JPH09182004A - 走査回路および画像表示装置 - Google Patents

走査回路および画像表示装置

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Publication number
JPH09182004A
JPH09182004A JP7333693A JP33369395A JPH09182004A JP H09182004 A JPH09182004 A JP H09182004A JP 7333693 A JP7333693 A JP 7333693A JP 33369395 A JP33369395 A JP 33369395A JP H09182004 A JPH09182004 A JP H09182004A
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JP
Japan
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signal
circuit
signal line
scanning
clock
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Application number
JP7333693A
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English (en)
Inventor
Yasushi Kubota
靖 久保田
Kenichi Kato
憲一 加藤
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シフトレジスタが正常に動作することがで
き、且つシフトレジスタにおけるクロック信号線での消
費電力を削減することができる走査回路、およびこの走
査回路を画像表示の駆動回路に適用した画像表示装置を
提供する。 【解決手段】 複数段ずつ複数個のブロックに分割さ
れ、クロック信号に同期してデジタル信号を転送するシ
フトレジスタ1…と、デジタル信号が転送されるべきシ
フトレジスタを含むブロックにのみ選択的にクロック信
号CKIを供給するクロック制御回路2とを備える。上
記クロック制御回路2からブロックに供給されるクロッ
ク信号CKIは、該ブロックに隣接するブロックに供給
されるクロック信号CKIに対して少なくとも1クロッ
ク分の重なりを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック信号に同
期してデジタル信号を転送する走査回路に関し、特に、
同時にクロック信号を供給するシフトレジスタの段数を
少なくすることにより、低消費電力化を実現する走査回
路、及びこの走査回路をデータ信号線駆動回路または走
査信号線駆動回路に適用した液晶表示装置等の画像表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像表示装置に液晶を用いた
液晶表示装置として、例えばアクティブ・マトリクス駆
動方式のものが知られている。このような駆動方式の液
晶表示装置は、本発明の説明に使用する図8および図9
に示すように、画素アレイ21と、データ信号線駆動回
路22と、走査信号線駆動回路23とからなっている。
【0003】画素アレイ21には、互いに交差する多数
の走査信号線GLと多数のデータ信号線SLとが配され
ており、隣接する2本の走査信号線GLと隣接する2本
のデータ信号線SLとで包囲された部分に、画素24が
マトリクス状に配置されている。
【0004】画素24は、例えばスイッチング素子とし
ての電界効果トランジスタ25と、液晶容量26と、補
助容量27とによって構成されている。よって、画素2
4では、走査信号線GLに供給される信号のタイミング
によって、電界効果トランジスタ25がON・OFFさ
れると共に、データ信号線SLに供給される信号によっ
て、液晶容量26および補助容量27に電圧が印加され
ることで、液晶の透過率等が変化され、表示が行われ
る。
【0005】ところで、従来のアクティブ・マトリクス
型液晶表示装置は、画素トランジスタの基板材料として
透明基板上に形成された非晶質シリコン薄膜が用いら
れ、データ信号線駆動回路や走査信号線駆動回路はそれ
ぞれ外付けICで構成されるのが一般であった。
【0006】これに対して、近年、大画面化に伴う画素
トランジスタの駆動力向上や、駆動ICの実装コストの
低減、或いは、実装における信頼性等の要求から、多結
晶シリコン薄膜を用いて、モノリシックに画素アレイと
各駆動回路とを形成することが提案されている。更に、
より大画面化および低コスト化を図るために、ガラスの
歪み点(約600℃)以下のプロセス温度で、各素子を
ガラス基板上の多結晶シリコン薄膜で形成されることも
提案されている。
【0007】このようなモノリシック構造の液晶表示装
置は、例えば本発明の説明図である図13に示すよう
に、絶縁基板51上に、画素アレイ21とデータ信号線
駆動回路22および走査信号線駆動回路23とを形成し
たものがある。
【0008】データ信号線駆動回路22には、映像信号
をデータ信号線SLに書き込む方式の違いから、点順次
駆動方式と線順次駆動方式とがある。
【0009】点順次駆動方式のデータ信号線駆動回路2
2は、例えば図14に示すように、直列接続された複数
のシフトレジスタ101…と、各シフトレジスタ101
の出力端子に接続されたバッファ回路102…と、映像
信号線103からのデータ信号DATをサンプリングす
るサンプリングスイッチ104…とからなっている。
【0010】上記構成のデータ信号線駆動回路22で
は、映像信号線103に入力された映像信号であるデー
タ信号DATを、クロック信号CLKおよびスタート信
号SPSに同期してシフトレジスタ101からバッファ
回路102を介して出力されるパルス信号に同期させて
サンプリングスイッチ104を開閉することにより、映
像信号線103から供給されるデータ信号DATをサン
プリングし、このデータ信号DATをデータ信号線SL
に書き込むようになっている。
【0011】また、線順時駆動方式のデータ信号線駆動
回路22は、例えば図15に示すように、上記の点順次
駆動方式のデータ信号線駆動回路(図14)に加えて、
サンプリングスイッチ104の出力端子に並列に接続さ
れたサンプリング容量105およびサンプリングスイッ
チ107、サンプリングスイッチ107の出力端子に並
列に接続されたサンプリング容量108および信号増幅
アンプ109からなる。
【0012】上記構成の線順時駆動方式のデータ信号線
駆動回路22では、サンプリング容量105・108で
蓄えられたデータ信号DATを、次の水平走査期間にお
いて、転送信号線106から供給される転送信号TFに
同期して信号増幅アンプ109を介して出力するように
なっている。即ち、同一水平走査期間に蓄えられたデー
タ信号DATは、次の水平走査期間に出力されるように
