JP2009151207A - 駆動装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユニットの取付操作性を良好にし、ギヤの破損を抑制し、駆動伝達時において駆動出力ギヤと駆動伝達ギヤとの係合の外れを防止することのできる駆動装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】駆動伝達ギヤ15の被係合部と駆動出力ギヤ16の係合部との間に駆動出力ギヤ16が駆動伝達ギヤ15に対して相対的に所定量回転可能とする遊び22aを設ける。また、駆動出力ギヤ16が駆動伝達ギヤ15に対して相対的にスラスト方向へ移動するのを規制する規制手段たるスラスト止め41を設ける。
【選択図】図22

Description

本発明は、駆動装置、画像形成装置、プロセスカートリッジおよび定着装置に関するものである。
画像形成装置として、感光体と、帯電装置、現像装置及びクリーニング装置のうちの少なくとも1つの装置とを一体支持して、画像形成装置本体(以下、装置本体という)から着脱自在なプロセスカートリッジを備えたものが知られている。この画像形成装置においては、プロセスカートリッジ内の感光体や上記少なくとも1つの装置が備える回転体を回転駆動させる駆動力が、装置本体側に設けられた駆動モータから供給される。具体的に説明すると、装置本体側に取り付けられ、装置本体側の駆動モータに接続された駆動伝達ギヤと噛み合う駆動出力ギヤと、プロセスカートリッジ側の感光体や上記回転体に接続され、プロセスカートリッジに回転自在に取り付けられる駆動入力ギヤとが噛み合うことで、装置本体側の駆動モータの駆動力が感光体や回転体に伝達される。
プロセスカートリッジを装置本体から外すときは、駆動出力ギヤと駆動入力ギヤとの噛み合いが外れ、駆動入力ギヤは、プロセスカートリッジと一緒に装置本体から抜き出される。そして、プロセスカートリッジを装置本体に装着すると、駆動出力ギヤと駆動入力ギヤとが噛み合う。プロセスカートリッジを装置本体に装着するときに、駆動出力ギヤと駆動入力ギヤとを噛み合わす構成の場合、プロセスカートリッジ装着時に駆動出力ギヤの歯先と駆動入力ギヤの歯先とがぶつかり、駆動出力ギヤと駆動入力ギヤとが互いに干渉する場合がある。この場合、プロセスカートリッジの装着の動きに連動させて、駆動出力ギヤを回転させ、駆動出力ギヤと駆動入力ギヤとを噛み合わせる。しかし、駆動伝達ギヤや駆動モータなどと一体的に駆動出力ギヤを回転させる構成であるため、駆動出力ギヤの回転負荷は大きい。このため、この回転負荷が、プロセスカートリッジ装着時の抗力となり、プロセスカートリッジの取付操作性が悪かった。また、プロセスカートリッジ装着時に駆動出力ギヤの歯先と駆動入力ギヤの歯先とがぶつかったときに、ギヤが損傷してしまう場合もあった。
上記プロセスカートリッジの取付操作性を解決するために、次のような構成の駆動装置が提案されている(特許文献1参照)。
図30は、特許文献1記載の駆動装置の概略構成図である。図31は、特許文献1記載の駆動伝達ギヤの斜視図である。
図30に示すように、図示しないモータギヤと噛み合う駆動伝達ギヤ53が、装置本体の側板に回転自在に取り付けられた回転軸59に固定されている。
図31に示すように、駆動伝達ギヤ53には、中心孔53aまわりに略180度の間隔を隔てて2つの係合凸部53bが設けられている。駆動出力ギヤ54は、駆動伝達ギヤ53よりも小径なハスバ歯車で、中心孔のまわりに略180度の間隔を隔てて2つの係合凸部54cを設けている。駆動出力ギヤ54は、係合凸部54cが駆動伝達ギヤ53の2つの係合凸部53bの間に入るように、回転軸59に対して回転可能に取り付けられる。
装置本体の側板には、プロセスカートリッジの位置決めボス部44を所定の位置へ案内するためのガイド溝45が設けられている。そして、位置決めボス部44が円弧状の凹部45bに突き当たることでプロセスカートリッジが装置本体に対して所定の位置で位置決めされる。図30に示すように、プロセスカートリッジが装置本体に対して所定の位置で位置決めされたとき、プロセスカートリッジに回転自在に取り付けられた駆動入力ギヤ55が、駆動出力ギヤ54と噛み合う。
画像を形成するときは、駆動伝達ギヤ53が図中矢印方向に回転する。すると、図30に示すように、駆動伝達ギヤ53の係合凸部53bが駆動出力ギヤ54の係合凸部54cと当接して、駆動出力ギヤ54を図中矢印方向に回転させる。そして、図示しない駆動モータの駆動力がその駆動出力ギヤ54と駆動入力ギヤ55の噛み合いを介して伝達され、感光体が回転する。
新しいプロセスカートリッジを装置本体に取り付けるときは、位置決めボス部44をガイド部45aで所定位置へと案内し、凹部45bに突き当てて位置決めする。このとき、プロセスカートリッジ側の駆動入力ギヤ55の歯先と駆動出力ギヤ54の歯先とが当接した場合、係合凸部53bと係合凸部54bとの間にできた遊びA分、駆動出力ギヤ54が駆動伝達ギヤ53に対して相対的に回転して、駆動出力ギヤ54と駆動入力ギヤ55とが噛み合う。
このように、特許文献1においては、プロセスカートリッジの取り付け時に、駆動入力ギヤ55と駆動出力ギヤ54とが互いに干渉した場合、駆動出力ギヤ54のみが回転するように駆動伝達ギヤ53に対して遊びAを設けてあるため、プロセスカートリッジを装着するときに、大きな回転負荷がかかることがない。よって、プロセスカートリッジを容易に取り付けることができ、取付操作性を良くすることができる。また、駆動入力ギヤ55の歯先と駆動出力ギヤ54の歯先とが当接しても駆動出力ギヤ54が容易に回転するため、ギヤの損傷を抑制することができる。
特開平11−315891号公報
特許文献1に記載の駆動装置は、駆動伝達時に、駆動出力ギヤ54と駆動入力ギヤ55との噛み合いを良好にするため、プロセスカートリッジに近づく方向のスラスト力が働くように駆動出力ギヤ54のはす歯のねじり方向を設定している。しかし、駆動出力ギヤ54は、駆動伝達ギヤに対して相対的にスラスト方向に移動可能であるため、駆動伝達時に、駆動出力ギヤ54が、駆動伝達ギヤ53から離れる方向に移動してしまい、駆動伝達ギヤ53と駆動出力ギヤ54との係合が外れて、駆動伝達ができなくなるという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、ユニットの取付操作性を良好にし、ギヤの破損を抑制し、駆動伝達時において駆動出力ギヤと駆動伝達ギヤとの係合の外れを防止することのできる駆動装置および画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、駆動源と、軸に取り付けられ、前記駆動源からの回転駆動力が伝達されて回転する駆動伝達ギヤと、前記軸と同軸上に設けられ、前記駆動伝達ギアから回転駆動力が伝達される駆動出力ギヤとを有し、前記駆動源からの回転駆動力により前記駆動伝達ギヤが回転するとき、前記駆動伝達ギヤの回転駆動力を前記駆動出力ギヤに伝達するように、前記駆動伝達ギヤの被係合部と係合する係合部を駆動出力ギヤに設け、前記駆動伝達ギヤの被係合部と前記駆動出力ギヤの係合部との間に前記駆動出力ギヤが前記駆動伝達ギヤに対して相対的に所定量回転可能とする遊びが設けられた駆動装置において、前記駆動出力ギヤが駆動伝達ギアに対して相対的にスラスト方向へ移動するのを規制する規制手段を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の駆動装置において、前記駆動伝達ギヤおよび前記駆動出力ギヤの歯は、はす歯であり、各ギヤのはす歯のねじれ方向を、駆動伝達時における駆動伝達ギヤにかかるスラスト力と、前記駆動出力ギヤにかかるスラスト力とが逆方向になるように設定したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の駆動装置において、前記係合部が軸方向に突出する係合突起であり、前記被係合部が、前記係合突起が挿入される挿入孔であって、前記規制手段を、前記係合突起から径方向に突出し、前記駆動伝達ギヤの前記駆動出力ギヤと対向する面と反対側の面に当接して、前記駆動出力ギヤの軸方向への移動を規制する規制突起としたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1または2の駆動装置において、前記被係合部が軸方向に突出する係合突起であり、前記係合部が、前記係合突起が挿入される挿入孔であって、前記規制手段を、前記係合突起から径方向に突出し、前記駆動出力ギヤの前記駆動伝達ギヤとの対向面と反対側の面に当接して、前記駆動出力ギヤの軸方向への移動を規制する規制突起としたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4いずれかの駆動装置において、前記駆動源から駆動力が伝達されているときのみ前記駆動出力ギヤの軸方向の移動が規制されるように前記規制手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5いずれかの駆動装置において、前記係合部および前記被係合部のいずれか一方が、係合突起であり、他方が、前記係合突起が挿入される挿入部であって、径方向から前記係合突起に当接する当接部を、前記挿入部に設けたことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項6の駆動装置において、前記係合突起、前記挿入部を、前記駆動出力ギヤの円周方向に等間隔で3個以上設け、各挿入部に前記当接部を設けたたことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項6または7の駆動装置において、前記当接部を、前記挿入部の回転方向両端に設けたことを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項6乃至8いずれかの駆動装置において、前記当接部は、前記挿入部の内側面であることを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項9の駆動装置において、前記当接部は、前記挿入部の内側面の、前記駆動伝達部材の回転駆動方向上流側に向けて挿入部の径方向の隙間が狭くなるテーパ面であることを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項10の駆動装置において、前記係合突起に前記テーパ面と面接触する面を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項6乃至8いずれかの駆動装置において、前記当接部が、弾性部材で形成され、前記挿入孔の内側面から突出する突起部であることを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、請求項1乃至12いずれかの駆動装置において、前記係合部および前記被係合部のいずれか一方が、係合突起であり、他方が、前記係合突起が挿入される挿入部であって、前記挿入部の回転方向長さを前記係合突起の回転方向長さよりも長くしたことを特徴とするものである。
また、請求項14の発明は、請求項1乃至13いずれかの駆動装置において、前記係合部および前記被係合部のいずれか一方が、係合突起であり、他方が、前記係合突起が挿入される挿入部であって、前記挿入部の前記係合突起と係合して前記係合突起に回転駆動力を伝達する部分と、前記係合突起との間に緩衝材を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項15の発明は、請求項1乃至14いずれかの駆動装置において、前記遊びが、前記駆動出力ギヤの1歯の回転方向長さ以上有することを特徴とするものである。
また、請求項16の発明は、請求項1乃至15いずれかの駆動装置において、前記駆動出力ギヤが前記駆動伝達ギヤの駆動回転方向と逆方向に前記係合部を付勢する付勢部材を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項17の発明は、請求項16の駆動装置において、前記付勢部材が、弾性体であることを特徴とするものである。
また、請求項18の発明は、請求項17の駆動装置において、前記弾性体が、引張スプリング、圧縮スプリング、板バネのいずれかであることを特徴とするものである。
また、請求項19の発明は、請求項1乃至18いずれかの駆動装置において、前記駆動伝達ギヤが樹脂製であり、前記駆動出力ギヤが金属製であることを特徴とするものである。
また、請求項20の発明は、請求項1乃至19いずれかの駆動装置において、前記駆動出力ギヤは、当該駆動装置を備えた画像形成装置に対して着脱可能なユニットに取り付けられた駆動入力ギヤと噛み合うことを特徴とするものである。
また、請求項21の発明は、請求項20の駆動装置において、前記着脱可能なユニットが、プロセスカートリッジであることを特徴とするものである。
また、請求項22の発明は、請求項20または21の駆動装置において、前記着脱可能なユニットが、定着装置であることを特徴とするものである。
また、請求項23の発明は、装置本体から着脱可能なユニットを備えた画像形成装置において、前記ユニット内に設けられた回転体を回転駆動させる駆動装置として、請求項1乃至22いずれかの駆動装置を用いたことを特徴とするものである。
請求項1乃至23の発明によれば、被係合部と係合部との間に遊びを設けているので、ユニット装置本体に装着するときに駆動出力ギヤの歯先とユニットに取り付けられた駆動入力ギヤの歯先とが当接した場合、駆動出力ギヤが駆動伝達部材に対して回転方向に相対的に移動する。よって、ユニット装着のときに駆動出力ギヤの歯先と駆動入力ギヤの歯先とが当接しても、ユニットを弱い力で装着できるので、ユニットの取付操作性を良好にすることができる。また、駆動出力ギヤの歯先と駆動入力ギヤの歯先とが当接したときに駆動出力ギヤが容易に回転するので、駆動出力ギヤや駆動入力ギヤの損傷を抑制することができる。
また、駆動出力ギヤが駆動伝達ギヤに対して相対的にスラスト方向へ移動するのを規制する規制手段を設けたので、駆動伝達時に、駆動伝達ギヤと駆動出力ギヤとの係合が外れるのを防止することができる。
以下、この発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタという)の一実施の形態について説明する。
まず、プリンタの基本的な構成について説明する。図1は、本プリンタを示す概略構成図である。図2は、本プリンタの要部拡大構成図である。
このプリンタは、図2に示すように、潜像担持体としてのドラム状の感光体1aの周辺に、感光体1aの表面を一様帯電する帯電装置1b、画像情報に基づいて変調されたレーザー光線等を感光体1aに照射する露光装置3、感光体1aに形成された静電潜像に対し現像ローラ10c上の帯電トナーを付着させることでトナー像を形成する現像装置1c、感光体1a上に形成されたトナー像を記録材としての転写紙Pに転写する転写装置1d、転写後に感光体1a上に残ったトナーを除去するクリーニング装置1e等が順に配設されている。また、感光体1a上に静電潜像を形成する潜像形成手段は、上記帯電装置1b及び露光装置3により構成されている。
図1の下方には、紙収容カセット4、これらに組み込まれた給紙ローラ5などを有する紙収容手段が配設されている。紙収容カセット4は、転写紙Pを複数枚重ねて収納しており、それぞれの一番上の転写紙Pには給紙ローラ5を当接させている。給紙ローラ5が駆動手段によって図中反時計回りに回転されると、一番上の転写紙Pが給紙路6に向けて送り出される。
