JP2003280375A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003280375A
JP2003280375A JP2002079394A JP2002079394A JP2003280375A JP 2003280375 A JP2003280375 A JP 2003280375A JP 2002079394 A JP2002079394 A JP 2002079394A JP 2002079394 A JP2002079394 A JP 2002079394A JP 2003280375 A JP2003280375 A JP 2003280375A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像ローラの両端に設けられガイド部材と係
合するキャップとの間に、両部品の寸法の公差上のバラ
ツキによる摺動抵抗の発生を防止するための重力方向
(略上下方向)のクリアランスが必要であるが、そのク
リアランス内で両ギヤの歯面噛み合い周波数での上下振
動が発生し、画像上に周期的な濃度ムラを発生させてし
まうという不具合を防止する。 【解決手段】 現像カートリッジ21を所定の位置に案
内するガイド部材52と、現像カートリッジ21に設け
られガイド部材52に係合してガイド部材52との間に
現像ローラ22の軸線方向と直交する略上下方向の隙間
Sを保ちながら案内されるキャップ36と、現像カート
リッジ21の所定の位置への移動時に、ガイド部材52
のガイド先端部52bを隙間Sを取り除く方向に弾性変
形範囲内で変位させる隙間除去手段(スライド部材5
3,スプリング54)とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、さらに詳しくは、複写機、プリンタ、ファクシミリ
あるいはそれらの複合機等により、記録紙、カードなど
シート状記録媒体に画像形成を行う各種の画像形成装置
に関し、特に例えば感光体や感光体ベルト等の像担持体
上に形成した画像を転写してシート状記録媒体に画像を
記録する電子写真方式等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置にあって
は、像担持体としての感光体ベルト(または感光体ドラ
ム)を備えた画像形成装置本体の感光体ベルトにおける
軸線方向の両端部近傍に設けられた一対の回転駆動力伝
達手段としての駆動ギヤを、画像形成装置本体に対して
着脱自在な現像カートリッジの両端部に設けられた被回
転駆動力伝達手段としての各従動ギヤと係合・噛み合い
させることにより発生する駆動接線力によって、作像時
には現像カートリッジを感光体ベルト近傍の所定の位置
(所定の移動位置)に移動させ、かつ、現像カートリッ
ジ内において上記一対の従動ギヤと同軸上に回転自在に
設けられた剤担持手段・現像剤担持体としての現像ロー
ラを感光体ベルトに接触させて、または非接触状態で回
転させながら現像を行い、非作像時には現像カートリッ
ジを所定の位置から離間させるように構成されたものが
知られている。
【0003】上記した画像形成装置の一例として、例え
ば特開2001−83801号公報で開示されている技
術を挙げることができる。この特開2001−8380
1号公報記載の技術では、画像形成装置本体側に備えて
いる一対の駆動ギヤと、現像カートリッジ側に備えてい
る一対の駆動入力用の従動ギヤとの歯面位相を一致させ
る構成と、作像時における現像カートリッジの前進動作
により、現像ローラが感光体ベルトに接触する直前に、
現像ローラの回転軸または現像カートリッジに係止して
その前進力を制動する弾性部材を設け、像担持体への衝
撃を和らげる部材・構成等とが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開2001−83801号公報記載の技術では、現像カ
ートリッジの両端に設けられた一対の従動ギヤの駆動接
線力のみにより、作像時に現像カートリッジを感光体ベ
ルト(像担持体)側に移動させる構成のため、上記弾性
部材による衝撃吸収力、あるいは戻し力を大きく取る
と、現像ローラまたは現像カートリッジを所定の位置
(所定の移動位置)まで確実に移動できない上、駆動時
のトルクの周期変動により駆動接線力による引き込み力
と戻し力とのバランスの関係で、現像カートリッジが所
定の位置に移動する方向に振動することになるので、そ
の効果を十分に得られないことになる。
【0005】また、現像カートリッジの円滑な進退移動
を行うためには、現像ローラを所定の位置に移動する方
向に案内し位置決めを行うガイド部材と、現像ローラの
両端に設けられガイド部材と係合するキャップ(現像ロ
ーラの回転軸を回転自在に支持する軸受を兼ねる被ガイ
ド部材)との間に、両部品の寸法の公差上のバラツキに
よる摺動抵抗の発生を防止するための重力方向(略上下
方向)のクリアランスが必要であるが、そのクリアラン
ス内で両ギヤの歯面噛み合い周波数での上下振動が発生
し、画像上に周期的な濃度ムラを発生させてしまう。
【0006】そこで、本発明は、上述した事情に鑑みて
上記問題点を解決するためになされたものであり、その
目的は以下のようである。請求項1記載の発明は、ガイ
ド手段および被ガイド手段の寸法のバラツキや変化に対
応し、回転駆動力伝達手段(例えば駆動ギヤ)と被回転
駆動力伝達手段(例えば従動ギヤ)との係合(例えば噛
み合い)に伴う現像カートリッジの略上下方向の振動を
低減させて、現像カートリッジの振動による周期ムラ、
ひいては画像ムラの発生しない高画質の画像形成装置を
提供することを目的とする。請求項2記載の発明は、簡
易な構成で、請求項1記載の発明の目的を達成すること
を目的とする。
【0007】請求項3記載の発明は、現像カートリッジ
の所定の位置への移動時における像担持体への衝撃を低
減させて、この衝撃によるジター画像を防止すると共
に、現像カートリッジの振動による周期ムラ、ひいては
画像ムラの発生しない高画質の画像形成装置を提供する
ことを目的とする。請求項4記載の発明は、簡易な構成
で、請求項3記載の発明の目的を達成することを目的と
する。
【0008】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
の何れか一つに記載の発明の目的に加えて、現像カート
リッジの所定の位置からの離間移動時の動作を円滑に、
かつ、短時間に行えるようにすることを目的とする。
【0009】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
