JPH09113596A - 移動データ通信システム - Google Patents

移動データ通信システム

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JPH09113596A
JPH09113596A JP7265997A JP26599795A JPH09113596A JP H09113596 A JPH09113596 A JP H09113596A JP 7265997 A JP7265997 A JP 7265997A JP 26599795 A JP26599795 A JP 26599795A JP H09113596 A JPH09113596 A JP H09113596A
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Masako Mizumura
昌子 水村
Mitsuru Murata
充 村田
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JI INTERNATL KK
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動端末機を使用してその行程を集計したり
種々の情報を知ることができ、便利で汎用性に富む移動
通信データシステムを構成する。 【解決手段】 複数の移動端末機1から座標データをセ
ンタ局2に送信する。センタ局2は、受信した座標デー
タを集計して記録するとともに、各種データを記録して
いる。センタ局2は、移動端末機1からの要求に応じた
情報を移動端末機1に送信し、移動端末機1に設けた表
示部で受信した情報を読む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばゴルフ、オ
リエンテーリング、ヨットレース、ラリーなどにおい
て、移動する複数の人や物体の位置などの各種情報を移
動端末によって遠隔地にあるセンタに供給し、各種情報
をセンタで収集、管理することができるとともに、セン
タに収集された各種情報を移動端末に転送するようにし
た移動通信データシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地上における自分の位置を検索す
るシステムとしては、測位された位置をディスプレイの
地図上に表示して目的地まで案内するカーナビゲーショ
ンシステムが知られており、自動車に搭載したGPS
(Global Positioning System)端末によって人工衛星
からの信号を受信して測位するものや、自律航法システ
ムにより測位するもの、あるいは、それらを併用したハ
イブリッド型と呼ばれるものが一般に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なシステムは、自分の位置を知って目的地へ案内するも
のであるが、同様の端末を使用して時間とともに変化す
る端末の位置を集計したり種々の情報を知ることができ
れば、システムの応用範囲が広がり有効に利用すること
ができる。よって、本発明は、そのような便利で汎用性
に富む移動通信データシステムを提供することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、複数の移動端末機とセン
タ装置とを備え、上記移動端末機およびセンタ装置との
間において無線データ通信を行うようにした移動通信シ
ステムにおいて、上記移動端末機は、その地上における
座標を検出する座標検出手段と、この座標検出手段が検
出した座標データを送信する送信手段と、上記センタ装
置が送信するデータを受信する受信手段と、受信したデ
ータを当該移動端末機の使用者に報知する報知手段とを
備え、上記センタ装置は、上記各移動端末機から送信さ
れる座標データとそれ以外のデータを記録する記録手段
を有することを特徴としている。
【0005】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記移動端末機を使用するエリア毎に、上記移動端
末機と前記センタ装置との間における無線データ通信を
中継する基地局装置を配置したことを特徴としている。
【0006】請求項3に記載の発明は、請求項1におい
て、前記移動端末機を使用する使用者の荷物を運搬する
車両を設け、この車両に、上記移動端末機と前記センタ
装置との間における無線データ通信を中継する基地局装
置を設けたことを特徴としている。
【0007】請求項4に記載の発明は、請求項1におい
て、前記移動端末機を使用する使用者の荷物を運搬する
車両を設け、この車両に、上記移動端末機を着脱自在に
装着するとともに、装着したときに上記移動端末機が有
するバッテリに充電する充電手段を設けたことを特徴と
している。
【0008】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4のいずれかにおいて、前記車両に、走行するための走
行機構と、その地上における座標を検出する座標検出手
段と、この座標検出手段が検出した座標データを前記セ
ンタ装置に送信する送信手段と、上記センタ装置または
使用者が送信した目標位置データを受信する受信手段
と、上記目標位置データが指示する位置へ当該車両を走
行させる自動走行制御装置とを設けたことを特徴として
いる。
【0009】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
5のいずれかにおいて、前記移動端末機が、他の移動端
末機との間で音声及びデータのうち少なくとも1つの無
線通信を行うための送受信手段を有することを特徴とし
ている。
【0010】請求項7に記載の発明は、請求項1ないし
6のいずれかにおいて、前記移動端末機が、前記送信手
段により前記座標データの送信を指示する送信指示手段
と、当該移動端末機が使用される場所の地形を表示する
とともに上記送信指示手段により上記座標データの送信
を指示したときの当該移動端末機の位置を上記地形上に
プロットする表示手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0011】請求項8に記載の発明は、請求項1ないし
