JP2938824B2 - 電子写真装置の現像装置 - Google Patents
電子写真装置の現像装置Info
- Publication number
- JP2938824B2 JP2938824B2 JP9023980A JP2398097A JP2938824B2 JP 2938824 B2 JP2938824 B2 JP 2938824B2 JP 9023980 A JP9023980 A JP 9023980A JP 2398097 A JP2398097 A JP 2398097A JP 2938824 B2 JP2938824 B2 JP 2938824B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- waste toner
- developing device
- drive shaft
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Screw Conveyors (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機,プリン
タ等の電子写真プロセスによって感光体上に形成した潜
像をトナーによって現像して用紙に転写する電子写真装
置の現像装置に関する。
タ等の電子写真プロセスによって感光体上に形成した潜
像をトナーによって現像して用紙に転写する電子写真装
置の現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような電子写真装置の現像装
置には、現像したトナー像が用紙に転写された後クリー
ニング装置によって感光体上から回収される廃トナー
を、トナー搬送オーガにより廃トナー貯蔵部へ搬送し
て、それを貯蔵するようにしたものがある。そのトナー
搬送オーガは、例えばワイヤを螺旋状に巻き込んだもの
を駆動軸に連結し、その駆動軸からの駆動力によって回
転されるものであり、通常はその連結部にギアやベルト
を使用し、駆動軸とトナー搬送オーガ側の被駆動軸とが
直交している場合には、ウォームギヤやカサ歯車を使用
している。
置には、現像したトナー像が用紙に転写された後クリー
ニング装置によって感光体上から回収される廃トナー
を、トナー搬送オーガにより廃トナー貯蔵部へ搬送し
て、それを貯蔵するようにしたものがある。そのトナー
搬送オーガは、例えばワイヤを螺旋状に巻き込んだもの
を駆動軸に連結し、その駆動軸からの駆動力によって回
転されるものであり、通常はその連結部にギアやベルト
を使用し、駆動軸とトナー搬送オーガ側の被駆動軸とが
直交している場合には、ウォームギヤやカサ歯車を使用
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにトナー搬送オーガとその駆動軸との連結部が廃トナ
ー貯蔵部内に配置されている現像装置では、その連結部
にギヤを使用していると、廃トナーがギヤの歯の間に入
り込んでしまうため部分的に噛み合いが外れてしまって
(歯飛び)、トナー搬送オーガをスムーズに回転駆動で
きないことがあるという問題点があった。また、ベルト
を使用している場合には、廃トナーがベルト駆動用のプ
ーリの溝に入り込んでしまうことがあり、そのような場
合にはベルトがプーリから外れてしまうという問題点が
あった。
うにトナー搬送オーガとその駆動軸との連結部が廃トナ
ー貯蔵部内に配置されている現像装置では、その連結部
にギヤを使用していると、廃トナーがギヤの歯の間に入
り込んでしまうため部分的に噛み合いが外れてしまって
(歯飛び)、トナー搬送オーガをスムーズに回転駆動で
きないことがあるという問題点があった。また、ベルト
を使用している場合には、廃トナーがベルト駆動用のプ
ーリの溝に入り込んでしまうことがあり、そのような場
合にはベルトがプーリから外れてしまうという問題点が
あった。
【0004】この発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、トナー搬送オーガとそれを回転させる駆動
軸との連結部を、駆動力の伝達が廃トナーに影響されな
い構造にしてトナー搬送オーガをスムーズに回転駆動で
きるようにすることを目的とする。
ものであり、トナー搬送オーガとそれを回転させる駆動
軸との連結部を、駆動力の伝達が廃トナーに影響されな
い構造にしてトナー搬送オーガをスムーズに回転駆動で
きるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、感光体上からクリーニング装置により回
収された廃トナーを搬送するトナー搬送手段と、そのト
ナー搬送手段により搬送された廃トナーを貯蔵する廃ト
ナー貯蔵部と、その廃トナー貯蔵部内に設けられた上記
トナー搬送手段とそれを回転させる駆動軸とを連結させ
た駆動力伝達手段とを備えた電子写真装置の現像装置に
おいて、上記駆動力伝達手段を、上記トナー搬送手段の
一端に固定したピン歯車と、上記駆動軸に固定したピン
歯車とを互いにピン部が直交するように噛み合わせた機
構にしたものである。
達成するため、感光体上からクリーニング装置により回
