のように、データ信号線SL
1〜SL2Nの両側からデータ信号を書き込みようにすれ
ば、トランジスタの駆動能力の不足を補い短時間に十分
にデータ信号を書き込めるので、コントラストや解像度
の低下を少なくして高品質の画像表示を行うことができ
るようになる。
【0056】図5〜図7は本発明の第3実施形態を示す
ものであって、図5は画像表示装置の従来の構成を比較
例として示すブロック図、図6は画像表示装置の構成を
示すブロック図、図7は画像表示装置の他の構成を示す
ブロック図である。なお、図1〜図4に示した他の実施
形態と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付記
して説明を省略する。
【0057】例えば図5に示すように、画像表示部1の
一方の側に2分割したデータ信号線駆動回路21,22
を配置する場合、従来は、2系統の映像信号VS1,V
S2をそれぞれデータ信号線駆動回路21,22の同じ
側から入力するように配線していた。なお、画像表示部
1やデータ信号線駆動回路21,22は、第1実施形態
の場合と同様のものであり、各データ信号線駆動回路2
1,22におけるサンプリング回路2bは、多数のサン
プリングトランジスタQの素子アレイ回路を示す。ま
た、ここでは簡単のため、10本のデータ信号線SL1
〜SL10のみを示している。
【0058】上記データ信号線SL5に印加されるデー
タ信号は、映像信号VS1がデータ信号線駆動回路21
に入力されて5本のサンプリング信号の信号線と交差し
た後にサンプリング回路2bでサンプリングされたもの
である。これに対して、このデータ信号線SL5に画像
表示部1上で隣接するデータ信号線SL6に印加される
データ信号は、映像信号VS2がデータ信号線駆動回路
22に入力されて1本のサンプリング信号の信号線と交
差した後にサンプリング回路2bでサンプリングされた
ものである。即ち、映像信号VS1と映像信号VS2の信
号線は、画像表示部1上で隣接するデータ信号線SL5
とデータ信号線SL6にデータ信号を印加するための配
線部分の配線長やサンプリング信号の信号線との交差数
が異なるので、配線抵抗や配線容量の相違から配線イン
ピーダンスに違いが生じることになる。したがって、画
像表示部1の左半分の画面1aでは、データ信号線SL
5に近い右側のデータ信号線SLほど配線インピーダン
スによって大きな鈍りが生じるのに対して、画像表示部
1の右半分の画面1bでは、データ信号線SL6に近い
左側のデータ信号線SLほど配線インピーダンスによる
鈍りが小さくなるので、これら画面1a,1bの境界部
分で解像度などの画質に急激な差が生じ画像に縞模様
(ブロック縞)が生じることなる。
【0059】そこで、本実施形態の画像表示装置では、
図6に示すように、一方のデータ信号線駆動回路21に
は映像信号VS1の信号線を図示左側から供給するよう
に配線し、他方のデータ信号線駆動回路22には映像信
号VS2の信号線を図示右側から供給するように配線す
ることにより左右対称の配置としている。すると、デー
タ信号線SL5とデータ信号線SL6には、映像信号VS
1,VS2がそれぞれ5本ずつのサンプリング信号の信号
線と交差した後にサンプリング回路2bでサンプリング
されたデータ信号が印加されるので、配線インピーダン
スがほぼ等しくなる。したがって、画像表示部1の左半
分の画面1aでは、データ信号線SL5に近い右側のデ
ータ信号線SLほど配線インピーダンスによって大きな
鈍りが生じるのに対して、画像表示部1の右半分の画面
1bでも、データ信号線SL6に近い左側のデータ信号
線SLほど配線インピーダンスによって大きな鈍りが生
じるので、これら画面1a,1bの境界部分の解像度な
どをほぼ等しくしてブロックの境目を自然に連続させる
ことができる。
【0060】上記ブロック縞は、図5に示したように分
割したデータ信号線駆動回路21,22を画像表示部1
の一方の側に配置した場合に限らず、図1に示した第1
実施形態の画像表示装置のように、両側に振り分けて配
置した場合にも生じ得る。即ち、図1の場合には、デー
タ信号線SL2とデータ信号線SL3やデータ信号線SL
4とデータ信号線SL5などの境界部分で縞模様が発生す
るおそれがある。そこで、このような場合にも、図7に
示すように、映像信号VS1,VS3の信号線を画像表示
部1の上側に配置されたデータ信号線駆動回路21,2
3に図示左側から供給するように配線すると共に、映像
信号VS2,VS4の信号線を画像表示部1の下側に配置
されたデータ信号線駆動回路22,24には図示右側か
ら供給するように配線して、これらの信号線を左右対称
に配置すれば、画像表示部1上で隣接するデータ信号線