の何れか一つに記載の発明の目的に加えて、複雑な部品
構成となったり、コスト上昇を招いたりすることをなく
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すると共
に上記目的を達成するために、各請求項記載の発明で
は、以下の特徴ある手段・構成を採用している。請求項
1記載の発明は、像担持体を備えた画像形成装置本体の
回転駆動力伝達手段を、該画像形成装置本体に対して着
脱自在な現像カートリッジに設けられた被回転駆動力伝
達手段と係合させることにより発生する駆動力によっ
て、作像時には上記現像カートリッジを上記像担持体近
傍の所定の位置に移動させ、かつ、上記現像カートリッ
ジ内において上記被回転駆動力伝達手段と同軸上に回転
自在に設けられた剤担持手段で現像を行い、非作像時に
は上記現像カートリッジを上記所定の位置から離間させ
るように構成された画像形成装置において、上記画像形
成装置本体に設けられ上記現像カートリッジを上記所定
の位置に案内するガイド手段と、上記現像カートリッジ
に設けられ上記ガイド手段に係合して該ガイド手段との
間に上記剤担持手段の軸線方向と直交する略上下方向の
隙間を保ちながら案内される被ガイド手段と、上記現像
カートリッジの上記所定の位置への移動時に、上記ガイ
ド手段の少なくとも一部を上記隙間を取り除く方向に変
位させる隙間除去手段とを具備することを特徴としてい
る。
【0011】ここで、「像担持体を備えた…画像形成装
置において」までの公知部分の構成には、従来の技術で
述べた特開2001−83801号公報記載の画像形成
装置以前の画像形成装置を含む他、当然のことながら特
開2001−83801号公報記載の画像形成装置、す
なわち「像担持体を備えた画像形成装置本体の該像担持
体における軸線方向の両端部近傍に設けられた一対の回
転駆動力伝達手段を、上記画像形成装置本体に対して着
脱自在な現像カートリッジの両端部に設けられた被回転
駆動力伝達手段と係合させることにより発生する駆動力
(駆動接線力を含む)によって、作像時には上記現像カ
ートリッジを上記像担持体近傍の所定の位置に移動さ
せ、かつ、上記現像カートリッジ内において上記被回転
駆動力伝達手段と同軸上に回転自在に設けられた剤担持
手段を上記像担持体に接触させてまたは非接触状態で回
転させながら現像を行い、非作像時には上記現像カート
リッジを上記所定の位置から離間させるように構成され
た画像形成装置」を含む広い構成を意味するものであ
る。また、「駆動力」とは、駆動接線力と回転駆動力と
の両方を含む。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、上記被ガイド手段は、被ガイド部
材からなり、上記ガイド手段は、上記被ガイド部材をそ
の外側の上下から挟み、その少なくとも一方が上記隙間
を取り除く上記略上下方向に変位可能な上下一対のガイ
ド部材からなり、上記隙間除去手段は、上記被ガイド部
材に係合して上記所定の位置に向けて移動可能であり、
上記現像カートリッジと共に上記所定の位置に向けて移
動中に上記ガイド部材の上記少なくとも一方と係合して
上記隙間を取り除く方向に変位させるスライド部材と、
上記ガイド部材と該スライド部材との間に設けられ上記
被ガイド部材を上記スライド部材に接触する向きに付勢
する付勢部材とを具備することを特徴としている。
【0013】請求項3記載の発明は、像担持体を備えた
画像形成装置本体の回転駆動力伝達手段を、該画像形成
装置本体に対して着脱自在な現像カートリッジに設けら
れた被回転駆動力伝達手段と係合させることにより発生
する駆動力によって、作像時には上記現像カートリッジ
を上記像担持体近傍の所定の位置に移動させ、かつ、上
記現像カートリッジ内において上記被回転駆動力伝達手
段と同軸上に回転自在に設けられた剤担持手段で現像を
行い、非作像時には上記現像カートリッジを上記所定の
位置から離間させるように構成された画像形成装置にお
いて、上記画像形成装置本体に設けられ上記現像カート
リッジを上記所定の位置に案内するガイド手段と、上記
現像カートリッジに設けられ上記ガイド手段に係合して
案内される被ガイド手段と、上記現像カートリッジの上
記所定の位置への移動時に、上記ガイド手段の少なくと
も一部を上記剤担持手段の軸線方向と直交する略上下方
向に変位させて上記被ガイド手段を圧迫することによ
り、上記現像カートリッジおよび上記剤担持手段に制動
力を付与する制動手段とを具備することを特徴としてい
る。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項3記載の画
像形成装置において、上記被ガイド手段は、被ガイド部
材からなり、上記ガイド手段は、上記被ガイド部材をそ
の外側の上下から挟み、その少なくとも一方が上記略上
下方向に変位可能な上下一対のガイド部材からなり、上
記制動手段は、上記被ガイド部材に係合して上記所定の
位置に向けて移動可能であり、上記現像カートリッジと
共に上記所定の位置に向けて移動中に上記ガイド部材の
上記少なくとも一方と係合して上記被ガイド手段を圧迫
する方向に変位させるスライド部材と、上記ガイド部材
と該スライド部材との間に設けられ上記被ガイド部材を
上記スライド部材に接触する向きに付勢する付勢部材と
を具備することを特徴としている。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
の何れか一つに記載の画像形成装置において、上記現像
カートリッジの上記所定の位置からの離間移動時に、上
記ガイド手段による上記変位を復帰させることにより、
上記ガイド手段と上記被ガイド手段との間に隙間を発生
させるように構成したことを特徴としている。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
の何れか一つに記載の画像形成装置において、上記ガイ
ド手段の上記少なくとも一部は、弾性材料で弾性変形可
能に形成されており、上記ガイド手段の変位が、上記弾
性材料の弾性変形範囲内で行われるようにしたことを特
徴としている。
【0017】本発明に係る画像形成装置の技術構成は、
上記請求項1ないし6の何れか一つに記載の画像形成装
置に限らず、請求項1ないし6の何れか一つに記載の画
像形成装置において、以下の技術構成を付加してもよ
い。すなわち、第1の技術構成に係る画像形成装置は、
請求項1記載の画像形成装置に、請求項3記載の画像形
成装置を付加したものでもよい。このように構成された
第1の技術構成記載の画像形成装置において、請求項5