なる。
【0013】一般に、上記サンプリング容量は、データ
信号線SLの容量よりも小さいので、映像信号であるデ
ータ信号DATを映像信号線103に書き込む時間が、
有効水平走査期間(水平走査期間の約80%)のデータ
信号線SLの本数分の1しかないため、大画面化に伴い
データ信号線SLの時定数(容量と抵抗の積)が大きく
なる場合や、高精細化にサンプリング時間が短くなる場
合においても、十分な書き込みを行うことができる。こ
のため、データ信号線駆動回路22としては、上記の点
順次駆動方式よりも線順次駆動方式のほうが好適に使用
される。
【0014】また、走査信号線駆動回路23は、例えば
図16に示すように、シフトレジスタ101の出力端子
にバッファ回路102が接続され、バッファ回路102
の出力端子には論理回路112が接続され、さらに、論
理回路112の出力端子にはバッファ回路113が接続
された構成となっている。
【0015】上記論理回路112には、パルス信号線1
11からパルス信号GPSと、バッファ回路102を介
してシフトレジスタ101から出力されたパルス信号と
が入力され、これらの2つの信号を論理演算するように
なっている。そして、演算結果をデータ信号線駆動回路
22からのデータ信号DATをサンプリングするか否か
の制御信号として走査信号線GLに出力するようになっ
ている。
【0016】以上のように、データ信号線駆動回路22
および走査信号線駆動回路23においては、何れもクロ
ック信号に同期してパルス信号を順次転送する走査回路
が使用されている。この走査回路には、シフトレジスタ
やデコーダ等が用いられているが、入力端子数が少ない
ことや回路規模(構成トランジスタ数)が小さいことか
ら、シフトレジスタが用いられることが多い。
【0017】上記シフトレジスタの回路構成としては、
例えば本発明の説明図である図3に示すように、2個の
クロックドインバータ(CINV)と、1個のインバー
タ(INV)とからなるものがある。上記の2個のクロ
ックインバータは、互いに逆位相となる内部クロック信
号が入力されている。
【0018】ところで、前述の各駆動回路に用いられる
走査回路では、通常、1つのパルス信号が走査されてい
るだけなので、パルス信号の転送に伴う消費電力はそれ
ほど大きくない。
【0019】しかしながら、走査回路を構成するシフト
レジスタの段数が非常に多い画像表示装置の場合、例え
ば、VGA(video graphics array)パネルを使用した
画像表示装置の場合では、データ信号線駆動回路におい
て640段必要であり、走査信号線駆動回路においては
480段必要である。更に、XGA(extended videogr
aphics array )パネルを使用した画像表示装置の場合
では、データ信号線駆動回路において1024段必要で
あり、走査信号線駆動回路においては768段必要であ
る。
【0020】したがって、上記のようなVGAパネルや
XGAパネルを駆動する駆動回路に走査回路が使用され
る場合には、シフトレジスタにおける各クロックトイン
バータのクロック信号線からの入力容量の総和は非常に
大きくなり、消費電力の大半を占めることになる。
【0021】特に、前述のように、多結晶シリコン薄膜
トランジスタで走査回路を構成した場合、同一素子サイ
ズでは、上記のトランジスタの性能が単結晶シリコン基
板上のトランジスタに比べて劣るため、同等の性能を発
揮させるためには、単結晶シリコン基板上のトランジス
タよりも素子サイズを大きくし、且つ高い駆動電圧を供
給する必要がある。このため、クロック信号線で消費さ
れる電力は、大幅に増加することになる。
【0022】そこで、特公昭63−50717号公報に
は、例えば図17に示すように、直列接続された複数段
のシフトレジスタを複数段ずつ複数のブロックに分割し
て、ブロック単位でクロック信号CKIを供給するこ
と、即ち何れか1つのブロックにのみクロック信号CK
Iを供給することで、一度にクロック信号線で消費され
る電力を少なくし、トータルの消費電力を低減するよう
な「マトリクス型表示装置」が開示されている。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報の
ようにシフトレジスタ201…を複数に分割し、ブロッ
ク単位で選択的にクロック信号CKIを供給するだけで
は、各ブロック間で信号の転送が正しく行われないとい
う問題が生じる。
【0024】つまり、上記公報の構成では、図17に示
すように、クロック信号CKI1が入力されたシフトレ
ジスタ201…から、パルス信号N1、N2、N3、N
4、N5が順次出力され、クロック信号CKI2が入力
されたシフトレジスタ201…から、パルス信号N6、
N7が出力されるようになっている。
【0025】そして、このときの各パルス信号は、図1
8に示すように、例えばクロック信号CKI1によって
立ち上がりが転送されるパルス信号N4では、立ち下が
りが転送されるべきときには、クロック信号CKI2に
切り換わっているので、クロック信号CKI1がもはや
供給されていないので立ち下がりが転送されないように
なっている。このため、上記のパルス信号N4を出力す
るシフトレジスタ201は常に高電圧レベルに固定さ
れ、全体として、走査回路としての働きをしないように
なる。
【0026】また、上記の逆の場合、即ちパルス信号の
立ち下がりが転送されるが、立ち上がりを転送すべきと
きには、クロック信号がまだ供給されていない場合、シ
フトレジスタは常に低電圧レベルに固定され、やはり全
体として、走査回路としての働きをしないようになる。
【0027】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、シフトレジスタが正常に
動作することができ、且つシフトレジスタにおけるクロ
ック信号線での消費電力を削減することができる走査回
路、およびこの走査回路を画像表示の駆動回路に適用し
た画像表示装置を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】請求項1の走査回路は、
上記の課題を解決するために、クロック信号に同期して
デジタル信号を転送するシフトレジスタが、複数段ずつ
複数個のブロックに分割されると共に、上記クロック信
号が、ブロック単位で順次供給される走査回路におい
て、デジタル信号が転送されるべきシフトレジスタを含
むブロックにのみ選択的にクロック信号を供給するクロ
ック制御回路を備え、上記クロック制御回路から上記ブ
ロックに供給されるクロック信号は、該ブロックに隣接
するブロックに供給されるクロック信号に対して少なく
とも1クロック分の重なりを有することを特徴としてい
る。
【0029】上記の構成によれば、デジタル信号が転送
されるべきシフトレジスタを含むブロックにのみ選択的
にクロック信号が供給されるので、同時にクロック信号
が供給されるシフトレジスタの個数が削減される。この
結果、クロック信号線の寄生容量、即ちシフトレジスタ
