JP4175556B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリあるいはそれらの複合機等、記録紙、カードなどの記録媒体に画像を記録する各種の画像形成装置に係り、特に例えば感光体等の像担持体上に形成した画像を転写して記録媒体に画像を記録する電子写真方式の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の画像形成装置にあっては、複数の現像カートリッジのうちから適宜選択した現像カートリッジで現像を行うべく、各現像カートリッジを適宜選択して移動し、現像カートリッジ内の現像ローラを像担持体に当接しまたは微少間隔を保持して離間可能とするものが知られている。
【0003】
例えば、画像形成装置本体側に備える駆動ギアを現像カートリッジ側に備える従動ギアに噛み合わせ、駆動ギアの回転で現像カートリッジを移動して従動ギアと同軸に備える現像ローラを画像形成装置本体内の固定位置に備える像担持体に当接しまたは微小間隔を保持して離間するとともに、現像ローラに回転を伝達していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような画像形成装置では、駆動ギアおよび従動ギアを現像ローラの片側に設けるから、現像カートリッジを平行移動することが難しく、現像ローラを像担持体に均一に当接したり、均一間隔で近接したりすることが困難である問題があった。
【0005】
そこで、この発明は、上記した事情に鑑み、像担持体に対して現像ローラをその幅方向全体に亙り均一に当接したり、一定距離に近接させることができる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのため、請求項1に記載の発明は、画像形成装置本体側に備える駆動ギアを現像カートリッジ側に備える従動ギアに噛み合わせ、前記駆動ギアの回転で前記現像カートリッジを移動して前記従動ギアと同軸に備える現像ローラを前記画像形成装置本体内の固定位置に備える像担持体に当接しまたは微少間隔を保持して離間するとともに、前記現像ローラに回転を伝達する画像形成装置において、
前記駆動ギアおよび従動ギアが、現像ローラの両側に、それぞれ、両側のギアを同一形状に形成させるとともに両側のギアの位相を一致させて設けられており、
前記画像形成装置本体側に設け、前記現像カートリッジを移動して前記現像ローラを前記像担持体に向けて近づけるとき、その移動動作をガイドするとともに、前記現像ローラが前記像担持体に一定距離以上近づきすぎないように近接動作を規制するガイド部材を備え、
そのガイド部材に、前記現像ローラを前記像担持体に向けて近づけるとき、次第に前記現像ローラの軸方向の動きを規制するテーパ部を形成してなるものである。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の画像形成装置おいて、前記駆動ギアおよび従動ギアをそれぞれハスバ歯車で形成したものである。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置おいて、
左右両側の駆動ギアに使用したハスバ歯車における歯すじのねじれ方向を互いに逆向きにして設けるとともに、左右両側の従動ギアに使用したハスバ歯車における歯すじのねじれ方向を互いに逆向きにして設けたものである。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置おいて、
現像カートリッジが前進移動してこの現像カートリッジに組み込んだ現像ローラが像担持体に当接する直前かもしくは微少間隔を保持して近接する直前に、前記現像カートリッジが係止して前進速度を制動する弾性部材を備えたものである。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置おいて、
現像カートリッジ側の側面部に突起部を設けるとともに、
現像ローラが像担持体に当接する直前かもしくは微少間隔を保持して近接する直前に、前記現像カートリッジ側の前記突起部が当接する弾性部材を備えたものである。
【0012】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置おいて、弾性部材が、前記現像カートリッジを両側から挟み込むように形成されたものである。
【0013】
