JPH09112060A - 立体駐車装置 - Google Patents
立体駐車装置Info
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- JPH09112060A JPH09112060A JP30492995A JP30492995A JPH09112060A JP H09112060 A JPH09112060 A JP H09112060A JP 30492995 A JP30492995 A JP 30492995A JP 30492995 A JP30492995 A JP 30492995A JP H09112060 A JPH09112060 A JP H09112060A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 搬器と多数の収納庫を有する立体駐車装置に
おいて、出・入庫に要する時間を減らして作業能率を上
げるとともに、前面空地を含めた単位面積あたりの駐車
可能台数の増大を図る。 【解決手段】 出・入庫を行う昇降口でパレットを置き
去り可能なように搬器を構成するとともに、昇降口と搬
器との間の2階部分に、パレットを一時保管可能な中継
部を設け、昇降口に設けたパレットの旋回装置に、昇降
口と中継部との間でパレットを上下移動する機能を持た
せ、さらに並列に駐車機を1基追加して設けた場合に中
継部および前記旋回装置等を2基で共用可能にした。
おいて、出・入庫に要する時間を減らして作業能率を上
げるとともに、前面空地を含めた単位面積あたりの駐車
可能台数の増大を図る。 【解決手段】 出・入庫を行う昇降口でパレットを置き
去り可能なように搬器を構成するとともに、昇降口と搬
器との間の2階部分に、パレットを一時保管可能な中継
部を設け、昇降口に設けたパレットの旋回装置に、昇降
口と中継部との間でパレットを上下移動する機能を持た
せ、さらに並列に駐車機を1基追加して設けた場合に中
継部および前記旋回装置等を2基で共用可能にした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両を載せたパレット
を運ぶエレベータ等の搬器と、多数の収納庫とを有する
立体駐車装置に関する。
を運ぶエレベータ等の搬器と、多数の収納庫とを有する
立体駐車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、搬器と収納庫を有する立体駐車
装置としては、いわゆるエレベータ方式のものがあり、
単位面積あたりの駐車可能台数を増やすために駐車機を
2基並列に設ける例もある。
装置としては、いわゆるエレベータ方式のものがあり、
単位面積あたりの駐車可能台数を増やすために駐車機を
2基並列に設ける例もある。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、この
ような従来の、搬器と収納庫を有する立体駐車装置にあ
っては一般に、搬器が出・入庫のための昇降口に降下
し、出・入庫作業を行っている間は、搬器による他のパ
レットの移動ができないため搬器の稼働率が低く、その
ため、特に入庫および出庫が連続する場合の出・入庫作
業の能率が悪く、出・入庫を待つドライバの待ち時間が
長くなるとともに、全車入出庫(収納全車入れ替え)時
間も長時間要するという問題点があった。
ような従来の、搬器と収納庫を有する立体駐車装置にあ
っては一般に、搬器が出・入庫のための昇降口に降下
し、出・入庫作業を行っている間は、搬器による他のパ
レットの移動ができないため搬器の稼働率が低く、その
ため、特に入庫および出庫が連続する場合の出・入庫作
業の能率が悪く、出・入庫を待つドライバの待ち時間が
長くなるとともに、全車入出庫(収納全車入れ替え)時
間も長時間要するという問題点があった。
【0004】また、一般に立体駐車装置の地上高さを3
0メートル程度とすると、1基あたり32台程度の駐車
が可能であるが、入出庫の際の安全上の理由で、駐車装
置の道路側に車両2台分程度の面積の前面空地を必要と
するため、この前面空地を含めた駐車装置の所要面積で
みると、単位面積あたりの駐車可能台数が少なくなると
いう問題点もある。
0メートル程度とすると、1基あたり32台程度の駐車
が可能であるが、入出庫の際の安全上の理由で、駐車装
置の道路側に車両2台分程度の面積の前面空地を必要と
するため、この前面空地を含めた駐車装置の所要面積で
みると、単位面積あたりの駐車可能台数が少なくなると
いう問題点もある。
【0005】そこで、このような駐車装置の奥にもう1
基の駐車装置を並べて、いわゆる縦列配置または横列配
置とし、2基で前面空地を共用する方式にした場合は単
位面積あたりの駐車可能台数は向上するが、2基の入出
庫口が共用になるため奥の駐車装置の出・入庫に際し
て、道路側の駐車装置の昇降口を空ける必要があり、1
基だけの駐車装置に比べて出・入庫に要する時間がさら
に増えるという問題点が生じる。
基の駐車装置を並べて、いわゆる縦列配置または横列配
置とし、2基で前面空地を共用する方式にした場合は単
位面積あたりの駐車可能台数は向上するが、2基の入出
庫口が共用になるため奥の駐車装置の出・入庫に際し
て、道路側の駐車装置の昇降口を空ける必要があり、1
基だけの駐車装置に比べて出・入庫に要する時間がさら
