JPH09101639A - 感光体ドラム駆動機構 - Google Patents

感光体ドラム駆動機構

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JPH09101639A
JPH09101639A JP7260495A JP26049595A JPH09101639A JP H09101639 A JPH09101639 A JP H09101639A JP 7260495 A JP7260495 A JP 7260495A JP 26049595 A JP26049595 A JP 26049595A JP H09101639 A JPH09101639 A JP H09101639A
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drum
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brake
drive
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敏央 山中
Hiroshi Naka
比呂志 中
Yoshikazu Harada
吉和 原田
Koji Nakahama
康治 中▲濱▼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トルクリミッタを用いて、感光体ドラム1の
回転ムラや回転ブレを防止する感光体ドラム駆動機構に
おいて、適用するトルクリミッタの特性に応じた差動特
性を設定可能とする。 【解決手段】 トルクリミッタ33を介してブレーキギ
ヤ30を取り付ける中空軸部32aに対して、ドラム駆
動ギヤ29、中間ギヤ32、ブレーキギヤ30を介し
て、駆動軸28から与えられる回転数とブレーキギヤ3
0がドラムギヤ21aから与えられる回転数との差が、
トルクリミッタ33の特性に応じた内外の回転数差とな
るように、ドラム駆動ギヤ29、中間ギヤ32、ブレー
キギヤ30のそれぞれの歯数を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
等の、歯車付き感光体ドラムを備えた画像形成装置にお
ける感光体ドラム駆動機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機等の画像形成装置には、図
11に示すように、円筒状の感光体ドラム71を備えた
ものがある。この画像形成装置では、感光体ドラム71
の表面を主帯電器72により帯電させ、露光装置73か
ら照射する光により感光体ドラム71を露光し、これに
より得られた静電潜像を現像装置74により現像し、こ
れより得られた現像剤像を転写帯電器75により用紙上
に転写している。また、上記転写後の感光体表面は、ク
リーニング装置76の図示しないクリーニングブレード
にて除去され、用紙上の現像剤像は定着装置77により
用紙に定着される。このような画像形成動作の際、上記
感光体ドラム71は駆動装置により一方向へ回転駆動さ
れる。
【0003】上記のように、感光体ドラムに設けた歯車
に駆動用歯車を直接または間接に噛合させたりして、感
光体ドラムを回転駆動させる場合には、必ず歯車間にバ
ックラッシュ等の遊びが設けられている。そして、現像
を行うときには現像ローラを感光体ドラムと順方向に2
〜2.5倍位の周速で回転させるとともに、現像ローラ
を感光体ドラムに押しつけるため、現像ローラによる擦
過力が発生するので、上記の遊びの範囲で回転ムラや回
転ブレが生じる。
【0004】そこで、実開平4-055043号公報の「ドラム
ブレーキ」では、図12に示すように、感光体ドラム8
1の端部に内周面82aを有するフランジ82を一体的
に取り付ける一方、上記内周面82aに対して、弾性体
83に保持されたブレーキパッド84を当接させて、ブ
レーキ力を発生させる構成が開示されている。
【0005】また、特開平4-345173号公報の「感光体駆
動装置」では、図13に示すように、感光体ドラム91
の端部に設けたドラムギヤ91aに対して、ドラムギヤ
91aを駆動する駆動ギヤ92とは別に、固定軸94に
図示しないトルクリミッタを介して支持されたブレーキ
ギヤ93を噛合させて、ブレーキ力を発生させる構成が
開示されている。
【0006】何れの従来例においても、感光体ドラムに
ブレーキ力を作用させることによって、遊びによるガタ
を抑制することにより、回転ムラや回転ブレを防止する
ものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
4-055043号公報の「ドラムブレーキ」の構成では、ブレ
ーキ力により、感光体ドラムのバックラッシュ分の回転
ムラを防止することはできるが、ブレーキパッド84の
磨耗とともに、弾性体83の変形量が小さくなり、ブレ
ーキ力が低下してしまう。だからといって、弾性体83
による圧接力を大きくすると、初期のブレーキ力が強く
なりすぎて、弾性体83側が変形してしまうという問題
点もあった。
【0008】また、特開平4-345173号公報の「感光体駆
動装置」の構成では、感光体ドラム91の外周側に、感
光体ドラム91の回転軸とは別に、駆動ギヤ92用の回
転軸とブレーキギヤ93用の固定軸とが設けられている
が、ブレーキギヤ93が固定軸に取り付けられているの
で、トルクリミッタにおいて設定しうる内外の回転数差
の範囲が制限されるために、使用可能なトルクリミッタ
の機構が限定されてしまうという問題があった。しか
も、上記のように、感光体ドラム91の外周側に回転軸
と異なる軸を2本設けることになるが、感光体ドラム9
1の外周には、すでに図示しない帯電器、現像器、クリ
ーニング装置等、現像装置を構成する各種装置が多数配
置されており、新たな構成を配置するために必要なスペ
ースを確保することは難しく、特に最近の小型化の流れ
に対応することは困難になる。
【0009】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、感光体ドラムに対して、
感光体ドラム外周部における配置スペースを拡大するこ
となく、バックラッシュによる感光体ドラムのガタを防
止可能な感光体ドラム駆動機構を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る感
光体ドラム駆動機構は、上記の課題を解決するために、
感光体ドラムと一体に設けられたドラムギヤ部をドラム
駆動ギヤにより駆動することにより感光体ドラムの回転
駆動を行うとともに、回転軸上にトルクリミッタを介し
て設けられたブレーキギヤをドラムギヤ部に噛合させる
ことにより、感光体ドラムに制動を加えて、ギヤ間の遊
びを抑制する感光体ドラム駆動機構において、上記トル
クリミッタの回転軸側に、ドラムギヤ部からブレーキギ
ヤに伝達されるブレーキギヤの回転数と異なる回転数
が、ドラム駆動ギヤの駆動軸から伝達されるようにギヤ
の組み合わせ及びギヤ比が設定されていることを特徴と
している。
【0011】上記の構成により、トルクリミッタに付加
される差動回転の方向や速度の設定自由度が高まるの
で、使用するトルクリミッタの特性に適合させることが
できる。
【0012】請求項2の発明に係る感光体ドラム駆動機
構は、上記の課題を解決するために、請求項1の構成に
加えて、上記ブレーキギヤが、上記駆動軸上にトルクリ
ミッタを介して設けられていることを特徴としている。
【0013】上記の構成により、一本の軸で、感光体ド
ラムに駆動力と制動力とを与え、感光体ドラムの回転ム
ラや回転ブレを防止することができる。
【0014】請求項3の発明に係る感光体ドラム駆動機
構は、上記の課題を解決するために、感光体ドラムと一
体に内歯ドラムギヤと制動面とが設けられる一方、上記
内歯ドラムギヤと噛合して感光体ドラムを駆動するドラ
ム駆動ギヤの駆動軸上に、駆動時に内歯ドラムギヤとド
ラム駆動ギヤとの間に作用する反力により上記制動面に
当接するブレーキ力付与部材が設けられていることを特
徴としている。
【0015】上記の構成により、簡単な構成で、感光体
ドラムの駆動時には、感光体ドラムに対して制動力を作
用させることができる。
【0016】請求項4の発明に係る感光体ドラム駆動機
構は、上記の課題を解決するために、請求項3の構成に
加えて、感光体ドラムの軸受部を中心として、感光体ド
ラムと一体に回転する円周状の制動面が設けられるとと
もに、駆動軸を中心に同心円状に形成されたブレーキ力
付与部材の外周部が上記制動面と当接する一方、上記ブ
レーキ付与部材が駆動軸上に、上記反力によってブレー
キ付与部材と制動面との間に生じる摩擦力より小さい差
動トルクを有するトルクリミッタを介して設けられてい
ることを特徴としている。
【0017】上記の構成により、正常に作動していると
きには、ブレーキ付与部材は摺動しないため、ブレーキ
付与部材の磨耗を大幅に低減することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下の発明の実施の各形態で説明
する感光体ドラムを用いる例として、図2に示す複写機
を説明する。上記の複写機は、内部に円筒状の感光体ド
ラム1を有しており、この感光体ドラム1の周囲に、主
帯電器2、ブランクランプ3、現像装置4、転写帯電器
5、剥離帯電器6、クリーニング装置7および除電ラン
プ8が設けられている。また、感光体ドラム1の上方に
は露光装置9が設けられている。これらはそれぞれ画像
形成プロセスを行うためのプロセス要素を構成してい
る。上記露光装置9は、露光ランプ9a、複数のミラー
9b…およびレンズ9cを備えている。露光装置9の上
には透明の原稿台10が設けられている。また、本複写
機は、搬送ベルト11、定着装置12および制御ユニッ
ト13を備えている。
【0019】この複写機での画像形成の際には、原稿台
10上に載置された原稿が露光装置9の露光ランプ9a
によって走査され、その反射光が複数のミラー9b…お
よびレンズ9cを介して感光体ドラム1に照射される。
このとき、感光体ドラム1は主帯電器2により所定電位
に帯電されており、矢印方向に一定速度で回転してい
る。従って、感光体ドラム1は、上記反射光が照射され
ることにより光照射領域の電位が低下し、即ち露光さ
れ、感光体ドラム1の表面に静電潜像が形成される。ま
た、感光体ドラム1の非画像領域がブランクランプ3か
らの光照射によって除電される。
【0020】上記静電潜像は、現像装置4の現像ローラ
4aから供給される現像剤、即ちトナーによって現像さ
れ、トナー像となる。トナーは撹拌ローラ4bにて撹拌
されることにより、感光体ドラム1の帯電電位とは逆の
電位に予め帯電されている。上記トナー像は、感光体ド
ラム1と転写帯電器5との間に供給される図示しない用
紙上に転写帯電器5により転写され、用紙は剥離帯電器
6により感光体ドラム1の表面から剥離される。この用
紙は搬送ベルトにより定着装置12に搬送され、用紙上
のトナー像は定着装置12により用紙に定着する。
【0021】そして、上記トナー像の転写後に感光体ド
ラム1の表面に残留している転写残トナーは、クリーニ
ング装置7により回収され、感光体ドラム1の残留電位
は除電ランプ8により除去される。また、現像装置4へ
はトナーホッパ14からトナーが供給される。このトナ
ー供給動作は、現像装置4に設けられたトナー濃度セン
サ15の検出結果に基づいて行われる。
【0022】上記感光体ドラム1の周囲の構造をさらに
詳細に示すと、図3に示すものとなる。即ち、クリーニ
ング装置7は、感光体ドラム1の表面に圧接されたクリ
ーニングブレード7aにより、感光体ドラム1の表面の
転写残トナーを掻き落とし、掻き落としたトナーを搬送
スクリュー7bにより所定の廃トナー収容部に搬送する
ものである。除電ランプ8は、除電ランプ8へのトナー
付着防止用のフィルタ16を介して感光体ドラム1へ光
を照射する。主帯電器2、転写帯電器5および剥離帯電
器6は、何れも感光体ドラム1と接触しないコロナ帯電
器である。感光体ドラム1と転写帯電器5との間への入
紙側には、用紙の搬送タイミングを調節するペーパース
トップローラ17が設けられている。また、感光体ドラ
ム1からの用紙の剥離は詳細には剥離帯電器6と剥離爪
18とにより行われる。
【0023】〔実施の形態1〕本発明に係り、上記のよ
うな感光体ドラムを駆動する感光体ドラム駆動機構の実
施の一形態について図1及び図4に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。本実施の形態の感光体ドラム駆
動機構においては、感光体ドラムに形成されたドラムギ
ヤに対して、ドラム駆動ギヤとブレーキギヤとが噛合し
て、感光体ドラムに対してブレーキ力を付加しつつ駆動
を行うことにより、バックラッシュ等によるガタを抑制
し、回転ムラや回転ブレなどを防止するものであるが、
まず、その構成について説明する。
【0024】図1に示すように、感光体ドラム1の一端
には、ドラムギヤ21aを一体的に形成するとともに、
軸受部21bが設けられたドラムフランジ21が圧入接
着されており、該軸受部21bはフレーム22にかしめ
られたドラム支持軸23により回転可能に支持されてい
る。ドラムギヤは形成されていないが、図示しない感光
体ドラムの他端にも同様にドラムフランジが回転可能に
設けられ、感光体ドラム1を回転可能としている。
【0025】感光体ドラム1を駆動する駆動モータ25
は駆動フレーム24に固定されており、駆動モータ25
から突出するモータ軸26の先端にはピニオン26aが
形成されている。また、上記駆動モータ25からの駆動
力は、ピニオン26aに噛合する中間ギヤ27を介して
駆動軸28に伝達されるとともに、駆動軸28の感光体
ドラム1方向の先端側に取り付けられたドラム駆動ギヤ
29とドラムギヤ21aとの間の歯車伝導により伝達さ
れて、上記感光体ドラム1が回転する。
【0026】一方、ブレーキギヤ30も、上記ドラムギ
ヤ21aに噛合する構成となっており、ドラムギヤ21
a内にあり、かつ、駆動軸28とドラム支持軸23とブ
レーキギヤ30の回転中心となる回転軸31とが直線状
に配置されている(図4)。
【0027】上記のブレーキギヤ30は、実際には、回
転軸31上に回転可能に設けられた中間ギヤ32から延
びる中空軸部32aに対してトルクリミッタ33を介し
て軸支されている。そして、前記ドラム支持軸23に回
転可能に支持されるとともに、ドラム駆動ギヤ29に噛
合する中間ギヤ34により、駆動軸28の回転力が上記
ブレーキギヤ30に伝達されている。
【0028】そして、ドラム駆動ギヤ29の駆動による
ドラムギヤ21aの回転速度に対して、相対的にブレー
キギヤ30の駆動によるドラムギヤ21aの回転速度に
差があれば、トルクリミッタ33が差動して、ドラムギ
ヤ21aにブレーキ力を付加する。上記のギヤの組み合
わせでは、ブレーキギヤ30はドラムギヤ21aの回転
方向に対して順方向に回転するが、ブレーキギヤ30に
よるドラムギヤ21aの回転速度がドラム駆動ギヤ29
によるドラムギヤ21aの回転速度を上回らないよう
に、減速比が設定されている。
【0029】従って、ドラム駆動ギヤ29から中間ギヤ
32、中間ギヤ34、ブレーキギヤ30に伝達しようと
する回転数に対して、ドラム駆動ギヤ29からドラムギ
ヤ21aを介してブレーキギヤ30に伝達する回転数の
方が大きくなるので、感光体ドラム1に対してブレーキ
ギヤ30がブレーキ力を作用させることになる。
【0030】例えば、ドラムギヤ21aの歯数を72
枚、ドラム駆動ギヤ29の歯数を22枚、ブレーキギヤ
30の歯数を18枚、中間ギヤ32の歯数を26枚、ピ
ニオン26aの歯数を7枚、中間ギヤ34の歯数を40
枚とし、駆動モータ25の回転数が1500rpmとす
るとき、感光体ドラム1の回転数は80.2rpmとな
る一方、ブレーキギヤ30により感光体ドラム1に与え
られようとする回転数は55.5rpmとなる。従っ
て、トルクリミッタ33に与えられる内外の回転数差は
24.7rpmとなり、この回転数差が、感光体ドラム
1に対するブレーキ力を発生させる。
【0031】このように、トルクリミッタ33に与えら
れる回転数が小さいときには、例えば、トルクリミッタ
ーユニットNTSシリーズ(NTN(株)社製)で知ら
れるバネクラッチ式のものを使用するとよい。
【0032】そして、このブレーキ力により、ドラムギ
ヤ21aの歯は、常にドラム駆動ギヤ29の歯に対し
て、ドラム駆動ギヤ29の回転方向と逆の方向に力を受
けることになるので、バックラッシュによるガタが解消
され、ギヤ間の暴れを阻止することができる。
【0033】また、本実施の形態では、感光体ドラム1
の内部側にドラム駆動ギヤ29とブレーキギヤ30が配
置されることになるので、現像装置内において、感光体
ドラム1の外部に配置されるその他の構成、例えば、帯
電器、現像器、クリーニング装置等のレイアウトに悪影
響を及ぼすことなく、ギヤ間の暴れ阻止の機構を追加す
ることができる。
【0034】〔実施の形態2〕本発明の感光体ドラム駆
動機構に係る実施の他の形態について図5ないし図7に
基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の
便宜上、前記の実施の形態1の図面に示した構成と同一
の機能を有する構成には、同一の符号を付記し、その説
明を省略する。
【0035】図5に示すように、感光体ドラム1の一端
には、ドラムギヤ41aとブレーキドラムギヤ41bと
が一体的に形成されるとともに、軸受部41cが設けら
れたドラムフランジ41が圧入接着されており、該軸受
部41cはドラム支持軸23と図示しない他端のドラム
支持軸により回転可能に支持されている。
【0036】そして、駆動フレーム24に固定された駆
動モータ25のモータ軸26の先端に形成されたピニオ
ン26aと、中間ギヤ27と、駆動軸28と、ドラム駆
動ギヤ29とを介した歯車伝導により、駆動モータ25
からの駆動力が感光体ドラム1に伝達される。
【0037】一方、ブレーキギヤ42は、トルクリミッ
タ43を介して上記ドラム駆動ギヤ29より先端部にお
いて前記駆動軸28に取り付けられ、上記ブレーキドラ
ムギヤ41bと噛合している。
【0038】また、ドラム駆動ギヤ29のモジュールm
1 、歯数z1 とブレーキギヤ42との間のモジュールm
2 、歯数z2 の間には、m1 ×z1 >m2 ×z2 、つま
り、ドラム駆動ギヤ29のピッチ円のほうがブレーキギ
ヤ42のピッチ円より大きいという関係がある。この関
係により、駆動軸28がブレーキギヤ42に伝達しよう
とする回転数に対して、駆動軸28がドラム駆動ギヤ2
9、ドラムギヤ41a、ブレーキドラムギヤ41bを介
してブレーキギヤ42に伝達する回転数の差が大きくな
る。この回転数差により、感光体ドラム1にブレーキギ
ヤ42によるブレーキ力が作用することになる。
【0039】例えば、ドラムギヤ41aの歯数を72
枚、ブレーキドラムギヤ41bの歯数を68枚、ドラム
駆動ギヤ29の歯数を22枚、ブレーキギヤ42の歯数
を18枚、ピニオン26aの歯数を7枚、中間ギヤ27
の歯数を40枚、そして、駆動モータ25の回転数を1
500rpm、各ギヤ間の伝達効率を仮に100%と
し、また、トルクリミッタ43の空転規格値を1kgf
・cmとしたとき、感光体ドラム1の回転数は80.2
rpmとなる一方、ブレーキギヤ42によるドラム相当
回転数は69.5rpmとなり、その差は10.7rp
mとなり、感光体ドラム1に与えられる軸空転負荷=ブ
レーキ力は3.7kgf・cmとなる。
【0040】このように、トルクリミッタ43に与えら
れる回転数が小さいときには、例えば、トルクリミッタ
ーユニットNTSシリーズ(NTN(株)社製)で知ら
れるバネクラッチ式のものを使用するとよい。
【0041】上記のブレーキ力により、ドラムギヤ41
aの歯は、常にドラム駆動ギヤ29の歯に対して、ドラ
ム駆動ギヤ29の回転方向と逆の方向に力を受けること
になり、バックラッシュによるガタが解消されて、ギヤ
間の暴れを阻止することができる。
【0042】上記において、ドラム駆動ギヤ29とブレ
ーキギヤ42とのピッチ円の径が比較的近い値にある
と、図6に示すように、奥側にあるブレーキギヤ42の
歯が、ドラムギヤ41aの歯と重なる領域が生じる場合
がある(図6(a))。この感光体ドラム駆動機構にお
いては、駆動軸28を横方向にスライドさせて、駆動モ
ータ25等を含む駆動ユニットの着脱を行う構成とされ
ているので、ドラム駆動ギヤ29とブレーキギヤ42と
の間に上記のような関係があると、ブレーキギヤ42の
歯とドラムギヤ21aの歯とが干渉して着脱ができなく
なる場合がある。そこで、本実施の形態においては、さ
らに、ドラム駆動ギヤ29のモジュールm1 、歯数z1
とブレーキギヤ42との間のモジュールm2 、歯数z2
との間の関係が、m1(z1-2.5)≧m2(z2+2)を満足する
ように設定されている。これにより、図6(b)に示す
ように、ドラム駆動ギヤ29の歯底円直径よりブレーキ
ギヤ42の歯先円直径が小さくなるため、ブレーキギヤ
42の歯とドラムギヤ41aの歯とが干渉することはな
くなる。
【0043】また、前記実施の形態1と同様に、図5に
示す感光体ドラム駆動機構は、感光体ドラム1の内部に
配置されるので、現像装置における各構成のレイアウト
に影響を及ぼすことはない。
【0044】なお、上記では内歯車方式の感光体ドラム
駆動機構について説明したが、図7に示すように、駆動
軸28を感光体ドラム1の外部側に設けるとともに、ド
ラムギヤ46a及びブレーキドラムギヤ46bが外歯車
となるようにしてもよい。この場合には、感光体ドラム
駆動機構に関して感光体ドラム1の外部に駆動軸28を
配置することになるが、この点は、外歯ドラムギヤを使
用する従来例と同様、感光体ドラム1の外部に配置され
る回転軸は1本で済むので、現像装置におけるその他の
配置に与える影響は小さく、従来とほぼ同様の配置スペ
ース、レイアウトを利用して、上記と同様にバックラッ
シュ分のガタを解消し、ギヤ間の暴れを阻止することが
可能となる。
【0045】〔実施の形態3〕本発明の実施の他の形態
について図8に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態1の図面に
示した構成と同一の機能を有する構成には、同一の符号
を付記し、その説明を省略する。
【0046】本実施の形態では、図8に示すように、感
光体ドラム1の一端に圧入接着されたドラムフランジ5
1は、前記実施の形態と同様の外周部に形成された内歯
のドラムギヤ51aと、ドラムフランジ51の軸受部5
1cに形成された外歯のブレーキドラムギヤ51bとを
有している。そして、同様にフレーム22にかしめられ
たドラム支持軸23と図示しない他端のドラム支持軸と
により回動可能に支持されている。
【0047】一方、駆動モータ25からの駆動力が伝達
される駆動軸28には、最先端部にドラムギヤ51aと
噛合するドラム駆動ギヤ29が取り付けられており、ま
た、トルクリミッタ53を介して、前記ブレーキドラム
ギヤ51bと噛合するブレーキギヤ52が取り付けられ
ている。この場合、ブレーキドラムギヤ51bによりブ
レーキギヤ52に付与される回転力の方向は、ドラム駆
動ギヤ29によりドラムギヤ51aに与えられる回転方
向とは逆になる。
【0048】これにより、トルクリミッタ53におい
て、駆動軸28とブレーキギヤ52との間に滑りが生じ
るとともに、ブレーキドラムギヤ51bによりブレーキ
ギヤ52に与えられる回転力はブレーキ力として作用
し、バックラッシュによるガタが解消されギヤ間の暴れ
を阻止することが可能となる。
【0049】このとき、駆動軸28の回転方向に対し
て、ブレーキギヤ52に与えられる回転方向は逆である
ため、駆動軸28に対するブレーキギヤ52の相対的な
回転数、つまり、トルクリミッタ53に与えられる回転
数の差が大きくなる。このようなときには、高回転領域
(50〜300rpm程度)で安定的な負荷が得られ
る、例えば、パウダークラッチOPLシリーズ((株)
小倉クラッチ社製)に代表される、パウダークラッチ方
式のトルクリミッタ等を使用すると良い。
【0050】上記の各実施の形態では、ギヤ比設定の変
更により、採用するトルクリミッタに対する制限が少な
くなるのでブレーキ力、耐久性、コストなど目的に応じ
て最適なトルクリミッタの選定が容易に行える。
【0051】〔実施の形態4〕本発明の実施のさらに他
の形態について図9及び図10に基づいて説明すれば、
以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記の実施の
形態1の図面に示した構成と同一の機能を有する構成に
は、同一の符号を付記し、その説明を省略する。
【0052】本実施の形態では、図9に示すように、感
光体ドラム1の一端に圧入接着されたドラムフランジ5
6は、その外周部に形成された内歯がハスバとされたド
ラムギヤ56aが形成されている。そして、フレーム2
2にかしめられたドラム支持軸23と図示しない他端の
ドラム支持軸とにより回動可能に支持されている。
【0053】一方、駆動モータ25からの駆動力が伝達
される駆動軸28には、ドラムギヤ56aと噛合するハ
スバ歯車のドラム駆動ギヤ57と、さらにその先端側に
ブレーキパッド58が取り付けられている。上記のハス
バの歯の傾きは、ドラム駆動ギヤ57に駆動力が負荷さ
れたときに、ドラムギヤ56aからドラム駆動ギヤ57
に働く反力の方向が感光体ドラム1側に向く方向に設定
されている。
【0054】従って、ドラム駆動ギヤ57がドラムギヤ
56aを駆動すると、ブレーキパッド58がドラムフラ
ンジ56のフランジ部56cに対して、ドラム駆動ギヤ
57の回転数に応じて常時一定の荷重で押しつけられる
ことになり、ブレーキ力が発生する。
【0055】このブレーキ力により、ドラムギヤ56a
の歯は、常にドラム駆動ギヤ57の歯に対して、ドラム
駆動ギヤ57の回転方向と逆の方向に力を受けることに
なり、バックラッシュによるガタが解消されて、ギヤ間
の暴れを阻止することができる。
【0056】〔実施の形態5〕本発明の実施のさらに他
の形態について図10に基づいて説明すれば、以下の通
りである。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態1の
図面に示した構成と同一の機能を有する構成には、同一
の符号を付記し、その説明を省略する。
【0057】本実施の形態では、図10に示すように、
感光体ドラム1の一端に圧入接着されたドラムフランジ
61は、その外周部に形成された内歯のドラムギヤ61
aが形成されている。そして、フレーム22にかしめら
れたドラム支持軸23と図示しない他端のドラム支持軸
とにより回動可能に支持されている。
【0058】一方、駆動モータ25からの駆動力が伝達
される駆動軸28には、ドラムギヤ61aと噛合するド
ラム駆動ギヤ29と、トルクリミッタ63を介してブレ
ーキカラー62が取り付けられている。このブレーキカ
ラー62のラジアル方向外周部は、ドラム駆動ギヤ29
とドラムギヤ61aとの間の噛合による反力で、ドラム
フランジ61の中心軸部61bの外面に対して圧接され
るようになっている。また、この圧接力によって中心軸
部61bとブレーキカラー62との間に働く摩擦力は、
トルクリミッタ63を差動させるトルクよりも大きくな
るように設定されている。従って、ドラム駆動ギヤ29
がドラムギヤ61aを駆動すると、ブレーキカラー62
がドラムフランジ61の中心軸部61bに対して押圧さ
れ、上記の中心軸部61bとブレーキカラー62との間
に働く摩擦力により、トルクリミッタ63に滑りが生じ
ることになる。
【0059】また、このブレーキカラー62に対し、上
記中心軸部61bが与える回転の方向は、駆動軸28が
ブレーキカラー62に与える駆動方向と逆になっている
ので、トルクリミッタ63における回転数差は比較的大
となる。なお、このようなときには、高回転領域(50
〜300rpm程度)で安定的な負荷が得られる、例え
ば、パウダークラッチOPLシリーズ((株)小倉クラ
ッチ社製)に代表される、パウダークラッチ方式のトル
クリミッタ等を使用すると良い。
【0060】この結果、感光体ドラム1に対するブレー
キ力が発生し、このブレーキ力により、ドラムギヤ61
aの歯は、常にドラム駆動ギヤ29の歯に対して、ドラ
ム駆動ギヤ29の回転方向と逆の方向に力を受けること
になり、バックラッシュによるガタが解消されて、ギヤ
間の暴れを阻止することができる。
【0061】
【発明の効果】請求項1の発明に係る感光体ドラム駆動
機構は、以上のように、感光体ドラムと一体に設けられ
たドラムギヤ部をドラム駆動ギヤにより駆動することに
より感光体ドラムの回転駆動を行うとともに、回転軸上
にトルクリミッタを介して設けられたブレーキギヤをド
ラムギヤ部に噛合させることにより、感光体ドラムに制
動を加えて、ギヤ間の遊びを抑制する感光体ドラム駆動
機構において、上記トルクリミッタの回転軸側に、ドラ
ムギヤ部からブレーキギヤに伝達されるブレーキギヤの
回転数と異なる回転数が、ドラム駆動ギヤの駆動軸から
伝達されるようにギヤの組み合わせ及びギヤ比が設定さ
れている構成である。それゆえ、トルクリミッタに付加
される差動回転の方向や速度の設定自由度が高まり、使
用するトルクリミッタの特性の許容範囲が拡大し、例え
ば、差動回転範囲、耐久性、コスト等の目的に応じたト
ルクリミッタの採用が容易に行えるという効果を奏す
る。
【0062】請求項2の発明に係る感光体ドラム駆動機
構は、以上のように、請求項1の構成に加えて、上記ブ
レーキギヤが、上記駆動軸上にトルクリミッタを介して
設けられている構成である。それゆえ、請求項1の構成
による効果に加えて、一本の軸で、感光体ドラムに駆動
力と制動力とを与えることができるので、現像装置にお
いて、感光体ドラムの外周部に配置する必要のある他の
装置の配置スペースを拡大することなく、感光体ドラム
の回転ムラや回転ブレを防止することができるという効
果を奏する。
【0063】請求項3の発明に係る感光体ドラム駆動機
構は、以上のように、感光体ドラムと一体に内歯ドラム
ギヤと制動面とが設けられる一方、上記内歯ドラムギヤ
と噛合して感光体ドラムを駆動するドラム駆動ギヤの駆
動軸上に、駆動時に内歯ドラムギヤとドラム駆動ギヤと
の間に作用する反力により上記制動面に当接するブレー
キ力付与部材が設けられている構成である。それゆえ、
簡単な構成で、感光体ドラムを駆動させながら、ブレー
キ力付与部材により感光体ドラムに対して制動力が作用
することになるので、回転ムラや回転ブレ等を防止する
ことができる。また、上記の反力をブレーキ力付与部材
により抑制することになるので、ギヤ間の間隔が適正に
保たれ、さらに感光体ドラムの回転を正確に保つことが
できるという効果を奏する。
【0064】請求項4の発明に係る感光体ドラム駆動機
構は、以上のように、請求項3の構成に加えて、感光体
ドラムの軸受部を中心として、感光体ドラムと一体に回
転する円周状の制動面が設けられる一方、駆動軸を中心
に同心円状に形成されたブレーキ力付与部材の外周部が
上記制動面と当接する一方、上記ブレーキ付与部材が駆
動軸上に、上記反力によってブレーキ付与部材と制動面
との間に生じる摩擦力より小さい差動トルクを有するト
ルクリミッタを介して設けられている構成である。それ
ゆえ、請求項3の構成による効果に加えて、正常に作動
しているときには、トルクリミッタ側で滑りを生じるた
めに、ブレーキ付与部材は摺動しないので、ブレーキ付
与部材の磨耗を大幅に低減し、長期に渡って、ギヤ間の
適正間隔の維持と制動力の付与という所期の機能を維持
することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る感光体ドラム駆動機構の一構成例
を示す断面概略図である。
【図2】本発明の感光体ドラム駆動機構を適用可能な円
筒状の感光体ドラムを有する複写装置の一構成例を示す
断面概略図である。
【図3】図2に示す複写装置における現像装置の一構成
例を示す断面概略図である。
【図4】図1に示す感光体ドラム駆動機構における歯車
の位置関係を示す配置図である。
【図5】本発明に係る感光体ドラム駆動機構の他の構成
例を示す断面概略図である。
【図6】図5において、駆動ユニット側から見たドラム
駆動ギヤとブレーキギヤのピッチ円の差によるドラムギ
ヤとの歯の位置関係を説明するものであり、ドラムギヤ
のモジュールm1 、歯数z1 、ブレーキギヤのモジュー
ルm2 、歯数z2 として、同図(a)はm1(z1-2.5)<
2(z2+2)を満たす一例を示す説明図であり、同図
(b)はm1(z1-2.5)≧m2(z2+2)を満たす一例を示す
説明図である。
【図7】本発明に係る感光体ドラム駆動機構のさらに他
の構成例を示す断面概略図である。
【図8】本発明に係る感光体ドラム駆動機構のさらに他
の構成例を示す断面概略図である。
【図9】本発明に係る感光体ドラム駆動機構のさらに他
の構成例を示す断面概略図である。
【図10】本発明に係る感光体ドラム駆動機構のさらに
他の構成例を示す断面概略図である。
【図11】従来の円筒状の感光体ドラムを有する複写装
置の一般的な構成例を示す断面概略図である。
【図12】従来の感光体ドラム駆動機構の構成例を示す
図であり、同図(a)は、ブレーキ機構の拡大図であ
り、同図(b)は、同図(a)のA−A矢視断面図であ
る。
【図13】従来の感光体ドラム駆動機構の構成例を示す
図であり、同図(a)は、ブレーキ機構におけるギヤの
配置を示す図であり、同図(b)は、ブレーキ機構の概
略図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 21 ドラムフランジ 21a ドラムギヤ(ドラムギヤ部) 28 駆動軸(駆動軸・回転軸) 29 ドラム駆動ギヤ 30 ブレーキギヤ 32a 中空軸部(回転軸) 33 トルクリミッタ 41a ドラムギヤ(ドラムギヤ部) 41b ブレーキドラムギヤ(ドラムギヤ部) 43 トルクリミッタ 46a ドラムギヤ(ドラムギヤ部) 46b ブレーキドラムギヤ(ドラムギヤ部) 51a ドラムギヤ(ドラムギヤ部) 51b ブレーキドラムギヤ(ドラムギヤ部) 53 トルクリミッタ 56a ドラムギヤ(内歯ドラムギヤ) 56c フランジ部(制動面) 57 ドラム駆動ギヤ 58 ブレーキパッド(ブレーキ力付与部材) 61a ドラムギヤ(内歯ドラムギヤ) 61b 中心軸部(制動面) 62 ブレーキカラー(ブレーキ力付与部材) 63 トルクリミッタ
フロントページの続き (72)発明者 中▲濱▼ 康治 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体ドラムと一体に設けられたドラムギ
    ヤ部をドラム駆動ギヤにより駆動することにより感光体
    ドラムの回転駆動を行うとともに、回転軸上にトルクリ
    ミッタを介して設けられたブレーキギヤをドラムギヤ部
    に噛合させることにより、感光体ドラムに制動を加え
    て、ギヤ間の遊びを抑制する感光体ドラム駆動機構にお
    いて、 上記トルクリミッタの回転軸側に、ドラムギヤ部からブ
    レーキギヤに伝達されるブレーキギヤの回転数と異なる
    回転数が、ドラム駆動ギヤの駆動軸から伝達されるよう
    にギヤの組み合わせ及びギヤ比が設定されていることを
    特徴とする感光体ドラム駆動機構。
  2. 【請求項2】上記ブレーキギヤが、上記駆動軸上にトル
    クリミッタを介して設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の感光体ドラム駆動機構。
  3. 【請求項3】感光体ドラムと一体に内歯ドラムギヤと制
    動面とが設けられる一方、上記内歯ドラムギヤと噛合し
    て感光体ドラムを駆動するドラム駆動ギヤの駆動軸上
    に、駆動時に内歯ドラムギヤとドラム駆動ギヤとの間に
    作用する反力により上記制動面に当接するブレーキ力付
    与部材が設けられていることを特徴とする感光体ドラム
    駆動機構。
  4. 【請求項4】感光体ドラムの軸受部を中心として、感光
    体ドラムと一体に回転する円周状の制動面が設けられる
    一方、駆動軸を中心に同心円状に形成されたブレーキ力
    付与部材の外周部が上記制動面と当接する一方、上記ブ
    レーキ付与部材が駆動軸上に、上記反力によってブレー
    キ付与部材と制動面との間に生じる摩擦力より小さい差
    動トルクを有するトルクリミッタを介して設けられてい
    ることを特徴とする請求項3記載の感光体ドラム駆動機
    構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016196898A (ja) * 2015-04-02 2016-11-24 株式会社リコー 駆動装置および画像形成装置
JP2017003635A (ja) * 2015-06-05 2017-01-05 株式会社リコー 駆動装置及び画像形成装置
JP2017156776A (ja) * 2013-01-23 2017-09-07 株式会社リコー 駆動伝達装置及び画像形成装置

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