の各ブロック内部に入力接続されている内部クロック信
号線のシフトレジスタの入力ゲート容量や配線容量等を
駆動するために消費される電力を大幅に削減することが
できる。
【0030】しかも、ブロックに供給されるクロック信
号は、該ブロックに隣接するブロックに供給されるクロ
ック信号に対して少なくとも1クロック分の重なりを有
するので、シフトレジスタから出力されるパルス信号
が、あるブロックのシフトレジスタから次のブロックの
シフトレジスタへ転送されるときにも、立ち下がりおよ
び立ち上がりを転送することができる。この結果、パル
ス幅の正しいパルス信号を転送することができ、走査回
路の動作を正常に保つことができる。
【0031】請求項2の走査回路は、上記の課題を解決
するために、請求項1の構成に加えて、クロック信号が
供給されていないブロックには、定バイアスが供給され
ていることを特徴としている。
【0032】上記の構成によれば、請求項1の作用に加
えて、クロック信号が供給されていないブロックには、
定バイアスが印加された状態となっているので、シフト
レジスタ内の雑音等により誤ってパルス信号を出力する
等のシフトレジスタの誤動作を無くすことができる。
【0033】請求項3の走査回路は、上記の課題を解決
するために、請求項1または2記載の構成に加えて、走
査回路が、多結晶シリコン薄膜トランジスタにより構成
されていることを特徴としている。
【0034】上記の構成によれば、走査回路が、多結晶
シリコン薄膜トランジスタにより構成されることで、素
子の信頼性が高く、消費電力の削減効果がより大きくな
る回路素子とすることができる。
【0035】これは、一般に、多結晶シリコン薄膜トラ
ンジスタにより構成された走査回路は、同等の性能を有
する単結晶シリコン薄膜トランジスタにより構成された
走査回路に比べて素子サイズが大きく、高い駆動電圧を
必要とされるが、上記のように、高駆動電圧が必要とさ
れる場合でも、請求項1または2記載の走査回路では消
費電力が小さいので、走査回路全体の消費電力の増大を
抑えることができるからである。
【0036】請求項4の画像表示装置は、上記の課題を
解決するために、マトリクス状に設けられた複数の画素
と、該画素に書き込む映像データを供給する複数のデー
タ信号線と、映像信号の画素への書き込みを制御する制
御信号を供給する複数の走査信号線と、外部からのクロ
ック信号に同期してタイミング信号を転送する走査回路
を有し、該走査回路から出力されるタイミング信号に同
期して上記データ信号線に映像信号を出力するデータ信
号線駆動回路と、外部からのクロック信号に同期してタ
イミング信号を転送する走査回路を有し、該走査回路か
ら出力されるタイミング信号に同期して上記走査信号線
に制御信号を出力する走査信号線駆動回路とを備え、上
記データ信号線駆動回路および走査信号線駆動回路が有
している走査回路の少なくとも一方に、請求項1〜3の
何れかに記載の走査回路が使用されていることを特徴と
している。
【0037】上記の構成によれば、データ信号線駆動回
路および走査信号線駆動回路が有している走査回路の少
なくとも一方に、請求項1〜3の何れかに記載の走査回
路が使用されていることで、走査回路内の正しいパルス
幅のパルス信号を転送することができる。これにより、
映像信号を表示すべき画素に適切に供給することができ
るので、誤信号による表示劣化をなくすることができ、
高品位な画像表示を可能とする。また、上記の走査回路
では、ブロック単位でクロック信号が供給されるように
なっているので、各クロック信号線で消費される電力を
極力抑えることができる。したがって、画像表示装置全
体の消費電力を削減することが可能となる。
【0038】請求項5の画像表示装置は、上記の課題を
解決するために、請求項4の構成に加えて、データ信号
線駆動回路および走査信号線駆動回路の少なくとも一方
が、上記画素と共に同一基板上に形成されていることを
特徴としている。
【0039】上記の構成により、請求項4の作用に加え
て、データ信号線駆動回路および走査信号線駆動回路の
少なくとも一方が、上記画素と共に同一基板上に形成さ
れていることで、画素と同一プロセスで一度に上記の各
駆動回路を形成することが可能となる。
【0040】これにより、駆動回路の実装コストの低減
や信頼性の向上を図ることができる。つまり、駆動回路
と画素とを別々に形成した場合では、駆動回路と画素と
を接続するプロセスが必要であり、このプロセスにて接
続不良等が生じ回路の信頼性の低下を招くが、本願のよ
うに、駆動回路と画素とを同一プロセスで一度に形成す
ることで、余分なプロセスを省略することができる。こ
の駆動回路と画素との接続プロセスによる不良を無くす
ことができるので、回路の信頼性を向上させることがで
きる。
【0041】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕本発明の実施の一形態について図1な
いし図7に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0042】本実施の形態に係る走査回路は、図1に示
すように、直列接続された複数段のシフトレジスタ1…
と、これらシフトレジスタ1…にクロック信号を供給す
るクロック信号供給手段としてのクロック制御回路2と
を具備した構成となっている。
【0043】上記構成の走査回路では、シフトレジスタ
1…は複数のブロックBi(i=1、2、・・、m)に
分割され、このブロック単位でクロック制御回路2から
出力されるクロック信号がシフトレジスタ1に供給され
るようになっている。即ち、1つのブロック内に含まれ
るシフトレジスタ1…には、クロック制御回路2からの
クロック信号が同時に入力されることになる。尚、1つ
のブロックBiに含まれるシフトレジスタ1の段数は特
に限定しないが、消費電力の関係からクロック信号が同
時に供給されるシフトレジスタ1の段数数はできるだけ
少ない方が良い。
【0044】クロック制御回路2は、外部からのクロッ
ク信号CLKと、クロック信号を供給するブロックBi
を選択制御するブロック選択信号BLKi(i=1、
2、・・、m)とが入力され、上記クロック信号CLK
を、上記ブロック選択信号BLKiに基づいて上記の各
ブロックBi(i=1、2、・・、m)に対応する内部
クロック信号CKIi(i=1、2、・・、m)として
選択的に出力するようになっている。尚、図1では、ク
ロック信号CLK、内部クロック信号CKIiの反転信
号は省略している。
【0045】一方、直列接続された複数のシフトレジス
タ1…には、各ブロックBiに対応する内部クロック信
号CKIiが入力されている。つまり、ブロックB1に
は、クロック信号CKI1が、ブロックB2には、クロ
ック信号CKI2が、ブロックmには、クロック信号C
KImが入力されている。さらに、上記のブロックB1
の初段には、パルス信号であるスタート信号STが入力
されている。即ち、上記シフトレジスタ1は、内部クロ