この給紙路6の付近には、レジストローラ対7が配設されている。レジストローラ対7は、転写紙Pを挟み込むべく両ローラを回転させるが、挟み込んですぐに回転を一旦停止させる。そして、転写紙Pを適切なタイミングで転写装置1dに向けて送り出す。
上記プリンタを構成する複数の装置の一部は、プリンタ本体に対して着脱可能に一体構造物(ユニット)として構成している。例えば、図3に示すように、感光体1aと帯電装置1bと現像装置1cとクリーニング装置1eとを、プリンタ本体に対して着脱可能に、一体構造物である画像形成プロセスカートリッジ1として構成している。また、定着装置11も、プリンタ本体に対して着脱可能に構成している。
また、図1に示すように、本プリンタには、定着装置11の定着ローラ11bおよびプロセスカートリッジ1の感光体1a、現像ローラ10cなどを回転駆動させるための駆動装置9が設けられている。駆動装置9は、図示しない駆動モータと、モータギヤ14と、駆動伝達ギヤ15、駆動出力ギヤ16、駆動入力ギヤ17、感光体ギヤ31などからなる感光体ギヤ列9aとを有している。また、従動ギヤ32、定着駆動伝達ギヤ33、定着駆動出力ギヤ34、図示しない定着駆動入力ギヤなどからなる定着ギヤ列9bも有している。
図示しない駆動モータを駆動すると、同軸に設けられているモータギヤ14、感光体ギヤ列9aが回転させられ、感光体1aや現像ローラ10cが回転される。また、定着ギヤ9bなどが回転させられ、定着ローラ11bが回転する。なお、各ギヤはそれぞれハスバ歯車からなっている。なお、駆動装置9の詳細については、後述する。
上述の感光体ギヤ列9aにより伝達された図示しない駆動モータの駆動力により図2の矢印a方向に回転する感光体1aの表面は、帯電装置2で一様帯電された後、画像情報に基づいて変調されたレーザー光線が感光体軸方向にスキャンされて照射される。これにより、感光体1a上に静電潜像が形成される。感光体1a上に形成された静電潜像は、現像領域A1において、現像装置1cにより帯電したトナーを付着させることで現像され、トナー像となる。一方、転写紙Pは紙収容手段で給紙・搬送され、レジストローラ7により所定のタイミングで感光体1aと転写装置1dとが対向する転写部に送出・搬送される。そして転写装置1dにより、転写紙Pに感光体1a上のトナー像とは逆極性の電荷を付与することで、感光体1a上に形成されたトナー像が転写紙Pに転写される。次いで、転写紙Pは、感光体1aから分離され、定着装置11に送られる。一方、転写装置1dでトナー像が転写された後の感光体1aの表面は、クリーニング装置1eでクリーニングされ、感光体1a上に残ったトナーが除去される。
定着装置11は、ハロゲンランプ等の発熱源を内包する定着ローラ11bと、加圧ローラ11aとを当接させて定着ニップを形成しながら、定着ニップで互いを同方向に表面移動させるように定着ギヤ列9bを介して定着ローラ11bに図示しない駆動モータからの駆動力によって定着ローラ11bを回転させている。定着装置11へと送られた転写紙Pは、この定着ニップに挟み込まれて、排紙ローラ対12に向けて搬送される。定着ローラ11bは、定着ニップに挟み込んだ転写紙Pのトナー転写面を加熱する。この加熱により、トナー像が軟化して、トナー転写面に定着せしめられる。
定着装置11を通過した転写紙Pは、排紙ローラ対12を経た後、プリンタの筺体外に設けられたスタック部13に向けて排出される。
次に、駆動装置9について、詳細に説明する。
図4は、プロセスカートリッジ1が装置本体に装着される前の状態における駆動装置9の部分概略構成図である。図5は、プロセスカートリッジ1が装置本体側に装着された状態における駆動装置9の部分概略構成図である。図6は、装置本体側に設けられる駆動伝達ギヤ15と駆動出力ギヤ16の斜視図である。図7は、駆動伝達ギヤ15と駆動出力ギヤ16の断面図である。図8は、駆動伝達ギヤ15と駆動出力ギヤ16の正面図である。
図示しない駆動モータの駆動軸に固定されたモータギヤ14には、駆動伝達部材たる駆動伝達ギヤ15が噛み合い、駆動伝達ギヤ15は軸35に取り付けられている。軸35を回転可能に構成し、この軸に駆動伝達ギヤ15を固定させてもよいし、軸を回転不能に固定しておき、駆動伝達ギヤ15を軸35に対して回転可能に軸に取り付けてもよい。駆動伝達ギヤ15が取り付けられているの軸35上には駆動出力ギヤ16が設けられている。プロセスカートリッジ1には、駆動入力ギヤ17が回転可能に取り付けられている。図5に示すようにプロセスカートリッジ1が装置本体側に装着された状態のとき、駆動出力ギヤ16と駆動入力ギヤ17とが噛み合っており、図示しない駆動モータの回転駆動力が、ギヤ14,15,16,17などを介して感光体1aに伝達される。この実施の形態では、駆動伝達ギヤ15は樹脂製、駆動出力ギヤ16は金属製となっている。しかし、ギヤ15,16の材質は必ずしもこれら材質に限定するものではなく、任意のものを選択することができる。
図6、図7に示すように、駆動伝達ギヤ15の一方の側面には、中空円筒状のボス部15aを有し、このボス部15aの側面には円周方向に等間隔で挿入孔たる孔部20が同じ大きさで複数(ここでは3個)設けられている。また、駆動伝達ギヤ15には、軸受筒15bが設けられており、軸受筒15bは、軸35と嵌合している。
一方、この駆動伝達ギヤ15の孔部20と対面して取り付け時に接する駆動出力ギヤ16の側面には円周方向に等間隔で、孔部20にそれぞれ遊嵌する係合突起部21が孔部20と同数設けられている。
図8に示すように、孔部20の回転方向の長さは、係合突起部21の回転方向長さよりも少なくとも駆動出力ギヤ16の1歯以上長く形成されている。また、孔部20の内周面のうち、回転方向に延びる面には、係合突起部21と当接して、駆動出力ギヤ16の軸方向への倒れおよび径方向の動きを規制するための当接部としての規制面20aが設けられている。規制面20aは、駆動時の駆動伝達ギヤ15の回転方向上流側に設けられている。これにより、この係合突起部21と孔部20との間には遊び部22aと係合部22bとが形成される。
図5に示すようにプロセスカートリッジ1が装置本体側に装着された状態において、図示しない駆動モータを回転駆動させると、モータギヤ14が、図中時計回りに回転し、駆動伝達ギヤ16が反時計回りに回転する。すると、係合突起部21が、孔部20の係合部22bへ孔部20に対して相対的に移動して、図9に示すように、係合突起部21が規制面20aと当接するとともに、孔部20の径方向に延びる側面20bと当接(係合)する。係合突起部21が側面20bと当接(係合)することで、図示しない駆動モータの駆動力が駆動出力ギヤ16に伝達され、駆動出力ギヤ16が図中反時計回りに回転する。駆動出力ギヤ16が図中反時計回りに回転すると、駆動入力ギヤ17が、時計回りに回転し、駆動入力ギヤ17に接続された感光体1aなどが回転する。また、係合突起部21と孔部20とを円周方向複数個設けることで、1つの係合突起部21にかかる負荷を軽減することができる。
また、係合突起部21が側面20bと当接(係合)して、駆動伝達ギヤ15の回転駆動力が駆動出力ギヤ16に伝達されるとき、係合突起部21が規制面20aと当接する。本実施形態においては、円周方向3箇所で係合突起部21が規制面20aと当接することで、回転駆動時における径方向の駆動出力ギヤ16のガタおよび、軸方向の倒れによる駆動出力ギヤ16のガタを規制面20aによって規制することができる。これにより、駆動出力ギヤ16のガタによる感光体1aなどの回転ムラを抑制することができ、ジターなどの異常画像を抑制することができる。