収された廃トナーを搬送するトナー搬送手段と、そのト
ナー搬送手段により搬送された廃トナーを貯蔵する廃ト
ナー貯蔵部と、その廃トナー貯蔵部内に設けられた上記
トナー搬送手段とそれを回転させる駆動軸とを連結させ
た駆動力伝達手段とを備えた電子写真装置の現像装置に
おいて、上記駆動力伝達手段を、上記トナー搬送手段の
一端に固定したピン歯車と、上記駆動軸に固定したピン
歯車とを互いにピン部が直交するように噛み合わせた機
構にしたものである。
【0006】このようにすれば、トナー搬送手段とそれ
を回転させる駆動軸とを連結させた駆動力伝達手段を廃
トナー貯蔵部内に配置しても、その駆動力伝達手段はト
ナー搬送手段の一端に固定したピン歯車と、駆動軸に固
定したピン歯車とを互いにピン部が直交するように噛み
合わせた機構であるため、その噛み合い部分にトナーが
侵入したとしても、歯の間にトナーが詰まるようなこと
がないので、トナー搬送手段は駆動軸によって常にスム
ーズに回転される。
を回転させる駆動軸とを連結させた駆動力伝達手段を廃
トナー貯蔵部内に配置しても、その駆動力伝達手段はト
ナー搬送手段の一端に固定したピン歯車と、駆動軸に固
定したピン歯車とを互いにピン部が直交するように噛み
合わせた機構であるため、その噛み合い部分にトナーが
侵入したとしても、歯の間にトナーが詰まるようなこと
がないので、トナー搬送手段は駆動軸によって常にスム
ーズに回転される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態例
を示す電子写真装置の現像装置の要部を示す斜視図、図
2は同じくその現像装置を装着したレーザプリンタの内
部機構を示す全体構成概略図である。図2に示すレーザ
プリンタは、装置本体1を上部構造体2と下部構造体3
とによって構成し、その上部構造体2を下部構造体3に
軸4によって開閉自在に取付けている。
面に基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態例
を示す電子写真装置の現像装置の要部を示す斜視図、図
2は同じくその現像装置を装着したレーザプリンタの内
部機構を示す全体構成概略図である。図2に示すレーザ
プリンタは、装置本体1を上部構造体2と下部構造体3
とによって構成し、その上部構造体2を下部構造体3に
軸4によって開閉自在に取付けている。
【0008】その装置本体1内には、略中央に感光体5
を設け、その回りに帯電チャージャ6、現像装置7、転
写チャージャ8、クリーニング装置9等の電子写真プロ
セスを実行するための各装置をそれぞれ配置している。
また、現像装置7の上側に給紙カセット11を配置し、
下部構造体3の底部付近には光書き込み装置15を配置
している。
を設け、その回りに帯電チャージャ6、現像装置7、転
写チャージャ8、クリーニング装置9等の電子写真プロ
セスを実行するための各装置をそれぞれ配置している。
また、現像装置7の上側に給紙カセット11を配置し、
下部構造体3の底部付近には光書き込み装置15を配置
している。
【0009】このレーザプリンタは、給紙カセット11
から給紙ローラ20によって用紙Pが給送されると、そ
れがレジストローラ21によってタイミングがとられて
感光体5の上側に搬送される。その感光体5は、エンド
レスのベルト状であり、3個のローラ間に張装されて図
2の矢示方向に回動して、その表面が帯電チャージャ6
によって一様に帯電されており、光書き込み装置15か
らのレーザ光がそこに照射されることによって静電潜像
が形成される。
から給紙ローラ20によって用紙Pが給送されると、そ
れがレジストローラ21によってタイミングがとられて
感光体5の上側に搬送される。その感光体5は、エンド
レスのベルト状であり、3個のローラ間に張装されて図
2の矢示方向に回動して、その表面が帯電チャージャ6
によって一様に帯電されており、光書き込み装置15か
らのレーザ光がそこに照射されることによって静電潜像
が形成される。
【0010】その潜像は、現像装置7を通るときにトナ
ーによって可視像化され、その可視像(トナー像)が感
光体5の上側に搬送されてきた用紙Pの下面側に転写チ
ャージャ8により転写される。そのトナー像が転写され
た用紙Pは、搬送ガイド23に案内されて定着装置17
の定着ローラと加圧ローラとの間に搬送され、そこでト
ナー像が定着される。そして、定着装置17を出た用紙
Pは、さらに排紙ローラ24によって搬送され、排紙ガ
イド26に案内されて排紙トレイ27上にスタックされ
る。
ーによって可視像化され、その可視像(トナー像)が感
光体5の上側に搬送されてきた用紙Pの下面側に転写チ
ャージャ8により転写される。そのトナー像が転写され
た用紙Pは、搬送ガイド23に案内されて定着装置17
の定着ローラと加圧ローラとの間に搬送され、そこでト
ナー像が定着される。そして、定着装置17を出た用紙
Pは、さらに排紙ローラ24によって搬送され、排紙ガ
イド26に案内されて排紙トレイ27上にスタックされ
る。
【0011】光書き込み装置15は、下部構造体3に固
定されるベースカバー29内に設けられており、その空
間内には光書き込み装置15を構成するスキャナモータ
36とポリゴンミラー37とfθレンズ38と第2ミラ
