JP3422666B2 - 動力伝達装置及び画像形成装置 - Google Patents

動力伝達装置及び画像形成装置

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JP3422666B2
JP3422666B2 JP29981297A JP29981297A JP3422666B2 JP 3422666 B2 JP3422666 B2 JP 3422666B2 JP 29981297 A JP29981297 A JP 29981297A JP 29981297 A JP29981297 A JP 29981297A JP 3422666 B2 JP3422666 B2 JP 3422666B2
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/75Details relating to xerographic drum, band or plate, e.g. replacing, testing
    • G03G15/757Drive mechanisms for photosensitive medium, e.g. gears
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに噛合された
複数のギヤによりモータの駆動力を被駆動部材に伝達す
る動力伝達装置及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のギヤによりモータの駆動力を被駆
動部材に伝達する動力伝達装置は広く知られている。画
像形成装置を例にとれば、感光体、この感光体上に画像
を形成するプロセスユニットの被駆動部材、感光体上の
画像を用紙に転写する転写ローラ、用紙に転写された画
像を定着する定着ローラ、用紙搬送系のローラ等の被駆
動部材等は複数のギヤを介してモータの駆動力を受ける
構成が多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、複数のギ
ヤでモータの駆動力を被駆動部材に伝達する動力伝達装
置においては、被駆動部材に掛かる負荷が大きいと回転
伝達が円滑に行われず振動が発生し、この振動の発生に
よって異音が発生する。被駆動部材の回転軸の中心位置
及び外径寸法の精度を高めるとともに、精度の高い軸受
で回転軸を支承することにより、振動の発生を抑制する
ことができるが、このようにした場合には非常にコスト
が高くなる問題がある。さらに、動力を伝達するギヤに
ハスバギヤを用いると異音の発生を抑制することができ
るが、この場合には駆動力の伝導効率が悪く、トルクが
大きい高価なモータを必要とする。
【0004】本発明は、簡易な構造で回転伝達系の振動
及び異音の発生を防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の動力伝達
装置は、モータに連結される駆動ギヤと、この駆動ギヤ
と同軸上で対向配置されて被駆動部材が負荷として連結
される従動ギヤと、弾性的に屈撓可能な材料により形成
され前記駆動ギヤと前記従動ギヤとの間に配設されたダ
ンパー部材と、前記駆動ギヤと前記ダンパー部材と前記
従動ギヤとのそれぞれの対向面に形成されて互いに係止
し合って駆動力を伝達する係止部とを備え、前記駆動ギ
ヤ及び前記従動ギヤの前記ダンパー部材との対向面に形
成された前記係止部は軸状の突起であり、前記ダンパー
部材に形成された前記係止部は前記突起に嵌合された係
止孔であり、前記ダンパー部材には複数の前記係止孔が
板厚方向に貫通して形成され、前記駆動ギヤ又は前記従
動ギヤの一方のギヤには一部の前記係止孔に対向してそ
の係止孔よりも大きな通孔が形成され、前記従動ギヤ又
は前記駆動ギヤの他方のギヤには前記ダンパー部材の前
記係止孔を貫通して前記通孔に遊嵌される大きさの軸状
の突起が形成されている。
【0006】したがって、駆動ギヤとダンパー部材との
対向面に形成された係止部同士が係止し合うことにより
駆動ギヤの駆動力がダンパー部材に伝達され、ダンパー
部材と従動ギヤとの対向面に形成された係止部同士が係
止し合うことによりダンパー部材に伝達された駆動力が
従動ギヤに伝達される。従動ギヤに掛かる負荷の変動に