SLにデータ信号を出力するための映像信号VSの信号
線の配線インピーダンスがほぼ均一になるので、画面1
a〜1dの各境界部分の解像度などをほぼ等しくして縞
模様の発生を抑制することができる。
【0061】図8〜図12は本発明の第4実施形態を示
すものであって、図8はデータ信号線駆動回路の構成を
示すブロック図、図9はタイミング信号生成回路の構成
を示すブロック図、図10は修正を施したタイミング信
号生成回路の構成を示すブロック図、図11は修正用配
線と信号線との交差部を示す拡大平面図、図12は画像
表示装置の他の構成を示すブロック図である。なお、図
1〜図7に示した他の実施形態と同様の機能を有する構
成部材には同じ番号を付記して説明を省略する。
【0062】上記第1〜3実施形態の画像表示装置は、
分割したデータ信号線駆動回路21〜24の内部にそれ
ぞれ同じ動作を行うタイミング信号生成回路2aを重複
して備えている。しかし、これらのタイミング信号生成
回路2aは、冗長に設けられているにもかかわらずそれ
ぞれが独立しているので、いずれかのタイミング信号生
成回路2aが不良となっても画像表示装置全体が不良と
なるため不経済であるだけでなく、逆に同じタイミング
信号生成回路2aを複数設けることにより不良発生の確
率を高めて歩留りを低下させるという不都合もあった。
【0063】本実施形態の画像表示装置は、この不都合
を解消するために、一部のタイミング信号生成回路2a
に不良が発生しても他のタイミング信号生成回路2aが
これを補うことができる修正用配線を設けたものであ
る。なお、このような修正用配線は、第1実施形態の場
合のように分割したデータ信号線駆動回路21〜24を
画像表示部1の両側に振り分けて配置した画像表示装置
に限らず、データ信号線駆動回路を分割するいずれの画
像表示装置にも設けることができる。
【0064】例えば図8に示すように、3分割したデー
タ信号線駆動回路21〜23を並べて配置した場合に
は、各データ信号線駆動回路21〜23のタイミング信
号生成回路2aから出力されるサンプリング信号SMP
1〜SMP3の信号線の上層または下層に修正用配線4が
連続して配線される。これら修正用配線4と各信号線と
は、常時は絶縁層によって電気的に絶縁されているが、
必要に応じてこれらの間をレーザ照射によって溶融接続
させることができるようになっている。
【0065】ここで、各データ信号線駆動回路21〜2
3は、第1実施形態の場合と同様のものであり、これら
データ信号線駆動回路21〜23の各タイミング信号生
成回路2aも多数のラッチ回路をカスケード接続した多
数段のシフトレジスタによって構成される。ただし、こ
こでは簡単のため、各データ信号線駆動回路21〜23
にデータ信号線SLが3本ずつ割り当てられた場合を示
すので、タイミング信号生成回路2aも、図9に示すよ
うに、3つのラッチ回路51〜53からなるシフトレジ
スタによって構成される。
【0066】ところで、例えばデータ信号線駆動回路2
2における図9に示すタイミング信号生成回路2aの最
初のラッチ回路51に不良が発生したとすると、サンプ
リング信号SMP1は正しい信号にはならず、このサン
プリング信号SMP1をシフトさせて得たサンプリング
信号SMP2,SMP3も正しい信号ではなくなる。そこ
で、このような場合には、図10に示すように、データ
信号線駆動回路22におけるタイミング信号生成回路2
aの不良が発生したラッチ回路51の出力線を黒三角印
61で示すようにレーザ照射によって溶融断線させると
共に、このタイミング信号生成回路2aにおけるサンプ
リング信号SMP1の信号線と上記修正用配線4との交
差部を黒丸印71で示すようにレーザ照射によって溶融
接続する。また、図8に示すように、正常な例えばデー
タ信号線駆動回路21におけるタイミング信号生成回路
2aのサンプリング信号SMP1の信号線と修正用配線
4との交差部も黒丸印72で示すようにレーザ照射によ
って溶融接続する。なお、図9に示すラッチ回路51の
出力線は、不良によって完全に開放されている場合には
特に断線させる必要ないが、通常は動作に不都合な信号
が現れるおそれがあるので、このような黒三角印61に
よる溶融断線を行う。
【0067】上記黒丸印71,72の溶融接続により、
正常なデータ信号線駆動回路21のサンプリング信号S
MP1が修正用配線4を介して不良の発生したデータ信
号線駆動回路22にも供給されるので、このサンプリン
グ信号SMP1だけでなく、図10に示したラッチ回路
52,53から出力されるサンプリング信号SMP2,
SMP3も正常なものとなる。したがって、本実施形態
の画像表示装置によれば、データ信号線駆動回路22に
発生した不良を正常なデータ信号線駆動回路21によっ