また、遊び部22aを設けることで、図5に示すように、プロセスカートリッジ1の位置決め突起1fをガイド18に沿って案内してガイド端の所定位置にまで移動させて、プロセスカートリッジ1を装置本体に装着するときに、駆動出力ギヤ16の歯先と駆動入力ギヤ17の歯先とが当接してしまった場合、駆動出力ギヤ16のみが図中矢印方向に回転して、駆動入力ギヤ16と噛み合わせることができる。このように、プロセスカートリッジ1の装着時に、駆動出力ギヤ16のみが回転するので、回転負荷の抗力が低減され、プロセスカートリッジ1の取付操作性を向上させることができる。また、駆動出力ギヤ16の歯先と駆動入力ギヤ17の歯先とが当接したときに駆動出力ギヤ16が容易に回転することで、ギヤの破損防止を図ることが可能となる。
なお、上述では、駆動出力ギヤ16の回転駆動時のガタを抑制する当接部を、規制面20aとしているが、これに限られない。図10に示すように、当接部を樹脂などの弾性材料からなる弾性突起部200としてもよい。駆動伝達ギヤ15が回転駆動して、係合突起部21が、孔部20の係合部22bへ孔部20に対して相対的に移動すると、係合突起部21が、弾性突起部200を圧縮せしめて、孔部側面20bと当接(係合)する。このように、弾性突起部200が圧縮変形することで、弾性突起部200が、係合突起部21を軸中心に向かって付勢する。これにより、駆動出力ギヤ16が、円周方向3箇所から弾性突起部200により軸中心へ付勢されることとなり、駆動出力ギヤ16の回転駆動時のガタツキを抑制することができる。
また、図11に示すように、規制面20aを駆動出力ギヤ16の図示しない駆動モータによる回転駆動方向上流側に向けて、孔部20の径方向の隙間が狭くなるテーパ面としてもよい。駆動伝達ギヤ15が回転駆動して、係合突起部21が、孔部20の係合部22bへ孔部20に対して相対的に移動すると、係合突起部21がテーパ面と当接(係合)して、テーパ面から係合突起部21へ回転駆動力が伝達される。このとき、係合突起21には、テーパ面から、回転方向の力F1の他に、軸中心に向かう分力F2を受ける。これにより、駆動出力ギヤ16が、円周方向3箇所からテーパ面から軸中心へ押圧される力を受けることになり、駆動出力ギヤ16の回転駆動時のガタツキを抑制することができる。
また、図12に示すように、係合突起部21にテーパ面20aと面接触するテーパ面21aを設けてもよい。このように係合突起21とテーパ面20aとを面接触させることで、図11に示すように、係合突起部21とテーパ面20aとが点接触なものに比べて、テーパ面20aかかる負荷を低減することができ、テーパ面20aの変形を抑制することができる。また、テーパ面20aと係合突起部21aとの接触面積が増えることで、テーパ面20aから係合突起部21へ回転駆動力を良好に伝達することができる。
また、例えば、図13に示すよう孔部20の円周方向に延びる面の両方にテーパ面20a、20bを設けて、回転駆動時にテーパ面20a、20bで係合突起部21を挟み込むようにしてもよい。このように係合突起部21を挟み込むことで、駆動出力ギヤ16の回転駆動時のガタつきをより一層抑制することができる。また、係合突起部21と孔部20が円周上1箇所しかなくても、駆動出力ギヤ16の回転駆動時のガタつきを抑制することができる。また、図14に示すように、円周方向に延びる面の両方に弾性突起部200a、200bを設けたり、図15に示すように、一方の面をテーパ面20aとし、他方の面に弾性突起部200を設けたりしても、回転駆動時に係合突起部21を挟み込むことができる。
また、図16に示すように、回転方向両端に当接部たる規制面20aを設けてもよい。これにより、正回転駆動時および逆回転駆動時の両方において、駆動出力ギヤ16のガタつきを抑制することができ、正回転駆動時および逆回転駆動時の両方、回転ムラを抑制することができる。なお、図16に示す例は、規制面20aとしているが、弾性突起部としてもよいし、規制面をテーパ面としてもよい。
さらに、図17に示すように、係合突起部部21に引張りスプリング23を設け、係合突起部21を、プロセスカートリッジ1を装着するときに駆動出力ギヤ16を回転させる方向と逆方向に付勢してもよい。すなわち、図18に詳示するように引張りスプリング23の一端が駆動出力ギヤ16の係合突起部21の先端部に係止され、他端が駆動伝達ギヤ15のボス部15a内に設けた突部28に係止されている。これにより、プロセスカートリッジ1が装置本体から取り出されたとき、係合突起部21を、常に係合部22b側に位置させることができる。従って、プロセスカートリッジ1を本体側に装着するときに、駆動入力ギヤの歯先が駆動出力ギヤの歯先と当接した場合、駆動出力ギヤ22が遊び部22aの分だけ回転できることになるので、プロセスカートリッジ1を本体側にスムーズに装着することが可能となる。また、感光体ギヤ17とギヤ16の歯先と歯先が当たって破損するようなことがなくなる。
なお、この実施の形態では、係合突起部21を係合部22b側へ寄せる付勢部材(弾性体)として、引張りスプリング23を示したが、引張りスプリング23に代えて圧縮スプリングを用いてもよく、あるいは板バネを用いてもよい。
また、上述の説明では駆動伝達ギヤ15に孔部20を設け、駆動出力ギヤ16に前記孔部20に遊嵌する係合突起部21を設ける場合について説明したがこれに限定されるものではなく、駆動出力ギヤ16に孔部20を設け、駆動伝達ギヤ16に前記孔部20に遊嵌合する係合突起部21を設けるようにしてもよい。ただし、この場合には、遊び部22aは図8、図9とは反対に設ける必要がある。また、この場合には、係合突起部21と孔部20との係合時に駆動出力ギヤの径方向から孔部に当接して駆動出力ギヤのガタツキを規制するための当接部を係合突起部の円周方向に延びる面に設ける。
また、図19に示すように、駆動伝達ギヤ15の孔部20内の側面20bに緩衝材26を固着して、駆動モータによる回転駆動時に孔部20の側面20bと突起部21との間に緩衝材26を介在させてもよい。これにより、駆動モータギヤ14や駆動伝達ギヤ15などの駆動時の振動を緩衝材26で吸収することができ、駆動出力ギヤ16にこれらの振動が伝達されるのを抑制することができる。これにより、感光体1aへの振動を抑制することができ、バンディングを抑制することができる。なお、緩衝材26は図示では1つの孔部20内に設けているが、複数の孔部20のすべてに設けることは言うまでもない。また、係合突起部21に緩衝材26を固着させてもよい。緩衝材26としては、硬度が柔らかい部材が好ましく、シリコーンゴム、ハイパーゲル(商標)などを好適に用いることができる。
図20は、緩衝材26を設けたときのバンディング値と、緩衝材26がないときのバンディング値とを調べたグラフである。なお、緩衝材26としては、ShoreC硬度30のハイパーゲルを用いた。
図に示すバンディング値の平均値およびバンディングの標準偏差は、次のようにして求めたものである。まず、10個のバンディング検知画像が印字された用紙を8枚プリントする。次に、各検知画像についてムラの数とムラの濃さとを計測してバンディング値を算出する計測器で測定する。なお、バンディング値は、ムラの数が多いほど数値が大きくなり、また、ムラが濃いほど数値が大きくなる。1枚の用紙に印字された10個のバンディング検知画像のバンディング値の平均を算出して、平均値との誤差が大きい3つのデータを除き、7個のバンティング値を1枚の用紙から得れるデータとして用い、計56個のデータから求めたものである。
図に示すように、緩衝材26を用いたものは、緩衝材26を用いないものに比べて、バンディング値が低くなっており、画像のバンディングが改善されていることがわかる。
