JPH09111789A - マンホール蓋受枠 - Google Patents
マンホール蓋受枠Info
- Publication number
- JPH09111789A JPH09111789A JP7303254A JP30325495A JPH09111789A JP H09111789 A JPH09111789 A JP H09111789A JP 7303254 A JP7303254 A JP 7303254A JP 30325495 A JP30325495 A JP 30325495A JP H09111789 A JPH09111789 A JP H09111789A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manhole cover
- base plate
- holes
- bolt
- bolts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 嵩上げ工事を簡単に済ませることができるマ
ンホール蓋受枠を提供する。 【解決手段】 ジャッキボルト用ネジ孔２２と結合ボル
ト用透孔２３及びジャッキボルト受部７３を内側に設
け、外側にマンホール側塊取付孔２１を設けたベースプ
レート２と、このベースプレート２上に載置するジャッ
キボルト用透孔ａと、結合ボルト用透孔ｂを設けた適数
の嵩上用スペーサー３〜６と、結合ボルト用透孔７１、
ジャッキボルト受部７３及び吊りワイヤ取付部７２を内
側に設けたマンホール蓋受体７と、前記ベースプレート
２に設けたジャッキ用ネジ孔２２に螺合し、嵩上用スペ
ーサー３〜６に設けたジャッキボルト用透孔ｂに挿通し
たジャッキボルト９と、ベースプレート２、嵩上用スペ
ーサー３〜６及びマンホール蓋受体７に各設けた結合ボ
ルト用透孔ｂに挿通した結合用ボルト２５と緊締用ナッ
ト２６から成る。
ンホール蓋受枠を提供する。 【解決手段】 ジャッキボルト用ネジ孔２２と結合ボル
ト用透孔２３及びジャッキボルト受部７３を内側に設
け、外側にマンホール側塊取付孔２１を設けたベースプ
レート２と、このベースプレート２上に載置するジャッ
キボルト用透孔ａと、結合ボルト用透孔ｂを設けた適数
の嵩上用スペーサー３〜６と、結合ボルト用透孔７１、
ジャッキボルト受部７３及び吊りワイヤ取付部７２を内
側に設けたマンホール蓋受体７と、前記ベースプレート
２に設けたジャッキ用ネジ孔２２に螺合し、嵩上用スペ
ーサー３〜６に設けたジャッキボルト用透孔ｂに挿通し
たジャッキボルト９と、ベースプレート２、嵩上用スペ
ーサー３〜６及びマンホール蓋受体７に各設けた結合ボ
ルト用透孔ｂに挿通した結合用ボルト２５と緊締用ナッ
ト２６から成る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、地下構造物のマン
ホール蓋受枠上面と路面に段差が生じた時、所謂嵩上げ
のためにマンホール蓋受枠周辺を大きく掘り起さなくと
も済むマンホール蓋受枠に関するものである。
ホール蓋受枠上面と路面に段差が生じた時、所謂嵩上げ
のためにマンホール蓋受枠周辺を大きく掘り起さなくと
も済むマンホール蓋受枠に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の地下構造物のマンホール蓋受枠は
地下構造物、例えばマンホール側塊に取付けるためのフ
ランジを設けてあるため、路面とマンホール蓋受枠上面
に段差が生じた時、嵩上用スペーサーをマンホール側塊
とマンホール蓋受枠の間に挿入するためにマンホール蓋
受枠の周辺を大きく掘り起さないと嵩上用スペーサーを
挿入出来ず、嵩上作業は手間と工事日数を要し、従って
工費がかゝり問題となっていた。
地下構造物、例えばマンホール側塊に取付けるためのフ
ランジを設けてあるため、路面とマンホール蓋受枠上面
に段差が生じた時、嵩上用スペーサーをマンホール側塊
とマンホール蓋受枠の間に挿入するためにマンホール蓋
受枠の周辺を大きく掘り起さないと嵩上用スペーサーを
挿入出来ず、嵩上作業は手間と工事日数を要し、従って
工費がかゝり問題となっていた。
【０００３】すなわち、交通量の多い道路では、嵩上工
事のため、数日間交通渋滞を起すことになり、嵩上工事
が簡単に済む方法の出現が望まれていた。
事のため、数日間交通渋滞を起すことになり、嵩上工事
が簡単に済む方法の出現が望まれていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、従来
のようにマンホール蓋受枠の周辺を大きく掘り起さなく
とも済む方法、即ち、短時間で嵩上作業を終了すること
を可能とするマンホール蓋受枠を提供しようとするもの
である。
のようにマンホール蓋受枠の周辺を大きく掘り起さなく
とも済む方法、即ち、短時間で嵩上作業を終了すること
を可能とするマンホール蓋受枠を提供しようとするもの
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたもので、嵩上げ部分は外側にフラ
ンジのない構造としたものである。
決するためになされたもので、嵩上げ部分は外側にフラ
