JPH09110900A - トロンボモジュリンの精製方法 - Google Patents

トロンボモジュリンの精製方法

Info

Publication number
JPH09110900A
JPH09110900A JP7300682A JP30068295A JPH09110900A JP H09110900 A JPH09110900 A JP H09110900A JP 7300682 A JP7300682 A JP 7300682A JP 30068295 A JP30068295 A JP 30068295A JP H09110900 A JPH09110900 A JP H09110900A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thrombomodulin
human urine
hydroxyapatite
solution
chromatography
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7300682A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3745805B2 (ja
Inventor
Junichi Kajiwara
淳一 梶原
Aki Asada
亜希 浅田
Kozue Shibata
こずえ 柴田
Kazuo Kato
和夫 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON CHEM RES KK
JCR Pharmaceuticals Co Ltd
Original Assignee
NIPPON CHEM RES KK
JCR Pharmaceuticals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON CHEM RES KK, JCR Pharmaceuticals Co Ltd filed Critical NIPPON CHEM RES KK
Priority to JP30068295A priority Critical patent/JP3745805B2/ja
Priority to KR1019960047563A priority patent/KR970021092A/ko
Priority to CN96112462A priority patent/CN1151406A/zh
Priority to US08/735,950 priority patent/US5753123A/en
Priority to AT96117071T priority patent/ATE215968T1/de
Priority to EP96117071A priority patent/EP0770626B1/en
Priority to DE69620539T priority patent/DE69620539T2/de
Priority to TW085113059A priority patent/TW408129B/zh
Publication of JPH09110900A publication Critical patent/JPH09110900A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3745805B2 publication Critical patent/JP3745805B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/745Blood coagulation or fibrinolysis factors
    • C07K14/7455Thrombomodulin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
    • A61P7/02Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 人尿トロンボモジュリンの新しい精製法を提
供する。 【解決手段】 人尿トロンボモジュリンの精製にヒドロ
キシアパタイトを吸着剤とする吸着クロマトグラフィー
を用いることよりなる人尿トロンボモジュリンの精製方
法。 【効果】 簡単な操作で人尿トロンボモジュリンを精製
することができ、トロンボモジュリン含量の低い試料を
精製する場合でも含量の高い試料の場合に勝る精製倍率
で精製することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は人尿中のトロンボモジュ
リンを濃縮、精製する方法に関する。トロンボモジュリ
ンは抗血液凝固物質であり、血液凝固能異常に関わる疾
患の予防及び治療剤として期待されている。
【0002】
【従来の技術】トロンボモジュリン(以下TMと略称す
る)は血管内皮細胞上に存在する高親和性のトロンビン
受容体でプロテインCの活性化を促進する蛋白としてエ
ヌ・エル・エスモン(N.L.Esmon)らにより見
いだされた(J.Biol.Chem.257:859