また、定着ギヤ列9bも上述と同様な構成を有している。すなわち、定着駆動伝達ギヤ33は、駆動伝達ギヤ15同様、円周方向3箇所に等間隔に孔部を設ける。定着駆動出力ギヤ34には、円周方向3か箇所に等間隔に係合突起部が設けらており、孔部に遊嵌されている。定着駆動伝達ギヤ33の孔部は、係合突起部よりも円周方向に定着出力ギヤの1歯以上長くなっており、遊び部が形成されている。また、孔部の円周方向に延びる面の駆動モータによる回転駆動方向上流側には、規制面が設けられている。そして、定着駆動出力ギヤ34は、定着装置11に取り付けられた図示しない定着駆動入力ギヤと噛み合っている。駆動モータによる回転駆動時は、定着駆動出力ギヤの係合突起部は、規制面と当接するとともに、孔部の径方向に延びる側面と当接(係合)する。これにより、係合突起部を介して、駆動モータの回転駆動力が駆動出力ギヤ、駆動入力伝達ギヤに伝達され、定着ローラ11aが回転駆動する。また、このとき、規制面が定着駆動出力ギヤのガタを抑制するので、定着ローラの回転ムラを抑制することができる。
定着装置11を装置本体に取り付けるときに、定着装置11に取り付けられた定着駆動入力ギヤの歯先が定着駆動出力ギヤの歯先と当接した場合に、定着駆動出力ギヤのみが係合突起部と孔部との間の遊び分回転して、抗力を感じることなく、定着駆動入力ギヤと定着駆動出力ギヤとを噛み合わせて、定着装置を装置本体に装着することができる。これにより、定着装置11の装着操作性を向上させることができる。
また、図21に示すように、プロセスカートリッジ側に駆動伝達ギヤ15と噛み合う駆動出力ギヤ16を設け、この駆動出力ギヤ16と同軸上に駆動入力ギヤ17を設けるような構成であってもよい。駆動入力ギヤ17は、回転軸に固定されており、駆動出力ギヤ16は、駆動入力ギヤに対して相対的に回転可能となっている。図21においては、駆動出力ギヤ16に孔部20を設け、駆動入力ギヤ17にこの孔部20と遊嵌する係合突起部21を設ける。もちろん、駆動出力ギヤ16に係合突起を設けて、駆動入力ギヤ17に孔部を設けてもよい。
プロセスカートリッジ1装着時に駆動伝達ギヤ15と駆動出力ギヤ16とが当接した場合は、駆動出力ギヤ16が、孔部20の遊び分だけ駆動入力ギヤ17に対して相対的に回転する。その結果、駆動出力ギヤ16のみが回転することとなるので、プロセスカートリッジ1の取り付け時の負荷が軽減され、装着性が向上する。
一方、駆動モータからの駆動力が駆動伝達ギヤ15を介して駆動出力ギヤ16に入力された場合は、駆動入力ギヤ17の係合突起部21が、係合部へ移動して、規制面と孔部20の回転駆動方向上流側の径方向に延びる面と当接(係合)する。これにより、駆動出力ギヤ16に伝達された駆動モータの回転駆動力が係合突起部21を介して駆動入力ギヤ17に伝達され、駆動入力ギヤ17と噛み合う図示しない感光体ギヤなどに伝達され、感光体1aが回転駆動する。また、駆動モータの回転駆動時は、係合突起部21が規制面と当接するので、駆動出力ギヤ16のガタが抑制される。これにより、感光体1aの回転ムラを抑制でき、ジターなどが抑制された良好な画像を得ることができる。なお、プロセスカートリッジ1だけでなく、定着装置においても同様な構成をとることができる。
ところで、上述した駆動装置9において、駆動出力ギヤ16の外周に設けられたはす歯は、駆動伝達時に駆動出力ギヤと駆動入力ギヤとが良好に噛み合うように、駆動出力ギヤにプロセスカートリッジ側へスラスト力が働くような方向にねじっている。駆動出力ギヤと噛み合う駆動入力ギヤは、駆動出力ギヤのねじり方向と逆方向にねじるので、駆動入力ギヤは、駆動装置9側にスラスト力が働く。これにより、駆動入力ギヤと駆動出力ギヤとは、互いに噛み合いの部分が増える方向に力が働き、駆動出力ギヤと駆動入力ギヤとが良好に噛み合せることができる。しかしながら、上述では、駆動伝達時、駆動出力ギヤは、規制面20aや弾性突起部200などのより径方向においては、移動を規制されているが、スラスト方向の移動に対しては、何ら規制されていない。このため、プロセスカートリッジ側に働くスラスト力によって、駆動出力ギヤが駆動伝達ギヤから離れる方向に移動して、駆動伝達ギヤとの係合が外れてしまうおそれがあった。
そこで、本実施形態においては、図22に示すように、軸35に駆動出力ギヤ16の軸方向への移動を規制する規制手段たるスラスト止め41を設けた。図に示すように、スラスト止め41は、装置本体の側面101から延びる軸35の端部に取り付けられている。これにより、装置本体の側面101に取り付けられた駆動モータ102を駆動して、感光体などに駆動力を伝達するときに、図中矢印のプロセスカートリッジ側に駆動出力ギヤ16が移動すると、駆動出力ギヤ16のプロセスカートリッジ側の端面が、スラスト止め41に突き当たり、駆動出力ギヤ16のスラスト方向の移動を規制する。これにより、駆動伝達時に駆動出力ギヤ16と駆動伝達ギヤ15との係合が外れることなく、良好に感光体などに駆動を伝達することができる。
軸35が、装置本体の側面に回転自在に支持され、駆動伝達ギヤ15が軸35に固定されている場合は、駆動出力ギヤ16がスラスト止め41に突き当たったとしても、スラスト止め41も回転しているので、摺動抵抗などなく、良好に駆動力を伝達することができる。しかし、軸35が、装置本体側面に回転不能に固定され、駆動伝達ギヤ15を軸35に対して自由に回転できるようにした所謂アイドラギヤとした場合、軸35に固定されたスラスト止め41は、回転してないので、駆動出力ギヤ16がスラスト止め41に突き当たると、摺動抵抗が発生し、駆動伝達効率を悪化させてしまう。
そこで、駆動伝達ギヤ15をアイドラギヤとした場合は、駆動出力ギヤ16のスラスト方向への移動を規制する手段を、駆動伝達ギヤ15または駆動出力ギヤ16に設けるとともに、駆動伝達ギヤ15の外周面に設けられたはす歯を、駆動出力ギヤ16にかかるスラスト力と逆方向、すなわち、駆動モータ側にスラスト力が働く方向にねじる。以下に、この具体的な構成について、実施例に基づき、説明する。
[実施例1]
図23は、実施例1の駆動装置9の感光体ギヤ列を示す概略構成図である。図24は、実施例1の駆動伝達ギヤ15と駆動出力ギヤ16とを軸方向から見たときの断面図である。図25は、図24の点線方向に切ってA方向から見たときの図である。
この実施例1は、規制手段を駆動出力ギヤ16に設けたものである。
図に示すように、装置本体の側面101のプロセスカートリッジ側の面と反対側の面に、駆動モータ102が取り付けられている。駆動モータ102の不図示の駆動軸は、側面101を貫通しており、駆動軸には、駆動ギヤ14が固定されている。この駆動ギヤ14には、本体フレームや駆動ハウジングなどの軸支持部材103に固定された軸35に回転自在に取り付けられ、アイドラギヤとして機能する駆動伝達ギヤ15が噛み合っている。駆動伝達ギヤ15が取り付けられているの軸35と同軸上に駆動出力ギヤ16が設けられており、駆動出力ギヤ16には、駆動入力ギヤである感光体ギヤ17が噛み合っている。
図24、図25に示すように、円周方向に3箇所等間隔で駆動伝達ギヤ15のボス部15aの側面に設けられた挿入孔たる孔部20に駆動出力ギヤ16に設けられた係合突起部21がそれぞれ遊嵌している。各係合突起部21の先端には、径方向外側に突出する規制手段たる規制突起部42が設けられている。係合突起部21の軸方向長さは、孔部20の軸方向長さよりも長くなっており、駆動出力ギヤ16を駆動伝達ギヤ15に取り付けたとき、係合突起部21が孔部20を貫通して、規制突起部41が、孔部20から突出している。
また、図25、図26に示すように、孔部20の遊び部22aの径方向長さを、規制突起部41の径方向長さよりも長くし、孔部20の係合部22bの径方向長さを規制突起部41の径方向長さよりも短くしている。このように構成することで、係合突起部21を孔部20の遊び部22aに合わせて、駆動出力ギヤ16を軸方向へ移動させるだけで、駆動出力ギヤ16を駆動伝達ギヤ15に取り付けることができ、駆動出力ギヤ16の組み付けを容易に行うことができる。
