JPH09112363A - V型エンジンの吸気装置 - Google Patents

V型エンジンの吸気装置

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JPH09112363A
JPH09112363A JP27261295A JP27261295A JPH09112363A JP H09112363 A JPH09112363 A JP H09112363A JP 27261295 A JP27261295 A JP 27261295A JP 27261295 A JP27261295 A JP 27261295A JP H09112363 A JPH09112363 A JP H09112363A
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JP
Japan
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intake
surge tank
intake manifold
communicating
intake port
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JP27261295A
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Hiroyuki Nishizawa
弘之 西澤
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Mitsubishi Motors Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B75/22Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低中回転域と高回転域との両方で体積効率を
向上させることを可能としたV型エンジンの吸気装置を
提供する。 【解決手段】 #1吸気マニホールド11は、第3サー
ジタンク24の外周を回り込んだ後に上下隔壁23を貫
通して第1サージタンク21に連通すると共に、吸気ポ
ートよりの部位で第3サージタンク24にも連通してい
る。第1遮断弁31は、#1吸気マニホールド11と第
3サージタンク24との連通部位に設けられており、ド
ライブシャフト41に開閉駆動されて、#1吸気マニホ
ールド11と第3サージタンク24とを連通あるいは遮
断する。また、#1吸気マニホールド11は、吸気ポー
トから第3サージタンク24との連通部位までの流路面
積が比較的大きく、第3サージタンク24との連通部位
から第1サージタンク21との連通部位までの流路面積
が比較的小さく設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、V型エンジン用の
吸気装置に係り、詳しくは低中回転域と高回転域との両
方で体積効率を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用の多気筒エンジン(一般には、
6気筒以上)では、旧来の直列配置に代わり、搭載性に
優れたV型配置のもの(V型エンジン)が主流となって
きている。V型エンジンの吸気装置として、特開平3−
926号公報や特開昭61−258922号公報等に
は、エンジンの運転状態に応じてサージタンクの容量等
を変化させる可変吸気装置が提案されている。例えば、
前者の装置では、吸気順序(すなわち、点火順序)が連
続しない気筒(すなわち、V型6気筒エンジンにおいて
は、1,3,5番気筒および2,4,6番気筒)の吸気
マニホールドをそれぞれ左右のサージタンクに連通させ
ると共に、両サージタンクを連通タンクを介して連通さ
せている。両サージタンクと連通タンクとの間にはそれ
ぞれ遮断弁が設けられており、低回転域では遮断弁を閉
鎖して吸気干渉の生じない共鳴(脈動)あるいは慣性過
給吸気系を構成させ、高回転域では遮断弁を開放して大
容量の吸気系を構成させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の吸気装置には、未だ改善の余地があった。周知のよ
うに、内燃機関の吸気系では、吸気マニホールドの全長
やその流路面積の大小が、体積効率すなわち機関出力に
大きな影響を与える。例えば、低回転域においては、吸
気マニホールドが長くかつ流路面積が小さい程、慣性効
果が高まって体積効率が向上する。また、高回転域にお
いては、逆に、吸気マニホールドが短くかつ流路面積が