よる回転伝達系の振動はダンパー部材の屈撓作用により
吸収される。また、駆動ギヤの突起がダンパー部材の係
止孔に嵌合することにより駆動ギヤの駆動力がダンパー
部材に伝達され、ダンパー部材の係止孔に従動ギヤの突
起が嵌合することによりダンパー部材に伝達された駆動
力が従動ギヤに伝達される。従動ギヤに掛かる負荷の変
動による回転伝達系の振動はダンパー部材の屈撓作用に
より吸収される。そして、従動ギヤに掛かる負荷が小さ
い場合には、駆動ギヤの突起がダンパー部材の係止孔に
嵌合することにより駆動ギヤの駆動力がダンパー部材に
伝達され、ダンパー部材の係止孔に従動ギヤの突起が嵌
合することによりダンパー部材に伝達された駆動力が従
動ギヤに伝達される。ダンパー部材の係止孔と従動ギヤ
の突起との当接力では従動ギヤに駆動力を伝達すること
ができないほど従動ギヤに掛かる負荷が大きい場合に
は、突起が通孔の内周面に当接する時点から駆動ギヤの
駆動力が直接従動ギヤに伝達される。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】請求項記載の動力伝達装置は、請求項
記載の発明において、駆動ギヤと従動ギヤの軸方向にお
ける離反方向の動きを阻止するブラケットを備える。
【0012】したがって、駆動ギヤとダンパー部材と従
動ギヤとの軸方向における離脱方向の動きがブラケット
により防止される。
【0013】請求項記載の画像形成装置は、感光体の
表面に画像を形成するプロセスユニットと、前記感光体
上の画像を用紙に転写する転写器とを備えた画像形成装
置において、この画像形成装置の被駆動部材とモータと
の間を連結する請求項1又は2記載の動力伝達装置を備
える。
【0014】したがって、駆動ギヤとダンパー部材との
対向面に形成された係止部同士が係止し合うことにより
駆動ギヤの駆動力がダンパー部材に伝達され、ダンパー
部材と従動ギヤとの対向面に形成された係止部同士が係
止し合うことによりダンパー部材に伝達された駆動力が
従動ギヤを介して画像形成装置の被駆動部材に伝達され
る。従動ギヤに掛かる負荷の変動による回転伝達系の振
動はダンパー部材の屈撓作用により吸収される。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて説明する。まず、図8を参照して画像形成装置の
概略について説明する。図8は画像形成装置の内部構造
を概略的に示す縦断正面図で、画像形成装置1の本体2
の一側には給紙カセット3が着脱自在に装着され、本体
2の他側には排紙口4が形成されている。給紙カセット
3から排紙口4に至る用紙搬送路5の上方には感光体6
が回転自在に設けられ、この感光体6の周囲には、それ
ぞれプロセスユニットとしての帯電器7、露光器8、現
像器9が配列されている。さらに、感光体6の外周に
は、転写器10、クリーニングユニット11、除電器1
2等が配列されている。さらに、用紙搬送路5に沿って
上流側から下流側に向けて、給紙ローラ13、レジスト
ローラ14、ヒートローラ15とプレスローラ16とを
有する定着器17、排紙ローラ18が配列されている。
【0016】次に、画像形成装置1の動作について説明
する。感光体6は時計方向に回転駆動される過程で帯電
器7により表面が帯電され、その帯電部分に露光器8か
らレーザ光を走査することにより静電潜像が形成され、
その静電潜像は現像器9によりトナー画像として現像さ
れる。一方では、給紙カセット3内の用紙Sが給紙ロー
ラ13によりレジストローラ14まで引き出され、感光
体6の回転運動に同期回転するレジストローラ14によ
り用紙Sが感光体6の下部に給紙される。感光体6上の
トナー画像は転写器10により用紙Sに転写され、その
用紙Sが定着器17を通るときに用紙S上の転写画像が
定着される。定着後の用紙Sは排紙ローラ18により外
部に排出される。
【0017】ここで、画像形成装置1のモータと被駆動
部材との間を連結する動力伝達装置の構成を図1ないし
図7を参照して説明する。まず、図7を参照して動力伝
達装置19の全体構成について説明する。この動力伝達
装置19は画像形成装置1の本体2(図8参照)に取り
付けられるフレーム20を有し、このフレーム20にモ
ータ(図示せず)に駆動される複数系統のギヤ列21,
22,23,24が装着されている。