7のいずれかにおいて、前記移動端末機が使用されるエ
リア毎に、風力および風向などの外部情報を検出する検
出手段を配置し、前記センタ装置は、上記検出手段の検
出結果を上記移動端末機の受信手段に送信することを特
徴としている。
【0012】請求項9に記載の発明は、その地上におけ
る座標を検出するとともに検出した座標データを無線送
信する複数の座標検出手段と、上記座標データを受信し
てセンタ装置に無線送信する中継端末機とを備えた移動
データ通信システムにおいて、上記センタ装置は、上記
中継端末機から送信される座標データとそれ以外のデー
タを記録し、上記中継端末機は、いずれの座標検出手段
から上記座標データを受信するかを選択する選択手段
と、上記センタ装置が記録するデータを選択的に要求す
る信号を送信するデータ要求手段と、上記データ要求手
段の要求に応じて上記センタ装置が送信するデータを受
信する受信手段と、この受信手段が受信したデータを表
示する表示手段とを備えたことを特徴としている。
【0013】請求項10に記載の発明は、請求項1ない
し9のいずれかにおいて、前記座標検出手段が、人工衛
星から受信する電波に基づいて座標データを発生し、前
記センタ装置は、上記座標検出手段と同じ方法で地上に
おける座標を検出する座標検出手段と、この座標検出手
段が発生する座標データおよびその発生時刻を記憶する
とともに、前記移動端末機から送信された座標データお
よびその受信時刻を記憶する記憶手段とを備え、上記セ
ンタ装置は、上記受信時刻に最も近い時刻に発生した座
標データを上記移動端末機に送信し、移動端末機は、受
信した座標データに基づいて自らの座標検出手段が発生
した座標データを補正して上記センタ装置へ送信するこ
とを特徴としている。
【0014】(作用)請求項1に記載の発明にあって
は、移動端末機の座標検出手段が検出した座標データを
センタ装置へ送信する。これにより、当該移動端末機の
座標データがセンタ装置に記録される。また、センタ装
置が記録する移動端末機の座標データやその他のデータ
が送信され、送信されたデータは移動端末機の受信手段
が受信するとともに、報知手段によって受信したデータ
の内容が報知される。よって、移動端末機の使用者は、
他の使用者の位置を知ることができるとともに、センタ
装置から種々の情報を得ることができる。
【0015】請求項2に記載の発明にあっては、移動端
末機を使用するエリア毎に移動端末機とセンタ装置との
間における無線データ通信を中継する基地局装置を配置
しているから、移動端末機の送信手段の出力が小さくて
も使用することができる。よって、移動端末機を小型化
して持ち運びを容易にすることができる。
【0016】請求項3に記載の発明にあっては、移動端
末機を使用する使用者の荷物を運搬する車両に基地局装
置を設けているから、基地局装置と移動端末機との距離
が短く、よって、移動端末機の出力をさらに小さくする
ことができる。
【0017】請求項4に記載の発明にあっては、移動端
末機を使用する次の位置へ車両とともに移動している際
に、移動端末機が有するバッテリに充電することができ
る。よって、移動端末機への充電を頻繁に行うことがで
き、バッテリを小型化することができる。
【0018】請求項5に記載の発明にあっては、車両の
位置がセンタ装置によって把握され、センタ手段が送信
する目標位置データが指示する位置に車両が移動する。
よって、センタ手段が移動端末機と車両の位置とを比較
しつつ目標位置データを送信することにより、車両を使
用者にとって簡便な位置へ移動させることができる。
【0019】請求項6に記載の発明にあっては、移動端
末機どうしの間で音声やデータ等の無線通信を行うこと
ができるので、使用者にとって便利であり応用範囲をさ
らに拡げることができる。
【0020】請求項7に記載の発明にあっては、移動端
末機から座標データを送信した位置が表示部に表示され
た地形図にプロットされるから、使用者は、自分がたど
った軌跡を知ることができる。
【0021】請求項8に記載の発明にあっては、移動端
末機が使用されるエリアの風力や風向等の外部情報が移
動端末機の受信手段に送信されるので、使用者は、例え
ばゴルフやヨットレースに参加する際に極めて重要な情
報を得ることができる。
【0022】請求項9に記載の発明にあっては、座標検
出機が検出した座標データを中継端末機が受信してセン
タ装置へ無線送信する。これにより、当該座標検出機の
座標データがセンタ装置に記録される。また、中継端末
機のデータ要求手段の要求によりセンタ装置が記録する
座標検出機の座標データやその他のデータが送信され
る。このデータは、中継端末機の受信手段が受信してデ
ータの内容を表示手段が表示する。このように、座標検
出機は座標を検出して中継端末機に送信するだけの機能
を有していればよいから、使用者が例えばゴルフやオリ
エンテーリングをする際に持ち運びに便利である。
【0023】人工衛星から受信する電波に基づいて座標
を検出する方式では、時事刻々と変化する人工衛星の位
置に応じて発生する座標データも変化し、これが測定誤
差となる。請求項10に記載の移動データ通信システム
においては、センタ手段の座標データを移動端末機に送
信してその座標データを補正するから、移動端末機の位
置を正確に検出することができる。しかも、移動端末機
の座標データの発生とほぼ同時期に発生したセンタ装置
の座標データを用いて補正するから、座標データの補正
精度を高めることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
A:実施の形態の構成 以下、図面を参照してこの発明の実施形態について説明
する。この実施形態は、本発明をゴルフ場におけるデー
タ通信システムに適用したもので、各プレーヤの位置を
センタで管理するとともに、センタ局から各プレーヤに
有益なサービス情報を提供するようになされている。図
1は、実施形態のゴルフ場管理システムの構成を示すブ
ロック図である。図において、1は携帯型の移動端末
機、2はセンタ局(センタ装置)、3はセンタ局2と移
動端末機1間においてデータの通信を中継する基地局
(基地局装置)である。
【0025】次に、上述した各構成要素についてより詳
細に説明する。図2(A)は移動端末機1の使用状態、
(B)は移動端末機1の前面パネルを示す図である。図