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置おいて、
現像時に、現像ローラが、重力に逆らいながら像担持体に向けて斜め上方に移動して当接するかもしくは微小間隔を保持して接近する前進動作を行うように、ガイド部材を形成したものである。
【0014】
以下、添付図面を参照しつつ、この発明の実施の形態について説明する。
図1は、この発明に係る画像形成装置であるカラーレーザプリンタ1を示すものであり、このカラーレーザプリンタ1の画像形成装置本体には、感光体部11と、帯電部12と、書込部13と、現像部14と、中間転写部15と、給紙部16と、紙転写部17と、定着部18と、クリーニング部19とを備えている。なお、符号16Aは、搬送ローラを示すものである。
【0015】
感光体部11には、像担持体である感光体ベルト11Aが使用されており、この感光体ベルト11Aの表面には有機感光層が形成されている。その感光体ベルト11Aの周辺には、帯電部12と、現像部14と、クリーニング部19とを設置している。
【0016】
帯電部12は、感光体ベルト11Aに高電圧を印加して一様な電位を付与する。
【0017】
書込部13は、図示外のレーザと、ポリゴンミラー13Aと、f/θレンズ13Bと、反射ミラー13Cとを備えている。例えばコンピュータから出力されて各色に変換された画像信号に応じてレーザを作動させる。即ち、このレーザからは、黒(以下、Bと略す)、シアン(以下、Cと略す)、マゼンダ(以下、Mと略す)、イエロー(以下、Yと略す)の各画像信号に対応したレーザ光が出射され、このレーザ光が、ポリゴンミラー13A、f/θレンズ13B、反射ミラー13Cを介して感光体ベルト11A上に入射して光書き込みが行われ、各色の静電潜像が形成される。
【0018】
現像部14には、この感光体ベルト11Aに帯電部で付与された電位とは逆性の電荷が付与されて帯電された各色毎のトナーをそれぞれ収容する4個の現像カートリッジ21を備えている。この現像カートリッジ21には、現像ローラ22が設けられており、この現像ローラ22を介して各色トナーを静電潜像に静電吸着させ、トナー像を形成する。
【0019】
中間転写部15では、感光体ベルト11Aの一部に当接する中間転写ベルトが使用されている。この中間転写ベルトには、各色トナーとは逆性の電荷を印加することにより、中間転写ベルト上にトナー像を転写させ、この転写動作を各色ごとに行い、トナー像を4色重ねた4色重画像を形成する。
【0020】
紙転写部17では、搬送ローラ16Aによって搬送されてきた転写紙にトナーとは逆性の電荷を付与することにより、中間転写ベルト上に形成した4色重画像の色トナーをこの転写紙へ転写する。
【0021】
定着部18では、熱転写ローラを備えており、転写紙上に担持された各色からなるトナーを溶融定着させる。
【0022】
次に、この実施例に係るレーザプリンタの作用について説明する。
例えば、コンピュータから出力されるカラー画像信号は、書込部13で各色の画像信号に分解される。この分解された各色の画像信号に基づいてレーザが作動し、各色ごとの画像に応じた光書き込みを行う。即ち、感光体ベルト11Aには、各色ごとにレーザ光が入射してその色ごとに静電潜像が形成される。
【0023】
次に、この静電潜像が形成された感光体ベルト11Aの書込領域が、現像部14に達すると、B、C、M、Yの4色のトナーをそれぞれ収納した4個の現像カートリッジ21のうち、その色トナーが収納されたその色に対応する現像カートリッジ21が、接離機構によって感光体ベルト11Aに向けて前進し、この現像カートリッジ21に設けた現像ローラ22が感光体ベルト11Aに当接もしくは近接する。これにより、現像カートリッジ21に収納されて帯電された色トナーが、現像ローラ22から感光体ベルト11Aの静電潜像に向け静電気力で吸引され、静電潜像に応じて吸着されて各色トナー像として顕像化される。
【0024】
感光体ベルト11Aに静電気力で吸着する各色トナー像は、中間転写部15において、この色トナーとは逆極性の電荷が付与されてこの感光体ベルト11Aと一部で当接する中間転写ベルトに転写される。このような転写動作が各色ごとに4度行われ、各色ごとに形成された色トナー像が中間転写ベルトに重畳され、4色重ね画像が形成される。
【0025】
一方、給紙部16から一枚づつ給送され、搬送ローラ16Aによって紙転写部へ向けて搬送されてきた転写紙には、色トナーとは逆性の電荷が付与されるので、紙転写部17を通過する際に、そこに形成されていた4色重ね画像を形成する色トナーが静電気力で吸着されて転写される。
