JP3896724B2 - 振子ギア機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、振子ギアを含む振子ギア機構に関し、とくに組み付けを容易なものとすることができる振子ギア機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタでは用紙搬送機構に紙詰まりを起こした場合に紙を取り除くための、いわゆるジャム処理を行う必要がある。ジャム処理を可能とするための一方法として、用紙搬送機構のギア列中に振子ギアを設け、用紙搬送機構を駆動するモータを逆回転させることにより、振子ギアをギア列から切り離すようにするものが知られている。振子ギアをギア列から切り離すことにより、用紙搬送機構のローラの一部がフリーとなるため、詰まった用紙を引っ張り出すことが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
振子ギアは通常のギアと異なり、軸を移動可能に取り付ける必要があるため、用紙搬送機構を組み付ける際に、仮固定することができず、組み付け方法によっては用紙搬送機構の組み立てが困難となる場合がある。
【0004】
本発明は、振子ギアの仮固定を可能とし、組み付けを容易なものとすることができる振子ギア機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、振子ギア(105)と、振子ギア(105)の軸(105a)を移動可能に支持する取付板(GP)と、振子ギア(105)に対して常に噛み合う第1のギア(103)と、振子ギア(105)に対して噛合可能とされた第2のギア(106)と、記振子ギア(105)に摩擦力を与える摩擦部材(131)と、を備え、前記取付板には前記摩擦部材を取り付ける取付部(132,133,134)が設けられ、第1のギア(103)の回転方向に応じて、振子ギア(105)は第2のギア(106)と噛み合う噛み合い位置、および第2のギア(106)と噛み合わない切り離し位置の間で移動し、摩擦部材(131)は、振子ギア(105)が摩擦部材(131)に引っ掛かることにより、取付板(GP)に対して仮固定された振子ギア(105)の落下が防止されるような形状に形成されており、前記振子ギアを前記取付板の方向に押し込むような向きに接触することを特徴とする。
【0006】
この発明では、摩擦部材(131)を利用して、仮固定された振子ギア(105)の落下を防止しているので、組み付け作業が容易になる。また、摩擦部材(131)が、振子ギア(105)を取付板(GP)の方向に押し込むような向きに接触するようにしているので、振子ギア(105)の落下を確実に防止できるとともに、振子ギア(105)に対して効率よく摩擦力を付与することができる。
【0007】
【0008】
請求項1に記載の振子ギア機構において、請求項のように、取付部(132,133,134)は少なくともその一部(134)が振子ギア(105)の歯面よりも振子ギア(105)の軸(105a)側に位置するようにしてもよい。この場合には、取付部の一部を振子ギア(105)の歯面よりも内側に設けることにより、摩擦部材(131)の取付スペースを抑制することができる。
【0009】
請求項1、又は2に記載の振子ギア機構において、請求項のように、取付板(GP)に、摩擦部材(131)の取り付け向きを固定するように摩擦部材(131)に係合する係合部(132,133,134)を形成してもよい。この場合には、他の部品を用いることなく、効率的に摩擦部材(131)を固定することができる。
【0010】
請求項1〜のいずれか1項に記載の振子ギア機構において、請求項のように、摩擦部材(131)は屈曲された弾力性を有するワイヤで構成してもよい。この場合には、ワイヤの単価が低いため、コストダウンを図ることができる。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
請求項1〜のいずれか1項に記載の振子ギア機構において、請求項のように、第1のギア(103)、振子ギア(121)および第2のギア(122)はプリンタの用紙搬送機構に備えられるギア列を構成するようにしてもよい。
【0015】