大きい程、慣性過給が高回転域で高効率になると共に、
吸気抵抗が減少して体積効率が向上する。ところが、上
述した従来の吸気装置では、単一の吸気マニホールドを
使用しているため、その長さや流路面積を低中回転域あ
るいは高回転域のどちらかに合わせざるを得ず、他方の
回転域では所期の体積効率を達成することができなかっ
た。
【0004】本発明は上記状況に鑑みなされたもので、
低中回転域と高回転域との両方で体積効率を向上させる
ことを可能としたV型エンジンの吸気装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1では、エアクリーナに接続した吸気通路と各気筒の吸
気ポートとの間に配設され、前記吸気ポートへの吸入空
気の導入を制御するV型エンジンの吸気装置において、
前記吸気通路に連通し、点火順序が奇数番となる気筒の
吸気ポートに吸気マニホールドを介して連通する第1の
サージタンクと、前記吸気通路に連通し、点火順序が偶
数番となる気筒の吸気ポートに吸気マニホールドを介し
て連通する第2のサージタンクと、前記吸気通路に連通
し、前記各気筒の吸気ポートに前記各吸気マニホールド
の吸気ポート寄りの部位に連通する第3のサージタンク
と、当該第3のサージタンクと前記各吸気マニホールド
との連通を遮断する第1の遮断弁と、少なくともエンジ
ン負荷に応じて当該第1の遮断弁を開閉制御する吸気制
御手段とを備えたものを提案する。
【0006】また、本発明の請求項2では、請求項1の
吸気装置において、前記各吸気マニホールドは、前記各
気筒の吸気ポートから前記第3のサージタンクとの連通
部位までの流路面積が、前記第3のサージタンクとの連
通部位から前記第1あるいは第2のサージタンクとの連
通部位までの流路面積より大きく設定されているものを
提案する。
【0007】また、本発明の請求項3では、請求項1ま
たは2の吸気装置において、前記各吸気マニホールド
は、前記各気筒の吸気ポートから前記第1あるいは第2
のサージタンクとの連通部位までの長さが略等しく設定
されているものを提案する。また、本発明の請求項4で
は、請求項1〜3の吸気装置において、前記吸気制御手
段により開閉制御され、前記吸気通路と前記第3のサー
ジタンクとの連通を遮断する第2の遮断弁を更に備え、
前記吸気制御手段が前記第1の遮断弁と前記第2の遮断
弁とを同時に閉鎖するものを提案する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
一実施形態を詳細に説明する。図1には本発明に係るV
型8気筒ガソリンエンジン用の吸気装置を平面視により
示し、図2,図3には図1中のII−II断面視(縦断面
視)と図1中のIII矢視(正面視)とをそれぞれ示して
ある。本実施形態の吸気装置1は、アルミ合金鋳造品の
装置本体2を主要構成部材としており、エアクリーナに
接続した吸気管3と第1〜第8(#1〜#8)気筒の図
示しない吸気ポートとの間に配設されている。尚、本実
施形態のエンジンでは、点火順序が#1−#2−#7−
#3−#4−#5−#6−#8であるため、点火順序が
奇数番となる気筒は#1,#4,#6,#7、点火順序
が偶数番となる気筒は#2,#3,#5,#8となる。
【0009】装置本体2は、吸気管3に連通するサージ
タンク部4と、サージタンク部4の上部に巻設された#
1〜#8吸気マニホールド11〜18とからなってい
る。サージタンク部4は、その下部が左右隔壁20によ
り第1サージタンク21と第2サージタンク22とに区
画され、上部が上下隔壁23により第3サージタンク2
4に区画されている。本実施形態の場合、第1サージタ
ンク21と第2サージタンク22とは容積が等しく、第
3サージタンク24のみ第1,第2サージタンク21,
22に較べて大容量となっている。尚、後述するよう
に、#1〜#8吸気マニホールド11〜18は、それぞ
れが第1サージタンク21と第2サージタンク22との
どちらかに連通すると共に、すべてが第3サージタンク
24に連通している。
【0010】装置本体2には、その内部に第3サージタ
ンクと各吸気マニホールド11〜18との連通を遮断す
る第1遮断弁31〜38が配設されると共に、後端部上
面にドライブシャフト40,41を介してこれら第1遮
断弁31〜38を開閉駆動する左右一対のステッパモー
タ42,43が載置されている。また、第3サージタン
ク24の上流側端部には吸気管3との連通を遮断する第
2遮断弁44が配設されると共に、装置本体2の後端部
側面には第2遮断弁44を開閉駆動するステッパモータ
45が取り付けられている。各ステッパモータ42,4