ー39の各部が設けられており、レーザユニットから発
せられて画像情報信号に応じて点滅する光は、スキャナ
モータ36の軸に一体に取付けたポリゴンミラー37に
入射し、一定の角度の範囲を繰り返しポリゴン偏向す
る。
定されるベースカバー29内に設けられており、その空
間内には光書き込み装置15を構成するスキャナモータ
36とポリゴンミラー37とfθレンズ38と第2ミラ
ー39の各部が設けられており、レーザユニットから発
せられて画像情報信号に応じて点滅する光は、スキャナ
モータ36の軸に一体に取付けたポリゴンミラー37に
入射し、一定の角度の範囲を繰り返しポリゴン偏向す
る。
【0012】その偏向光は、fθレンズ38により感光
体5上の光書き込み位置で直線上に結像するようになっ
ており、等速で投影点が移動するように補正されて第2
ミラー39、シリンダレンズ40を介してその感光体5
に入射する。そして、入射光の偏向により主走査が行わ
れ、感光体5の回転により副走査が行われて画像情報信
号に応じた画像が書き込まれ、静電潜像が形成される。
体5上の光書き込み位置で直線上に結像するようになっ
ており、等速で投影点が移動するように補正されて第2
ミラー39、シリンダレンズ40を介してその感光体5
に入射する。そして、入射光の偏向により主走査が行わ
れ、感光体5の回転により副走査が行われて画像情報信
号に応じた画像が書き込まれ、静電潜像が形成される。
【0013】図3は現像装置7を示す概略構成図であ
る。この現像装置7は、現像ローラ42と薄層ブレード
43と除電ブラシ46及びトナー補給部材44を現像部
フレーム45にそれぞれ取付け、その現像部フレーム4
5には帯電チャージャ6も取付けている。そして、その
現像部フレーム45の図3で右方に、内部にトナーを貯
蔵するトナーカートリッジ48を設けて、その中にアジ
テータ軸35に固定されて回転することによりトナーを
撹拌するアジテータ47を設け、そのトナーカートリッ
ジ48を現像部フレーム45に熱溶着あるいは熱カシメ
によって結合して、現像装置7を構成している。
る。この現像装置7は、現像ローラ42と薄層ブレード
43と除電ブラシ46及びトナー補給部材44を現像部
フレーム45にそれぞれ取付け、その現像部フレーム4
5には帯電チャージャ6も取付けている。そして、その
現像部フレーム45の図3で右方に、内部にトナーを貯
蔵するトナーカートリッジ48を設けて、その中にアジ
テータ軸35に固定されて回転することによりトナーを
撹拌するアジテータ47を設け、そのトナーカートリッ
ジ48を現像部フレーム45に熱溶着あるいは熱カシメ
によって結合して、現像装置7を構成している。
【0014】また、その現像装置7の図3で手前側の側
面には、図1に示すようにクリーニング装置9(図2)
によって感光体5上から回収した廃トナーを貯蔵する廃
トナー貯蔵部49を設け、その廃トナー貯蔵部49内に
廃トナーを搬送するトナー搬送手段であるトナー搬送オ
ーガ53を回転可能に設けると共に、そのトナー搬送オ
ーガ53とそれを回転させる駆動軸となるアジテータ軸
35とを連結させることにより駆動力伝達手段としての
役割を果している連結部30を、その廃トナー貯蔵部4
9内に配置している。
面には、図1に示すようにクリーニング装置9(図2)
によって感光体5上から回収した廃トナーを貯蔵する廃
トナー貯蔵部49を設け、その廃トナー貯蔵部49内に
廃トナーを搬送するトナー搬送手段であるトナー搬送オ
ーガ53を回転可能に設けると共に、そのトナー搬送オ
ーガ53とそれを回転させる駆動軸となるアジテータ軸
35とを連結させることにより駆動力伝達手段としての
役割を果している連結部30を、その廃トナー貯蔵部4
9内に配置している。
【0015】そして、その連結部30を、トナー搬送オ
ーガ53の図1で右端に固定したピン歯車54と、駆動
軸となるアジテータ軸35に固定したピン歯車55とを
図示のようにピン54bとピン55bが互いに直交する
ように噛み合わせた機構にしている。ピン歯車54と5
5は、共に所定の肉厚で形成した円板状のベース部54
a、55aの外周部分に当間隔で同一長さの噛み合い用
のピン54b、55bをそれぞれ多数固設したものであ
り、ピン歯車54と55はそのピン54bと55bが噛
み合うことによって互いに回転する。
ーガ53の図1で右端に固定したピン歯車54と、駆動
軸となるアジテータ軸35に固定したピン歯車55とを
図示のようにピン54bとピン55bが互いに直交する
ように噛み合わせた機構にしている。ピン歯車54と5
5は、共に所定の肉厚で形成した円板状のベース部54
a、55aの外周部分に当間隔で同一長さの噛み合い用
のピン54b、55bをそれぞれ多数固設したものであ
り、ピン歯車54と55はそのピン54bと55bが噛
み合うことによって互いに回転する。
【0016】廃トナー貯蔵部49は、その先端(図1で
左方)にクリーニング装置9より送られてくる廃トナー
を受入れるための廃トナー入口50を上面に形成し、そ
の廃トナー入口50を開閉可能にするシャッター51を
図1で矢示A方向に移動自在に設け、それを両側に設け
た2個のシャッタースプリング52によって常に閉じ側