または6記載の画像形成装置を付加してもよい。
【0018】同様に、第2の技術構成に係る画像形成装
置は、請求項2記載の画像形成装置に、請求項4記載の
画像形成装置を付加したものでもよい。このように構成
された第2の技術構成記載の画像形成装置において、請
求項5または6記載の画像形成装置を付加してもよい。
【0019】また、請求項1ないし6の何れか一つに記
載の画像形成装置、第1または第2の技術構成に係る画
像形成装置おいて、上記現像カートリッジが上記所定の
位置を占めるときの衝撃を抑制する制振手段を具備する
ものであってもよい(後述する変形例1,2参照)。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態(以下、「実施形態」という)を説明する。各実
施形態等に亘り、同一の機能および形状等を有する部材
や構成部品等の構成要素については、同一符号を付すこ
とにより一度説明した後ではその説明を省略する。図お
よび説明の簡明化を図るため、図に表されるべき構成要
素であっても、その図において特別に説明する必要がな
い構成要素は適宜断わりなく省略することがある。
【0021】(第1の実施形態)まず、図1を参照し
て、本発明に係る画像形成装置の一例としての現像手段
としての現像装置2を備えたカラーレーザプリンタ1の
概略的な全体構成について説明する。カラーレーザプリ
ンタ1は、図1に示すように、感光体部11と、帯電部
12と、書込部13と、現像部14と、中間転写部15
と、給紙部16と、紙転写部17と、定着部18と、ク
リーニング部19とを具備している。図1において、符
号16Aは、図において左右一対の搬送ローラを示す。
【0022】感光体部11には、像担持体としての感光
体ベルト11Aが使用されている。感光体ベルト11A
の表面には、公知の有機感光層が形成されている。感光
体ベルト11Aの周辺には、帯電部12と、現像部14
と、クリーニング部19とが配置されている。
【0023】帯電部12は、感光体ベルト11Aに高電
圧を印加して一様な電位を付与する。書込部13は、図
示しないレーザと、ポリゴンミラー13Aと、f/θレ
ンズ13Bと、反射ミラー13Cとを具備している。書
込部13では、例えばコンピュータから出力されて各色
に変換された画像信号に応じてレーザを作動させる。す
なわち、そのレーザからは、黒(以下、「Bk」と略称
する)、シアン(以下、「C」と略称する)、マゼンタ
(以下、「M」と略称する)、イエロー(以下、「Y」
と略称する)の各画像信号に対応したレーザ光が出射さ
れる。このレーザ光が、ポリゴンミラー13A、f/θ
レンズ13B、反射ミラー13Cを介して感光体ベルト
11A上に入射して光書き込みが行われ、各色の静電潜
像が感光体ベルト11A上に形成される。
【0024】現像部14には、帯電部12により感光体
ベルト11Aに付与された電位とは逆性の電荷が付与さ
れて帯電された各色ごとの現像剤としてのトナーをそれ
ぞれ収容する4つの現像カートリッジ21(後述する図
2および図3等参照)を備えている。これらの現像カー
トリッジ21には、剤担持手段および現像剤担持体とし
ての現像ローラ22がそれぞれ配設されている。これら
の現像ローラ22を介して、各色トナーを感光体ベルト
11A上の静電潜像に静電吸着させ、トナー像を形成す
る。
【0025】中間転写部15では、感光体ベルト11A
の一部に当接する中間転写ベルト15Aが使用されてい
る。中間転写ベルト15Aには、各色トナーとは逆性の
電荷を印加することにより、中間転写ベルト15A上に
トナー像を転写させ、この転写動作を各色ごとに行い、
トナー像を4色重ねた4色重ね画像を形成する。
【0026】紙転写部17では、給紙部16を経由し
て、搬送ローラ16Aによって搬送されてきたシート状
記録媒体としての転写紙(図示せず)にトナーとは逆性
の電荷を付与することにより、中間転写ベルト15A上
に形成した4色重ね画像の色トナー像を該転写紙に転写
する。
【0027】定着部18では、熱定着ローラおよびこれ
に圧接する加圧ローラを備えており、これらのローラ間
で4色重ね画像を担持された転写紙を狭持し加熱・加圧
することで、各色からなるトナー像を該転写紙上に溶融
定着させる。
【0028】給紙部16には、図示しない転写紙を積載
し1枚ずつ分離して給紙する給紙手段としての給紙ロー
ラおよび分離部材等が配設されている。クリーニング部
19には、感光体ベルト11A上の残余のトナーをクリ
ーニングする公知のクリーニング手段としてのクリーニ
ングブレードやクリーニングローラ(ともに図示せず)
等を具備している。
【0029】次に、カラーレーザプリンタ1の動作につ
いて説明する。例えば、コンピュータから出力されるカ
ラー画像信号は、書込部13で各色の画像信号に分解さ
れる。さらに書込部13では、その分解された各色の画
像信号に基づいて、レーザが作動し、各色ごとの画像に
応じた光書き込みを行う。すなわち、感光体ベルト11
A上には、各色ごとにレーザ光が入射してその色ごとに
静電潜像が形成される。次いで、上記静電潜像が形成さ
れた感光体ベルト11Aの書き込み領域が、現像部14
に達すると、Bk、C、M、Yの4色のトナーをそれぞ
れ収納した4つの現像カートリッジ21のうち、その色
トナーが収納されたその色に対応する現像カートリッジ
21が、後述する接離手段としての接離機構によって感
光体ベルト11Aに向けて前進し、該現像カートリッジ
21に配設された現像ローラ22が感光体ベルト11A
に接触(当接)もしくは非接触状態で近接する。これに
より、現像カートリッジ21に収納されて帯電された色
トナーが、現像ローラ22から感光体ベルト11A上の
静電潜像に向け静電気力で吸引され、その静電潜像に応
じて吸着されて各色トナー像として顕像化される。
【0030】感光体ベルト11A上に吸着された各色ト
ナー像は、中間転写部15において、その色のトナーと
は逆極性の電荷が付与されて該感光体ベルト11Aと一
部で当接する中間転写ベルト15Aに転写される。この
ような転写動作が各色ごとに4度行われ、各色ごとに形
成された色トナー像が中間転写ベルト15Aに重畳さ
れ、中間転写ベルト15Aに4色重ね画像が形成され
る。
【0031】一方、給紙部16からは、上記給紙ローラ
および上記分離部材との協働作用によって転写紙が1枚
ずつ分離して給送され、さらに搬送ローラ16Aによっ
て紙転写部17へとタイミングを取って送り込まれる。
こうして紙転写部17に搬送されてきた転写紙には、中
間転写ベルト15Aに形成された色トナーとは逆性の電
