JP2006008677A - バナジウム系重合触媒用の塩素化された助触媒 - Google Patents

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Abstract

【課題】オレフィンの(共)重合、とりわけエチレン/プロピレン(EPR)またはエチレン/プロピレン/ジエン(EPDM)エラストマー状共重合体の製造に使用されるバナジウム系触媒用の助触媒の製造方法を提供する。
【解決手段】式1:
Figure 2006008677

(式中、・Xは(−CO)カルボニルまたは(−SO−)スルホニル基を表し、・nは0または1であり、・R’は、1〜20個の炭素原子を有する、所望によりハロゲン置換されたアルキルまたはアルキルアリール基であり、・R”=R’、Hである)の化合物を、亜鉛の存在下、トリクロロアセトアルデヒドとトリクロロ酢酸のエステルを反応させ、次いで酸ハライドとの反応により式1の化合物に転化することにより製造する。
【選択図】 なし

Description

発明の分野
本発明は、オレフィンの(共)重合、とりわけエチレン/プロピレン(EPR)またはエチレン/プロピレン/ジエン(EPDM)エラストマー状共重合体の製造に有用なバナジウム系触媒用の塩素化された助触媒に関する。
オレフィン重合用にバナジウム系触媒系(酸化状態+3〜+5にある)やアルキルアルミニウム(そのほとんどが塩素化されている)を使用することは、以前から公知である。これらの触媒系は、例えばエチレン/プロピレンエラストマー状共重合体(G. Natta, G. Mazzanti, A. Valvassori, G. Pajaro, La Chimica e l'Industria 1957, 39, 733、G. Natta, G. Mazzanti, A. Valvassori, G. Sartori, D. Fiumani, J. Polym. Sci. 1961, 51, 411)、シンジオタクチックポリプロピレン(G. Natta, I. Pasquon, A. Zambelli, J. Am. Chem. Soc. 1962, 84, 1488)およびエチレン/プロピレン/ジエンターポリマー(エラストマー状も)(D.L. Christman, G.I. Kein, Macromolecules 1968, 1,358) の合成に使用され、成果を上げている。
これら触媒系の活性は、バナジウムが、触媒的に不活性な酸化状態+2にある化学種に還元剤されるために、時間と共に急速に低下する(G. Natta, A. Zambelli, G. Lanzi, I. Pasquon, E.R. Mognaschi, A.L. Segre, P. Centola, Macromol. Chem. 1965, 81, 161、E. Addison, A. Deffieux, M. Fontanille, J. Polym. Sci., Part A: Polymer Chemistry 1993, 31, 831)。重合体の収率を工業的生産に妥当なレベルに増加するために、触媒系の第三の成分、すなわちバナジウムを触媒的に活性な酸化状態に再び酸化することができる助触媒の力を借りるのが一般的である。典型的には、多塩素化された有機誘導体、通常はトリクロロ酢酸のエステルが助触媒として使用される(米国特許公開3,301,834号参照)。さらに活性の高い助触媒は、ペルクロロブテン酸のエステルからなる(米国特許公開3,622,548号、E. Addison, A. Deffieux, M. Fontanille, K. Bujadoux, J. Polym. Sci. Part A: Polymer Chemistry 1994, 32, 1033)。ペルクロロブテン酸のエステルに関しては、最初はそれらの物質が、ペルクロロクロトン酸の誘導体であるか、またはその異性体のペルクロロビニル酢酸であるかを決定できないまま使用されたことを指摘すべきである。つい最近になって、それらの物質がペルクロロビニル酢酸誘導体であることが確認されたが、それでも、科学および特許文献では、それらの物質がペルクロロクロトン酸のエステルであるとして記載されていることが多い。しかし、現在、ペルクロロビニル酢酸のこれらの誘導体は、それらの製造に使用される原料(A. Rodeig, P. Bernemann, Liebigs Ann. Chem. 1956, 1, 600)が、発癌性物質のヘキサクロロブタジエンであるという事実のために、あまり使用されなくなっている。
発明の概要
本発明の第一の目的は、オレフィンの(共)重合、とりわけエチレン/プロピレン(EPR)またはエチレン/プロピレン/ジエン(EPDM)エラストマー状共重合体の製造に有用なバナジウム系触媒用の塩素化された助触媒に関する。
本発明の塩素化された助触媒は、少なくともペルクロロブテン酸のエステルと同じ位に有効であるが、同時に、ヘキサクロロブタジエン程危険ではなく、発癌性では決してない原料から製造することができる。
本発明の第二の目的は、上記の塩素化された助触媒を製造するための新規な方法に関する。
本発明の塩素化された助触媒は、一般式1:
Figure 2006008677
(式中、
・Xは(−CO)カルボニルまたは(−SO−)スルホニル基を表し、
・nは0または1であり、
・R’は、1〜20個の炭素原子を有する、所望によりハロゲン置換されたアルキルまたはアルキルアリール基であり、
・R”=R’、Hである)
を有することを特徴とする。
これらの化合物の中で、2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシブタン酸(1、n=0、R’=R”=H)およびそのメチルエステル(1、n=0、R’=CH、R”=H)はすでに公知であり、いずれも、3,3−ジクロロ−4−トリクロロメチル−2−オキセタノンの(それぞれ水またはメタノールとの)反応により製造され、3,3−ジクロロ−4−トリクロロメチル−2−オキセタノンは、ジクロロケテンとクロラールの反応(W.T. Brady, A.D. Patel, J. Heterocyclic Chem. 1973, 10, 239)により、その場で得られる。