ック信号CKIiが入力されることで、この内部クロッ
ク信号CKIiに同期してパルス信号であるスタート信
号STを転送出力するようになっている。
【0046】上記構成の走査回路における各信号につい
て、図2を参照しながら以下に説明する。
【0047】ブロック選択信号BLKiは、ハイレベル
の期間(以下、アクティブ状態と称する)が、少なくと
も各ブロックBiの走査時間(シフトレジスタ1の段
数)に対応した長さとなるように出力される。これによ
り、クロック制御回路2は、ブロック選択信号BLKi
がアクティブ状態のときに、このブロック選択信号BL
Kiに対応するブロックBiに、外部からのクロック信
号CLKが内部クロック信号CKIiとして供給するよ
うになっている。
【0048】また、上記ブロック選択信号BLKiは、
該当するブロックBiに供給する内部クロック信号CK
Iiを、該ブロックBiに隣接するブロックBi+1に
供給される内部クロック信号CKIi+1に対して少な
くとも1クロック分の重なりを有するようにして、クロ
ック制御回路2に入力される。例えば、図2に示すよう
に、ブロック選択信号BLK1は、ブロック選択信号B
LK2に対してクロック信号CLKの1クロック分の重
なりを有するようになっている。これに伴い、内部クロ
ック信号CKI1と内部クロック信号CKI2との重な
りも1クロック分となっている。
【0049】上記の内部クロック信号CKIiの重なり
幅は、シフトレジスタ1におけるパルス信号の転送が正
常に行われるには、少なくとも、転送される信号のパル
ス幅以上が必要であり、通常の走査回路では1クロック
分以上の重なりがあれば良い。但し、より長いパルス幅
の信号を転送する必要がある時には、それに合わせた重
なり幅が必要となる。例えば、3クロック分のパルス幅
の信号を転送する必要がある場合には、3クロック分以
上の重なり幅が必要となる。
【0050】以上のように、クロック制御回路2からブ
ロックBiに供給される内部クロック信号CKIiは、
該ブロックBiに隣接するブロックBi+1に供給され
る内部クロック信号CKIi+1に対して少なくとも1
クロック分の重なりを有することで、シフトレジスタ1
におけるパルス信号の立ち上がりおよび立ち下がりの両
方を転送することができる。
【0051】これにより、内部クロック信号CKIiに
重なりが無い場合のように、転送する信号の立ち上がり
あるいは立ち下がりの何れか一方だけしか転送できない
ような事態を回避することができる。
【0052】ここで、上記走査回路を構成するシフトレ
ジスタ1とクロック制御回路2の具体的な構成例を以下
に示す。
【0053】シフトレジスタ1は、図3に示すように、
2個のクロックドインバータ(CINV)と、1個のイ
ンバータ(INV)とからなっている。上記の2個のク
ロックドインバータは、クロック制御回路2で生成され
た互いに逆位相となる内部クロック信号CKIiが入力
されている。
【0054】即ち、初段のシフトレジスタ1は、入力さ
れる内部クロック信号CKI1および反転信号バーCK
I1(以下、反転信号には“/”を付記する)に同期し
て、入力信号としてのパルス信号であるスタート信号S
Tを転送出力するようになっている。
【0055】クロック制御回路2は、図4に示すよう
に、複数のNAND(否定論理積)回路Ni(i=1、
2、・・、m)と、これらのNAND回路Niにそれぞ
れ接続されたインバータから構成されている。NAND
回路Niには、クロック信号CLKおよびそれぞれのN
AND回路Niに対応するブロック選択信号BLKiが
入力されるようになっている。そして、NAND回路N
iからは、ブロック選択信号BLKiに基づいて、内部
クロック信号CKIiが出力されるようになっている。
【0056】即ち、クロック制御回路2では、ブロック
選択信号BLKiがアクティブ時(ブロック選択時)
に、対応するブロックに内部クロック信号CKIiが出
力されるようになる一方、非アクティブ時(ブロック非
選択時)には、ブロックBiに定バイアスが出力され
る。
【0057】このように、選択されていないブロックB
iには、固定バイアスが供給されることで、シフトレジ
スタ1が安定状態を保つことができる。これにより、シ
フトレジスタ1内において、雑音等により内部ノードの
電圧レベルが変化することがなくなるので、この電圧レ
ベルの変動に伴い出力されるパルス信号等による誤動作
を回避することができる。
【0058】尚、図4に示すクロック制御回路の構成例
では、外部から入力される1つのクロック信号CLKか
ら、内部クロック信号CKIiとその反転信号/CKI
iを生成するようになっているが、これに限定するもの
ではなく、外部からクロック信号CLKとその反転信号
/CKIiとを入力することで、内部クロック信号CK
Iiとその反転信号/CKIiを出力するようにしても
良い。
【0059】このような構成のクロック制御回路として
は、例えば図5に示すように、複数の転送ゲートGi
(i=1、2、・・、m)を備えた構成がある。この転
送ゲートGiは、スイッチング素子として2つのnチャ
ネル型のトランジスタTr1・Tr2を備えている。
【0060】上記トランジスタTr1・Tr2のゲート
電極は、それぞれ同一のブロック選択信号BLKiが入
力される一方、トランジスタTr1のソース電極には、
外部からのクロック信号CLKが、トランジスタTr2
のソース電極には、外部からのクロック信号CLKの反
転信号/CLKが入力される。そして、上記トランジス
タTr1・Tr2のドレイン電極からは、ブロック選択
信号BLKiの状態がアクティブ状態であるか否かによ
って、それぞれ内部クロック信号CKIiおよびその反
転信号/CKIiが出力される。
【0061】ところが、上記構成のクロック制御回路で
は、ブロック選択信号BLKiによって転送ゲートGi
をON・OFFしているだけなので、転送ゲートGiが
OFF状態のとき、即ち非選択時には、転送ゲートGi
はハイインピーダンス状態となる。したがって、雑音等
により内部ノードの電圧レベルが変化する虞があり、こ
のため、非選択のゲートGiから誤って出力されるパル
ス信号による誤動作が生じる虞がある。
【0062】そこで、上記の誤動作を無くすためには、
ブロック選択信号BLKiが非アクティブの時、即ちブ
ロックBiの非選択時には、定バイアスを内部クロック
信号CKIおよび反転信号/CKIを供給するための信
号線に印加するような構成にする必要がある。
【0063】このような構成のクロック制御回路とし
て、例えば図6に示すように、転送ゲートGi内に備え
られたトランジスタTr1・Tr2に加えて、ブロック
選択信号BLKiを反転させるINVと、このINVか
らの出力がゲート電極にそれぞれ入力されるトランジス
タTr3・Tr4とを備えたものがある。尚、上記のト
ランジスタTr3・Tr4には、トランジスタTr1・
Tr2と同様に、nチャネル型トランジスタを用いる。
【0064】上記トランジスタTr3は、ソース電極に