荷が付与されるので、紙転写部17において中間転写ベ
ルト15Aを通過する際に、そこに形成されていた4色
重ね画像を形成する色トナーが静電気力で吸着されて該
転写紙に転写される。このようにして転写紙に転写され
た4色重ね画像を形成する色トナーが定着部18で加熱
溶融定着される。
【0032】次に、現像装置2について詳細に説明す
る。現像装置2には、Bk、C、M、Yの各色トナーご
とにそれぞれ同様の構成を有するものが配設されてい
る。すなわち、現像装置2には、図2に示すように、各
色トナーを収納するために各色ごとに現像カートリッジ
21が配設されていると共に、各現像カートリッジ21
を感光体ベルト11Aに向けて進退させる接離機構3が
配設されている。図2に示すように、画像形成装置本体
側には、一対の筐体側板10,10が固設されている。
各現像カートリッジ21は、筐体側板10,10に対し
て図示しない着脱手段を介して着脱自在になっている。
【0033】各現像カートリッジ21は、図4(a)に
示すように、各筐体側板10,10間に固設された不動
部材10Aと現像カートリッジ21の下部に一体的に突
出して形成されたばね係止部21Aとの間に設けられた
圧縮ばね23によって、図4(a),(b)に二点差線
で示す感光体ベルト11Aから離間する向きにその付勢
力が常時付与されている。これにより、現像カートリッ
ジ21は、普段、現像を行わない場合には、圧縮ばね2
3の付勢力で各筐体側板10,10間に固設されたスト
ッパ部材24に後方で突き当たった状態に後退してい
る。各現像カートリッジ21には、感光体ベルト11A
に色トナーを供給する現像ローラ22が組み込まれてお
り、この現像ローラ22は、後述する駆動モータ31に
よって回転駆動される。
【0034】図2に示す接離機構3は、感光体ベルト1
1Aに各色のトナーを供給する現像動作の際に、その色
トナーを収容する現像カートリッジ21側の現像ローラ
22を感光体ベルト11Aに当接(接触)させるか、も
しくは微小間隙を保持して感光体ベルト11Aから離間
させる(図4(b)参照)と共に、現像動作を行わない
ときには感光体ベルト11Aから現像ローラ22を離間
させる(図4(a)参照)ものである。
【0035】接離機構3は、図2に示すように、筐体側
板10に固着された不動部材に取り付け固定された駆動
モータ31と、この駆動モータ31の駆動力で回転駆動
されるギヤ列、すなわち駆動モータ31の出力軸に固定
されたギヤ32A、このギヤ32Aと噛み合うギヤ32
Bおよびこのギヤ32Bと噛み合うギヤ32Cからなる
ギヤ列と、ギヤ32Cへ伝達された回転力を断接するギ
ヤ32Cと駆動軸33との間に介装されたクラッチ32
Dと、ギヤ32Cをその一端部(図2では右端部)に固
着した駆動軸33と、この駆動軸33の両端部に固着さ
れた左右一対の駆動ギヤ34,34と、これらの駆動ギ
ヤ34,34に噛み合う左右一対の従動ギヤ35,35
と、従動ギヤ35,35と同軸上に現像ローラ22を一
体的に取り付けている回転軸38と、この回転軸38の
両端にそれぞれ取り付けられたキャップ36,36と、
キャップ36,36の移動動作をガイドするガイド部材
52,52とから主に構成されている。
【0036】駆動軸33は、各軸受10D,10Dを介
して各筐体側板10,10に回転自在に取り付け支持さ
れている。一方、従動ギヤ35は、現像カートリッジ2
1の両側に回転軸38および図示しない軸受等を介して
回転自在に支持されて取り付けられており、筐体側板1
0,10に対して移動自在となっているが、ガイド部材
52を含む後述する本発明に特有の構成によって、その
移動方向や振動等が規制されている。
【0037】上述したとおり、駆動ギヤ34および従動
ギヤ35は、現像ローラ22の両側において、それぞれ
両側の各ギヤを同一形状に形成されると共に、両側の各
ギヤの位相を一致させて設けられている。駆動ギヤ34
および従動ギヤ35周りのさらに詳細な構成としては、
上記特開2001−83801号公報明細書の段落番号
(0036)ないし(0039)に記載されていると同
様になっている。
【0038】駆動ギヤ34および従動ギヤ35は、平歯
車で構成されていたが、これに限らず、互いに噛み合う
接触面積を増大させて滑らかな噛み合いや、噛み合い騒
音や噛み合い振動を低減する上からは、はすば歯車で構
成することが好ましい。さらに詳しくは、上記特開20
01−83801号公報明細書の段落番号(0040)
ないし(0045)に記載されていると同様に構成する
ことが好ましい。加えて、上記特開2001−8380
1号公報明細書の段落番号(0046)ないし(005
0)に記載されている現像ローラ22の軸線方向、すな
わち長手方向についてのがたつき防止を行うためのがた
つき防止機構を設けることが好ましい。
【0039】第1の実施形態に特有の構成として、カラ
ーレーザプリンタ1は、以下の構成を具備している。す
なわち、図2および図3に示すように、画像形成装置本
体側の筐体側板10,10に設けられ現像カートリッジ
21を所定の位置に案内するガイド手段としてのガイド
部材52,52と、現像カートリッジ21に設けられ各
ガイド部材52,52に係合して該ガイド部材52,5
2との間に現像ローラ22の軸線方向と直交する略上下
方向の隙間S(図3(b)参照)を保ちながら案内され
る被ガイド手段および被ガイド部材としてのキャップ3
6,36と、現像カートリッジ21の上記所定の位置へ
の移動時に、ガイド部材52,52の少なくとも一部
(第1の実施形態の例では、図3(a),(b)に示す
ように上ガイド部材52aのガイド先端部52b)を隙
間Sを取り除く方向に変位させる隙間除去手段とを具備
している。ここで、上記所定の位置としては、後述する
変形例1,2および第2の実施形態を含めて、第1の実
施形態の例では図4(b)に示したように現像ローラ2
2が感光体ベルト11Aに当接する位置を占めた位置と
している。上記所定の位置としては、上記した位置に限
らず、例えば現像ローラ22(剤担持手段および現像剤
担持体)が感光体ベルト11A(像担持体)に近接した
非接触状態で現像可能となる位置を占めた位置であって
もよい。
【0040】図3(a)は、図1に示した現像部14の
一つの現像装置2を上から見たときの平面図であり、同
図には図2に示した現像装置2の例えば右側のみが図示
されている。すなわち、図3(a)では、適宜後述す
る、現像側板50、係止部51、ガイド部材52、スラ
イド部材53、キャップ36および従動ギヤ35等は、
図3(a)の紙面の上下で対称(図2の紙面では左右対
称)に配設されている。以下、説明の簡明化を図るた