−864,1982)。TMはトロンビンと1:1で結
合し、Ca2+の存在下でプロテインCを活性化する一
方、TMに結合したトロンビンはフィブリノゲン凝固作
用、血小板活性化などほとんどすべての凝固活性を失
う。またTMは内因性ヘパリン作用を示し、アンチトロ
ンビンIII によるトロンビン抑制を促進することも知ら
れており、新しいタイプの薬剤として臨床応用が期待さ
れている。
【0003】ヒトTMは当初エッチ・エッチ・サレム
(H.H.Salem)らによって人胎盤から精製され
たが(J.Biol.Chem.259:12246−
12251,1984)、大量にTMを得る際の材料と
しては不適切であった。またヒトTMの遺伝子構造も鈴
木らによって明らかにされたが(EMBO J.6:1
891−1897,1987)、TMは多くの糖鎖を含
んでいるため遺伝子工学的手法により天然型と全く同じ
糖鎖を有するものを合成するのは難しい。その後、山本
ら(J.Biochem.113:433−440,1
993)やディ・イ・ジャクソン(D.E.Jacks
on)ら(Eur.J.Biochem.221:10
79−1087,1994) により人尿中TMが精製さ
れ、天然型TMの精製原料として人尿が適していること
が示された。尿からの精製法については山本らはQAE
セファデックス、抗TMモノクロナール抗体カラム、ト
ロンビンをリガンドとしたアフィニティーカラム、セフ
ァデックスG−200を用いて精製TMを得ているが、
この方法にはモノクロナール抗体の調製が必要で、煩雑
である。また、ディ・イ・ジャクソン(D.E.Jac
kson)らはDEAEセファロース、トロンビンをリ
ガンドとしたアフィニティーカラム、逆相HPLCによ
って精製しているが、逆相HPLCでの収率が極めて悪
い点、HPLCを用いているので大量精製には不向きで
あるという問題点がある。さらに青木ら(特開63−3
0423)や国広ら(特開03−218399)は新鮮
尿からイオン交換クロマトグラフィー、トロンビン結合
アフィニティーカラム、ゲルろ過によりTMを精製した
と報告している。しかしながら本発明者らの経験では尿
中に含まれるTM量は必ずしも一定しておらず、特に尿
中含量が低い場合にはこの方法では不十分であることが
多い。従ってこのような場合に簡便で且つ有効な精製手
段の開発が望まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者らは
尿中のTM含量に関わらず純度の高いTMを得るための
精製手段について検討することにした。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこの課題を
解決するために研究を重ねた結果、ヒドロキシアパタイ
トを吸着剤とする吸着クロマトグラフィーがトロンボモ
ジュリンの精製に極めて有効であることを見いだし、本
発明を確立するに至った。
【0006】本発明は、人尿トロンボモジュリンの精製
にヒドロキシアパタイトを吸着剤とする吸着クロマトグ
ラフィーを用いることを特徴とする人尿トロンボモジュ
リンの精製方法である。本発明の方法の原料である人尿
トロンボモジュリン含有試料としては原尿または硫安分
画等により濃縮したものが用いられるが、種類としては
特に限定はされないが、できれば陰イオン交換クロマト
グラフィー、トロンビン結合アフィニティークロマトグ
ラフィーなどで予備精製したものが好ましい。
【0007】ヒドロキシアパタイトは、市販品(生化学
工業(株)製、和光純薬(株)製など)を用いることが
できる。
【0008】また試料量が少ない場合には分取用あるい
は分析用HPLCカラム、例えばTSKgel HA−
1000(東ソー(株))、KBC系カラム(高研)な
どが使用可能である。
【0009】ヒドロキシアパタイトをカラムに詰めた
後、pH5−8好ましくはpH6−7に調整した1−3
0mM好ましくは5−10mMのリン酸系緩衝液でカラ
ムを平衡化する。この時使用する平衡化液には塩化カル
シウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシ
ウムなどの塩類を添加した方が効果的である。特に好ま
しくは1mM以下の塩化カルシウムを用いるのがよい。
【0010】次に同緩衝液に置換した試料をカラムにア
プライした後、同緩衝液で十分に洗浄する。280nm
における吸収が十分低下した後、リン酸の直線濃度勾配
で溶出する。TMの精製には5から300mM程度の濃
度勾配が適当であるが、TMは一番最初に溶出され(リ
ン酸濃度が50−100mM程度)、引き続いて不純物
が溶出されてくる。なおオープンカラムを用いる場合に
はカラムの形状を細長くした方が良好な分離が得られ
る。本工程終了時でまだ不純物が検出される場合にはゲ
ルろ過などで最終精製を行うことができるが、本発明の
ヒドロキシアパタイトを用いる吸着クロマトグラフィー
では比活性の低い試料をかけた時も精製後には比活性の
高い試料をかけた時と同等の純度のものが得られるのが
特長である。
【0011】本発明の方法はたとえば、イオン交換クロ
マトグラフィー、トロンビン結合アフィニティークロマ