【0026】
このようにして、転写紙へ転写された4色重ね画像を形成する色トナーが定着部18で溶融定着される。
【0027】
次に、図2、図3を参照し、現像カートリッジ21を備える1つの現像装置2について具体的に説明する。
この第1実施例の現像装置2には、B、C、M、Yの各色トナーごとにそれぞれ同様に構成されたものが用意されている。即ち、この現像装置2には、図2に示すように、各色トナーを収納するために各色ごとに現像カートリッジ21が設けられているとともに、この現像カートリッジ21を感光体ベルト11Aに向けて進退させる接離機構3を備えている。
【0028】
これらの各現像カートリッジ21は、図3(A)に示すように、その一部21Aと画像形成装置本体側の筐体10(図2参照)の一部10Aとの間に設けた圧縮ばね23によって図示外の感光体ベルト11Aから離間する方向に弾性力が常時付与されている。これにより、この現像カートリッジ21は、普段、現像を行わない場合には、この圧縮ばね23の弾性力で装置本体側の筐体10に設けたストッパ24に後方で突き当たった状態に後退している。なお、これらの現像カートリッジ21は、装置本体側の筐体10に対して着脱自在となっている。
【0029】
これらの現像カートリッジ21には、感光体ベルト11Aに色トナーを供給する現像ローラ22が組み込まれており、この現像ローラ22は、後述する駆動モータ31によって回転するようになっている。
【0030】
図2に示す接離機構3は、感光体ベルト11Aに各色トナーを供給する現像動作の際に、その色トナーを収容する現像カートリッジ21側の現像ローラ22を感光体ベルト11Aに当接させるかもしくは微少間隔を保持して離間させる(図3(B)参照)とともに、現像動作を行わないときには感光体ベルト11Aから現像ローラ22を離間させる(図3(A)参照)ものである。
【0031】
この実施例の接離機構3は、装置本体側の筐体10に取り付けた駆動モータ31と、この駆動モータ31の駆動力で回転するギア32Aないし32Cと、このギア32Cの回転力を駆動軸33へ切り繋ぐクラッチ32Dと、駆動軸33に固着した駆動ギア34と、この駆動ギア34に噛合する左右一対の従動ギア35と、この従動ギア35と同軸上に現像ローラ22を取り付けている回転軸38と、この回転軸38の両端に設けたキャップ36と、このキャップ36の移動動作をガイドするガイド部材37とから構成されている。
【0032】
駆動ギア34は、駆動軸33の左右両端側に一対固着したものから構成されており、駆動軸33は装置本体の筐体10に軸受け10Dを介して回転自在に取り付けられている。
【0033】
一方、従動ギア35は、現像カートリッジ21の両側に取り付けられており、装置本体側の筐体10に対して移動自在となっているが、ガイド部材37によってその移動方向が規制されている。
【0034】
この実施例のキャップ36は、図4(A)に示すように、従動ギア35および現像ローラ22と同軸の回転軸38の両端に設けた半径Rの略円盤状のものから構成されている。
【0035】
一方、ガイド部材37は、同図(A)に示すように、感光体ベルト11Aに向けてその径を狭めた径狭部37Aを有する形状のものが使用されており、キャップ36がガイド部材37の径狭部37Aに突き当たったところで現像カートリッジの移動動作が停止するようになっている。これにより、現像カートリッジ21および現像ローラ22が感光体ベルト11Aに一定距離以上近づきすぎないように近接動作を規制するようになっている。このキャップ36が最接近したときの現像カートリッジ21および現像ローラ22位置が感光体ベルト11Aに対する正規の現像位置となる。なお、このガイド部材37については、同図(B)のような形状でもよい。
【0036】
つぎに、この駆動ギア34の駆動軸33に対する取付状態について、以下に詳説する。なお、従動ギア35の回転軸38に対する取付状態についても、駆動軸に取り付ける駆動ギアと同様である。
【0037】
図5に示すように、駆動軸33の左右両側に固設する駆動ギア34(34L、34R)は、歯車の位相を同一になるように構成されており、この実施例では、同図(B)に示すように、駆動軸33の回り止めとなるDカットフライス面33Aによって規制されている。
【0038】