て補い修正することができるので、製品の歩留り向上を
図ることができるようになる。
【0068】なお、上記実施形態では、レーザ照射によ
って黒丸印71,72の溶融接続を行ったが、配線ルー
ルが微細で修正用配線4と各信号線と交差部の面積が狭
い場合には、図11に示すように、これら修正用配線4
と各信号線の交差部の配線幅を広く形成して、レーザ照
射による溶融接続が成功する確率を高めるようにするこ
とが望ましい。また、レーザ照射による溶融接続以外に
も、例えば修正用配線4と各信号線との間にアナログス
イッチを設けておき、このアナログスイッチのON/O
FFを電気的に制御するようにしてもよい。
【0069】また、上記実施形態では、1箇所の不良を
修正する場合について説明したが、図12に示すよう
に、複数箇所で発生した不良を1本の修正用配線4で修
正することも可能である。図12では、例えばデータ信
号線駆動回路22が出力するサンプリング信号SMP
1,SMP2が共に不良となり、データ信号線駆動回路2
3が出力するサンプリング信号SMP3も不良になった
場合を示す。そして、黒丸印73,74によってデータ
信号線駆動回路22が出力すべきサンプリング信号SM
P1をデータ信号線駆動回路21が出力するサンプリン
グ信号SMP1によって補い、黒丸印75,76によっ
てデータ信号線駆動回路22が出力すべきサンプリング
信号SMP2をデータ信号線駆動回路23が出力するサ
ンプリング信号SMP2によって補い、黒丸印77,7
8によってデータ信号線駆動回路23が出力すべきサン
プリング信号SMP3をデータ信号線駆動回路24が出
力するサンプリング信号SMP3によって補うようにし
ている。また、1本の修正用配線4は、このように3箇
所の不良の修正に兼用するために、黒三角印62,63
の溶融断線によって3分割している。ただし、不良の発
生箇所によっては、このように3箇所の不良を1本の修
正用配線4で必ず修正できるとは限らない。このため、
修正用配線4を予め複数本設けておけば、修正可能とな
る不良箇所数を確実に増加させることができる。
【0070】なお、図8では図示しない画像表示部1の
一方の側に配置したデータ信号線駆動回路21〜23の
みを示し、図12では画像表示部1の一方の側に配置し
たデータ信号線駆動回路21〜24のみを示したが、こ
の画像表示部1の他方の側にもデータ信号線駆動回路が
配置されている場合には、これらのデータ信号線駆動回
路に対しても同じ修正用配線4または他の独立した修正
用配線を設けることができる。
【0071】図13および図14は本発明の第5実施形
態を示すものであって、図13は画像表示装置の構成を
示すブロック図、図14は画像表示装置の動作を示すタ
イムチャートである。なお、図1〜図12に示した他の
実施形態と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を
付記して説明を省略する。
【0072】上記第1〜4実施形態の画像表示装置は、
分割したデータ信号線駆動回路21〜24の内部に同じ
動作を行うタイミング信号生成回路2aを重複して備え
ている。このため、重複するタイミング信号生成回路2
aのレイアウト面積が無駄になるだけでなく、タイミン
グ信号生成回路2aの数が増えることにより不良発生の
確率も高まるので、第4実施形態に示したような修正用
配線4を設けて歩留りの低下を防止する必要性も生じる
ことになる。
【0073】そこで、本実施形態では、図13に示すよ
うに、画像表示部1の両側に設けたデータ信号線駆動回
路21,22でそれぞれ1つのタイミング信号生成回路
2aを共用するようにしたものを示す。即ち、一方のデ
ータ信号線駆動回路21は、実際にはさらに2分割され
ていて映像信号VS1,VS3がそれぞれ入力されると共
に、他方のデータ信号線駆動回路22も、実際にはさら
に2分割されていて映像信号VS2,VS4がそれぞれ入
力される。また、これら各データ信号線駆動回路21,
22内で2分割された回路には、画像表示部1の各デー
タ信号線SL1〜SL8が千鳥足状に交互に割り当てられ
ている。したがって、データ信号線駆動回路21は、分
割された一方のサンプリングトランジスタQ1,Q3のゲ
ートにタイミング信号生成回路2aから出力されるサン
プリング信号SMP1,SMP2をそれぞれ入力し、映像
信号VS1をこれらサンプリングトランジスタQ1,Q3
を介してデータ信号線SL1,SL5に出力するようにな
ると共に、分割された他方のサンプリングトランジスタ
Q2,Q4のゲートにも同じタイミング信号生成回路2a
から出力されるサンプリング信号SMP1,SMP2をそ
れぞれ入力し、映像信号VS3をこれらサンプリングト