トグラフィー、ゲルろ過クロマトグラフィーなどの他の
クロマトグラフィーと組み合わせて人尿トロンボモジュ
リンの精製に用いることができる。
【0012】なお、各精製工程におけるTMの活性測定
は以下の方法で行うことができる。緩衝液A(0.1M
塩化ナトリウム、3.5mM塩化カルシウムを含む20
mMトリス塩酸緩衝液(pH7.5))30μl、ヒト
プロテインC溶液(緩衝液B(緩衝液Aに0.1% B
SAを溶かした液)で100μg/mlに調製した液)
10μl、試料及び標準試料10μlを混合後、ヒトト
ロンビン溶液(緩衝液Bで4U/mlに調製した液)5
0μlを添加し、37℃で30分間インキュベートす
る。その後、ヒトアンチトロンビンIII 溶液(緩衝液C
(0.1M塩化ナトリウム、1mM塩化カルシウムを含
む50mMトリス塩酸緩衝液(pH7.5))で50μ
g/mlに調製した液)150μl、ヘパリン溶液(緩
衝液Cで2U/mlに調製した液)50μlを添加し、
37℃で15分間インキュベートする。基質溶液(テス
トチームS−2366(第一化学(株))25mgを2
3.19mlの緩衝液Cに溶解した液)600μlを添
加し、37℃で20分間インキュベート後、50%酢酸
溶液100μlを加えて反応を停止させる。405nm
における吸収を測定し、標準試料の値から試料中のTM
含量を算出する。(標準試料としてはウサギ肺由来TM
を緩衝液Bで2,5,10,20,40mU/mlに希
釈したものを使用。)
【0013】
【実施例】次に本発明の方法について実施例により具体
的に示すが、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。
【0014】(実施例1)以下に異なる2ロットの人尿
各2000Lから精製した結果について示した。新鮮な
人尿2000LをpH5.5とした後、吸着体としてキ
トサン0.5%(w/v)を加えて攪はんした。pHを
5.5に30分間保った後、ろ過し、水洗浄後5%硫酸
アンモニウム溶液(pH10.5)に懸濁して室温で1
時間攪はんした。その後ろ過洗浄して吸着成分を溶出し
た後、60%硫安分画を行い、沈澱部分を回収した。得
られた沈澱を20mMトリス塩酸緩衝液(pH8.0)
に溶解後、同緩衝液に透析し、あらかじめ同緩衝液で平
衡化したDEAE−トヨパール650Mカラム(樹脂量
1.2L,11.5×11cm)(東ソー(株))にア
プライした。カラムを同緩衝液で洗浄後、0.3M塩化
ナトリウムを含む同緩衝液で溶出した。この溶出画分を
プールし、20mMトリス塩酸緩衝液(pH8.0)で
3倍希釈後、最終濃度が5mMとなるように塩化カルシ
ウムを添加した。次にあらかじめ0.1M塩化ナトリウ
ム、5mM塩化カルシウムを含む20mMトリス塩酸緩
衝液(pH8.0)で平衡化したDIP−トロンビン結
合セファロースカラム(樹脂量40ml,2.5×8c
m)にアプライし、同緩衝液で洗浄後、2M塩化ナトリ
ウム、10mM EDTAを含む20mMトリス塩酸緩
衝液(pH8.0)で溶出した。溶出画分を0.4mM
塩化カルシウム、0.9%塩化ナトリウムを含む5mM
リン酸ナトリウム緩衝液(pH6.8)に透析後、あら
かじめ同緩衝液で平衡化したヒドロキシアパタイトカラ
ム(樹脂量20ml,1.0cm×25cm)(生化学
工業(株))にアプライした。同緩衝液で洗浄後、5か
ら300mMのリン酸ナトリウム直線濃度勾配で溶出し
たところ、図1(Lot.1)及び図2(Lot.2)
に示すようにTM活性は最初に鋭いピークとして溶出さ
れ、それに続いて不純物が溶出されてきた。この活性画
分を濃縮後、あらかじめ0.9%塩化ナトリウムを含む
25mMリン酸ナトリウム緩衝液(pH7.0)で平衡
化したセファクリルS−300カラム(樹脂量80m
l,1.5cm×90cm)(ファルマシア)にアプラ
イし、同緩衝液で溶出した。2回の精製結果を表1に示
したが、ヒドロキシアパタイトカラムにかける前の比活
性が低い試料でも精製後には十分高い比活性のものが得
られた。また最終精製試料の還元、非還元条件下のSD
Sポリアクリルアミド電気泳動の結果を図3に示した
が、いずれのロットにおいてもTMに特徴的な近接する
2本のバンド(還元条件下で分子量7万付近)が認めら
れた。
【0015】
【表1】 ─────────────────────────────────── 総活性 収率 比活性 精製倍率 (U) (%) (U/mg) (倍) ─────────────────────────────────── ヒドロキシアパタイト 5556 100 446.3 1.0 クロマト前(Lot.1) ヒドロキシアパタイト 4483 81 1306.9 2.9 クロマト後(Lot.1) ─────────────────────────────────── ヒドロキシアパタイト 3071 100 28.7 1.0 クロマト前(Lot.2) ヒドロキシアパタイト 2565 84 674.6 23.5 クロマト後(Lot.2) ───────────────────────────────────
【0016】(実施例2)次に精製された試料が確かに