Figure 2006008677
ここで、2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸(1、n=0、R”=H)のエステルは、対応するトリクロロ酢酸のエステルとトリクロロアセトアルデヒドとの間のレフォルヌツキー(Reformatsky)反応により、より都合良く製造することができ、一般式1(n=0、R”=H)に含まれる2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸のエステルが形成されることが判明した。
Figure 2006008677
これらのエステルは、そのままで使用できるか、あるいは水酸基を好適な試薬で官能化し、一般式1の、n=1である生成物を得ることができる。
Figure 2006008677
そこで、本発明は、一般式(1):
Figure 2006008677
(式中、
・Xは(−CO)カルボニルまたは(−SO−)スルホニル基を表し、
・nは0または1であり、
・R’は、1〜20個の炭素原子を有する、所望によりハロゲン置換されたアルキルまたはアルキルアリール基であり、
・R”=R’、Hである)
を有する化合物を製造する方法であって、
(i)亜鉛の存在下で、トリクロロ−アセトアルデヒドおよびトリクロロ−酢酸のエステルを反応させて、n=0、R”=H、R’が前記の1〜20個の炭素原子を有する、所望によりハロゲン置換されたアルキルまたはアルキルアリール基、を表す一般式(1a)の化合物を製造する、第一工程と、
(ii)前記工程(i)で得られた一般式(1a)の化合物を、従来技術により、一般式(1)における、
(a)n=1、Xが−CO−および−SO−から選択され、R”=アルキルまたはアルキルアリールであるか、または
(b)n=0、R”=アルキルまたはアルキルアリール、である化合物に転化する、任意の第二工程と
を含んでなる方法に関する。
発明の具体的説明
レフォルヌツキー反応(すなわち第一行程)は、亜鉛粉末の存在下で、トリクロロ酢酸のエステルClCCOOR’(式中、R’は上記の意味を有する)および無水トリクロロアセトアルデヒドから出発して行う。反応は、温度−15℃〜+70℃、不活性雰囲気中(一般的に窒素下)、無水溶剤、例えばテトラヒドロフラン(THF)、1,2−ジメトキシエタン、エチルエーテル、ベンゼン、トルエン等の中で行う。最良の溶剤はTHFである。トリクロロ酢酸エステル/亜鉛のモル比は1未満、好ましくは0.5〜1である。他方、トリクロロ酢酸エステル/トリクロロアセトアルデヒドのモル比は1を超え、好ましくは1〜2である。溶剤の量は重要ではなく、トリクロロ酢酸エステルの最終濃度0.5〜1.5Mにより、確実に好ましい結果が得られる。反応時間は、採用する条件、および特に温度および試薬の濃度によって異なり、1〜5時間の反応時間で通常は十分である。
反応前に亜鉛粉末を活性化するのが有利であり、活性化は、粉末を5%塩酸で1〜10分間洗浄し、濾過し、水、アセトンおよび石油エーテルの順で洗浄することにより、適切に行うことができる。最後に粉末を110℃、減圧下で数時間乾燥させる。しかし、別の方法や手順、例えば超音波による活性化を使用してもよい。
レフォルヌツキー反応から工程(i)の後に得られる、2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸のエステルは、好適な試薬および公知の技術で官能化し、ヒドロキシルをエステルまたはスルホネート(n=1、X=−CO−または−SO−)、あるいはエーテル(n=0、R”はアルキルおよびアルキルアリールから選択される)に転化することができる。
特に、工程(i)の後で得られる化合物は、塩化アシルと反応させる(一般式1の、n=1、X=−CO−である生成物が得られる)か、またはスルホン酸塩化物と反応させる(一般式1の、n=1、X=−SO−である生成物が得られる)ことができる。いずれの場合も、反応は塩基(例えばトリエチルアミン)の存在下、溶剤、例えばTHFまたは塩化メチレン中で行う。この反応の持続時間は、採用する条件、特に温度(一般的には室温で大気圧)および試薬および塩基の濃度(これは、決定的ではなく、広い範囲内で変えることができる)によって異なり、0.5〜5時間が、一般的に反応を行うのに十分である。
好適に使用できる塩化アシルは、例えば酢酸、プロピオン酸、ブタン酸(または酪酸)、ペンタン酸(または吉草酸)、ヘキサン酸(またはカプロン酸)、ヘプタン酸(またはエナント酸)、オクタン酸(またはカプリル酸)、2−エチルヘキサン酸、ノナン酸(またはペラルゴン酸)、デカン酸(またはカプリン酸)、ドデカン酸(またはラウリン酸)、テトラデカン酸(またはミリスチン酸)、ヘキサデカン酸(またはパルミチン酸)、オクタデカン酸(またはステアリン酸)、等の塩化物である。
好適に使用できるスルホン酸塩化物は、例えばメタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、トリクロロメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、等の塩化物である。
酸塩化物と塩基のモル比は、重要ではないが、少なくとも1、例えば1〜2、の比を使用するのが好ましい。2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸のエステルと酸塩化物のモル比は、1以下、好ましくは0.4〜1である。
あるいは、一般式(1a)の化合物は、エーテルに転化することができる。これらの反応条件は、典型的には−OH−をOR”エーテルに転化する分野の専門家により使用される条件と同様である。
本発明の第二の態様は、
(a) 一般式:LVO(式中、(i)pは2〜4の整数であり、(ii)qは0または1の値を有することができ、(iii)p+qの合計は3または4でなければならず、(iv)Lはハロゲンまたはベータ−ジカルボニル基である)であるバナジウム錯体、
(b) 一般式AlR'''3y−zCl(式中、R'''は、直鎖または分岐鎖状の1〜20個の炭素原子を含むアルキル基を表し、「y」=1または2、「z」は1〜3y−1の整数である)の塩素化されたアルキルアルミニウム、および
(c)塩素化された助触媒
を含んでなる触媒系の存在下で、オレフィンの(共)重合方法、とりわけエチレン/プロピレン(EPR)またはエチレン/プロピレン/ジエン(EPDM)エラストマー状共重合体を製造する方法に関する。
好適に使用できる塩素化されたアルキルアルミニウムの典型的な例としては、AlEtCl(ジエチルクロロアルミニウム)、AlMeCl(ジメチルアルミニウムクロライド)、AlEtCl(エチルアルミニウムジクロライド)、Al(i−Bu)Cl(ジイソブチルアルミニウムクロライド)、AlEtCl(エチルアルミニウムセスキクロライド)、AlMeCl(メチルアルミニウムセスキクロライド)である。好ましい実施態様では、使用する塩素化されたアルキルアルミニウムは、AlEtCl(ジエチルクロロアルミニウム)またはAlEtCl(エチルアルミニウムセスキクロライド)である。
塩素化されたアルキルアルミニウムとバナジウム錯体のモル比は、1〜1,000、好ましくは3〜100、より好ましくは5〜50である。
一般式1を有する塩素化された助触媒とバナジウムのモル比は、1〜40、好ましくは1〜10である。
このように定義される触媒系は、α−オレフィンの(共)重合製法に、液相(溶液または懸濁液)中、低または中圧(5〜50気圧)および温度−5〜75℃で使用される。好ましい実施態様では、温度は10〜30℃、圧力は5〜20気圧である。
得られる重合体および共重合体は、一般的に平均分子量が非常に高いが、より低い分子量が望ましい場合、分子量調整剤として水素を使用することができる。
α−オレフィン(共)重合用の触媒は、脂肪族または芳香族炭化水素溶剤に溶解させたバナジウム錯体を、塩素化されたアルキルアルミニウムおよび一般式1を有する助触媒と接触させることにより、製造する。この接触は、
・別に(重合させるべきオレフィン混合物の非存在下で)、1〜30分間(好ましくは5〜20分間)、温度0〜50℃(好ましくは15〜40℃)で、または
・重合反応器中、モノマーの混合物中で行うことができる。この場合、3種類の試薬を個別に加えるか、またはこれら2種類の混合物として加えることができる。触媒は、好ましくは、溶剤または懸濁剤(ヘプタンまたは液体プロピレン)、試薬混合物および所望によりターモノマーを含んだオートクレーブ中に、塩素化されたアルキルアルミニウムを供給し、バナジウム錯体および一般式1を有する助触媒をトルエンまたはメシチレンに添加した溶液を加えることにより、その場で形成する。
上記の触媒は、α−オレフィンの重合、特に好ましくはエチレンの重合、エチレンとプロピレンと高級α−オレフィンとの共重合、および、エチレンとプロピレンとジエンとの三元共重合(terpolymerization)に使用でき、密度が0.86g/cm〜0.96g/cmの重合体を得ることができる。
EPRエラストマー状共重合体を製造するためのエチレンとプロピレンの共重合、およびEPDMゴムを製造するためのエチレン、プロピレンおよび非共役ジエンの三元共重合は、特に重要である。後者の場合、ジエンは、(i)直鎖状の脂肪族ジエン、例えば1,4−ヘキサジエンおよび1,6−オクタジエン、(ii)分岐鎖状の非環式ジエン、例えば5−メチル−1,4−ヘキサジエン、3,7−ジメチル−1,6−オクタジエン、3,7−ジメチル−1,7−オクタジエン、(iii)単鎖脂環式ジエン、例えば1,4−シクロヘキサジエン、1,5−シクロオクタジエン、(iv)縮合およびブリッジされた脂環式環を有するジエン、例えばメチルテトラヒドロインデン、5−エチリデン−2−ノルボルネン(ENB)、5−プロペニル−2−ノルボルネン、から選択することができる。
好ましい実施態様では、ジエンはENBまたは1−メチレン−2−ビニル−シクロペンタンである。
上記の触媒により得られるEPRおよびEPDMエラストマー状共重合体は、20〜65モル%のプロピレンおよび15%以下の量でENBを含む。水素の存在下で得られる重合体の重量平均分子量は、50,000〜700,000である。
下記の例は、本発明をより深く理解するために記載する。
分子量測定
分子量は、ゲル透過クロマトグラフィー(GPC)により、1,2,4−トリクロロベンゼン(N,N’−m−フェニレンジマレイミドで安定化)中、135℃、150-CV Watersクロマトグラフで、検出器として示差屈折計(Waters)を使用して測定する。クロマトグラフィー分離は、細孔寸法10、10、10および10Åの一連のHT μStyragelカラムで行い、溶離液の流量1ml/分を確立した。データを取得し、Maxima 820ソフトウエアバージョン3.30 (Millipore)を使用して処理した。数平均分子量(M)および重量平均分子量(M)の計算に使用する校正曲線は、分子量2,000〜6,500,000標準ポリスチレン試料を使用し、直鎖状ポリエチレンおよびポリプロピレンに対して有効なMark-Houwink等式を適用して作成し、次いでScholte等式を使用し、それらの値を重合体の組成に対して補正した。
プロピレン含有量
エチレン−プロピレン共重合体中のプロピレン含有量は、フィルムの形態にある試料に対して、FTIR Perkin-Elmer 1,800分光計、解像度4cm−1および64走査、を使用し、4390および4255cm−1(エチレン−プロピレン−ENBターポリマーでは4390、4330、4255および1688cm−1)における帯域吸収を測定し、既知の組成を有する共重合体(ターポリマー)で作成した校正曲線に基づいて、決定する。
例1
2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸エチルの合成(式1において、R’=C、n=0、R”=H)
(1a)亜鉛の活性化
粉末形態にある亜鉛50gを、5%塩酸溶液600mlに懸濁させる。この混合物を約5分間強く攪拌し、亜鉛を濾過し、水で洗浄水が中性になるまで洗浄し、次いでアセトンで、最後に石油エーテルで洗浄する。亜鉛を減圧(2x10−3mbar)下、110℃で4時間乾燥させる。
(1b)2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸エチルの、THF中、−10℃における合成
活性化した亜鉛粉末39.23g(0.6モル)を無水テトラヒドロフラン200ml中に不活性雰囲気中で懸濁させ、トリクロロ酢酸エチル114.86g(0.6モル)を無水テトラヒドロフラン100mlに入れた溶液約10mlを加える。混合物全体を還流条件下(約70℃)で加熱し、反応混合物を活性化し、次いで−10℃に冷却する。トリクロロ酢酸エチルのテトラヒドロフラン溶液の残りを約1時間かけて滴下しながら加え、次いでさらに4時間攪拌する。次いで、無水トリクロロアセトアルデヒド73.65g(0.5モル)を無水テトラヒドロフラン100mlに入れた溶液を、1時間かけて滴下しながら加え、放置して温度を20℃に戻し、混合物全体をさらに1時間攪拌する。この反応混合物を5%塩酸溶液400ml中に注ぎ込み、酢酸エチル(またはエチルエーテル)で抽出し、飽和塩化ナトリウム溶液で中性になるまで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで除湿し、減圧下で蒸発させて溶剤および約7%の未反応トリクロロ酢酸エチルを除去する。ガスクロマトグラフィーによる純度94%の生成物136.0gが得られる(収率:トリクロロアセトアルデヒドに対して84%、トリクロロ酢酸エチルに対して70%)。
例2
2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸エチルの、THF中、0℃における合成
活性化した亜鉛粉末7.0g(0.11モル)を無水テトラヒドロフラン80ml中に不活性雰囲気中で懸濁させ、トリクロロ酢酸エチル19.14g(0.1モル)を無水テトラヒドロフラン20mlに入れた溶液約2mlを加える。混合物全体を還流条件下(約70℃)で加熱し、反応混合物を活性化し、次いで0℃に冷却する。トリクロロ酢酸エチルのテトラヒドロフラン溶液の残りを約1時間かけて滴下しながら加え、次いでさらに3時間攪拌する。次いで、無水トリクロロアセトアルデヒド11.8g(0.08モル)を無水テトラヒドロフラン20mlに入れた溶液を、1時間かけて滴下しながら加え、放置して温度を20℃に戻し、混合物をさらに1時間攪拌する。この反応混合物を5%塩酸溶液150ml中に注ぎ込み、酢酸エチル(またはエチルエーテル)で抽出し、飽和塩化ナトリウム溶液で中性になるまで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで除湿し、減圧下で蒸発させて溶剤および約10%の未反応トリクロロ酢酸エチルを除去する。ガスクロマトグラフィーによる純度95%の生成物21.5gが得られる(収率:トリクロロアセトアルデヒドに対して84%、トリクロロ酢酸エチルに対して67%)。
例3
2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸エチルの、THF中、15℃における合成
活性化した亜鉛粉末3.6g(0.055モル)を無水テトラヒドロフラン20ml中に不活性雰囲気中で懸濁させ、トリクロロ酢酸エチル9.57g(0.05モル)を無水テトラヒドロフラン8mlに入れた溶液約1mlを加える。混合物全体を還流条件下(約70℃)で加熱し、反応混合物を活性化し、次いで15℃に冷却する。トリクロロ酢酸エチルのテトラヒドロフラン溶液の残りを約1時間かけて滴下しながら加え、滴下を加減して温度を一定に維持する。最後に、さらに1時間攪拌する。次いで、無水トリクロロアセトアルデヒド5.9g(0.04モル)を無水テトラヒドロフラン4mlに入れた溶液を、30分間かけて滴下しながら加え、放置して温度を室温に戻し、混合物をさらに1時間攪拌する。この反応混合物を5%塩酸溶液100ml中に注ぎ込み、酢酸エチル(またはエチルエーテル)で抽出し、飽和塩化ナトリウム溶液で中性になるまで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで除湿し、減圧下で蒸発させて溶剤および約10%の未反応トリクロロ酢酸エチルを除去する。ガスクロマトグラフィーによる純度96%の生成物10.9gが得られる(収率:トリクロロアセトアルデヒドに対して86%、トリクロロ酢酸エチルに対して69%)。
例4
2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸エチルの、THF中、15℃における、過剰量の亜鉛による合成
例3と同じ手順を採用するが、活性化した亜鉛粉末4.0g(0.06モル)および無水トリクロロアセトアルデヒド6.26g(0.0425モル)を使用する。反応完了後、未反応トリクロロ酢酸エチルは残留していない。ガスクロマトグラフィーによる純度94%の生成物11.6gが得られる(収率:トリクロロアセトアルデヒドに対して84%、トリクロロ酢酸エチルに対して71%)。
例5
2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸エチルの、1,2−ジメトキシエタン中、−15℃における合成
活性化した亜鉛粉末7.00g(0.11モル)を無水1,2−ジメトキシエタン80ml中に不活性雰囲気中で懸濁させ、トリクロロ酢酸エチル19.14g(0.1モル)を無水1,2−ジメトキシエタン20mlに入れた溶液約2mlを加える。混合物全体を約70℃に加熱し、反応混合物を活性化し、次いで−15℃に冷却する。トリクロロ酢酸エチルの1,2−ジメトキシエタン溶液の残りを約1時間かけて滴下しながら加える。放置して温度を15℃に上げ、さらに2時間攪拌する。反応混合物を−15℃に再度冷却し、次いで、無水トリクロロアセトアルデヒド11.8g(0.08モル)を無水1,2−ジメトキシエタン20mlに入れた溶液を、約1時間かけて滴下しながら加え、続いて放置して温度を室温に戻し、混合物をさらに1時間攪拌する。この反応混合物を5%塩酸溶液200ml中に注ぎ込み、酢酸エチル(またはエチルエーテル)で抽出し、飽和塩化ナトリウム溶液で中性になるまで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで除湿し、減圧下で蒸発させて溶剤および約10%の未反応トリクロロ酢酸エチルを除去する。ガスクロマトグラフィーによる純度93%の生成物20.7gが得られる(収率:トリクロロアセトアルデヒドに対して79%、トリクロロ酢酸エチルに対して63%)。
例6
2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−アセトキシ酪酸エチルの合成(式1において、R’=C、n=1、x=CO、R”=CH
室温で操作し、2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸エチル1.4g(4.6ミリモル)およびトリエチルアミン0.51g(5ミリモル)を無水テトラヒドロフラン20mlに入れた溶液を調製し、塩化アセチレン0.39g(5ミリモル)を無水テトラヒドロフラン10mlに入れた第二の溶液を第一の溶液中に滴下しながら加える。
滴下した後、反応混合物をさらに30分間攪拌し、次いで水100ml中に注ぎ込み、酢酸エチル(またはエチルエーテル)で抽出し、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄水が中性になるまで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで除湿し、減圧下で溶剤を蒸発させる。ガスクロマトグラフィーによる純度96%の2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−アセトキシ酪酸エチル1.45gが得られる(2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸エチルに対する収率87%)。
例7
2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヘプタノイル−酪酸エチルの合成[式1において、R’=C、n=1、x=CO、R”=CH(CH
室温で操作し、2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸エチル1.85g(6.08ミリモル)およびトリエチルアミン0.54g(6.3ミリモル)を無水テトラヒドロフラン20mlに入れた溶液を調製し、塩化ヘプタノイル0.94g(6.3ミリモル)を無水テトラヒドロフラン10mlに入れた第二の溶液を第一の溶液中に滴下しながら加える。
滴下した後、反応混合物をさらに30分間攪拌し、次いで水100ml中に注ぎ込み、酢酸エチル(またはエチルエーテル)で抽出し、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄水が中性になるまで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで除湿し、減圧下で溶剤を蒸発させる。ガスクロマトグラフィーによる純度90%の2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヘプタノイル酪酸エチル2.14gが得られる(2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸エチルに対する収率76%)。
例8
2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−トリフルオロメタンスルホニルオキシ酪酸エチルの合成(式1において、R’=C、n=1、x=SO、R”=CF
室温で操作し、2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸エチル1.0g(3.29ミリモル)およびトリエチルアミン0.4g(4ミリモル)を無水塩化メチレン15mlに入れた溶液を調製し、塩化トリフルオロメタンスルホニル1.18g(7ミリモル)を無水塩化メチレン5mlに入れた第二の溶液を第一の溶液中に滴下しながら加える。
滴下した後、反応混合物をさらに4時間攪拌し、次いで水50ml中に注ぎ込み、酢酸エチル(またはエチルエーテル)で抽出し、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄水が中性になるまで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで除湿し、減圧下で溶剤を蒸発させる。得られた残留物0.80gをシリカカラム上(溶離液ヘキサン/酢酸エチル80/20)で精製する。ガスクロマトグラフィーによる純度98%の2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−トリフルオロメタンスルホニルオキシ酪酸エチル0.34gが得られる(2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸エチルに対する収率23%)。
例9
助触媒として2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸エチル(式1において、R’=C、n=0、R”=H)の存在下での、溶液中エチレン−プロピレン共重合
触媒添加用のビュレット、らせん攪拌機、温度制御用にサーモスタットに接続した熱抵抗加熱ジャケットを取り付けた、2リットルの鋼製オートクレーブ中で、温度90℃で、窒素−真空を少なくとも3回、合計時間約2時間かけて作用させる。各試験の前に、無水ヘプタン500mlおよびAl(i−Bu)を含む溶液を90℃で攪拌しながら、反応器のフラッシングを約2時間行う。反応器の内容物を、僅かな窒素圧下で、底部に位置するバルブを通して排出し、ヘプタン1リットルおよび塩化ジエチルアルミニウム0.26ml(2.1ミリモル)を含む溶液をオートクレーブ中に注ぎ込む。プロピレン200g(4.9気圧)およびエチレン7g(1気圧)を導入してオートクレーブを加圧し、混合物を30℃にサーモスタット調整する。この時点で、オートクレーブの頭部に位置するビュレットを通して、僅かな窒素過圧を使用し、V(acac)(アルミニウム/バナジウムモル比50)0.042ミリモルおよび助触媒として2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸エチル0.25ミリモルをトルエン10ml中に含む溶液(助触媒/バナジウムモル比6)を導入する。触媒を導入した後、エチレン流により、系を一定圧に20分間維持する。最後に、反応器の内容物を加圧下で底部バルブを通して排出し、エタノール約3リットル中で凝固させる。重合体を濾別し、アセトンで洗浄し、真空下、40℃で約8時間脱水する。
プロピレン含有量34.7モル%、M値234,000および分子量分布2.5のエチレン−プロピレン共重合体41.1gが得られる。
例10
助触媒として2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−トリフルオロメタンスルホニルオキシ酪酸エチル(式1において、R’=C、n=1、x=SO、R”=CF)の存在下での、溶液中エチレン−プロピレン共重合
助触媒として2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−トリフルオロメタンスルホニルオキシ酪酸エチルを使用する以外は、例9と同じ手順を採用する。
プロピレン含有量38.6モル%、M値190,000および分子量分布2.6のエチレン−プロピレン共重合体47.9gが得られる。
例11
助触媒として2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−アセトキシ酪酸エチル(式1において、R’=C、n=1、x=CO、R”=CH)の存在下での、溶液中エチレン−プロピレン共重合
助触媒として2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−アセトキシ酪酸エチルを使用する以外は、例9と同じ手順を採用する。
プロピレン含有量37.9モル%、M値171,000および分子量分布2.4のエチレン−プロピレン共重合体44.6gが得られる。
例12
助触媒として2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヘプタノイルオキシ酪酸エチル(式1において、R’=C、n=1、x=CO、R”=CH(C)の存在下での、溶液中エチレン−プロピレン共重合
助触媒として2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヘプタノイルオキシ酪酸エチルを使用する以外は、例9と同じ手順を採用する。
プロピレン含有量36.6モル%、M値163,000および分子量分布2.3のエチレン−プロピレン共重合体43.4gが得られる。
比較例13
助触媒としてトリクロロ酢酸エチルの存在下での、溶液中エチレン−プロピレン共重合
助触媒としてトリクロロ酢酸エチルを使用する以外は、例9と同じ手順を採用する。
プロピレン含有量35.3モル%、M値186,000および分子量分布2.7のエチレン−プロピレン共重合体29.7gが得られる。
例14
助触媒として2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸エチル(式1において、R’=C、n=0、R”=H)の存在下での、懸濁液中エチレン−プロピレン共重合
触媒溶液添加用のビュレット、2個の軸インペラーを備えた400rpm攪拌機、ジャケットおよびスプリットレンジプレート交換機バルブ(0℃における冷却サイクルおよび50℃におけるボイラー)のサーモスタット調整機構およびDCS制御機構を取り付けた、3リットルの鋼製オートクレーブをこの実験に使用する。試験の前に、液体プロピレン2,000mlおよびn−ヘキサン中1MのDEACの溶液5mlを30℃で攪拌しながら、反応器のフラッシングを60分間行う。次いで、フラッシング溶液を排出し、反応器を液体プロピレン2,000mlで洗浄する。H0.6バール、プロピレン2,000mlおよび塩化ジエチルアルミニウム8ミリモル(1M溶液8ml)を順に導入することにより、反応混合物を調製する。反応器を温度20℃に合わせ、エチレン50gで加圧し、これによって総圧13バールを得る。この時点で、オートクレーブの頭部に位置するビュレットを通して、(僅かな窒素過圧を使用し)V(acac)(メシチレン中0.00491M溶液5ml、アルミニウム/バナジウムモル比=320)0.025ミリモルおよび助触媒として2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸エチル0.37ミリモルをn−ヘキサン20ml中に含む溶液(助触媒/バナジウムモル比=15)を導入する。触媒混合物を導入した後、重合を開始し、10分後に、酸化防止剤Anox PP18 0.8%およびタルク0.2%を含むエチルアルコール溶液25mlを窒素の過圧下で導入し、反応を停止させる。乾燥およびカレンダー加工の後、プロピレン含有量28〜29モル%、ムーニー粘度125°(1+4)80〜90、M値220,000および分子量分布2.0のエチレン−プロピレン共重合体90gが回収される。収率はバナジウム1gあたり重合体70.9kgである。
例15
助触媒として2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−アセトキシ酪酸エチル(式1において、R’=C、n=1、x=CO、R”=CH)の存在下での、懸濁液中エチレン−プロピレン共重合
助触媒として2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−アセトキシ酪酸エチルを使用する以外は、例14と同じ手順を採用する。
乾燥およびカレンダー加工の後、プロピレン含有量28〜29モル%、ムーニー粘度125°(1+4)80〜90、M値220,000および分子量分布2.0のエチレン−プロピレン共重合体95gが回収される。収率はバナジウム1gあたり重合体74.8kgである。
例16
助触媒として2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヘプタノイルオキシ酪酸エチル(式1において、R’=C、n=1、x=CO、R”=CH(C)の存在下での、懸濁液中エチレン−プロピレン共重合(表3参照)
助触媒として2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヘプタノイルオキシ酪酸エチルを使用する以外は、例14と同じ手順を採用する。
乾燥およびカレンダー加工の後、プロピレン含有量28〜29モル%、ムーニー粘度125°(1+4)80〜90、M値220,000および分子量分布2.0のエチレン−プロピレン共重合体97gが回収される。収率はバナジウム1gあたり重合体76.4kgである。
例17
助触媒として2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸エチル(式1において、R’=C、n=0、R”=H)の存在下での、パイロット規模でのエチレン−プロピレン共重合(表3参照)
この実験には、60リットルCSTR反応器を有するパイロットプラントを使用する。モノマーおよび触媒混合物の成分は、薬品をタンクから吸引し、供給櫛(comb)上に送る微量投入ポンプを通して供給する。DEACは別に供給する。反応は、平均体積40リットル、平均滞留時間1時間(プロピレン28リットル/時間およびプロパン12リットル/時間)で行う。気相中反応混合物の最終組成および条件は、水素0.45%、エチレン9.05%、プロピレン63.35%、プロパン27.15%、温度20℃、圧力10バールである。重合は、2基の、水を満たした400リットルストリッパー上に連続的に排出し、ソーダおよびタルクを含み、蒸気で60℃に加熱した溶液2%を添加する反応器のレベル制御で行う。40時間の重合後、DEAC829.5g(6.88モル)をバナジウムアセチルアセトネート3.00g(8.6ミリモル、アルミニウム/バナジウムモル比=800)および2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸エチル33.26g(0.109モル、助触媒/バナジウムモル比=12.7)と共に供給し、プロピレン含有量46〜47モル%、ムーニー粘度125°(1+4)60〜70、M値2200,000および分子量分布2.0のエチレン−プロピレン共重合体25kgが得られた。収率はバナジウム1gあたり重合体57.1kgである。プロセスシミュレーションが、CSTRを平均滞留時間1時間で供給することにより、触媒の30%が反応しないことを示すと考えると、実際の収率はバナジウム1gあたり重合体81.5kgである。
例18
助触媒として2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸エチル(式1において、R’=C、n=0、R”=H)の存在下での、パイロット規模でのエチレン−プロピレン−ENB三元共重合(表3参照)
例17と同じパイロットプラントを使用する。反応は、平均体積40リットル、平均滞留時間1時間(プロピレン30リットル/時間およびプロパン10リットル/時間)で行う。
気相中反応混合物の最終組成および条件は、エチレン20.38%、プロピレン56.53%、プロパン23.09%、温度20℃、圧力10バールである。水素は存在しない。30時間の重合後、DEAC541.3g(4.49モル)をバナジウムアセチルアセトネート1.95g(5.6ミリモル、アルミニウム/バナジウムモル比=802)、2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸エチル20.39g(0.067モル、助触媒/バナジウムモル比=12)およびENB6.5kgと共に供給し、プロピレン33〜34%およびENB7〜8%を含み、M値約600,000および分子量分布2.5のターポリマー20kgが得られた。収率はバナジウム1gあたり重合体70.1kgである。プロセスシミュレーションが、CSTRを平均滞留時間1時間で供給することにより、触媒の30%が反応しないことを示すと考えると、実際の収率はバナジウム1gあたり重合体100.0kgである。
例19
助触媒としてトリクロロ酢酸エチルの存在下でのエチレン−プロピレン共重合(表3参照)
助触媒としてトリクロロ酢酸エチルを使用する以外は、例14と同じ手順を採用する。
同じ組成および分子量分布を有する共重合体78gが得られ、従って、収率はバナジウム1gあたり61.4kgであるが、エチレン−プロピレン反応性比(Re*Rp)例14で得た共重合体の0.5に対して、0.9である。
Figure 2006008677
Figure 2006008677
表2のデータから、特許権請求する活性剤の使用により、収量が比較例に対して約50%増加することが容易に分かる。コモノマーの配合に関して、重合体の特徴、分子量および相対的な分布は、実質的に変化していない。
Figure 2006008677
比較例と例14を比較することにより、重合収率が約20%増加する利点が明らかである(溶液中試験に関する表2でさらに顕著に示されている)のみならず、(表中に示すrxrの値を比較することにより)重合鎖における組成の均質性も改良されている。
さらに、溶液中における試験に関して、本発明の塩素化された活性剤を使用した場合に収率が高くなっている。

Claims (20)

  1. 一般式(1):
    Figure 2006008677
    (式中、
    ・Xは(−CO)カルボニルまたは(−SO−)スルホニル基を表し、
    ・nは0または1であり、
    ・R’は、1〜20個の炭素原子を有する、所望によりハロゲン置換されたアルキルまたはアルキルアリール基であり、
    ・R”=R’、Hである)
    を有する化合物を製造する方法であって、
    (i)亜鉛の存在下で、トリクロロ−アセトアルデヒドおよびトリクロロ−酢酸のエステルを反応させて、n=0、R”=H、R’が前記の1〜20個の炭素原子を有する、所望によりハロゲン置換されたアルキルまたはアルキルアリール基、を表す一般式(1a)の化合物を製造する、第一工程と、
    (ii)前記工程(i)で得られた一般式(1a)の化合物を、従来技術により、一般式(1)における、
    (a)n=1、Xが−CO−および−SO−から選択され、R”=アルキルまたはアルキルアリールであるか、または
    (b)n=0、R”=アルキルまたはアルキルアリール、である化合物に転化する、任意の第二工程と
    を含んでなる方法。
  2. 前記工程(i)の反応が、温度15℃〜70℃で、不活性環境中、無水溶剤の存在下で行われる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記工程(i)において、トリクロロ酢酸エステル/亜鉛のモル比が1未満である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記工程(i)において、前記トリクロロ酢酸エステル/亜鉛のモル比が0.5〜1である、請求項3に記載の方法。
  5. 前記工程(i)において、トリクロロ酢酸エステル/トリクロロアセトアルデヒドのモル比が1を超える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記工程(i)において、前記トリクロロ酢酸エステル/トリクロロアセトアルデヒドのモル比が1〜2である、請求項5に記載の方法。
  7. R”がH、CH、CH(CH、およびCFから選択される、請求項1に記載の方法。
  8. (a) 一般式:LVO(式中、(i)pは2〜4の整数であり、(ii)qは0または1の値を有することができ、(iii)p+qの合計は3または4でなければならず、(iv)Lはハロゲンまたはベータ−ジカルボニル基である)であるバナジウム錯体、
    (b) 一般式AlR'''3y−zCl(式中、R'''は、直鎖または分岐鎖状の1〜20個の炭素原子を含むアルキル基を表し、「y」=1または2、「z」は1〜3y−1の整数である)の塩素化されたアルキルアルミニウム、および
    (c)塩素化された助触媒
    を含んでなる触媒系の存在下で、オレフィンの(共)重合方法、とりわけエチレン/プロピレン(EPR)またはエチレン/プロピレン/ジエン(EPDM)エラストマー状共重合体を製造する方法であって、
    前記塩素化された助触媒(c)が、一般式(1)を有する化合物から選択される、方法。
  9. 前記一般式:LVOを有するバナジウム錯体において、L=Clである、請求項8に記載の方法。
  10. 前記一般式:LVOを有するバナジウム錯体において、Lが、アセチルアセトネート、ホルミルアセトネート、およびベンゾイルアセトネートから選択されたベータ−ジカルボニル基である、請求項8に記載の方法。
  11. 前記化合物AlR'''3y−zClにおいて、R'''が、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基である、請求項8に記載の方法。
  12. 前記塩素化されたアルキルアルミニウムとバナジウム錯体とのモル比が1〜1,000である、請求項8に記載の方法。
  13. 前記塩素化されたアルキルアルミニウムとバナジウム錯体とのモル比が3〜100である、請求項12に記載の方法。
  14. 前記塩素化されたアルキルアルミニウムとバナジウム錯体とのル比が5〜50である、請求項13に記載の方法。
  15. 前記一般式(1)を有する塩素化された助触媒とバナジウムとモル比が1〜40である、請求項8に記載の方法。
  16. 前記一般式(1)を有する塩素化された助触媒とバナジウムとモル比が1〜10である、請求項15に記載の方法。
  17. 温度が10〜30℃、圧力が5〜20気圧である、請求項8に記載の方法。
  18. 溶液中で行われる、請求項8に記載の方法。
  19. 懸濁液中で行われる、請求項8に記載の方法。
  20. 前記塩素化された一般式(1)を有する化合物が、
    ・2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヘプタノイルオキシ酪酸エチル(式1において、R’=C、n=1、x=CO、R”=CH(C)、
    ・2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−ヒドロキシ酪酸エチル(式Iにおいて、R’=C、n=0、R”=H)、
    ・2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−アセトキシ酪酸エチル(式1において、R’=C、n=1、x=CO、R”=CH)、および
    ・2,2,4,4,4−ペンタクロロ−3−トリフルオロメタンスルホニルオキシ酪酸エチル(式1において、R’=C、n=1、x=SO、R”=CF
    から選択される、請求項8に記載の方法。
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