即ち、これら左右の駆動ギア34Lおよび34Rは、同図(C)に示すように、左側駆動ギア34Lの歯と右側駆動ギア34Rの歯とについて、位相差ΔPが、1ピッチ分に相当する周長さPに対して、つぎのピッチ関係式
0≦ΔP≦(1/2)・P
の範囲内に収まるように調整して組付けてある。
【0039】
なお、駆動軸33に対する駆動ギア34の回り止め方法としては、このDカットによらず、例えば図6(A)に示すように、両端面側を小判形に加工した駆動軸33と、この小判形端面が嵌合する小判形孔34Aを穿設した駆動ギア34との嵌合をおこなってもよい。さらに、同図(B)に示すように、両端面側にローレット加工を施した駆動軸33と、これが嵌合する孔34Bを穿設した駆動ギア34との嵌合を行ってもよい。さらに、同図(C)に示すように、駆動軸33にピン33Bを刺すとともに、駆動ギア34にこれを嵌合する嵌合孔34Cを穿設してもよい。
【0040】
さらに、この駆動ギア34および従動ギア35については、平歯車ではなく、それぞれ図7(A)、(B)に示すように、ハスバ歯車34´、35´を使用すれば好ましい。この図7(A)の場合、左右の駆動ギアについては、ともにねじれ方向が右下に向かうハスバ歯車34´を使用し、スパンL1、L2になるように取り付けられている。なお、左右のハスバ歯車34´は、スパンL1となる各左側面A、B、あるいはスパンL2となる各右側面C、Dについて、これらの面A、BあるいはC、Dでの歯車の位相差が先のピッチ関係式を満たすような位相差となるように、形成されている。
【0041】
同様に、現像ローラ22の左右両側に設けた従動ギアについては、同図(B)に示すように、ともにねじれ方向が逆に左下に向かうハスバ歯車35´が使用されており、これらの左右のハスバ歯車35´は、回転軸38にスパンL3、L4となるように取り付けられている。この左右のハスバ歯車35´は、スパンL3となる各左側面A、B、あるいはスパンL4となる各右側面C、Dについても、これらの面A、BあるいはC、Dでの歯車の位相差が先のピッチ関係式を満たすような位相差となるように、形成されている。
【0042】
ここで、スパンL1とL3との長さの差、およびスパンL2とL4との長さの差ΔLについては、次式
0≦ΔL≦0.5P・tanθ (但し、θはねじれ角を示す)の範囲に収まるように、左右両側の各ハスバ歯車34´を駆動軸33へ取り付ける際の位相差、および左右両側のハスバ歯車35´を回転軸38へ取り付ける際の位相差をそれぞれ正確に調整してある。
【0043】
なお、このように駆動ギアと従動ギアとをそれぞれねじれ方向が逆向き同一ねじれ角のもので構成する替わりに、図8に示すような構成のものでもよい。
即ち、これは、左右両側にある駆動ギアをそれぞれ逆向きで同一ねじれ角度のハスバ歯車34´´で構成するとともに、左右両側の従動ギアについても、それぞれ逆向きで同一ねじれ角度のハスバ歯車35´´で構成してある。この場合には、各ギアの位相については、例えば左右の駆動ギアについては、双方の内側面B、Cでの位相差を調整すればよい。一方、左右の従動ギアについては、双方の外側A、Dでの位相差を調整すればよい。これらの位相差については、先の位相関係式のものと同様である。
【0044】
従って、この実施例によれば、図3に示すように、非現像状態である現像カートリッジ21が感光体ベルト11Aから離間した後退動作時には、同図(A)に示すように、これら駆動ギア34および従動ギア35については、双方のギアは噛み合っているものの、この噛み合い状態は、正規の噛み合い位置であるピッチ円どうしでの噛み合い状態よりも僅かに離間して停止している。
【0045】
一方、同図(B)に示す現像動作の際には、クラッチ32D(図2参照)を繋ぐと、現像ローラ22自身の負荷トルクにより、圧縮ばね23の弾性力に抗して現像カートリッジ21が感光体ベルト11Aに向けて前進移動する。これにより、これらのギアは、正規の噛み合い位置であるピッチ円どうしでの噛み合い状態となり、これらのギアの噛み合い時の接線力を利用して現像ローラ22が回転駆動される。この場合、駆動ギア34及び従動ギア35がそれぞれの歯の位相を合わせてあるから、位相差による駆動力伝達の不均一性がなく、現像ローラ22の感光体ベルト11Aに対する平行度不良も生じないので、良好な色トナーの供給作用が実現できるようになる。
【0046】
次に、この第1実施例の変形例について説明する。
この変形例では、図9(A)、(B)及び図10に示すように、現像ローラ22の長手方向についてのがたつき防止を行うために、がたつき防止機構を備えている。