め、現像装置2の片側について説明する。
【0041】キャップ36は、図2および図3(a),
(b)等に示すように、従動ギヤ35および現像ローラ
22と同軸の回転軸38の両端部に取り付けられてお
り、直径(外形寸法)D(図4(b)参照)のフランジ
付きのハット形状(換言すれば略円盤状)のものから構
成されている。キャップ36は、回転軸38の両端部を
回転自在に支持する軸受の機能と、後述する被ガイド手
段および被ガイド部材としての機能とを有している。こ
のため、キャップ36は、耐摩耗性および潤滑性の良好
な材料である、例えばポリアセタール樹脂(POM)で
一体成型されている。
【0042】図3(a)に示すように、図2に示す各筐
体側板10,10側には、現像側板50が取り付け固定
されている。現像側板50は、例えばポリカーボネート
樹脂(PC)やポリスチレン(PS)等の弾性材料から
なる樹脂により、ガイド部材52と一体的に成型されて
いる。ガイド部材52には、ガイド先端部52bを備え
た上ガイド部材52aが一体的に成型されている。ガイ
ド部材52は、被ガイド部材であるキャップ36をキャ
ップ36の外側の上下から挟み、その少なくとも一方の
上ガイド部材52aが隙間Sを取り除く略上下方向に変
位可能な上下一対のガイド部材からなる。ガイド部材5
2は、図3(b),(c)の左端部に省略して図示して
いるように、断面コ字形状をなす。なお、上下一対のガ
イド部材とは、本実施形態の例のように上ガイド部材5
2aと下側のガイド部材52とを一体的に形成したガイ
ド部材52を含む他、上下が別体で構成されている場合
も含む。
【0043】上ガイド部材52aにおける像担持体とし
ての感光体ベルト(図3(a)では省略されていて、図
4(a),(b)に示す感光体ベルト11A参照)の側
端には、スリット52cが設けられている。これによ
り、ガイド先端部52bは、上記樹脂の材料弾性によっ
てスリット52cの形成範囲内において、図3(b)に
実線でおよび図3(c)に二点差線で示す位置と、図3
(c)に実線で示す位置との間で上下方向に変位可能、
具体的には弾性変形可能に形成されている。上ガイド部
材52aのガイド先端部52bには、図3(b),
(c)に示すように現像カートリッジ21の前進方向A
1の下流側に行くにつれてその肉厚が厚くなるようなテ
ーパ部52eが形成されている。
【0044】図3(a),(b)に示すように、ガイド
部材52における感光体ベルトの側端には、アーム部5
3bを上下に一体的に成型されたスライド部材53が、
上ガイド部材52aおよび下側のガイド部材52の外壁
面を上下のアーム部53bで挟んだ状態で、ガイド部材
52に対し、現像カートリッジ21の移動方向である前
進方向A1と同方向に移動可能に設けられている。スラ
イド部材53には、現像ローラ22の回転軸38の両端
部に取り付けられたキャップ36の円弧状部分と係合す
る円弧状に凹んだ係合部53aが一体的に形成されてい
る。各アーム部53b,53bの図において左端部に
は、断面円弧状の摺動凸部53cが一体的に成型されて
いる。これにより、スライド部材53は、各アーム部5
3b,53bの摺動凸部53c,53cが上ガイド部材
52aおよび下側のガイド部材52の外壁面に摺接しな
がら現像カートリッジ21の前進方向A1に移動する。
見方を変えて言えば、上下の摺動凸部53cは上ガイド
部材52aおよび下側のガイド部材52の外壁面に常時
当接した状態でスライド部材53を案内(ガイド)して
いる。スライド部材53の各アーム部53b,53b
は、上記したように上ガイド部材52aのガイド先端部
52bをその弾性変形範囲内で変形・変位させるので、
少なくとも上ガイド部材52aのガイド先端部52bよ
りも強度の高い適度な弾性力を持った材料で形成するこ
とが好ましく、加えて適切な形状が選択される。
【0045】図3(b),(c)に示すように、ガイド
部材52の左側の上下に一体的に形成された各ばね係止
部52dと、スライド部材53の各アーム部53bの左
端部との間には、付勢手段および付勢部材としてのスプ
リング54(引張ばね)がそれぞれ張設されている。こ
の一対のスプリング54,54の付勢力によって、スラ
イド部材53は、現像カートリッジ21の装着時におい
てはその係合部53aが常にキャップ36に接した状態
でスライド(摺動)することになる。一対のスプリング
54,54の付勢力による合力は、現像カートリッジ2
1の後述する移動力を妨げない値に設定されている。
【0046】図3(b)に示すように、画像形成時に現
像カートリッジ21が像担持体(感光体ベルト)に対し
円滑に接離動作を行えるように、ガイド部材52とキャ
ップ36との間には、僅かな隙間Sが設けられている。
隙間Sは、上ガイド部材52aの内壁面(下面)と下側
のガイド部材52の内壁面(上面)との間のガイド幅寸
法Wおよびキャップ36の外形寸法Dが、成型精度(公
差、バラツキ)、温度による寸法変化を考慮し、ガイド
部材52とキャップ36との間に摺動抵抗が生じないよ
うに設定する必要がある。
【0047】図5に示すように、画像形成時に駆動ギヤ
34が矢印K方向に回転駆動されると、これと噛み合っ
ている従動ギヤ35との間に矢印A方向の駆動接線力が
働き、現像カートリッジ21が感光体ベルト11Aに近
づく方向である前進方向A1に水平移動する(図4
(b)参照)。この際、キャップ36に係合したスライ
ド部材53は、一対のスプリング54,54の付勢力の
合力に抗して現像カートリッジ21と共にスライドし、
現像側板50に一体的に形成された係止部51に当接し
た位置(上記所定の位置でもある)で停止し、感光体ベ
ルト11Aに対しての位置決めがされる。
【0048】上述したとおり、上記隙間除去手段は、キ
ャップ36に係合して所定の位置に向けて移動可能であ
り、現像カートリッジ21と共に所定の位置に向けて移
動中にガイド部材52の少なくとも一方である上ガイド
部材52aのガイド先端部52bと係合して隙間Sを取
り除く方向に変位させるスライド部材53と、ガイド部
材52とスライド部材53との間に設けられキャップ3
6をスライド部材53の係合部53aに接触する向きに
付勢するスプリング54とから主に構成されている。
【0049】図3(c)に示すように、スライド部材5
3のスライドによる摺動凸部53cの動きにより、ガイ
ド先端部52bは、図中二点差線で示す形状からガイド
幅寸法Wを狭める方向に図中実線で示すように弾性変形
・変位して、これにより図中上ガイド部材52aおよび
下側のガイド部材52がキャップ36を締め付けること
により、キャップ36に制動力が働くことになって、現