2(B)に示すように、移動端末機1の前面パネルの上
部には、各種表示を行う表示部(報知手段)10が設け
られている。表示部10は、ドットマトリックス表示に
よって当該ゴルフ場の各コースのティーグラウンドから
グリーンまでの地形図を立体的な映像で表示する他、グ
リーン(又はピン)までの残りヤード数、当該コースを
攻略するための各種情報等を表示するようになってい
る。前面パネルの下部の左端には、表示部10に表示さ
れた地形図の縮尺を変更するズームスイッチ11が設け
られており、ズームスイッチ11の上部を押すと地形が
グリーンに近付くようにズームアップし、ズームスイッ
チ11の下部を押すと地形がグリーンから遠ざかるよう
にズームダウンするようになっている。
【0026】また、前面パネルの下部の右端には、表示
部10に現在表示されている地形図が示すコースの番号
を表示するコース表示部12が設けられ、コース表示部
12の左隣には、表示部10に表示させる地形図をコー
ス毎に選択するセレクタスイッチ13が設けられてい
る。図2(B)では、表示部10に表示された地形図が
9番ホールのコースであることを示しており、右側のセ
レクタスイッチ13を押すとコース表示部12の表示が
1づつインクリメントし、それに対応して表示される地
形図が順次切り替わるようになっている。また。右側の
セレクタスイッチ13を押すとコース表示部12の表示
が1づつデクリメントし、それに対応して表示される地
形図が順次切り替わるようになっている。
【0027】次に、ズームスイッチ11の右隣には、プ
レーヤの現在位置を表示させる現在位置表示スイッチ1
4が設けられており、これを押すことによって、自分の
現在の位置が表示部10に表示された地形図に適当なマ
ークによって示される。自分の現在位置は、位置送信ス
イッチ15を押すことによってセンタ局2に送信され
る。この場合、センタ局2は、現在位置を知らせてきた
プレーヤの移動端末機1に、現在位置からグリーンまで
のヤード数を示すデータを送信し、これが表示部10に
表示されるようになっている。
【0028】次に、位置送信スイッチ14の下側には、
通話モード選択スイッチ16が設けられ、右側にはマイ
クロフォン17およびスピーカ18が設けられている。
通話モード選択スイッチ16を1回押すと、マイクロフ
ォン17とスピーカ18を使って他のプレーヤやクラブ
ハウスの人などと交信できる通話モードとなり、通話モ
ード選択スイッチ16を再度押すと、通話モードが解除
されるようになっている。また、表示部10の下側に
は、メニュースイッチ19が設けられており、これを押
すことにより、表示部10の下部にサービス情報の複数
の項目が表示される。図中符号19a,19bは表示さ
れたサービス情報の項目を選択するためのカーソルスイ
ッチである。
【0029】また、図3は、移動端末機1の電気的構成
を示すブロック図である。図において100は、各部を
制御する制御部、101は当該移動端末機1を動作させ
るプログラムやセンタ局2から送信される各種データ、
および上記した地形図やサービス情報の1つであるコー
ス攻略情報などの各種データが記憶されるメモリであ
る。102は、前面パネルの下部に設けられた前述の各
種スイッチから入力される信号あるいはマイクロフォン
17から入力される音声信号を、適切な制御信号に変換
して制御部100に出力する入力部である。また、10
3はアンテナ、104は送信機、105は受信機であ
り、これらは当該移動端末機1とセンタ局2、あるいは
他の移動端末機1との間でデータや音声信号の無線通信
を行うために設けられている。また、106はデュプレ
クサであり、送信機104と受信機105の同一アンテ
ナに接続するためのものである。
【0030】また、107はGPS(Global Positioni
ng System)部であり、地上における自己の位置を検出
する回路である。このGPS部107は、人工衛星ST
(図1参照)からの電波をアンテナ107aで受信し、
この受信信号に基づいて経緯を示す座標情報(X,Y)
を算出する。そして、この座標情報(X,Y)は、前述
のように、位置送信スイッチ15を押すことによってセ
ンタ局2に送信され、現在位置表示スイッチ14を押す
ことにより、自分が今いる位置が表示部10の地形図に
表示されるようになっている。
【0031】次に、図4を参照してセンタ局2と基地局
3の構成について説明する。センタ局2は、パーソナル
コンピュータ(以下、パソコンと略称する)20、GP
S端末21、パソコン20と外部とのデータ通信を行う
通信機器22、およびデータ通信の回線を切り替える交
換機23とを有している。GPS端末21はアンテナ2
1aを有しており、複数の人工衛星ST,…から発信さ
れる電波をアンテナ21aで受信し、地上における自ら
の位置を検出する。なお、このGPS端末21の検出結
果は、移動端末機2のGPS部107による位置検出の
データを補正するために使用される。
【0032】次に、図4(B)に示すように、各基地局
3とセンタ局2のパソコン20とは、光ファイバ通信等
を利用したLAN(Local Area Network)25により接
続されている。基地局3はゴルフ場の各ホール毎に配置
されており、当該ホールのコースに存在する移動端末機
1と無線通信でデータの授受を行うことにより、移動端
末機1とセンタ局2のパソコン20とのデータ通信の中
継を行うようになっている。また、各ホールには風速、
風向等の気象条件を計測するセンサ26,…が配置さ
れ、各センサ26,…の計測結果はLAN25を介して
センタ局2のパソコン20に供給されるようになってい
る。
【0033】また、図5は、センタ局2のパソコン20
と基地局3の構成を示すブロック図である。図において
200は、パソコン20の各部やパソコン20と基地局
3とのデータ通信を制御する制御部、201はパソコン
20を動作させるプログラムや当該ゴルフ場の地形図、
プレーヤの各コースにおける行程やスコア、計測された
気象情報等の各種データが記憶されるメモリである。2
02は、キーボード等により構成された操作部、203
は制御部200の制御のもとに各コースの地形図や各種
データを表示するグラフィックディスプレイ等の表示部
である。