【0047】
このがたつき防止機構は、現像ローラ22とハスバ歯車35´´とを取り付けている回転軸38の両端部に取り付ける位置決めキャップ36に、フランジ36Aを設けるとともに、ガイド部材37の感光体ベルト11Aに近い先端部側に、テーパ部37Aを形成したものから構成されている。
【0048】
この現像カートリッジ21には、図10に示すように、後端部側に突起21Dが設けられており、この突起21Dとキャップ36とによってガイド部材37に係合・保持されるている。なお、この現像カートリッジ21を装置本体側の現像部14に装着する場合には、所定の離間位置まで感光体ベルト11Aから離間させて行う。
【0049】
従って、この変形例によれば、ガイド部材37によってスライドしてきたキャップ36は、ハスバ歯車34´´がハスバ歯車35´´の正規の状態で噛み合うまでは、比較的クリアランスが大きくなっているが、正規の状態で噛み合う寸前になると、キャップのフランジ36Aが、ガイド部材37のテーパ部37A面に係合して現像ローラ21の左右幅方向について規制され、位置決めされていく。
【0050】
即ち、図9(A)において、キャップ36のフランジ36Aがテーパ部37Aによってクリアランスの狭い先端部側へ誘導・案内されていく。これにより、フランジ36Aの端面がガイド部材37の先端部開口面37Bに当接し、もしくはごく僅かのクリアランスを保持して位置決めされ、回転軸38のスラスト方向が規制される。これにより、現像カートリッジ21および現像ローラ22が感光体ベルト11Aに対して平行に保持されるようになる。なお、このときのスラスト方向のがたは、XとYとの合算値が1mm以下となるように設定されている。
【0051】
次に、この発明に係る第2実施例について、図11(A)、(B)を参照しながら説明する。なお、この実施例において、先の実施例と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
この実施例の現像装置では、図11(A)に示すように、装置本体側の筐体10の一部10Bには圧縮ばねで構成した離間スプリングなどの弾性部材25が突設されている。一方、現像カートリッジ21の一部21Aと装置本体側の筐体10の一部10Aとの間には、先の実施例と同様に、圧縮ばね23が取り付けられており、現像カートリッジ21の後端部がストッパ24に当接して現像カートリッジ21側の現像ローラ22が感光体ベルト11Aから離間している。
【0052】
一方、現像カートリッジ21側には、その弾性部材25の先端部に当接する突起部21Bが形成されており、この突起部21Bおよび弾性部材25が衝撃吸収手段を構成している。なお、現像カートリッジ21が最後部まで後退したときに突起部21Bと弾性部材25の先端部分との間には、所定長のギャップG1が形成されるよう、突起部21Bと弾性部材25とが適正に位置決めされて形成されている。
【0053】
なお、このギャップG1と、現像カートリッジ21が感光体ベルト11Aから離間した図11(A)の状態のときに、現像ローラ22と感光体ベルト11Aとの間のギャップG2との関係については、G2<G1を満たす必要がある。一方、このギャップG2の最大値は、駆動ギア34と従動ギア35の噛み合わせによるので、ギアの歯数、モジュールによって異なる。現像ローラ22が感光体ベルト11Aに最接近した状態でのギャップG3については、0.5mm〜2mmの範囲で設定するのが好ましい。なお、この弾性部材には、圧縮ばねの他に、例えば板ばねなどでもよい。
【0054】
なお、この第2実施例でも、現像カートリッジ21側が感光体ベルト11Aから離間した状態のときには、先の第1実施例と同様に、図示外の駆動ギアと従動ギアとが噛み合っているものの、この噛み合い状態では、現像時のピッチ円どうしの噛み合いに比べると双方の歯間の距離が離間している。従って、従動ギアが現像ローラ22自身の負荷トルクにより、前進方向に押し出されることはない。
【0055】
さらに、現像動作の際には、図示外のクラッチが入り、モータ(図略)からの駆動力が伝達して従動ギアが回転前進し、図11(B)に示すように、現像ローラ22および現像カートリッジ21が前進する。これにより、正規の現像位置まで現像カートリッジ21が前進したところで、図示外のキャップがガイド部材の先端部に突き当たり、それ以上前進するのを阻止するが、このときには、駆動ギアと従動ギアとの噛み合い状態はピッチ円どうしの適正な状態になるように調整されている。