像ローラ22が感光体ベルト11Aに接触する際の衝撃
を低減させている。
【0050】また、作像動作時の駆動ギヤ34と従動ギ
ヤ35との間には、図5に示した矢印B方向の力が作用
する。この力は、ギヤ34,35同士の歯面噛み合い状
態により微妙に変化するため、ガイド部材52とキャッ
プ36との間に隙間Sが有る場合には、ギヤの歯数の周
期で現像ローラ22および現像カートリッジ21が上下
振動を起こし、その作像時の画像に横縞状のムラを発生
させることがある。
【0051】しかしながら、本発明の第1の実施形態の
構成によれば、現像ローラ22の回転時には上述のよう
に上ガイド部材52aとキャップ36との間に隙間Sが
発生しないため、現像ローラ22および現像カートリッ
ジ21の上下振動が抑えられ、画像ムラの発生を防止し
ている。
【0052】また、上述したように、スライド部材53
のアーム部53bに適度な弾性力を持たせることで、ガ
イド部材52のガイド幅寸法Wおよびキャップ36の外
形寸法Dのバラツキ等にも広く対応できる。さらに、ガ
イド部材52とキャップ36とが接触する摺動面の表面
処理、形状、粗さ等を適正に設定することで制動効率の
制御が可能である。
【0053】作像動作終了後、駆動ギヤ34の駆動がク
ラッチ32Dの作動によって断たれ、駆動軸33が回転
フリーな状態になると、一対のスプリング54,54の
戻し力(上記合力)により、スライド部材53および現
像カートリッジ21が感光体ベルト11Aから離間する
方向に移動を開始するが、スライド部材53の移動と同
時に上ガイド部材52aとキャップ36との間に再び隙
間Sが発生する方向に復帰するため、円滑な離間動作が
行われることになる。
【0054】上述したことから、第1の実施形態では、
見方を変えて表現すれば次の構成を具備していると言え
る。すなわち、現像カートリッジ21に設けられガイド
部材52に係合して案内される被ガイド手段および被ガ
イド部材としてのキャップ36と、現像カートリッジ2
1の上記所定の位置への移動時に、ガイド部材52の少
なくとも一部である上ガイド部材52aのガイド先端部
52bを現像ローラ22の軸線方向と直交する略上下方
向に変位させてキャップ36を圧迫することにより、現
像カートリッジ21および現像ローラ22に制動力を付
与する制動手段とを具備していた。
【0055】上述したとおり、上記制動手段は、キャッ
プ36に係合して上記所定の位置に向けて移動可能であ
り、現像カートリッジ21と共に上記所定の位置に向け
て移動中にガイド部材52の少なくとも一方である上ガ
イド部材52aのガイド先端部52bを圧迫する方向に
変位させるスライド部材53と、ガイド部材52とスラ
イド部材53との間に設けられキャップ36をスライド
部材53の係合部53aに接触する向きに付勢するスプ
リング54とから主に構成されている。
【0056】現像カートリッジ21の上記所定の位置へ
の移動による感光体ベルト11Aとの当接時の衝撃・振
動を抑える方法としては、後述する第1の実施形態の変
形例1,2や第2の実施形態がある。以下、これらを順
次説明する。
【0057】(第1の実施形態の変形例1)図6
(a),(b)を参照して、第1の実施形態の変形例1
を説明する。図6(a),(b)に示す変形例1は、図
2ないし図5に示した第1の実施形態と比較して、現像
側板50に一体的に成型された係止部51とスライド部
材53との間に、例えば制振ゴム等からなる制振部材5
5をサンドイッチ構造的に設けたことのみ相違する。制
振部材55は、係止部51の間に例えば接着剤塗布ある
いは両面接着テープ等による貼着や適宜の嵌合構造によ
り一体的に取り付け固定されている。
【0058】この変形例1では、現像カートリッジ21
の上記所定の位置への移動による感光体ベルト11Aと
の当接時の衝撃・振動を抑えることができると共に、制
振部材55の受け面積を広く設定できるため、スライド
部材53と係止部51との当接時の衝撃・振動をより確
実に弱めることができ、これにより書き込み位置の微妙
な変動等による横スジ状の画像ジター(バンディング)
を防止することができる。加えて、この変形例1では、
係止部51が制振部材55をサンドイッチ構造的に挟ん
だ状態で設けられていることにより、スライド部材53
が直接的に制振部材55に当接することによって生じる
制振部材55への部分的な応力集中による制振部材55
等の劣化を防止することができる。変形例1の動作は、
上述した以外は第1の実施形態と同様であるため、その
説明を省略する。
【0059】(第1の実施形態の変形例2)図7
(a),(b)を参照して、第1の実施形態の変形例2
を説明する。図7(a),(b)に示す変形例2は、図
2ないし図5に示した第1の実施形態と比較して、スラ
イド部材53に代えて、スライド部材153を有するこ
とのみ相違する。スライド部材153は、スライド部材
53と比較して、キャップ36との係合部53aとその
基部との間に、例えば制振ゴム等からなる制振部材56
をサンドイッチ構造的に設けたことのみ相違する。制振
部材56は、スライド部材153の係合部53aとその
基部との間に、例えば接着剤塗布あるいは両面接着テー
プ等による貼着や適宜の嵌合構造により一体的に取り付
け固定されている。
【0060】この変形例2では、現像カートリッジ21
の上記所定の位置への移動による感光体ベルト11Aと
の当接時の衝撃・振動を抑えることができ、これにより
書き込み位置の微妙な変動等による横スジ状の画像ジタ
ー(バンディング)を防止することができる。加えて、
この変形例2でも、スライド部材153が、キャップ3
6との係合部53aとその基部との間に制振部材56を
サンドイッチ構造的に挟んだ状態で設けられていること
により、キャップ36が直接的に制振部材56に当接す
ることによって生じる制振部材56への部分的な応力集
中による制振部材56等の劣化を防止することができ
る。変形例2の動作は、上述した以外は第1の実施形態
と同様であるため、その説明を省略する。
【0061】(第2の実施形態)図8(a),(b)を
参照して、第2の実施形態を説明する。図8(a),
(b)に示す第2の実施形態は、図2ないし図5に示し
た第1の実施形態と比較して、ガイド部材52、スライ
ド部材53およびスプリング54に代えて、上記隙間除
去手段および上記制動手段を除去したガイド部材52’
を有すること、ガイド部材52’に一体的に成型された
係止部51’を有すること、スライド部材53の係合部
53aに代えて、作像動作時においてキャップ36に係
合するキャップ受け部材57を有すること、ならびにキ