【0018】ギヤ列21は、それぞれ用紙搬送系の被駆
動部材として図8に示す給紙ローラ13、レジストロー
ラ14、排紙ローラ18等にモータの駆動力を伝達する
複数のギヤ25,26,27,28,29,30,3
1,32により形成されている。ギヤ列22は、現像器
9の被駆動部材として図8に示す現像ローラ9a等にモ
ータの駆動力を順次伝達する複数のギヤ25,26,3
3,34,35,36,37により形成されている。ギ
ヤ列23は、図8に示す感光体(被駆動部材)6にモー
タの駆動力を順次伝達する複数のギヤ25,38,3
9,40,41,42,43,44により形成されてい
る。ギヤ列24は、定着器17の被駆動部材として図8
に示すヒートローラ15にモータの駆動力を順次伝達す
る複数のギヤ25,38,39,40,45,46,4
7,48により形成されている。ギヤ25はモータに直
結された入力ギヤで、ギヤ32,37,44,48は各
ギヤ列21,22,23,24の出力ギヤである。
【0019】このような動力伝達装置19では、現像器
9の現像ローラ9a駆動力を伝達するギヤ列21に掛か
る負荷が最も大きい。これは、トナーの圧力に抗して現
像ローラ9aを駆動させるためで、トナーの状態や量に
よって負荷も変動する。
【0020】そこで、本実施の形態では、負荷が大きい
ために振動が発生し易いギヤ列21を対象に振動吸収用
のダンパー部材を配設する例を一つの例として説明す
る。ギヤ列22では、ギヤ25の駆動力は、ギヤ26,
33,34,35,36,37の順に伝達される。これ
らのギヤ25,26,33〜37のうち、ギヤ35を駆
動ギヤ、その後段に位置するギヤ36を従動ギヤとして
説明する。説明のために、駆動ギヤ35と従動ギヤ36
との間の駆動力伝達構造を図1ないし図3に示し、駆動
ギヤ35とダンパー部材49と従動ギヤ36の形状を図
4ないし図6に示す。
【0021】駆動ギヤ35とダンパー部材49と従動ギ
ヤ36とはフレーム20(図7参照)に立設された支軸
50に回転自在に嵌合されている。駆動ギヤ35は一側
面に凹部51が形成されたカップ状の形状を有し、その
底面には係止部である3本の軸状の突起52が120°
の間隔を開けて一体に形成されているとともに、これら
の突起52の間に円形の通孔53が形成されている。従
動ギヤ36の駆動ギヤ35側の側面には係止部である3
本の軸状の突起54が120°の間隔を開けて一体に形
成されている。ダンパー部材49はゴム硬度が40°程
度に定められて弾性的に屈撓自在な材料により六角形で
シート状の形状に形成され、60°の間隔を開けて配設
されて貫通された6個の係止孔55を有している。これ
らの係止孔55はダンパー部材49の両側面に開口して
突起52又は54と係止し合う係止部として機能する。
具体的には、一つ置きに配設された3個の係止孔55が
駆動ギヤ35の突起52と係止し合い、他の3個の係止
孔55が従動ギヤ36の突起54と係止し合う。さら
に、六角形のダンパー部材49の対角の長さは、駆動ギ
ヤ35の円形の凹部51の内径と略同寸法に定められ、
ダンパー部材49の各辺と駆動ギヤ35の凹部51の内
周面との間には隙間が形成されるように構成されてい
る。
【0022】図3に示すように、従動ギヤ36の突起5
4は駆動ギヤ35の通孔53に突出されているが、突起
54の外径より通孔53の内径の方が小さい寸法に定め
られているため、その嵌合は遊嵌状態である。さらに、
駆動ギヤ35と従動ギヤ36との突起52,54が形成
された側面とは反対側の側面には、支軸50を囲繞する
環状のリブ56,57が一体に形成され、これらのリブ
56,57はコの字形のブラケット58の両側に開口す
る円孔59に回転自在に嵌合されている。このブラケッ
ト58は、駆動ギヤ35と従動ギヤ36とを僅かな圧力
をもって挾持する寸法に形成され、両ギヤ35,36の
軸方向における離反方向の動きを阻止するように構成さ
れている。
【0023】このような構成において、駆動ギヤ35は
モータの駆動力をギヤ25,26,33,34を介して
受けて回転するが、駆動ギヤ35の突起52がダンパー
部材49の係止孔55に嵌合することにより駆動ギヤ3
5の駆動力がダンパー部材49に伝達され、ダンパー部
材49の係止孔55に従動ギヤ36の突起54が嵌合す
