JPH09112660A - 駆動伝達装置及びその構成部材 - Google Patents

駆動伝達装置及びその構成部材

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JPH09112660A
JPH09112660A JP27410295A JP27410295A JPH09112660A JP H09112660 A JPH09112660 A JP H09112660A JP 27410295 A JP27410295 A JP 27410295A JP 27410295 A JP27410295 A JP 27410295A JP H09112660 A JPH09112660 A JP H09112660A
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JP
Japan
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drive transmission
pulley
flange
gear
transmission device
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Application number
JP27410295A
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English (en)
Inventor
Hisayuki Mae
寿行 前
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2段歯車、フランジ付き歯車、プーリなど、
従来2つ以上の機能を併設していた駆動伝達装置を、必
要に応じて組み合わせることで調達可能とし、新規開発
の駆動伝達部品の発生をなくし、コストを抑える。 【解決手段】 互いに係合可能な凹部、凸部のいずれか
を有する少なくとも2つの構成部材を組み合わせること
で、複機能を具えた駆動伝達装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、普通紙複写機、レ
ーザプリンタ等の画像形成装置、あるいは原稿自動給送
装置(ADF)等、画像形成装置の付属装置に装着され
るプーリ、歯車、カム、リンク等でなる駆動伝達装置/
動力伝導装置、及び当該装置を構成する構成部材に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
画像形成装置においては、そのスペックや構成、更には
レイアウトの関係上、新機種の開発の度に新しい駆動系
の設計を余儀なくされており、その度に新しい歯数、歯
形状の歯車やタイミングプーリ等、駆動伝達装置を起こ
していた。したがって、その都度これらの部品に対して
成形型を作製する必要があり、コストがかかり、また図
面管理するためのコストも必要としていた。
【0003】そこで本発明は上記の点に鑑みてなされた
もので、その課題とするところは、例えば、2段歯車、
フランジ付き歯車、プーリなど、従来2つ以上の機能を
併設していたこれら駆動伝達装置を、必要に応じて組み
合わせることで調達可能とし、新規開発の駆動伝達部品
の発生をなくし、コストを抑えることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明にしたがい、互いに係合可能な凹部、凸部の
いずれかを有する少なくとも2つの構成部材を組み合わ
せることで、複機能を具えた駆動伝達装置とする。
【0005】係合組み合わせされる構成部材の少なくと
も一方に、空転防止のための廻り止め部を備えるように
すれば、一層効果的である。また上記凹部又は凸部に組
付方向を規制する機能を持たせるようにした構成部材
は、それ自体で有効な装置構成要素である。
【0006】
【実施例】本発明の詳細を、図に示された実施例に基づ
いて、説明する。図1に画像形成装置の全体的な駆動系
レイアウトを示す。画像形成装置は公知のように、原稿
読み取りユニット、給紙ユニット、転写材搬送ユニッ
ト、感光体ユニット、現像ユニット、転写ユニット、ク
リーニングユニット、定着ユニット及び排紙ユニットか
らなり、具体的には例えば、装置本体内のほぼ中央に位
置する感光体の周りに、帯電チャージャ、光書き込み手
段、現像ローラ、転写チャージャ、クリーニング装置、
除電ランプが配置されて、更に感光体に給紙するための
給紙装置、定着ヒータを備えた定着装置、排気ファンが
それら電子写真プロセス手段の外側に配設され成立して
いる。
【0007】このような画像形成装置においては、感光
体が駆動モータによって回転駆動され、先ず、帯電チャ
ージャによって表面を一様に帯電され、画像情報に従っ
て光書き込み手段からレーザー光を照射されて感光体上
に静電潜像が形成される。この潜像は、トナーカートリ
ッジを含む現像装置の現像ローラとの対向位置を通過す
るときトナーによって可視像化される。この可視像は、
給紙装置からタイミングを合わせて感光体に搬送された
転写材に、転写チャージャにより転写される。転写され
た転写材上の可視像は、定着装置の定着ローラと加圧ロ
ーラとの間に案内され、可視像を定着される。そして、
定着装置を出た転写材は、更に排紙ユニットへと搬送さ
れる。
【0008】一方、可視像転写後の感光体は、クリーニ
ングブレードを有するクリーニング装置によって残留ト
ナーや紙粉を除去される。感光体から除去されたトナー
や紙粉は、トナー回収タンクに回収収容され、クリーニ
ング後の感光体は、除電ランプで一様に露光されてその
表面電位を略0Vにされ、帯電チャージャの位置に戻
り、再び一様に帯電され、次の複写プロセスが実行され
るようになる。
【0009】以上のような一連の複写プロセスの実行に
あたっては、各構成部材を駆動させるために、各種の駆
動伝達装置が用いられている。例えば、メインモータ1
の駆動は歯車列やタイミングベルト2,3,4などを介
して、駆動を必要とする各所へ伝達される。その駆動伝
達系の構成の一部を図2に示す。多数の歯車やタイミン
グベルト5,6,7が組み合わせられて、メインモータ
1の駆動が伝達されていることが理解されよう。
【0010】一例として、図3にタイミングベルト8を
掛け回しているプーリ9を示す。当該プーリ9は、駆動
伝達ローラ10とスラストガタ規制フランジ11から構
成されており、スラストガタ規制フランジ11の平坦面
に形成された突起部12が駆動伝達ローラ10の対応す
る孔部13に差し込まれて固定され、プーリ全体として
回転軸14に装着される。差し込み固定を安定させるた
めに、突起部12と孔部13のそれぞれに括れ部が形成
されていれば、なお良い。当該スラストガタ規制フラン
ジ11の平坦面には、突起部12の他、当該突起部12
と直交方向に位置した孔15が形成されている。このよ
うにプーリを独立した駆動伝達ローラとスラストガタ規
制フランジの組み合わせによって構成することによっ
て、これら各部材はまた、用途により別の部材と組み合
わせて使用することも可能となる。図4にスラストガタ
規制フランジの使用例を示す。互いに噛合する歯車16
の一方に、その表面に形成された突起部17にスラスト
ガタ規制フランジ11の孔15が嵌合されるように、当
該フランジ11が合わされ、軸にEリング止めすること
により、隣接する歯車に対してもスラストガタを規制で
きるために当該隣接歯車のためのEリング止めが必要な
くなり、部品点数の削減と組付工程の削減となる。即
ち、このようにフランジを分割別部品とすることによ
り、幅広いバリエーションでの使用が可能となる。
【0011】各部材の連結を可能にするための凹凸部位
を各部材に形成させておくことによって、部材を適宜組
み合わせて必要な部品とすることができる。例えば、図
5に示される2段歯車18は、各歯車部材19,20の
それぞれの突起部21,22と孔部23,24とが嵌合
されることで構成されている。そして、これら歯車部材
19,20はまた、単独でもアイドル歯車等として使用
可能である。図6にその使用例を示す。図示の歯車25
は、その突起部26が歯車の反対面に形成されたボス2
7よりも高く形成されており、それによって回転軸への
差し込み方向の特定が可能になっている。アイドル歯車
に限らず、大概の場合、駆動伝達には基準位置からの高
さが指定されており、図示の例ではボス27で規定され
ており、図中右側のような向きで回転軸28へ嵌合され
ずに、逆向きで嵌合されようとする場合には、突起部2
6が挿入を阻止して所定高さにならないようにする。
【0012】各構成部材の係合を確実にするための構成
を図7、図8に示す。図7に示されたスラストガタ規制
フランジ29及び図8に示された歯車部材30には、そ
れぞれ回転軸のD溝に嵌まり込むべき形状のボス31,
32が中央孔部に形成されている。これらフランジ29
や歯車部材30を駆動伝達ローラ33や別の歯車34と
組み合わせることで、プーリや2段歯車を構成し、各ボ
スによって回転軸に対する廻り止めを実現する。これに
よりアイドル歯車、プーリとして用いていたこれまでの
駆動伝達手段を、駆動部品の入出力歯車、プーリとして
使用することが可能になる。
【0013】
【発明の効果】請求項1に記載の駆動伝達装置によれ
ば、互いに係合可能な凹部、凸部のいずれかを有する少
なくとも2つの構成部材を組み合わせることで構成され
ているので、各構成部材が極めて汎用性の高い部材とな
り、これらを必要に応じて自在に組み合わせることがで
き、バリエーション豊富に高機能部品を構成することが
容易で、新規開発の駆動伝達部品の発生がなくなり、部
品の共通化を図ることができるようになり、コストを抑
えることが可能となる。
【0014】請求項2に記載の駆動伝達装置によれば、
係合組み合わせされる構成部材の少なくとも一方に、空
転防止のための廻り止め部を備えるようにしているの
で、支持軸が滑ることなく駆動伝達装置とともに回転す
る必要がある場合に、その駆動力を確実に伝達すること
が可能となる。
【0015】請求項3に記載の構成部材によれば、凹部
又は凸部に組付方向を規制する機能を持たせるようにし
ているので、構成部材を単独で使用する際に当該凹部又
は凸部が逆セット防止手段として機能し、新たな規制手
段を必要とすることなく、組立管理が自動的に達成可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の全体的な駆動系レイアウトを示
す図である。
【図2】メインモータからの駆動伝達系の構成の一部を
示す分解斜視図である。
【図3】タイミングベルトを掛け回すプーリの全体図、
分解図、断面図及びそのスラストガタ規制フランジの斜
視図である。
【図4】図3のスラストガタ規制フランジを噛合する歯
車に装着しあ様子を示す斜視図である。
【図5】2段歯車の全体斜視図とその分解斜視図であ
る。
【図6】構成部材たる歯車を単独でアイドル歯車として
使用する場合の例を示す図である。
【図7】廻り止めを備えた組立プーリの分解図と、その
スラストガタ規制フランジの斜視図である。
【図8】廻り止めを備えた2段歯車の分解図である。。
【符号の説明】
8 タイミングベルト 9 プーリ 10 駆動伝達ローラ 11 スラストガタ規制フランジ 12 突起部 13 孔部 14 回転軸 15 孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに係合可能な凹部、凸部のいずれか
    を有する少なくとも2つの構成部材を組み合わせてなる
    複機能を具えた駆動伝達装置。
  2. 【請求項2】 係合組み合わせされる構成部材の少なく
    とも一方に、空転防止のための廻り止め部を備えること
    を特徴とする請求項1に記載の駆動伝達装置。
  3. 【請求項3】 前記凹部又は凸部に組付方向を規制する
    機能を持たせてなる構成部材。
JP27410295A 1995-10-23 1995-10-23 駆動伝達装置及びその構成部材 Pending JPH09112660A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009151207A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Ricoh Co Ltd 駆動装置および画像形成装置
JP2013225037A (ja) * 2012-04-23 2013-10-31 Canon Inc 画像形成装置
JP2019053245A (ja) * 2017-09-19 2019-04-04 富士ゼロックス株式会社 回転部材および画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013225037A (ja) * 2012-04-23 2013-10-31 Canon Inc 画像形成装置
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Effective date: 20040427

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