ャップ受け部材57と係止部51’ との間にサンドイ
ッチ構造的に設けられた制振部材56を有することが主
に相違する。
【0062】ガイド部材52’は、例えば上記特開20
01−83801号公報の図4(A)や図4(B)に示
されているものと実質的に同様に、現像カートリッジ2
1が上記所定の位置を占めるように前進方向にA1に移
動するとき、ガイド部材52’のガイド幅寸法Wとキャ
ップ36の外形寸法Dとの間の略上下方向に公差上のク
リアランスしか設定されていない従来のガイド部材に相
当する。
【0063】制振部材56は、キャップ受け部材57と
係止部51’ との間に、例えば接着剤塗布あるいは両
面接着テープ等による貼着や適宜の嵌合構造により一体
的に取り付け固定されている。
【0064】この第2の実施形態では、現像カートリッ
ジ21の上記所定の位置への移動による感光体ベルト1
1Aとの当接時の衝撃・振動を抑えることができ、これ
により書き込み位置の微妙な変動等による横スジ状の画
像ジター(バンディング)を防止することができる。加
えて、この第2の実施形態でも、制振部材56がキャッ
プ受け部材57と係止部51’ との間にサンドイッチ
構造的に挟んだ状態で設けられていることにより、キャ
ップ36が直接的に制振部材56に当接することによっ
て生じる制振部材56への部分的な応力集中による制振
部材56等の劣化を防止することができる。
【0065】上記実施形態1,2および変形例1,2で
は、キャップ36を被ガイド手段および被ガイド部材と
したが、これに限らず、キャップ36を被ガイド手段お
よび被ガイド部材とすることによる利点、すなわち現像
ローラ22の回転軸38と同軸上にキャップ36を設け
たことにより像担持体たる感光体ベルト11Aへの当接
時あるいは非接触状態での近接時において現像ローラ2
2の位置決めが簡素な構成で容易となるが、この利点を
それ程望まなくてもよいのであれば、現像カートリッジ
21の別の部位を被ガイド手段および被ガイド部材とし
て形成してもよい。
【0066】上記実施形態1,2および変形例1,2で
は、像担持体として感光体ベルト11Aを採用したが、
これに限らず、感光体ドラム等を具備するレーザプリン
タや複写機等であってもよく、本発明は上記発明の属す
る技術分野に列挙した種々の画像形成装置に適用できる
ことは言うまでもない。以上述べたとおり、本発明を実
施例を含む特定の実施形態等について説明したが、本発
明の技術的範囲は、上述した各実施形態や変形例等に例
示されているものに限定されるものではなく、それらを
適宜組み合わせて構成してもよく、本発明の範囲内にお
いて、その必要性および用途等に応じて種々の実施形態
や実施例を構成し得ることは当業者ならば明らかであ
る。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来技術の有する上記した諸問題点を解決して新規な画
像形成装置を提供することができる。請求項ごとの効果
を挙げれば以下のとおりである。請求項1記載の発明に
よれば、現像カートリッジの所定の位置への移動時に、
ガイド手段の少なくとも一部を隙間を取り除く方向に変
位させる隙間除去手段等を具備しているので、ガイド手
段および被ガイド手段の寸法のバラツキや変化に対応
し、回転駆動力伝達手段(例えば駆動ギヤ)と被回転駆
動力伝達手段(例えば従動ギヤ)との係合(例えば噛み
合い)に伴う現像カートリッジの略上下方向の振動を低
減させて、現像カートリッジの振動による周期ムラ、ひ
いては画像ムラの発生しない高画質の画像形成装置を提
供することができる。請求項2記載の発明によれば、上
述した簡易な構成で、請求項1記載の発明の効果を奏す
る。
【0068】請求項3記載の発明によれば、現像カート
リッジの所定の位置への移動時に、ガイド手段の少なく
とも一部を剤担持手段の軸線方向と直交する略上下方向
に変位させて被ガイド手段を圧迫することにより、現像
カートリッジおよび剤担持手段に制動力を付与する制動
手段等を具備しているので、現像カートリッジの所定の
位置への移動時における像担持体への衝撃を低減させ
て、この衝撃によるジター画像を防止すると共に、現像
カートリッジの振動による周期ムラ、ひいては画像ムラ
の発生しない高画質の画像形成装置を提供することがで
きる。請求項4記載の発明によれば、上述した簡易な構
成で、請求項3記載の発明の効果を奏する。
【0069】請求項5記載の発明によれば、現像カート
リッジの所定の位置からの離間移動時に、ガイド手段に
よる変位を復帰させることにより、ガイド手段と被ガイ
ド手段との間に隙間を発生させるように構成したので、
請求項1ないし4の何れか一つに記載の発明の効果に加
えて、現像カートリッジの所定の位置からの離間移動時
の動作を円滑に、かつ、短時間に行える。
【0070】請求項6記載の発明によれば、ガイド手段
の変位が、その弾性材料の弾性変形範囲内で行われるよ
うにしたので、請求項1ないし5の何れか一つに記載の
発明の効果に加えて、複雑な部品構成になったり、コス
ト上昇を招いたりすることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るカラーレーザプ
リンタの全体構成を概略的に示す構成図である。
【図2】図1の現像部に使用する現像装置の接離機構周
りの一部断面正面図である。
【図3】(a)は現像カートリッジのキャップが所定の
位置に向けての移動途中を示す要部の平面図、(b)は
(a)の一部断面側面図、(c)は現像カートリッジが
所定の位置を占めたときのガイド部材、スライド部材等
の状態を示す一部断面側面図である。
【図4】(a)は現像カートリッジおよび現像ローラの
離間時の駆動ギヤと従動ギヤとの状態を示す要部の側面
図、(b)は現像カートリッジが所定の位置を占めた状
態での現像ローラの感光体ベルトへの当接状態を示す要
部の側面図である。
【図5】駆動ギヤと従動ギヤとの噛み合い状態による駆
動接線力の発生等を説明するための側面図である。
【図6】変形例1における制振部材等の要部を示す図で
あって、(a)は現像カートリッジのキャップが所定の
位置に向けての移動途中を示す要部の一部断面側面図、
(b)は現像カートリッジが所定の位置を占めたときの
ガイド部材、スライド部材、制振部材等の状態を示す一
部断面側面図である。
【図7】変形例2における制振部材等の要部を示す図で
あって、(a)は現像カートリッジのキャップが所定の
位置に向けての移動途中を示す要部の一部断面側面図、
(b)は現像カートリッジが所定の位置を占めたときの
ガイド部材、スライド部材、制振部材等の状態を示す一