【0034】B:実施の形態の動作 次に、上記構成の実施形態の動作について説明する。 (1)ゴルフプレー ゴルフのプレーが開始されるまでは、移動端末機1はク
ラブハウスに保管されており、その間に充電が行われる
とともに、その日にプレーヤが回るコースの地形図のデ
ータが移動端末機1のメモリ101に記憶される。この
場合、移動端末機1はセンタ局2に接続されることによ
り、センタ局2を介して電源の供給を受けるとともに、
センタ局2のパソコン20がメモリ201に記憶した各
コースの地形図のうち、プレーヤが回るコースのデータ
を読み出して移動端末機1のメモリ101に供給する。
なお、地形図の選択はパソコン20の操作部203から
コース番号等を入力することによって行う。
【0035】プレーヤはプレイを開始する際に各自で移
動端末機1を携帯してティーグラウンドへ向かう。ま
た、この実施形態ではゴルフカート(車両)4はキャデ
ィが運転する。プレイに際しては、プレーヤは、ティー
グラウンドで1打目を打つ前に移動端末機1の位置送信
スイッチ15を押す。これにより、移動端末機1の制御
部100は、GPS部107により計測された座標デー
タ(X,Y)を送信する。ここで、一般に、GPS装置
による位置検出では、数10m〜数100mの誤差が生
じる。そこで、この移動データ通信システムでは、その
誤差をセンタ局2のGPS端末21を使用して衛星との
距離を測定して補正する。
【0036】図6は座標データ(X,Y)の誤差を修正
するための処理を説明するための図である。まず、セン
タ局2の座標(経緯)は地図や測量等によって正確に把
握され、絶対座標(XO,YO)として予めセンタ局2の
GPS端末21に内蔵したメモリに記憶されている。ま
た、センタ局2のGPS端末21で計測された座標デー
タ(X1,Y1)と絶対座標(X0,Y0)の差(ΔX,Δ
Y)は補正データとしてセンタ局2のパソコン20に所
定の周期で供給されている。
【0037】さて、移動端末機1の位置送信スイッチ1
5が押されると、移動端末機1の制御部100は、ま
ず、センタ局2を呼び出す発呼信号を送信し、その後所
定時間経過してから座標データ(X,Y)を送信する。
センタ局2は基地局を介して発呼信号を着信すると、デ
ータ受信のための通信回線を接続する。これにより移動
端末機1の座標データ(X,Y)がセンタ局2に受信さ
れ、パソコン20は受信したデータの種類を判定する。
そして、受信したデータが座標データ(X,Y)である
場合には、パソコン20は、発呼信号の着信の直前に入
力された補正データ(ΔX,ΔY)を抽出して読み出
し、これを移動端末機1に基地局3を介して送信する。
【0038】移動端末機1の制御部101は、受信した
補正データ(ΔX,ΔY)と座標データ(X,Y)に基
づいて高精度な座標データ(X’,Y’)を計算し、こ
の位置を表示部10に表示した地形図に所定のマークで
表示させるとともに、グリーン(又はカップ)までの残
りヤード数を算出して表示させる。また、制御部100
1は、座標データ(X’,Y’)を基地局3を介してセ
ンタ局2へ送信する。センタ局2のパソコン20は、座
標データ(X’,Y’)を受信すると、その位置を表示
部203に表示した当該コースの地形図上に適当なマー
クで表示させる。このようにして移動端末1の座標デー
タ(X’,Y’)をパソコン20が受信すると、パソコ
ン20は正常受信確認信号を移動端末機1に送信し、移
動端末1との通信回線を切断する。また、移動端末機1
の制御部100は、正常受信確認信号を受信すると、セ
ンタ局2との通信回線を切断する。
【0039】次に、センタ局2では、座標データ
(X’,Y’)を受信することにより、以下のようにし
て各プレーヤのスコアを記録する。すなわち、移動端末
機1からセンタ局2に送信される発呼信号には、各移動
端末機1を特定するID信号が含まれている。これによ
り、パソコン20は、発呼信号を受信するとどのプレー
ヤからの発信であるかを識別する。そして、パソコン2
0は、各移動端末機1から座標データ(X,Y)が発信
される回数を計数することにより、各プレーヤのティー
ショットからカップインするまでの打数を計数する。
【0040】一方、パソコン20には、当日プレイする
メンバーの氏名、一緒にコースを回るグループの人数、
当該グループに付くキャディの登録番号が入力されてい
る。また、パソコン20は、座標データ(X’,Y’)
により、ショットが行われたのが第何番ホールのコース
であるかも認識する。そして、これらのデータは、パソ
コン20を操作することにより、図4に示すように、座
標データ(X’,Y’)が示す打位置の緯度(N)と経
度(E)とともに、表示部203に表示される。なお、
表示部203では座標データ(X’,Y’)を発信した
プレーヤの氏名にアンダーラインやハイライト等の表示
がなされ、これにより、どのプレーヤがショットするの
かが判るようになっている。
【0041】上記のようにして各プレーヤのティーショ
ットが終了すると、各プレーヤは各自が打ったボールの
所へ移動する。その際、キャディはゴルフカート19を
運転して適当な位置まで移動する。そして、各プレーヤ
は2打目を打つ前に位置送信スイッチ15を押す。これ
により、ショット位置の座標データ(X,Y)がセンタ
局2に送信され、上記と同じ方法によって補正された座
標データ(X’,Y’)がセンタ局2に送信される。ま
た、移動端末機1の表示部10およびパソコン20の表
示部203に表示された地形図にも第1打目に加えて第
2打目の位置が所定のマークで表示される。
【0042】次に、ボールがグリーンに乗った後は、プ
レーヤはパットをしてボールをカップインさせた後に座
標データ(X,Y)を送信する。例えばボールがグリー
ンに乗ってから2打でカップインしたとすると、移動端
末機1の位置送信スイッチ15を2回押す。これによ
り、座標データ(X,Y)がセンタ局2に2回送信され
る。このようにして1番ホールのプレイが終了すると、
プレーヤは、2番ホールのティーグラウンドへ進み、上
記と同様にして移動端末機1の位置送信スイッチ15を
押す。パソコン20は、座標データ(X,Y)を受信す
る毎に、当該座標データ(X,Y)と、メモリ201か
ら読み出した各ホールの位置データ(例えば、各コース
のティーグラウンドの位置データやカップの位置デー