高電圧電源VDDが接続される一方、ドレイン電極にト
ランジスタTr1のドレイン電極および内部クロック信
号CKIiの信号線に接続されている。
【0065】また、上記トランジスタTr4は、ソース
電極に低電圧電源VSSが接続される一方、ドレイン電
極にトランジスタTr2のドレイン電極および内部クロ
ック信号CKIiとその反転信号/CKIiを供給する
ための信号線が接続されている。
【0066】したがって、上記構成のクロック制御回路
では、ブロック選択信号BLKiがアクティブ状態であ
れば、トランジスタTr1・Tr2は共にON状態とな
り、それぞれのソース電極からクロック信号CLKおよ
びその反転信号/CLKが、内部クロック信号CKIi
およびその反転信号/CKIiとして出力される。この
とき、INVでは、ブロック選択信号BLKiが反転さ
れるので、トランジスタTr3・Tr4はOFF状態と
なり、内部クロック信号CKIiとその反転信号/CK
Iiを供給するための信号線に、高電圧電源VDDから
の高電圧および低電圧電源VSSからの低電圧が印加さ
れない。
【0067】また、ブロック選択信号BLKiが非アク
ティブ状態であれば、トランジスタTr1・Tr2は共
にOFF状態となり、INVによってブロック選択信号
BLKiはアクティブ状態に反転されるので、トランジ
スタTr3・Tr4は共にON状態となり、内部クロッ
ク信号CKIiとその反転信号/CKIiを供給するた
めの信号線に、高電圧電源VDDからの高電圧および低
電圧電源VSSからの低電圧が印加される。
【0068】このように、図6に示すクロック制御回路
では、ブロック選択信号BLKiが非アクティブ状態の
ときに、固定の電圧が内部クロック信号CKIi・/C
KIiを供給する信号線に印加されるようになるので、
転送ゲートGiがOFF状態、即ち非選択時では、雑音
等により内部ノードの電圧レベルが変化しても、上記信
号線は安定した電圧が印加された状態となっており、こ
の結果、非選択のゲートGiから誤ってパルスが出力さ
れるような事態を回避することができる。
【0069】尚、図5および図6に示した走査回路で
は、何れの場合にも、転送ゲートGiに使用されるトラ
ンジスタとしては、nチャネル型トランジスタのみを使
用しているが、これに限定されるものではなく、ブロッ
ク選択信号BLKiの反転信号/BLKiを用いて、C
MOS構成の転送ゲートとしても良い。
【0070】次に、上記ブロック選択信号BLKiを生
成する回路例について、図7を参照しながら以下に説明
する。
【0071】上記ブロック選択信号生成回路は、図7に
示すように、外部からのクロック信号CLKの周波数を
各ブロック内のシフトレジスタ数分の1に分周する分周
器11(例えば、640段のシフトレジスタを、32段
20ブロックに分割する場合には32分周器となる)
と、分周されたクロック信号CKXで動作する複数のシ
フトレジスタ12…と、外部クロック信号CLKで動作
する複数のシフトレジスタ13…と、シフトレジスタ1
2とシフトレジスタ13とからの出力の論理和を出力す
るOR回路14…からなっている。
【0072】上記構成のブロック選択信号生成回路で
は、シフトレジスタ13の段数分だけの重なりを有する
ブロック選択信号BLKiを出力するようになる。した
がって、上記のシフトレジスタ13の段数を調整するこ
とによって、転送すべき信号のパルス幅に応じたブロッ
ク選択信号BLKiを出力することができる。図7の例
では、シフトレジスタ13は3段であるので、隣接する
内部クロック信号CKIiとCKIi+1とが3クロッ
ク分重なりを有するものに対応するようになっている。
つまり、上記シフトレジスタ13が1段であれば、内部
クロック信号CKI同士の重なりは1クロック分とな
る。そして、生成されたブロック選択信号BLKiは、
クロック制御回路2に入力される。
【0073】以上のように、本実施の形態の走査回路で
は、ブロック選択信号BLKiによって、外部からのク
ロック信号CLKを同時に供給するシフトレジスタ1の
数を限定しているので、全シフトレジスタ1に同時にク
ロック信号CLKを供給する場合に比べて、内部クロッ
ク信号CKIiを供給するクロック信号線で消費される
電力を少なくすることができる。
【0074】したがって、本実施の形態の走査回路は、
走査回路を多結晶シリコン薄膜トランジスタによって構
成する場合のように、同等の性能を有する単結晶シリコ
ン薄膜トランジスタよりもトランジスタの素子サイズが
大きく、且つ高い駆動電圧を供給する必要がある場合に
おいて、クロック信号線で消費される電力消費を低減す
ることができるので、消費電力の削減効果がより大きく
なる。
【0075】これにより、上記構成の走査回路では、隣
接するブロックに供給されるクロック信号に重なりを有
するようにすることで、信号の正常な転送が可能とな
り、また、クロック信号が入力されるシフトレジスタの
段数を削減することで、クロック信号線の寄生容量に起
因する消費電力の削減を可能としている。
【0076】次に、本実施の形態で説明した走査回路
は、様々な分野で利用されるものであるが、以下の実施
の形態2では、画像表示装置として、特に、液晶表示装
置に備えられたデータ信号線駆動回路および走査信号線
駆動回路の少なくとも一方に使用した場合について説明
する。しかしながら、本発明の走査回路は、上記の液晶
表示装置に利用する例に限らず、同様な目的の他の分野
においても利用することができる。
【0077】〔実施の形態2〕本発明の他の実施の形態
について図8〜図12に基づいて説明すれば、以下の通
りである。尚、説明の便宜上、前記の実施の形態で使用
された部材と同一の機能を有するものには、同一の記号
を付記し、その説明は省略する。また、本実施の形態で
は、液晶表示装置として、特にアクティブ・マトリクス
駆動方式のものについて説明する。
【0078】本実施の形態に係る画像表示装置としての
液晶表示装置は、図8に示すように、画素アレイ21
と、データ信号線駆動回路22と、走査信号線駆動回路
23とからなっている。
【0079】画素アレイ21には、互いに交差する多数
の走査信号線GLi(i=1、2、・・、x)と多数の
データ信号線SLi(i=1、2、・・、y)とが配さ
れており、隣接する2本の走査信号線GLと隣接する2
本のデータ信号線SLとで包囲された部分に、画素24
が配置されている。即ち、画素アレイ21では、複数の
画素24がマトリクス状に配置されている。尚、上記画
素24の数は、x×y個となり、VGAパネルでは、6
40×480個となり、XGAパネルでは、1024×
768個となる。
【0080】画素24は、図9に示すように、スイッチ
ング素子としての電界効果トランジスタ25と、液晶容
量26と、補助容量27とによって構成されている。
尚、上記液晶容量26と補助容量27とで画素容量を形
成するが、補助容量27に関しては必要に応じて設けれ
ば良い。
【0081】電界効果トランジスタ25のソース電極に