ることによりダンパー部材49に伝達された駆動力が従
動ギヤ36に伝達される。従動ギヤ36に伝達された駆
動力はギヤ37に伝達され、現像器9の現像ローラ9a
が駆動される。
【0024】この場合、現像器9のトナーの状態及び量
により、従動ギヤ36に掛かる負荷が大きくなり、或い
は負荷が変動することがあるが、このときにギヤ列22
(回転伝達系)に生ずる振動はダンパー部材49の屈撓
作用により吸収される。したがって、異音の発生を防止
することができる。また、六角形のダンパー部材49の
各辺と駆動ギヤ35の円形の凹部51の内周面との間に
は隙間が形成されるため、ダンパー部材49を屈撓し易
くすることができ、振動吸収性の促進に寄与することが
できる。
【0025】従動ギヤ36に掛かる負荷が小さい場合に
は、以上のように、駆動ギヤ35に伝達された駆動力が
ダンパー部材49を介して従動ギヤ36に伝達される
が、従動ギヤ36の突起54が駆動ギヤ35の通孔53
に遊嵌されているので、ダンパー部材49の係止孔55
と従動ギヤ36の突起54との当接力では従動ギヤ36
に駆動力を伝達することができないほど従動ギヤ36に
掛かる負荷が大きい場合には、駆動ギヤ35の回転によ
りその通孔53の内周面が従動ギヤ36の突起54に当
接する時点から、その当接力によって駆動ギヤ35の駆
動力を直接従動ギヤ36に伝達することができる。さら
に、従動ギヤ36に掛かる負荷が大きい場合でも、駆動
ギヤ35と従動ギヤ36との軸方向における離脱方向の
動きをブラケット58により防止することができきる。
したがって、相対向する円板の間に摩擦係数の高い板を
配設したクラッチとは構造が異なり、駆動側の回転を従
動側に確実に伝達することができ、且つ、回転伝達系の
振動を有効に吸収することができる。
【0026】このような作用は、従動ギヤ36に通孔5
3を形成し、この通孔53に駆動ギヤ35の突起52を
遊嵌させても得ることができる。換言すれば、ギヤ36
側からダンパー部材49を介してギヤ36に駆動力を伝
達する場合も同様の作用を得ることができる。
【0027】なお、本実施の形態においては、複数のギ
ヤ列21,22,23,24を一つのモータで駆動する
ようにしたが、これに限られるものではない。また、モ
ータの駆動力を伝達する被駆動部材の対象としては、画
像形成装置の場合、それぞれ図示しないが、現像器のト
ナー撹拌器やトナー供給ローラ、感光体を帯電させる帯
電ローラ、感光体上の画像を用紙に転写する転写ロー
ラ、クリーニングユニットのトナー回収ローラ等の被駆
動部材が上げられる。さらに、本発明の動力伝達装置
は、他の機器の被駆動部材にモータの駆動力を伝達する
場合にも適用可能である。
【0028】
【発明の効果】請求項1及び記載の発明によれば、動
力伝達装置は、モータに連結される駆動ギヤと、この駆
動ギヤと同軸上で対向配置されて被駆動部材が負荷とし
て連結される従動ギヤと、弾性的に屈撓可能な材料によ
り形成され前記駆動ギヤと前記従動ギヤとの間に配設さ
れたダンパー部材と、前記駆動ギヤと前記ダンパー部材
と前記従動ギヤとのそれぞれの対向面に形成されて互い
に係止し合って駆動力を伝達する係止部とを備えるの
で、駆動ギヤとダンパー部材との対向面に形成された係
止部同士の係止により駆動ギヤの駆動力をダンパー部材
に伝達し、ダンパー部材と従動ギヤとの対向面に形成さ
れた係止部同士の係止によりダンパー部材に伝達された
駆動力を従動ギヤに伝達することができる。また、従動
ギヤに掛かる負荷の変動による回転伝達系の振動をダン
パー部材の屈撓作用により吸収し、異音の発生を防止す
ることができる。また、駆動ギヤ及び従動ギヤのダンパ
ー部材との対向面に形成された係止部は軸状の突起であ
り、ダンパー部材に形成された係止部は前記突起に嵌合
された係止孔であるので、駆動ギヤの突起とダンパー部
材の係止孔との嵌合により駆動ギヤの駆動力をダンパー
部材に伝達し、ダンパー部材の係止孔と従動ギヤの突起
との嵌合によりダンパー部材に伝達された駆動力を従動
ギヤに伝達することができる。また、従動ギヤに掛かる
負荷の変動による回転伝達系の振動をダンパー部材の屈
撓作用により吸収し、異音の発生を防止することができ
る。そして、ダンパー部材には複数の係止孔が板厚方向
に貫通して形成され、駆動ギヤ又は従動ギヤの一方のギ