3,45は、車室内等に搭載されたECU(エンジンコ
ントロールユニット)46により駆動制御される。尚、
ECU44は、各種センサ類から入力したエンジン負荷
等の運転情報に基づき、ステッパモータ42,43,4
5の駆動制御以外にも、燃料噴射制御や点火時期制御等
を行うが、ここでは説明が煩雑になるため詳細は記さな
い。
【0011】次に、図4〜図7を参照して、本実施形態
における各吸気マニホールド11〜18と各サージタン
ク21,22,24との連通形態を説明する。#1吸気
マニホールド11は、図4に示したように、第3サージ
タンク24の外周を回り込んだ後に上下隔壁23を貫通
して第1サージタンク21に連通すると共に、吸気ポー
トよりの部位で第3サージタンク24にも連通してい
る。前述した第1遮断弁31は、#1吸気マニホールド
11と第3サージタンク24との連通部位に設けられて
おり、ドライブシャフト41に開閉駆動されて、#1吸
気マニホールド11と第3サージタンク24とを連通あ
るいは遮断する。また、#1吸気マニホールド11は、
吸気ポートから第3サージタンク24との連通部位まで
の流路面積が比較的大きく、第3サージタンク24との
連通部位から第1サージタンク21との連通部位までの
流路面積が比較的小さく設定されている。尚、本実施形
態の場合、#7吸気マニホールド17は、#1吸気マニ
ホールド11と同一の構成となっているため、その説明
は省略する。
【0012】#2吸気マニホールド12は、図5に示し
たように#1吸気マニホールド11と対称形状となって
おり、第3サージタンク24の外周を回り込んだ後に上
下隔壁23を貫通して第2サージタンク22に連通する
と共に、吸気ポートよりの部位で第3サージタンク24
にも連通している。第1遮断弁32は、#2吸気マニホ
ールド12と第3サージタンク24との連通部位に設け
られており、ドライブシャフト41に開閉駆動されて、
#2吸気マニホールド12と第3サージタンク24とを
連通あるいは遮断する。また、#2吸気マニホールド1
2は、吸気ポートから第3サージタンク24との連通部
位までの流路面積が比較的大きく、第3サージタンク2
4との連通部位から第2サージタンク22との連通部位
までの流路面積が比較的小さく設定されている。尚、本
実施形態の場合、#8吸気マニホールド18は、#2吸
気マニホールド12と同一の構成となっているため、そ
の説明は省略する。
【0013】一方、#3吸気マニホールド13は、図6
に示したように、第3サージタンク24の外周を回り込
んだ後に上下隔壁23および左右隔壁20を貫通して第
2サージタンク22に連通すると共に、吸気ポートより
の部位で第3サージタンク24にも連通している。第1
遮断弁33は、#3吸気マニホールド13と第3サージ
タンク24との連通部位に設けられており、ドライブシ
ャフト41に開閉駆動されて、#3吸気マニホールド1
3と第3サージタンク24とを連通あるいは遮断する。
また、#3吸気マニホールド13は、吸気ポートから第
3サージタンク24との連通部位までの流路面積が比較
的大きく、第3サージタンク24との連通部位から第2
サージタンク22との連通部位までの流路面積が比較的
小さく設定されている。尚、本実施形態の場合、#3吸
気マニホールド13は、その全長が#1吸気マニホール
ド11の全長と等しくなるように形成されている。ま
た、#5吸気マニホールド15は、#3吸気マニホール
ド13と同一の構成となっているため、その説明は省略
する。
【0014】#4吸気マニホールド14は、図4に示し
たように#3吸気マニホールド13と対称形状となって
おり、第3サージタンク24の外周を回り込んだ後に上
下隔壁23および左右隔壁20を貫通して第1サージタ
ンク21に連通すると共に、吸気ポートよりの部位で第
3サージタンク24にも連通している。前述した第1遮
断弁34は、#4吸気マニホールド14と第3サージタ
ンク24との連通部位に設けられており、ドライブシャ
フト41に開閉駆動されて、#4吸気マニホールド14
と第3サージタンク24とを連通あるいは遮断する。ま
た、#4吸気マニホールド14は、吸気ポートから第3
サージタンク24との連通部位までの流路面積が比較的
大きく、第3サージタンク24との連通部位から第1サ
ージタンク21との連通部位までの流路面積が比較的小
さく設定されている。尚、本実施形態の場合、#6吸気
マニホールド16は、#4吸気マニホールド14と同一
の構成となっているため、その説明は省略する。
【0015】以下、本実施形態の作用を述べる。本実施
形態では、エンジンが始動された後にエンジン回転数N