は、データ信号線SLが接続されると共に、ゲート電極
には、走査信号線GLが接続されている。また、電界効
果トランジスタ25のドレイン電極には、液晶容量26
の一方の電極と、補助容量27の一方の電極とが並列に
接続されている。
【0082】液晶容量26の他方の電極および補助容量
27の他方の電極、即ち電界効果トランジスタ25のド
レイン電極に接続されていない電極には、各画素24に
共通な共通電極線(図示せず)に接続されている。そし
て、液晶容量26は、印加される電圧によって液晶の透
過率または反射率が変調されることで、表示に供するよ
うになっている。
【0083】以上のように、画素24では、データ信号
線SLに供給される信号を、走査信号線GLに供給され
る信号のタイミングによって、電界効果トランジスタ2
5をON・OFFし、液晶容量26および補助容量27
に電圧を印加するようになっている。
【0084】データ信号線駆動回路22は、図8に示す
ように、上記の複数のデータ信号線SLが接続されると
共に、クロック信号CKS、スタート信号SPS、およ
び映像信号であるデータ信号DATが入力され、入力さ
れたクロック信号CKSおよびスタート信号SPSに同
期してデータ信号DATをサンプリングして、必要に応
じて増幅し、各データ信号線SLに書き込むようになっ
ている。
【0085】一方、走査信号線駆動回路23は、上記の
複数の走査信号線GLが接続されると共に、クロック信
号CKG、スタート信号SPG、パルス信号GPSが入
力され、入力されたクロック信号CKGおよびスタート
信号SPGに同期して、走査信号線GLを順次選択し、
画素24内にあるスイッチング素子の開閉を制御するこ
とにより、各データ信号線SLに書き込まれた映像信号
(データ信号DAT)を各画素24に書き込み、各画素
24に書き込まれたデータ信号DATを保持するように
なっている。
【0086】ここで、上記のデータ信号線駆動回路22
および走査信号線駆動回路23に、前記実施の形態1の
走査回路を適用した回路例について、図10ないし図1
2に基づいて以下に説明する。
【0087】先ず、データ信号線駆動回路22について
説明する。データ信号線駆動回路22には、映像信号を
データ信号線SLに書き込む方式の違いから、点順次駆
動方式と線順次駆動方式とがある。
【0088】点順次駆動方式のデータ信号線駆動回路2
2は、例えば図10に示すように、直列接続された複数
のシフトレジスタ1…と、各シフトレジスタ1の出力端
子に接続されたバッファ回路31…と、映像信号線33
からのデータ信号をサンプリングするサンプリングスイ
ッチ32…とからなっている。
【0089】上記シフトレジスタ1は、前記実施の形態
1と同様に、複数段ずつに複数個のブロックBiに分割
され、各ブロックBi単位で外部からのクロック信号C
KSが入力されている。即ちブロックB1のシフトレジ
スタ1…には、それぞれ同時にクロック信号CKS1が
入力され、ブロックB2のシフトレジスタ1…には、そ
れぞれ同時にクロック信号CKS2が入力されるように
なっている。
【0090】そして、シフトレジスタ1は、スタート信
号SPSと共に、上記のクロック信号CKSiが選択的
に入力されることで、上記クロック信号CKSiに同期
してパルス信号をバッファ回路31に出力するようにな
っている。
【0091】上記バッファ回路31は、シフトレジスタ
1から出力されるパルス信号を、保持・増幅すると共
に、必要に応じて反転信号を生成するようになってい
る。
【0092】上記サンプリングスイッチ32は、シフト
レジスタ1から上記バッファ回路31を介して出力され
るパルス信号に同期させてON・OFFすることで、サ
ンプリングしたデータ信号DATをデータ信号線SLに
書き込むようになっている。
【0093】したがって、上記構成の走査回路では、映
像信号線33に入力された映像信号であるデータ信号D
ATを、シフトレジスタ1の各段の出力パルスに同期さ
せてサンプリングスイッチ32を開閉することにより、
データ信号線SLに書き込むようになっている。
【0094】また、線順時駆動方式の走査回路は、例え
ば図11に示すように、上記の点順次駆動方式のデータ
信号線駆動回路(図10)に加えて、サンプリングスイ
ッチ32の出力端子に並列に接続されたサンプリング容
量34およびサンプリングスイッチ35と、サンプリン
グスイッチ35の出力端子に並列に接続されたサンプリ
ング容量36および信号増幅アンプ37とからなる。
【0095】上記サンプリング容量34は、サンプリン
グスイッチ32でサンプリングしたデータ信号DATを
一旦蓄えるものであり、また、サンプリングスイッチ3
5は、転送信号線38からのパルス状の転送信号TFに
同期して上記サンプリング容量34に蓄えられたデータ
信号DATをサンプリングするものである。
【0096】また、サンプリング容量36は、サンプリ
ングスイッチ35にてサンプリングされたデータ信号D
ATを一旦蓄えるものであり、信号増幅アンプ37は、
データ信号DATを増幅してデータ信号線SLに書き込
むものである。
【0097】上記サンプリング容量34で蓄えられたデ
ータ信号DATは、次の水平走査期間において、信号増
幅アンプ37を介して出力されるようになっている。即
ち、同一水平走査期間に蓄えられたデータ信号DAT
は、次の水平走査期間に出力されるようになる。
【0098】一般に、上記サンプリング容量34および
サンプリング容量36は、データ信号線SLの容量より
も小さいので、映像信号であるデータ信号DATを映像
信号線33に書き込む時間が、有効水平走査期間(水平
走査期間の約80%)のデータ信号線SLの本数分の1
しかないため、大画面化に伴いデータ信号線SLの時定
数(容量と抵抗の積)が大きくなる場合や、高精細化に
サンプリング時間が短くなる場合においても、十分な書
き込みを行うことができる。このため、データ信号線駆
動回路22に使用するならば、上記の点順次駆動方式よ
りも線順次駆動方式のほうが望ましいことが分かる。
【0099】次に、走査信号線駆動回路23について説
明する。走査信号線駆動回路23は、例えば図12に示
すように、シフトレジスタ1の出力端子にバッファ回路
31が接続され、バッファ回路31の出力端子には論理
回路42が接続され、バッファ回路43が接続されてい
る。
【0100】上記論理回路42には、パルス信号線41
からパルス信号GPSが入力されるようになっており、
バッファ回路31から出力されたシフトレジスタ1から
のパルス信号と論理演算するようになっている。
【0101】バッファ回路43では、上記論理回路42
にて論路演算された結果を必要に応じて増幅して、デー
タ信号線SLに書き込まれたデータ信号DATをサンプ
リングするための制御信号として、走査信号線GLに出
力するようになっている。
【0102】以上のように、データ信号線駆動回路22
および走査信号線駆動回路23においては、何れも前記
実施の形態1で説明した走査回路を使用することで、特
に、走査回路を駆動するためのクロック信号に係る消費
電力を削減することが可能となり、低消費電力の画像表
示装置である液晶表示装置を実現することができる。
【0103】上記の効果を電力消費に関して言えば、デ
ータ信号線駆動回路22は、走査信号線駆動回路23と
比べて、数百倍〜千倍以上(画素アレイ21がVGAパ
ネルである場合には、640倍以上、XGAパネルであ
る場合には、1024倍以上)の周波数で駆動されるた
め、より電力消費削減の効果を奏することができる。し
かしながら、走査信号線駆動回路23においてもデータ
信号線駆動回路22における効果よりも小さいが電力消
費削減の効果を奏することができる。
【0104】さらに、前記実施の形態1で説明した走査
回路をデータ信号線駆動回路22および走査信号線駆動
回路23の何れか一方に使用した場合においては、各ブ
ロックBiのシフトレジスタ1…に供給される内部クロ
ック信号CKIiは、該ブロックBiに隣接するブロッ
クBi+1に供給される内部クロック信号CKIi+1
に対して少なくとも1クロック分の重なりを有すること
で、シフトレジスタ1におけるパルス信号の立ち上がり
および立ち下がりの両方を転送することができる。
【0105】これにより、内部クロック信号CKIiに
重なりが無い場合のように、転送する信号の立ち上がり
あるいは立ち下がりの何れか一方だけしか転送できない
ような事態を回避することができる。
【0106】したがって、データ信号線駆動回路22か
らの映像信号であるデータ信号DATを、パルス信号に
同期してデータ信号線SLに正確に書き込むことができ
るので、表示品位の向上を図ることができる。
【0107】また、上記の画素アレイ21と、データ信
号線駆動回路22および走査信号線駆動回路23の何れ
か一方を同一基板上に形成しても良い。この場合、デー
タ信号線駆動回路22および走査信号線駆動回路23の
製造が同一工程で可能となり、また、各駆動回路と画素
アレイ21との接続プロセス(実装工程)を省略するこ
とができるため、画像表示装置の低コスト化および高信
頼性を図ることが可能となる。
【0108】つまり、データ信号線駆動回路22あるい
は走査信号線駆動回路23と画素アレイ21とを別々に
形成した場合では、駆動回路と画素とを接続するプロセ
スが必要であり、このプロセスにて接続不良等が生じ回
路の信頼性の低下を招くが、本願のように、駆動回路と
画素とを同一プロセスで一度に形成することで、余分な
プロセスを省略することができる。したがって、駆動回
路と画素との接続プロセスによる不良を無くすことがで
きるので、走査回路を備えた駆動回路を有する画像表示
装置の信頼性を向上させることができる。
【0109】以下に、画素アレイ21と、データ信号線
駆動回路22および走査信号線駆動回路23とが同一基
板上に形成された液晶表示装置について説明する。
【0110】本液晶表示装置は、図13に示すように、
データ信号線駆動回路22および走査信号線駆動回路2
3を画素アレイ21と同一の絶縁基板51上で多結晶シ
リコン薄膜トランジスタで形成されている。
【0111】上記のデータ信号線駆動回路22および走
査信号線駆動回路23には、タイミング信号生成回路5
2が接続されている。このタイミング信号生成回路52
では、タイミング信号として、データ信号線駆動回路2
2に出力されるデータ信号DAT、クロック信号CK
S、スタート信号STS、および走査信号線駆動回路2
3に出力されるクロック信号CKG、スタート信号SP
G、パルス信号GPSが生成されるようになっている。
【0112】このように、データ信号線駆動回路22お
よび走査信号線駆動回路23が画素アレイ21と同一絶
縁基板51上で多結晶シリコン薄膜トランジスタで形成
すれば、データ信号線駆動回路22および走査信号線駆
動回路23の製造が同一工程で可能となり、また、各駆
動回路と画素アレイ21との接続プロセス(実装工程)
を省略することができるため、画像表示装置の製造に係
る費用を低減することができ、上記の接続プロセスにお
いて生じる不良を無くすことができるので、画像表示装
置の信頼性を向上させることができる。
【0113】さらに、データ信号線駆動回路22および
走査信号線駆動回路23には、電源電圧発生回路53が
接続されている。この電源電圧発生回路53では、デー
タ信号線駆動回路22および走査信号線駆動回路23に
供給する低電源電圧VSL・VGLおよび高電源電圧V
SH・VGLを生成すると共に、画素アレイ21の各画
素24…に共通に接続された共通電極に供給するCOM
電圧が生成される。
【0114】つまり、図13に示す液晶表示装置では、
電源電圧発生回路53によって、データ信号線駆動回路
22および走査信号線駆動回路23に低電源電圧VSL
・VGLおよび高電源電圧VSH・VGLが印加される
構成となっている。このため、データ信号線駆動回路2
2および走査信号線駆動回路23に使用される走査回路
としては、選択しないブロックBmに固定バイアスを印
加するようにして構成された実施の形態1で説明した図
6に示す走査回路を使用することが望ましい。
【0115】尚、上記各実施の形態では、クロック信号
線およびブロック選択信号線に対して、一方の信号線の
みを記載している箇所もあるが、それぞれの反転信号が
供給される反転信号線が上記のクロック信号線およびブ
ロック選択信号線と同様な構成で配置・配線されている
ものとする。
【0116】
【発明の効果】請求項1の発明の走査回路は、以上のよ
うに、クロック信号に同期してデジタル信号を転送する
シフトレジスタが、複数段ずつ複数個のブロックに分割
されると共に、上記クロック信号が、ブロック単位で順
次供給される走査回路において、デジタル信号が転送さ
れるべきシフトレジスタを含むブロックにのみ選択的に
クロック信号を供給するクロック制御回路を備え、上記
クロック制御回路から上記ブロックに供給されるクロッ
ク信号は、該ブロックに隣接するブロックに供給される
クロック信号に対して少なくとも1クロック分の重なり
を有する構成である。
【0117】これにより、同時にクロック信号が供給さ
れるシフトレジスタの個数が削減されるので、クロック
信号線の寄生容量、即ちシフトレジスタの各ブロック内
部に入力接続されている内部クロック信号線のシフトレ
ジスタの入力ゲート容量や配線容量等を駆動するために
消費される電力を大幅に削減することができる。
【0118】しかも、シフトレジスタから出力されるパ
ルス信号が、あるブロックのシフトレジスタから次のブ
ロックのシフトレジスタへ転送されるときにも、立ち下
がりおよび立ち上がりを転送することができるので、パ
ルス幅の正しいパルス信号を転送することができ、走査
回路の動作を正常に保つことができるという効果を奏す
る。
【0119】請求項2の発明の走査回路は、以上のよう
に、請求項1の構成に加えて、クロック信号が供給され
ていないブロックには、定バイアスが供給されている構
成である。
【0120】これにより、請求項1の構成による効果に
加えて、クロック信号が供給されていないブロックに
は、定バイアスが印加された状態となっているので、シ
フトレジスタ内の雑音等により誤ってパルス信号を出力
する等のシフトレジスタの誤動作を無くすことができる
という効果を奏する。
【0121】請求項3の発明の走査回路は、以上のよう
に、請求項1または2記載の構成に加えて、走査回路
が、多結晶シリコン薄膜トランジスタにより構成されて
いる構成である。
【0122】これにより、高駆動電圧により消費電力の
増大を抑えることができるので、走査回路が、多結晶シ
リコン薄膜トランジスタにより構成されることで、素子
の信頼性が高く、消費電力の少ない回路素子とすること
ができるという効果を奏する。
【0123】請求項4の発明の画像表示装置は、以上の
ように、マトリクス状に設けられた複数の画素と、該画
素に書き込む映像信号を供給する複数のデータ信号線
と、映像データの画素への書き込みを制御する制御信号
を供給する複数の走査信号線と、外部からのクロック信
号に同期してタイミング信号を転送する走査回路を有
し、該走査回路から出力されるタイミング信号に同期し
て上記データ信号線に映像信号を出力するデータ信号線
駆動回路と、外部からのクロック信号に同期してタイミ
ング信号を転送する走査回路を有し、該走査回路から出
力されるタイミング信号に同期して上記走査信号線に制
御信号を出力する走査信号線駆動回路とを備え、上記デ
ータ信号線駆動回路および走査信号線駆動回路が有して
いる走査回路の少なくとも一方に、請求項1〜3の何れ
かに記載の走査回路が使用されている構成である。
【0124】これにより、走査回路内の正しいパルス幅
のパルス信号を転送することができるので、映像信号を
表示すべき画素に適切に供給することができる。これに
より、誤信号による表示劣化をなくすることができるの
で、高品位の画像表示が可能となる。また、上記の走査
回路では、各クロック信号線で消費される電力を極力抑
えることができるので、画像表示装置全体の消費電力を
削減することができるという効果を奏する。
【0125】請求項5の発明の画像表示装置は、以上の
ように、請求項4の構成に加えて、データ信号線駆動回
路および走査信号線駆動回路の少なくとも一方が、上記
画素と共に同一基板上に形成されている構成である。
【0126】これにより、請求項4の構成による効果に
加えて、画素と同一プロセスで一度に上記の各駆動回路
を形成することが可能となるので、駆動回路の実装コス
トの低減や信頼性の向上を図ることができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る走査回路の概略構
成ブロック図である。
【図2】図1に示す走査回路内の各信号の波形図であ
る。
【図3】図1に示す走査回路に備えられたシフトレジス
タの概略構成ブロック図である。
【図4】図1に示す走査回路に備えられたクロック制御
回路の概略構成ブロック図である。
【図5】図1に示す走査回路に備えられたクロック制御
回路の他の概略構成ブロック図である。
【図6】図1に示す走査回路に備えられたクロック制御
回路のさらに他の概略構成ブロック図である。
【図7】図1に示す走査回路に備えられたクロック制御
回路に供給するブロック選択信号を生成するブロック選
択信号制御回路の概略構成ブロック図である。
【図8】本発明の他の実施の形態に係る画像表示装置の
概略構成図である。
【図9】図8に示す画像表示装置に備えられた画素近傍
を示す概略構成ブロック図である。
【図10】図8に示す画像表示装置に備えられたデータ
信号線駆動回路を示す概略構成ブロック図である。
【図11】図8に示す画像表示装置に備えられたデータ
信号線駆動回路を示す他の概略構成ブロック図である。
【図12】図8に示す画像表示装置に備えられた走査信
号線駆動回路を示す概略構成ブロック図である。
【図13】本発明の他の実施の形態に係る画像表示装置
の概略構成ブロック図である。
【図14】従来のデータ信号線駆動回路を示す概略構成
ブロック図である。
【図15】従来のデータ信号線駆動回路を示す他の概略
構成ブロック図である。
【図16】従来の走査信号線駆動回路を示す概略構成ブ
ロック図である。
【図17】従来の走査回路を示す概略構成ブロック図で
ある。
【図18】図17に示す走査回路内の各信号の波形図で
ある。
【符号の説明】
1 シフトレジスタ 2 クロック制御回路 21 画素アレイ 22 データ信号線駆動回路 23 走査信号線駆動回路 24 画素 51 絶縁基板(基板) SL データ信号線 GL 走査信号線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロック信号に同期してデジタル信号を転
    送するシフトレジスタが、複数段ずつ複数個のブロック
    に分割されると共に、上記クロック信号が、ブロック単
    位で順次供給される走査回路において、 デジタル信号が転送されるべきシフトレジスタを含むブ
    ロックにのみ選択的にクロック信号を供給するクロック
    制御回路を備え、 上記クロック制御回路から上記ブロックに供給されるク
    ロック信号は、該ブロックに隣接するブロックに供給さ
    れるクロック信号に対して少なくとも1クロック分の重
    なりを有することを特徴とする走査回路。
  2. 【請求項2】上記クロック信号が供給されていないブロ
    ックには、定バイアスが供給されていることを特徴とす
    る請求項1記載の走査回路。
  3. 【請求項3】上記走査回路が、多結晶シリコン薄膜トラ
    ンジスタにより構成されていることを特徴とする請求項
    1または2記載の走査回路。
  4. 【請求項4】マトリクス状に設けられた複数の画素と、 該画素に書き込む映像信号を供給する複数のデータ信号
    線と、 映像データの画素への書き込みを制御する制御信号を供
    給する複数の走査信号線と、 外部からのクロック信号に同期してタイミング信号を転
    送する走査回路を有し、該走査回路から出力されるタイ
    ミング信号に同期して上記データ信号線に映像信号を出
    力するデータ信号線駆動回路と、 外部からのクロック信号に同期してタイミング信号を転
    送する走査回路を有し、該走査回路から出力されるタイ
    ミング信号に同期して上記走査信号線に制御信号を出力
    する走査信号線駆動回路とを備え、 上記データ信号線駆動回路および走査信号線駆動回路が
    有している走査回路の少なくとも一方に、請求項1〜3
    の何れかに記載の走査回路が使用されていることを特徴
    とする画像表示装置。
  5. 【請求項5】上記データ信号線駆動回路および走査信号
    線駆動回路の少なくとも一方が、上記画素と共に同一基
    板上に形成されていることを特徴とする請求項4記載の
    画像表示装置。
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