に付勢している。
左方)にクリーニング装置9より送られてくる廃トナー
を受入れるための廃トナー入口50を上面に形成し、そ
の廃トナー入口50を開閉可能にするシャッター51を
図1で矢示A方向に移動自在に設け、それを両側に設け
た2個のシャッタースプリング52によって常に閉じ側
に付勢している。
【0017】そして、このシャッター51は、廃トナー
貯蔵部49が図1に示す現像装置7のユニット状態で装
置本体に挿着されるときに、その挿着過程において装置
本体側に設けられているピン等に接することによって、
シャッタースプリング52の綴じ側への付勢力に抗して
開口され、装置本体への挿着完了時には図1に示すよう
に廃トナーを受入可能な開口位置になる。
貯蔵部49が図1に示す現像装置7のユニット状態で装
置本体に挿着されるときに、その挿着過程において装置
本体側に設けられているピン等に接することによって、
シャッタースプリング52の綴じ側への付勢力に抗して
開口され、装置本体への挿着完了時には図1に示すよう
に廃トナーを受入可能な開口位置になる。
【0018】トナー搬送オーガ53は、回転時に変形し
ない程度の太さのワイヤを螺旋状に巻き込んだものであ
り、その図1で左方側が貯蔵部ハウジング58内に形成
される孔59に回転可能に嵌入され、右端側の先端をピ
ン歯車54の突出部54cに径方向に形成した孔に圧入
させて固定している。
ない程度の太さのワイヤを螺旋状に巻き込んだものであ
り、その図1で左方側が貯蔵部ハウジング58内に形成
される孔59に回転可能に嵌入され、右端側の先端をピ
ン歯車54の突出部54cに径方向に形成した孔に圧入
させて固定している。
【0019】そして、この実施例では、そのトナー搬送
オーガ53の一端に固定されるピン歯車54を、駆動軸
となるアジテータ軸35に固定されるピン歯車55に噛
み合わせている。したがって、アジテータ軸35を回転
させてアジテータ47(図3)を回転させると、それに
伴ってトナー搬送オーガ53が回転して、廃トナー入口
50から貯蔵部ハウジング58内の孔59に入った廃ト
ナーが、トナー搬送オーガ53によって廃トナー貯蔵部
49へと搬送される。
オーガ53の一端に固定されるピン歯車54を、駆動軸
となるアジテータ軸35に固定されるピン歯車55に噛
み合わせている。したがって、アジテータ軸35を回転
させてアジテータ47(図3)を回転させると、それに
伴ってトナー搬送オーガ53が回転して、廃トナー入口
50から貯蔵部ハウジング58内の孔59に入った廃ト
ナーが、トナー搬送オーガ53によって廃トナー貯蔵部
49へと搬送される。
【0020】ところで、従来はトナー搬送オーガとそれ
を回転させる駆動軸との連結部が廃トナー貯蔵部内に配
置されている現像装置では、その連結部にギヤやベルト
を使用しているときには廃トナーがギヤの歯の間やベル
ト駆動用のプーリの溝に入り込み易く、そのようになっ
た場合には部分的に歯車の噛み合いが外れたり、ベルト
がプーリから外れてしまう等の不都合を生じることがあ
った。
を回転させる駆動軸との連結部が廃トナー貯蔵部内に配
置されている現像装置では、その連結部にギヤやベルト
を使用しているときには廃トナーがギヤの歯の間やベル
ト駆動用のプーリの溝に入り込み易く、そのようになっ
た場合には部分的に歯車の噛み合いが外れたり、ベルト
がプーリから外れてしまう等の不都合を生じることがあ
った。
【0021】しかしながら、この実施の形態では、その
連結部をピン歯車54とピン歯車55を噛み合わせた機
構によって駆動力をトナー搬送オーガ53に伝達してそ
れを回転させるようにしているので、スパーギヤやウォ
ームギヤやヘリカルギヤ等を使用したときのように歯の
間にトナーが詰まるようなことがないので、確実に駆動
軸としてのアジテータ軸35からの駆動力をトナー搬送
オーガ53に伝達することができる。
連結部をピン歯車54とピン歯車55を噛み合わせた機
構によって駆動力をトナー搬送オーガ53に伝達してそ
れを回転させるようにしているので、スパーギヤやウォ
ームギヤやヘリカルギヤ等を使用したときのように歯の
間にトナーが詰まるようなことがないので、確実に駆動
軸としてのアジテータ軸35からの駆動力をトナー搬送
オーガ53に伝達することができる。
【0022】図4はトナー搬送オーガへの駆動力の伝達
を2段階のピン歯車を噛み合わせて行うようにした他の
実施の形態を示し、図1に対応する部分には同一の符号
を付してある。この現像装置は、トナー搬送オーガ53
とそれを回転させる駆動軸31との連結部30を、ピン
歯車54と56及びそのピン歯車56と駆動軸31に固
定されるピン歯車57の2段階の噛み合わせによる機構
にした点のみが、図1の実施例と異なる。このように、
アジテータ軸35(図1参照)以外の駆動軸から駆動力
をトナー搬送オーガに伝達するようにしてもよい。
を2段階のピン歯車を噛み合わせて行うようにした他の
実施の形態を示し、図1に対応する部分には同一の符号
を付してある。この現像装置は、トナー搬送オーガ53
とそれを回転させる駆動軸31との連結部30を、ピン
歯車54と56及びそのピン歯車56と駆動軸31に固
定されるピン歯車57の2段階の噛み合わせによる機構