係合突起部21が規制面20aと当接するとともに、孔部20の径方向に延びる側面20bと当接(係合)する駆動伝達時においては、規制突起部41が、駆動伝達ギヤ15のボス部15aの側面と対向する。これにより、駆動出力ギヤ16が駆動伝達ギヤ15に対して、スラスト方向に移動しようとすると、規制突起部42が駆動伝達ギヤ15のボス部15aの側面に突き当たって、駆動出力ギヤ16のスラスト方向の移動が規制される。
また、図23に示すように、駆動伝達ギヤ15の外周面に設けられたはす歯を、駆動出力ギヤ16にかかるスラスト力f2と逆方向、すなわち、駆動モータ側にスラスト力f1が働く方向にねじる。また、駆動伝達ギヤ15にかかるスラスト力f1は、駆動出力ギヤ16にかかるスラスト力f2よりも小さくする。各ギヤのはす歯のねじり角度などを調整することで、f1<f2となるようにすることができる。
このように構成することで、駆動伝達時に駆動出力ギヤ16は、規制突起部42によって駆動伝達ギヤ15に対して相対的にスラスト方向に移動するのは、規制されるが、駆動出力ギヤ16にかかるスラスト力f2が、駆動伝達ギヤ15にかかるスラスト力f1よりも大きいので、駆動伝達ギヤ15と駆動出力ギヤ16とが一体となってプロセスカートリッジ側へ移動する。このように、駆動出力ギヤ16にかかるスラスト力f2をプロセスカートリッジ側にすることで、駆動入力ギヤ17に駆動装置方向に働くスラスト力を生じさせ、また、f1<f2とすることで、駆動出力ギヤ16がプロセスカートリッジ方向へ移動する。これにより、駆動出力ギヤ16と感光体ギヤ17と歯幅が増える方向へ、駆動出力ギヤおよび感光体ギヤが移動するので、駆動伝達精度が低下することがない。
また、f1<f2とすることで、駆動伝達ギヤ15と駆動出力ギヤ16とが一体となってプロセスカートリッジ側へ移動して、駆動出力ギヤ16のプロセスカートリッジ側の端面が、軸支持部材103の面に接触してしまう。しかしながら、駆動伝達ギヤ15にかかるスラスト力f1の方向を駆動出力ギヤ16にかかるスラスト力f2の方向と逆方向にしているため、軸支持部材103と駆動出力ギヤ16のプロセスカートリッジ側の端面との接触圧が、(f2−f1)となり、接触圧を弱めることができる。
駆動出力ギヤ16のはす歯のねじれ方向と、駆動伝達ギヤ15のはす歯のねじれ方向をそれぞれ変えて、規制突起部41を設けて、駆動伝達時に一体的に移動するように構成した場合と、規制突起部41を設けずに、駆動出力ギヤ16と駆動伝達ギヤ15がそれぞれ相対的に移動可能にした場合について、各ギヤの挙動について検証した。図27は、その結果を示す図である。
図27(e)〜(h)に示すように、駆動出力ギヤ16にかかるスラスト力f2の方向を駆動伝達ギヤ15側にした場合は、駆動入力ギヤ17および、駆動出力ギヤ16それぞれが、歯幅が減る方向に移動してしまい、伝達効率が低下してしまうため、好ましくない。また、図27の(c)、(d)に示すように、駆動伝達ギヤ15にかかるスラスト力f1の方向を駆動出力側(プロセスカートリッジ側)にすると、駆動伝達時における軸支持部材103と駆動出力ギヤ16のプロセスカートリッジ側の端面との接触圧が、(f2+f1)となり、摺動抵抗が増加し、駆動伝達効率が悪化してしまう。また、駆動出力ギヤ16にかかるスラスト力f2の方向と、駆動伝達ギヤ15にかかるスラスト力f1の方向をそれぞれ逆にしても、規制突起部42を設けていない図27(a)では、駆動出力ギヤ16のプロセスカートリッジ側の端面が軸支持部材103と接触圧f2で接触し、駆動伝達ギヤ15が、装置本体の側面101のプロセスカートリッジ側の面と接触圧f1で接触してしまい、駆動伝達効率が悪化してしまう。
一方、図27(b)に示すように、駆動出力ギヤ16にかかるスラスト力f2の方向と、駆動伝達ギヤ15にかかるスラスト力f1の方向を互のギヤが引き離れる方向にするとともに、規制突起部42で、駆動出力ギヤ16と駆動伝達ギヤ15とが相対的に移動不能にすることによって、駆動伝達時における軸支持部材103と駆動出力ギヤ16のプロセスカートリッジ側の端面との接触圧が(f2−f1)となり、接触圧を低減することができ、摺動抵抗による伝達効率の悪化を抑制することができる。
[実施例2]
次に、実施例2について説明する。
実施例2は、規制手段を駆動伝達ギヤ15に設けたものである以外は、実施例1と同様であるので、要部のみを説明する。
図28は、実施例2の駆動装置における駆動伝達ギヤ15と駆動出力ギヤ16の断面図ある。図29は、駆動伝達ギヤ15と駆動出力ギヤ16の正面図である。
図28、図29に示すように、この実施例2の駆動装置は、駆動伝達ギヤ15の軸受筒15bのプロセスカートリッジ側端部に径方向に突出する係合突起部を円周方向3箇所等間隔に設けている。係合突起部の先端には、規制突起部42が形成されている。
また、駆動出力ギヤ16の軸受筒15bと嵌合する嵌合穴には、円周方向3箇所等間隔に切り欠いた挿入部20を設けている。この挿入部20の回転方向の長さは、係合突起部21の回転方向長さよりも少なくとも駆動出力ギヤ16の1歯以上長く形成されている。挿入部20は、駆動時の駆動伝達ギヤ15の回転方向上流側に係合突起部21と当接して、駆動出力ギヤ16の軸方向への倒れおよび径方向の動きを規制するための当接部としての規制面20aが設けられた係合部22bと、遊び部22aとを有している。遊び部22aの径方向長さは、係合突起部42の径方向長さよりも長くなっており、係合部の径方向長さは、規制突起部42の径方向長さよりも長くなっている。
挿入部の遊び部を、駆動伝達ギヤ15の係合突起部に合わせて、駆動出力ギヤ16を軸方向へ移動させるだけで、駆動出力ギヤ16を駆動伝達ギヤ15に取り付けることができ、駆動出力ギヤ16の組み付けを容易に行うことができる。
係合突起部21が規制面20aと当接するとともに、挿入部20の径方向に延びる側面20bと当接(係合)する駆動伝達時においては、規制突起部42が、駆動出力ギヤ16のプロセスカートリッジ側の側面と対向する。これにより、駆動出力ギヤ16が駆動伝達ギヤ15に対して、スラスト方向に移動しようとすると、駆動出力ギヤのプロセスカートリッジ側の側面が規制突起部に突き当たって、駆動出力ギヤ16のスラスト方向の移動が規制される。
そして、実施例1と同様に、駆動伝達ギヤ15の外周面に設けられたはす歯を、駆動出力ギヤ16にかかるスラスト力f2と逆方向、すなわち、駆動モータ側にスラスト力f1が働く方向にねじる。また、駆動伝達ギヤ15にかかるスラスト力f1は、駆動出力ギヤ16にかかるスラスト力f2よりも小さくする。これにより、駆動入力ギヤ17に駆動装置方向に働くスラスト力を生じさせ、また、駆動出力ギヤ16が駆動伝達ギヤと一体となってプロセスカートリッジ方向へ移動する。これにより、駆動出力ギヤ16と感光体ギヤ17と歯幅が減少することがないので、駆動伝達精度が低下することがない。
以上、本実施形態の駆動装置によれば、駆動伝達ギヤ15の被係合部と駆動出力ギヤの係合部との間に駆動出力ギヤ16が駆動伝達ギヤ15に対して相対的に所定量回転可能とする遊び22aが設けられている。これにより、ユニットたるプロセスカートリッジ1を画像形成装置本体に装着するときに、駆動出力ギヤ16の歯先と駆動入力ギヤ17の歯先とが当接した場合、駆動出力ギヤ16が駆動伝達部材たる駆動伝達ギヤ15に対して相対的に所定量回転して、駆動出力ギヤ16と駆動入力ギヤ17を噛み合せることができる。よって、駆動出力ギヤ16の歯先と駆動入力ギヤ17の歯先とが当接した場合、駆動出力ギヤ16と駆動伝達ギヤ15とが一体的に回転するものに比べて、駆動出力ギヤ16の回転負荷を低減することができる。その結果、プロセスカートリッジ装着時の抵抗を低減することができ、プロセスカートリッジの取り付け操作性を向上させることができる。