ンジのない構造としたものである。
【０００６】すなわち、ジャッキボルト用ネジ孔と結合
ボルト用透孔及びジャッキボルト受部を内側に設け、外
側に取付孔を設けたベースプレートと、このベースプレ
ート上に載置するジャッキボルト用透孔と、結合ボルト
用透孔を設けた適数の嵩上用スペーサーと、結合ボルト
用透孔と吊りワイヤ取付部を内側に設けたマンホール蓋
受体と、前記ベースプレートに設けたジャッキ用ネジ孔
に螺合し、嵩上用スペーサーに設けたジャッキボルト用
透孔に挿通したジャッキボルトと、ベースプレート、嵩
上用スペーサー及びマンホール蓋受体に各設けた結合ボ
ルト用透孔に挿通した結合用ボルトと緊締ナットから成
るマンホール蓋受枠である。
ボルト用透孔及びジャッキボルト受部を内側に設け、外
側に取付孔を設けたベースプレートと、このベースプレ
ート上に載置するジャッキボルト用透孔と、結合ボルト
用透孔を設けた適数の嵩上用スペーサーと、結合ボルト
用透孔と吊りワイヤ取付部を内側に設けたマンホール蓋
受体と、前記ベースプレートに設けたジャッキ用ネジ孔
に螺合し、嵩上用スペーサーに設けたジャッキボルト用
透孔に挿通したジャッキボルトと、ベースプレート、嵩
上用スペーサー及びマンホール蓋受体に各設けた結合ボ
ルト用透孔に挿通した結合用ボルトと緊締ナットから成
るマンホール蓋受枠である。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１は本発明を下水道用マンホー
ルに適用した場合の実施例の平面図、図２はその縦断面
図を示すもので、１はマンホール側塊、２はベースプレ
ート、３〜６は嵩上用スペーサー、７はマンホール蓋受
体、８はマンホール蓋である。
ルに適用した場合の実施例の平面図、図２はその縦断面
図を示すもので、１はマンホール側塊、２はベースプレ
ート、３〜６は嵩上用スペーサー、７はマンホール蓋受
体、８はマンホール蓋である。
【０００８】ベースプレート２には、外側にマンホール
側塊１に設けたアンカーボルト１１を挿入する６ケの取
付孔２１を、また内側に３ケのジャッキボルト用ネジ孔
２２と、３ケの結合ボルト用透孔２３と、下方に突出す
る３ケのズレ止め２４が設けられている。
側塊１に設けたアンカーボルト１１を挿入する６ケの取
付孔２１を、また内側に３ケのジャッキボルト用ネジ孔
２２と、３ケの結合ボルト用透孔２３と、下方に突出す
る３ケのズレ止め２４が設けられている。
【０００９】嵩上用スペーサー３〜６にはそれぞれ３ケ
のジャッキボルト用透孔ａと３ケの結合ボルト用透孔ｂ
が設けられている。なお嵩上用スペーサーは一体のもの
ではなく、分割式のものであってもよい。
のジャッキボルト用透孔ａと３ケの結合ボルト用透孔ｂ
が設けられている。なお嵩上用スペーサーは一体のもの
ではなく、分割式のものであってもよい。
【００１０】マンホール蓋受体７は外側にフランジのな
いもので、内側に突出させた部分に結合ボルト用透孔７
１、７１，７１と吊りワイヤ取付部７２，７２，７２と
ジャッキボルト受部７３，７３、７３が設けられてい
る。
いもので、内側に突出させた部分に結合ボルト用透孔７
１、７１，７１と吊りワイヤ取付部７２，７２，７２と
ジャッキボルト受部７３，７３、７３が設けられてい
る。
【００１１】なお、９はジャッキボルト用ネジ孔２２に
螺合したジャッキボルト、２５は結合ボルト、２６，２
７はナットである。
螺合したジャッキボルト、２５は結合ボルト、２６，２
７はナットである。
【００１２】本発明にかゝるマンホール蓋受枠をマンホ
ール側塊１へ取付ける方法について説明すれば、先ずベ
ースプレート２の取付孔２１をアンカーボルト１１に嵌
合し、ナット２７をアンカーボルト１１に螺合して固定
する。これによりベースプレート２はアンカーボルト１
１及びナット２７とズレ止め２４によって、しっかりと
マンホール側塊１へ固定される。
ール側塊１へ取付ける方法について説明すれば、先ずベ
ースプレート２の取付孔２１をアンカーボルト１１に嵌
合し、ナット２７をアンカーボルト１１に螺合して固定
する。これによりベースプレート２はアンカーボルト１
１及びナット２７とズレ止め２４によって、しっかりと
マンホール側塊１へ固定される。
【００１３】次に、このベースプレート２の上に所要枚
数の嵩上用スペーサー３〜６を乗せ、更にその上にマン
ホール蓋受体７を乗せた後、結合ボルト２５とナット２
６でそれらの部材を結合させ、次いで周囲を埋め戻し、
アスファルト舗装２８をすれば取付工事完了である。
数の嵩上用スペーサー３〜６を乗せ、更にその上にマン
ホール蓋受体７を乗せた後、結合ボルト２５とナット２
６でそれらの部材を結合させ、次いで周囲を埋め戻し、
アスファルト舗装２８をすれば取付工事完了である。
【００１４】さて、マンホール蓋受体７の上面と路面、
即ちアスファルト舗装２８の上面と段差を生じた場合
（一般にマンホール蓋受体７の上面が路面より沈下す
る）には、結合ボルト２５を外し、ジャッキボルト９を
回動してマンホール蓋受体７の上面が路面と一致するま
で上昇させる。
即ちアスファルト舗装２８の上面と段差を生じた場合
（一般にマンホール蓋受体７の上面が路面より沈下す
