JPH06105042B2 - エンジンの吸気装置 - Google Patents
エンジンの吸気装置Info
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- JPH06105042B2 JPH06105042B2 JP1170541A JP17054189A JPH06105042B2 JP H06105042 B2 JPH06105042 B2 JP H06105042B2 JP 1170541 A JP1170541 A JP 1170541A JP 17054189 A JP17054189 A JP 17054189A JP H06105042 B2 JPH06105042 B2 JP H06105042B2
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- surge tank
- bank
- engine
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- F02B27/00—Use of kinetic or wave energy of charge in induction systems, or of combustion residues in exhaust systems, for improving quantity of charge or for increasing removal of combustion residues
- F02B27/02—Use of kinetic or wave energy of charge in induction systems, or of combustion residues in exhaust systems, for improving quantity of charge or for increasing removal of combustion residues the systems having variable, i.e. adjustable, cross-sectional areas, chambers of variable volume, or like variable means
- F02B27/0226—Use of kinetic or wave energy of charge in induction systems, or of combustion residues in exhaust systems, for improving quantity of charge or for increasing removal of combustion residues the systems having variable, i.e. adjustable, cross-sectional areas, chambers of variable volume, or like variable means characterised by the means generating the charging effect
- F02B27/0247—Plenum chambers; Resonance chambers or resonance pipes
- F02B27/0252—Multiple plenum chambers or plenum chambers having inner separation walls, e.g. comprising valves for the same group of cylinders
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/10—Air intakes; Induction systems
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- F02B27/005—Oscillating pipes with charging achieved by arrangement, dimensions or shapes of intakes pipes or chambers; Ram air pipes
- F02B27/006—Oscillating pipes with charging achieved by arrangement, dimensions or shapes of intakes pipes or chambers; Ram air pipes of intake runners
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- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
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- F02B75/18—Multi-cylinder engines
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエンジンの吸気装置に関し、特にV型エンジン
にサージタンクを備えたものの改良に関する。
にサージタンクを備えたものの改良に関する。
(従来の技術) 従来、この種のエンジンの吸気装置として、例えば特開
昭60-156926号公報に開示されるように、左右のバンク
を備えたV型エンジンにおいて、上記各バンクの上方お
よびバンク間の上方にサージタンクをそれぞれ設け、バ
ンク間のシリンダ列方向一端において吸気導入通路を三
つに分岐し、該各分岐端を上記三つのサージタンクにそ
れぞれ接続するとともに、一方のバンク上方のサージタ
ンクと他方のバンクのシリンダの燃焼室とを長い低速用
吸気通路で接続し、バンク間上方のサージタンクと各バ
ンクのシリンダの燃焼室とを短い高速用吸気通路で接続
し且つ該各高速用吸気通路に制御弁を設けたものが知ら
れている。すなわち、エンジン低回転時には上記制御弁
を閉じて、吸気導入通路のエアを各バンク上方のサージ
タンクに導入し、更に低速用吸気通路を介してシリンダ
の燃焼室に導入し、この低速用吸気通路の等価管長に応
じた吸気慣性効果を得る一方、エンジン高回転時には上
記制御弁を開いて、吸気導入通路のエアの一部をバンク
間上方のサージタンクに導入し、更に高速用吸気通路を
介してシリンダの燃焼室に導入し、この高速用吸気通路
の等価管長に応じた吸気慣性効果を得るとともに吸気導
入通路の残りのエアを各バンク上方のサージタンクに導
入し、更に低速用吸気通路を介してシリンダの燃焼室に
導入して吸入空気流量を確保するようにしている。
昭60-156926号公報に開示されるように、左右のバンク
を備えたV型エンジンにおいて、上記各バンクの上方お
よびバンク間の上方にサージタンクをそれぞれ設け、バ
ンク間のシリンダ列方向一端において吸気導入通路を三
つに分岐し、該各分岐端を上記三つのサージタンクにそ
れぞれ接続するとともに、一方のバンク上方のサージタ
ンクと他方のバンクのシリンダの燃焼室とを長い低速用
吸気通路で接続し、バンク間上方のサージタンクと各バ
ンクのシリンダの燃焼室とを短い高速用吸気通路で接続
し且つ該各高速用吸気通路に制御弁を設けたものが知ら
れている。すなわち、エンジン低回転時には上記制御弁
を閉じて、吸気導入通路のエアを各バンク上方のサージ
タンクに導入し、更に低速用吸気通路を介してシリンダ
の燃焼室に導入し、この低速用吸気通路の等価管長に応
じた吸気慣性効果を得る一方、エンジン高回転時には上
記制御弁を開いて、吸気導入通路のエアの一部をバンク
間上方のサージタンクに導入し、更に高速用吸気通路を
介してシリンダの燃焼室に導入し、この高速用吸気通路
の等価管長に応じた吸気慣性効果を得るとともに吸気導
入通路の残りのエアを各バンク上方のサージタンクに導
入し、更に低速用吸気通路を介してシリンダの燃焼室に
導入して吸入空気流量を確保するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、一般にサージタンクは吸気通路間の吸気干渉
を抑制するという機能を有しており、この吸気干渉抑制
機能を向上させるにはサージタンクの容量は大きい程良
い。しかし、サージタンクを単に大形にすると、エンジ
ンが大形化してしまう。
を抑制するという機能を有しており、この吸気干渉抑制
機能を向上させるにはサージタンクの容量は大きい程良
い。しかし、サージタンクを単に大形にすると、エンジ
ンが大形化してしまう。
本発明はこのような点に着目してなされたものであり、
その目的とするところは、吸気通路間のスペースを有効
に利用して三つのサージタンクを実質的に一体化して、
エンジンのコンパクト化を図りながらサージタンクの容
量を大きくすることにある。
その目的とするところは、吸気通路間のスペースを有効
に利用して三つのサージタンクを実質的に一体化して、
エンジンのコンパクト化を図りながらサージタンクの容
量を大きくすることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明では、吸気通路の間の
スペースを利用して各バンク上方のサージタンクとバン
ク間上方のサージタンクとを抵抗を少なくしながら連通
している。
スペースを利用して各バンク上方のサージタンクとバン
ク間上方のサージタンクとを抵抗を少なくしながら連通
している。
具体的に、本発明の講じた解決手段は、左右のバンクを
備えたV型エンジンを前提とする。そして、これに対し
て、上記各バンクの上方およびバンク間の上方に、吸気
通路を介して燃焼室に接続されるサージタンクをそれぞ
れ設ける。さらに、上記吸気通路の間に上記各バンク上
方のサージタンクとバンク間上方のサージタンクとを接
続する連通路を設ける構成としている。
備えたV型エンジンを前提とする。そして、これに対し
て、上記各バンクの上方およびバンク間の上方に、吸気
通路を介して燃焼室に接続されるサージタンクをそれぞ
れ設ける。さらに、上記吸気通路の間に上記各バンク上
方のサージタンクとバンク間上方のサージタンクとを接
続する連通路を設ける構成としている。
(作用) 上記の構成により、本発明では、サージタンクに導入さ
れたエアは吸気通路を介して燃焼室に導かれる。そし
て、吸気通路の等価管長に応じた吸気慣性効果が得ら
れ、この効果はサージタンクの有する吸気干渉抑制機能
により助長される。
れたエアは吸気通路を介して燃焼室に導かれる。そし
て、吸気通路の等価管長に応じた吸気慣性効果が得ら
れ、この効果はサージタンクの有する吸気干渉抑制機能
により助長される。
その場合、各バンク上方のサージタンクとバンク間上方
のサージタンクとを接続する連通路を設けたので、連通
路を介して三つのサージタンクが実質的に一体化されて
サージタンクの容量が大きくなり、吸気干渉抑制機能が
向上して吸気慣性効果が増大する。
のサージタンクとを接続する連通路を設けたので、連通
路を介して三つのサージタンクが実質的に一体化されて
サージタンクの容量が大きくなり、吸気干渉抑制機能が
向上して吸気慣性効果が増大する。
しかも、上記連通路は吸気通路の間のスペースを利用し
て設けられているで、エンジンがコンパクトなものにな
る。
て設けられているで、エンジンがコンパクトなものにな
る。
(第1実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第4図は本発明の第1実施例に係る吸気装置を
備えたV型6気筒エンジンを示す。第2図において、BL
は自動車のボンネット・ラインであって、該ボンネット
・ラインBLの下側に形成されたエンジンルームにエンジ
ンが搭載されている。各図において、1はシリンダブロ
ック、2,3は該シリンダブロック上において、左バンク
Lおよび右バンクRにそれぞれ配設されたシリンダヘッ
ドであって、該シリンダブロック1およびシリンダヘッ
ド2,3により、左バンクLおよび右バンクRにそれぞれ
三つのシリンダ(図示省略)が形成されている。上記各
シリンダヘッド2,3の上には動弁系を覆うためのシリン
ダヘッドカバー4,5が配設されている。上記各シリンダ
にはピストン(図示省略)が摺動自在に嵌挿され、この
シリンダとピストンとにより燃焼室6が形成されてい
る。上記各シリンダヘッド2,3には各シリンダ毎に吸気
ポート7と排気ポート8とが設けられている。該吸気ポ
ート7は、一端が燃焼室6に接続し、他端がシリンダヘ
ッド2,3のバンク間側の面に開口しており、吸気通路の
一部として機能する。また、排気ポート8は、一端が燃
焼室6に接続され、他端がシリンダヘッド2,3の反バン
ク間側の面に開口している。
備えたV型6気筒エンジンを示す。第2図において、BL
は自動車のボンネット・ラインであって、該ボンネット
・ラインBLの下側に形成されたエンジンルームにエンジ
ンが搭載されている。各図において、1はシリンダブロ
ック、2,3は該シリンダブロック上において、左バンク
Lおよび右バンクRにそれぞれ配設されたシリンダヘッ
ドであって、該シリンダブロック1およびシリンダヘッ
ド2,3により、左バンクLおよび右バンクRにそれぞれ
三つのシリンダ(図示省略)が形成されている。上記各
シリンダヘッド2,3の上には動弁系を覆うためのシリン
ダヘッドカバー4,5が配設されている。上記各シリンダ
にはピストン(図示省略)が摺動自在に嵌挿され、この
シリンダとピストンとにより燃焼室6が形成されてい
る。上記各シリンダヘッド2,3には各シリンダ毎に吸気
ポート7と排気ポート8とが設けられている。該吸気ポ
ート7は、一端が燃焼室6に接続し、他端がシリンダヘ
ッド2,3のバンク間側の面に開口しており、吸気通路の
一部として機能する。また、排気ポート8は、一端が燃
焼室6に接続され、他端がシリンダヘッド2,3の反バン
ク間側の面に開口している。
そして、上記バンク間の上方には、シリンダ列方向(第
1図の上下方向)を長手方向とする略直方体の第1サー
ジタンク11が配設されている。また、各バンクL,Rの上
方には、シリンダ列方向を長手方向とする略直方体の第
2および第3のサージタンク12,13がそれぞれ配設され
ている。
1図の上下方向)を長手方向とする略直方体の第1サー
ジタンク11が配設されている。また、各バンクL,Rの上
方には、シリンダ列方向を長手方向とする略直方体の第
2および第3のサージタンク12,13がそれぞれ配設され
ている。
上記第2サージタンク12は独立吸気通路15,15,15を介し
て右バンクRの三つの吸気ポート7,7,7にそれぞれ接続
されており、第3サージタンク13は独立吸気通路15,15,
15を介して左バンクLの三つの吸気ポート7,7,7にそれ
ぞれ接続されている。該各独立吸気通路15は、一端がサ
ージタンク12,13のバンク間側の面に接続されている一
方、他端がシリンダ列直交方向に向い、この間に第1サ
ージタンク11の下面に沿う中途部15aを有している。該
独立吸気通路15,,15,15のシリンダ列方向の間隔は略等
間隔である。
て右バンクRの三つの吸気ポート7,7,7にそれぞれ接続
されており、第3サージタンク13は独立吸気通路15,15,
15を介して左バンクLの三つの吸気ポート7,7,7にそれ
ぞれ接続されている。該各独立吸気通路15は、一端がサ
ージタンク12,13のバンク間側の面に接続されている一
方、他端がシリンダ列直交方向に向い、この間に第1サ
ージタンク11の下面に沿う中途部15aを有している。該
独立吸気通路15,,15,15のシリンダ列方向の間隔は略等
間隔である。
また、上記各独立吸気通路15の中途部15aと第1サージ
タンク11とは、独立吸気通路15をバイパスするバイパス
吸気通路16でそれぞれ接続されている。そして、該各バ
イパス吸気通路16にはバタフライ式の切換弁17がそれぞ
れ設けられている。該切換弁17,17,17は各バンク毎にシ
ャフト18によって連結されており、該シャフト18,18は
吸気負圧を作動源とするアクチュエータ19に連結されて
いる。
タンク11とは、独立吸気通路15をバイパスするバイパス
吸気通路16でそれぞれ接続されている。そして、該各バ
イパス吸気通路16にはバタフライ式の切換弁17がそれぞ
れ設けられている。該切換弁17,17,17は各バンク毎にシ
ャフト18によって連結されており、該シャフト18,18は
吸気負圧を作動源とするアクチュエータ19に連結されて
いる。
さらに、上記各独立吸気通路15の吸気ポート側の端部に
は吸気に燃料を噴射供給するインジェクタ21がそれぞれ
設けられている。また、第1サージタンク11のシリンダ
列方向一端(第1図では下端)には、該第1サージタン
ク11には吸気を導入するためのスロットルボディ22が接
続されている。該スロットルボディ22には、吸入空気量
を調節するためのスロットル弁23が設けられている。
は吸気に燃料を噴射供給するインジェクタ21がそれぞれ
設けられている。また、第1サージタンク11のシリンダ
列方向一端(第1図では下端)には、該第1サージタン
ク11には吸気を導入するためのスロットルボディ22が接
続されている。該スロットルボディ22には、吸入空気量
を調節するためのスロットル弁23が設けられている。
そして、上記第1サージタンク1と第2サージタンク12
は三本の連通路31,31,31で接続されている。また、上記
第1サージタンク11と第3サージタンク13も三本の連通
路31,31,31で接続されている。各バンクL,Rにおいて、
三本の連通路31,31,31のうちの二本は、平面視において
独立吸気通路15,15,15の間に設けられている。
は三本の連通路31,31,31で接続されている。また、上記
第1サージタンク11と第3サージタンク13も三本の連通
路31,31,31で接続されている。各バンクL,Rにおいて、
三本の連通路31,31,31のうちの二本は、平面視において
独立吸気通路15,15,15の間に設けられている。
次いで、この実施例の作用を説明する。エンジン低回転
時には切換弁17,17…が閉じるようにアクチュエータ19
を操作する。これによってスロットルボディ22から第1
サージタンク11に導入された吸気は、連通路31,31…を
介して第2および第3サージタンク12,13に導入され、
さらに該各サージタンク12,13から各独立吸気通路15お
よび吸気ポート7を介して燃焼室6に導入される。その
場合、独立吸気通路15および吸気ポート7の等価管長に
応じた低回転用の吸気慣性効果が得られる。
時には切換弁17,17…が閉じるようにアクチュエータ19
を操作する。これによってスロットルボディ22から第1
サージタンク11に導入された吸気は、連通路31,31…を
介して第2および第3サージタンク12,13に導入され、
さらに該各サージタンク12,13から各独立吸気通路15お
よび吸気ポート7を介して燃焼室6に導入される。その
場合、独立吸気通路15および吸気ポート7の等価管長に
応じた低回転用の吸気慣性効果が得られる。
一方、エンジン高回転時には切換弁17,17…が開くよう
にアクチュエータ19を操作する。これによってスロット
ルボディ22から第1サージタンク11に導入された吸気
は、一部がエンジン低回転時の流通経路により燃焼室6,
6…に導入されるとともに、残りの吸気は第1サージタ
ンク11からバイパス吸気通路16を介して独立吸気通路15
の中途部15aに導入され、この中途部15aから各独立吸気
通路15および吸気ポート7を介して燃焼室6に導入され
る。その場合、バイパス吸気通路16、中途部下流の独立
吸気通路15および吸気ポート7の等価管長、つまり低回
転時よりも短い等価管長に応じた高回転用の吸気慣性効
果が得られる。
にアクチュエータ19を操作する。これによってスロット
ルボディ22から第1サージタンク11に導入された吸気
は、一部がエンジン低回転時の流通経路により燃焼室6,
6…に導入されるとともに、残りの吸気は第1サージタ
ンク11からバイパス吸気通路16を介して独立吸気通路15
の中途部15aに導入され、この中途部15aから各独立吸気
通路15および吸気ポート7を介して燃焼室6に導入され
る。その場合、バイパス吸気通路16、中途部下流の独立
吸気通路15および吸気ポート7の等価管長、つまり低回
転時よりも短い等価管長に応じた高回転用の吸気慣性効
果が得られる。
この吸気慣性効果はサージタンク11〜13の有する吸気干
渉抑制機能により助長される。その場合、第1サージタ
ンク11と第2サージタンク12を三本の連通路31,31,31で
接続し、第1サージタンク11と第3サージタンク13を三
本の連通路31,31,31で接続したので、連通路31,31,31を
介して三つのサージタンク11〜13が実質的に一体化され
てサージタンクの容量が大きくなり、吸気干渉抑制機能
が向上して吸気慣性効果が増大する。
渉抑制機能により助長される。その場合、第1サージタ
ンク11と第2サージタンク12を三本の連通路31,31,31で
接続し、第1サージタンク11と第3サージタンク13を三
本の連通路31,31,31で接続したので、連通路31,31,31を
介して三つのサージタンク11〜13が実質的に一体化され
てサージタンクの容量が大きくなり、吸気干渉抑制機能
が向上して吸気慣性効果が増大する。
しかも、各バンクL,Rにおいて、三本の連通路31,31,31
のうちの二本は、平面視において独立吸気通路15,15,15
の間に設けられているので、独立吸気通路15,15,15の間
のスペースを有効利用してエンジンをコンパクトなもの
にできる。
のうちの二本は、平面視において独立吸気通路15,15,15
の間に設けられているので、独立吸気通路15,15,15の間
のスペースを有効利用してエンジンをコンパクトなもの
にできる。
(第2実施例) 第5図〜第7図は本発明の第2実施例に係る吸気装置を
備えたV型6気筒エンジンを示す。第1実施例と共通の
部材については同一の符号を用い、その説明を省略する
(1〜15,21〜31)。第1実施例では、バイパス吸気通
路16を設け、該バイパス吸気通路16に切換弁17を設け
た。これに対し、この第2実施例では、各バンクL,Rに
おいて三本の連通路31,31,31のうち、中央を除く両側の
連通路31,31の第1サージタンク側端部には、バタフラ
イ式の制御弁41,41がそれぞれ設けられている。該各制
御弁41にはシャフト42が連結されている。そして、各バ
ンクL,Rのシリンダ列方向一端側の制御弁(第5図の下
側の制御弁)41,41のシャフト42,42は吸気負圧を作動源
とする第1アクチュエータ43に連結されている。また、
各バンクL,Rのシリンダ列方向他端側の制御弁(第5図
の上側の制御弁)41,41のシャフト42,42は吸気負圧を作
動源とする第2アクチュエータ44に連結されている。
備えたV型6気筒エンジンを示す。第1実施例と共通の
部材については同一の符号を用い、その説明を省略する
(1〜15,21〜31)。第1実施例では、バイパス吸気通
路16を設け、該バイパス吸気通路16に切換弁17を設け
た。これに対し、この第2実施例では、各バンクL,Rに
おいて三本の連通路31,31,31のうち、中央を除く両側の
連通路31,31の第1サージタンク側端部には、バタフラ
イ式の制御弁41,41がそれぞれ設けられている。該各制
御弁41にはシャフト42が連結されている。そして、各バ
ンクL,Rのシリンダ列方向一端側の制御弁(第5図の下
側の制御弁)41,41のシャフト42,42は吸気負圧を作動源
とする第1アクチュエータ43に連結されている。また、
各バンクL,Rのシリンダ列方向他端側の制御弁(第5図
の上側の制御弁)41,41のシャフト42,42は吸気負圧を作
動源とする第2アクチュエータ44に連結されている。
次いで、この実施例の作用を説明する。エンジン低回転
時には全制御弁41,41…が閉じるように第1および第2
アクチュエータ43,44を操作する。これによってスロッ
トルボディ22から第1サージタンク11に導入された吸気
は、各バンクL,Rの中央の連通路31のみを介して第2お
よび第3サージタンク12,13に導入され、さらに該各サ
ージタンク12,13から各独立吸気通路15および吸気ポー
ト7を介して燃焼室6に導入される。その場合、独立吸
気通路15および吸気ポート7の等価管長に応じた低回転
用の吸気慣性効果が得られる。
時には全制御弁41,41…が閉じるように第1および第2
アクチュエータ43,44を操作する。これによってスロッ
トルボディ22から第1サージタンク11に導入された吸気
は、各バンクL,Rの中央の連通路31のみを介して第2お
よび第3サージタンク12,13に導入され、さらに該各サ
ージタンク12,13から各独立吸気通路15および吸気ポー
ト7を介して燃焼室6に導入される。その場合、独立吸
気通路15および吸気ポート7の等価管長に応じた低回転
用の吸気慣性効果が得られる。
また、エンジン中回転時には各バンクL,Rのシリンダ列
方向一端側の制御弁(第5図の下側の制御弁)41,41が
開き且つ他端側の制御弁(第5図の上側の制御弁)41,4
1が閉じるように第1および第2アクチュエータ43,44を
操作する。これによって上記第1実施例同様に三つのサ
ージタンク11〜13が二つの連通路31,31によって実質的
に一体化されてサージタンクの容量が大きくなり、吸気
干渉抑制機能が向上して吸気慣性効果が増大する。しか
も、連通路31,31…を介してサージタンク11〜13の間で
吸気の共鳴効果が得られるので、中回転時における充填
効率が更に高まる。
方向一端側の制御弁(第5図の下側の制御弁)41,41が
開き且つ他端側の制御弁(第5図の上側の制御弁)41,4
1が閉じるように第1および第2アクチュエータ43,44を
操作する。これによって上記第1実施例同様に三つのサ
ージタンク11〜13が二つの連通路31,31によって実質的
に一体化されてサージタンクの容量が大きくなり、吸気
干渉抑制機能が向上して吸気慣性効果が増大する。しか
も、連通路31,31…を介してサージタンク11〜13の間で
吸気の共鳴効果が得られるので、中回転時における充填
効率が更に高まる。
さらに、エンジン高回転時には全制御弁41,41…が開く
ように第1および第2アクチュエータ43,44を操作す
る。これによって三つのサージタンク11〜13が三つの連
通路31,31,31によって実質的に一体化されてサージタン
クの容量が大きくなり、吸気干渉抑制機能が更に向上し
て吸気慣性効果が増大する。しかも、連通路31,31…を
介してサージタンク11〜13の間で吸気の共鳴効果が更に
得られるので、高回転時における充填効率が更に高ま
る。
ように第1および第2アクチュエータ43,44を操作す
る。これによって三つのサージタンク11〜13が三つの連
通路31,31,31によって実質的に一体化されてサージタン
クの容量が大きくなり、吸気干渉抑制機能が更に向上し
て吸気慣性効果が増大する。しかも、連通路31,31…を
介してサージタンク11〜13の間で吸気の共鳴効果が更に
得られるので、高回転時における充填効率が更に高ま
る。
また、各バンクL,Rにおいて、三本の連通路31,31,31の
うちの二本は、平面視において独立吸気通路15,15,15の
間に設けられているので、独立吸気通路15,15,15の間の
スペースを有効利用してエンジンをコンパクトなものに
できる。
うちの二本は、平面視において独立吸気通路15,15,15の
間に設けられているので、独立吸気通路15,15,15の間の
スペースを有効利用してエンジンをコンパクトなものに
できる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のエンジンの吸気装置によ
れば、V型エンジンの左右の各バンクの上方およびバン
ク間の上方に、吸気通路を介して燃焼室に接続されるサ
ージタンクをそれぞれ設け、上記吸気通路の間に上記各
バンク上方のサージタンクとバンク間上方のサージタン
クとを接続する連通路を設けたので、エンジンのコンパ
クト化を図りながら、サージタンクの容量を大きくし
て、吸気干渉抑制機能の向上により吸気慣性効果を増大
させることができる。
れば、V型エンジンの左右の各バンクの上方およびバン
ク間の上方に、吸気通路を介して燃焼室に接続されるサ
ージタンクをそれぞれ設け、上記吸気通路の間に上記各
バンク上方のサージタンクとバンク間上方のサージタン
クとを接続する連通路を設けたので、エンジンのコンパ
クト化を図りながら、サージタンクの容量を大きくし
て、吸気干渉抑制機能の向上により吸気慣性効果を増大
させることができる。
第1図〜第4図は本発明の第1実施例を例示し、第1図
は第1サージタンクの蓋を取った状態での平面図、第2
図は側面図、第3図は第1図におけるIII-III線断面
図、第4図は第1図におけるIV-IV線断面図である。第
5図〜第7図は本発明の第2実施例を例示し、第5図は
第1サージタンクの蓋を取った状態での平面図、第6図
は第5図におけるVI-VI線断面図、第7図は第5図にお
けるVII-VII線断面図である。 L……左バンク R……右バンク 6……燃焼室 7……吸気ポート 11……第1サージタンク 12……第2サージタンク 13……第3サージタンク 15……独立吸気通路 16……バイパス吸気通路 31……連通路
は第1サージタンクの蓋を取った状態での平面図、第2
図は側面図、第3図は第1図におけるIII-III線断面
図、第4図は第1図におけるIV-IV線断面図である。第
5図〜第7図は本発明の第2実施例を例示し、第5図は
第1サージタンクの蓋を取った状態での平面図、第6図
は第5図におけるVI-VI線断面図、第7図は第5図にお
けるVII-VII線断面図である。 L……左バンク R……右バンク 6……燃焼室 7……吸気ポート 11……第1サージタンク 12……第2サージタンク 13……第3サージタンク 15……独立吸気通路 16……バイパス吸気通路 31……連通路
Claims (1)
- 【請求項1】左右のバンクを備えたV型エンジンにおい
て、上記各バンクの上方およびバンク間の上方に、吸気
通路を介して燃焼室に接続されるサージタンクをそれぞ
れ設け、上記吸気通路の間に上記各バンク上方のサージ
タンクとバンク間上方のサージタンクとを接続する連通
路を設けたことを特徴とするエンジンの吸気装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1170541A JPH06105042B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | エンジンの吸気装置 |
KR1019900009844A KR940006056B1 (ko) | 1989-06-30 | 1990-06-30 | 엔진의 흡기장치 |
US07/547,029 US5000129A (en) | 1989-06-30 | 1990-07-02 | Intake system for internal combustion engine |
EP90112567A EP0405612B1 (en) | 1989-06-30 | 1990-07-02 | Intake system for internal combustion engine |
DE69012889T DE69012889T2 (de) | 1989-06-30 | 1990-07-02 | Einlassanlage für Brennkraftmaschine. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1170541A JPH06105042B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | エンジンの吸気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0337324A JPH0337324A (ja) | 1991-02-18 |
JPH06105042B2 true JPH06105042B2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=15906814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1170541A Expired - Lifetime JPH06105042B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | エンジンの吸気装置 |
Country Status (5)
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---|---|
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EP (1) | EP0405612B1 (ja) |
JP (1) | JPH06105042B2 (ja) |
KR (1) | KR940006056B1 (ja) |
DE (1) | DE69012889T2 (ja) |
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JP2858706B2 (ja) * | 1990-03-31 | 1999-02-17 | マツダ株式会社 | V型エンジンの吸気装置 |
JP3435510B2 (ja) * | 1991-06-27 | 2003-08-11 | ジヨンソン・アンド・ジヨンソン・コンシユーマー・プロダクツ・インコーポレーテツド | スキンケア組成物 |
DE4315129C2 (de) * | 1993-05-07 | 1999-01-28 | Porsche Ag | Luftansaugsystem einer Brennkraftmaschine |
DE4330566A1 (de) * | 1993-09-09 | 1995-03-16 | Porsche Ag | Luftansaugsystem einer Brennkraftmaschine |
US5911205A (en) * | 1995-05-31 | 1999-06-15 | Gambardella; C. Bruce | Intake system for V-Type engine |
US5711261A (en) * | 1995-05-31 | 1998-01-27 | Gambardella; C. Bruce | Intake system for V-type engine |
US5551386A (en) * | 1995-05-31 | 1996-09-03 | Gambardella; Bruce C. | Intake system for V-type engine |
IT1280979B1 (it) * | 1995-10-17 | 1998-02-11 | Ferrari Spa | Sistema di aspirazione a capacita' variabile per un motore endotermico di un veicolo |
IT1280978B1 (it) * | 1995-10-17 | 1998-02-11 | Ferrari Spa | Sistema di aspirazione a capacita' variabile per un motore endotermico di un veicolo. |
US5590628A (en) * | 1996-04-16 | 1997-01-07 | Chrysler Corporation | Multi-mode intake manifold assembly for internal combustion engines |
US5632239A (en) * | 1996-04-16 | 1997-05-27 | Chrysler Corporation | Method of distributing air in an engine intake manifold |
US5992370A (en) * | 1997-07-21 | 1999-11-30 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Short runner valve shaft biasing assembly |
US5864103A (en) | 1997-07-28 | 1999-01-26 | Inventio Ag | Limit switch apparatus for hydraulic elevators |
WO1999030026A1 (en) * | 1998-01-26 | 1999-06-17 | Gambardella C Bruce | Manifold with internal valve |
US6637397B2 (en) | 2000-09-07 | 2003-10-28 | Borgwarner Inc. | Intake manifold for an engine |
DE102005009117A1 (de) | 2005-03-01 | 2006-09-07 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag | Brennkraftmaschine mit mindestens zwei Zylinderbankreihen |
DE102007010309A1 (de) * | 2007-02-23 | 2008-09-04 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Schaltbare Resonanz-Sauganlage für eine Brennkraftmaschine |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US3171393A (en) * | 1960-06-13 | 1965-03-02 | Chrysler Corp | Exhaust gas heated system for engine intake manifold |
DE2036045A1 (de) * | 1970-07-21 | 1972-03-09 | Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart | Mehrzylindrige Einspritzbrennkraftmaschine |
DE2930697A1 (de) * | 1979-07-28 | 1981-02-12 | Daimler Benz Ag | Saugrohranlage fuer mehrzylindrige brennkraftmaschinen |
GB2121473A (en) * | 1982-06-01 | 1983-12-21 | Ford Motor Co | Intake manifold for an internal combustion engine |
JPS59115460A (ja) * | 1982-12-22 | 1984-07-03 | Honda Motor Co Ltd | V型内燃機関の吸気マニホルド構造 |
JPS60156926A (ja) * | 1984-01-25 | 1985-08-17 | Mazda Motor Corp | エンジンの吸気装置 |
DE3561900D1 (en) * | 1984-03-10 | 1988-04-21 | Porsche Ag | Air inlet pipe arrangement for a multicylinder internal combustion engine |
FR2589196B1 (fr) * | 1985-10-29 | 1989-09-15 | Peugeot | Dispositif d'admission pour moteur a combustion interne a injection |
US4932368A (en) * | 1988-01-28 | 1990-06-12 | Mazda Motor Corporation | Suction arrangement for internal combustion engine |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP1170541A patent/JPH06105042B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-06-30 KR KR1019900009844A patent/KR940006056B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1990-07-02 DE DE69012889T patent/DE69012889T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-07-02 EP EP90112567A patent/EP0405612B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-02 US US07/547,029 patent/US5000129A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0405612B1 (en) | 1994-09-28 |
DE69012889D1 (de) | 1994-11-03 |
US5000129A (en) | 1991-03-19 |
JPH0337324A (ja) | 1991-02-18 |
KR910001221A (ko) | 1991-01-30 |
EP0405612A1 (en) | 1991-01-02 |
KR940006056B1 (ko) | 1994-07-02 |
DE69012889T2 (de) | 1995-02-02 |
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