JPH09112103A - 車両用ドアロックモータ制御装置 - Google Patents

車両用ドアロックモータ制御装置

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JPH09112103A
JPH09112103A JP27143295A JP27143295A JPH09112103A JP H09112103 A JPH09112103 A JP H09112103A JP 27143295 A JP27143295 A JP 27143295A JP 27143295 A JP27143295 A JP 27143295A JP H09112103 A JPH09112103 A JP H09112103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door lock
lock motor
vehicle
vehicle speed
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP27143295A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Ota
雅也 太田
Yuichi Ito
友一 伊藤
Yuji Maeda
祐司 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車速感応式車両ドアロック機能を備えた車両
から降車する際、ドアロックモータを自動的にアンロッ
ク動作させることである。 【解決手段】 降車時に必ず行う操作、例えばイグニッ
ションキーの引抜き、AT車のシフトレバーのパーキン
グモードへ移動、パーキングブレーキの操作、シートベ
ルトの装脱等によって生じるオン、オフ信号に基づきド
アロックモータ13にアンロック信号を出力するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両用ドアロック
モータの制御装置に関し、特に車速感応式のドアロック
機能を備えた車両のドアロックモータのアンロック動作
制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電動式ドアロックシステムは、ド
アロックノブ、ドアロックスイッチ、ワイヤレスリモコ
ンスイッチ、車速パルス等によりドアロックモータを動
作して、ドアのロック・アンロック動作を行う構成とな
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のごときドアロッ
クシステムを備えた車両はその走行中は車速ドアロック
機能が働いているため、車両を停止させて降車しようと
する場合、ドアロックノブ又はドアロックスイッチを操
作してドアロックモータをアンロック動作させる必要が
あり不便であった。特に同乗者がある時、ドライバーが
ドアロックノブ又はドアロックスイッチを操作する迄の
間、暫時待つか、或いは同乗者自身がドアロックノブを
操作する必要があった。
【0004】また、機械式ドアロックの車両に慣れてい
るドライバー、又は電動式ドアロックであっても車速ド
アロック機能が設けられていない車両に慣れているドラ
イバーは、車両停止時ドアロックノブ又はドアロックス
イッチを操作する習慣がないため、短い時間ではあるが
戸惑うことがあった。
【0005】この発明は、以上のごとき不便を解消し、
車両停止状態になると自動的にドアロックモータをアン
ロック動作させるようにした車両用ドアロックモータ制
御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この出願に係る各発明は、車速パルスに基づき車速
を検出し、所定速度以上の車速になったとき、ドアロッ
クモータをロック動作させる車両用ドアロックモータ制
御装置において、請求項1に記載の発明は、イグニッシ
ョンキーがイグニッションシリンダ内に有する場合にオ
ン、無い場合にオフとなるキースイッチ信号の入力手
段、及び上記キースイッチ信号がオンからオフに変化し
たとき、上記ドアロックモータをアンロック動作させる
信号の出力手段を有する構成とした。
【0007】請求項2に記載の発明は、オートマチック
車のシフトレバー位置を示すA/Tスイッチのパーキン
グスイッチ信号の入力手段、及び上記パーキングスイッ
チ信号がオフからオンに変化したとき、上記ドアロック
モータをアンロック動作させる信号の出力手段を有する
構成とした。
【0008】請求項3に記載の発明は、パーキングブレ
ーキスイッチ信号の入力手段、及び上記パーキングブレ
ーキスイッチ信号がオフからオンに変化したとき、上記
ドアロックモータをアンロック動作させる信号の出力手
段を有する構成とた。
【0009】請求項4に記載の発明は、シートベルト装
着時オン、装脱時オフとなるシートベルトスイッチ信号
の入力手段、及び上記シートベルトスイッチ信号がオン
からオフに変化したとき、上記ドアロックモータをアン
ロック動作させる信号の出力手段を有する構成とした。
【0010】
【作用】上記の各発明において、イグニッションキーを
イグニッションシリンダから抜く動作、オートマチック
車のシフトレバーをパーキングスイッチ(Pモードスイ
ッチとも称される。)の位置に入れる動作、パーキング
ブレーキを操作する動作、シートベルトを取外す動作な
どはいずれも降車しようとする場合に必ず行われる動作
であるから、これらの動作を降車の意思表示とみなすこ
とができる。
【0011】上記の各発明は、これらの動作を検知する
とドアロックモータを自動的にアンロック動作するの
で、降車時ドライバー或いは同乗者は、直ちにドアを開
けることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて発明の
実施の形態を説明する。
【0013】図1に示したドアロックモータ制御装置1
は、ICユニット2、入力回路3、出力回路4及び電源
回路5を有する。入力回路3を介して車速検出器6から
の車速パルス、ワイヤレスドアロックユニット7のロッ
ク・アンロック信号、ドアロックスイッチ8のロック・
オフ信号及びアンロック・オフ信号、キースイッチ9に
よるオン・オフ信号、ドアロックモータスイッチ11に
よるロック・アンロック信号、前後左右4箇所(FR、
FL、RR、RL)のドアスイッチ12からのオン・オ
フ信号がそれぞれ入力される。
【0014】また、出力回路4を介して前後左右4箇所
(FR、FL、RR、RL)のドアロックモータ13が
接続される。
【0015】図2は、図1の回路図のタイミングチャー
トであり、ワイヤレスドアロックユニット7のロック信
号又はアンロック信号によりドアロックモータ13がロ
ック又はアンロックされると、ドアロックモータスイッ
チ11がロック信号又はアンロック信号をICユニット
2に入力する。
【0016】同様にドアロックスイッチ8のロック信号
又はアンロック信号により、ドアロックモータ13がロ
ック又はアンロックされると、ドアロックモータスイッ
チ11がロック信号又はアンロック信号をICユニット
2に入力する。
【0017】ドアスイッチ12はいずれか1つでも作動
すると、そのオン信号又はオフ信号が入力される。
【0018】イグニッションキーがイグニッションシリ
ンダに挿入されると、キースイッチ9がオンとなり、そ
のオン信号が入力される。
【0019】車両の走行により、車速検出器6から車速
パルスがICユニット2に入力されることにより車速が
検知される。車速が一定速度(図示の場合20km/
h)を超えると、ドアロックモータ13がロックされ、
ドアモータスイッチ11によるロック信号がICユニッ
ト2に入力される。車両の停止により車速が0になって
もドアロックモータ13はアンロックされないが、ドラ
イバーがイグニッションキーをイグニッションシリンダ
から抜くとキースイッチ9がオフとなり、オフ信号が入
力され、ドアロックモータ13がアンロックとなり、ド
アロックモータスイッチ11のアンロック信号が入力さ
れる。
【0020】図3及び図4は、ICユニット2のフロー
チャートであり、図3の場合はドアロックの全体的な制
御を示す。ステップ1で初期設定が行われ、ステップ2
から5まで、順次、ワイヤレスドアロック処理、ドアロ
ックスイッチ処理、車速ドアロック処理及びキースイッ
チドアロック処理が行われる。
【0021】このうち、ステップ5のキースイッチドア
ロック処理の内容を図4に示している。この処理は、キ
ースイッチ9の信号がオンからオフに変わったか否か
(ステップ51)、車速が0か否か(同52)、ワイヤ
レスドアロックユニット7のロック又はアンロック信号
がオフか否か(同53)、ドアロックスイッチ8のロッ
ク又はアンロック信号がオフか否か(同54)、ドアロ
ックモータスイッチ11がオフか否か(同55)の判断
が行われ、これらの判断が全て肯定(YES)された場
合に、ドアロックモータ13のアンロック動作を行う。
【0022】以上は、車両が停止したのちの降車の意思
をキースイッチ9のオン・オフ信号により検知するよう
にしたものを代表例として説明したが、このキースイッ
チ9の信号に代えて、次のようなスイッチの信号のオン
からオフ、又はオフからオンに変化したときドアロック
モータ13をアンロック動作させることができる。
【0023】 オートマチック車において、シフトレ
バー位置を示すA/Tスイッチのパーキングスイッチ信
号。オフからオンに変化したとき。
【0024】 パーキングブレーキスイッチ信号。オ
フからオンに変化したとき。
【0025】 シートベルト装着時オン、装脱時オフ
となるシートベルトスイッチ信号。オンからオフに変化
したとき。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明はドライバーの
降車の意思表示を車両に既設のキースイッチ等を用いて
検知し、その検知によりドアロックモータを自動的アン
ロック動作させるようにしたので、ドライバーや同乗者
は降車時ドアロックスイッチやドアロックノブの操作を
する必要なく、直ちにドアを開けることができ、非常に
便利である。
【0027】また、特別な装置を追加する必要なく既設
のスイッチを利用することができるので、安価に提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドアロックモータ制御回路図
【図2】同上のタイミングチャート
【図3】同上のICユニットの全体処理のフローチャー
【図4】同上のICユニットのキースイッチドアロック
処理のフローチャート
【符号の説明】
1 ドアロックモータ制御装置 2 ICユニット 3 入力回路 4 出力回路 5 電源回路 6 車速検出器 7 ワイヤレスドアロックユニット 8 ドアロックスイッチ 9 キースイッチ 11 ドアロックモータスイッチ 12 ドアスイッチ 13 ドアロックモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 友一 愛知県名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 前田 祐司 愛知県名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車速パルスに基づき車速を検出し、所定
    速度以上の車速になったとき、ドアロックモータをロッ
    ク動作させる車両用ドアロックモータ制御装置におい
    て、イグニッションキーがイグニッションシリンダ内に
    有る場合にオン、無い場合にオフとなるキースイッチ信
    号の入力手段、及び上記キースイッチ信号がオンからオ
    フに変化したとき、上記ドアロックモータをアンロック
    動作させる信号の出力手段を有することを特徴とする車
    両用ドアロックモータ制御装置。
  2. 【請求項2】 車速パルスに基づき車速を検出し、所定
    速度以上の車速になったとき、ドアロックモータをロッ
    ク動作させる車両用ドアロックモータ制御装置におい
    て、オートマチック車のシフトレバー位置を示すA/T
    スイッチのパーキングスイッチ信号の入力手段、及び上
    記パーキングスイッチ信号がオフからオンに変化したと
    き、上記ドアロックモータをアンロック動作させる信号
    の出力手段を有することを特徴とする車両用ドアロック
    モータ制御装置。
  3. 【請求項3】 車速パルスに基づき車速を検出し、所定
    速度以上の車速になったとき、ドアロックモータをロッ
    ク動作させる車両用ドアロックモータ制御装置におい
    て、パーキングブレーキスイッチ信号の入力手段、上記
    パーキングブレーキスイッチ信号がオフからオンに変化
    したとき、上記ドアロックモータをアンロック動作させ
    る信号の出力手段を有することを特徴とする車両用ドア
    ロックモータ制御装置。
  4. 【請求項4】 車速パルスに基づき車速を検出し、所定
    速度以上の車速になったとき、ドアロックモータをロッ
    ク動作させる車両用ドアロックモータ制御装置におい
    て、シートベルト装着時オン、装脱時オフとなるシート
    ベルトスイッチ信号の入力手段、及び上記シートベルト
    スイッチ信号がオンからオフに変化したとき、上記ドア
    ロックモータをアンロック動作させる信号の出力手段を
    有することを特徴とする車両用ドアロックモータ制御装
    置。
JP27143295A 1995-10-19 1995-10-19 車両用ドアロックモータ制御装置 Pending JPH09112103A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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