JP4040137B2 - Ep(d)mエラストマーコポリマーをベースとする重合体混合物の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エチレンとプロピレンのコポリマーやターポリマーからなるエラストマー混合物の製造方法に関するものである。
【0002】
より詳しくは、本発明は、二峰性のエチレン/プロピレンエラストマー、及びエチレン/プロピレン/ジエンエラストマーを重合反応により直接的に得る方法に関するものである。
【0003】
【従来の技術】
二段階(もしくは多段階)法は、二峰性の生成物の合成についての文献で知られている。ポリエチレンの場合、この方法は、様々な段階で分子量の異なるポリマーが得られるように、触媒の寿命を長くしようとするものである(例えば、EP−A−057420、及びEP−A−649860を参照のこと)。
【0004】
上記システムは、プラスチック物質の分野に於いては有効であるが、この方法に一般的に用いられる触媒が、EP(D)Mに特徴的なエラストマー特性を保証できるものではないので、エラストマーコポリマーやターポリマーを懸濁方式で製造する方法には適用できない。
【0005】
その他には、分子量分布の広い生成物、もしくは二峰性の生成物を、単一の反応器中で、様々な遷移金属をベースとする触媒を用いて(US−A−5.401.816、US−A−5.399.540、EP−A−480.376)、もしくは遷移金属の様々な塩を含む触媒を用いて(EP−A−314.165)得るという特許がある。
【0006】
この種の方法においては、様々な触媒部位により生じるポリマーの組成を別々にコントロールすることができない。その為に、上記の特許も、主としてプラスチック物質に関するものである。プラスチック物質に於いては、或る成分が圧倒的に存在すると、組成分布は生成物の性質に殆ど影響しない。
【0007】
懸濁方式によるエチレン−プロピレンエラストマーの製造方法は、コストが低く、生産性が高く、また環境に与える影響が少ないので好ましいが、この方法に古典的に用いられている触媒系は、バナジウム塩をベースとするものである、ということも知られている。この触媒系においては、通常の作業温度では失活速度が速く、二段階タイプの方法を経済的にも、また技術的にも満足のゆくものとすることはできない。その上、不規則な形状のエラストマーポリマーのスラリーは、付着して汚れを生じるといった典型的な問題を引き起こすので、ポリマーのスラリーを一つの反応器から他の反応器へ移動させることが非常に問題となることがある。
【0008】
その後に加工の段階で得られる混合物は、作業コストを増加させるだけではなく、重合により得られる混合物のようには、完全に均質な重合体状の相を有さないということも分かっている。
【0009】
本願と同じ出願人により出願されたEP−A−717,050、及びEP−A−751,155には、バナジウムをベースとする担持及び/又は予備重合触媒が記載されている。この触媒は、不均質な方法、好ましくは懸濁タイプの方法に於いて、コントロールされた形態をもつ細分化された形のエチレン−プロピレンエラストマー(コポリマー、及びターポリマー)を作ることができるので、重合反応器の汚れが減少する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
今回、上記のような不都合を生じずに、重合環境中で直接的に上記のエラストマー重合体状の混合物を製造することのできる方法が見出された。
【0011】
【課題を解決するための手段】
これによると、本発明は、次の工程a)およびb)からなることを特徴とする、バナジウム化合物、もしくは不活性担体上に担持されたバナジウム化合物から本質的になる触媒系、一般式Rn AlXm (式中、RはC1 〜C20のアルキル基であり、Xはハロゲンであり、m+n=3であって、mは0〜2の整数である)をもつアルキルアルミニウムから本質的になる共触媒、及び活性剤の存在下で、エチレン−プロピレン(EPM)エラストマーホモポリマー、もしくはエチレン−プロピレン−ジエン(EPDM)エラストマーターポリマーの混合物を懸濁方式で製造する為の少なくとも二つの段階からなる方法である。
【0012】
a)第一段階においては、バナジウムをベースとする触媒、及び共触媒、また必要ならば活性剤の存在下で(ただし、共触媒/バナジウムのモル比は、5〜500、好ましくは7〜50)、転化率がバナジウム1グラムにつきポリマーが少なくとも1000グラムとなる迄モノマーの第一の重合を行って、液相中にポリマーの懸濁した懸濁液を得る。
