JP2000319949A - 消火栓等の桝における上部枠 - Google Patents

消火栓等の桝における上部枠

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JP2000319949A
JP2000319949A JP11127692A JP12769299A JP2000319949A JP 2000319949 A JP2000319949 A JP 2000319949A JP 11127692 A JP11127692 A JP 11127692A JP 12769299 A JP12769299 A JP 12769299A JP 2000319949 A JP2000319949 A JP 2000319949A
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JP
Japan
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fire hydrant
frame
upper frame
hydrant
square
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JP11127692A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Hashimoto
信明 橋本
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BONDO KENSETSU KK
Original Assignee
BONDO KENSETSU KK
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 角筒形状よりなる消火栓用桝に円筒形状より
なる消火栓用桝と同じような機能を持たせることができ
る上部枠を提供する。 【解決手段】 平面方形状をなす消火栓等の桝Aの上端
位置に配置する上部枠Fであって、中央部に消火栓10
3等を使用するための開口2を有する方形床版1と該方
形床版1の上面に前記開口2を囲うようにして固着され
る平面円形状の金枠7とからなり、該金枠7に円形の蓋
体12を嵌着し得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中に埋設され平
面方形状をなす消火栓等の桝であって、その上端位置に
配設される上部枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば地下式消火栓を囲って埋設
される消火栓用桝100は、図7及び図8に示すよう
に、水道管101から分岐した分岐管102に対して垂
直に上方へ接続した地下式消火栓103の周囲を囲うよ
うにして、まず基礎枠104を配置し、その上面に複数
の中間枠105a〜105cを重ね、その上端位置に上
部枠106を配置している。該上部枠106の上面には
方形状の金枠107が固着され、この金枠107の方形
状の開口108に同じく方形状の蓋体109を着脱自在
に嵌着するようにしている。
【0003】このように方形状の開口108に同形状の
蓋体109を嵌着する構成の消火栓用桝100では、蓋
体109ががたつきを起こし易くて車両が通過する度に
音鳴りがするなど公害の一原因になっている。また、消
火栓を使用したり、点検したりする際に開放した蓋体1
09を開口108から誤って落下させ消火栓103を損
傷させてしまうといった課題が有った。
【0004】ところで、前記消火栓用桝100は角筒形
状に成形されているが、近時、これを円筒形状に替える
と共に金枠107とこれに嵌着する蓋体109をも円形
に替えることで蓋体109のがたつきをなくして音鳴り
を解消すると共に、蓋体109も落下しないようにした
円筒形状の消火栓用桝が採用されるようになって来てい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、既に数
多く埋設されている角筒形状の消火栓用桝を円筒形状の
ものと交換するには、地中を掘り返して埋められている
消火栓用桝をすべて取り出すこととなるが、これには、
多くの面倒な手間と時間が掛かり、作業も大がかりにな
るばかりか施工期間が長引き施工コストも高くつくとい
った課題が有る。また、施工期間が長引くと、その間道
路の交通を制限することになるので、交通渋滞を引き起
こすなど、道路事情を悪化させるという課題が有る。更
には、土を掘り起こし埋め戻した後は、土が柔らかいこ