タ)とを比較し、当該座標データ(X,Y)がどのホー
ルに属するのかを判定する。そして、その座標データ
(X,Y)が2番ホールに属すると判定した場合には、
第1ホールでの打数をメモリ201に記憶させる。
【0043】ここで、プレイの進行速度はグループ毎に
異なるから、ティーショットを行うときに前のグループ
がティーグラウンドから充分に離れていないことがあ
る。そのような場合には、パソコン20は、ティーショ
ットを持つ旨の指示を送信する。すなわち、パソコン2
0は、ティーグラウンドから発信された座標データ
(X’,Y’)と、そのグループの前のグループの最も
遅れたプレーヤの座標データ(X’,Y’)とを比較
し、その差が所定範囲内のときに警告信号を発信する。
そして、移動端末機1の制御部100は、警告信号を受
信すると「しばらくお待ち下さい」というようなメッセ
ージを表示する。あるいは、スピーカ18から警告のブ
ザーを発したり、上記のようなメッセージを音声で発生
させる。
【0044】次に、パソコン20は、前のグループから
新たに発信された座標信号(X’,Y’)により、前の
グループのプレーヤが当該ティーグラウンドから所定範
囲外に位置すると判定すると、警告解除の信号を発信す
る。この信号を受信すると、移動端末機1の制御部10
0は、表示部10に「プレイを開始して下さい」という
ようなメッセージを表示させ、あるいは、上記のような
メッセージを音声で発生させる。これにより、プレーヤ
はティーショットが可能であることを確認し、プレイを
開始する。したがって、事故の発生を未然に防止するこ
とができるとともに、プレーヤは前のグループを余り気
にしないでプレイに専念することができ、楽しくプレイ
することができる。
【0045】以上のように、この移動通信システムで
は、自分の位置がコースの地形図上に表示され、しか
も、残りヤード数も表示されるので、ショットを行う際
の参考にすることができる。また、この移動通信システ
ムでは、そのような位置データの他に、プレーヤに種々
のサービス情報を提供するようになされている。以下、
センタ局2から種々のサービス情報を得る場合の動作に
ついて図7および図8を参照して説明する。
【0046】図7に示すように、パソコン20のメモリ
201は各種情報のデータベースとして利用され、デー
タベースからどのような情報を得るかは、移動端末機1
のメニューボタン19によって選択する。まず、メニュ
ーボタン19を押すと、移動端末機1の表示部に図8
(A)に示すようなメニュー画面が表示される。このメ
ニュー画面では、いずれかの項目がハイライトで表示さ
れ、ハイライトの位置はカーソルスイッチ19aまたは
19bを押すことにより右側または左側へ移動する。こ
こで、ハイライトを例えば「スコア」の位置にして、再
度メニューボタン19を押す。すると、移動端末機1の
アンテナ103から発呼信号が送信され、基地局3を経
由してパソコン20に受信される。発呼信号を受信する
と、パソコン20はデータ受信のための通信回線を接続
する。これにより移動端末機1からの情報要求データが
パソコン20に受信される。
【0047】次に、パソコン20は、受信した情報要求
データの種類を判定し、要求されているデータ、つま
り、プレーヤのスコアのデータをデータベースから読み
出して移動端末機1に送信する。移動端末機1にデータ
が受信されると、図8(B)に示すような自分のグルー
プ全員のスコアが地形図に重ねて表示される。次に、移
動端末機1の制御部100は、要求したサービス情報が
得られたことを示す受信確認信号をパソコン20に送信
し、センタ局2との通信回線を切断する。また、受信確
認信号を受信したパソコン20も当該移動端末機1との
通信回線を切断する。なお、図8(B)において、スコ
アを示す数字の下段はトータルのスコアを示す。また、
この状態でメニューボタン19を再び押すとスコアの画
面が消える。
【0048】また、例えばゴルフコンペで複数のグルー
プでプレイを行う場合には、各グループが1つの集団と
してパソコン20に入力される。そして、パソコン20
は、移動端末機1からスコアのデータの要求があると、
全てのグループのスコアのデータを移動端末機1に送信
する。この場合、移動端末機1の制御部100は、受信
されたスコアのデータのうち、当該プレーヤが属するグ
ループのスコアを表示部10に表示させる。そして、そ
の状態でカーソルボタン19aが押されると、当該プレ
ーヤが属するグループの前にパソコン20に入力された
グループのスコアを表示させる。また、カーソルボタン
19bが押されると、当該プレーヤが属するグループの
後にパソコン20に入力されたグループのスコアを表示
させる。このように、自分のスコアのみならず他のプレ
ーヤのスコアも見ながらプレイすることができるので、
ゲームをより楽しむことができる。
【0049】次に、メニューの画面から「コース情報」
を指示してメニュースイッチ19を押すと、パソコン2
0から当該ホールの現在の風速、風向のデータが移動端
末機1に送信され、制御部100はそれらデータを表示
部10に表示させる。表示された風速および風向は、当
該ホールに設置されたセンサ30からセンタ局2に送信
されたもので、プレーヤはそれら気象条件をリアルタイ
ムで知ることができる。また、メニューの画面から「コ
ース攻略ガイド」を指示してメニュースイッチ19を押
すと、移動端末機1の制御部100は、メモリ101に
記憶したコースの地形データと座標データ(X’,
Y’)を参照し、メモリ101に記憶した各種アドバイ
ス情報から最適のものを選択して、その情報をスピーカ
18から音声によって発生させる。例えば、打位置の前
方に池があるとすると、「池まで150ヤードです」と
いうようなアドバイスを選択し、これをスピーカから発
生させる。これにより、プレーヤは、自分のショットで
池を越えることができるかどうかを判断することができ
る。
【0050】次に、ゲームが終了すると、パソコン20
は、メモリ201に蓄積された各ホール毎のスコアを読
み出し、接続されたプリンタでスコアをプリントアウト
させる。この場合、パソコン20の表示部203に表示
された地形図に各プレーヤの打位置を表示したものをス
コアとしてプリントアウトしても良い。これにより、プ
レーヤは、自分の打位置の軌跡を各ホール毎に把握する