【0013】
b)第二ないし後続の段階において、(a)段階で得たポリマーの懸濁液に、追加の重合性モノマーと追加の活性剤と追加の共触媒とを更に添加して(ただし、活性剤の量は、(a)段階で必要に応じて用いた活性剤と(b)段階での活性剤との合計とバナジウムのモル比を4〜50とする量であり、共触媒の量は、(b)段階での共触媒と(a)段階でのバナジウムのモル比を5〜500、好ましくは7〜50、とする量である)、転化率が触媒1グラムにつきポリマーが少なくとも3000グラムとなる迄重合反応を続ける。
【0014】
好ましい態様に於いては、活性剤を既に(a)段階で、バナジウム1モルにつき1〜10モル、好ましくは2〜5モル、の量で使用する。また(a)段階での共触媒/バナジウムのモル比は、5〜500、好ましくは7〜50、である。
【0015】
本発明の方法に用いることのできるバナジウムをベースとする触媒は、以下のものから選択される。
(イ) EP−A−717,050、及びEP−A−751,155に記載されている、バナジウムをベースとする担持及び/又は予備重合触媒、
(ロ) バナジルトリハライド、バナジルアルコキシハライド、及びバナジルアルコキシド、
(ハ) アセチルアセトンバナジウム、クロロアセチルアセトンバナジウム、アセチルアセトンバナジル、及びクロロアセチルアセトンバナジル。
【0016】
好ましい態様に於いては、触媒は、上記のイタリア特許出願に記載されているバナジウムをベースとする担持及び/又は予備重合触媒、アセチルアセトンバナジウム、及びアセチルアセトンバナジルのグループに属するものである。
【0017】
活性剤は一般的に、例えば、CHCl3 、CCl4 、エチルトリクロロアセテート、もしくはn−ブチルペルクロロクロトネートのような、クロロアルカン類、もしくはクロロエステル類といったハロゲン化有機化合物である。好ましい態様に於いては、活性化剤はエチルトリクロロアセテートである。
【0018】
一旦形成されたエラストマーポリマーが懸濁している反応媒体は、液相中に存在している同じ重合性モノマーからなっている。しかしながら、飽和炭化水素、好ましくはプロパンのような不活性な希釈剤を用いるのが好ましい。
【0019】
重合温度は通常15〜65℃、好ましくは25〜50℃、であり、また全圧は8〜80バール、好ましくは12〜40バール、とすることができる。
【0020】
(a)段階、及び(b)段階の両方に於ける重合反応は、ジエチル亜鉛や水素、好ましくは水素、のような分子量調整剤の存在下で実施してもよい。
【0021】
分子量調整剤として水素を用いる場合、反応系((a)段階+(b)段階)での水素分圧は、通常0.2〜20バール、好ましくは0.5〜10バール、である。好ましい態様に於いては、(a)段階においては、水素を用いずに実施し、その代わりに(b)段階で水素を用いる。
【0022】
(a)段階の反応時間は、通常10〜180分、好ましくは20〜80分、であり、一方(b)段階の反応時間は、通常10〜360分、好ましくは20〜80分、である。
【0023】
液相中のエチレンとプロピレンのモル比は、0.08〜1、好ましくは0.11〜0.8、とすることができる。
【0024】
EPDMターポリマーが所望ならば、第三のモノマーは、以下のものから選ばれる非共役ジエンである。
(イ) 1,4−ヘキサジエンや1,6−オクタジエンのような直鎖ジエン、
(ロ) 5−メチル−1,4−ヘキサジエン、3,7−ジメチル−1,6−オクタジエン、及び3,7−ジメチル−1,7−オクタジエンのような分枝ジエン、(ハ) 1,4−シクロヘキサジエン、1,5−シクロオクタジエン、及び1,5−シクロドデカジエンのような単環を有するジエン、
(ニ) メチルテトラヒドロインデン、ジシクロペンタジエン、ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ2,5−2,5−ジエン、並びに5−メチレン−2−ノルボルネン、5−エチリデン−2−ノルボルネン(ENB)、及び5−プロペニル−2−ノルボルネンのようなアルケニル、アルキリデン、シクロアルケニル及びシクロアルキリデンノルボルネンのような架橋環を有するもの。
【0025】
これらのコポリマーの製造に一般的に用いられる非共役ジエンのうち、有歪環(Strained ring)中に二重結合を少なくとも一つ含むジエンが好ましく、5−エチリデン−2−ノルボルネン(ENB)がより好ましい。
【0026】
第三のモノマーを用いる場合、液相中の第三のモノマーの濃度は0.1〜0.5モル%とすることができる。
【0027】
本発明の方法の最後に、このようにして得られたポリマーを、溶剤や全ての未反応モノマーを蒸発(もしくはストリッピング)させて乾燥させた後、当業者により良く知られている通常の手法により、例えば押しつけられた球の形態で、もしくは粒状で分離することができる。
【0028】
しかしながら、好ましい形態に於いては、(b)段階の終了時に、イタリア特許出願IT−A−MI 95 1910、及びIT−A−MI 95 2499に記載されている方法に従って、ポリマーを回収する。
【0029】
【作用】
本発明の方法を用いると、様々な重合段階で得られる分子量の異なるポリマーを混合して得られる二峰性のポリマーが、反応により直接的に得られる。
【0030】
本発明の方法により得られるEP(D)Mポリマーは、コントロールされた形態をもつ、エラストマー特性、及びポリマー粒子内の相間均質性に優れた生成物である。
【0031】
本発明の方法では、所望の特性を得る為に、各単一成分の組成や分子量をコントロールすることもできる。
【0032】
本明細書中に記載されている本発明の方法は、回分式で行われる反応に対してのものであるが、経済的な観点からより都合の良い連続法に於いても実施可能なことは明らかである。
【0033】
所望の特性により、本発明の方法を二つ、もしくはそれ以上の段階で行うことができるというのも明らかである。
【0034】
以下の諸例は、本発明のよりよい説明を提供するものである。
【0035】
【実施例】
以下の諸例は、回分式で操作する3リットルの反応器を用いて実験室で行ったテストに関するものである。
【0036】
試薬は全て市販の製品であり、溶剤、及び液状活性剤は、窒素下で脱気し、アルミナ、もしくはモレキュラーシーブ上で脱水した。
【0037】
得られたコポリマーを以下のように特性付けした。
(イ) 組成、及び反応性比
これらは、厚さ0.2mmのフィルム状のポリマーを、パーキン・エルマー1760型のFTIR分光光度計を用いて、赤外分析により測定した。
プロピレンの含有量は、4390cm-1でのバンド吸光度と4255cm-1でのバンド吸光度との比を測定し、標準ポリマーを用いて得た検量線を用いて求めた。
【0038】
(ロ) ムーニー粘度ML(1+4)
これは、ASTM D1646−87の方法に従って、100℃と125℃で測定した。
【0039】
(ハ) 分子量分布(Mw /Mn )
これは、ゲル透過クロマトグラフィーにより測定した。測定は、1,2−ジクロロベンゼン中、135℃で、固定相として多孔度がそれぞれ102 、103 、104 、105 nmの10mの粒子からなるPL−GEL(商標)(ポリマー・ラボ社製)を含む4つのカラムを連結させたものを用いて行った。分子量の計算は、ショルテ(Sholte)により提案された式に従い、ポリマーの平均組成に基づいて補正した。
【0040】
(ニ) ポリマーの結晶化度と相互関係のある融解熱は、示差熱分析法により測定した。測定は、パーキン・エルマーDSC7装置を用い、不活性な雰囲気下、走査速度20℃/分で行った。結晶化度のデータは、286J/gとされるポリエチレンの融解熱に対するポリマーの融解熱から得た。
【0041】
(ホ) 粘弾性試験は、ポリマー・ラボ社のDMTA MKII機械的動的分析器を用いて、振動数を走査した時の130℃での剪断応力モードについて行った。
【0042】
(ヘ) 固有粘度は、1,2−ジクロロベンゼン中、135℃で測定した。
【0043】
実施例1、2、及び3で使用した触媒は、EP−A−751,155の実施例10に示されている方法に従って調製された触媒である。
【0044】
比較例1(エチレンとプロピレンの共重合)
プロペラ攪拌機を取り付けた、完全に無水とした2.8dm3 の耐圧反応器に液状プロピレンを1675ml仕込む。この反応器を40℃にサーモスタット制御し、超過圧力が6.0バールとなる迄エチレンで満たした後、超過圧力0.2バールの水素を添加する。反応器の上部での全圧は、21.7バールであった。その後、DEAC(塩化ジエチルアルミニウム)を1.76ミリモル含むヘキサン溶液を添加し、次に、ヘキサンに懸濁させたバナジウムを0.039ミリモル含む触媒のアリコートと、0.157ミリモルのエチルトリクロロアセテート(ETCA)を添加する(Al/Vモル比=40、ETCA/Vモル比=4)。
【0045】
全圧を一定に保つ為にエチレンを連続的に供給しながら、一定の温度で60分間反応を行う。この反応時間の終りに反応器を開けて、凝集粒子状のポリマーを130g回収した。
【0046】
このポリマーの特性を表1に示す。
【0047】
実施例2(エチレンとプロピレンの共重合)
実施例1と同じ反応器に、液状プロピレンを1864ml仕込む。この反応器を40℃にサーモスタット制御し、超過圧力が5.55バールとなる迄エチレンで満たす。反応器の上部での全圧は21.05バールであった。
【0048】
その後、DEACを1.56ミリモル含むヘキサン溶液を添加し、次に、ヘキサンに懸濁させたバナジウムを0.039ミリモル含む触媒のアリコートと、0.118ミリモルのETCAを添加する(Al/Vモル比=40、ETCA/Vモル比=3)。
【0049】
全圧を一定に保つ為にエチレンを連続的に供給しながら、一定の温度で反応を行う。
【0050】
60分後に、反応が実質的に終了した。そのまま混合物を数分間攪拌した後、3バールの水素を添加し、更に5バールのエチレンで満たした(全エチレン圧=10.55バール)。
【0051】
その後、DEACを1.56ミリモルとETCAを0.118ミリモル含むヘキサン溶液を反応器に添加した(全Al/Vモル比=80、全ETCA/Vモル比=6)。
【0052】
重合を再開させ(エチレンの消費、及び発熱性)、全圧を一定に保つ為にエチレンを供給しながら重合を行った。二回目の重合を開始してから60分後にモノマーを蒸発させて、反応器を開けた。凝集粒子状のポリマーを128g回収した。
【0053】
このポリマーに関する特性を表1に示す。
【0054】
実施例3(エチレンとプロピレンの共重合)
上記の反応器に、液状プロピレンを1864ml仕込む。この反応器を40℃にサーモスタット制御し、超過圧力が6.1バールとなる迄エチレンで満たす。反応器の上部での全圧は、21.6バールであった。
【0055】
その後、DEACを2.65ミリモル含むヘキサン溶液を添加し、次に、ヘキサンに懸濁させたバナジウムを0.059ミリモル含む触媒のアリコートと、0.176ミリモルのETCAを添加する(Al/Vモル比=45、ETCA/Vモル比=3)。
【0056】
全圧を一定に保つ為にエチレンを連続的に供給しながら、一定の温度で反応を行う。
【0057】
60分後に、反応が実質的に終了した。そのまま混合物を数分間攪拌した後、1バールの水素を添加した。
【0058】
その後、DEACを2.36ミリモルとETCAを0.236ミリモル含むヘキサン溶液を反応器に添加した(全Al/Vモル比=85、全ETCA/Vモル比=7)。
【0059】
重合を再開させ(エチレンの消費、及び発熱性)、全圧を一定に保つ為にエチレンを供給しながら重合を行った。二回目の重合を開始してから60分後にモノマーを蒸発させて、反応器を開けた。凝集粒子状のポリマーを143g回収した。
【0060】
このポリマーに関する特性を表1に示す。
【0061】
実施例4〜6
これらの実施例を、アセチルアセトンバナジウム(III)触媒(実施例4及び5)、及び担持バナジウムをベースとする触媒(実施例6)を用いて実施した。アセチルアセトンV(III)は、急速に失活するので、実施例4及び5では、触媒系の成分は少量ずつ供給する。
【0062】
実施例6では、バナジウムはDEACと共に一回で導入し、その後、活性剤を添加する。
【0063】
比較例4(エチレンとプロピレンの共重合)
プロペラ攪拌機を取り付けた、完全に無水とした2.8dm3 の耐圧反応器に液状プロピレンを1925ml仕込む。この反応器を40℃にサーモスタット制御し、超過圧力が4.0バールとなる迄エチレンで満たす。反応器の上部での全圧は、19.5バールであった。
【0064】
その後、DEACを4.22ミリモル含むヘキサン溶液、及びバナジウムを0.106ミリモルとETCAを0.422ミリモル含むバナジウム(III)アセチルアセトネートのトルエン溶液を少しずつ反応器に入れる(全Al/Vモル比=40、全ETCA/Vモル比=4)。
【0065】
全圧を一定に保つ為にエチレンを連続的に供給しながら、一定の温度で60分間反応を行う。この反応時間の終りに反応器を開けて、凝集粒子状のポリマーを176g回収した。
【0066】
このポリマーに関する特性を表1に示す。
【0067】
実施例5(エチレンとプロピレンの共重合)
完全に無水とした上記の耐圧反応器に、液状プロピレンを1925ml仕込む。この反応器を40℃にサーモスタット制御し、超過圧力が4.01バールとなる迄エチレンで満たす。反応器の上部での全圧は、19.5バールであった。
【0068】
その後、DEACを4.7ミリモル含むヘキサン溶液、及びバナジウム(III)アセチルアセトネートを0.118ミリモルとETCAを0.47ミリモル含むトルエン溶液を少しずつ反応器に入れる(Al/Vモル比=40、ETCA/Vモル比=4)。
【0069】
全圧を一定に保つ為にエチレンを連続的に供給しながら、一定の温度で反応を行う。
【0070】
60分後に、反応が実質的に終了した。そのまま混合物を数分間攪拌した後、2バールの水素を添加し、更に5バールのエチレンで満たした(全エチレン圧6.51バール)。
【0071】
その後、DEACを4.7ミリモルとETCAを0.47ミリモル含むヘキサン溶液を反応器に添加した(全Al/Vモル比=80、全ETCA/Vモル比=8)。
【0072】
このポリマーに関する特性を表1に示す。
【0073】
実施例6〜7
これらの実施例に於いては、本願と同じ出願人によるEP−A−717,050に従って調製された、すなわちその実験例6と同じ手順で調製された触媒を用いた。
【0074】
比較例6(エチレンとプロピレンの共重合)
プロペラ攪拌機を取り付けた、完全に無水とした2.8dm3 の耐圧反応器に液状プロピレンを1675ml仕込む。この反応器を40℃にサーモスタット制御し、超過圧力が6.0バールとなる迄エチレンで満たし、その後超過圧力0.1バールの水素を更に添加した。反応器の上部での全圧は、21.6バールであった。
【0075】
その後、DEACを4.32ミリモル含むヘキサン溶液を、次に、ヘキサンに懸濁させたバナジウムを0.086ミリモル含む触媒のアリコートと0.69ミリモルのETCAを反応器に入れる(Al/Vモル比=50、ETCA/Vモル比=8)。
【0076】
全圧を一定に保つ為にエチレンを連続的に供給しながら、一定の温度で60分間反応を行う。この反応時間の終りに反応器を開けて、凝集粒子状のポリマーを124g回収した。
【0077】
このポリマーに関する特性を表1に示す。
【0078】
実施例7(エチレンとプロピレンの共重合)
プロペラ攪拌機を取り付けた、完全に無水とした2.8dm3 の反応器に液状プロピレンを1925ml仕込む。この反応器を40℃にサーモスタット制御し、超過圧力が4バールとなる迄エチレンで満たす。反応器の上部での全圧は、19.4バールであった。
【0079】
その後、DEACを2.74ミリモル含むヘキサン溶液を添加し、次に、ヘキサンに懸濁させたバナジウムを0.068ミリモル含む触媒のアリコートと0.274ミリモルのETCAを反応器に入れる(Al/Vモル比=40、ETCA/Vモル比=4)。
【0080】
全圧を一定に保つ為にエチレンを連続的に供給しながら、一定の温度で反応を行う。
【0081】
60分後に、反応が実質的に終了した。そのまま混合物を数分間攪拌した後、2バールの水素を添加し、更に2.5バールのエチレンで満たした(全エチレン圧6.5バール)。
【0082】
その後、DEACを2.74ミリモルとETCAを0.274ミリモル含むヘキサン溶液を反応器に添加した(全Al/Vモル比=80、全ETCA/Vモル比=8)。
【0083】
重合を再開させ(エチレンの消費、及び発熱性)、全圧を一定に保つ為にエチレンを供給しながら重合を行った。二回目の重合を開始してから60分後にモノマーを蒸発させて、反応器を開けた。凝集粒子状のポリマーを192g回収した。
【0084】
このポリマーに関する特性を表1に示す。
【0085】
【表1】
【0086】
【発明の効果】
表1のデータから、本発明の方法により、より広い分子量分布が得られることは明らかである。
【0087】
比較例1のポリマーに対する実施例2のポリマーの加工性を評価する為に、受けた機械的衝撃の振動数に対する粘弾性を調べた(図1)。高振動数(加工、特に押出に特徴的な剪断応力に相当する)では比較サンプルに比べて非常に著しく粘度が低下するという、実施例2のサンプルの比較サンプルとは異なる挙動を明確に観察することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】比較例1のポリマーに対する、実施例2のポリマーの加工性を評価するためのグラフである。
Claims (14)
- バナジウム化合物、もしくは不活性担体上に担持されたバナジウム化合物からなる触媒、一般式Rn AlXm (式中、RはC1 〜C20のアルキル基であり、Xはハロゲンであり、m+n=3であって、mは0〜2の整数である)をもつアルキルアルミニウムからなる共触媒、及び活性剤の存在下で、エチレン−プロピレン(EPM)エラストマーホモポリマー、もしくはエチレン−プロピレン−ジエン(EPDM)エラストマーターポリマーの混合物を懸濁方式で製造する為の少なくとも二つの段階からなる方法であって、
a)第一段階において、バナジウムをベースとする触媒、及び共触媒、また必要ならば活性剤の存在下で(ただし、共触媒/バナジウムのモル比は5〜500)、転化率がバナジウム1グラムにつきポリマーが少なくとも1000グラムとなる迄モノマーの第一の重合を行って、液相中にポリマーの懸濁した懸濁液を得てなり、
b)第二ないし後続の段階において、(a)段階で得たポリマーの懸濁液に、追加のモノマーと追加の活性剤と追加の共触媒とを更に添加して(ただし、活性剤の量は、(a)段階で必要に応じて用いた活性剤と(b)段階での活性剤との合計とバナジウムのモル比を4〜50とする量であり、共触媒の量は、(b)段階での共触媒と(a)段階でのバナジウムのモル比を5〜500とする量である)、転化率が触媒1グラムにつきポリマーが少なくとも3000グラムとなる迄重合反応を続けることを含んでなる方法。 - バナジウムをベースとする触媒が、(イ)バナジウムをベースとする担持及び/又は予備重合触媒、(ロ)バナジルトリハライド、バナジルアルコキシハライド、及びバナジルアルコキシド、並びに(ハ)アセチルアセトンバナジウム、クロロアセチルアセトンバナジウム、アセチルアセトンバナジル、クロロアセチルアセトンバナジルから選ばれるものである、請求項1に記載の方法。
- (a)段階での共触媒/バナジウムのモル比が7〜50であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- (b)段階でのアルミニウムと(a)段階でのバナジウムのモル比が7〜50であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- (a)段階に於いて、活性剤とバナジウムのモル比が1〜10であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- (a)段階に於いて、活性剤とバナジウムのモル比が2〜5であることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
- (a)段階、及び(b)段階に於いて、重合温度が15〜65℃であり、圧が8〜80バールであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 重合温度が25〜50℃であり、圧が12〜40バールであることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
- (a)段階と(b)段階の両方を分子量調整剤の存在下で実施することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- (a)段階は分子量調整剤を用いずに実施し、(b)段階を分子量調整剤を用いて実施することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 分子量調整剤が水素である、請求項9及び10に記載の方法。
- 反応媒体が、液相中に存在する同じモノマーからなることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 反応媒体が、液相中に存在するモノマーを飽和炭化水素で希釈したものからなることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 段階の数が2であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
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