【0056】
従って、この実施例によれば、現像ローラ22が駆動され、現像カートリッジ21が感光体ベルト11Aに近づくと、感光体ベルト11Aの直前で弾性部材25が現像カートリッジの突起部21Bに当接するので、現像ローラ22が感光体ベルト11Aに当接するときの衝撃力を低減することができるようになる。
【0057】
しかも、この実施例では、圧縮ばね23のばね定数を大きくするように構成するのではなく、別に弾性部材25を設けた構成であるので、現像カートリッジ21の前進速度を低下させることなく、衝撃力を緩和させることが実現できるようになる。特に、この実施例のようなカラー画像形成装置にあっては、都合4度行う現像時間を考慮すると、その現像時間が4倍短縮されるため、一層現像時間の短縮化を図ることができ、好都合である。
【0058】
さらに、別に弾性部材25を設けることで、この圧縮ばね23のばね定数をむしろ小さくすることができるから、現像カートリッジ21の前進速度を増大させることができるようになり、現像時間を一層大幅に短縮することが可能となる。
【0059】
次に、この発明に係るさらに他の実施例について説明する。
この第3実施例の場合には、先の第2実施例での弾性部材の替わりに、例えば図12に示すように、現像カートリッジ21の感光体ベルト11Aに対向する正面とほぼ直交する左右両側方のいずれか一方に、突起21Cを形成するとともに、装置本体側の筐体10に板ばね性を有する適宜材料のもしくは樹脂で形成したテーパ状の弾性体で形成した弾性部材10Cを設けた構成でもよい。
【0060】
この場合には、図12(A)において、現像ローラ22が前進移動し、現像カートリッジ21が感光体ベルト11Aに近づくと、同図(B)に示すように、現像ローラ22が感光体ベルト11Aに当接する直前に、現像カートリッジ21の突起21Cが弾性部材10Cに垂直な方向から当接する。これにより、現像カートリッジ21の進行方向に対して弾性部材10Cのスラスト力をブレーキとして作用させ、当接時の振動・衝撃を減殺することができる。
【0061】
従って、この場合には、先の第2実施例のように、現像カートリッジ21の移動方向に対して平行な水平方向から弾性部材25が当接する場合に比べて、弾性部材25の単振動による影響を考慮することが必要ないから、現像ローラ22が正規の位置まで前進移動したにもかかわらず、その単振動動作により現像ローラ22が完全に停止するまでに若干の時間を要するといったことが防止できる。
【0062】
なお、この場合には、突起21Cと弾性部材10CとのギャップG1ないしG3については、先の第2実施例の場合と同様にして適宜の距離を設定することが必要である。
【0063】
さらに、この実施例では、現像カートリッジ21の片側のみに突起21Cを形成するとともに、この突起21Cに当接する弾性部材10Cについても1個のみ設置したが、図13に示すように現像カートリッジの両側に突起21Cを形成するとともに、これが当接する弾性部材10Cの方もそれに合わせて左右2個のものを装置本体側の筐体に形成してもよい。
【0064】
このように構成すれば、片側のみでの衝撃吸収作用に比べて、現像カートリッジにねじれ力が発生するのを有効に防止することができるから、各ギアの噛み合わせ部位等にストレスが生じることを防止することができ、耐久性を向上させることができる。
【0065】
なお、このような構成の他に、例えば図14に示すように、ガイド部材37の先端側が上方に向かうように形成することにより、現像ローラ22が感光体ベルト11Aに当接する直前に、現像カートリッジ21に対して重力の作用に起因したブレーキが作用し、感光体ベルト11Aへの衝撃を軽減することができる。
【0066】
また、このような構成とすることにより、図11ないし図13に示す、先の第2実施例ないし第3実施例およびその変形例に使用した弾性部材を特に必要とせずに同様の効果がもたらされるから、製造コストの削減も図ることができる。
【0067】
【発明の効果】
したがって、この発明によれば、左右両側の駆動ギアおよび従動ギアがそれぞれ同一形状に形成されているとともに、これらのギアの各軸への取り付け状態が、各歯の位相を一致させるように構成されており、左右両側で噛合する駆動ギアと従動ギアとは互いに歯の山と山と、谷と谷とが同一タイミングで、時間的にずれることなく噛合するようになっているので、同じタイミングで駆動力が左右両側のギアへ伝達されるようになる。これにより、現像ローラの像担持体に対する平行度不良が防止でき、良好なトナー供給が行えるようになるから、良好な現像動作を行うことができ、延いては高品質な画像が実現可能となる。
