JPH09110923A - エチレン−プロピレンエラストマーコポリマーの製造法 - Google Patents

エチレン−プロピレンエラストマーコポリマーの製造法

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JPH09110923A
JPH09110923A JP8245225A JP24522596A JPH09110923A JP H09110923 A JPH09110923 A JP H09110923A JP 8245225 A JP8245225 A JP 8245225A JP 24522596 A JP24522596 A JP 24522596A JP H09110923 A JPH09110923 A JP H09110923A
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ethylene
propylene
reactor
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suspension
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JP8245225A
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Tiziano Tanaglia
ティツィアーノ、タナーリァ
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Enichem Elastomers Ltd
Enichem Elastomeri SpA
Original Assignee
Enichem Elastomers Ltd
Enichem Elastomeri SpA
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F210/00Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F210/04Monomers containing three or four carbon atoms
    • C08F210/06Propene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F210/00Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F210/16Copolymers of ethene with alpha-alkenes, e.g. EP rubbers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 さらさらしていて微粉化可能なエチレン−プ
ロピレンエラストマーの製造法の提供。 【解決手段】(a)チタン塩、及び(b)バナジウム化
合物から選ばれる触媒、助触媒、及び適当な活性化剤の
存在下で、エチレンとプロピレン、及び任意の成分であ
るもう一つのジエンとのコポリマーを液相中で製造する
方法であって、 1)重合がほぼ完了した時に、反応環境に不溶な、平均
径が0.001〜200ミクロンの固体物質を反応混合
物に添加し、 2)ポリマーの懸濁液と固体物質とを十分な時間接触さ
せて、非常にさらさらしたポリマー粒子を得、 3)工程(2)のポリマー粒子を回収することを特徴と
する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液状モノマーの懸
濁液中で、エチレン−プロピレンエラストマー(E
P)、及びエチレン−プロピレン−ジエンエラストマー
(EPDM)を製造する為の、不均質タイプの方法に関
する。
【0002】より詳しくは、本発明は、さらさらしてい
て微粉化可能な形態の上記エラストマーを製造する方法
に関する。
【0003】
【従来の技術】懸濁液中でEP(D)Mを製造する方法
には、分散媒として水を用いる蒸気ストリッパー中で実
施する溶剤の蒸発工程が含まれる。ポリマー粒子は実際
にはさらさらしていないので、分散媒を用いずに反応器
の下流でそれら粒子を加工することは不可能である。
【0004】出願人が本願と同一のIT−A−MI 9
4 A 02528明細書(1994年12月15日)
には、通常のEP(D)Mと同じ性質を持ってはいる
が、反応スラリー中で微粉化されているEP(D)Mを
生成することのできる不均質触媒が記載されている。し
かしながらこのEP(D)Mの粒子は、反応媒体を蒸発
させる工程で、壊れやすいとはいえ凝集塊を再形成する
傾向がある。
【0005】同じ出願人により出願された特許出願IT
−A−MI 95 01403明細書(1995年6月
30日)には、予備重合した触媒を用いる方法が記載さ
れているが、この方法にも同じような欠点がある。