にした点のみが、図1の実施例と異なる。このように、
アジテータ軸35(図1参照)以外の駆動軸から駆動力
をトナー搬送オーガに伝達するようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、トナー搬送手段とそれを回転させる駆動軸とを連結
させた駆動力伝達手段に廃トナーに影響されないピン歯
車を使用したため、互いに噛み合う歯車の間にトナーが
詰まるようなことがないので、駆動軸からの駆動力を確
実にトナー搬送手段に伝達して、それをスムーズに回転
させることができる。
ば、トナー搬送手段とそれを回転させる駆動軸とを連結
させた駆動力伝達手段に廃トナーに影響されないピン歯
車を使用したため、互いに噛み合う歯車の間にトナーが
詰まるようなことがないので、駆動軸からの駆動力を確
実にトナー搬送手段に伝達して、それをスムーズに回転
させることができる。
【図1】この発明の一実施形態例を示す電子写真装置の
現像装置の要部を示す斜視図である。
現像装置の要部を示す斜視図である。
【図2】同じくその現像装置を装着したレーザプリンタ
の内部機構を示す全体構成概略図である。
の内部機構を示す全体構成概略図である。
【図3】同じくその現像装置とその付近を示す概略構成
図である。
図である。
【図4】トナー搬送オーガへの駆動力の伝達を2段階の
ピン歯車を噛み合わせて行うようにした他の実施の形態
を示す図1と同様な斜視図である。
ピン歯車を噛み合わせて行うようにした他の実施の形態
を示す図1と同様な斜視図である。
5:感光体 7:現像装置 9:クリーニング装置 31:駆動軸 35:アジテータ軸(駆動軸) 42:現像ローラ 44:トナー補給部材 48:トナーカートリッジ 49:廃トナー貯蔵部 53:トナー搬送オーガ(トナー搬送手段) 54,55,56,57:ピン歯車54b,55b:ピン(ピン部) P:用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 21/10 - 21/12 G03G 13/08 G03G 15/08 - 15/08 507 F16H 55/10 B65G 33/34 B65G 33/08
Claims (1)
- 【請求項1】 感光体上からクリーニング装置により回
収された廃トナーを搬送するトナー搬送手段と、該トナ
ー搬送手段により搬送された廃トナーを貯蔵する廃トナ
ー貯蔵部と、該廃トナー貯蔵部内に設けられた前記トナ
ー搬送手段とそれを回転させる駆動軸とを連結させた駆
動力伝達手段とを備えた電子写真装置の現像装置におい
て、前記駆動力伝達手段は、前記トナー搬送手段の 一端に固
定したピン歯車と、前記駆動軸に固定したピン歯車とを
互いにピン部が直交するように噛み合わせた機構である
ことを特徴とする電子写真装置の現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9023980A JP2938824B2 (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 電子写真装置の現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9023980A JP2938824B2 (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 電子写真装置の現像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09319222A JPH09319222A (ja) | 1997-12-12 |
JP2938824B2 true JP2938824B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=12125718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9023980A Expired - Fee Related JP2938824B2 (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 電子写真装置の現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2938824B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4636851B2 (ja) * | 2004-11-05 | 2011-02-23 | キヤノン株式会社 | 現像剤搬送装置 |
JP2006159238A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-06-22 | Daido Steel Co Ltd | 鍛造装置 |
JP5002183B2 (ja) * | 2006-04-18 | 2012-08-15 | キヤノン株式会社 | 現像剤搬送装置及び画像形成装置 |