【0068】
さらに、この請求項2に係る発明によれば、駆動ギアおよび従動ギアをそれぞれハスバ歯車で形成しており、互いに噛み合う接触面積が平歯車よりも増大するから、滑らかな噛み合い動作が得られ、噛み合い騒音や噛み合い振動も低減できるようになる。従って、たとえ高速で現像動作を行う場合であっても、あるいは高負荷で回転力が伝達される場合であっても、これに伴う運転騒音や振動を抑えた現像装置が提供できる。
【0069】
さらに、この請求項3に係る発明によれば、左右両側の駆動ギアに使用したハスバ歯車における歯すじのねじれ方向を互いに逆向きにして設けるとともに、左右両側の従動ギアに使用したハスバ歯車における歯すじのねじれ方向を互いに逆向きにして設けたので、左右両側のギア間のスパン精度に影響されずにギアの噛み合いにより発生するスラスト力により、左右両側のギアの駆動力が均一になる位置まで、自動的に移動して像担持体に対して平行度を保つことができる。
【0070】
さらに、この請求項1に係る発明によれば、像担持体に対し現像ローラの位置決めを行うガイド部材を画像形成装置本体側に設け、このガイド部材により現像ローラの軸方向におけるがたの発生を防止するように構成したので、現像カートリッジの交換や保守点検のために取り外して再度装着する場合であっても、現像カートリッジが斜行状態で装着されたり、ギアどうしが誤った歯と噛合するといったトラブルを有効に防止することができるようになる。
【0071】
さらに、この請求項4に係る発明によれば、現像カートリッジが前進移動してこの現像カートリッジに組み込んだ現像ローラが像担持体に当接する直前かもしくは微少間隔を保持して近接する直前に、現像ローラもしくは現像カートリッジが係止して前進速度を制動する弾性部材を備えたので、現像カートリッジを像担持体に対して衝撃力を与えることなく早く移動させることができるようになり、これに伴う画像への悪影響を有効に防止することができるので、高速現像を行う場合であっても、高品質の画像が提供できるようになる。
【0072】
さらに、この請求項5に係る発明によれば、現像カートリッジ側の側面部に突起部を設けるとともに、現像ローラが像担持体に当接する直前かもしくは微少間隔を保持して近接する直前に、現像カートリッジ側の突起部が当接する弾性部材を備えたので、この弾性部材に現像カートリッジ側が当接する際に、反動による跳ね返り現象をもたらすことなく現像カートリッジの前進動作を瞬時に制動させることができ、その分一層高速前進動作が達成できるから、さらに高速での現像動作が実現可能となる。
【0073】
さらに、この請求項6に係る発明によれば、弾性部材が、現像カートリッジを両側から挟み込むように形成されているので、片側だけでの制動動作の場合に発生する虞れのある現像カートリッジでのねじれ現象を防止することができ、片側の駆動ギアおよび従動ギアのみに制動力が集中して作用することがなくなるから、耐久性の向上を図ることができる。
【0074】
さらに、この請求項7に係る発明によれば、現像時に、現像ローラが、重力に逆らいながら像担持体に向けて斜め上方に移動して当接するかもしくは微小間隔を保持して接近する前進動作を行うように、ガイド部材を形成したので、弾性部材を必要としなくとも、つまり安価で簡易な構成であっても、現像ローラが像担持体に当接するときの衝撃力を低減することができ、これによって高品質の画像が提供できるようになるから、便宜である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るカラーレーザプリンタの構成を示す概略構成図。
【図2】その現像部に使用する現像装置の接離機構を示す構成図。
【図3】(A)はその現像カートリッジおよび現像ローラの離間状態を示す説明図,(B)はその現像カートリッジおよび現像ローラの感光体への当接もしくは近接状態を示す説明図。
【図4】(A)はその現像ローラの感光体への当接もしくは近接動作に使用するガイド部材などを示す説明図,(B)はそのガイド部材の変形例を示す説明図。
【図5】(A)はその現像ローラを取り付けた駆動軸に設ける駆動ギアを示す平面図,(B)はその側面図、(C)は(B)の部分拡大図。
