JPH06167003A - 道路縁石の成形工法 - Google Patents

道路縁石の成形工法

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JPH06167003A
JPH06167003A JP4309442A JP30944292A JPH06167003A JP H06167003 A JPH06167003 A JP H06167003A JP 4309442 A JP4309442 A JP 4309442A JP 30944292 A JP30944292 A JP 30944292A JP H06167003 A JPH06167003 A JP H06167003A
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JP
Japan
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curb
road
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frame body
frame
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JP4309442A
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博孝 ▲よし▼田
Hirotaka Yoshida
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Yasuda Kogyo KK
Shinko Co Ltd
Shoei Kogyo Co Ltd
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Yasuda Kogyo KK
Shinko Co Ltd
Shoei Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縁石の施工の作業性を改善するとともに、基
礎部分の工事を簡素化して施工期間の短縮を図る。 【構成】 路面を掘り下げて基礎面14を造成した上
で、縁石を設置すべき位置に支持部材10を介して基礎
面14から浮かした状態で枠体1を配置するとともに、
隣接する枠体1相互を連結ボルトにより連結する。その
後、基礎面14上と枠体1内とにコンクリート16を流
して、枠体1の下部を埋め込む状態で路面及び縁石とな
す部位を同時に成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば道路の中央分離
帯等の造成時に縁石の施工をするための道路縁石の成形
工法に関する。
【0002】
【従来の技術】道路の建設や改修工事の際、中央分離帯
等の各種区分帯を造成するが、通常、その周縁を縁石で
囲んで仕上げる必要がある。この縁石の施工方法を図5
を参照して説明する。先ず、縁石24を設置すべき路面
を掘り下げて概ね透水性のさば土及び砕石からなる第一
基礎21を造成する。そして、展圧した第一基礎21の
上に砕石が混入されたコンクリートを敷設して第二基礎
22を造成する。さらにこの上に、所期のライン沿っ
て、かつモルタル23でレベル調整を行いつつ、コンク
リート製の縁石24を直列に並べ、隣接する縁石24と
の間にはモルタル等の目地を均等に塗り込む。そして、
モルタル23が凝固して縁石24が固定された後、コン
クリート打ち(あるいはアスファルトの展圧)を行い縁
石24の下部を舗装層25で埋め込んで施工を完了す
る。また、他の例としては、既製のコンクリート製縁石
を道路の表層面にモルタル等で単に接着するだけという
簡便な施工方法や、舗装工事前に型枠を設置してコンク
リートで縁石を成形しておく工法等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術にお
いて、既製のコンクリート製縁石は30Kg以上の重量
があって搬送や配列が容易でなく、しかも機械化になじ
まない調整作業等があるため縁石の施工が作業者にとっ
て重労働となり、かつ熟練を要するという問題がある。
また、道路の舗装工事は縁石の施工後に行う必要があ
り、しかも縁石の基礎部分の工事が二度にわたって実施
されるため工程管理が複雑化するとともに、工期が長期
化し、道路工事全体にも大きな影響を及ぼすという問題
がある。また、前述の簡便な施工方法においては、縁石
の下部が道路に埋め込まれていないため、取り付け強度
が不足する場合がある他、振動や気候の影響を直接受け
る道路表層の伸縮等により浮き上がり(剥がれ)現象が
発生して機能的に十分なものとはいえない。さらに、型
枠を設置してコンクリートで縁石を成形する工法は、基
礎部分の工事を一層複雑にして道路工事全体を長期化さ
せるものであり、工事簡素化の要請に逆行するものとい
える。
【0004】そこで本発明は、作業者による重量物取扱
いを無くす等、縁石の施工の作業性改善と、基礎部分の
工事の簡素化による施工期間の短縮とを図ることを、解
決すべき技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このために、以下のよう
な道路縁石の成形工法を創出した。すなわち、路面を掘
り下げて基礎面を造成した後、生コンクリート等の流動
性材料を充填可能に形成され少なくとも上部と下部とに
開口部を有する縁石状枠体を支持部材を介して前記基礎
面から浮かした状態で所期位置に配置し、その後、前記
基礎面上と前記枠体内とに前記流動性材料を流して路面
及び縁石となす部位を成形することを特徴とする。
【0006】
【作用】上記の構成の道路縁石の成形工法において、縁
石状枠体は道路の基礎面上の所期位置に支持部材にて浮
かした状態に配置される。しかる後、生コンクリート等
の流動性材料が基礎面上と縁石状枠体内に流し込まれ
る。縁石状枠体は上部と下部に開口部を有するので、枠
体内への流し込みは上部の開口部よりなし得る。そし
て、枠体内に充填される流動性材料は下部の開口部にて
基礎面上の流動性材料とつながる。なお、基礎面上の流
動性材料の厚さが縁石状枠体の浮かせ高さより大きい場
合は縁石状枠体の下端外周部が流動性材料にて被われ
る。その後、流動性材料の凝固によって路面と一体化し
た道路縁石が形成される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4を参照
しながら説明する。初めに、本実施例の縁石の施工に用
いる縁石状枠体(以下単に枠体という)及び支持部材に
ついて説明する。図1及び図2に示すように、枠体1は
合成樹脂等で横断面が逆U字状に成形されていて、その
上部には生コンクリートを充填するための略長方形に開
口する注入口(開口部ともいう)2と、反射板等を取り
付け可能な取付穴3とが設けられ、側端部には枠体1同
士を直列に連結するための連結ボルト用の連結穴5と連
通窓6とが形成された端板4が設けられている。また、
下端部両側には次述する支持部材10を係合させるため
の係合穴7を有する鍔状の脚部8が長手方向に延びる状
態で突設されている。さらに、枠体1には下開口部9が
設けられ、下側がほぼ全面にわたって開口している。
【0008】前記支持部材10は、鋼製の棒本体11の
下端部が円錐状に鋭く形成されるとともに、上端部には
おねじが形成されてワッシャ付ナット12が螺着された
ものである。そして、前記枠体1の係合穴7に棒本体1
1の上端部を挿通し、上下のワッシャ付ナット12,1
2で枠体1の脚部8を締め付けることにより、係合位置
の調整が可能となっている。上記の枠体1及び支持部材
10を用いた道路縁石の成形工法について次に説明す
る。
【0009】図1に示すように、先ず縁石を設置すべき
路面を掘り下げ、透水性のさば土及び砕石を敷き詰めた
うえ適度に展圧して基礎面14を造成する。この基礎面
14には、縁石を設置する所期ライン上に複数の枠体1
を芯出して並べるべく、その枠体1の係合穴7(図2参
照)に対応する位置に所要本数の支持部材10を鉛直状
に打ち込む。次に、枠体1の係合穴7に支持部材10の
棒本体11を挿通させて支持部材10に枠体1を載置す
るとともに、隣接する枠体1同士を連結穴5に挿通した
連結ボルト(図示しない)により連結して一体化する。
そして、支持部材10に取り付けたワッシャ付ナット1
2を螺進させて枠体1のレベル調整を行う。このとき、
図2に示した枠体1の係合穴7と支持部材10との間の
がたつき(遊び)等を利用して隣接する枠体1同士の側
面の面ずれを微調整する。こうして、縁石を設置すべき
所期位置に枠体1の配置が完了した段階においては、枠
体1は基礎面14から浮いた状態に支持されている。
【0010】次に、基礎面14上にコンクリート(生コ
ンクリート)16を流して、その表層面(路面)が枠体
1の下端外周部を埋め込むレベルになる舗装層15を形
成する。このとき、枠体1の注入口2からも内部にコン
クリート16を注入し、路面及び縁石となす部位を同時
に成形するのである。上記のようにして形成される道路
縁石は、枠体1内にコンクリート16が充填されて舗装
層15と一体化されているから極めて強度が高いものと
なる。なお、図示しないが、複数の枠体1にわたって、
連通窓6を貫通する鉄筋を設けることにすれば、道路縁
石をさらに強固に形成することが可能である。
【0011】次に、前記枠体1の別例を説明する。図3
に示す枠体1aには、路面に対して垂直面となる片側面
17が形成されている。なお、その他の構成は前記枠体
1と同様であるから同一符号を付して説明は省略する。
従って、枠体1aは、片側面17側に土盛り等がされて
道路縁石の左右が段違いに形成される所での使用に適し
ている。また、図4に示す枠体1bは、長手方向の一方
の端部が閉じられて傾斜端面18が形成されたものであ
り、その他は前記枠体1と同様の構成となっている。従
って、道路縁石の末端(立ち上がり部)において用いる
のに便利である。
【0012】
【発明の効果】本発明による道路縁石の成形工法では、
従来の既製のコンクリート製縁石と比べて縁石状枠体が
軽量であるからその保管や搬送を簡便に行うことがで
き、かつ縁石の施工時には基礎面上の所期位置への配置
作業が容易に行えるため、作業者に重労働を課すことが
なく、しかも高度の熟練を要しない作業内容とすること
ができる。また、基礎面の造成が一度で済み、複数の縁
石状枠体を連結して配置し終えた段階で基礎面上と枠体
内とに同時にコンクリートを流すため基礎工事が簡素化
できて施工期間の短縮が可能となる。これらのことは道
路工事全体の進捗に多大な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の縁石の浮かし工法を説明するための断
面図である。
【図2】実施例の枠体及び支持部材を示す分解斜視図で
ある。
【図3】実施例の枠体の別例を示す斜視図である。
【図4】実施例の枠体の別例を示す斜視図である。
【図5】従来例の縁石の施工を説明するための断面図で
ある。
【符号の説明】
1 枠体(縁石状枠体) 2 注入口(開口部) 7 係合穴 8 脚部 9 下開口部 10 支持部材 14 基礎面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面を掘り下げて基礎面を造成した後、
    生コンクリート等の流動性材料を充填可能に形成され少
    なくとも上部と下部とに開口部を有する縁石状枠体を支
    持部材を介して前記基礎面から浮かした状態で所期位置
    に配置し、その後、前記基礎面上と前記枠体内とに前記
    流動性材料を流して路面及び縁石となす部位を成形する
    ことを特徴とする道路縁石の成形工法。
JP4309442A 1992-10-22 1992-10-22 道路縁石の成形工法 Expired - Fee Related JPH0721170B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2409699A (en) * 2004-03-20 2005-07-06 Brabco 329 Ltd Kerbstone
JP2008266991A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Maeda Road Constr Co Ltd 型枠材高さ調節装置

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GB2409699A (en) * 2004-03-20 2005-07-06 Brabco 329 Ltd Kerbstone
GB2409699B (en) * 2004-03-20 2008-01-09 Brabco 329 Ltd Synthetic kerbs and method of installation
JP2008266991A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Maeda Road Constr Co Ltd 型枠材高さ調節装置

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