とから地面が沈むことが有り、消火栓用桝の設置調整に
困難を来し、開放後、周辺が沈下したりするといった課
題も有る。そこで、本発明は上記課題を解決すべくなさ
れたもので、角筒形状の消火栓等の桝であって、その上
部枠のみ交換することによって平面円形状の蓋体が使用
できるようにしたもので、施工期間が短く施工コストも
安く、また道路事情も悪化させないようにした消火栓等
の桝における上部枠を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明に係る消火栓等の桝における上部枠は、平面
方形状をなす消火栓等の桝の上端位置に配置する上部枠
であって、中央部に消火栓等を使用するための開口を有
する方形床版と該方形床版の上面に前記開口を囲うよう
にして固着される平面円形状の金枠とからなり、該金枠
に円形の蓋体を嵌着し得るようにした構成からなる。そ
こで、既設の平面方形状の消火栓等の桝にあっては、そ
の上部枠のみ交換すれば済み、作業が簡単で施工期間が
長引くようなことはない。また、蓋体が平面円形状のも
のに交換されることから音鳴りや蓋体の無用な落下も防
止される。また、設置後の道路の嵩上げ、下げにも容易
に対応できる。
【0007】本発明は、消火栓用桝以外に、例えば水道
本管の止栓用桝、通信線やガス管用のマンホールにも適
用可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る消火栓等の桝
における上部枠に係る実施の形態を図面と共に説明す
る。なお、その一例として消火栓用桝について説明す
る。図1は蓋体を嵌着した状態の本発明に係る上部枠F
の斜視図であり、図2はその分解斜視図である。図中、
1は方形床版であり、従来の消火栓用桝とほぼ同じ大き
さの平面長方形状に成形されている。該方形床版1には
上面中央に略円孔よりなる開口2が開設されると共に、
該開口2の上端外周縁に後述する金枠7の外鍔片10を
受け止める凹窪段部3が周設されている。また、方形床
版1の下面に、消火栓用桝Aの上端に載せた状態でその
ずれを防止するための凸出段部4が設けられている。こ
のように構成される方形床版1は全体に補強用の鉄筋を
配設してコンクリートにより一体に形成される。さら
に、方形床版1の上面には、四隅角部に方形床版1を吊
下げるための雌螺子溝を刻設した螺子金具5を上端面で
開口した状態でコンクリートにインサートしている。ま
た、前記凹窪段部3には三箇所に金枠7を固着するため
のボルト6が植設されている。
【0009】7は鉄製の金枠であり、上下端面が開放し
た短筒状の周側壁8が平面円形状をなし、その内周側上
部寄りに下方へ向って窄まるテーパ面9が周設され、周
側壁8の外周側下端に前記凹窪段部3上面に載置される
外鍔片10が周設されている。該外鍔片10には前記ボ
ルト6が挿通される螺子挿通孔11が三個所設けられて
いる。12は金枠7に嵌着される鉄製の蓋体であり、金
枠7の周側壁8に嵌着し得る円形をなし、外周側縁が金
枠7のテーパ面9と合致するテーパ面13に形成されて
いる。そして、図3に示されるように方形床版1の凹窪
段部3上面に金枠7を載置し、各螺子挿通孔11に各ボ
ルト6を挿通すると共に、各ボルト6にナット14を螺
合することにより金枠7が一時的に固着されることとな
る。
【0010】次に、前述したように形成される上部枠F
を既設の角筒形状の消火栓用桝に施工する方法を図4な
いし図6に基づき説明する。図4において101は地中
に埋設配管された水道管であり、その上面に設けた分岐
管102から上方へ垂直に突出する地下式の消火栓10
3が接続されている。そして、この消火栓103を囲う
ようにして消火栓用桝100が地中に埋設されている。
この消火栓用桝100は従来のもので、何れも平面方形
をなす基礎枠104とこの上面に積み重ねられる中間枠
105a〜105cと、上部の中間枠105c上面に配
置される上部枠106(図4では鎖線で示される。)と
からなる。
【0011】そこで先ず、上部枠106の外周沿いで舗
装路面Rをカッターで切断し、掘り起こして上部枠10
6を撤去する。次に、図5に示されるように中間枠10
5cの上端面にセメントを主材とするモルタル又はエポ
キシ系樹脂をスポンジに含浸させたものMを塗布した状
態で中間枠105c上面に方形床版1を載せる。この方
形床版1は重量が嵩むために上面四隅角部に埋設した螺
子金具5に吊下補助具Sを螺合し、この吊下補助具Sを
介してワイヤーWで吊り上げて移動させるようにするこ
とが好ましい。この際、方形床版1の下面に設けた凸出
段部4が中間枠105cの内周縁に嵌入してずれ止めが
図られる。
【0012】このようにして中間枠105c上面に固定
した方形床版1の凹窪段部3上面に調整リング15を載
置する。この調整リング15には前記各ボルト6が挿通
される螺子挿通孔16が設けられており、必要に応じて
複数個重ねるようにしても良い。さらに、調整リング1
5上面にスペーサ17を重ねる。このスペーサ17は硅
砂からなる骨材とエポキシ系樹脂又は流動性の優れたセ
メントを主材とするモルタルとの混合物で形成され、そ
の厚みによって舗装路面Rの勾配に容易に対応できるよ
うにしている。そして、このスペーサ17上面に金枠7
の外鍔片10を載せて、各螺子挿通孔11,16を連通
させ、これらにボルト6を挿通してこのボルト6にワッ
シャ18を介してナット14を螺合することで方形床版
1に金枠7が固着される。また、この金枠7の周側壁8
内に蓋体12が嵌される。
【0013】最後に、前記掘り起こして上部枠106を
撤去した舗装路面Rの凹欠個所Bを埋めるようにエポキ
シ系レンジコンクリート,アスファルト合材またはコン
クリート19を打ち込んで、図6に示すように方形床版
1の外表面、さらに金枠7の外周面を覆わせる。これに
より、蓋体12の上面と舗装路面Rの上面とがほぼ同一
面となる。
【0014】このように本発明に係る消火栓用桝Aにお
ける上部枠Fは、既設の平面方形状の上部枠106を掘
り起こし撤去して本発明に係る上部枠Fと取り換えるこ
とにより、円筒形をなし円形状の蓋体を備える消火栓用
桝と同じ機能を持たせることができる。さらに、スペー
サ17をその厚さを違えて使用することにより、坂道な
どの路面勾配にも容易に対応できるし、将来の路面の嵩
上げや逆の嵩下げにも容易に対応することができる。本
実施の形態にあっては消火栓用桝について説明したが、
他に水道本管の止水栓用桝、通信線やガス管用のマンホ
ールについても適用できること勿論である。
【0015】
【発明の効果】以上、述べたように本発明に係る消火栓
等の桝における上部枠は、方形床版の上面に平面円形状
の金枠を固着し、該金枠に円形の蓋体を嵌着し得るよう
にしたので、従来の既設の角筒形状よりなる消火栓等の
桝にあって、その上部枠のみ交換すれば円筒をなしかつ
平面円形状の蓋体を備えた消火栓等の桝と同じ機能を持
たせることができる。しかも、面倒な手間と時間も掛か
らず、作業も大がかりとならないばかりか、施工期間の
短縮、施工コストの低廉が図られる。また、工期が短い
ことから、交通渋滞も軽減され道路事情を悪化させるよ
うなことはない。更には、地盤の沈下も問題とすること
がなく、設置調整も容易に行なえるという利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】蓋体を嵌着した本発明に係る上部枠の斜視図。
【図2】図1の分解斜視図。
【図3】図1の断面図。
【図4】図1に示した上部枠の施工方法を説明するため
の断面図。
【図5】図1に示した上部枠の施工方法を説明するため
の断面図。
【図6】施工を完成した状態を示す断面図。
【図7】従来の角筒形状よりなる消火栓用桝の斜視図。
【図8】図7の断面図。
【符号の説明】
1 方形床版 2 開口 7 金枠 12 蓋体 103 消火栓 A 消火栓用桝 F 上部枠

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面方形状をなす消火栓等の桝の上端位
    置に配置する上部枠であって、 中央部に消火栓等を使用するための開口を有する方形床
    版と該方形床版の上面に前記開口を囲うようにして固着
    される平面円形状の金枠とからなり、該金枠に円形の蓋
    体を嵌着し得るようにしたことを特徴とする消火栓等の
    桝における上部枠。
JP11127692A 1999-05-07 1999-05-07 消火栓等の桝における上部枠 Pending JP2000319949A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021058768A (ja) * 2021-01-20 2021-04-15 ホーチキ株式会社 消火システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021058768A (ja) * 2021-01-20 2021-04-15 ホーチキ株式会社 消火システム
JP7106692B2 (ja) 2021-01-20 2022-07-26 ホーチキ株式会社 消火システム

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