に増えるという問題点が生じる。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、連続する出・入庫に要する時
間を減らして出・入庫の作業能率を上げるとともに、2
基並列方式にした場合に全車入出庫時間が長くならない
ようにし、前面空地を含めた単位面積あたりの駐車可能
台数を多くすることを目的とする。
てなされたものであって、連続する出・入庫に要する時
間を減らして出・入庫の作業能率を上げるとともに、2
基並列方式にした場合に全車入出庫時間が長くならない
ようにし、前面空地を含めた単位面積あたりの駐車可能
台数を多くすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、搬器と収納庫とを有する立体駐車装置に
おいて、昇降口でパレットを置き去り可能なように搬器
を構成するとともに、昇降口と搬器との間に、パレット
を一時保管可能な中継部を設けたことを特徴とする。
に、本発明は、搬器と収納庫とを有する立体駐車装置に
おいて、昇降口でパレットを置き去り可能なように搬器
を構成するとともに、昇降口と搬器との間に、パレット
を一時保管可能な中継部を設けたことを特徴とする。
【0008】また、本発明は、搬器を門型にして、運ん
できたパレットを旋回させることにより搬器との係合が
外れるように構成した。また、本発明は、2階部分に中
継部を設けるとともに、昇降口に設けたパレットの旋回
装置が、昇降口と中継部との間でパレットを上下移動す
る機能を有する。
できたパレットを旋回させることにより搬器との係合が
外れるように構成した。また、本発明は、2階部分に中
継部を設けるとともに、昇降口に設けたパレットの旋回
装置が、昇降口と中継部との間でパレットを上下移動す
る機能を有する。
【0009】また、本発明は、搬器から旋回装置へのパ
レット移動は直接行い、旋回装置から搬器へのパレット
移動は前記中継部に一時保管した後に行うことができ
る。
レット移動は直接行い、旋回装置から搬器へのパレット
移動は前記中継部に一時保管した後に行うことができ
る。
【0010】このような構成を備えた本発明のによれ
ば、昇降口でパレットを置き去り可能な搬器にするとと
もに、昇降口と搬器との間に、パレットを一時保管する
中継部を設けたため、1階フロアでの出・入庫作業と並
行して搬器を稼働させて、入庫車両の収納および次の出
庫準備ができるので、連続する出・入庫に要する時間を
減らして作業能率の向上を図ることができる。
ば、昇降口でパレットを置き去り可能な搬器にするとと
もに、昇降口と搬器との間に、パレットを一時保管する
中継部を設けたため、1階フロアでの出・入庫作業と並
行して搬器を稼働させて、入庫車両の収納および次の出
庫準備ができるので、連続する出・入庫に要する時間を
減らして作業能率の向上を図ることができる。
【0011】また、本発明は、前記駐車装置に並列に駐
車機を1基追加して設け、中継部および前記旋回装置等
を2基で共用するようにしたため、2基並列方式にした
場合に、全車入出庫時間を長くせずに前面空地を含めた
単位面積あたりの駐車可能台数を多くすることができ
る。
車機を1基追加して設け、中継部および前記旋回装置等
を2基で共用するようにしたため、2基並列方式にした
場合に、全車入出庫時間を長くせずに前面空地を含めた
単位面積あたりの駐車可能台数を多くすることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の立体駐車装置を図
面に基づいて説明する。図1〜図3は本発明の立体駐車
装置の要部の断面図であり、それぞれ違う作動状態を示
す。図4は図1〜図3に示した立体駐車装置のエレベー
タ(搬器)の要部断面図である。図5は図1〜図3の立
体駐車装置の作動表である。
面に基づいて説明する。図1〜図3は本発明の立体駐車
装置の要部の断面図であり、それぞれ違う作動状態を示
す。図4は図1〜図3に示した立体駐車装置のエレベー
タ(搬器)の要部断面図である。図5は図1〜図3の立
体駐車装置の作動表である。
【0013】図1〜図3において、立体駐車装置10は
下部に入出庫口12および昇降口14を有し、昇降口1
4においてドライバが車両16をパレット18から降ろ
したり乗り入れたりする作業(以下、出・入庫作業とい
う)を行う。昇降口14から上に向かって昇降路20が
設けられ、昇降路20にはワイヤロープ22に吊られた
エレベータ24が上下に移動可能に設置されている。昇
降路20の両側には多数の収納庫26が設けられてお
り、収納庫26にはエレベータ22が運ぶ車両16を載
せたパレット18を収納することができる。
下部に入出庫口12および昇降口14を有し、昇降口1
4においてドライバが車両16をパレット18から降ろ
したり乗り入れたりする作業(以下、出・入庫作業とい
う)を行う。昇降口14から上に向かって昇降路20が
設けられ、昇降路20にはワイヤロープ22に吊られた
エレベータ24が上下に移動可能に設置されている。昇
降路20の両側には多数の収納庫26が設けられてお
り、収納庫26にはエレベータ22が運ぶ車両16を載
せたパレット18を収納することができる。
【0014】次に図4のエレベータ24について説明す
る。エレベータ24は前述のようにワイヤロープ22に
吊られ、パレット18に載せた車両16を運ぶ。図4は