ランジスタQ2,Q4を介してデータ信号線SL3,SL7
に出力するようになっている。また、データ信号線駆動
回路22は、分割された一方のサンプリングトランジス
タQ1,Q3のゲートにタイミング信号生成回路2aから
出力されるサンプリング信号SMP1,SMP2をそれぞ
れ入力し、映像信号VS2をこれらサンプリングトラン
ジスタQ1,Q3を介してデータ信号線SL2,SL6に出
力するようになると共に、分割された他方のサンプリン
グトランジスタQ2,Q4のゲートにも同じタイミング信
号生成回路2aから出力されるサンプリング信号SMP
1,SMP2をそれぞれ入力し、映像信号VS4をこれら
サンプリングトランジスタQ2,Q4を介してデータ信号
線SL4,SL8に出力するようになっている。
【0074】映像信号VS1〜VS4は、図14に示すよ
うに、通常の映像信号VSを1走査線ごとに4分割した
ものであり、それぞれ1走査線分の長さになるまで4倍
に時間軸伸長すると共に位相が揃えられている。ただ
し、各データ信号線SL1〜SL8が千鳥足状に交互に割
り当てられるので、これに応じて各映像信号VS1〜V
S4に含まれるデータ信号も組み替えられている。即
ち、通常の映像信号VSが8つのデータ信号〜から
なるものとすると、映像信号VS1は、1走査線の期間
(水平走査期間1H)の前半がデータ信号となり後半
がデータ信号になるものである。そして、映像信号V
S2は、1走査線の期間の前半と後半がデータ信号,
となり、映像信号VS3は、1走査線の期間の前半と
後半がデータ信号,となり、映像信号VS4は、1
走査線の期間の前半と後半がデータ信号,となる。
【0075】上記データ信号線駆動回路21,22に共
通に入力されるクロック信号CK,CKバーとスタート
パルスSPは、図14に示すように、通常の4分の1の
周波数のものとなる。このため、双方のタイミング信号
生成回路2aから出力されるサンプリング信号SMP1
は1走査線の期間の前半にHレベルからLレベルに切り
替わり、サンプリング信号SMP2は1走査線の期間の
後半にHレベルからLレベルに切り替わる。したがっ
て、1走査線の前半には、データ信号線駆動回路21と
データ信号線駆動回路22のサンプリングトランジスタ
Q1,Q2が同時にONとなり、データ信号線SL1〜S
L4にそれぞれデータ信号〜がサンプリング出力さ
れると共に、1走査線の後半には、データ信号線駆動回
路21とデータ信号線駆動回路22のサンプリングトラ
ンジスタQ3,Q4が同時にONとなり、データ信号線S
L5〜SL8にそれぞれデータ信号〜がサンプリング
出力される。
【0076】この結果、本実施形態の画像表示装置は、
画像表示部1の両側に振り分けて2分割したデータ信号
線駆動回路21,22をさらに2分割することにより、
それぞれ4分の1の周波数で動作させると共に、これら
に共通のクロック信号CK,CKバーとスタートパルス
SPを用いるので、第1実施形態の場合と同様の効果を
得ることができる。しかも、各データ信号線駆動回路2
1,22でタイミング信号生成回路2aを共用するの
で、第1実施形態の場合に比べ、このタイミング信号生
成回路2aの個数を2分の1に減少させることができ
る。また、従来例と比べた場合にも、各タイミング信号
生成回路2aの段数が4分の1に減少するので、タイミ
ング信号生成回路2aの個数が2倍に増えても段数の合
計による回路規模の比較では従来のものの半分で済むよ
うになる。
【0077】なお、上記第1〜第5実施形態での分割数
は単なる一例であり、さらに分割数を増やせばそれぞれ
の効果がより一層顕著なものとなる。
【0078】また、上記第1〜第5実施形態では、デー
タ信号線駆動回路21〜24でサンプリングされたデー
タ信号を直接各データ信号線SLに出力していたが、バ
ッファ回路を介して各データ信号線SLに出力させるこ
ともできる。さらに、データ信号線駆動回路21〜24
でサンプリングされたデータ信号をそれぞれ一旦ホール
ド回路に保持した後に、所定のタイミングで一斉にデー
タ信号線SLに出力するようにしてもよい。即ち、上記
第1〜第5実施形態では、いずれも駆動方式を点順次方
式としたが、線順次方式とすることもできる。
【0079】
【発明の効果】以上のように本発明の画像表示装置によ
れば、データ信号線駆動回路を分割することにより、こ
のデータ信号線駆動回路の動作周波数を低下させること
ができるので、ノイズと消費電力を低減することができ
る。しかも、分割したデータ信号線駆動回路を画像表示
部の両側に振り分けて配置することにより、各データ信
号線駆動回路の内部レイアウトや周辺信号線のレイアウ
トに余裕を持たせることができる。また、データ信号線
駆動回路の分割によって制御信号の種類が増加するよう