eが所定の切換回転数NeA(本実施形態では、例えば、3
500rpm)に達するまでは、ECU46は、ステッパモー
タ42,43,45に閉弁指令を出力し、第1遮断弁3
1〜38と第2遮断弁44とを共に閉鎖させる。する
と、点火順序が奇数番となる気筒にはそれぞれの吸気マ
ニホールド(すなわち、#1,#4,#6,#7吸気マ
ニホールド11,14,16,17)を介して第1サー
ジタンク21からの吸入空気が導入される一方、点火順
序が偶数番となる気筒にはそれぞれの吸気マニホールド
(すなわち、は#2,#3,#5,#8吸気マニホール
ド12,13,15,18)を介して第2サージタンク
22からの吸入空気が導入されることになる。
【0016】これにより、第1,第2サージタンク2
1,22の各々で吸気脈動が大きく発生するため、図8
のグラフに太い実線で示した如く、吸気脈動と慣性過給
とが高い効率で行われるようになり、通常の吸気装置を
備えたベースエンジン(二点鎖線で示す)に対して体積
効率ηvが大幅に向上する。そして、前述したように第
1,第2サージタンク21,22はその容積が比較的小
さく、かつ、第3サージタンク24が遮断されているた
め、加減速時の応答性が良好となる。また、第3サージ
タンク24との連通部位から第1,第2サージタンク2
1,22との連通部位までの流路面積が比較的小さく設
定されているため、吸入空気の流速が高まり、低回転域
における燃焼状態が良好となる。
【0017】一方、エンジン回転数Neが切換回転数Ne
Aに達すると、ECU46は、ステッパモータ42,4
3,45に開弁指令を出力し、第1遮断弁31〜38と
第2遮断弁44とを共に開放させる。すると、各気筒に
は、それぞれの吸気マニホールド11〜18を介して、
第3サージタンク24からの吸入空気が導入されること
になる。この場合には、第3サージタンク24が比較的
大容量であることに、吸気ポートから第3サージタンク
24との連通部位までの長さが短くかつその流路面積が
比較的大きいことが相俟って、慣性過給が高回転域で高
効率になると共に吸気抵抗もごく小さくなり、図8のグ
ラフに太い実線で示した如く、やはりベースエンジンに
対して体積効率ηvが大幅に向上する。
【0018】このように、本実施形態の吸気装置では、
低中回転域と高回転域との両方で体積効率が大幅に向上
し、排気量の増加等を行うことなく、機関出力を向上さ
せることが可能となった。以上で、具体的実施形態の説
明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限るもの
ではない。例えば、上記実施形態は本発明をV型8気筒
エンジンの吸気装置に適用したものであるが、V型6気
筒やV型12気筒等の吸気装置に適用してもよい。ま
た、第1遮断弁や第2遮断弁の駆動手段についても、ス
テッパモータに代えて、バキュームアクチュエータや電
磁アクチュエータ等を使用するようにしてもよい。ま
た、上記実施例では、吸気経路の切換えをエンジン回転
数が所定の切換回転数に達した時点で行うようにした
が、スロットル開度や吸入空気量等、他の運転パラメー
タを併用するようにしてもよい。また、吸気マニホール
ドやサージタンクの具体的形状を始め、切換回転数の具
体的数値等についても、本発明の主旨を逸脱しない範囲
で適宜変更することが可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、エアクリー
ナに接続した吸気通路と各気筒の吸気ポートとの間に配
設され、前記吸気ポートへの吸入空気の導入を制御する
V型エンジンの吸気装置において、前記吸気通路に連通
し、点火順序が奇数番となる気筒の吸気ポートに吸気マ
ニホールドを介して連通する第1のサージタンクと、前
記吸気通路に連通し、点火順序が偶数番となる気筒の吸
気ポートに吸気マニホールドを介して連通する第2のサ
ージタンクと、前記吸気通路に連通し、前記各気筒の吸
気ポートに前記各吸気マニホールドの吸気ポート寄りの
部位に連通する第3のサージタンクと、当該第3のサー
ジタンクと前記各吸気マニホールドとの連通を遮断する
第1の遮断弁と、少なくともエンジン負荷に応じて当該
第1の遮断弁を開閉制御する吸気制御手段とを備えるよ
うにしたため、例えば、低中回転域では第1の遮断弁を
閉鎖することにより、吸気脈動効果と慣性過給効果によ
る体積効率の向上が得られる一方、高回転域では第1の
遮断弁を開放することにより、慣性過給が高回転域で高
効率になると共に吸気抵抗減少効果による体積効率の向
上が得られる。
