JPH0752123Y2 - レジストローラの回転負荷緩衝機構 - Google Patents

レジストローラの回転負荷緩衝機構

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JPH0752123Y2
JPH0752123Y2 JP1987013654U JP1365487U JPH0752123Y2 JP H0752123 Y2 JPH0752123 Y2 JP H0752123Y2 JP 1987013654 U JP1987013654 U JP 1987013654U JP 1365487 U JP1365487 U JP 1365487U JP H0752123 Y2 JPH0752123 Y2 JP H0752123Y2
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JP
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rotating body
side rotating
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driving
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JP1987013654U
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JPS63175647U (ja
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亨 丹生
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三田工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、感光体ドラムへ複写紙を搬送するためのレジ
ストローラの駆動力伝達経路内に設けられる回転負荷緩
衝機構に関するものである。
考案の背景 上記レジストローラの駆動力伝達経路は、下記のように
複数のスプロケットに、これらを駆動するチェーンをか
け渡して構成されている。即ち第5図に示す如く、感光
体ドラム3表面の静電潜像を可視像化する現像装置4に
設けられている現像スリーブ5を駆動するためのスプロ
ケット6と、感光体ドラム3表面に図示せぬ複写紙を搬
送するレジストローラ7,8を歯車9,10を介して駆動する
ためのスプロケット11と、複写後の上記複写紙を搬送す
る搬送ベルト12を駆動するためのスプロケット13と、ク
リーニング装置14に設けられているトナー排出用のスク
リューコンベア15を駆動するためのスプロケット16と、
上記搬送ベルト12で搬送される複写紙を定着する定着ロ
ーラ17,18を駆動するためのスプロケット19と、モータ2
0に装着された複列歯を有するスプロケット21の一方の
歯とにチェーン23を連架することによりレジストローラ
の駆動力伝達経路が構成されている。
そして、上記スプロケット21の他方の歯には、前記感光
体ドラム3を駆動するためのチェーン22が張架されてい
る。
尚、上記レジストローラ7には、複写紙を所定のタイミ
ングで搬送開始するために、歯車10との間に図示せぬレ
ジストクラッチが設けられており、従って、感光体ドラ
ム3上の静電潜像がその感光体ドラム3の回転に伴って
所定位置に達した時、上記レジストクラッチがオンし、
複写紙の搬送が開始される。
ところが、上述の如くレジストローラ7は、感光体ドラ
ム3と共にモータ20によって回転駆動されるため、上記
レジストクラッチがオンし、歯車10とレジストローラ7
とが連結された時に発生する急激な負荷変動が、上記ス
プロケット11,チェーン23,スプロケット21及びチェーン
22を介して感光体ドラム3に伝達され、この感光体ドラ
ム3の回転ムラとなって現れる。
その結果、感光体ドラム3上のトナー像が複写紙に転写
される際、画像ズレの問題が発生する。
考案の目的 本考案は、上記事情に鑑みて創案されたものであり、レ
ジストクラッチがオンされ、駆動側歯車とレジストロー
ラとが連結された時に発生する急激な負荷変動を吸収す
ることにより、感光体ドラムの回転ムラを防止すること
のできるレジストローラの回転負荷緩衝機構の提供を目
的とするものである。
考案の構成 上記目的を達成するために、本考案が採用する主たる手
段は、その要旨とするところが、モータからレジストロ
ーラへ駆動力を伝達する駆動力伝達経路内に配備され、
上記駆動力を伝達する駆動力伝達部材を駆動側回転体と
従動側回転体との2部材を具備して構成し、一方の回転
体にその軸芯に対して略直角の側面に開口部を有する収
容部を凹設すると共にこの収容部内に上記軸芯に対して
放射状に複数の平板状の第1の係合部を形成し、他方の
回転体にその軸芯に対して放射状に形成した複数の平板
状の第2の係合部を上記開口部から上記収容部内に収容
してこの収容部内の上記第1の係合部と第2の係合部と
の間に弾性体からなる正断面視で扇形状の緩衝部材をそ
れぞれ嵌挿し、駆動側回転体の駆動力を上記緩衝部材を
介して従動側回転体に伝達する如くなした点に係るレジ
ストローラの回転負荷緩衝機構である。