エレベータ24を入出庫口12側から見た正面図であ
り、門型をしている。すなわち、下部両端にはパレット
18を保持および収納庫26との間で移動するトラバー
サ28が設けられており、上部にはトラバーサ28を駆
動する軸30が内蔵され、軸30と下部のトラバーサ2
8とはチェーン32で連結されている。トラバーサ28
の詳細やモータ等は図示を省略した。
る。エレベータ24は前述のようにワイヤロープ22に
吊られ、パレット18に載せた車両16を運ぶ。図4は
エレベータ24を入出庫口12側から見た正面図であ
り、門型をしている。すなわち、下部両端にはパレット
18を保持および収納庫26との間で移動するトラバー
サ28が設けられており、上部にはトラバーサ28を駆
動する軸30が内蔵され、軸30と下部のトラバーサ2
8とはチェーン32で連結されている。トラバーサ28
の詳細やモータ等は図示を省略した。
【0015】エレベータ24は前述のように門型をして
おり、下部のトラバーサ28の部分は、パレット18の
長手方向の両端を保持し移動することができるが、昇降
口14においてパレット18を水平に90゜旋回させる
と、パレット18は両トラバーサ28の保持から外れて
間をすり抜けられるようになり、エレベータ24はパレ
ット18を置き去りにして上昇することができる。
おり、下部のトラバーサ28の部分は、パレット18の
長手方向の両端を保持し移動することができるが、昇降
口14においてパレット18を水平に90゜旋回させる
と、パレット18は両トラバーサ28の保持から外れて
間をすり抜けられるようになり、エレベータ24はパレ
ット18を置き去りにして上昇することができる。
【0016】図1〜図3において、入出庫口12側から
見て、2階部分34の奥は収納庫であるとともに中継部
36になっている。中継部36は、昇降口14からエレ
ベータ24に載せる前のパレット18を一時保管するこ
とができる。そのためにパレット18を取り込む中継ト
ラバーサ38を有している。
見て、2階部分34の奥は収納庫であるとともに中継部
36になっている。中継部36は、昇降口14からエレ
ベータ24に載せる前のパレット18を一時保管するこ
とができる。そのためにパレット18を取り込む中継ト
ラバーサ38を有している。
【0017】昇降口14には旋回装置42が設置されて
いる。旋回装置42は、昇降口14において、エレベー
タ24との間でのパレット18の授受および、パレット
18を90°ずつ旋回させることができる。旋回装置4
2は、パレット18を前記中継部36がある2階部分3
4へ上昇させるリフタの機能も有している。旋回装置4
2により上昇したパレット18は中継トラバーサ38に
より中継部36に引き込まれる。
いる。旋回装置42は、昇降口14において、エレベー
タ24との間でのパレット18の授受および、パレット
18を90°ずつ旋回させることができる。旋回装置4
2は、パレット18を前記中継部36がある2階部分3
4へ上昇させるリフタの機能も有している。旋回装置4
2により上昇したパレット18は中継トラバーサ38に
より中継部36に引き込まれる。
【0018】2階部分34にはシャッタ44が設けら
れ、エレベータ24が2階部分34より上の位置にある
場合に閉じて、出・入庫作業中に上部からの万一の落下
物を避けられるようになっている。
れ、エレベータ24が2階部分34より上の位置にある
場合に閉じて、出・入庫作業中に上部からの万一の落下
物を避けられるようになっている。
【0019】1階フロア40には、出・入庫に際してオ
ペレータの操作で、エレベータ24,トラバーサ28お
よび中継トラバーサ38,旋回装置42およびシャッタ
44を自動的に連動して作動させるコントローラ46が
設けられている。
ペレータの操作で、エレベータ24,トラバーサ28お
よび中継トラバーサ38,旋回装置42およびシャッタ
44を自動的に連動して作動させるコントローラ46が
設けられている。
【0020】また、前述のようにエレベータ24および
トラバーサ28は、1階フロア40で出・入庫作業を行
っている間に、中継部36からパレット18を受け取っ
て上昇し、トラバーサ28の作用で他の収納庫26との
間でパレット18の授受を行うことができる。
トラバーサ28は、1階フロア40で出・入庫作業を行
っている間に、中継部36からパレット18を受け取っ
て上昇し、トラバーサ28の作用で他の収納庫26との
間でパレット18の授受を行うことができる。
【0021】つまり、例えば、エレベータ24は旋回装
置42に降ろしたパレット18を置き去りにして2階部
分34へ上昇し、中継部36から一時保管していたパレ
ット18を受け取り、空いている収納庫26へ移動して
トラバーサ28で収納する。収納が完了すると、次の出
庫車両16がある他の収納庫26へ移動し、パレット1
8を引き出し出庫準備をしておくことができる。これら
の運転も、オペレータがコントローラ46に次の出庫車
両を指示する操作を行うことで、自動的に運転される。
置42に降ろしたパレット18を置き去りにして2階部
分34へ上昇し、中継部36から一時保管していたパレ
ット18を受け取り、空いている収納庫26へ移動して
トラバーサ28で収納する。収納が完了すると、次の出
庫車両16がある他の収納庫26へ移動し、パレット1
8を引き出し出庫準備をしておくことができる。これら