【0020】また、本発明の請求項2によれば、請求項
1の吸気装置において、前記各吸気マニホールドは、前
記各気筒の吸気ポートから前記第3のサージタンクとの
連通部位までの流路面積が、前記第3のサージタンクと
の連通部位から前記第1あるいは第2のサージタンクと
の連通部位までの流路面積より大きく設定されているも
のとしたため、第1の遮断弁の閉鎖時には吸入空気の流
速が高まって低回転域における燃焼状態が良好となる一
方、第1の遮断弁の開放時には吸気抵抗が小さくなって
体積効率が更に向上する。
【0021】また、本発明の請求項3によれば、請求項
1または2の吸気装置において、前記各吸気マニホール
ドは、前記各気筒の吸気ポートから前記第1あるいは第
2のサージタンクとの連通部位までの長さが略等しく設
定されているものとしたため、吸気脈動効果や慣性過給
効果が正確に行われるようになり、体積効率が更に向上
する。
【0022】また、本発明の請求項4によれば、請求項
1〜3の吸気装置において、前記吸気制御手段により開
閉制御され、前記吸気通路と前記第3のサージタンクと
の連通を遮断する第2の遮断弁を更に備え、前記吸気制
御手段が前記第1の遮断弁と前記第2の遮断弁とを同時
に閉鎖するものとしたため、例えば、低中回転域におけ
る吸気系の容量が小さくなり、加減速時の応答性が更に
良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸気装置の一実施形態を示した平
面図である。
【図2】図1中のII−II断面図である。
【図3】図1中のIII矢視図である。
【図4】#1吸気マニホールドの縦断面図である。
【図5】#2吸気マニホールドの縦断面図である。
【図6】#3吸気マニホールドの縦断面図である。
【図7】#4吸気マニホールドの縦断面図である。
【図8】実施形態の効果を示したグラフである。
【符号の説明】
1 吸気装置 2 装置本体 3 吸気管 4 サージタンク部 11〜18 吸気マニホールド 20 左右隔壁 21 第1サージタンク 22 第2サージタンク 23 上下隔壁 24 第3サージタンク 31〜38 第1遮断弁 40,41 ドライブシャフト 42,43 ステッパモータ 44 第2遮断弁 45 ステッパモータ 46 ECU

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアクリーナに接続した吸気通路と各気
    筒の吸気ポートとの間に配設され、前記吸気ポートへの
    吸入空気の導入を制御するV型エンジンの吸気装置にお
    いて、 前記吸気通路に連通し、点火順序が奇数番となる気筒の
    吸気ポートに吸気マニホールドを介して連通する第1の
    サージタンクと、 前記吸気通路に連通し、点火順序が偶数番となる気筒の
    吸気ポートに吸気マニホールドを介して連通する第2の
    サージタンクと、 前記吸気通路に連通し、前記各気筒の吸気ポートに前記
    各吸気マニホールドの吸気ポート寄りの部位に連通する
    第3のサージタンクと、 当該第3のサージタンクと前記各吸気マニホールドとの
    連通を遮断する第1の遮断弁と、 少なくともエンジン負荷に応じて当該第1の遮断弁を開
    閉制御する吸気制御手段とを備えたことを特徴とするV
    型エンジンの吸気装置。
  2. 【請求項2】 前記各吸気マニホールドは、前記各気筒
    の吸気ポートから前記第3のサージタンクとの連通部位
    までの流路面積が、前記第3のサージタンクとの連通部
    位から前記第1あるいは第2のサージタンクとの連通部
    位までの流路面積より大きく設定されていることを特徴
    とする、請求項1記載のV型エンジンの吸気装置。
  3. 【請求項3】 前記各吸気マニホールドは、前記各気筒
    の吸気ポートから前記第1あるいは第2のサージタンク
    との連通部位までの長さが略等しく設定されていること
    を特徴とする、請求項1または2記載のV型エンジンの
    吸気装置。
  4. 【請求項4】 前記吸気制御手段により開閉制御され、
    前記吸気通路と前記第3のサージタンクとの連通を遮断
    する第2の遮断弁を更に備え、前記吸気制御手段が前記
    第1の遮断弁と前記第2の遮断弁とを同時に閉鎖するこ
    とを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の
    V型エンジンの吸気装置。
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