また、駆動出力ギヤの軸方向への移動を規制する規制手段を設けることで、駆動伝達時に、駆動伝達ギヤと駆動出力ギヤとの係合が外れるのを防止することができる。
また、駆動伝達ギヤおよび駆動出力ギヤの歯は、はす歯であり、各ギヤのはす歯のねじれ方向を、駆動伝達時における駆動伝達ギヤにかかるスラスト力と、前記駆動出力ギヤにかかるスラスト力とが逆方向となるように設定している。これにより、駆動出力ギヤまたは駆動伝達ギヤが、装置本体に接触したときの接触圧を弱めることができ、駆動伝達効率の悪化を抑制することができる。
また、実施例1に示すように、駆動出力ギヤの係合部が係合突起であり、駆動伝達ギヤの被係合部が、係合突起が挿入される挿入部たる孔部であって、規制手段を、係合突起の先端から径方向に突出して、駆動伝達ギヤの軸と直交する面に当接する規制突起とした。これにより、駆動出力ギヤが駆動伝達ギヤに対して、相対的に軸方向に移動しようとすると、規制突起と駆動伝達ギヤの軸と直交する面とが当接して駆動出力ギヤが駆動伝達ギヤに対して、相対的に軸方向に移動するのを防止することができる。
また、実施例2に示すように、駆動伝達ギヤの被係合部を係合突起とし、駆動出力ギヤの係合部を、係合突起が挿入される挿入部たる切り欠き部として、規制手段を、係合突起の先端から径方向に突出して、駆動出力ギヤの軸と直交する面に当接する規制突起としてもよい。このように構成しても、駆動出力ギヤが駆動伝達ギヤに対して、相対的に軸方向に移動しようとすると、規制突起と駆動出力ギヤの軸と直交する面とが当接して駆動出力ギヤが駆動伝達ギヤに対して、相対的に軸方向に移動するのを防止することができる。
また、実施例1、2に示すように、駆動源たる駆動モータから駆動力が伝達されているときのみ駆動出力ギヤの軸方向の移動が規制されるように規制手段を構成したので、駆動出力ギヤの組付けを軸方向に移動させるだけで、組み付け可能にすることができ、駆動出力ギヤの組み付けを容易にすることができる。
また、駆動出力ギヤ16が、駆動伝達ギヤ15と一体的に回転するときに、駆動出力ギヤ16の径方向および軸方向の動きを駆動伝達ギヤ15に設けた当接部たる規制面20aで規制する。これにより、駆動出力ギヤ16から駆動入力ギヤ16へ安定的に回転駆動力を伝達することができ、ユニットの回転体の回転ムラを抑制することができる。
また、係合突起部21、孔部20を、駆動出力ギヤ16の円周方向に等間隔で3個以上設けることで、駆動出力ギヤ16の円周方向3箇所で当接部で駆動出力ギヤの動きを規制することができる。よって、駆動出力ギヤ16のガタつきを抑制することができる。また、係合突起部21を、駆動出力ギヤ16の円周方向に等間隔で複数設けるので、一つの係合突起部21にかかる負荷を低減することができる。
また、当接部を孔部の内側面の回転方向両端に設けることで、正逆両方の回転駆動時において、ユニットの回転体の回転ムラを抑制することができる。
また、上記当接部を挿入部の内側面にしてもよい。係合突起が、挿入部の内側面と当接することで、内側面によって係合突起の径方向の動きを抑制することができ、ガタツキを抑制することができる。
また、孔部の内側面の、駆動出力ギヤ16の駆動モータによる回転駆動方向上流側に向けて孔部20の径方向の隙間が狭くなるテーパ面を当接部としてもよい。このように構成することで、駆動伝達時に、係合突起がテーパ面と係合(当接)したときに、係合突起部21を軸中心方向に押し込む分力が係合突起に働く。これにより、駆動モータによる駆動回転時時に駆動出力ギヤ16をテーパ面で径方向に固定することができ、より確実に駆動出力ギヤのガタつきを抑制することができる。
さらに、係合部突起部21に、テーパ面と面接触する面21aを設けることで、係合突起部21とテーパ面20aとが点接触なものに比べて、テーパ面20aにかかる負荷を低減することができ、テーパ面20aの変形を抑制することができる。また、テーパ面20aと係合突起部21aとの接触面積が増えることで、テーパ面20aから係合突起部21へ回転駆動力を良好に伝達することができる
また、当接部を孔部20の内側面から突出する弾性部材で形成された弾性突起部200としてもよい。このように構成することで、係合突起部21が孔部20と係合するときに、弾性突起部200が、係合突起部21により圧縮変形され、係合突起を軸中心方向に押圧する。これにより、駆動回転時に弾性突起部200よって駆動出力ギヤ16が径方向に固定され、確実に駆動出力ギヤ16のガタつきを抑制することができる。
また、駆動伝達ギヤ15に係合突起部21が挿入される孔部20の回転方向長さを係合突起21の回転方向長さよりも長くすることで、駆動出力ギヤ16の歯先と駆動入力ギヤ17の歯先とが当接した場合、駆動出力ギヤ16が駆動伝達ギヤ15に対して相対的に所定量回転可能となる遊び部22aを形成することができる。
また、孔部20の係合突起部21と当接して係合突起部21に回転駆動力を伝達する部分と、係合突起部21との間に緩衝材26を設けたことで、駆動モータギヤ14や駆動伝達ギヤ15などの駆動時の振動を緩衝材26で吸収することができ、駆動出力ギヤ16にこれらの振動が伝達されるのを抑制することができる。
また、孔部20と係合突起部21との間の遊び部22aの長さを、駆動出力ギヤ16の1歯の回転方向長さ以上にすることで、回転負荷が生じることなく駆動出力ギヤ16と駆動入力ギヤ17とを確実に噛み合せることができる。
また、駆動出力ギヤ16が駆動伝達ギヤ15の駆動回転方向と逆方向に係合突起部21を付勢する付勢部材を設けることで、プロセスカートリッジ1を画像形成装置本体に装着するときに駆動出力ギヤ16が回転できるだけの遊びを常に設けることができる。従って、プロセスカートリッジ1を本体側に装着するときに、駆動入力ギヤ17の歯先が駆動出力ギヤ16の歯先とが当接した場合、駆動出力ギヤ22が遊び部22aの分だけ確実に回転させることができる。よって、プロセスカートリッジ1を本体側にスムーズに装着することが可能となる。また、駆動入力ギヤ17と駆動出力ギヤ16の歯先と歯先が当たって破損するのを確実に抑制することができる。
付勢部材を、弾性体とすることで、簡単な構成で、係合突起部21を付勢することができる。特に、弾性部材として、引張りスプリング、圧縮スプリング、板バネのいずれかを用いることで、安価に係合突起部を付勢することができる。
また、ユニット装着時に駆動入力ギヤ17と当接して、破損しやすい駆動出力ギヤ16を金属製として、耐久性を向上させ、破損の危険性の小さい駆動伝達ギヤ15を安価な樹脂製とすることで、駆動装置の耐久性とコスト面とを両立させることができる。
着脱可能なユニットが、プロセスカートリッジ1であるので、感光体の回転ムラを抑制することができ、プロセスカートリッジの取り付け時の操作性を良好にすることができる。
また、着脱可能なユニットが、定着装置である場合は、定着ローラの回転ムラを抑制することができ、定着装置の取り付け時の操作性を良好にすることができる。
また、本実施形態の駆動装置を画像形成装置が備えることで、ジターなどの異常画像が形成されるのを抑制することができる。