ヤには一部の前記係止孔に対向してその係止孔よりも大
きな通孔が形成され、前記従動ギヤ又は前記駆動ギヤの
他方のギヤには前記ダンパー部材の前記係止孔を貫通し
て前記通孔に遊嵌される大きさの軸状の突起が形成され
ているので、従動ギヤに掛かる負荷が小さい場合には、
駆動ギヤの突起とダンパー部材の係止孔との嵌合により
駆動ギヤの駆動力をダンパー部材に伝達し、ダンパー部
材の係止孔と従動ギヤの突起との嵌合によりダンパー部
材に伝達された駆動力を従動ギヤに伝達するが、ダンパ
ー部材の係止孔と従動ギヤの突起との当接力では従動ギ
ヤに駆動力を伝達することができないほど従動ギヤに掛
かる負荷が大きい場合には、突起と通孔の内周面とが当
接する時 点から駆動ギヤの駆動力を直接従動ギヤに伝達
することができる。
【0029】
【0030】
【0031】請求項記載の発明は、請求項記載の発
明において、駆動ギヤと従動ギヤの軸方向における離反
方向の動きを阻止するブラケットを備えるので、従動ギ
ヤに掛かる負荷が大きい場合でも、駆動ギヤとダンパー
部材と従動ギヤとの軸方向における離脱方向の動きをブ
ラケットすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における駆動ギヤと従動
ギヤとの間の駆動力伝達構造を示す分解斜視図である。
【図2】駆動ギヤと従動ギヤとの間の駆動力伝達構造を
示す正面図である。
【図3】図2におけるA−A線部の縦断側面図である。
【図4】駆動ギヤの正面図である。
【図5】ダンパー部材の正面図である。
【図6】従動ギヤの正面図である。
【図7】動力伝達装置の正面図である。
【図8】画像形成装置の内部構造を概略的に示す縦断正
面図である。
【符号の説明】 6 感光体、被駆動部材 8〜9 プロセスユニット 9a 被駆動部材 10 転写器 13〜15 被駆動部材 18 被駆動部材 19 動力伝達装置 35 駆動ギヤ 36 従動ギヤ 49 ダンパー部材 52 係止部、突起 53 通孔 54 係止部、突起 55 係止部、係止孔 58 ブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18 G03G 21/00 345 - 352 G03G 21/06 - 21/08 F16H 19/00 - 37/00 F19H 40/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータに連結される駆動ギヤと、この駆
    動ギヤと同軸上で対向配置されて被駆動部材が負荷とし
    て連結される従動ギヤと、弾性的に屈撓可能な材料によ
    り形成され前記駆動ギヤと前記従動ギヤとの間に配設さ
    れたダンパー部材と、前記駆動ギヤと前記ダンパー部材
    と前記従動ギヤとのそれぞれの対向面に形成されて互い
    に係止し合って駆動力を伝達する係止部とを備え、前記
    駆動ギヤ及び前記従動ギヤの前記ダンパー部材との対向
    面に形成された前記係止部は軸状の突起であり、前記ダ
    ンパー部材に形成された前記係止部は前記突起に嵌合さ
    れた係止孔であり、前記ダンパー部材には複数の前記係
    止孔が板厚方向に貫通して形成され、前記駆動ギヤ又は
    前記従動ギヤの一方のギヤには一部の前記係止孔に対向
    してその係止孔よりも大きな通孔が形成され、前記従動
    ギヤ又は前記駆動ギヤの他方のギヤには前記ダンパー部
    材の前記係止孔を貫通して前記通孔に遊嵌される大きさ
    の軸状の突起が形成されていることを特徴とする動力伝
    達装置。
  2. 【請求項2】 駆動ギヤと従動ギヤの軸方向における離
    反方向の動きを阻止するブラケットを備えることを特徴
    とする請求項記載の動力伝達装置。
  3. 【請求項3】 感光体の表面に画像を形成するプロセス
    ユニットと、前記感光体上の画像を用紙に転写する転写
    器とを備えた画像形成装置において、この画像形成装置
    の被駆動部材とモータとの間を連結する請求項1又は2
    記載の動力伝達装置を備えることを特徴とする画像形成
    装置。
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