WO2009025765A2 (en) | 2007-08-17 | 2009-02-26 | Alex Koleoglou | Bearing tooth gears for wind turbine applications |
US10156811B2 (en) | 2014-11-28 | 2018-12-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Conveying device having a first conveyance member that transmits driving force to a second conveyance member |
JP6783513B2 (ja) * | 2014-11-28 | 2020-11-11 | キヤノン株式会社 | 搬送装置、クリーニング装置、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
CN113267982B (zh) * | 2015-02-27 | 2024-07-09 | 佳能株式会社 | 盒 |
JP6584276B2 (ja) * | 2015-10-14 | 2019-10-02 | キヤノン株式会社 | 搬送装置及びカートリッジ |
JP7106339B2 (ja) * | 2018-05-02 | 2022-07-26 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
1997
- 1997-02-06 JP JP9023980A patent/JP2938824B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09319222A (ja) | 1997-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5047803A (en) | Image forming apparatus with detachably mountable process cartridge | |
JP4386034B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US5126800A (en) | Process cartridge and image forming apparatus usable with same featuring selectively engageable drive mechanism | |
US6029032A (en) | Process cartridge and electrophotographic image forming apparatus | |
JP2002182446A (ja) | 駆動力伝達部品および電子写真感光体ドラムおよびプロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置 | |
KR101512357B1 (ko) | 시트 반송 장치, 이것을 구비한 화상 판독 장치, 및 화상 형성 장치 | |
JP2011090040A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11338213A (ja) | 駆動部材、プロセスカ―トリッジ、及び電子写真プリント装置 | |
JP4232747B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2938824B2 (ja) | 電子写真装置の現像装置 | |
US5285250A (en) | Waste toner collecting device for electrophotographic equipment | |
JPH11327245A (ja) | 駆動部材、プロセスカ―トリッジ、及び電子写真プリント装置 | |
JP2000313568A (ja) | 画像形成装置 | |
KR100608058B1 (ko) | 현상기 구동장치 및 이를 적용한 화상형성장치 | |
JP3234009B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP2525231B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH08234626A (ja) | 画像形成装置の感光体ドラム装置 | |
JP3742519B2 (ja) | 歯車伝動装置 | |
JPH0721290B2 (ja) | 記録装置等の駆動伝達装置 | |
JP3896724B2 (ja) | 振子ギア機構 | |
US8498556B2 (en) | Developing device and image forming apparatus | |
JP2004302352A (ja) | 現像装置 | |
JPH0498281A (ja) | 電子写真装置のトナー回収装置 | |
JPH07228372A (ja) | 給紙装置 | |
JP2024047152A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |