JPH11159332A - 多気筒エンジンの可変吸気装置 - Google Patents

多気筒エンジンの可変吸気装置

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JPH11159332A
JPH11159332A JP9324938A JP32493897A JPH11159332A JP H11159332 A JPH11159332 A JP H11159332A JP 9324938 A JP9324938 A JP 9324938A JP 32493897 A JP32493897 A JP 32493897A JP H11159332 A JPH11159332 A JP H11159332A
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JP
Japan
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valve
valve body
resonance
intake
cylinder engine
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JP9324938A
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English (en)
Inventor
Kiyomi Kawamizu
清身 川水
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つに分けた気筒グループのそれぞれに独立
した吸気マニホールド・コレクタ部15A,15Bと各
コレクタ部への独立した共鳴管16A,16Bとを備え
る多気筒エンジンにおいて、低・中速域で連続共鳴過給
により、高速域では慣性過給により、出力増大を図る。 【解決手段】 2つの共鳴管16A,16Bを連通する
連通部35を設けて、ここに弁装置40を設ける。弁装
置40は、各共鳴管16A,16B内で吸気通路壁の一
部を構成し開弁動作により吸気通路を拡張可能な第1弁
体41と、連通部35を開閉可能な鍔状の第2弁体42
とを有する。そして、これらの弁体41,42の連続的
な開弁動作により、吸気通路を拡張してエンジン回転に
応じた共鳴過給点と同調する吸気通路形状を得、更なる
開弁動作により、連通部35を開通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多気筒エンジンの
可変吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエンジンの可変吸気装置として、
例えば特開平5−280352号公報に示されるものが
ある。これは、エンジンの吸気通路に設けられた主通路
及び副通路と、主通路を高回転時に開きかつ低・中回転
時に閉じるバタフライ形の制御弁と、副通路の吸気方向
の流れを許容しその逆方向の流れによって閉じる逆止弁
とを備えている。
【0003】これによれば、エンジンの高回転時には制
御弁を開くことによって、小さな通路抵抗にて多量の吸
気を供給して、吸気の充填効率を向上させ、また、低・
中回転時には制御弁を閉じることによって、吸気流速を
高めて、吸気の充填効率を向上させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエンジンの可変吸気装置にあっては、低・中
回転時には逆止弁による抵抗が大きく、また流れ方向が
スムーズでなくなるため、出力が低下し、高回転時には
制御弁のバルブシャフトの抵抗、及び逆止弁の抵抗によ
り、出力が低下するので、思うような出力増大が得られ
ないという問題点があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、2つに分けた気筒グループのそれぞれに独立した吸
気マニホールド・コレクタ部と各コレクタ部への独立し
た共鳴管とを備える多気筒エンジンにおいて、低・中回
転領域では連続共鳴過給により、高回転領域では慣性過
給と通気抵抗低減とにより、出力性能の大幅な向上を図
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明では、2つに分けた気筒グループのそれぞれに独
立した吸気マニホールド・コレクタ部と各コレクタ部へ
の独立した共鳴管とを備える多気筒エンジンにおいて、
前記各共鳴管内で吸気通路壁の一部を構成し開弁動作に
より吸気通路を拡張可能な第1弁体と、2つの共鳴管を
連通する連通部を開閉可能な第2弁体とを有し、これら
の弁体の連続的な開弁動作により、前記連通部を閉止し
た状態で吸気通路を拡張してエンジン回転に応じた共鳴
過給点と同調する吸気通路形状を得、更なる開弁動作に
より、前記連通部を開通させる弁装置を設けて、多気筒
エンジンの可変吸気装置を構成する。
【0007】請求項2に係る発明では、前記2つの共鳴
管は、1つのダクトを、その一方の内側面から中心部へ
延びる仕切り壁により、画成して形成されて、仕切り壁
の突端と他方の内側面との間に連通部が形成される。そ
して、前記第1弁体は、前記連通部内に、前記他方の内
側面に沿って延び、かつ前記他方の内側面との距離を変
化させるように動作可能であり、前記第2弁体は、前記
第1弁体からこれと直交するように突出していることを
特徴とする。
【0008】請求項3に係る発明では、前記第1弁体
は、共鳴管の比較的上流側に支点を持って、下流側が揺
動するものであることを特徴とする。請求項4に係る発
明では、前記第1弁体の下流端に第1弁体の背面側の空
間を閉止するフラップを有することを特徴とする。請求
項5に係る発明では、前記フラップが前記第1弁体に対
し相対変位可能に設けられていることを特徴とする。
【0009】請求項6に係る発明では、前記フラップが
前記第1弁体に対し一体的に設けられていることを特徴
とする。請求項7に係る発明では、前記弁装置に対し、
エンジン低回転領域から中回転領域まで、連続的に開弁
動作を行わせ、高回転領域で、更なる開弁動作を行わせ
る制御装置を設けたことを特徴とする。
【0010】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、弁装置の
連続的な開弁動作により、2つの共鳴管の連通部を閉止
した状態で吸気通路を拡張してエンジン回転に応じた共
鳴過給点と同調する吸気通路形状を得ることにより、低
・中速の全域で共鳴過給効果を十分に発揮させて出力性
能の向上を図ることができ、更なる開弁動作により、2
つの共鳴管の連通部を開通させて、1コレクタ相当にす
ることで、慣性過給に切換え、高速出力の大幅な増大を
図ることができるという効果が得られる。
【0011】請求項2に係る発明によれば、比較的簡単
な構成で、第1弁体と第2弁体とを一体に有する1つの
弁装置により制御可能であり、コスト増を抑制できる。
請求項3に係る発明によれば、共鳴管の下流側を拡張で
き、吸気の流れをスムーズにして、通気抵抗を大幅に低
減でき、出力増大に寄与することができる。請求項4に
係る発明によれば、第1弁体の背面側の空間を閉止する
フラップを有することで、弁装置の閉弁状態での吸気ボ
リュームの増大を回避でき、これにより特にアイドル運
転時の吸気応答性を確保し、アイドル回転数を低回転化
した際のエンスト防止を図ることができる。
【0012】請求項5に係る発明によれば、フラップを
第1弁体に対し相対変位可能に設けることで、弁装置の
開弁動作時の吸気ボリュームを適切に制御可能となる。
請求項6に係る発明によれば、フラップを第1弁体に対
し一体的に設けることで、弁装置の構成を簡素化でき
る。請求項7に係る発明によれば、エンジン低回転領域
から中回転領域まで、連続的に開弁動作を行わせ、高回
転領域で、更なる開弁動作を行わせることで、低・中速
の全域での出力向上と、高速出力の増大とを確実に達成
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明を適用するV型6気
筒エンジンの概略正面図、図2は同上の概略平面図であ
る。図中10はシリンダブロック、11A,11Bはシ
リンダヘッド、12A,12Bはロッカカバーであり、
#1,#3,#5気筒からなる第1の気筒グループ側の
バンクと、#2,#4,#6気筒からなる第2の気筒グ
ループ側のバンクとに分けられている。
【0014】そして、一方のバンクのロッカカバー12
Aの上方に、吸気マニホールド13が配置されている。
吸気マニホールド13は、各バンクへ3本ずつ延びる計
6本の枝管14−1〜14−6と、各枝管14−1〜1
4−6の上流側端部が集合接続されるコレクタ部(サー
ジタンク)15とを有している。
【0015】そして、コレクタ部15には、共鳴管16
を介してスロットルチャンバ(スロットルボディ)17
が取付けられている。尚、スロットルチャンバ17及び
その上流側については図1では省略してあり、図2にの
み示してある。スロットルチャンバ17は、内部にスロ
ットル弁を有し、また、スロットル弁をバイパスするバ
イパス通路にアイドル回転数制御用のアイドル制御弁1
8を有している。
【0016】スロットルチャンバ17の上流側は、吸気
ダクト19及びエアフローメータ20を介して、エアク
リーナ21のクリーンサイドに接続され、そのダストサ
イドには外気導入ダクト22が設けられている。次に、
吸気マニホールド・コレクタ部15及び共鳴管16の部
分を更に詳しく説明する。
【0017】図3は模式的に示す吸気系の概略正面図、
図4は同上の吸気系の弁装置全閉状態での概略平面図、
図5は吸気系の弁装置半開状態での概略平面図、図6は
吸気系の弁装置全開状態での概略平面図、図7の〜
は図4〜図6のA−A’断面図、図8は弁装置の弁体形
状を示す概略斜視図、図9は弁装置の弁体形状を示す概
略平面図、図10は制御システムの概略図である。
【0018】吸気マニホールド・コレクタ部15は、仕
切り壁31により、上下に2分割され、2つに分けた気
筒グループのそれぞれに独立した第1及び第2コレクタ
部15A,15Bを備えている。すなわち、上側が第1
の気筒グループ(#1,#3,#5気筒)側の枝管14
−1,14−3,14−5と連なる第1コレクタ部15
Aをなし、下側が第2の気筒グループ(#2,#4,#
6気筒)側の枝管14−2,14−4,14−6と連な
る第2コレクタ部15Bをなしている。
【0019】共鳴管16は、仕切り壁33により、上下
に2分割され、各第1及び第2コレクタ部15A,15
Bへの独立した第1及び第2共鳴管16A,16Bを備
えている。すなわち、上側が第1コレクタ部15Aに連
なる第1共鳴管16Aをなし、下側が第2コレクタ部1
5Bに連なる第2共鳴管16Bをなしている。ここで、
第1及び第2共鳴管16A,16Bは、1つのダクト
を、その一方の内側面32から中心部へ延びる仕切り壁
33により、画成して形成されており、仕切り壁33の
突端と他方の内側面34との間に連通部35が形成され
ている(図7参照)。尚、第1及び第2共鳴管16
A,16Bは、予め前記他方の内側面34を下流側に行
くほど外側に位置させて、下流側通路を拡張してある。
【0020】そして、この連通部35に、弁装置40が
設けられる。この弁装置40の弁体は、各共鳴管16
A,16B内で吸気通路壁の一部を構成し開弁動作によ
り吸気通路を拡張可能な第1弁体41と、2つの共鳴管
16A,16Bを連通する連通部35を開閉可能な第2
弁体42とを有し、更に、第1弁体41の先端側にフラ
ップ43を有している(図8及び図9参照)。
【0021】ここで、第1弁体41は、湾曲した板状
で、前記連通部35内に、前記他方の内側面34に沿っ
て延び、かつ前記他方の内側面34との距離を変化させ
るように動作可能である。詳しくは、第1弁体41は、
共鳴管16A,16Bの比較的上流側に支点41aを持
って、下流端41bが図4の位置から図5の位置を経て
図6の位置へ揺動するものである。また、第1弁体41
の上下の端縁には、共鳴管16A,16Bの天面及び底
面に沿う鍔状のガイド部41c,41dが設けられてい
る(図7参照)。
【0022】第2弁体42は、第1弁体41の板面中央
部からこれと直交するように鍔状に突出しており、図4
(図7の)の位置から図5(図7の)の位置まで
は、仕切り壁33に設けられたスリット36内に位置し
て、連通部35を閉止し、図5(図7の)の位置から
図6(図7の)の位置へ移動すると、スリット36外
へ出て、連通部35を開通させる。図6のハッチング部
分が開通した連通部35を示している。
【0023】フラップ43は、第1弁体41の下流端4
1bに揺動可能に取付けられ、第1弁体41の背面側の
空間の下流側を閉止するようになっている。そして、前
記第1弁体41は、支点41a部分に設けたステップモ
ータ又はDCモータ44により駆動され、このモータ4
4の作動は制御装置(コントロールユニット)45によ
り制御されるようになっている(図10参照)。尚、モ
ータ44を用いて駆動する代わりに、負圧ダイアフラム
等を用いて、多段制御することも可能である。また、前
記フラップ43は図示しないリンケージにより第1弁体
41の回動に伴って駆動されるようになっている。
【0024】次に作用を説明する。制御装置45は、ク
ランク角センサからの信号に基づいて算出されるエンジ
ン回転数と、エアフローメータにより検出される吸入空
気量をエンジン回転数で除算して求めたエンジン負荷と
を運転条件パラメータとして、図11に示すように、弁
装置40の開度を割り付けたマップを参照して、弁装置
40の開度を次のように制御する。
【0025】低回転領域(例えば2000rpm以下)
では、弁装置40を図4(図7の)の全閉状態にす
る。このとき、第1弁体41の下流端41bは、吸気通
路内に張り出していて、吸気通路を狭め、低回転での共
鳴過給点と同調する吸気通路形状(管路断面積×長さ)
を得る。
【0026】そして、低回転・低負荷領域から中回転・
中負荷領域までは、弁装置40を、エンジン回転数と負
荷とに応じて、図4(図7の)の位置から図5(図7
の)の位置まで、連続的に開度コントロールする。こ
のとき、第1弁体41の下流端41bは、吸気通路の中
心側より後退し、吸気通路を拡張する。
【0027】これにより、共鳴過給点が高回転側に移動
する。従って、低回転から高回転まで、エンジン回転に
応じ共鳴過給点と同調する管路断面積×長さとなる開度
に調整される。従って、低・中速の全域で共鳴過給効果
を十分に発揮させて、出力性能の向上を図ることができ
る。
【0028】一方、高回転・高負荷領域では、弁装置4
0を、図5(図7の)の位置から図6(図7の)の
位置へ、ON/OFF的に一気に動かし、全開状態とす
る。このときは、第1弁体41の下流端41bが最も後
退して、吸気通路を最も拡張するのみならず、第2弁体
42が仕切り壁33のスリット36より出て、連通部3
5を開通させる。すなわち、図6のハッチング部分を開
通させる。
【0029】これにより、1コレクタ相当になり、慣性
過給効果により、吸気充填効率を向上させることができ
る。また、通気抵抗も大幅に低減される。よって、高速
出力の増大が可能となる。尚、フラップ43は、第1弁
体41の背面側の空間を下流側で閉止すると共に、シー
ル性能を確保し、吸気ボリュームの増大を回避する。す
なわち、前記他方の内側面34を予め外側に位置させた
分、吸気ボリュームが増大するが、吸気ボリュームが増
大すると、吸気応答性が悪化し、アイドル回転数を低回
転化した際にエンストの発生が懸念されるので、第1弁
体41の背面側の空間を確実に閉止して、かかる弊害を
予防するのである。
【0030】図12は本発明による効果を示している。
図中Aはエンジン回転数に対する出力の基本特性であ
り、従来例のように低回転での出力増大と高回転での出
力増大とを図れば、図示A1,A2のように改良可能で
あるが、その効果はそれほどでもない。これに対し本発
明では、〜の範囲で、低回転(例えば2000rp
m)での共鳴過給効果から、中回転(例えば4000〜
5000rpm)での共鳴過給効果まで、連続的にエン
ジン回転に応じた共鳴過給効果を発揮させて、出力増大
を図ることができ、また、高回転域で、のごとく慣性
過給効果と通気抵抗低減とにより、出力増大を図ること
ができ、全域で大幅な出力増大を得ることができる。
【0031】次に本発明の他の実施形態について説明す
る。図13は本発明の他の実施形態を示す吸気系の弁装
置全開状態での概略平面図、図14は吸気系の弁装置半
開状態での概略平面図、図15は吸気系の弁装置全開状
態での概略平面図、図16は弁装置の弁体形状を示す概
略斜視図、図17は弁装置の弁体形状を示す概略平面図
である。尚、図13〜図15のA−A’断面は図7の
〜と同じである。
【0032】この実施形態では、フラップ43は第1弁
体41の下流端41bに一体的に設けてあり、開弁時に
フラップ43を逃げるための逃げ空間50を形成してあ
る。よって、弁装置40及びその駆動機構を簡素化でき
る。次に直列6気筒エンジンに適用した本発明の他の実
施形態について説明する。図18は直列6気筒エンジン
の場合の吸気系の概略平面図、図19は吸気系の概略正
面図である。
【0033】この実施形態では、吸気マニホールド・コ
レクタ部15は、仕切り壁31により、エンジン前後方
向に2分割され、2つに分けた気筒グループのそれぞれ
に独立した第1及び第2コレクタ部15A,15Bを備
えている。すなわち、一方が第1の気筒グループ(#
1,#2,#3気筒)側の枝管14−1,14−2,1
4−3と連なる第1コレクタ部15Aをなし、他方が第
2の気筒グループ(#4,#5,#6気筒)側の枝管1
4−4,14−5,14−6と連なる第2コレクタ部1
5Bをなしている。
【0034】共鳴管16は、仕切り壁33により、エン
ジン前後方向に2分割され、各第1及び第2コレクタ部
15A,15Bへの独立した第1及び第2共鳴管16
A,16Bを備えている。すなわち、一方が第1コレク
タ部15Aに連なる第1共鳴管16Aをなし、他方が第
2コレクタ部15Bに連なる第2共鳴管16Bをなして
いる。
【0035】ここで、第1及び第2共鳴管16A,16
Bは、1つのダクトを、その一方の内側面(天面)から
中心部へ延びる仕切り壁33により、画成して形成され
ており、仕切り壁33の突端と他方の内側面(底面)と
の間に連通部35が形成されている。そして、この連通
部35に、弁装置40が設けられる。この弁装置40の
構造は、向きが異なるだけで、前述の実施形態と同様で
ある。
【0036】このように構成することで、直列6気筒エ
ンジンにおいても、前述の実施形態とほぼ同様の効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すV型6気筒エンジ
ンの概略正面図
【図2】 同上の概略平面図
【図3】 模式的に示す吸気系の概略正面図
【図4】 同上の吸気系の弁装置全閉状態での概略平面
【図5】 同上の吸気系の弁装置半開状態での概略平面
【図6】 同上の吸気系の弁装置全開状態での概略平面
【図7】 図4〜図6のA−A’断面図
【図8】 弁装置の弁体形状を示す概略斜視図
【図9】 弁装置の弁体形状を示す概略平面図
【図10】 制御システムの概略図
【図11】 弁装置の開度制御用のマップを示す図
【図12】 本発明による効果を示す図
【図13】 本発明の他の実施形態を示す吸気系の弁装置
全閉状態での概略平面図
【図14】 吸気系の弁装置半開状態での概略平面図
【図15】 吸気系の弁装置全開状態での概略平面図
【図16】 弁装置の弁体形状を示す概略斜視図
【図17】 弁装置の弁体形状を示す概略平面図
【図18】 直列6気筒エンジンに適用した本発明の他の
実施形態を示す吸気系の概略平面図
【図19】 吸気系の概略正面図
【符号の説明】
10 シリンダブロック 11A,11B シリンダヘッド 12A,12B ロッカカバー 13 吸気マニホールド 14−1〜14−6 枝管 15,15A,15B コレクタ部 16,16A,16B 共鳴管 17 スロットルチャンバ 18 アイドル制御弁 19 吸気ダクト 20 エアフローメータ 21 エアクリーナ 22 外気導入ダクト 31 仕切り壁 32 一方の内側面 33 仕切り壁 34 他方の内側面 35 連通部 36 スリット 40 弁装置 41 第1弁体 41a 支点 41b 下流端 41c,41d ガイド部 42 第2弁体 43 フラップ 44 モータ 45 制御装置 50 逃げ空間

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つに分けた気筒グループのそれぞれに独
    立した吸気マニホールド・コレクタ部と各コレクタ部へ
    の独立した共鳴管とを備える多気筒エンジンにおいて、 前記各共鳴管内で吸気通路壁の一部を構成し開弁動作に
    より吸気通路を拡張可能な第1弁体と、2つの共鳴管を
    連通する連通部を開閉可能な第2弁体とを有し、これら
    の弁体の連続的な開弁動作により、前記連通部を閉止し
    た状態で吸気通路を拡張してエンジン回転に応じた共鳴
    過給点と同調する吸気通路形状を得、更なる開弁動作に
    より、前記連通部を開通させる弁装置を設けたことを特
    徴とする多気筒エンジンの可変吸気装置。
  2. 【請求項2】前記2つの共鳴管は、1つのダクトを、そ
    の一方の内側面から中心部へ延びる仕切り壁により、画
    成して形成されて、仕切り壁の突端と他方の内側面との
    間に連通部が形成され、 前記第1弁体は、前記連通部内に、前記他方の内側面に
    沿って延び、かつ前記他方の内側面との距離を変化させ
    るように動作可能であり、前記第2弁体は、前記第1弁
    体からこれと直交するように突出していることを特徴と
    する請求項1記載の多気筒エンジンの可変吸気装置。
  3. 【請求項3】前記第1弁体は、共鳴管の比較的上流側に
    支点を持って、下流側が揺動するものであることを特徴
    とする請求項2記載の多気筒エンジンの可変吸気装置。
  4. 【請求項4】前記第1弁体の下流端に第1弁体の背面側
    の空間を閉止するフラップを有することを特徴とする請
    求項3記載の多気筒エンジンの可変吸気装置。
  5. 【請求項5】前記フラップが前記第1弁体に対し相対変
    位可能に設けられていることを特徴とする請求項4記載
    の多気筒エンジンの可変吸気装置。
  6. 【請求項6】前記フラップが前記第1弁体に対し一体的
    に設けられていることを特徴とする請求項4記載の多気
    筒エンジンの可変吸気装置。
  7. 【請求項7】前記弁装置に対し、エンジン低回転領域か
    ら中回転領域まで、連続的に開弁動作を行わせ、高回転
    領域で、更なる開弁動作を行わせる制御装置を設けたこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記
    載の多気筒エンジンの可変吸気装置。
JP9324938A 1997-11-26 1997-11-26 多気筒エンジンの可変吸気装置 Pending JPH11159332A (ja)

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JP9324938A Pending JPH11159332A (ja) 1997-11-26 1997-11-26 多気筒エンジンの可変吸気装置

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JP (1) JPH11159332A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100820709B1 (ko) 2006-12-05 2008-04-11 현대자동차주식회사 차량용 엔진의 흡기 매니폴드의 구조
KR101063168B1 (ko) 2005-05-11 2011-09-07 현대자동차주식회사 대형 엔진의 일체형 인테이크 매니폴드

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