TMであることを確認するためにアミノ酸組成及びN末
端アミノ酸配列について調べた。なおアミノ酸組成は6
N塩酸加水分解後、アミノ酸分析装置(ベックマン社
製)により分析し、N末端アミノ酸配列はプロテインシ
ークエンサー473A(アプライドバイオシステム社
製)にて分析した。アミノ酸分析の結果を表2に、N末
端アミノ酸配列を下に示したが、いずれも既報の結果と
良く一致し、精製品が確かにヒトTMであることが確認
された。 N末端アミノ酸配列:Ala−Pro−Ala−Glu
−Pro−Gln−Pro−Gly−Gly−Ser−
Gln−
【0017】
【表2】 N.D.:検出されず Ref.:TMのAla 1−Asp 468部分のア
ミノ酸配列から計算した値 (Asx:Asp+Asn,Glx:Glu+Gln)
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、操作容易な吸着クロマ
トグラフィーによって人尿トロンボモジュリンを高倍率
で濃縮精製することができるばかりでなく、トロンボモ
ジュリン比活性の低い試料でも比活性の高い試料を用い
る場合に勝る精製倍率で精製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1において、ヒドロキシアパタイトカラ
ムに人尿トロンボモジュリン含有試料(Lot.1)を
吸着後リン酸ナトリウム直線濃度勾配で溶出したときの
トロンボモジュリンの溶出パターンを示す。
【図2】実施例1において、図1の場合と同様に試料
(Lot.2)について行ったトロンボモジュリンの溶
出パターンを示す。
【図3】実施例1において、得られた人尿トロンボモジ
ュリン精製物の還元および非還元条件下のSDSポリア
クリルアミド電気泳動の結果を示す写真である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人尿トロンボモジュリンの精製にヒドロ
    キシアパタイトを吸着剤とする吸着クロマトグラフィー
    を用いることを特徴とする人尿トロンボモジュリンの精
    製方法。
  2. 【請求項2】 人尿トロンボモジュリン含有試料の溶液
    をヒドロキシアパタイトを充填したカラムにかけてトロ
    ンボモジュリンを吸着させ、次いでヒドロキシアパタイ
    トからトロンボモジュリンを脱着することを特徴とする
    トロンボモジュリンの精製方法。
  3. 【請求項3】 トロンボモジュリン含有試料が人尿の原
    液もしくはその硫安分画による濃縮物、または陰イオン
    交換クロマトグラフィーもしくはトロンビン結合アフィ
    ニティークロマトグラフィーで予備精製したものである
    請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 吸着をpH5−8で行い、脱着をリン酸
    の濃度勾配で行う請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 イオン交換クロマトグラフィー、トロン
    ビン結合アフィニティークロマトグラフィー、およびゲ
    ルろ過クロマトグラフィーの一つ以上と組み合わせて行
    う請求項1または2記載の方法。
JP30068295A 1995-10-18 1995-10-24 トロンボモジュリンの精製方法 Expired - Fee Related JP3745805B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30068295A JP3745805B2 (ja) 1995-10-24 1995-10-24 トロンボモジュリンの精製方法
KR1019960047563A KR970021092A (ko) 1995-10-18 1996-10-22 트롬보모둘린의 정제 방법
US08/735,950 US5753123A (en) 1995-10-24 1996-10-23 Method for purifying thrombomodulin
CN96112462A CN1151406A (zh) 1995-10-24 1996-10-23 纯化凝血调节蛋白的方法
AT96117071T ATE215968T1 (de) 1995-10-24 1996-10-24 Verfahren zur reinigung von thrombomodulin
EP96117071A EP0770626B1 (en) 1995-10-24 1996-10-24 Method for purifying thrombomodulin
DE69620539T DE69620539T2 (de) 1995-10-24 1996-10-24 Verfahren zur Reinigung von Thrombomodulin
TW085113059A TW408129B (en) 1995-10-24 1996-10-24 Method for purifying human urinary thrombomodulin by using hydroxyapatite column