【図6】(A)は駆動軸に対する駆動ギアの回り止め方法を示す説明図、(B)、(C)はその変形例。
【図7】(A)は駆動軸に取り付けた駆動ギアのスパンを示す説明図、(B)は回転軸に取り付けた従動ギアのスパンを示す説明図。
【図8】その駆動軸と従動軸とに取り付けた駆動ギアと従動ギアの変形例を示す平面図。
【図9】(A)はキャップが係合するガイド部材を示す断面図、(B)はその概略側面図。
【図10】その平面図。
【図11】この発明の第2実施例の作用を示す説明図であり、(A)は現像ローラが感光体から離間した状態、(B)は近接もしくは当接した状態を示す。
【図12】その変形例を示す概略平面図であり、A)は現像ローラが感光体から離間した状態、(B)は近接もしくは当接した状態を示す。
【図13】さらに他の変形例を示す概略平面図。
【図14】この発明に係る他の実施例を示す説明図。
【符号の説明】
1 カラーレーザプリンタ
10 筐体
10C 弾性部材
11A 感光体ベルト
12 帯電部
13 書込部
14 現像部
15 中間転写部
16 給紙部
17 紙転写部
18 定着部
19 クリーニング部
2 現像装置
21 現像カートリッジ
21C 突起部
22 現像ローラ
23 圧縮ばね
24 ストッパ
25 弾性部材
3 接離機構
32D クラッチ
33 駆動軸
34 駆動ギア
34´ ハスバ歯車
35´´ ハスバ歯車
35 従動ギア
35´ ハスバ歯車
35´´ ハスバ歯車
36 キャップ
36A フランジ
37 ガイド部材
37A テーパ部
38 回転軸
Claims (7)
- 画像形成装置本体側に備える駆動ギアを現像カートリッジ側に備える従動ギアに噛み合わせ、前記駆動ギアの回転で前記現像カートリッジを移動して前記従動ギアと同軸に備える現像ローラを前記画像形成装置本体内の固定位置に備える像担持体に当接しまたは微少間隔を保持して離間するとともに、前記現像ローラに回転を伝達する画像形成装置において、
前記駆動ギアおよび従動ギアが、現像ローラの両側に、それぞれ、両側のギアを同一形状に形成させるとともに両側のギアの位相を一致させて設けられており、
前記画像形成装置本体側に設け、前記現像カートリッジを移動して前記現像ローラを前記像担持体に向けて近づけるとき、その移動動作をガイドするとともに、前記現像ローラが前記像担持体に一定距離以上近づきすぎないように近接動作を規制するガイド部材を備え、
そのガイド部材に、前記現像ローラを前記像担持体に向けて近づけるとき、次第に前記現像ローラの軸方向の動きを規制するテーパ部を形成してなることを特徴とする画像形成装置。 - 駆動ギアおよび従動ギアをそれぞれハスバ歯車で形成したことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 左右両側の駆動ギアに使用したハスバ歯車における歯すじのねじれ方向を互いに逆向きにして設けるとともに、
左右両側の従動ギアに使用したハスバ歯車における歯すじのねじれ方向を互いに逆向きにして設けたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 現像カートリッジが前進移動してこの現像カートリッジに組み込んだ現像ローラが像担持体に当接する直前かもしくは微少間隔を保持して近接する直前に、前記現像カートリッジが係止して前進速度を制動する弾性部材を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 現像カートリッジ側の側面部に突起部を設けるとともに、
現像ローラが像担持体に当接する直前かもしくは微少間隔を保持して近接する直前に、前記現像カートリッジ側の前記突起部が当接する弾性部材を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 弾性部材が、前記現像カートリッジを両側から挟み込むように形成されたことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 現像時に、現像ローラが、重力に逆らいながら前記像担持体に向けて斜め上方に移動して当接するかもしくは微小間隔を保持して接近する前進動作を行うように、前記ガイド部材を形成したことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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