ことができるので、次のゲームの参考にすることができ
る。
【0051】ところで、プレーヤが位置送信スイッチ1
5を押して移動端末機1から発呼信号が送信されたとき
に、センタ局2の回線が全て使用されていることがあ
る。そこで、センタ局2に座標データ(X,Y)等のデ
ータを一時的に蓄積するデータバッファを設け、回線が
空いてからデータを読み出して上記のような処理を行う
ように構成することができる。また、人工衛星STの位
置は時事刻々と変化するから、GPS部107が発生す
る座標データ(X,Y)およびGPS端末21が発生す
る座標データ(X1,Y1)も変化する。そこで、センタ
局2が受信した座標データ(X,Y)とともに発呼信号
が着信した時刻をデータバッファに記憶するようにして
おけば、着信時刻に最も近い時期に入力された補正デー
タ(ΔX,ΔY)を移動端末機1に送信することができ
るので、座標データ(X,Y)の補正の精度を高めるこ
とができる。さらに、座標データ(X,Y)を補正する
方法としては、例えばRTCM104フォーマットによ
り、各人工衛星までの距離を個別に測定して補正するこ
とも可能である。
【0052】(2)移動端末機のその他の利用方法 移動端末機1は、プレーヤが各種情報を知るためばかり
ではなく、ゴルフ場のメンテナンスにも用いることがで
きる。まず、ゴルフ場によっては各ホールのカップの位
置が度々変更になることがある。そこで、プレイが開始
される前に、位置が変更されたカップの所へ移動端末機
1を持ってゆき、位置送信ボタン15を押す。これによ
りカップの位置データ(X’,Y’がセンタ局2に受信
され、センタ局2のパソコン20は、地形データにおけ
るグリーンのデータを変更する。そして、こうして変更
した地形図のデータを移動端末機1のメモリ101にも
記憶させる。これにより、センタ局2と移動端末1にお
いて表示される地形図が修正され、プレーヤはより正確
な情報を得ることができる。
【0053】また、ゴルフ場を定期的に巡回して点検を
行う際に、補修や改造が必要な個所を発見した場合に、
その場所で移動端末機1の位置送信ボタン15を押す。
このようにしてメンテナンスを要する箇所の座標データ
が次々とセンタ局2に送信され、センタ局2のパソコン
20によって全てのメンテナンス箇所を把握する。した
がって、メンテナンス作業の効率化と迅速化を図ること
ができる。
【0054】C.変更例 (1)前記実施形態ではゴルフカート4をキャディが運
転するようにしているが、センタ局2から制御信号を発
信して自動的に走行させるようにすることができる。た
とえば、ゴルフカート4に、GPS端末、受信機、地形
データ等を記憶したメモリ、ステアリング4aおよび駆
動モータを制御する自動走行制御装置を設け、ゴルフカ
ート4の座標データをGPS端末からセンタ局2に所定
周期で送信するように構成する。一方、センタ局2のパ
ソコン20は、ゴルフカート4の位置とプレーヤの位置
とを比較し、両者の距離が所定範囲外の場合にゴルフカ
ートが移動すべき目標位置を演算し、その目標位置デー
タを送信する。ゴルフカート4の受信機が目標位置デー
タを受信すると、自動走行制御装置は、当該ゴルフカー
ト4の座標データと地形データとを参照し、駆動モータ
およびステアリング4aを制御して目標位置へ向けてゴ
ルフカートを走行させる。あるいは、プレーヤがゴルフ
カート4に対して制御信号を発信してゴルフカート4を
自動的に走行させるようにすることもできる。たとえ
ば、移動端末機1にゴルフカート4の走行および停止を
指示するスイッチと発信器を設け、ゴルフカート4に、
発信器から送信される電波の方向と強さを検出するセン
サを設ける。そして、移動端末機1のスイッチが押され
るとゴルフカート4の走行を開始させ、センサで受信す
る電波の方向と強さが所定範囲となるようにゴルフカー
ト4の走行を制御することにより、ゴルフカート4によ
って移動端末機1を追尾させるようにする。
【0055】(2)ゴルフカート4に、各プレーヤの移
動端末機1を充電するための充電器を設けることもでき
る。たとえば、ゴルフカート4に移動端末機1を収容す
る籠を設け、この籠に移動端末機1を収容したときに充
電器の端子と移動端末機1のバッテリとが接続されるよ
うに構成することができる。このように構成することに
より、次のホールへ移動する度に移動端末機1に充電さ
れるから、移動端末機1のバッテリを小さくして全体と
して小型化することができる。また、移動端末機1に太
陽電池を設け、使用中は太陽電池によって作動するよう
に構成することもできる。
【0056】(3)前記実施形態のような基地局に代え
てゴルフカート4を基地局として使用することもでき
る。この場合、ゴルフカート4に受信機と送信機を設
け、移動端末機1から受信したデータをセンタ局2に転
送するように構成する。 (4)図9に示すように、GPS端末21をセンタ局2
から分離し、両者のデータ通信を公衆回線を利用して行
うようにすることもできる。また、センタ局2に蓄積さ
れた情報を自宅や会社から公衆回線を使って読み出すよ
うに構成することもできる。 (5)図10に示すように、プレーヤの打位置の軌跡
(実線で示す)に加えて、例えばプロゴルファーなどの
上級者の打位置の軌跡(一点鎖線で示す)をプロットし
たものをスコアとしてプリントアウトするよう構成する
こともできる。
【0057】(6)前記実施形態のような移動端末機を
キャディが携帯するか、あるいはゴルフカート4に装着
し、GPS端末機をプレーヤが身につけるようにするこ
とができる。たとえば、図11に示す移動端末機(中継
端末機)40は、GPS部を有していない他は、表示部
41やアンテナ42など図2(B)に示す移動端末機1
とほぼ同等の構成要素を有し、さらに、座標データを受
信するGSP端末50を選択するセレクトスイッチ43
を有している。このようなシステムにおいてゴルフのプ
レイを行うには、プレーヤがショット位置に立ったとき
に、プレーヤが携帯しているGPS端末50をキャディ
がセレクタスイッチ43で選択する。すると、選択され
たGPS端末50が送信する座標データが移動端末機4
0に受信され、移動端末機40は基地局3を介してセン
タ局2へ座標データを送信する。また、プレーヤが前述
したような各種情報を知りたい場合には、プレーヤがキ
ャディの所へいって移動端末機40を操作する。このよ
うに構成することにより、プレーヤが保持する機器を小
さくすることができ、プレイへの支障が生じないように
することができる。
【0058】また、この場合には、移動端末機40を大
型化して送信能力を高くすることができるので、移動端
末機40とセンタ局2との間でデータ通信を直接行うよ
うに構成することもできる。なお、前述した移動端末機
1とセンタ局2との間でデータ通信を直接行うように構
成することも可能である。さらに、移動端末機40と基
地局3あるいはセンタ局2との間のデータ通信を有線で
行うように構成することも可能である。たとえば、セン
タ局2からの有線回線のコネクタをゴルフ場のコースの
各所に配置しておき、移動端末機40をコネクタにその
都度接続してデータ通信を行うようにすることができ
る。
【0059】(7)前記実施形態では、移動端末機1の
位置送信スイッチ15をパターの打数の回数だけ押して
センタ局2に送信するようにしているが、移動端末機1
にテンキーを設けてパターの打数を送信するように構成
することもできる。たとえば、カップインまでにパター
を5回打ったとすると、テンキーの「5」を押して位置
送信スイッチ15を押すと、パターの打数「5」がセン
タ局2に送信されるようにする。このように構成するこ
とにより、打数を正確かつ簡単に送信することができ
る。
【0060】D.本発明の他の適用例 (1)オリエンテーリングゲーム このゲームは、参加者が所定のチェックポイントを探し
ながら順次通過し、全てのチェックポイントを通過する
までの時間を競うゲームである。始めに、チェックポイ
ントとなる場所を決め、その場所の座標をセンタ局2の
パソコン20に入力する。なお、チェックポイントの座
標が判っていないときには、その場所に移動端末機1を
おき、座標情報(X,Y)を基地局3を介してパソコン
20に入力するようにしてもよい。
【0061】次に、ゲーム参加者は、それぞれが移動端
末機1を持って所定の位置からスタートする。この場
合、ゲーム参加者は、スタート地点において移動端末機
1の位置送信スイッチ15を押して座標データをセンタ
局2に送信する。センタ局2のパソコン20は、それら
の座標データを基にチェックポイントまでの距離および
方向を算出し、これを基地局3を介して移動端末機1に
送信する。そして、センタ局2側から送信された距離情
報および方向情報は、移動端末機1の制御部100に入
力され、制御部100は、入力された位置情報および方
向情報を表示部10に表示させる。
【0062】ゲーム参加者は、チェックポイントに近づ
いたと判断すると、メニュースイッチ19を適宜操作し
てセンタ局2にチェックポイントに達するための情報を
求める。この場合、センタ局2のパソコン20は、例え
ばチェックポイントの目印となる物の名称をメモリ20
1から読み出し、これを基地局3を介して移動端末機1
に送信する。このようにして送信されたヒントは、制御
部100に入力され、これにより、制御部100は表示
部10に当該ヒントを表示する。ゲーム参加者は、この
ヒントを読むことで、チェックポイントを見つけること
ができる。
【0063】上述のようにヒントを出すことにより、チ
ェックポイントへの到達が容易になる。また、前記実施
形態で説明したように、GPS部107が検出した座標
データが補正されるため、間違いなくチェックポイント
を見つけることができるという効果が得られる。そし
て、チェックポイントに達したゲーム参加者は、位置送
信スイッチ15を押すことにより、チェックポイントに
達した旨のデータをセンタ局2に送信する。この結果、
管理センタ30は、次のチェックポイントまでの距離お
よび方向を当該移動端末機1に送信する。
【0064】以上のようにして、各チェックポイントを
通過していき、最終チェックポイントに達する時間を争
う。この場合制御部100は、ソフトウエア処理によっ
てゲーム時間を計時し、その経過時間を表示部10に表
示する。なお、各参加者のゲーム経過時間をパソコン3
2において計時し、その計時結果を時間データとして移
動端末機1に送信するように構成してもよい。この場
合、移動端末機1においては、転送された時間データを
表示部10に表示する。
【0065】なお、センタ局2は、チェックポイントに
達するためのヒントの他に、他の競技者の位置を移動端
末機1に送信するように構成することもできる。たとえ
ば、移動端末機1の表示部10にゲームを行っている場
所の地形図を表示し、そこにゲーム参加者の位置を表示
すれば、ゲームをよりスリリングにすることができる。
さらに、センタ局2でゲーム参加者の位置を把握するこ
とができるので、安全性も向上する。あるいは、移動端
末機1どうしの間で直接位置データを送受信するように
構成することもできる。この場合、他のゲーム参加者全
員の移動端末機1から位置データを受信して、各ゲーム
参加者の位置を自己の位置とともに表示部10に表示す
る。また、本発明は、オリエンテーリングの他に、ヨッ
トレースや自動車ラリー、マラソンレースなどにも利用
することができることは勿論である。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、移動端末機を使用してその行程を集計したり種々の
情報を知ることができ、便利で汎用性に富む移動通信デ
ータシステムを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】同実施形態における移動端末機の外観を示す斜
視図である。
【図3】同実施形態における移動端末機の電気的構成を
示すブロック図である。
【図4】同実施形態におけるセンタ局および基地局の構
成を示すブロック図である。
【図5】同実施形態におけるセンタ局の電気的構成を示
すブロック図である。
【図6】同実施形態の動作の一例を示す遷移図である。
【図7】同実施形態の動作の他の例を示す遷移図であ
る。
【図8】移動端末機1の表示部10に表示させる内容を
示す図であって、(A)はメニューで選ぶ項目、(B)
はスコアの例を示す図である。
【図9】同実施形態の変更例であるセンタ局および基地
局の構成を示すブロック図である。
【図10】パソコン20のプリントアウトの例を示す図
である。
【図11】本発明における移動端末機の他の例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 移動端末機 2 センタ局(センタ装置) 3 基地局(基地局装置) 4 ゴルフカート(動力車両) 10 表示部(報知手段) 19 メニュースイッチ 20 パソコン 40 移動端末機(中継端末機) 104 送信機(送信手段) 105 受信機(受信手段) 107 GPS部(座標検出手段) 201 メモリ(記録手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 充 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の移動端末機とセンタ装置とを備
    え、上記移動端末機およびセンタ装置との間において無
    線データ通信を行うようにした移動通信システムにおい
    て、 上記移動端末機は、その地上における座標を検出する座
    標検出手段と、この座標検出手段が検出した座標データ
    を送信する送信手段と、上記センタ装置が送信するデー
    タを受信する受信手段と、受信したデータを当該移動端
    末機の使用者に報知する報知手段とを備え、 上記センタ装置は、上記各移動端末機から送信される座
    標データとそれ以外のデータを記録する記録手段を有す
    ることを特徴とする移動データ通信システム。
  2. 【請求項2】 前記移動端末機を使用するエリア毎に、
    上記移動端末機と前記センタ装置との間における無線デ
    ータ通信を中継する基地局装置を配置したことを特徴と
    する請求項1に記載の移動データ通信システム。
  3. 【請求項3】 前記移動端末機を使用する使用者の荷物
    を運搬する車両を設け、この車両に、上記移動端末機と
    前記センタ装置との間における無線データ通信を中継す
    る基地局装置を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の移動データ通信システム。
  4. 【請求項4】 前記移動端末機を使用する使用者の荷物
    を運搬する車両を設け、この車両に、上記移動端末機を
    着脱自在に装着するとともに、装着したときに上記移動
    端末機が有するバッテリに充電する充電手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の移動データ通信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記車両に、走行するための走行機構
    と、その地上における座標を検出する座標検出手段と、
    この座標検出手段が検出した座標データを前記センタ装
    置に送信する送信手段と、上記センタ装置または使用者
    が送信した目標位置データを受信する受信手段と、上記
    目標位置データが指示する位置へ当該車両を走行させる
    自動走行制御装置とを設けたことを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれかに記載の移動データ通信システム。
  6. 【請求項6】 前記移動端末機は、他の移動端末機との
    間で音声及びデータのうち少なくとも1つの無線通信を
    行うための送受信手段を有することを特徴とする請求項
    1ないし5のいずれかに記載の移動データ通信システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記移動端末機は、前記送信手段により
    前記座標データの送信を指示する送信指示手段と、当該
    移動端末機が使用される場所の地形を表示するとともに
    上記送信指示手段により上記座標データの送信を指示し
    たときの当該移動端末機の位置を上記地形上にプロット
    する表示手段とを備えたことを特徴とする請求項1ない
    し6のいずれかに記載の移動データ通信システム。
  8. 【請求項8】 前記移動端末機が使用されるエリア毎
    に、風力および風向などの外部情報を検出する検出手段
    を配置し、前記センタ装置は、上記検出手段の検出結果
    を上記移動端末機の受信手段に送信することを特徴とす
    る請求項1ないし7のいずれかに記載の移動データ通信
    システム。
  9. 【請求項9】 その地上における座標を検出するととも
    に検出した座標データを無線送信する複数の座標検出手
    段と、上記座標データを受信してセンタ装置に無線送信
    する中継端末機とを備えた移動データ通信システムにお
    いて、 上記センタ装置は、上記中継端末機から送信される座標
    データとそれ以外のデータを記録し、 上記中継端末機は、いずれの座標検出手段から上記座標
    データを受信するかを選択する選択手段と、上記センタ
    装置が記録するデータを選択的に要求する信号を送信す
    るデータ要求手段と、上記データ要求手段の要求に応じ
    て上記センタ装置が送信するデータを受信する受信手段
    と、この受信手段が受信したデータを表示する表示手段
    とを備えたことを特徴とする移動データ通信システム。
  10. 【請求項10】 前記座標検出手段は、人工衛星から受
    信する電波に基づいて座標データを発生し、前記センタ
    装置は、上記座標検出手段と同じ方法で地上における座
    標を検出する座標検出手段と、この座標検出手段が発生
    する座標データおよびその発生時刻を記憶するととも
    に、前記移動端末機から送信された座標データおよびそ
    の受信時刻を記憶する記憶手段とを備え、 上記センタ装置は、上記受信時刻に最も近い時刻に発生
    した座標データを上記移動端末機に送信し、移動端末機
    は、受信した座標データに基づいて自らの座標検出手段
    が発生した座標データを補正して上記センタ装置へ送信
    することを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記
    載の移動データ通信システム。
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