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30068295A JP3745805B2 (ja) 1995-10-24 1995-10-24 トロンボモジュリンの精製方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09110900A true JPH09110900A (ja) 1997-04-28
JP3745805B2 JP3745805B2 (ja) 2006-02-15

Family

ID=17887810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30068295A Expired - Fee Related JP3745805B2 (ja) 1995-10-18 1995-10-24 トロンボモジュリンの精製方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5753123A (ja)
EP (1) EP0770626B1 (ja)
JP (1) JP3745805B2 (ja)
CN (1) CN1151406A (ja)
AT (1) ATE215968T1 (ja)
DE (1) DE69620539T2 (ja)
TW (1) TW408129B (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008044631A1 (fr) 2006-10-06 2008-04-17 Asahi Kasei Pharma Corporation Agent thérapeutique et/ou améliorant pour la coagulation intravasculaire disséminée
JP2008525381A (ja) * 2004-12-23 2008-07-17 ノボ ノルディスク ヘルス ケア アクチェンゲゼルシャフト 関心のあるビタミンk依存性タンパク質を含んでなる組成物中におけるタンパク質混入物の量の減少
WO2008117735A1 (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Asahi Kasei Pharma Corporation 高純度可溶性トロンボモジュリンの製造方法
WO2011136313A1 (ja) * 2010-04-30 2011-11-03 旭化成ファーマ株式会社 高純度可溶性トロンボモジュリン及びその製造方法
WO2013073545A1 (ja) 2011-11-15 2013-05-23 旭化成ファーマ株式会社 敗血症の治療及び/又は改善のための医薬
WO2013179910A1 (ja) 2012-05-31 2013-12-05 学校法人近畿大学 抗癌剤に起因する末梢性神経障害性疼痛の予防及び/又は治療剤
WO2020067389A1 (ja) 2018-09-28 2020-04-02 旭化成ファーマ株式会社 抗悪性腫瘍剤による末梢神経障害の症状軽減及び/又は発症抑制のための医薬
WO2020084853A1 (ja) 2018-10-22 2020-04-30 旭化成ファーマ株式会社 凝固異常を伴う敗血症の治療及び/又は改善のための医薬

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070142629A1 (en) * 2004-06-16 2007-06-21 Ciphergen Biosystems, Inc. Multichemistry fractionation
CN107987157A (zh) * 2017-12-19 2018-05-04 江苏艾迪药业有限公司 一种可工业化生产的人来源血凝调节蛋白的制备方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USH1148H (en) * 1987-04-17 1993-03-02 Method of separating activated human protein C
US5202421A (en) * 1988-12-27 1993-04-13 Mochida Pharmaceutical Co., Ltd. Anticoagulant substance obtained from urine and process for the preparation thereof
FR2658517B2 (fr) * 1989-04-12 1992-06-19 Fondation Nale Transfusion San Preparation de la proteine c activee et solution de proteine c activee ainsi obtenue.
GB9007657D0 (en) * 1990-04-04 1990-05-30 Connaught Lab Purification of a pertussis outer membrane protein(omp69)
US5378816A (en) * 1992-12-16 1995-01-03 Berlex Laboratories, Inc. Methods for high purity chromatographic separation of proteins having EGF-like binding domains

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008525381A (ja) * 2004-12-23 2008-07-17 ノボ ノルディスク ヘルス ケア アクチェンゲゼルシャフト 関心のあるビタミンk依存性タンパク質を含んでなる組成物中におけるタンパク質混入物の量の減少
US9187549B2 (en) 2004-12-23 2015-11-17 Novo Nordisk Healthcare A/G Reduction of the content of protein contaminants in compositions comprising a vitamin K-dependent protein of interest
JP2013100300A (ja) * 2004-12-23 2013-05-23 Novo Nordisk Health Care Ag 関心のあるビタミンk依存性タンパク質を含んでなる組成物中におけるタンパク質混入物の量の減少
WO2008044631A1 (fr) 2006-10-06 2008-04-17 Asahi Kasei Pharma Corporation Agent thérapeutique et/ou améliorant pour la coagulation intravasculaire disséminée
KR101238047B1 (ko) * 2007-03-23 2013-02-27 아사히 가세이 파마 가부시키가이샤 고순도 가용성 트롬보모듈린의 제조방법
US8952137B2 (en) 2007-03-23 2015-02-10 Asahi Kasei Pharma Corporation Method for producing high-purity soluble thrombomodulin
US8258269B2 (en) 2007-03-23 2012-09-04 Asahi Kasei Pharma Corporation Method for producing high-purity soluble thrombomodulin
JP5117486B2 (ja) * 2007-03-23 2013-01-16 旭化成ファーマ株式会社 高純度可溶性トロンボモジュリンの製造方法
AU2008230465B2 (en) * 2007-03-23 2011-10-13 Asahi Kasei Pharma Corporation Method for producing high-purity soluble thrombomodulin
JPWO2008117735A1 (ja) * 2007-03-23 2010-07-15 旭化成ファーマ株式会社 高純度可溶性トロンボモジュリンの製造方法
WO2008117735A1 (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Asahi Kasei Pharma Corporation 高純度可溶性トロンボモジュリンの製造方法
JP5722314B2 (ja) * 2010-04-30 2015-05-20 旭化成ファーマ株式会社 高純度可溶性トロンボモジュリン及びその製造方法
JP2015071646A (ja) * 2010-04-30 2015-04-16 旭化成ファーマ株式会社 高純度可溶性トロンボモジュリン
WO2011136313A1 (ja) * 2010-04-30 2011-11-03 旭化成ファーマ株式会社 高純度可溶性トロンボモジュリン及びその製造方法
US9127089B2 (en) 2010-04-30 2015-09-08 Asahi Kasei Pharma Corporation Highly-purified soluble thrombomodulin and method for producing same
WO2013073545A1 (ja) 2011-11-15 2013-05-23 旭化成ファーマ株式会社 敗血症の治療及び/又は改善のための医薬
WO2013179910A1 (ja) 2012-05-31 2013-12-05 学校法人近畿大学 抗癌剤に起因する末梢性神経障害性疼痛の予防及び/又は治療剤
WO2020067389A1 (ja) 2018-09-28 2020-04-02 旭化成ファーマ株式会社 抗悪性腫瘍剤による末梢神経障害の症状軽減及び/又は発症抑制のための医薬
WO2020084853A1 (ja) 2018-10-22 2020-04-30 旭化成ファーマ株式会社 凝固異常を伴う敗血症の治療及び/又は改善のための医薬