この発明の一実施の形態として示すプリンタの概略図。 本プリンタの要部拡大構成図。 プロセスカートリッジの斜視図。 プロセスカートリッジが装置本体に装着される前の状態における駆動装置の部分概略構成図。 プロセスカートリッジが装置本体側に装着された状態における駆動装置の部分概略構成図。 装置本体側に設けられる駆動伝達ギヤと駆動出力ギヤの斜視図。 駆動伝達ギヤと駆動出力ギヤの断面図。 駆動伝達ギヤと駆動出力ギヤの正面図。 規制手段を規制面とした例を示す図。 規制手段を弾性突起部とした例を示す図。 規制面をテーパ面とした例を示す図。 係合突起部にテーパ面を設けた例を示す図。 テーパ面を孔部の周方向に延びる面の両方に設けた例を示す図。 弾性突起部を孔部の周方向に延びる面の両方に設けた例を示す図。 孔部の周方向に延びる面の一方をテーパ面とし、他方を弾性突起部とした例を示す図。 規制面を孔部の回転方向両端に設けた例を示す図。 係合突起部をプロセスカートリッジを装着するときに駆動出力ギヤを回転させる方向と逆方向に付勢させた例を示す図。 係合突起部をプロセスカートリッジを装着するときに駆動出力ギヤを回転させる方向と逆方向に付勢させた例の詳細図。 緩衝材を設けた例を示す図。 緩衝材を設けたときのバンディング値と、緩衝材がないときのバンディング値とを調べたグラフ。 プロセスカートリッジ側に駆動出力ギヤを設けた例を示す図。 スラスト止めを備えた駆動装置の感光体ギヤ列の概略構成図。 実施例1の駆動装置9の感光体ギヤ列を示す概略構成図。 実施例1の駆動伝達ギヤと駆動出力ギヤとを軸方向から見たときの断面図。 図24の点線方向に切ってA方向から見たときの図。 実施例1における駆動伝達時の係合突起部と孔部との様子を示す図。 駆動出力ギヤのはす歯および駆動伝達ギヤのはす歯のねじれ方向と、規制突起部と設けたときと設けないときとにおける、駆動出力ギヤと駆動伝達ギヤの挙動を説明する図。 実施例2の駆動装置における駆動伝達ギヤと駆動出力ギヤの断面図。 駆動伝達ギヤと駆動出力ギヤの正面図。 従来の駆動装置を示す図。 従来の駆動装置の同駆動伝達ギヤの斜視図。
符号の説明
1 プロセスカートリッジ
3 光走査装置
4 紙収容カセット
9 駆動装置
10 感光体
14 モータギヤ
15 駆動伝達ギヤ
16 駆動出力ギヤ
17 駆動入力ギヤ
20 孔部
21 突起部
23 引張りスプリング
24 板バネ
26 緩衝材

Claims (23)

  1. 駆動源と、
    軸に取り付けられ、前記駆動源からの回転駆動力が伝達されて回転する駆動伝達ギヤと、
    前記軸と同軸上に設けられ、前記駆動伝達ギアから回転駆動力が伝達される駆動出力ギヤとを有し、
    前記駆動源からの回転駆動力により前記駆動伝達ギヤが回転するとき、前記駆動伝達ギヤの回転駆動力を前記駆動出力ギヤに伝達するように、前記駆動伝達ギヤの被係合部と係合する係合部を駆動出力ギヤに設け、
    前記駆動伝達ギヤの被係合部と前記駆動出力ギヤの係合部との間に前記駆動出力ギヤが前記駆動伝達ギヤに対して相対的に所定量回転可能とする遊びが設けられた駆動装置において、
    前記駆動出力ギヤが駆動伝達ギアに対して相対的にスラスト方向へ移動するのを規制する規制手段を設けたことを特徴とする駆動装置。
  2. 請求項1の駆動装置において、
    前記駆動伝達ギヤおよび前記駆動出力ギヤの歯は、はす歯であり、
    各ギヤのはす歯のねじれ方向を、駆動伝達時における駆動伝達ギヤにかかるスラスト力と、前記駆動出力ギヤにかかるスラスト力とが逆方向になるように設定したことを特徴とする駆動装置。
  3. 請求項1または2の駆動装置において、
    前記係合部が軸方向に突出する係合突起であり、前記被係合部が、前記係合突起が挿入される挿入孔であって、
    前記規制手段を、前記係合突起から径方向に突出し、前記駆動伝達ギヤの前記駆動出力ギヤと対向する面と反対側の面に当接して、前記駆動出力ギヤの軸方向への移動を規制する規制突起としたことを特徴とする駆動装置。
  4. 請求項1または2の駆動装置において、
    前記被係合部が軸方向に突出する係合突起であり、前記係合部が、前記係合突起が挿入される挿入孔であって、
    前記規制手段を、前記係合突起から径方向に突出し、前記駆動出力ギヤの前記駆動伝達ギヤとの対向面と反対側の面に当接して、前記駆動出力ギヤの軸方向への移動を規制する規制突起としたことを特徴とする駆動装置。
  5. 請求項1乃至4いずれかの駆動装置において、
    前記駆動源から駆動力が伝達されているときのみ前記駆動出力ギヤの軸方向の移動が規制されるように前記規制手段を構成したことを特徴とする駆動装置。
  6. 請求項1乃至5いずれかの駆動装置において、
    前記係合部および前記被係合部のいずれか一方が、係合突起であり、他方が、前記係合突起が挿入される挿入部であって、径方向から前記係合突起に当接する当接部を、前記挿入部に設けたことを特徴とする駆動装置。
  7. 請求項6の駆動装置において、
    前記係合突起、前記挿入部を、前記駆動出力ギヤの円周方向に等間隔で3個以上設け、
    各挿入部に前記当接部を設けたたことを特徴とする駆動装置。
  8. 請求項6または7の駆動装置において、
    前記当接部を、前記挿入部の回転方向両端に設けたことを特徴とする駆動装置。
  9. 請求項6乃至8いずれかの駆動装置において、
    前記当接部は、前記挿入部の内側面であることを特徴とする駆動装置。
  10. 請求項9の駆動装置において、
    前記当接部は、前記挿入部の内側面の、前記駆動伝達部材の回転駆動方向上流側に向けて挿入部の径方向の隙間が狭くなるテーパ面であることを特徴とする駆動装置。
  11. 請求項10の駆動装置において、
    前記係合突起に前記テーパ面と面接触する面を設けたことを特徴とする駆動装置。
  12. 請求項6乃至8いずれかの駆動装置において、
    前記当接部が、弾性部材で形成され、前記挿入孔の内側面から突出する突起部であることを特徴とする駆動装置。
  13. 請求項1乃至12いずれかの駆動装置において、
    前記係合部および前記被係合部のいずれか一方が、係合突起であり、他方が、前記係合突起が挿入される挿入部であって、
    前記挿入部の回転方向長さを前記係合突起の回転方向長さよりも長くしたことを特徴とする駆動装置。
  14. 請求項1乃至13いずれかの駆動装置において、
    前記係合部および前記被係合部のいずれか一方が、係合突起であり、他方が、前記係合突起が挿入される挿入部であって、
    前記挿入部の前記係合突起と係合して前記係合突起に回転駆動力を伝達する部分と、前記係合突起との間に緩衝材を設けたことを特徴とする駆動装置。
  15. 請求項1乃至14いずれかの駆動装置において、
    前記遊びが、前記駆動出力ギヤの1歯の回転方向長さ以上有することを特徴とする駆動装置。
  16. 請求項1乃至15いずれかの駆動装置において、
    前記駆動出力ギヤが前記駆動伝達ギヤの駆動回転方向と逆方向に前記係合部を付勢する付勢部材を設けたことを特徴とする駆動装置。
  17. 請求項16の駆動装置において、
    前記付勢部材が、弾性体であることを特徴とする駆動装置。
  18. 請求項17の駆動装置において、
    前記弾性体が、引張スプリング、圧縮スプリング、板バネのいずれかであることを特徴とする駆動装置。
  19. 請求項1乃至18いずれかの駆動装置において、
    前記駆動伝達ギヤが樹脂製であり、前記駆動出力ギヤが金属製であることを特徴とする駆動装置。
  20. 請求項1乃至19いずれかの駆動装置において、
    前記駆動出力ギヤは、当該駆動装置を備えた画像形成装置に対して着脱可能なユニットに取り付けられた駆動入力ギヤと噛み合うことを特徴とする駆動装置。
  21. 請求項20の駆動装置において、
    前記着脱可能なユニットが、プロセスカートリッジであることを特徴とする駆動装置。
  22. 請求項20または21の駆動装置において、
    前記着脱可能なユニットが、定着装置であることを特徴とする駆動装置。
  23. 装置本体から着脱可能なユニットを備えた画像形成装置において、
    前記ユニット内に設けられた回転体を回転駆動させる駆動装置として、請求項1乃至22いずれかの駆動装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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