請求項に記載の振子ギア機構において、請求項のように、第1のギア(103)、振子ギア(121)および第2のギア(122)はプリンタの用紙搬送機構に含まれる定着機構のギア列を構成するようにしてもよい。
【0016】
なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図5を用いて、本発明による振子ギア機構をレーザビームプリンタの用紙搬送機構に適用した実施の形態について説明する。
【0018】
図1は、本実施の形態のギアが用いられるレーザビームプリンタの一例を示す断面図である。図1に示すように、レーザビームプリンタ1の下部には、積層された用紙を収納する給紙カセット10が装着される。給紙カセット10は着脱可能とされ、取手13を介して矢印Pの方向に引き出すことによりこれを取り出すことができる。給紙カセット10の用紙押圧板12は押圧ばね(不図示)により上方向に付勢され、これにより、用紙押圧板12の上に積層された最上層の用紙が、プリンタ1の本体に設けられ矢印で示す方向に回転する給紙ローラ14に接触するように構成されており、分離パッド15の作用により用紙が1枚だけ分離されて給送される。
【0019】
給紙カセット10の上方には、プロセスカートリッジ20が配置される。プロセスカートリッジ20も給紙カセット10と同様、着脱可能とされ、トナー交換に際して矢印Q方向に引き抜かれる。プロセスカートリッジ20は、用紙に接触してトナーを転写する感光体ドラム21、感光体ドラム21に対向する転写ローラ22およびコロナ放電を発生させて感光体ドラム21の表面を正電位に帯電させるスコロトロン型の帯電器28を備える感光体カートリッジ20Aと、トナーが蓄積される現像剤室24、感光体ドラム21にトナーを供給する現像ローラ25および現像ローラ25にトナーを供給する供給ローラ27を備える現像カートリッジ20Bとからなる。現像剤室24には、トナーを攪拌するためのアジテータ24aが設けられている。
【0020】
感光体カートリッジ20Aと現像カートリッジ20Bとは互いに分解可能とされているが、プロセスカートリッジ20をプリンタ1の本体から取り外す際には両者は一体の状態で引き出される。プリンタ1の正面には、回動軸33aにその下端が回動可能に取り付けられたカバー33が設けられており、カバー33を図2において時計回りに回動させてプリンタ1の正面を開放することにより、プロセスカートリッジ20を着脱することができる。
【0021】
図1に示すように、プロセスカートリッジ20と給紙カセット10との間には一対のレジストローラ31およびレジストローラ32がそれぞれ回転可能に取り付けられている。
【0022】
プロセスカートリッジ20の上方には、レーザビームを射出するレーザ発生器(不図示)、回転駆動されるポリゴンミラー(5面体ミラー)41、レンズ42、反射ミラー43、反射ミラー44、レンズ45および反射ミラー46を備えるレーザスキャナユニット40が取り付けられている。図1に示すように、ポリゴンミラー41によって振られたレーザビームLは、レンズ42、反射ミラー43,44、レンズ45および反射ミラー46を介して感光体ドラム21に照射され、感光体ドラム21の表面に静電潜像が形成される。
【0023】
プロセスカートリッジ20の左方には、用紙上にトナーを定着させるための定着ユニット50が設けられている。定着ユニット50は転写された用紙上のトナーを加熱溶融させるための加熱ローラ51と、加熱ローラ51に対向して配置され、給送される用紙を加熱ローラ51に向けて押圧する押圧ローラ52と、一対の搬送ローラ53,54とを備える。
【0024】
図1において搬送ローラ53,54の左方には、必要に応じて用紙の向きを反転させるためのシュータ61が回動軸62の周りに回動可能に取り付けられている。また、回動軸62の右方には、シュータ61に沿って搬送された用紙を支持するとともに、その用紙をプリンタ1の上面に形成された排紙トレイ70に排出するための一対の排紙ローラ64,65が取り付けられている。
【0025】
次に、用紙の給送動作について説明する。給紙ローラ14を所定のタイミングで回転させると、給紙カセット10から用紙が1枚ずつ排出される。この用紙はガイド35の作用により反転されて、レジストローラ31およびレジストローラ32によりその先端の位置調整がなされた後、感光体ドラム21および転写ローラ22の間へ搬送される。
【0026】
一方、帯電器28によって帯電された感光体ドラム21の表面には、レーザスキャナユニット40から射出されたレーザ光が照射されて静電潜像が形成される。感光体ドラム21上の静電潜像が現像ローラ25に対向するとき、供給ローラ27および現像ローラ25を介して搬送されたトナーがこの静電潜像を顕在化させ、そのトナー像が感光体ドラム21および転写ローラ22の間を通る用紙に転写される。
【0027】
トナー像が転写された用紙は、次に加熱ローラ51および押圧ローラ52の間を通過するが、このとき用紙上のトナー像に熱と圧力が加えられることにより、トナー像が用紙に定着される。
【0028】
さらに用紙は搬送ローラ53,54の間を通って、シュータ61に沿って搬送され、次いで排紙ローラ63,64の間から排紙トレイ70に印刷面を下に向けて(フェイスダウンで)排出される。なお、シュータ61をプリンタ1の背面側に跳ね上げた場合には、用紙は印刷面を上に向けて(フェイスアップで)プリンタ1の背面側に排出される。
【0029】
図2はプリンタ1の給送機構を示す図である。図2および図3に示すように、DCモータMの出力軸にはモータギア101が取り付けられ、モータギア101はギア102の歯102aと噛み合い、ギア102の歯102bは、ギア103の歯103aと噛み合う。ギア103の歯103bは感光体ドラム21の外周に形成されたギアの歯21aと噛み合う。これによって、モータMを正転させモータギア101を図2において反時計回り方向に回転させることにより、感光体ドラム21を図1および図2において時計回り方向に回転させることができる。
【0030】
ギア103の歯103aは、振子ギア105およびギア106を介してヒートローラ51に取り付けられたギア51aに噛合されており、これによりモータMの駆動力がヒートローラ51に伝達される。また、不図示のギア列を介して、ギア106は排紙ローラ65に噛み合っている。このため、モータMを正転させモータギア101を反時計回り方向に回転させると、ヒートローラ51および排紙ローラ64が、それぞれ矢印で示す所定方向に回転する。
【0031】
図3は振子ギア105の取り付け方法を示す図である。図3に示すように、振子ギア105はメインフレームMFとギアプレートGPの間に軸105aを介して取り付けられる。ギアプレートGPにはギア103の周方向に延設されたガイド孔105Aが形成され、メインフレームMFにも同様のガイド孔(不図示)が形成されている。また、振子ギア105はギア103の歯103aと噛み合う歯105bと、ギア106の歯106aと噛み合う歯105cとを備える。
【0032】
図2および図3(b)に示すように、振子ギア105にはギアプレートGPに取り付けられたフリクションワイヤー131が接触している。このフリクションワイヤー131は軸105aを挟んでギア103に対向する位置において振子ギア105に接触し、振子ギア105の回転に対して摩擦力を作用させる。図4に示すように、フリクションワイヤー131はギアプレートGPに形成された取り付け部132、取り付け部133および孔134を利用して固定され、その先端部131aがメインフレームMF側から振子ギア105の外周端付近に接触している。なお、図3の矢印Rはフリクションワイヤー131が振子ギア105に対して与える作用力の方向を示している。
【0033】
モータMを正転させたとき、ギア103から受ける力とフリクションワイヤー131から受ける摩擦力とによって、振子ギア105の軸105aはガイド孔105Aに沿って時計回り方向に回動し、振子ギア105は図2の実線で示す位置にくる。このとき、振子ギア105の歯105cはギア106の歯106aに噛み合い、ヒートローラ51等は所定方向に回転する。一方、モータMを逆転させたとき、ギア103から受ける力とフリクションワイヤー131から受ける摩擦力とによって、振子ギア105の軸105aはガイド孔105Aに沿って反時計回り方向に回動し、振子ギア105は図2の鎖線で示す位置に移動する。これにより振子ギア105の歯105cはギア106の歯106から離れて、ヒートローラ51等が自由に回転できる状態となる。したがって、定着ユニット50に詰まった用紙を取り除く処理(ジャム処理)が可能となる。
【0034】
このように、フリクションワイヤー131はギアプレートGPから延びてメインフレームMFの側から振子ギア105を抑えこむようにして振子ギア105に接触する。このため、フリクションワイヤー131を利用して振子ギア105をメインフレーム側に仮固定することが可能となる。したがって、給送機構を組み立てる際に、振子ギア105が落下するおそれがなく、組み付け作業が容易となる。また、フリクションワイヤー131に用いるワイヤーは板ばねに比較して単価が安いため、装置のコストダウンを図ることができる。
【0035】
また、フリクションワイヤー131はギアプレートGPに形成された取り付け部132、取り付け部133および孔134を利用して固定されているが、孔134を振子ギア105の軸105aに接近する位置に形成しているので、フリクションワイヤー131を取り付けるためのスペースをコンパクトに纏めることができ、装置全体の小型化を図ることができる。
【0036】
一方、図2に示すように、歯103aに対して、ギア108,109を介して噛み合うギア110は、現像カートリッジ20Bの駆動ギア(不図示)と結合される。この駆動ギアは、現像カートリッジ20Bに設けられたギア列(不図示)を介して、軸24c、現像ローラ25および供給ローラ27にそれぞれ噛み合っている。このため、モータMを正転させると、軸24c、現像ローラ25および供給ローラ27が、それぞれ矢印で示す所定方向に回転する。
【0037】
さらにギア103の歯103aには、給紙ローラ14およびレジストローラ32に向けてモータMの駆動力を伝達する用紙搬送機構部120のギア列が噛み合っている。用紙搬送機構部120は、ギア103の歯103aに噛み合う振子ギア121と、振子ギア121に噛み合い可能に設けられたギア122と、ギア122に噛み合う遊星クラッチ123と、遊星クラッチ123に噛み合う遊星クラッチ124とを備える。図2に示すように、遊星クラッチ123にはレジストローラ32と同軸のギア32aが噛み合い、レジストローラ32の回転/非回転はクラッチ123により制御される。また、給紙ローラ14と同軸に設けられたギア(不図示)は遊星クラッチ124を介してギア122と噛み合っており、給紙ローラ14の回転/非回転はクラッチ124により制御される。
【0038】
図5は、振子ギア121の近辺を示す断面図である。図2および図5に示すように、振子ギア121はメインフレームMFとギアプレートGPの間に軸121aを介して取り付けられる。ギアプレートGPにはギア103の周方向に延設されたガイド孔121Aが形成され、メインフレームMFにも同様のガイド孔(不図示)が形成されている。また、振子ギア121はギア103の歯103aと噛み合う歯121bと、ギア122と噛み合う歯121cとを備える。
【0039】
図2および図5に示すように、振子ギア121にはギアプレートGPに取り付けられた板ばね141が接触している。この板ばね141は軸121aを挟んでギア103に対向する位置において振子ギア121に接触し、振子ギア121の回転に対して摩擦力を作用させる。
【0040】
モータMを正転させたとき、ギア103から受ける力と板ばね141から受ける摩擦力とによって、振子ギア121の軸121aはガイド孔121Aに沿って反時計回り方向に回動し、振子ギア121は図2の実線で示す位置にくる。このとき、振子ギア121の歯121cはギア122に噛み合い、給紙ローラ14あるいはレジストローラ32に向けてモータMの駆動力を伝達可能な状態となる。一方、モータMを逆転させたとき、ギア103から受ける力と板ばね141から受ける摩擦力とによって、振子ギア121の軸121aはガイド孔121Aに沿って時計回り方向に回動し、振子ギア121は図2の鎖線で示す位置に移動する。これにより振子ギア121の歯121cはギア122から離れて、給紙ローラ14およびレジストローラ32が自由に回転できる状態となる。したがって、給紙ローラ14やレジストローラ32の周辺に詰まった用紙を取り除く処理(ジャム処理)が可能となる。
【0041】
図5に示すように、振子ギア121の周囲には歯121bの歯面よりも外周に突出するつば121dが形成されている。このつば121dはギア103の外周端部に当接することにより、振子ギア121がメインフレームMFの側に脱落することが防止される。しかも、振子ギア121はギア101の周方向に移動するため、振子ギア121がガイド孔121Aに沿って移動してもつば121dがギア103の外周端部から脱出することはない。したがって、つば121dとギア103との係合を利用して、振子ギア121をギアプレートGPの側に仮固定することが可能となる。したがって、給送機構を組み立てる際に、振子ギア121が落下するおそれがなく、組み付け作業が容易となる。
【0042】
振子ギア121のように、つばを設けて仮固定時の落下を防止するような振子ギアを、プリンタの定着機構のギア列に用いてもよい。
【0043】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、摩擦部材を利用して、仮固定された振子ギアの落下を防止しているので、組み付け作業が容易になる。また、振子ギアの落下を確実に防止できるとともに、振子ギアに対して効率よく摩擦力を付与することができる。
【0044】
【0045】
請求項1に記載の振子ギア機構において、請求項のように構成した場合には、取付部の一部を振子ギアの歯面よりも内側に設けることにより、摩擦部材の取付スペースを抑制することができる。
【0046】
請求項1、又は2に記載の振子ギア機構において、請求項のように構成した場合には、他の部品を用いることなく、効率的に摩擦部材を固定することができる。
【0047】
請求項1〜のいずれか1項に記載の振子ギア機構において、請求項のように構成した場合には、ワイヤの単価が低いため、コストダウンを図ることができる。
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態の振子ギア機構が適用されるレーザプリンタの断面図。
【図2】 レーザプリンタの用紙搬送機構を示す図。
【図3】 振子ギアを示す図であり、(a)はガイド孔を示す図、(b)は振子ギアの軸心を通る平面における断面図。
【図4】 フリクションワイヤーの取り付け方法を示す斜視図。
【図5】 振子ギアを含む定着機構のギア列を示す断面図。
【符号の説明】
103 ギア(第1のギア)
105 振子ギア
105a 軸
106 ギア(第2のギア)
121 振子ギア
121a 軸
121d つば
122 ギア(第2のギア)
141 板ばね(摩擦部材)
131 フリクションワイヤー(摩擦部材)
132 取り付け部(取付部)
133 取り付け部(取付部)
134 孔(取付部)
GP ギアプレート(取付板)

Claims (6)

  1. 振子ギアと、
    前記振子ギアの軸を移動可能に支持する取付板と、
    前記振子ギアに対して常に噛み合う第1のギアと、
    前記振子ギアに対して噛合可能とされた第2のギアと、
    記振子ギアに摩擦力を与える摩擦部材と、を備え、
    前記取付板には前記摩擦部材を取り付ける取付部が設けられ、
    前記第1のギアの回転方向に応じて、前記振子ギアは前記第2のギアと噛み合う噛み合い位置、および前記第2のギアと噛み合わない切り離し位置の間で移動し、
    前記摩擦部材は、前記振子ギアが前記摩擦部材に引っ掛かることにより、前記取付板に対して仮固定された前記振子ギアの落下が防止されるような形状に形成されており、前記振子ギアを前記取付板の方向に押し込むような向きに接触することを特徴とする振子ギア機構。
  2. 記取付部は少なくともその一部が前記振子ギアの歯面よりも前記振子ギアの軸側に位置することを特徴とする請求項1に記載の振子ギア機構。
  3. 前記取付板には、前記摩擦部材の取り付け向きを固定するように前記摩擦部材に係合する係合部が形成されていることを特徴とする請求項1、又は2に記載の振子ギア機構。
  4. 前記摩擦部材は屈曲された弾力性を有するワイヤからなることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の振子ギア機構。
  5. 前記第1のギア、前記振子ギアおよび前記第2のギアはプリンタの用紙搬送機構に備えられるギア列を構成することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の振子ギア機構。
  6. 記第1のギア、前記振子ギアおよび前記第2のギアは前記プリンタの用紙搬送機構に含まれる定着機構のギア列を構成することを特徴とする請求項に記載の振子ギア機構。
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