Also Published As

Publication number Publication date
CN1151406A (zh) 1997-06-11
DE69620539T2 (de) 2002-08-08
JP3745805B2 (ja) 2006-02-15
TW408129B (en) 2000-10-11
DE69620539D1 (de) 2002-05-16
US5753123A (en) 1998-05-19
ATE215968T1 (de) 2002-04-15
EP0770626A3 (en) 1998-04-08
EP0770626B1 (en) 2002-04-10
EP0770626A2 (en) 1997-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE69528471T2 (de) Verfahren zur reinigung von faktor viii
AT407115B (de) Verfahren zur herstellung eines konzentrates von standardisiertem, menschlichem von willebrand-faktor
EP0144957B1 (en) Process for purifying factor viii:c
US7863420B2 (en) Process for removing fibronectin from plasma fractions
CA2024667C (en) Process for preparing a concentrate of blood coagulation factor viii-von willebrand factor complex from total plasma
CA2159702C (en) High molecular and low molecular fractions of von willebrand factor
JP3390005B2 (ja) Tgf−ベータ2及びtgf−ベータ3の潜伏性で大きい複合体
Danishefsky et al. Synthesis of heparin-sepharoses and their binding with thrombin and antithrombin-heparin cofactor
BRPI0707268A2 (pt) purificação e uso de um fator para ajudar a cura de ferimento
CA2315306A1 (en) Process for the preparation in pure form of the protease activating blood clotting factor vii, its proenzyme or a mixture of both proteins by means of ion-exchange chromatography
JP2001517212A (ja) カチオン交換クロマトグラフィーによる因子VIII/vWF複合体の精製方法
JPH09110900A (ja) トロンボモジュリンの精製方法
Sakamoto et al. Studies on the interaction between heparin and mouse bone collagenase
JP2003518513A (ja) 血漿プロテアーゼからのフィブリノゲンの分離
US5071961A (en) Method of enrichment of coagulation factors ii, vii, ix and x
CN103328000A (zh) 用于从含有凝血因子的溶液中减少和/或除去FXI和FXIa的方法
JPH01144991A (ja) 血液凝固第8因子の精製方法
US4446314A (en) Fractionation of heparin
JPH09286797A (ja) ヘパリンコファクターii及びその精製方法
EP0910581B1 (de) Verfahren zur affinitätschromatographischen aufreinigung von faktor viii
DE19521313A1 (de) Verfahren zur affinitätschromatographischen Aufreinigung von Faktor VIII
JP3252595B2 (ja) アンチトロンビン−iiiの精製方法
JP2722140B2 (ja) ヒト尿性トリプシンインヒビターの製造方法
JPS597694B2 (ja) 不活化トロンビンゲルによるアンチトロンビン3の精製法
JPH04193894A (ja) 入尿トリプシンインヒビターの精製方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051025

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091202

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091202

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101202

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees