JPH09113496A - クロマトグラフ分析装置 - Google Patents
クロマトグラフ分析装置Info
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- JPH09113496A JPH09113496A JP7265356A JP26535695A JPH09113496A JP H09113496 A JPH09113496 A JP H09113496A JP 7265356 A JP7265356 A JP 7265356A JP 26535695 A JP26535695 A JP 26535695A JP H09113496 A JPH09113496 A JP H09113496A
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- G01N30/26—Conditioning of the fluid carrier; Flow patterns
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Abstract
場合においても、装置が正常に動作したかどうかを容易
にかつ客観的に判断することが可能なクロマトグラフ分
析装置を提供する。 【解決手段】溶離液1,2をポンプ5で加圧送液し、試
料注入装置7から試料を注入する。試料はカラム8によ
り各成分に分離され、検出器9を介して分析部10aで
分析が行われる。また、圧力センサ6で溶離液の圧力を
測定する。そして、未知試料の測定時に、標準試料また
は以前に分析した分析対象試料の圧力遷移データの中か
ら比較対照となるものを入力部14より選択し、データ
処理装置10の判定部10bにおいて、試料注入後同時
刻における未知試料の圧力測定値と選択した圧力遷移デ
ータの各値との比または差をとってその合致度を判断す
る。
Description
る溶離液中に試料を注入してカラムに通過させ、そのカ
ラム中の成分ピークをもとに試料の同定および定量を行
うクロマトグラフ分析装置に関する。
離液を送液し、試料注入装置より溶離液中に試料を注入
し、その溶離液および試料をカラムに通過させ、そのカ
ラム中の成分ピークをもとにデータ処理装置で上記試料
の同定および定量を行うものであるが、ポンプで送液さ
れる溶離液の圧力の情報は、クロマトグラフ分析装置が
正常に動作しているかどうかを判定するために非常に有
効な情報である。
試料注入時の溶離液の圧力を測定し、その圧力測定値を
記録紙上に記録するものがあったが、このようなクロマ
トグラフ分析装置は圧力測定値を単に記録するだけであ
り、その圧力の情報から異常かどうかを判定することは
不可能であった。これに対し、試料注入後の圧力を連続
的に測定し、圧力変化が生じた場合に警告のメッセージ
を表示するものがあった。さらに、装置の動作異常を圧
力遷移により判定する上記と類似の手法として、特公平
6−19361号公報に記載のように測定圧力の急激な
変化をもとに装置の異常を判定する方法や、特公平6−
19362号公報に記載のように測定圧力の積算値をも
とに装置の異常を判定する方法があった。
置では、溶離液の組成を変化させながら一つの分析対象
の分析を行う場合、その分析中に溶離液の圧力が変化す
る。ところが、上記特公平6−19361号公報や特公
平6−19361号公報に記載の従来技術では、そのよ
うな溶離液の組成を変化させる場合の圧力変化に関して
何ら配慮されておらず、設定通りに溶離液の組成を変化
させている時に、それに起因する圧力変化を急激な変
化、あるいは圧力積算値の異常と判断し、装置の異常と
して認識してしまう不具合があった。
ようとする上記特公平6−19361号公報や特公平6
−19361号公報に記載の従来技術は、常に同じ溶離
液を、常に同じ条件で送液する場合においては非常に有
効であるが、分析対象によって溶離液の送液条件が異な
る場合に適用することはできなかった。
送液条件を変化させる場合においても、装置が正常に動
作したかどうかを容易にかつ客観的に判断することが可
能なクロマトグラフ分析装置を提供することである。
め、本発明によれば、ポンプで溶離液を送液し、試料注
入装置より前記溶離液中に試料を注入し、上記溶離液お
よび試料をカラムに通過させ、そのカラム中の成分ピー
クをもとにデータ処理装置で前記試料の同定および定量
を行うクロマトグラフ分析装置において、前記溶離液の
流路中の圧力を測定する圧力測定手段と、測定開始時か
ら所定の時間間隔毎の圧力測定値を試料別に圧力遷移デ
ータのデータファイルとして記憶する圧力記憶手段と、
未知試料測定時に比較対照となる圧力遷移データを既に
記憶した前記データファイルより選択する選択手段と、
上記圧力測定手段で測定した未知試料の圧力測定値と上
記選択手段で選択した圧力遷移データの各値とを比較し
その合致度を判断する比較手段とを有することを特徴と
するクロマトグラフ分析装置が提供される。
圧力測定手段によって溶離液の流路中の圧力を測定し、
圧力記憶手段において測定開始時から所定の時間間隔毎
の圧力測定値を試料別に圧力遷移データのデータファイ
ルとして記憶しておく。この記憶すべきデータファイル
としては、標準試料(予め成分や濃度のわかっている試
料)の圧力遷移データでもよいし、以前に分析した分析
対象試料の圧力遷移データでもよい。そして、未知試料
(成分や濃度が未知である分析対象となる試料)の測定
時に、選択手段において、上記のように記憶したデータ
ファイルより比較対照となる圧力遷移データを選択し、
比較手段において、圧力測定手段で測定した未知試料の
圧力測定値と選択手段で選択した圧力遷移データの各値
とを比較しその合致度を判断する。
析対象試料の測定時と、未知試料測定時とで溶離液の組
成や送液条件を同一にすると、溶離液の圧力遷移は同じ
になるはずである。従って、選択手段において同じ条件
で分析した時の標準試料または以前の分析対象試料の圧
力遷移データのうちから適切なものを選択し、比較手段
で未知試料測定時の圧力遷移と比較して合致度を判断す
ることにより、装置が正常に動作しているか否かを容易
にかつ客観的に判断することが可能となる。また、未知
試料測定時の圧力遷移データと、同じ条件で分析した時
の標準試料または以前の分析対象試料の圧力遷移データ
とを比較するため、溶離液の組成や送液条件を変化させ
ながら分析を実施する場合に本発明を適用することは勿
論可能である。
しくは、比較手段が、測定開始時からの同時刻における
未知試料の圧力測定値と前記データファイルより選択し
た圧力遷移データの各値との合致度を数値化する手段で
ある。また、好ましくは、上記比較手段が、未知試料の
圧力測定値と前記データファイルより選択した圧力遷移
データの各値との差または比をとる手段である。
ような比較を行う場合に、測定開始時からの同時刻にお
ける圧力遷移の合致度を数値化するため、一層容易にか
つ客観的にその合致度を判断することが可能となる。そ
の際、各値間の差または比をとって数値化すれば非常に
容易に合致度の判断ができる。
化した合致度を前記試料の同定および定量結果とともに
出力する出力手段をさらに有する。
上記のように比較手段で数値化した合致度を、試料の同
定および定量結果とともに出力することができる。
度に予め閾値を設定する閾値設定手段をさらに有し、上
記比較手段は前記数値化した合致度と前記閾値とを比較
し、かつ上記出力手段は前記数値化した合致度が前記閾
値の範囲にない場合に警告メッセージを出力する。
した合致度に予め適当な閾値を設定しておき、比較手段
で数値化した合致度と上記閾値とを比較し、その閾値の
範囲にない場合に出力手段から警告メッセージを出力す
れば、装置が正常に動作しているか否かを一層容易にか
つ客観的に判断することが可能となる。
装置の一実施形態について、図1から図9を参照しなが
ら説明する。
装置の構成図である。溶離液ボトル1a,2aに収容さ
れた溶離液1,2はポンプ5により加圧送液される。こ
のとき、バルブ3,4を開閉させることにより、溶離液
1,2の組成をそれぞれ変化させることが可能である。
試料注入装置7からは試料が流路中に注入され、溶離液
に混合された試料はカラム8により各成分に分離され
る。カラム8は温度変化を避けるためにカラム恒温槽8
aの中に収容されている。検出器9においてはカラム8
からの溶出液の変化が電気信号に変換され、データ処理
装置10の分析部10aに送られる。分析部10aでは
各成分ピークの保持時間から成分の同定を、各成分ピー
クの溶出面積あるいは高さから成分の定量を行なう。圧
力センサ6はポンプ5の下流側に取り付けられており、
圧力センサ6で測定された圧力値はデータ処理装置10
の判定部10bに送られる。
析を行う場合の試料注入時からの圧力変化の例を示す図
である。但し、カラム8としてオクタデシル基を導入し
たシリカを充填したものを用い、溶離液としてアセトニ
トリルを用いた。図2に示すように、アセトニトリルの
容量比を上昇させると、カラムの抵抗が小さくなるた
め、一定の流量を流している場合では圧力が減少する。
前述の特公平6−19361号公報や特公平6−193
61号公報に記載の従来技術では、このような溶離液の
組成に伴う圧力変化を装置の異常として認識してしまう
ため、溶離液の組成を変化させながら分析を行う場合に
は適用できなかった。さらに前述のように、上記従来技
術は、常に同じ溶離液を常に同じ条件で送液する場合に
おいては非常に有効であるが、分析対象によって溶離液
の送液条件が異なる場合に適用することはできなかっ
た。これに対し、本実施形態では、以下に説明するよう
な構成により、分析時に溶離液の組成や送液条件を変化
させる場合においても、装置が正常に動作したかどうか
を判断することができる。
装置におけるデータ処理装置10の判定部10bの構成
を示す図である。圧力センサ6で測定された溶離液の圧
力値は電気信号に変換されて判定部10bのA/D変換
器11に送られ、デジタル化された後にCPU12に送
られる。CPU12では、試料注入装置7から試料注入
信号が入力されると、所定の一定時間間隔毎に圧力値デ
ータをメモリ13に格納する。そして、圧力値データの
格納開始より定められた時間が経過するか、あるいは分
析が終了すると、上記圧力値データの集合は圧力遷移デ
ータとして名称が付けられ一データファイルとしてメモ
リ13に再記憶される。上記のようにメモリ13に記憶
すべきデータファイルとしては、標準試料(予め成分や
濃度のわかっている試料)の圧力遷移データの場合と、
以前に分析した分析対象試料の圧力遷移データの場合と
がある。
る分析対象となる試料)の測定時に、上記データファイ
ルの中から比較対照となる圧力遷移データを選択し、C
PU12において、圧力センサ6で測定した未知試料の
圧力値とデータファイルの中から選択した圧力遷移デー
タの各値とを比較し、その合致度を両者の差または比に
より判断する。但し、データファイルの中から比較対照
となる圧力遷移データを選択する際には、入力部14よ
り行い、表示部15にその様子を表示させる。また、未
知試料の圧力値もその後の分析時の比較対照となる圧力
遷移データとして使用することができるように一データ
ファイルとして記憶しておく。CPU12における比較
結果(圧力遷移合致度)は、分析部10aにおける成分
の同定結果および定量結果と共に出力部16より出力さ
れる。この出力部16からの出力方式としては種々の方
式が考えられ、例えば、テレビ画面を用いてもよいし、
プリンタを用いて記録紙にプリントアウトする方式を用
いてもよいし、フロッピーディスク等に記録する方式を
用いてもよい。
遷移データをデータファイルより選択する際の表示部1
5の画面の一例である。未知試料の分析を行うには、通
常、その分析の直前に標準試料を分析しておいてから、
それと同じ条件で未知試料の分析を行う。従って、比較
対照となる圧力遷移ファイルとしては、上記のように直
前の標準試料を分析した際に得られた圧力遷移ファイル
とするのがよい。あるいは、上記直前の標準試料に限ら
ず、それよりも以前に分析した分析対象試料の圧力遷移
データとしてもよい。図4では、標準試料分析時のファ
イルを指定する場合と、それよりも以前に分析した試料
のファイルをファイル名で指定する場合のどちらかを選
択する画面を示している。また、圧力遷移合致度の閾値
は、差によって合致度を判断する場合には0に近い所定
の範囲に設定し、比によって合致度を判断する場合には
1に近い所定の範囲に設定しておく。図4では、比によ
って合致度を判断するものとし、その閾値を0.9から
1.1の範囲と設定している。
際にその圧力を試料注入時から10秒ごとに測定記憶
し、同じ条件で分析した未知試料分析時の圧力も同様に
測定記憶して、試料注入後同時刻の圧力値同士を比較し
た図である。合致度は両者の圧力値の差および比により
表している。装置が正常に動作した場合は、圧力の遷移
は標準試料分析時と未知試料分析時で酷似しており、試
料注入後同時刻の圧力値データ同士を比較すると、その
差は−0.02から0.10MPa、その比は1.00
から1.02の範囲に入る。
ニトリル)の送液流路に気泡が混入した場合の圧力の変
化を、図5と同様の方法で比較した図である。送液流路
に気泡が入ったことにより、試料注入後260秒後近傍
で標準試料分析時と比較して未知試料分析時の圧力が低
下している。また、アセトニトリルが設定通りに送液
(吸引)できなかったために未知試料分析時のアセトニ
トリルの濃度が標準試料分析時よりも減少し、試料注入
後300秒後近傍で未知試料分析時の圧力の上昇が見ら
れる。この場合、試料注入後同時刻の圧力値データ同士
を比較すると、その差は−2.79から0.24MP
a、その比は0.56から1.04となり、装置が正常
に動作した場合よりは明らかに大きな違いがあることが
わかる。
槽8aの異常により、カラム8の温度が変化した場合の
圧力の変化を、図5と同様の方法で比較した図である。
カラム8の温度が低下したことにより、試料注入後25
0秒以後に標準試料分析時と比較して未知試料分析時の
圧力が上昇している。この場合、試料注入後同時刻の圧
力値データ同士を比較すると、その差は−0.02から
0.68MPa、その比は1.00から1.11とな
り、図6の気泡が入った場合と同様に、装置が正常に動
作した場合よりは明らかに大きな違いがあることがわか
る。
を試料注入後から一定時間間隔毎に測定記憶し、未知試
料分析時にも同様の条件で測定記憶し、試料注入後同時
刻の圧力値データ同士を比較することにより、ポンプ5
を含む送液装置、溶離液の組成を変化させるためのバル
ブ3,4、あるいはカラム恒温槽8a等の装置が正常
に、すなわち標準試料分析時と同じように動作していた
かどうかを確認することができる。
置で得られた分析結果レポートの一例を示す図である。
分析日時、出力日時、分析法ファイル名、データファイ
ル名とともに、試料注入後の圧力を10秒ごとに測定記
憶した圧力データファイル名が出力されている。各成分
の濃度に続いて出力されている圧力遷移合致度は、標準
試料分析時に試料注入後の圧力を10秒ごとに測定記憶
して得られた比較対照となる圧力ファイル(図ではファ
イル名をPAH001.PRSとしている)と、今回の
(未知試料の)分析で得られた圧力値(図では圧力デー
タファイル:PAH005.PRSとしている)を比較
したものであり、図8の場合には試料注入後同時刻のデ
ータ同士の比を取って、全データの中でその比が1から
一番大きくはなれた値を圧力遷移合致度として出力して
いる。
置で得られた分析結果レポートの他の例を示す図であ
る。図8と同じ方法で算出された圧力遷移合致度が出力
されている。但し、図では、この時の(未知試料の)分
析で得られた圧力値を圧力データファイル:PAH00
6.PRSとしている。この例では、圧力遷移合致度
(比の値)が0.56で、予め設定した所定の閾値であ
る0.9から1.1(図4参照)の範囲に入っていない
ため、「圧力遷移が異常です」という警告メッセージが
出力されている。
同時刻のデータ同士の比を取って、その比が1から一番
大きくはなれた値を圧力遷移合致度とし、それと予め設
定した閾値とを比較して合致度を判断することとした
が、試料注入後同時刻のデータ同士の差を取って、その
差が0から一番大きくはなれた値を圧力遷移合致度と
し、それと予め設定した閾値とを比較して合致度を判断
してもよい。
料の測定時に、標準試料または以前に分析した分析対象
試料の圧力遷移データの中から比較対照となるものを選
択し、データ処理装置10の判定部10bにおいて、試
料注入後同時刻における未知試料の圧力測定値と選択し
た圧力遷移データの各値との比または差をとってその合
致度を判断するので、装置が正常に動作しているか否か
を容易にかつ客観的に判断することができる。また、未
知試料測定時の圧力遷移データと、同じ条件で分析した
時の標準試料または以前の分析対象試料の圧力遷移デー
タとを比較するため、溶離液の組成や送液条件を変化さ
せながら分析を実施する場合にも適用できる。
較対照となる圧力遷移データを既に記憶したデータファ
イルより選択し、比較手段において、未知試料の圧力測
定値と選択した圧力遷移データの各値とを比較しその合
致度を判断するので、装置が正常に動作しているか否か
を容易にかつ客観的に判断することができる。また、未
知試料測定時の圧力遷移データと、同じ条件で分析した
時の標準試料または以前の分析対象試料の圧力遷移デー
タとを比較するため、溶離液の組成や送液条件を変化さ
せながら分析を実施する場合にも適用できる。
装置の構成図である。
の試料注入時からの圧力変化の例を示す図であって、カ
ラムとしてオクタデシル基を導入したシリカを充填した
ものを用い、溶離液としてアセトニトリルを用いた場合
の例を示す図である。
である。
イルより選択する際の表示部の画面の一例である。
ら10秒ごとに測定記憶し、試料注入後同時刻の圧力値
同士を比較しその合致度を評価した図である。
入した場合の圧力の変化を、図5と同様の方法で比較し
た図である。
り、カラムの温度が変化した場合の圧力の変化を、図5
と同様の方法で比較した図である。
結果レポートの一例を示す図であって、装置が正常に動
作している場合の図である。
結果レポートの他の例を示す図であって、装置に異常が
ある場合の図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 ポンプで溶離液を送液し、試料注入装置
より前記溶離液中に試料を注入し、前記溶離液および前
記試料をカラムに通過させ、そのカラム中の成分ピーク
をもとにデータ処理装置で前記試料の同定および定量を
行うクロマトグラフ分析装置において、前記溶離液の流
路中の圧力を測定する圧力測定手段と、測定開始時から
所定の時間間隔毎の圧力測定値を試料別に圧力遷移デー
タのデータファイルとして記憶する圧力記憶手段と、未
知試料測定時に比較対照となる圧力遷移データを既に記
憶した前記データファイルより選択する選択手段と、前
記圧力測定手段で測定した未知試料の圧力測定値と前記
選択手段で選択した圧力遷移データの各値とを比較しそ
の合致度を判断する比較手段とを有することを特徴とす
るクロマトグラフ分析装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のクロマトグラフ分析装置
において、前記比較手段は、測定開始時からの同時刻に
おける前記未知試料の圧力測定値と前記データファイル
より選択した圧力遷移データの各値との合致度を数値化
する手段であることを特徴とするクロマトグラフ分析装
置。 - 【請求項3】 請求項2記載のクロマトグラフ分析装置
において、前記比較手段は、前記未知試料の圧力測定値
と前記データファイルより選択した圧力遷移データの各
値との差をとる手段であることを特長とするクロマトグ
ラフ分析装置。 - 【請求項4】 請求項2記載のクロマトグラフ分析装置
において、前記比較手段は、前記未知試料の圧力測定値
と前記データファイルより選択した圧力遷移データの各
値との比をとる手段であることを特長とするクロマトグ
ラフ分析装置。 - 【請求項5】 請求項2記載のクロマトグラフ分析装置
において、前記比較手段で数値化した合致度を前記試料
の同定および定量結果とともに出力する出力手段をさら
に有することを特徴とするクロマトグラフ分析装置。 - 【請求項6】 請求項5記載のクロマトグラフ分析装置
において、前記数値化した合致度に予め閾値を設定する
閾値設定手段をさらに有し、前記比較手段は前記数値化
した合致度と前記閾値とを比較し、かつ前記出力手段は
前記数値化した合致度が前記閾値の範囲にない場合に警
告メッセージを出力することを特徴とするクロマトグラ
フ分析装置。
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