考案の作用 上記したように構成される回転負荷緩衝機構を、例え
ば、感光体ドラムと共通の駆動源で駆動され、且つ駆動
力を断続的にレジストローラに伝達するためのレジスト
クラッチを有するレジストローラの駆動力伝達経路内に
設ける。
即ち、上記レジストクラッチの入力軸と従動側回転体と
を連結し、駆動側回転体と駆動源側の伝達機構とを連結
する。
その結果、上記レジストクラッチがオンされた時に発生
する急激な負荷変動により発生する回転ムラは、従動側
回転体を介して緩衝部材に伝達され、この緩衝部材で吸
収される。
実施例 以下、添付図面を参照して本考案を具体化した実施例に
つき説明し、本考案の理解に供する。
尚、以下の実施例は、本考案を具体化した一例であっ
て、本考案の技術的範囲を限定する性格のものではな
い。
ここに第1図(a),(b)は本考案の一実施例に係る
回転負荷緩衝機構であって、同図(a)は正面図、同図
(b)は同図(a)におけるA−A′矢視断面図、第2
図(a),(b)は上記回転負荷緩衝機構の一部を構成
する駆動側回転体であって、同図(a)は正面図、同図
(b)は同図(a)におけるB−B′矢視断面図、第3
図(a),(b)は同従動側回転体であって、同図
(a)は正面図、同図(b)は同図(a)におけるC−
C′矢視断面図、第4図(a),(b)は同緩衝部材で
あって、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図、第
5図は上記回転負荷緩衝機構を適用することのできる複
写機の構成図である。
この実施例に係る回転負荷緩衝機構Dは、第1図
(a),(b)に示す如く、駆動力伝達部材Eを構成す
る駆動側回転体30及び従動側回転体35と、上記両回転体
30及び35の間に介在されるネオプレンゴム等の弾性体か
らなる緩衝部材40とを具備して構成されている。
上記駆動側回転体30では、第2図(a),(b)に示す
ように、円板状部材の外周面に前記歯車9(第5図参
照)と噛み合い可能な歯31が連なって刻設されており、
中央部には、軸芯と略直角の一側面に開口部を有する収
容部33が凹設されている。この収容部33は、後述の従動
側回転体35及び複数の緩衝部材40を収容するためのもの
であり、この緩衝部材40の側面40a若しくは40bと係合す
る平板状の第1の係合部32,32,32によって3分割されて
いる。尚この第1の係合部32は、上記駆動側回転体30の
軸芯に対して放射状に形成されている。
上記、従動側回転体35は、第3図(a),(b)に示す
ように、円筒形状の支持部材38の外周面に、緩衝部材40
の側面40b若しくは40aと係合する平板状の第2の係合部
36,36,36が放射状に設けられている。
上記緩衝部材40は、第4図(a),(b)に示すよう
に、正断面略扇型に形成されており、上記駆動側回転体
30の第1の係合部32若しくは従動側回転体35の第2の係
合部36と係合する側面40a及び40bを有している。
そして、第1図(a),(b)に示すように、上記駆動
側回転体30の収容部33に従動側回転体35の第2の係合部
36を挿入し、第1の係合部32と第2の係合部36とで仕切
られた各空間にそれぞれ上記緩衝部材40を嵌挿すること
により、回転負荷緩衝機構Dが構成される。
そして、この回転負荷緩衝機構Dの従動側回転体35のネ
ジ部36aにレジストクラッチ41の入力側回転板42を図示
せぬビスを用いて取り付けると共に、このレジストクラ
ッチ41の出力軸43にレジストローラ7(第5図参照)を
装着し、前記歯車9と上記歯31とが噛み合い可能となる
ように上記レジストローラ7を配備する。
上記構成によれば、所定のタイミングで複写紙を感光体
ドラム3表面に搬送すべく、レジストクラッチ41がオン
し、歯車9が駆動側回転体30の歯31を介してレジストロ
ーラ7と連結された時に発生する急激な負荷変動は、レ
ジストクラッチ41の出力軸43及び入力側回転板42,従動
側回転体35の第2の係合部36を介して緩衝部材40に伝達
され、この緩衝部材40によって吸収される。従って、上
記負荷変動は駆動側回転体30に伝達されず、その結果前
記感光体ドラム3には回転ムラは発生しないのである。
尚、上記実施例においては、回転負荷緩衝機構Dをレジ
ストクラッチ41の入力側に設けた場合について説明した
が、この回転負荷緩衝機構Dは前記レジストローラ7,8
の駆動力伝達経路内におけるモータからレジストローラ
7までの間において、その設置場所が制限されるもので
はない。
考案の効果 本考案は、上記したように、モータからレジストローラ
へ駆動力を伝達する駆動力伝達経路内に配備され、上記
駆動力を伝達する駆動力伝達部材を駆動側回転体と従動
側回転体との2部材を具備して構成し、一方の回転体に
その軸芯に対して略直角の側面に開口部を有する収容部
を凹設すると共にこの収容部内に上記軸芯に対して放射
状に複数の平板状の第1の係合部を形成し、他方の回転
体にその軸芯に対して放射状に形成した複数の平板状の
第2の係合部を上記開口部から上記収容部内に収容して
この収容部内の上記第1の係合部と第2の係合部との間
に弾性体からなる正断面視で扇形状の緩衝部材をそれぞ
れ嵌挿し、駆動側回転体の駆動力を上記緩衝部材を介し
て従動側回転体に伝達する如くなしたレジストローラの
回転負荷緩衝機構であるから、レジストクラッチがオン
され、駆動側歯車とレジストローラとが連結された時に
発生する急激な負荷変動を吸収することができ、従っ
て、例えば、レジストローラと感光体ドラムとが共通の
駆動源で駆動される場合には、感光体ドラムの回転ムラ
の発生を防止することができる。その結果、常に安定し
た鮮明な複写画像を得ることが可能となるのである。
更に上記緩衝部材は、回転体の収容部内で回転方向に関
して第1,第2の係合部に挟まれ且つ半径方向に関して回
転体の収容部を構成する外周壁部自身で覆われているの
で、第1,第2の係合部間でこの緩衝部材の回転に伴う伸
縮による摺動が阻止されてそれに伴う騒音発生が防止さ
れると共に、第1,第2の係合部による圧迫作用にて該緩
衝部材が半径方向へ伸びて突出し、この第1,第2の係合
部の先端角部との当接により破損に至るという事態が回
避される。
また上記緩衝部材は収容部内に嵌め込まれた状態で過大
な負荷による不必要な変形が阻止されるので、この緩衝
部材自身の長寿命化も図り得る。
更にまた上記構成においては、駆動側回転体と従動側回
転体との連結時における軸芯回り(円周方向)に係る相
対的な移動量は軸芯側よりも外周側で大きく、それに伴
って衝撃時におけるエネルギーも大きくなる。
しかるに本願では、上述の如く緩衝部材が正断面視で扇
形状を呈して軸芯側よりも外周側でその円周方向に係る
寸法が大きく形成されていることから、エネルギー吸収
量もその外周側ほど大きくなり、回転体における衝撃,
振動の吸収緩和に効果的である。
即ち、上記構成においては、緩衝部材はその軸芯側より
も外周側ほどエネルギー吸収要素としてのバネ容量が大
きいと言える。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本考案の一実施例に係る回転負
荷緩衝機構であって、同図(a)は正面図、同図(b)
は同図(a)におけるA−A′矢視断面図、第2図
(a),(b)は上記回転負荷緩衝機構の一部を構成す
る駆動側回転体であって、同図(a)は正面図、同図
(b)は同図(a)におけるB−B′矢視断面図、第3
図(a),(b)は同従動側回転体であって、同図
(a)は正面図、同図(b)は同図(a)におけるC−
C′矢視断面図、第4図(a),(b)は同緩衝部材で
あって、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図、第
5図は上記回転負荷緩衝機構を適用することのできる複
写機の構成図である。 (符号の説明) 30……駆動側回転体、32……第1の係合部、33……収容
部、35……従動側回転体、36……第2の係合部、40……
緩衝部材、D……回転負荷緩衝機構、E……駆動力伝達
部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータからレジストローラへ駆動力を伝達
    する駆動力伝達経路内に配備され、上記駆動力を伝達す
    る駆動力伝達部材を駆動側回転体と従動側回転体との2
    部材を具備して構成し、一方の回転体にその軸芯に対し
    て略直角の側面に開口部を有する収容部を凹設すると共
    にこの収容部内に上記軸芯に対して放射状に複数の平板
    状の第1の係合部を形成し、他方の回転体にその軸芯に
    対して放射状に形成した複数の平板状の第2の係合部を
    上記開口部から上記収容部内に収容してこの収容部内の
    上記第1の係合部と第2の係合部との間に弾性体からな
    る正断面視で扇形状の緩衝部材をそれぞれ嵌挿し、駆動
    側回転体の駆動力を上記緩衝部材を介して従動側回転体
    に伝達する如くなしたレジストローラの回転負荷緩衝機
    構。
JP1987013654U 1987-01-30 1987-01-30 レジストローラの回転負荷緩衝機構 Expired - Lifetime JPH0752123Y2 (ja)

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JP1987013654U JPH0752123Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30 レジストローラの回転負荷緩衝機構

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JPS63175647U JPS63175647U (ja) 1988-11-15
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JP2515441B2 (ja) * 1991-04-25 1996-07-10 三田工業株式会社 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6081319U (ja) * 1983-11-09 1985-06-05 三木プーリ株式会社 スパイダ−カツプリング

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JPS63175647U (ja) 1988-11-15

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