JP2000213218A - 鍵忘れドアロック防止装置を有する自動車 - Google Patents

鍵忘れドアロック防止装置を有する自動車

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JP2000213218A
JP2000213218A JP1401399A JP1401399A JP2000213218A JP 2000213218 A JP2000213218 A JP 2000213218A JP 1401399 A JP1401399 A JP 1401399A JP 1401399 A JP1401399 A JP 1401399A JP 2000213218 A JP2000213218 A JP 2000213218A
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JP
Japan
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key
door
seat
driver
vehicle
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JP1401399A
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English (en)
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Kazuo Otaka
和雄 大高
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Miyota KK
Original Assignee
Miyota KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車に鍵を忘れたままドアロックすることを
防止する。 【解決手段】運転席の着座を検出するセンサを設け、自
動車鍵に発信器を設け、自動車内には自動車鍵からの発
信信号を受信する受信器を設け、運転席着座検出センサ
の出力が無く、受信器が自動車鍵からの発信信号を受信
している時は、少なくとも運転席側のドアをロックする
ことができない鍵忘れドアロック防止装置を有する自動
車。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鍵忘れドアロック防
止装置を有する自動車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車を駐車する際には盗難防止等のた
め、ドアが開かないようにロックする。ドアを閉めてか
ら鍵によりロックすれば問題無いが、鍵を車内に置いた
ままロックしてしまうというトラブルが時々発生してい
る。スペアの鍵を持ってきたり、専門家に依頼して開錠
してもらうことになり、難儀なことであった。
【0003】鍵によらないロックがされにくいように、
ドアを開けた状態で車内のロックのノブを施錠操作し、
この状態で、ドアの車外側に設けられたアウトサイドハ
ンドルを解錠操作しながらドアを閉じるキーレスロック
操作が使用されているが、それでも車内に鍵を入れたま
まドアをロックすることが発生している。
【0004】前記のような機械的なドアロック防止装置
では、人間の不注意により鍵を車内にに置いたままドア
をロックしてしまうことを無くすことができないので次
のような鍵忘れドアロック防止装置が開発されている。
【0005】実開昭59−32067号公報には、自
動車の運転席ドアにドアロックの施錠状態を解錠しうる
電動式アクチュエータを備えると共に、エンジン操作用
キーがキーシリンダに挿入されているとき、オン信号を
出力するキー挿入検出スイッチと、運転席ドアが閉じた
場合に、オン信号を出力するドア閉鎖検出装置とを備
え、キー挿入検出装置及びドア閉鎖検出スイッチからそ
れぞれオン信号が入力されたときに、運転席ドアのドア
ロックの施錠状態を解錠操作させるようにアクチュエー
タを作動させて、キーをキーシリンダに挿入したまま、
不用意に車外から運転席ドアを施錠して、キーを車内に
封じ込めてしまうことを防止するものが開示されてい
る。
【0006】特開平5−171851号公報には、エ
ンジン操作用のキーに、所定のコード信号を発生するコ
ード信号発生回路を設けると共に、車体側に、キーが車
内に位置するとき、少なくとも前記コード信号を受信可
能な1対のコード信号受信回路と、各コード信号受信回
路がそれぞれコード信号を受信したことを判別する車内
判別回路と、ドアスイッチがドアの開状態を検出し、か
つ車内判別回路が判別したとき、オン信号を出力してド
アロックの施解錠装置を解錠状態にするキー忘れ判別回
路とを備えた装置が開示されている。
【0007】特開平9−310547号公報には、キ
ーが車外に持ち出されたかどうかを検出するキー検出手
段と、このキー検出手段によりキーが車外に持ち出され
ていないと判断された場合に警告する警告手段とからな
るキーの車内での置き忘れ防止装置が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】実開昭59−320
67号公報記載のドアロックキー封じ込み防止装置で
は、例えば、エンジン操作用キーをシートの上等に置き
忘れたような場合には、キー挿入検出スイッチがキーの
挿入を検出していないので、キーレスロック操作でドア
を閉じてしまうと、ドアアンロック装置が作動せず、キ
ーを車内にそのまま封じ込めてしまう問題がある。
【0009】特開平5−171851号公報記載のド
アロックキー封じ込み防止装置では、車内にキーがある
場合は、車外からドアロックのキーレスロック操作をす
ることができなくなる効果がある。キーレスロック装置
が前提となっており、キーレスロック装置のないドアで
の採用ができない。
【0010】特開平9−310547号公報記載のキ
ーの車内での置き忘れ防止装置では、警告であり警告を
見逃す(聞き逃す)と目的を達成することができない。
キーを車外に持ち出した場合にドアロック可能となる
が、ドアロック後に例えばトランクに鍵を封じ込めてし
まった場合には対応できない。本発明の課題は、鍵を車
内に置いたままではドアが施錠できないようにすること
にあるが、前述のような課題を解決した鍵忘れドアロッ
ク防止装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】自動車の運転席に着座検
出センサを設け、自動車鍵に発信器を設け、自動車内に
は自動車鍵からの発信信号を受信する受信器を設け、着
座検出センサの出力が無く、受信器が自動車鍵からの発
信信号を受信している時は、少なくとも運転席側のドア
をロックすることができないようにする。
【0012】
【発明の実施の形態】特開平5−98860号公報に
は、運転席ドアに電動式のアクチュエータを備えた車両
用ドアロックのキー忘れ防止装置が開示されている。助
手席側のドアロックの操作性に支障を来たすことなく、
助手席側ドアの降車時における車内へのキー忘れを防止
することができるようにした車両用ドアロックのキー忘
れ防止装置に関するものであるが、本発明においてもこ
のように運転席ドアに電動式のアクチュエータを備えて
いる。本発明で使用する運転席のドアロック解錠装置も
同様であるので詳細な説明は省略する。
【0013】図1は本発明を説明するための自動車の上
面図であり、説明のためルーフ部を除去してあり、図2
は運転席から見たメーターパネルとハンドルの正面図で
ある。図3は本発明を説明するための回路ブロック図で
ある。
【0014】図1は4ドアセダンの乗用車であるが、本
発明では少なくとも運転席ドアを課題にしているので、
2ドアの自動車やそれ以外の自動車でも適用できるもの
である。本発明の第一実施形態では、運転席に着座して
いることを検出する手段として、運転席に感圧センサ1
を設けている。運転席に設けた感圧センサに所定以上の
重量が加わると感圧センサ1により信号が送出される。
【0015】図3に示すようにエンジン操作用鍵5には
発信器6が設けられており、常に所定周波数の信号を内
蔵のアンテナから外部に発信している。また、図2に示
すように自動車のメータパネル4には受信器2が設けら
れている。受信器2はエンジン操作用鍵5が車内にある
場合はエンジン操作用鍵5からの信号を受信できるもの
であり、エンジン操作用鍵5が車外に出ると受信できな
くなるものである。
【0016】着座検出センサ1は着座を検出すると信号
Hを出力し、着座を検出しないと信号Lを出力する。受
信器2はエンジン操作用鍵5からの出力を受信すると信
号Hを出力し、受信しないと信号Lを出力する。着座検
出センサ1からの信号は反転されてアンド回路10に入
力され、受信器2からの出力はそのままアンド回路10
に入力される。アンド回路10の出力は解錠駆動回路1
2に入力され、アンド回路10の出力信号がHの時、ア
クチュエータ14を駆動して運転席ドアを解錠状態にす
る。アンド回路10の出力がLの時は解錠駆動回路12
は動作しない。
【0017】アンド回路10の出力はバッファ11を通
して施錠駆動回路13に入力されている。アンド回路1
0の出力信号がLの時に施錠駆動回路13は動作し、ア
クチュエータ14は運転席ドアを施錠可能状態にする。
【0018】前記のように、運転席に着座されていない
状態でエンジン操作鍵5が車内にあるとアンド回路10
の出力信号はHとなるので自動的に運転席ドアは解錠状
態となる。エンジン操作用鍵5が車外にあると着座状態
に関係なく運転席のドアは施錠可能状態となる。
【0019】図2では受信器2をメーターパネル4に設
けてあるが、更にトランクにも受信器2を設けることに
より、トランクの中にエンジン操作用鍵5を置き忘れて
トランクを閉めてしまった時でも運転席のドアを解錠状
態にすることができるので、トランクにエンジン操作用
鍵5を置き忘れてもドアが開かなくなるという問題は解
消される。
【0020】本発明の第二実施形態について説明する。
着座検出に体温を検知する焦電赤外線センサを使用した
例である。図2において、メーターパネル4に焦電赤外
線センサ3を設けてある。運転席に指向性を持たせた焦
電赤外線センサ3を使用することで運転席への着座を検
出するものであり、焦電赤外線センサ3からの出力信号
の使用方法は第一実施形態と同様である。感圧センサと
焦電赤外線センサを併用することにより着座検出の信頼
性を上げる実施形態も本発明の一実施形態として採用で
きることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、運転席に着座されてい
ない状態でエンジン操作鍵が車内にあると少なくとも運
転席のドアをロックすることができなくなるので、鍵を
車内に忘れてドアをロックしてしまうことが防止でき
る。
【0022】本発明は座席加熱装置を有する車の様に、
座席に着座センサを有する車での採用が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための自動車の上面図
【図2】運転席から見たメーターパネルとハンドルの正
面図
【図3】本発明を説明するための回路ブロック図
【符号の説明】
1 感圧センサ 2 受信器 3 焦電赤外センサ 4 メーターパネル 5 エンジン操作用鍵 6 発信器 10 アンド回路 11 バッファ 12 解錠駆動回路 13 施錠駆動回路 14 アクチュエータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席の着座を検出するセンサを設け、
    自動車鍵に発信器を設け、自動車内には自動車鍵からの
    発信信号を受信する受信器を設け、運転席着座検出セン
    サの出力が無く、受信器が自動車鍵からの発信信号を受
    信している時は、少なくとも運転席側のドアをロックす
    ることができないことを特徴とする鍵忘れドアロック防
    止装置を有する自動車。
  2. 【請求項2】 運転席着座検出センサが座席に設けた感
    圧センサであることを特徴とする請求項1記載の鍵忘れ
    ドアロック防止装置を有する自動車。
  3. 【請求項3】 運転席着座検出センサが体温を検知する
    焦電センサであることを特徴とする請求項1記載の鍵忘
    れドアロック防止装置を有する自動車。
  4. 【請求項4】 受信器がトランクにも設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の鍵忘れドアロック防止装
    置を有する自動車。
JP1401399A 1999-01-22 1999-01-22 鍵忘れドアロック防止装置を有する自動車 Pending JP2000213218A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7916004B2 (en) * 2006-12-20 2011-03-29 Dei Headquarters, Inc. Security system with passive locking bypass

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7916004B2 (en) * 2006-12-20 2011-03-29 Dei Headquarters, Inc. Security system with passive locking bypass

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