なこともない。したがって、これらによりノイズと消費
電力の低減効果をさらに向上させることができる。
【0080】さらに、データ信号線の両端からデータ信
号を印加することにより、このデータ信号の供給を高速
かつ確実に行うことができ、表示品質を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すものであって、画
像表示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示すものであって、画
像表示装置の動作を示すタイムチャートである。
【図3】本発明の第1実施形態を示すものであって、画
像表示装置の他の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示すものであって、画
像表示装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第3実施形態を示すものであって、画
像表示装置の従来の構成を比較例として示すブロック図
である。
【図6】本発明の第3実施形態を示すものであって、画
像表示装置の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第3実施形態を示すものであって、画
像表示装置の他の構成を示すブロック図である。なお、
図1〜図4に示した他の実施形態と同様の機能を有する
構成部材には同じ番号を付記して説明を省略する。
【図8】本発明の第4実施形態を示すものであって、デ
ータ信号線駆動回路の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第4実施形態を示すものであって、タ
イミング信号生成回路の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第4実施形態を示すものであって、
修正を施したタイミング信号生成回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図11】本発明の第4実施形態を示すものであって、
修正用配線と信号線との交差部を示す拡大平面図であ
る。
【図12】本発明の第4実施形態を示すものであって、
画像表示装置の他の構成を示すブロック図である。な
お、図1〜図7に示した他の実施形態と同様の機能を有
する構成部材には同じ番号を付記して説明を省略する。
【図13】本発明の第5実施形態を示すものであって、
画像表示装置の構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の第5実施形態を示すものであって、
画像表示装置の動作を示すタイムチャートである。な
お、図1〜図12に示した他の実施形態と同様の機能を
有する構成部材には同じ番号を付記して説明を省略す
る。
【図15】従来例を示すものであって、アクティブマト
リクス駆動方式の液晶表示装置の基本構成を示すブロッ
ク図である。
【図16】従来例を示すものであって、図15の液晶表
示装置の動作を示すタイムチャートである。
【図17】従来例を示すものであって、タイミング信号
生成回路を分割したデータ信号線駆動回路の構成を示す
ブロック図である。
【図18】従来例を示すものであって、図17のデータ
信号線駆動回路を用いた画像表示装置の動作を示すタイ
ムチャートである。
【符号の説明】 1 画像表示部 21 データ信号線駆動回路 22 データ信号線駆動回路 23 データ信号線駆動回路 24 データ信号線駆動回路 2a タイミング信号生成回路 2b サンプリング回路 4 修正用配線

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号に従いスタートパルスを順
    次シフトさせて得たサンプリング信号により映像信号を
    順にサンプリングするデータ信号線駆動回路と、該映像
    信号のサンプリングによって得た各データ信号が印加さ
    れるデータ信号線を多数備えた画像表示部とが同一基板
    上に設けられた画像表示装置において、 該データ信号線駆動回路がそれぞれ別個の映像信号をサ
    ンプリングする3つ以上のデータ信号線駆動回路に分割
    されると共に、該分割された各データ信号線駆動回路が
    該画像表示部の両側に振り分けて配置された画像表示装
    置。
  2. 【請求項2】 クロック信号に従いスタートパルスを順
    次シフトさせて得たサンプリング信号により映像信号を
    順にサンプリングするデータ信号線駆動回路と、該映像
    信号のサンプリングによって得た各データ信号が印加さ
    れるデータ信号線を多数備えた画像表示部とが同一基板
    上に設けられた画像表示装置において、 該データ信号線駆動回路がそれぞれ別個の映像信号をサ
    ンプリングする複数のデータ信号線駆動回路に分割され
    ると共に、該分割された複数の各データ信号線駆動回路
    が該画像表示部の両側にそれぞれ重複して設けられた画
    像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記分割された各データ信号線駆動回路
    が、共通のクロック信号とスタートパルスに基づいてそ
    れぞれ別個の映像信号をサンプリングするものである請
    求項1または2記載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記分割された各データ信号線駆動回路
    において、クロック信号に従いスタートパルスを順次シ
    フトさせてサンプリング信号を得るタイミング信号生成
    回路の各段のピッチが、データ信号線のピッチよりも広
    く配置された請求項1〜3のいずれかに記載の画像表示
    装置。
  5. 【請求項5】 前記分割された各データ信号線駆動回路
    における同一機能のいずれかの信号を表示パネルの入力
    端子から該各データ信号線駆動回路に導く信号線のイン
    ピーダンスがほぼ等しく配線された請求項1〜4のいず
    れかに記載の画像表示装置。
  6. 【請求項6】 クロック信号に従いスタートパルスを順
    次シフトさせて得たサンプリング信号により映像信号を
    順にサンプリングするデータ信号線駆動回路と、該映像
    信号のサンプリングによって得た各データ信号が印加さ
    れるデータ信号線を多数備えた画像表示部とが同一基板
    上に設けられた画像表示装置において、 該データ信号線駆動回路がそれぞれ別個の映像信号をサ
    ンプリングする複数のデータ信号線駆動回路に分割され
    ると共に、該分割された複数のデータ信号線駆動回路が
    該画像表示部の片側に配置され、かつ、 該分割された各データ信号線駆動回路における同一機能
    のいずれかの信号を表示パネルの入力端子から該各デー
    タ信号線駆動回路に導く信号線のインピーダンスがほぼ
    等しく配線された画像表示装置。
  7. 【請求項7】 前記同一機能のいずれかの信号が映像信
    号である請求項5または6記載の画像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記分割されたいずれか一対のデータ信
    号線駆動回路において、前記映像信号の信号線が互いに
    対称位置からそれぞれのデータ信号線駆動回路に入力さ
    れた請求項7記載の画像表示装置。
  9. 【請求項9】 前記分割された複数のデータ信号線駆動
    回路におけるサンプリング信号の信号線の上層または下
    層に修正用配線が設けられた請求項1〜8のいずれかに
    記載の画像表示装置。
  10. 【請求項10】 クロック信号に従いスタートパルスを
    順次シフトさせて得たサンプリング信号により映像信号
    を順にサンプリングするデータ信号線駆動回路と、該映
    像信号のサンプリングによって得た各データ信号が印加
    されるデータ信号線を多数備えた画像表示部とが同一基
    板上に設けられた画像表示装置において、 該データ信号線駆動回路がそれぞれ別個の映像信号をサ
    ンプリングする複数のデータ信号線駆動回路に分割され
    ると共に、該分割された複数のデータ信号線駆動回路が
    該画像表示部の片側に配置され、かつ、 該分割された複数のデータ信号線駆動回路におけるサン
    プリング信号の信号線の上層または下層に修正用配線が
    設けられた画像表示装置。
  11. 【請求項11】 前記修正用配線と各データ信号線駆動
    回路におけるサンプリング信号の信号線との交差部の配
    線幅が他の部分よりも広く形成された請求項9または1
    0記載の画像表示装置。
  12. 【請求項12】 前記画像表示部における同じ側に配置
    された各データ信号線駆動回路において、クロック信号
    に従いスタートパルスを順次シフトさせてサンプリング
    信号を得るタイミング信号生成回路を共用し、該タイミ
    ング信号生成回路で得たサンプリング信号を各データ信
    号線駆動回路のサンプリング回路に供給してそれぞれの
    映像信号をサンプリングさせる請求項1〜11のいずれ
    かに記載の画像表示装置。
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