部断面側面図である。
【図8】第2の実施形態における制振部材等の要部を示
す図であって、(a)は現像カートリッジのキャップが
所定の位置に向けての移動途中を示す要部の一部断面側
面図、(b)は現像カートリッジが所定の位置を占めた
ときのガイド部材、スライド部材、制振部材等の状態を
示す一部断面側面図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリ
ンタ 2 現像手段としての現像装置 3 接離機構 10 画像形成装置本体側の筐体側板 11A 像担持体としての感光体ベルト 14 現像部 21 現像カートリッジ 22 剤担持手段および現像剤担持体としての現像ロ
ーラ 31 駆動モータ 34 回転駆動力伝達手段としての駆動ギヤ 35 被回転駆動力伝達手段としての従動ギヤ 38 回転軸 50 現像側板 51 現像側板の係止部 52 ガイド手段としてのガイド部材 52a 上ガイド部材 52b ガイド先端部 52c スリット 52d ばね係止部 52e テーパ部 53 隙間除去手段および制動手段を構成するスライ
ド部材 53a 係合部 53b アーム部 53c 摺動凸部 54 隙間除去手段および制動手段を構成する付勢部
材としてのスプリング 55、56 制振部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体を備えた画像形成装置本体の回転
    駆動力伝達手段を、該画像形成装置本体に対して着脱自
    在な現像カートリッジに設けられた被回転駆動力伝達手
    段と係合させることにより発生する駆動力によって、作
    像時には上記現像カートリッジを上記像担持体近傍の所
    定の位置に移動させ、かつ、上記現像カートリッジ内に
    おいて上記被回転駆動力伝達手段と同軸上に回転自在に
    設けられた剤担持手段で現像を行い、非作像時には上記
    現像カートリッジを上記所定の位置から離間させるよう
    に構成された画像形成装置において、 上記画像形成装置本体に設けられ上記現像カートリッジ
    を上記所定の位置に案内するガイド手段と、 上記現像カートリッジに設けられ上記ガイド手段に係合
    して該ガイド手段との間に上記剤担持手段の軸線方向と
    直交する略上下方向の隙間を保ちながら案内される被ガ
    イド手段と、 上記現像カートリッジの上記所定の位置への移動時に、
    上記ガイド手段の少なくとも一部を上記隙間を取り除く
    方向に変位させる隙間除去手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、 上記被ガイド手段は、被ガイド部材からなり、 上記ガイド手段は、上記被ガイド部材をその外側の上下
    から挟み、その少なくとも一方が上記隙間を取り除く上
    記略上下方向に変位可能な上下一対のガイド部材からな
    り、 上記隙間除去手段は、上記被ガイド部材に係合して上記
    所定の位置に向けて移動可能であり、上記現像カートリ
    ッジと共に上記所定の位置に向けて移動中に上記ガイド
    部材の上記少なくとも一方と係合して上記隙間を取り除
    く方向に変位させるスライド部材と、上記ガイド部材と
    該スライド部材との間に設けられ上記被ガイド部材を上
    記スライド部材に接触する向きに付勢する付勢部材とを
    具備することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】像担持体を備えた画像形成装置本体の回転
    駆動力伝達手段を、該画像形成装置本体に対して着脱自
    在な現像カートリッジに設けられた被回転駆動力伝達手
    段と係合させることにより発生する駆動力によって、作
    像時には上記現像カートリッジを上記像担持体近傍の所
    定の位置に移動させ、かつ、上記現像カートリッジ内に
    おいて上記被回転駆動力伝達手段と同軸上に回転自在に
    設けられた剤担持手段で現像を行い、非作像時には上記
    現像カートリッジを上記所定の位置から離間させるよう
    に構成された画像形成装置において、 上記画像形成装置本体に設けられ上記現像カートリッジ
    を上記所定の位置に案内するガイド手段と、 上記現像カートリッジに設けられ上記ガイド手段に係合
    して案内される被ガイド手段と、 上記現像カートリッジの上記所定の位置への移動時に、
    上記ガイド手段の少なくとも一部を上記剤担持手段の軸
    線方向と直交する略上下方向に変位させて上記被ガイド
    手段を圧迫することにより、上記現像カートリッジおよ
    び上記剤担持手段に制動力を付与する制動手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の画像形成装置において、 上記被ガイド手段は、被ガイド部材からなり、 上記ガイド手段は、上記被ガイド部材をその外側の上下
    から挟み、その少なくとも一方が上記略上下方向に変位
    可能な上下一対のガイド部材からなり、 上記制動手段は、上記被ガイド部材に係合して上記所定
    の位置に向けて移動可能であり、上記現像カートリッジ
    と共に上記所定の位置に向けて移動中に上記ガイド部材
    の上記少なくとも一方と係合して上記被ガイド手段を圧
    迫する方向に変位させるスライド部材と、上記ガイド部
    材と該スライド部材との間に設けられ上記被ガイド部材
    を上記スライド部材に接触する向きに付勢する付勢部材
    とを具備することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4の何れか一つに記載の画
    像形成装置において、 上記現像カートリッジの上記所定の位置からの離間移動
    時に、上記ガイド手段による上記変位を復帰させること
    により、上記ガイド手段と上記被ガイド手段との間に隙
    間を発生させるように構成したことを特徴とする画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5の何れか一つに記載の画
    像形成装置において、 上記ガイド手段の上記少なくとも一部は、弾性材料で弾
    性変形可能に形成されており、 上記ガイド手段の変位が、上記弾性材料の弾性変形範囲
    内で行われるようにしたことを特徴とする画像形成装
    置。
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