の運転も、オペレータがコントローラ46に次の出庫車
両を指示する操作を行うことで、自動的に運転される。
【0022】次に、作用を説明する。図1〜図3および
図5に示した作動表に基づいて説明すると、図5は横軸
を時間として主要な部位の作用を時間の経過とともに示
している。すなわち、1階フロア40の昇降口14にお
ける作用と、2階部分34の中継部36における作用
と、さらに上の昇降路20および収納庫26におけるエ
レベータ24の作用とが並行して行われるので、これら
3カ所における各部の作用を並行して表示している。
尚、図5の作動表におけるエレベータ24,中継部3
6,旋回装置42の主要各部の動きを表す線の区分説明
は図5の表下部に示す。
図5に示した作動表に基づいて説明すると、図5は横軸
を時間として主要な部位の作用を時間の経過とともに示
している。すなわち、1階フロア40の昇降口14にお
ける作用と、2階部分34の中継部36における作用
と、さらに上の昇降路20および収納庫26におけるエ
レベータ24の作用とが並行して行われるので、これら
3カ所における各部の作用を並行して表示している。
尚、図5の作動表におけるエレベータ24,中継部3
6,旋回装置42の主要各部の動きを表す線の区分説明
は図5の表下部に示す。
【0023】まず、上部の収納庫26aから、エレベー
タ24が出庫する車両16aの載ったパレット18aを
運んで昇降口14へ下降してくる。この時点では、2階
部分34の中継部36には1ステップ前に入庫した車両
16bが載ったパレット18bが一時保管されている
(図1)。
タ24が出庫する車両16aの載ったパレット18aを
運んで昇降口14へ下降してくる。この時点では、2階
部分34の中継部36には1ステップ前に入庫した車両
16bが載ったパレット18bが一時保管されている
(図1)。
【0024】エレベータ24が運んできたパレット18
aを旋回装置42が受け取り、最初に90°旋回させ
る。この旋回動作でパレット18aとエレベータ24の
トラバーサ28との係合が外れて、エレベータ24はパ
レット18aを置き去りにして上昇することができるよ
うになるとともに、車両16aは前進で出庫できる向き
になる。これは、後述のように前進で入庫した際に90
°旋回して収納するので、出庫の際して90°旋回する
ことで入庫時と逆向きになり、前進で出庫できるように
なるものである。
aを旋回装置42が受け取り、最初に90°旋回させ
る。この旋回動作でパレット18aとエレベータ24の
トラバーサ28との係合が外れて、エレベータ24はパ
レット18aを置き去りにして上昇することができるよ
うになるとともに、車両16aは前進で出庫できる向き
になる。これは、後述のように前進で入庫した際に90
°旋回して収納するので、出庫の際して90°旋回する
ことで入庫時と逆向きになり、前進で出庫できるように
なるものである。
【0025】パレット18aとの係合が外れたエレベー
タ24は直ちに2階部分34へ上昇し、トラバーサ28
の作用で、一時保管してあったパレット18bに載った
入庫車両16bを引き出し、先刻、出庫車両16aを取
り出した収納庫26aへ上昇して(図2)、再びトラバ
ーサ28の作用でパレット18bを収納庫26aへ収納
する。これで、車両16bの収納が完了する。
タ24は直ちに2階部分34へ上昇し、トラバーサ28
の作用で、一時保管してあったパレット18bに載った
入庫車両16bを引き出し、先刻、出庫車両16aを取
り出した収納庫26aへ上昇して(図2)、再びトラバ
ーサ28の作用でパレット18bを収納庫26aへ収納
する。これで、車両16bの収納が完了する。
【0026】一方、エレベータ24が2階部分34へ上
昇すると、1階フロア40と2階部分34との間のシャ
ッタ44が白動的に閉じる。そして、90゜旋回したパ
レット18aに載った車両16aには(図2)、待って
いたドライバが乗り込み車両16aを出庫させる。これ
でパレット18aは空になり、次の入庫車両16cの受
け入れが可能になる。このドライバの乗り込みから出庫
完了までは通常20秒強の時間を見込む必要がある。
昇すると、1階フロア40と2階部分34との間のシャ
ッタ44が白動的に閉じる。そして、90゜旋回したパ
レット18aに載った車両16aには(図2)、待って
いたドライバが乗り込み車両16aを出庫させる。これ
でパレット18aは空になり、次の入庫車両16cの受
け入れが可能になる。このドライバの乗り込みから出庫
完了までは通常20秒強の時間を見込む必要がある。
【0027】次に、別のドライバがパレット18aに車
両16cを乗り入れ、車両16cから降車する。この乗
り入れから降車までは通常約20秒の時間を見込む必要
がある。ドライバが降車すると、旋回装置42が先刻の
出庫の際と同じ方向に90°旋回するとともに、前記シ
ャッタ44が開く。そして旋回装置42はパレット18
aを2階部分34へ上昇させる(図3)。
両16cを乗り入れ、車両16cから降車する。この乗
り入れから降車までは通常約20秒の時間を見込む必要
がある。ドライバが降車すると、旋回装置42が先刻の
出庫の際と同じ方向に90°旋回するとともに、前記シ
ャッタ44が開く。そして旋回装置42はパレット18
aを2階部分34へ上昇させる(図3)。
【0028】続いて、中継トラバーサ38が作動してパ