る）には、結合ボルト２５を外し、ジャッキボルト９を
回動してマンホール蓋受体７の上面が路面と一致するま
で上昇させる。
【００１５】この場合、ジャッキボルト９の回動により
アスファルト舗装２８を切らなくともマンホール蓋受体
７を軽く上昇させることができる。
アスファルト舗装２８を切らなくともマンホール蓋受体
７を軽く上昇させることができる。
【００１６】次に吊りワイヤ取付部７２に吊りワイヤを
オイルジャッキやチエンブロックあるいはクレーン車な
どでマンホール蓋受体７を吊り上げ、用意した嵩上用ス
ペーサーを入れ、次いでマンホール蓋受体７を降し、結
合用ボルト２５トナット２６で固定させる。
オイルジャッキやチエンブロックあるいはクレーン車な
どでマンホール蓋受体７を吊り上げ、用意した嵩上用ス
ペーサーを入れ、次いでマンホール蓋受体７を降し、結
合用ボルト２５トナット２６で固定させる。
【００１７】この作業中、アスファルト舗装２８が多少
欠けることがあるが、マンホール蓋受体７との間に出来
た隙間にコーキングの要領でアスファルトを充填すれば
嵩上工事は完了となる。
欠けることがあるが、マンホール蓋受体７との間に出来
た隙間にコーキングの要領でアスファルトを充填すれば
嵩上工事は完了となる。
【００１８】以上の説明からわかるように短時間で嵩上
工事を終了することが出来ると共に、工費が少くて済む
という実益がある。
工事を終了することが出来ると共に、工費が少くて済む
という実益がある。
【００１９】
【発明の効果】嵩上げ工事を手早く安価に出来る効果が
ある。
ある。
【図１】本発明の実施例の平面図である。
【図２】図１の縦断面図である。
１ マンホール側塊 ２ ベースプレート ３〜６ 嵩上用スペーサー ７ マンホール蓋受体 ８ マンホール蓋 ９ ジャッキボルト １１ アンカーボルト ２１ 取付孔 ２２ ジャッキボルト用ネジ孔 ２３ 結合ボルト用透孔 ２４ ズレ止め ２５ 結合ボルト ２６，２７ ナット ２８ アスファルト舗装 ７１ 結合ボルト用透孔 ７２ 吊りワイヤ取付部 ７３ ジャッキボルト受部
Claims (1)
- 【請求項１】 ジャッキボルト用ネジ孔と結合ボルト用
透孔及びジャッキボルト受部を内側に設け、外側に取付
孔を設けたベースプレートと、このベースプレート上に
載置するジャッキボルト用透孔と、結合ボルト用透孔を
設けた適数の嵩上用スペーサーと、結合ボルト用透孔と
吊りワイヤ取付部を内側に設けたマンホール蓋受体と、
前記ベースプレートに設けたジャッキ用ネジ孔に螺合
し、嵩上用スペーサーに設けたジャッキボルト用透孔に
挿通したジャッキボルトと、ベースプレート、嵩上用ス
ペーサー及びマンホール蓋受体に各設けた結合ボルト用
透孔に挿通した結合用ボルトと緊締用ナットから成るマ
ンホール蓋受枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7303254A JPH09111789A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | マンホール蓋受枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7303254A JPH09111789A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | マンホール蓋受枠 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09111789A true JPH09111789A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17918744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7303254A Pending JPH09111789A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | マンホール蓋受枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09111789A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002356866A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-13 | Asahi Tec Corp | 地中構造物の枠体取付装置 |
-
1995
- 1995-10-18 JP JP7303254A patent/JPH09111789A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002356866A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-13 | Asahi Tec Corp | 地中構造物の枠体取付装置 |
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