【0006】US−A−5.086.132明細書に
は、重合そのものを行う時に、サイズが10ミクロン未
満の固体粒状物質、特にカーボンブラック、シリカ、金
属酸化物、もしくはクレイを使用することを含む、懸濁
液中で非凝集ポリマーを得る方法が記載されている。
【0007】しかしながら、US−A−5.086.1
32明細書に記載されている方法には、いろいろと不利
な点がある。
【0008】先ず第一に、触媒系がチーグラーナッタ型
である為に、使用する物質は純度が高くなければならな
い。
【0009】その上、上記の方法は、比較テストによれ
ば、カーボンブラックを4%添加した為にポリマーはさ
らさらしているものの、触媒収率が50%以上低下する
(US−A−5.086.132明細書の実験例を参照
のこと)という重大な欠点を持つ。この欠点は、カーボ
ンブラックを一晩、真空下で100℃の温度で予防処理
を行った場合にも生じる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】今回見出した方法は、
上記の欠点を克服するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)マグネ
シウム塩に担持されたチタン塩、及び(b)不活性物質
に担持されているか、もしくは予備重合させた、炭化水
素溶剤に可溶なバナジウム化合物から選ばれる触媒、実
質的にアルミニウムの有機化合物からなる助触媒、及び
任意成分である塩素化された活性化剤の存在下で、エチ
レンとプロピレン、及び任意の成分であるもう一つのジ
エンとのコポリマーを液状モノマーの懸濁液中で製造す
る方法であって、 1)重合がほぼ完了した時に、反応環境に不溶な、平均
径が0.001〜200ミクロン、好ましくは0.00
5〜5ミクロン、の固体物質を反応混合物に添加し、 2)ポリマーの懸濁液と固体物質とを十分な時間接触さ
せて、非常にさらさらしたポリマー状粒子を得、 3)工程(2)の非常にさらさらしたポリマー粒子を回
収することを特徴とする方法に関するものである。
【0012】未だ実験的には何ら証明されてはいない
が、固体物質がポリマー粒子上に吸着するものと考えら
れる。従って、工程(2)の時間は、ポリマー表面に固
体物質が吸着するのにかかる時間に関係するものと考え
られる。
【0013】ポリマー分散液に添加する固体物質は、有
機的な性質をもつもの(例えば、カーボンブラック、及
びポリマー状の生成物)、もしくは無機的な性質をもつ
もの(例えば、シリカ、アルミナ及びその他の酸化物、
炭酸塩、硫酸塩、並びにケイ酸塩)である。
【0014】好ましい態様に於いては、ポリマー分散液
に添加する固体物質は、必要とされる平均径の他に、1
0m2 /g以上、より好ましくは40m2 /g以上、の
表面積、及び20ml/100gを越す、より好ましく
は80ml/100g、を越す多孔度(ジブチルフタレ
ートの吸収量として)を有している。
【0015】好ましい態様に於いては、重合反応が終わ
った時に、もしくは連続重合の場合には重合反応器の出
口で添加する固体物質は、カーボンブラック、及びシリ
カから選ばれる。
【0016】シリカは、平均サイズが0.01〜0.0
25ミクロンであり、表面積が130〜200m2 /g
であり、多孔度が200〜300ml/100gである
のが好ましい。
【0017】カーボンブラックについては、平均サイズ
が0.015〜0.04ミクロンであり、表面積が50
〜100m2 /gであり、多孔度が80〜120ml/
100gであるのが好ましい。
【0018】ポリマー分散液に添加する固体物質の量
は、形成されたポリマーの少なくとも0.05重量%で
あり、通常はポリマーの0.5〜8重量%である。エラ
ストマー状コポリマーの最終的な用途によっては、これ
よりも多い量を使用することができる。
【0019】工程(2)は、適用される重合条件下で1
〜50分である。通常30分後に、固体物質の殆ど完全
な分散液が得られる。
【0020】マグネシウム塩、特に塩化マグネシウムや
カルボン酸マグネシウムに担持されたチタン塩、及び炭
化水素溶剤に可溶なバナジウム化合物、特にバナジウム
アセチルアセトネートを使用することは、文献上で良く
知られている。
【0021】不活性物質に担持されたバナジウムの存在
下で、また予備重合させたバナジウム触媒の存在下でE
P(D)Mを製造する方法は、本願と同じ出願人により
出願された二つの特許出願、EP−A−717.050
及びEP−96 107090明細書にそれぞれ記載さ
れている。後者の文書には特に、エチレンとC3 〜C10
アルファオレフィン、好ましくはプロピレン、及び任意
の成分としてもう一つの共役ジエンとの重合を、液状モ
ノマーの懸濁液中で、バナジウムを含有する触媒、及び
実質的にアルミニウムの有機化合物からなる助触媒の存
在下で、また必要ならばハロゲン化した促進剤の存在下
で、行う方法が記載されている。この方法は、反応媒体
に不溶なバナジウムを含有する上記の触媒が、エチレン
もしくはアルファオレフィン雰囲気中で、下記a)およ
びb)を混合することにより得られる沈殿物であること
を特徴としている。 a)酸化の状態が3〜5であるバナジウム化合物、好ま
しくはこのバナジウム化合物の溶液もしくは懸濁液、お
よび b)一般式(I)Rn AlXm (ここでRはC1 〜C20
アルキル基であり、Xはハロゲンであり、m+n=3で
あって、mは0〜2の整数である)を有する化合物から
選ばれる化合物の実質的な炭化水素溶液。
【0022】重合は、モデレーター、及び分子量調節剤
として水素を用い、全圧を5〜100バール、好ましく
は8〜30バール、とし、エチレン分圧と水素分圧の比
を4以上、好ましくは20以上、として行うことができ
る。他の化合物を分子量調節剤として用いることもでき
る。
【0023】重合温度は、通常−5〜65℃、好ましく
は25〜50℃、の範囲に保つ。接触時間は10分〜6
時間、好ましくは15分〜1時間、である。
【0024】本発明の方法により得られるエラストマー
エチレン−プロピレンコポリマー(EP)は、エチレン
を35〜85重量%、好ましくは45〜75重量%、含
んでおり、またo−ジクロロベンゼンを用いて135℃
で測定した場合の固有粘度は、0.5〜6dl/g、好
ましくは1〜3dl/g、である。エラストマー状EP
コポリマーは、エチレンとプロピレンの他に、炭素原子
を4〜10個有するその他のアルファオレフィンを10
重量%以下の量で含むことができる。このような高級ア
ルファオレフィンの代表的な例は、ブテン−1、及びペ
ンテン−1である。
【0025】EPコポリマーと同様、エラストマー状
(EPDM)ターポリマーも、本発明の方法により得ら
れる。EPDMは、エチレンとプロピレンの他に、
(イ) 直鎖ジエン、例えば1,4−ヘキサジエンや
1,6−オクタジエン、(ロ) 分枝鎖非環式ジエン、
例えば5−メチル−1,4−ヘキサジエン、3,6−ジ
メチル−1,6−オクタジエン、3,7−ジメチル−
1,7−オクタジエン、(ハ) 単環を有する脂環式ジ
エン、例えば1,4−シクロヘキサジエン、1,5−シ
クロオクタジエン、1,5−シクロドデカジエン、
(ニ) 融合し架橋した脂環式環を有するジエン、例え
ばメチルテトラヒドロインデン、ジシクロペンタジエ
ン、ビシクロ−〔2.2.1〕ヘプタ−2,5−2,5
−ジエン、(ホ) アルケニルノルボルネン、アルキリ
デンノルボルネン、シクロアルケニルノルボルネン、及
びシクロアルキリデンノルボルネン、例えば5−メチレ
ン−2−ノルボルネン、5−エチリデン−2−ノルボル
ネン(ENB)、5−プロペニル−2−ノルボルネン、
から選ばれる、公知の第三のモノマーを含む。
【0026】これらのコポリマーを調製するのに一般的
に使用される非共役ジエン類のうち、好ましいものは有
歪環(strained ring) 中に二重結合を少なくとも一つ含
むジエンであり、最も好ましいものは5−エチリデン−
2−ノルボルネン(ENB)である。
【0027】重合が終わり、本発明の方法により固体物
質を添加した後、圧を下げ、温度を上げ、熱くてもよい
不活性ガスでフラッシュさせて、ポリマー懸濁液を溶剤
の脱蔵に付す。さらさらした粒状のポリマーは徐々に未
反応モノマーを放出するので、この形態で回収するか、
又は押出機で再加工して顆粒とするか、もしくは必要に
応じてプレス成形用ベールとすることができる。
【0028】本発明の方法は、微粉化されていて、さら
さらした状態の(また高温の)ポリマーをもたらすだけ
ではなく、水と蒸気を用いる通常の後処理に比べて経済
的に安価な乾燥仕上げ方法を提供することができる。
【0029】以下の諸例は、本発明をより詳しく説明す
るものである。
【0030】
【実施例】試薬は全て市販の製品である。重合に用いた
溶剤、及び活性化剤は窒素下で脱気し、またアルミナ、
及びモレキュラーシーブ上で脱水したものである。
【0031】アルミニウムの有機化合物は、ヘキサン希
釈溶液としたものを用いた。
【0032】得られたコポリマーは、以下のようにして
特性決定を行った。 A)組成:ポリマーを厚さ0.2mmのフィルムとし、
パーキン−エルマー1760型のFT−IR分光光度計
を用いて赤外分析を行い決定する。
【0033】プロピレンの含有量は、4390cm-1
のバンド吸光度と4255cm-1でのバンド吸光度との
比を求め、標準ポリマーで検量した検量線を用いて求め
る。 B)ムーニー粘度ML(1+4)は、ASTM D16
46−87に従い、125℃の温度で測定した。
【0034】例1(比較)−エチレンとプロピレンの共
重合 液状プロピレン1675mlを、完全に無水とした、プ
ロペラ攪拌機を取り付けた2.8dm3 の円筒形の耐圧
反応器に仕込む。この反応器はサーモスタットで40℃
にコントロールされている。過圧(overpressure)が6.
0バールになる迄反応器をエチレンで満たし、その後、
0.2バールの過圧の水素を添加する。反応器の上部に
於ける全圧は、21.7バールである。
【0035】その後、ヘキサンに溶解したDEAC(ジ
エチルアルミニウムイロライド)4.7ミリモル、及び
トリクロロ酢酸エチルを0.47ミリモル含むトルエン
に溶解したバナジウムアセチルアセトネート0.118
ミリモルを10分割して添加する。
【0036】反応を、全圧が一定に保たれるようにエチ
レンを連続的に供給しながら、一定の温度で行う。
【0037】60分後、反応が終了したところでモノマ
ーを蒸発させて、コポリマーを130g回収した。この
コポリマーは、完全に凝集していることが分かった。
【0038】例2−エチレンとプロピレンの共重合 液状プロピレン776グラムを、例1に記載した耐圧反
応器に仕込む。この反応器はサーモスタットで40℃に
コントロールされている。過圧が6.0バールになる迄
反応器をエチレンで満たし、その後、0.2バールの過
圧の水素を添加する。反応器の上部に於ける全圧は、2
1.7バールである。
【0039】その後、ヘキサンに溶解したDEAC4.
7ミリモル、及びトリクロロ酢酸エチルを0.47ミリ
モル含むトルエンに溶解したバナジウムアセチルアセト
ネート0.118ミリモルを10分割して添加する。
【0040】反応を、全圧が一定に保たれるようにエチ
レンを連続的に供給しながら、一定の温度で行う。
【0041】60分後、反応が終了したところで、エタ
ノール中に懸濁させたHAF ASTM N330タイ
プのカーボンブラック2gを添加した。その後、モノマ
ーを蒸発させて、コポリマーを140g回収した。この
コポリマーは、非常にさらさらしていることが分かっ
た。
【0042】特性決定のデータは、表1にまとめてある
通りである。
【0043】例3−エチレンとプロピレンの共重合 液状プロピレン792グラムを、例1に記載した耐圧反
応器に仕込む。この反応器はサーモスタットで40℃に
コントロールされている。過圧が5バールになる迄反応
器をエチレンで満たし、その後、0.2バールの過圧の
水素を添加する。反応器の上部に於ける全圧は、20.
7バールである。
【0044】その後、ヘキサンに溶解したDEAC4.
7ミリモル、及びトリクロロ酢酸エチルを0.47ミリ
モル含むトルエンに溶解したバナジウムアセチルアセト
ネート0.118ミリモルを10分割して添加する。
【0045】反応を、全圧が一定に保たれるようにエチ
レンを連続的に供給しながら、一定の温度で行う。
【0046】60分後、反応が終了したところで、エタ
ノール中に懸濁させたHAF ASTM N330タイ
プのカーボンブラック2gを添加した。その後、モノマ
ーを蒸発させて、コポリマーを110g回収した。この
コポリマーは、非常にさらさらしていることが分かっ
た。
【0047】特性決定のデータは、表1にまとめてある
通りである。
【0048】例4、及び5 例4及び5を、塩化マグネシウムに担持されたチタンを
ベースとする触媒群に属する触媒を用いて行った。
【0049】例えば、EP−A−523−785明細書
に記載されている方法に従って調製した触媒で、以下の
重量組成を有するものを使用した。Ti=12.1%、
Mg=6.5%、Cl=46%、Al=1.4%、有機
残渣=34%。
【0050】例4(比較)−エチレンとプロピレンの共
重合 液状プロピレン827グラムを、例1に記載した耐圧反
応器に仕込む。この反応器はサーモスタットで40℃に
コントロールされている。過圧が3バールになる迄反応
器をエチレンで満たし、その後、0.5バールの過圧の
水素を添加する。反応器の上部に於ける全圧は、19.
0バールであった。
【0051】その後、TIBA(トリイソブチルアルミ
ニウム)4.0ミリモルと、チタンを0.077ミリモ
ル含む触媒をヘキサンに懸濁させた懸濁液のアリコート
とを反応器に入れた。
【0052】反応を、全圧が一定に保たれるようにエチ
レンを連続的に供給しながら、一定の温度で行う。
【0053】60分後、モノマーを蒸発させて、コポリ
マーを93g回収した。このコポリマーは、完全に凝集
していることが分かった。特性決定のデータは、表1に
まとめてある。
【0054】例5−エチレンとプロピレンの共重合 液状プロピレン827グラムを、例1に記載した耐圧反
応器に仕込む。この反応器はサーモスタットで40℃に
コントロールされている。過圧が3バールになる迄反応
器をエチレンで満たし、その後、0.5バールの過圧の
水素を添加する。反応器の上部に於ける全圧は、19.
0バールであった。
【0055】その後、DEAC8.1ミリモルと、チタ
ンを0.013ミリモル含む触媒をヘキサンに懸濁させ
た懸濁液のアリコートとを反応器に入れた。
【0056】反応を、全圧が一定に保たれるようにエチ
レンを連続的に供給しながら、一定の温度で行う。
【0057】60分後、エタノール中に懸濁させたウル
トラシルVN3型のシリカ2グラムを添加した。モノマ
ーを蒸発させて、コポリマーを160g回収した。この
コポリマーは、非常にさらさらしていることが分かっ
た。
【0058】特性決定のデータは、表1にまとめてある
通りである。この表中、「エチレンのモル%」は液相中
のエチレンの含有量を指し、一方、「プロピレン」の欄
には、ポリマー中のプロピレンの含有量を示してある。
「収量」は、触媒(バナジウムとチタンのいずれか)1
グラムについてのポリマーのキログラムである。
【0059】 表1 例番号 エチレン Al/V プロピレン 粘度 収量 コメント のモル% m/m 重量% ML125 kg/g 例1(比較) 12 40 32.4 78 21.7 凝 集 2 12 40 31.6 60 23.2 さらさら 3 10 40 34.4 63 18.3 さらさら 例4(比較) 6 519 40.4 35 251.3 凝 集5 6 620 38.7 30 246.2 さらさら
【0060】本発明の方法だけが、従来技術の方法とは
反対に、非常にさらさらしたポリマー粒子をもたらすこ
とができることが分かる。
【0061】例6(比較) A)予備重合した触媒の調製 アセチルアセトン酸バナジウム(III)をパラフィン
オイルに懸濁させて得た、バナジウムの濃度が1.18
重量%である懸濁液を17.2グラム、次いでアイソパ
ーGを40ml、機械的に攪拌しながら窒素下でガラス
製のフラスコに入れる。
【0062】このフラスコをエチレンで満たし、アイソ
パーG10mlおよびヘキサン5ml中0.984グラ
ムのEASC(エチルアルミニウムセスキクロライド)
に等しいEASC溶液を16ml添加する(Al/V=
2)。
【0063】この混合物をエチレン雰囲気中に20分間
放置する。その間、エチレンの消費量を観察する。
【0064】この触媒懸濁液を試験管に注ぎ入れ、アイ
ソパーGで希釈して、バナジウムの濃度が0.2%(重
量/体積)の懸濁液100mlを得る。
【0065】B)エチレンとプロピレンの共重合 液状プロピレン740グラムを、完全に無水とした、プ
ロペラ攪拌機を取り付けた2.8dm3 の円筒形の耐圧
反応器に仕込む。この反応器はサーモスタットで40℃
にコントロールされている。過圧が8.2バールになる
迄反応器をエチレンで満たし、その後、0.1バールの
過圧の水素を添加する。反応器の上部に於ける全圧は、
23.8バールである。
【0066】その後、DEAC(塩化ジエチルアルミニ
ウム)を2.74ミリモル添加し、次いで、上で調製し
た触媒をバナジウム換算で0.018グラム、ヘキサン
中に懸濁させた、トリクロロ酢酸エチルを0.14ミリ
モル含む懸濁液のアリコートを添加する。
【0067】反応を、全圧が一定に保たれるようにエチ
レンを連続的に供給しながら、一定の温度で行う(Al
/Vのモル比=78)。
【0068】60分後、モノマーを蒸発させて、反応器
を開ける。細分化されてはいるが部分的に凝集してい
て、さらさらしていないポリマーを97g回収した。こ
れは、ポリマーの収量が、バナジウム1グラムにつき5
4kgであるのに等しい。このコポリマーの特性決定の
結果は、表2にまとめてある通りである。
【0069】例7−エチレンとプロピレンの共重合 液状プロピレン740グラムを、比較例6に記載した耐
圧反応器に仕込む。この反応器はサーモスタットで40
℃にコントロールされている。過圧が8.2バールにな
る迄反応器をエチレンで満たし、その後、0.1バール
の過圧の水素を添加する。反応器の上部に於ける全圧
は、23.8バールである。
【0070】その後、DEACを2.74ミリモル添加
し、次に、比較例6の触媒をバナジウム換算で0.02
8グラム、ヘキサン中に懸濁させた、トリクロロ酢酸エ
チルを0.22ミリモル含む懸濁液のアリコートを添加
する。反応を、全圧が一定に保たれるようにエチレンを
連続的に供給しながら、一定の温度で行う(Al/Vの
モル比=50)。
【0071】60分後、メタノール中に懸濁させたHA
F ASTM N330タイプのカーボンブラック2.
5グラムを、反応混合物に添加する。モノマーを蒸発さ
せて、反応器を開ける。細分化されていて、非常にさら
さらしているポリマーを151g回収した。これは、ポ
リマーの収量が、バナジウム1グラムにつき54kgで
あるのに等しい。このコポリマーの特性決定の結果は、
表2にまとめてある通りである。
【0072】例8−エチレンとプロピレンの共重合 液状プロピレン740グラムを、例6で使用したのと同
じ耐圧反応器に仕込む。圧が8.2バールになる迄反応
器をエチレンで満たし、その後、0.1バールの圧の水
素を添加する。反応器の上部に於ける全圧は、23.8
バールである。
【0073】その後、DEACを2.74ミリモル添加
し、次に、例6で用いた触媒をバナジウム換算で0.0
18グラム、ヘキサンに懸濁させた、トリクロロ酢酸エ
チルを0.14ミリモル含む懸濁液のアリコートを添加
する。反応を、全圧が一定に保たれるようにエチレンを
連続的に供給しながら、一定の温度で行う(Al/Vの
モル比=78)。
【0074】60分後、メタノール中に懸濁させたウル
トラシルVN3型のシリカ5グラムを、反応混合物に注
ぎ入れる。モノマーを蒸発させて、反応器を開ける。微
粉化されていて、非常にさらさらしているポリマーを9
8g回収した。これは、ポリマーの収量が、バナジウム
1グラムにつき54kgであるのに等しい。このコポリ
マーの特性決定の結果は、表2にまとめてある通りであ
る。
【0075】例9(比較)−エチレンとプロピレンの共
重合 液状プロピレン740グラムを、比較例6に記載した耐
圧反応器に仕込む。この反応器はサーモスタットで40
℃にコントロールされている。過圧が8.2バールにな
る迄反応器をエチレンで満たし、その後、0.2バール
の過圧の水素を添加する。反応器の上部に於ける全圧
は、24バールである。
【0076】その後、DEACを2.74ミリモル添加
し、次に、例6の触媒をバナジウム換算で0.028グ
ラム、ヘキサン中に懸濁させた、トリクロロ酢酸エチル
を0.22ミリモル含む懸濁液のアリコートを添加す
る。
【0077】反応を、全圧が一定に保たれるようにエチ
レンを連続的に供給しながら、一定の温度で行う(Al
/Vのモル比=50)。
【0078】60分後、メタノールに溶解させたプルロ
ニックPE6200(エチレンオキシド−プロピレンオ
キシドコポリマー)5mlを、反応混合物に注ぎ入れ
る。モノマーを蒸発させて、反応器を開ける。細分化さ
れていて、部分的にさらさらしている(凝集塊が幾分あ
る)ポリマーを128g回収した。これは、ポリマーの
収量が、バナジウム1グラムにつき45.7kgである
のに等しい。このコポリマーの特性決定の結果は、表2
にまとめてある通りである。
【0079】例10(比較)−エチレンとプロピレンの
共重合 液状プロピレンを507グラム、及びプロパンを希釈剤
として270グラム、例6の耐圧反応器に仕込む。この
反応器はサーモスタットで40℃にコントロールされて
いる。過圧が5.5バールになる迄反応器をエチレンで
満たし、その後、0.1バールの過圧の水素を添加す
る。反応器の上部に於ける全圧は、20.3バールであ
った。
【0080】その後、DEAC(塩化ジエチルアルミニ
ウム)を4.55ミリモル含むヘキサン溶液を添加し、
次に、例6の触媒をバナジウム換算で0.03グラム、
ヘキサン中に懸濁させた、トリクロロ酢酸エチルを0.
23ミリモル含む懸濁液のアリコートを添加する。反応
を、全圧が一定に保たれるようにエチレンを連続的に供
給しながら、一定の温度で行う(Al/Vのモル比=7
8)。
【0081】60分後、モノマーを蒸発させて、反応器
を開ける。微粉化されてはいるが、部分的に凝集してい
るポリマーを93g回収した。これは、ポリマーの収量
が、バナジウム1グラムにつき31kgであるのに等し
い。このコポリマーの特性決定の結果は、表2にまとめ
てある通りである。
【0082】例11−エチレンとプロピレンの共重合 液状プロピレンを507グラム、及びプロパンを希釈剤
として270グラム、例6に記載の耐圧反応器に仕込
む。この反応器はサーモスタットで40℃にコントロー
ルされている。過圧が5.5バールになる迄反応器をエ
チレンで満たし、その後、0.1バールの過圧の水素を
添加する。反応器の上部に於ける全圧は、20.3バー
ルである。
【0083】その後、DEACを4.55ミリモル含む
ヘキサン溶液を添加し、次に、比較例6の触媒をバナジ
ウム換算で0.03グラム、ヘキサンに懸濁させた、ト
リクロロ酢酸エチルを0.23ミリモル含む懸濁液のア
リコートを添加する。反応を、全圧が一定に保たれるよ
うにエチレンを連続的に供給しながら、一定の温度で行
う(Al/Vのモル比=78)。
【0084】60分後、メタノール中に懸濁させたHA
F ASTM N330タイプのカーボンブラックを反
応混合物に注ぎ入れる。その後モノマーを蒸発させて、
反応器を開ける。微粉化されていて、非常にさらさらし
ているポリマーを90g回収した。これは、ポリマーの
収量が、バナジウム1グラムにつき30kgであるのに
等しい。このコポリマーの特性決定の結果は、表2にま
とめてある通りである。
【0085】例12(比較) A)担持された触媒の調製 650℃で6時間脱水したシリカ5.15グラムを、窒
素をポンプで送り込みながら、また機械的な攪拌を行い
ながら、キャリアーの気孔体積に等しい体積のトルエン
に溶解したアセチルアセトン酸バナジウム(III)を
2.39ミリモル含む溶液で徐々に含浸させる。
【0086】10分間攪拌した後、得られた触媒を乾燥
させる。
【0087】それをその後エチレンで飽和させ、ヘキサ
ン50cm3 に入れたDEAC4.3ミリモルを急激に
添加する。この混合物を室温で約60分間反応させ、そ
の後静置する。液体は完全に無色である。液体を分離
し、固体を真空下で乾燥させて、バナジウムを1.5%
含む粉末を7.93グラム得る。
【0088】B)エチレンとプロピレンの共重合 液状プロピレン744グラムを、例6に記載した耐圧反
応器に仕込む。この反応器はサーモスタットで40℃に
コントロールされている。過圧が6バールになる迄反応
器をエチレンで満たし、その後、0.1バールの過圧の
水素を添加する。反応器の上部に於ける全圧は、21.
6バールであった。
【0089】その後、DEACを6.03ミリモル含む
ヘキサン溶液を添加し、次に、上で調製した触媒をバナ
ジウム換算で0.061グラム、ヘキサンに懸濁させ
た、トリクロロ酢酸エチルを0.95ミリモル含む懸濁
液のアリコートを添加する。反応を、全圧が一定に保た
れるようにエチレンを連続的に供給しながら、一定の温
度で行う(Al/Vのモル比=50)。
【0090】60分後、モノマーを蒸発させて、反応器
を開ける。微粉化されてはいるが部分的に凝集してい
て、さらさらしていないポリマーを120g回収した。
これは、ポリマーの収量が、バナジウム1グラムにつき
19.7kgであるのに等しい。このコポリマーの特性
決定の結果は、表2にまとめてある通りである。
【0091】例13−エチレンとプロピレンの共重合 液状プロピレン744グラムを、上記と同じ耐圧反応器
に仕込む。この反応器はサーモスタットで40℃にコン
トロールされている。過圧が6バールになる迄反応器を
エチレンで満たし、その後、0.1バールの過圧の水素
を添加する。反応器の上部に於ける全圧は、21.6バ
ールである。
【0092】その後、DEACを6.03ミリモル含む
ヘキサン溶液を添加し、次に、実施例12の触媒をバナ
ジウム換算で0.061グラム、ヘキサンに懸濁させ
た、トリクロロ酢酸エチルを0.95ミリモル含む懸濁
液のアリコートを添加する。反応を、全圧が一定に保た
れるようにエチレンを連続的に供給しながら、一定の温
度で行う(Al/Vのモル比=50)。
【0093】60分後、メタノール中に懸濁させたウル
トラシルVN3タイプのシリカ5グラムを、反応混合物
に注ぎ入れる。モノマーを蒸発させて、反応器を開け
る。細分化されていて、非常にさらさらしているポリマ
ーを110g回収した。これは、ポリマーの収量が、バ
ナジウム1グラムにつき18kgであるのに等しい。こ
のコポリマーの特性決定の結果は、表2にまとめてある
通りである。
【0094】
【表1】
【0095】例7と11については、ポリマーをフィル
ム状にしてIR分析にかけることができなかったので、
結合したプロピレンの量を測定することができなかっ
た。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)マグネシウム塩に担持されたチタン
    塩、及び(b)不活性物質に担持されているか、もしく
    は予備重合させた、炭化水素溶剤に可溶なバナジウム化
    合物から選ばれる触媒、実質的にアルミニウムの有機化
    合物からなる助触媒、及び任意成分である塩素化された
    活性化剤の存在下で、エチレンとプロピレン、及び任意
    の成分であるもう一つのジエンとのコポリマーを液状モ
    ノマーの懸濁液中で製造する方法であって、 1)重合がほぼ完了した時に、反応環境に不溶な、平均
    径が0.001〜200ミクロンの固体物質を反応混合
    物に添加し、 2)ポリマーの懸濁液と固体物質とを十分な時間接触さ
    せて、非常にさらさらしたポリマー粒子を得、 3)工程(2)の非常にさらさらしたポリマー粒子を回
    収することを特徴とするエチレン−プロピレンエラスト
    マーコポリマーの製造法。
  2. 【請求項2】固体物質の平均径が0.005〜5ミクロ
    ンであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】固体物質の表面積が10m2 /g以上であ
    り、且つ多孔度が20ml/100gを越えていること
    を特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】固体物質の表面積が40m2 /gを越えて
    いて、且つ多孔度が80ml/100gを越えているこ
    とを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】固体物質がシリカ、及びカーボンブラック
    から選ばれることを特徴とする、請求項1に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】固体物質が、平均サイズ0.01〜0.0
    25ミクロン、表面積130〜200m2 /g、多孔度
    200〜300ml/100gのシリカであることを特
    徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】固体物質が、平均サイズ0.015〜0.
    04ミクロン、表面積50〜100m2 /g、多孔度8
    0〜120ml/100gのカーボンブラックであるこ
    とを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】反応混合物に添加する固体物質の量が、形
    成されたポリマーの少なくとも0.05重量%であるこ
    とを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  9. 【請求項9】固体物質の量がポリマーの0.5〜8重量
    %であることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
JP8245225A 1995-09-14 1996-09-17 エチレン−プロピレンエラストマーコポリマーの製造法 Pending JPH09110923A (ja)

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