レット18aを中継部36へ引き込んで一時保管する。
パレット18aが中継部36へ移動すると、旋回装置4
2は1階フロア40へ下降して次の出庫車両16dを受
け取る態勢が整う。
レット18aを中継部36へ引き込んで一時保管する。
パレット18aが中継部36へ移動すると、旋回装置4
2は1階フロア40へ下降して次の出庫車両16dを受
け取る態勢が整う。
【0029】また、これらの出・入庫作業と並行して、
前述の車両16bの収納が終わったエレベータ24は次
の出庫車両16dの入っている収納庫26d(図3には
現れず)へ移動する。そして、トラバーサ28の作用で
出庫車両16dの載ったパレット18dをエレベータ2
4へ引き出し、出庫のための下降が開始される。
前述の車両16bの収納が終わったエレベータ24は次
の出庫車両16dの入っている収納庫26d(図3には
現れず)へ移動する。そして、トラバーサ28の作用で
出庫車両16dの載ったパレット18dをエレベータ2
4へ引き出し、出庫のための下降が開始される。
【0030】以上が、出庫と入庫が連続した場合の一連
の作用である。図5の作動表から分かるように、エレベ
ータ24が出庫のために下降を開始してから、次の出庫
のための下降開始までの1サイクルの所要時間はおよそ
70秒程度かかることが分かる。この時間の中で出・入
庫作業と並行して、エレベータ24が中継部36から入
庫車両16を受け取り、収納庫26へ収納し、次の出庫
車両16を引き出して下降するのに約50秒を充てるこ
とができる。無論、出・入庫する収納庫26の位置によ
っては50秒以上を要することもあり、その場合は前記
1サイクルの時間がそれだけ伸びることになるが、この
50秒という時間は1階フロア40における出庫作業お
よび入庫作業と並行して進めることができるのが特徴で
ある。
の作用である。図5の作動表から分かるように、エレベ
ータ24が出庫のために下降を開始してから、次の出庫
のための下降開始までの1サイクルの所要時間はおよそ
70秒程度かかることが分かる。この時間の中で出・入
庫作業と並行して、エレベータ24が中継部36から入
庫車両16を受け取り、収納庫26へ収納し、次の出庫
車両16を引き出して下降するのに約50秒を充てるこ
とができる。無論、出・入庫する収納庫26の位置によ
っては50秒以上を要することもあり、その場合は前記
1サイクルの時間がそれだけ伸びることになるが、この
50秒という時間は1階フロア40における出庫作業お
よび入庫作業と並行して進めることができるのが特徴で
ある。
【0031】従来のエレベータ式の立体駐車装置にあっ
ては、1階フロア40における出庫作業および入庫作業
が完了しないとエレベータは上昇できなかったことと比
較すると、出・入庫作業の能率が大幅に向上する。
ては、1階フロア40における出庫作業および入庫作業
が完了しないとエレベータは上昇できなかったことと比
較すると、出・入庫作業の能率が大幅に向上する。
【0032】以上の説明は、出庫と入庫が連続する場合
の例であったが、出庫だけの連続または入庫だけの連続
の場合には、中継部36へのパレット18の一時保管を
行わず、従来と同様に旋回装置42からエレベータ24
へ直接載せ替えることもできる。
の例であったが、出庫だけの連続または入庫だけの連続
の場合には、中継部36へのパレット18の一時保管を
行わず、従来と同様に旋回装置42からエレベータ24
へ直接載せ替えることもできる。
【0033】次に、図6は本発明の他の立体駐車装置の
要部を示す断面図であり、図1に対応している。図6に
示す立体駐車装置10は、図1のものと同じエレベータ
24(図には現れず)と収納庫26とを備えた第1駐車
機50の他に、いわゆるメリーゴーランド式と呼ばれる
垂直循環型の第2駐車機が52が並列に設けられてい
る。第1駐車機50の部分は図1のものと同じなので説
明は省略する。
要部を示す断面図であり、図1に対応している。図6に
示す立体駐車装置10は、図1のものと同じエレベータ
24(図には現れず)と収納庫26とを備えた第1駐車
機50の他に、いわゆるメリーゴーランド式と呼ばれる
垂直循環型の第2駐車機が52が並列に設けられてい
る。第1駐車機50の部分は図1のものと同じなので説
明は省略する。
【0034】第2駐車機52は上下に設けたスプロケッ
ト54の間を循環するチェーン56を有し、チェーン5
6から伸びた多数のアーム58にフレーム60が吊り下
げてあり、一緒に循環する。尚、上部のスプロケットお
よび駆動のための動力源は図に現れていない。
ト54の間を循環するチェーン56を有し、チェーン5
6から伸びた多数のアーム58にフレーム60が吊り下
げてあり、一緒に循環する。尚、上部のスプロケットお
よび駆動のための動力源は図に現れていない。
【0035】フレーム60は図7に示すような形状をし
ており、下部の4カ所にフック62が設けられパレット
18を係合することができる。パレット18はフレーム
60から若干持ち上げることでフック62との係合が外
れ、図7のA方向に水平に移動することができ、その逆
も可能である。
ており、下部の4カ所にフック62が設けられパレット
18を係合することができる。パレット18はフレーム
60から若干持ち上げることでフック62との係合が外
れ、図7のA方向に水平に移動することができ、その逆
も可能である。
【0036】フレーム60が循環して最も下の位置にく
る最下段64は2階部分にあり、パレット18の高さが
第1駐車機50の第1中継部36と同じになるように構
成されている。また、2階部分34には第3トラバーサ
66および第2中継部68が設けられている。
る最下段64は2階部分にあり、パレット18の高さが
第1駐車機50の第1中継部36と同じになるように構
成されている。また、2階部分34には第3トラバーサ
66および第2中継部68が設けられている。
【0037】前述のフレーム60から外されたパレット
18は第3トラバーサ66により、フレーム60と第2
中継部68との間、第2中継部68と上昇した旋回装置
42との間、さらには第1中継部36と第2中継部68
との間で移動することができる。
18は第3トラバーサ66により、フレーム60と第2
中継部68との間、第2中継部68と上昇した旋回装置
42との間、さらには第1中継部36と第2中継部68
との間で移動することができる。
【0038】これらのスプロケット54によるチェーン
56およびフレーム60の循環や、第3トラバーサ66
によるパレット18の移動も、図1のものと同様にオペ
レータによるコントローラ46の操作で、白動的に連動
して運転される。
56およびフレーム60の循環や、第3トラバーサ66
によるパレット18の移動も、図1のものと同様にオペ
レータによるコントローラ46の操作で、白動的に連動
して運転される。
【0039】次に作用を説明する。第1駐車機50の作
用は図1〜図3のものと同じであるので、第2駐車機5
2からの出・入庫について説明すると、出庫させる車両
16eの載ったフレーム60eを最下段64に循環さ
せ、第3トラバーサ66がパレット18eを若干持ち上
げ、フレーム60eとの係合を外して右側へ水平移動す
る。
用は図1〜図3のものと同じであるので、第2駐車機5
2からの出・入庫について説明すると、出庫させる車両
16eの載ったフレーム60eを最下段64に循環さ
せ、第3トラバーサ66がパレット18eを若干持ち上
げ、フレーム60eとの係合を外して右側へ水平移動す
る。
【0040】これらに先立ち、1ステップ前に入庫した
車両16fの載ったパレット18fを旋回装置42が2
階部分34へ上昇させ、中継トラバーサ38の作用で中
継部36へ一時保管し、旋回装置42はそのままを2階
部分34に待機させておく。
車両16fの載ったパレット18fを旋回装置42が2
階部分34へ上昇させ、中継トラバーサ38の作用で中
継部36へ一時保管し、旋回装置42はそのままを2階
部分34に待機させておく。
【0041】そして、第3トラバーサ66の作用でパレ
ット18eを旋回装置42へ乗せると、旋回装置42は
1階フロア40へ降下し、図1〜図3のもので説明した
のと同様に、昇降口14で旋回および出庫作業と入庫作
業が連続して行われる。
ット18eを旋回装置42へ乗せると、旋回装置42は
1階フロア40へ降下し、図1〜図3のもので説明した
のと同様に、昇降口14で旋回および出庫作業と入庫作
業が連続して行われる。
【0042】一方、旋回装置42が1階フロア40へ降
下した後に、出・入庫作業と並行して、中継部36へ一
時保管していたパレット18fを第3トラバーサ66で
第2駐車機52の最下段64へ移動し、フレーム60e
と係合させる。そして、チェーン56を循環させて次の
出庫車両16gの載ったフレーム60gが最下段64へ
くるようにする。
下した後に、出・入庫作業と並行して、中継部36へ一
時保管していたパレット18fを第3トラバーサ66で
第2駐車機52の最下段64へ移動し、フレーム60e
と係合させる。そして、チェーン56を循環させて次の
出庫車両16gの載ったフレーム60gが最下段64へ
くるようにする。
【0043】以上が、第2駐車機52における出庫と入
庫が連続する場合の1サイクルである。図1〜図3で説
明したエレベータ式のものと対比して見ると、1階フロ
ア40における出・入庫作業と並行して、図1〜図3の
エレベータ24に代わってチェーン56およびフレーム
60を循環させることができるのが分かる。
庫が連続する場合の1サイクルである。図1〜図3で説
明したエレベータ式のものと対比して見ると、1階フロ
ア40における出・入庫作業と並行して、図1〜図3の
エレベータ24に代わってチェーン56およびフレーム
60を循環させることができるのが分かる。
【0044】従来の垂直循環式立体駐車装置において、
最下段における出・入庫作業が終わらないとチェーンお
よびフレームの循環ができなかったのと比べると、図1
〜図3のものと同様に出・入庫作業の能率が大幅に向上
する。
最下段における出・入庫作業が終わらないとチェーンお
よびフレームの循環ができなかったのと比べると、図1
〜図3のものと同様に出・入庫作業の能率が大幅に向上
する。
【0045】また、図6の立体駐車装置においては、1
階フロア40の第2駐車機52の下部が前面空地70に
なっており、立体駐車装置10の敷地の内部に前面空地
70を持つことになる。このため、駐車装置以外の敷地
に前面空地を設けざるを得ない従来の立体駐車装置に比
べて、前面空地70を含めた単位面積あたりの駐車可能
台数を多くすることができる。
階フロア40の第2駐車機52の下部が前面空地70に
なっており、立体駐車装置10の敷地の内部に前面空地
70を持つことになる。このため、駐車装置以外の敷地
に前面空地を設けざるを得ない従来の立体駐車装置に比
べて、前面空地70を含めた単位面積あたりの駐車可能
台数を多くすることができる。
【0046】尚、フレーム60とパレット18とを係合
させたり外したりする際に、フレーム60が揺れないよ
うに一時的に固定するなどの措置が必要であるが、図示
は省略した。図6に示した立体駐車装置10はエレベー
タ式の第1駐車機50と垂直循環式の第2駐車機52を
1基ずつ組み合わせたものであるが、エレベータ式の駐
車機を2基組み合わせても同様の効果を得ることは言う
までもない。
させたり外したりする際に、フレーム60が揺れないよ
うに一時的に固定するなどの措置が必要であるが、図示
は省略した。図6に示した立体駐車装置10はエレベー
タ式の第1駐車機50と垂直循環式の第2駐車機52を
1基ずつ組み合わせたものであるが、エレベータ式の駐
車機を2基組み合わせても同様の効果を得ることは言う
までもない。
【0047】また、以上の説明では、旋回装置42がリ
フタの機能を有しているが、旋回装置42と別に独立し
たリフタを設けてもよい。
フタの機能を有しているが、旋回装置42と別に独立し
たリフタを設けてもよい。
【0048】以上、説明したような本発明の立体駐車装
置にあっては、パレット18と各収納庫26やフレーム
60との組み合わせが固定したものでなく、その都度変
化するので、どのパレット18がどの収納庫26または
フレーム60と組み合わされているか、常に把握する必
要がある。特に図示はしなかったが、各パレット18の
現在位置を検出し記憶する機能がコントローラ46に関
連して設けられている。
置にあっては、パレット18と各収納庫26やフレーム
60との組み合わせが固定したものでなく、その都度変
化するので、どのパレット18がどの収納庫26または
フレーム60と組み合わされているか、常に把握する必
要がある。特に図示はしなかったが、各パレット18の
現在位置を検出し記憶する機能がコントローラ46に関
連して設けられている。
【0049】−方、別々の位置にある複数の車両を出庫
させる指示を出した時に、最も能率よく出・入庫するた
めの作動指示を自動的に出せるような判断・制御する機
能もコントローラ46に設けられている。
させる指示を出した時に、最も能率よく出・入庫するた
めの作動指示を自動的に出せるような判断・制御する機
能もコントローラ46に設けられている。
【0050】また、本発明は、以上説明したような塔型
の立体駐車装置だけではなく、水平方向に収納庫が並ん
だ立体駐車装置に応用することも可能である。
の立体駐車装置だけではなく、水平方向に収納庫が並ん
だ立体駐車装置に応用することも可能である。
【0051】その他、特に例示はしないが、本発明は当
業者の一般的な知識に基づいて、パレットがスムーズに
移動できるよう、エレベータや収納庫にローラを設けた
り、異常な動作を防ぐインタロックを設置したり、誤操
作防止装置および安全のための警報装置を追加したりな
ど、種々の変更,改良を加えた態様で実施することがで
きる。
業者の一般的な知識に基づいて、パレットがスムーズに
移動できるよう、エレベータや収納庫にローラを設けた
り、異常な動作を防ぐインタロックを設置したり、誤操
作防止装置および安全のための警報装置を追加したりな
ど、種々の変更,改良を加えた態様で実施することがで
きる。
【0052】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、搬器と多数の収納庫を有する立体駐車装置におい
て、昇降口でパレットを置き去り可能なように搬器を構
成するとともに、昇降口と搬器との間の2階部分に、パ
レットを一時保管可能な中継部を設け、昇降口に設けた
パレットの旋回装置に、昇降口と中継部との間でパレッ
トを上下移動する機能を持たせ、さらに並列に駐車機を
1基追加して設けた場合に中継部および前記旋回装置等
を2基で共用可能にしたため、連続する出・入庫に要す
る時間を減らして作業能率を上げることができ、2基並
列方式にした場合においては、全車入出庫時間を長くせ
ずに前面空地を含めた単位面積あたりの駐車可能台数を
多くすることができる。
ば、搬器と多数の収納庫を有する立体駐車装置におい
て、昇降口でパレットを置き去り可能なように搬器を構
成するとともに、昇降口と搬器との間の2階部分に、パ
レットを一時保管可能な中継部を設け、昇降口に設けた
パレットの旋回装置に、昇降口と中継部との間でパレッ
トを上下移動する機能を持たせ、さらに並列に駐車機を
1基追加して設けた場合に中継部および前記旋回装置等
を2基で共用可能にしたため、連続する出・入庫に要す
る時間を減らして作業能率を上げることができ、2基並
列方式にした場合においては、全車入出庫時間を長くせ
ずに前面空地を含めた単位面積あたりの駐車可能台数を
多くすることができる。
【図1】本発明の立体駐車装置の要部を表す断面図。
【図2】図1の立体駐車装置の別な作動状態を表す断面
図。
図。
【図3】図1の立体駐車装置の別な作動状態を表す断面
図。
図。
【図4】図1の立体駐車装置のエレベータの断面図。
【図5】図1の立体駐車装置の作動表。
【図6】本発明の他の立体駐車装置の要部を表す断面
図。
図。
【図7】図6の立体駐車装置のフレームの外観図。
10:立体駐車装置 12:入出庫口 14:昇降口 16,16a,16b,16c,16d,16e,16
f,16g:車両 18,18a,18b,18c,18d,18e,18
f,18g:パレット 20:昇降路 22:ワイヤロープ 24:エレベータ 26,26a,26b,26c,26d:収納庫 28:トラバーサ 30:軸 32:チェーン 34:2階部分 36:中継部 38:中継トラバーサ 40:1階フロア 42:旋回装置 44:シャッタ 46:コントローラ 50:第1駐車装置 52:第2駐車装置 54:スプロケット 56:チェーン 58:アーム 60,60e,60f,60g:フレーム 62:フック 64:最下段 66:第3トラバーサ 68:第2中継部 70:前面空地
f,16g:車両 18,18a,18b,18c,18d,18e,18
f,18g:パレット 20:昇降路 22:ワイヤロープ 24:エレベータ 26,26a,26b,26c,26d:収納庫 28:トラバーサ 30:軸 32:チェーン 34:2階部分 36:中継部 38:中継トラバーサ 40:1階フロア 42:旋回装置 44:シャッタ 46:コントローラ 50:第1駐車装置 52:第2駐車装置 54:スプロケット 56:チェーン 58:アーム 60,60e,60f,60g:フレーム 62:フック 64:最下段 66:第3トラバーサ 68:第2中継部 70:前面空地
Claims (5)
- 【請求項1】パレットを運ぶ搬器と、多数の収納庫とを
有する立体駐車装置において、昇降口でパレットを置き
去り可能なように搬器を構成するとともに、昇降口と搬
器との間に、パレットを一時保管可能な中継部を設けた
ことを特徴とする立体駐車装置。 - 【請求項2】搬器を門型にして、運んできたパレットを
旋回させることにより搬器との係合が外れるように構成
したことを特徴とする請求項1の立体駐車装置。 - 【請求項3】2階部分に前記中継部を設けるとともに、
昇降口に設けたパレットの旋回装置が、昇降口と中継部
との間でパレットを上下移動する機能を有することを特
徴とする請求項1および2の立体駐車装置。 - 【請求項4】搬器から旋回装置へのパレット移動は直接
行い、旋回装置から搬器へのパレット移動は前記中継部
に一時保管した後に行うことができるように構成したこ
とを特徴とする請求項1および2の立体駐車装置。 - 【請求項5】前記駐車装置に並列に駐車機を1基追加し
て設け、中継部および前記旋回装置等を2基で共用にし
たことを特徴とする請求項1および2の立体駐車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30492995A JPH09112060A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 立体駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30492995A JPH09112060A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 立体駐車装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09112060A true JPH09112060A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17939019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30492995A Pending JPH09112060A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 立体駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09112060A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104199323A (zh) * | 2014-08-19 | 2014-12-10 | 江苏蒙哥马利电梯有限公司 | 一种立体停车系统用遥控开关 |
JP2018003283A (ja) * | 2016-06-27 | 2018-01-11 | Ihi運搬機械株式会社 | エレベータ式駐車装置とそのケージ姿勢制御方法 |
-
1995
- 1995-10-18 JP JP30492995A patent/JPH09112060A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104199323A (zh) * | 2014-08-19 | 2014-12-10 | 江苏蒙哥马利电梯有限公司 | 一种立体停车系统用遥控开关 |
CN104199323B (zh) * | 2014-08-19 | 2016-07-20 | 江苏蒙哥马利电梯有限公司 | 一种立体停车系统用遥控开关 |
JP2018003283A (ja) * | 2016-06-27 | 2018-01-11 | Ihi運搬機械株式会社 | エレベータ式駐車装置とそのケージ姿勢制御方法 |
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