JPH09109657A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JPH09109657A
JPH09109657A JP27029195A JP27029195A JPH09109657A JP H09109657 A JPH09109657 A JP H09109657A JP 27029195 A JP27029195 A JP 27029195A JP 27029195 A JP27029195 A JP 27029195A JP H09109657 A JPH09109657 A JP H09109657A
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JP
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seat side
air conditioning
conditioning unit
side air
front seat
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Kunio Mizuno
邦男 水野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つのコンプレッサ1を共有する前席側空調
ユニット1Aと後席側空調ユニット1Bとを備えた車両
用空気調和装置において、前席側空調ユニットのエバポ
レータ3の凍結の懸念があるため、前席側空調ユニット
がオンされていなければ、後席側空調ユニットの冷房運
転が行えなかった。 【解決手段】 前席側空調ユニット1Aが冷房運転され
ていない状態で後席側空調ユニット1Bが冷房運転され
た時、前席側空調ユニット1Aを、前席側乗員に気付か
れない程度の小さい能力で冷房運転する制御手段を備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、前席側空調ユニ
ットと後席側空調ユニットとを備えた、いわゆるデュア
ルタイプの車両用空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデュアルタイプの車両用空気調和
装置の構成を図4に示す。図4において、1Aは前席側
空調ユニット、1Bは後席側空調ユニットである。これ
ら空調ユニット1A,1Bは、冷凍サイクルを構成する
コンプレッサ1とコンデンサ2とを共有している。前席
側空調ユニット1Aの冷凍サイクルは、コンプレッサ1
とコンデンサ2と空気導入ダクト4内に配置されるエバ
ポレータ3とで構成されている。前席側空調ユニット1
Aは、前記コンプレッサ1,コンデンサ2,エバポレー
タ3より成る冷凍サイクルと、ダクト4と、インテーク
ドア5と、このインテークドア5を制御して内気導入,
外気導入を切換えるインテークドアモータアクチュエー
タ6と、送風機7と、エバポレータ3の温度を監視する
電子サーモ8と、ヒータコア9と、ミックスドア9a
と、このミックスドア9aを制御して暖気と冷気の混合
割合を調節するためのミックスドアモータアクチュエー
タ10と、VENT,DEF,FOOT吹出口を備える
前席側吹出口11と、モードドア11a,11bと、こ
のモードドア11a,11bを制御して吹出口11から
の吹出モード(VENT,DEF,FOOTモード)を
切換えるモードドアモータアクチュエータ12と、コン
トロールユニット30と、エンジンコントロールユニッ
ト(以下ECUと略す)40と、前席コントロールパネ
ル50とにより構成される。
【0003】後席側空調ユニット1Bの冷凍サイクル
は、コンプレッサ1とコンデンサ2と空気導入ダクト1
4内に配置されるエバポレータ13とで構成されてい
る。後席側空調ユニット1Bは、前記前記コンプレッサ
1,コンデンサ2,エバポレータ3より成る冷凍サイク
ルと、ダクト14と、エバポレータ13の冷媒流入側に
冷媒の流入を制御するための制御弁としての電磁弁15
と、送風機17と、ヒータコア19と、ミックスドア1
9aと、このミックスドア19aを制御して暖気と冷気
の混合割合を調節するためのミックスドアモータアクチ
ュエータ20と、VENT,FOOT吹出口を備える後
席側吹出口21と、モードドア21aと、このモードド
ア21aを制御して吹出口21からの吹出モード(VE
NT,FOOTモード)を切換えるモードドアモータア
クチュエータ22と、コントロールユニット30と、後
席コントロールパネル60とにより構成される。
【0004】次に作用を説明する。前席(フロント)側
空調ユニット1Aの制御は次のとおりである。すなわ
ち、図5に示すように、前記コントールユニット30に
は、内気センサ51,外気センサ52,日射センサ5
3,水温センサ55からのセンサ出力値、前席温度設定
器54に設定された温度設定値、フロントミックスポテ
ンショからのミックスドア5の開度設定値などが入力さ
れる。コントールユニット30は、これら入力値に基づ
いて演算及び判定を行い、各モータアクチュエータ6,
10,12、ZMOS型トランジスタ回路7c,電子サ
ーモアンプ8bなどの手段に制御値を出力する。そし
て、これら手段により、制御対象としての各ドア,送風
機(ブロワ)モータ7M,コンプレッサ(コンプ)リレ
ー1Rが制御され、各ドアの切換え制御,送風機7の駆
動制御,コンプレッサ1のオンオフ制御がなされる。
尚、前席側空調ユニット1Aを冷房運転させる指示があ
ったときは、ECU40からコントロールユニット30
にコンプレッサセレクト信号が出力され、これによりコ
ントロールユニット30は電子サーモアンプ8bを制御
し、さらに、この電子サーモアンプ8bの出力に基づい
てECU40によりコンプレッサリレー1Rが制御され
る。
【0005】後席(リヤ)側空調ユニット1Bの制御は
次のとおりである。すなわち、図5に示すように、前記
コントールユニット30には、内気センサ61からの出
力値、後席温度設定器62に設定された温度設定値、リ
アミックスポテンショ63からのミックスドア19aの
開度設定値などが入力される。コントールユニット30
は、これら入力値に基づいて演算及び判定を行い、各モ
ータアクチュエータ20,22、ZMOS型トランジス
タ回路17c,リレー15Rなどの手段に制御値を出力
する。そして、これら手段により、制御対象としての各
ドア,送風機(ブロワ)モータ17M,電磁弁15が制
御され、各ドアの切換え制御,送風機の駆動制御,電磁
弁のオンオフ制御がなされる。尚、後席側空調ユニット
1Bにおいては、温度などの設定はリモコン61でも設
定できるようになっており、このリモコン61で設定さ
れた設定値は、後席コントロールパネル60に表示(デ
ィスプレイ)されて受信され、コンロトールユニット3
0に出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の車両用空気調和装置においては、後席側空調ユ
ニット1B単独では冷房運転できないようになってい
る。つまり、前席側空調ユニット1Aを運転させる指示
があったときのみECU40よりコントロールユニット
30にコンプレッサセレクト信号が出力されてコンプレ
ッサ1が作動するようになっていて、前席側空調ユニッ
ト1Aを運転させる指示がないときは、後席側空調ユニ
ット1Bを運転させる指示があっても、コンプレッサセ
レクト信号が出力されず、コンプレッサ1は作動しない
ようになっている。すなわち、前席側空調ユニット1A
が冷房運転しているときは、後席側空調ユニット1Bに
よる冷房運転も可能であるが、前席側空調ユニット1A
が停止している状態では、後席側空調ユニット1Bを冷
房運転させることができないようになっている。これ
は、後席側空調ユニット1B単独で冷房運転を行わせよ
うとすると、前席側空調ユニット1Aのエバポレータ3
が凍結する懸念があるためである。つまり、前席側空調
ユニット1Aを単独で冷房運転させる場合は、送風機7
が駆動されているとともに、電子サーモアンプ8bから
の出力によりECU40でコンプレッサ1がオン,オフ
制御されるので、エバポレータ3が凍結するようなこと
はない。また、前席側空調ユニット1A,後席側空調ユ
ニット1Bを共に冷房運転させる場合には、さらに、冷
媒が後席側空調ユニット1Bのエバポレータ13に分配
されるので前席側空調ユニット1Aのエバポレータ3が
凍結するようなことはないし、後席側空調ユニット1B
においても送風機17が駆動されるとともに、電磁弁1
5でエバポレータ13への冷媒流入量が制御されること
から、エバポレータ13も凍結するようなことはない。
しかしながら、後席側空調ユニット1B単独運転の時、
コンプレッサ1を作動させて冷房運転させた場合、前席
側空調ユニット1Aのエバポレータ3には冷媒流入側に
電磁弁が設けられていないので、エバポレータ3に冷媒
が流入されつづけ、さらには送風機7は駆動されていな
いので、エバポレータ3が凍結する恐れがある。また、
後席側空調ユニット1Bのエバポレータ13は電子サー
モを備えていないので、後席側空調ユニット1Bの単独
運転では、電子サーモによるコンプレッサ1のオンオフ
制御ができないので、エンジン回転数がダウンしたとき
などにコンプレッサ1が停止してしまってエバポレータ
13の温度が上がってしまうような事態が生じ、後席側
空調ユニット1B単独では快適な冷房運転が行えない。
上述したような理由から、後席側空調ユニット1Bを単
独に作動させて冷房運転させることはできないような構
成になっている。
【0007】ところが、ユーザは上記構成をほとんど認
識していないため、前席側空調ユニット1Aが停止して
いる状態で、後席側空調ユニット1B単独で冷房運転さ
せようとするが、上述したように、構成上、後席側空調
ユニット1B単独の冷房運転は行われないため、夏期の
日射時など、車室内の後席側が高温になってしまうとい
う課題があった。尚、後席側空調ユニット1B単独で冷
房運転できるようにすることは可能であるが、この場
合、前席側空調ユニット1Aのエバポレータ3の冷媒流
入側(図4のXの位置)に電磁弁を追加すると共に、後
席側空調ユニット1Bのエバポレータ13用の電子サー
モを追加する必要があるので、コストアップとなるとい
う課題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
車両用空気調和装置は、車両内に、1つのコンプレッサ
を共有する前席側空調ユニットと後席側空調ユニットと
を備え、前席側空調ユニットは、エバポレータを有する
とともにこのエバポレータの温度を監視して前記コンプ
レッサを制御するための温度監視手段を有しており、後
席側空調ユニットは、エバポレータを有するとともにこ
のエバポレータの冷媒流入側に冷媒の流入を制御するた
めの制御弁を有して成る車両用空気調和装置であって、
前記前席側空調ユニットが冷房運転されていない状態で
前記後席側空調ユニットが冷房運転された時、前席側空
調ユニットを、前席側乗員に気付かれない程度の小さい
能力で冷房運転する制御手段(コントロールユニット3
0及び第1,第2の制御ソフトウエア)を備えて成るも
のである。本発明の請求項2に係る車両用空気調和装置
では、前記制御手段により、前記前席側空調ユニットの
エバポレータを凍結させないために最小限必要なだけ前
席側空調ユニット内の送風機を駆動するようにした。本
発明の請求項3に係る車両用空気調和装置は、前記制御
手段により前記前席側空調ユニットで発生した風を、ダ
クト70を介して後席側に送風するようにした。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、図1に基づいて本発明による車両
用空気調和装置の実施の形態1を説明する。実施の形態
1による車両用空気調和装置は、図4に示す従来の装置
構成に加えて、図1に示すような制御フローをコントロ
ールユニット30に実行させるための第1の制御ソフト
ウエアを備えたものである。すなわち、コントロールユ
ニット30と前記第1の制御ソフトウエアとにより、本
発明の制御手段が構成されているものである。
【0010】前記第1の制御ソフトウエアにより、コン
トロールユニット30は、前席側空調ユニット1Aを制
御する(フロント制御)。この制御処理の流れを図1に
基づいて説明する。まず、ステップS1で、フロントオ
フスイッチがオンでなければ、前席側空調ユニット1A
をオンとすべきなので、ステップS2に示すように、コ
ンプレッサ1をオン,前席側空調ユニット1A内の送風
機7をオンして、前席側空調ユニット1Aの通常動作が
なされる。尚、この時、リアA/Cスイッチがオンされ
ると、後席側空調ユニット1Bも、図5で説明したよう
な通常動作がなされる。以上は、従来と同様である。一
方、ステップS1で、フロントオフスイッチがオンであ
れば前席側空調ユニット1Aがオフであり、またステッ
プS3で、リアA/Cスイッチがオンであれば後席側空
調ユニット1Bがオンである。このように、前席側空調
ユニット1Aがオフにも拘らず、後席側空調ユニット1
Bがオンとなれば、ステップS4を経て、ステップS6
〜ステップS12に基づく、前席側空調ユニット1Aの
小さい冷房能力下での冷房運転がなされる。すなわち、
ステップS4で、外気温度が0°C以上かを判断し、外
気温度が0°Cより低ければ、ステップS5に進んで、
コンプレッサ1,送風機7ともオフとし、無駄な冷房が
行われるのを阻止したり、コンプレッサ1の負担を軽減
する。外気温度が0°C以上であればステップS6に進
み、ステップS6では、前席側空調ユニット1Aによる
空調の温度目標値XMを現在の車室内温度INC.Sと
同一値とする。ステップS7では、モードドア11a,
11bのモータアクチュエータ12を制御して前席側吹
出口11の吹出モードをFOOTモードに設定し、かつ
前記温度目標値XMに基づいてミックスドア9aのモー
タアクチュエータ10を制御する。そして、ステップS
8に進み、前席側空調ユニット1Aの送風機7を断続駆
動する。この断続駆動制御下では、ステップS9で、送
風機7が駆動の時は、送風機7を低速駆動し(ステップ
S11)た上で、コンプレッサ1,電磁弁15をオンす
る(ステップS12)。すなわち、ステップS10,S
12のルートでは、送風機7を駆動させることで、前席
側空調ユニット1Aのエバポレータ3の凍結を防止して
いる。また、送風機7が断続駆動制御下での停止の時
は、送風機7は停止である(ステップS11)。このよ
うに、送風機7の低速駆動−停止の繰り返しに伴い、電
子サーモ8によりコンプレッサ1がオンオフ制御され
る。すなわち、前席側空調ユニット1Aがオフで、後席
側空調ユニット1Bによる冷房運転を行う場合、ステッ
プS7〜S12の制御及び電子サーモ8でコンプレッサ
1のオンオフ制御を行うことで、前席側乗員に気付かれ
ない程度の小さい冷房能力で前席側空調ユニット1Aを
運転するわけである。また、この時、エバポレータ3が
凍結しないように、第1の制御ソフトウエアによって、
送風機7の断続駆動間隔及び駆動力が設定されている。
尚、ステップS3で、リアA/Cスイッチがオンでなけ
れば、ステップS5で、前席側空調ユニット1Aの送風
機7はオフ,コンプレッサ1はオフに設定される。
【0011】実施の形態1によれば、図4に示すよう
な、従来の車両用空気調和装置の構成に、第1の制御ソ
フトウエアを付加するだけで、前席側空調ユニット1A
がオフとされていても、後席側空調ユニット1Bによる
冷房運転が行える装置が得られる。言い換えれば、電磁
弁,電子サーモを追加することなく、前席側空調ユニッ
ト1Aがオフとされていても、後席側空調ユニット1B
による冷房運転が行える装置が得られる。また、後席側
空調ユニット1Bの冷房運転が行われるときに、前席側
空調ユニット1Aの送風機7を断続駆動させるととも
に、駆動時は低速で駆動させているので、前席側におい
て送風機7の回転音はさほど気にならない。また、この
空気の吹出温度は車室内温度に設定され、しかも、空気
の吹出モードはFOOTモードであるので、前席側の乗
員に前席側空調ユニット1Aの運転がほとんど気付かれ
ることがない。
【0012】実施の形態2.以下、図2,図3に基づい
て本発明の車両用空気調和装置の実施の形態2を説明す
る。尚、図2において、従来の図4と同一部分には同一
符号を付しており、その詳細は省略する。この実施の形
態2による車両用空気調和装置は、図2に示す構成と、
図3に示すような制御フローをコントロールユニット3
0に実行させるための第2の制御ソフトウエアとより成
る。すなわち、コントロールユニット30と前記第2の
制御ソフトウエアとにより、本発明の制御手段が構成さ
れているものである。そして、図2に示すように、前席
側吹出口11にリアFOOT吹出口69を設け、このリ
アFOOT吹出口69からの送風をダクト70を介して
後席側に導くようにしている。尚、このため、リアFO
OT吹出口69に設けられたモードドア11cおよび、
モードドア11a,11b,11cを制御するためのモ
ータアクチューエータ12Aを備えている。
【0013】前記第2の制御ソフトウエアにより、コン
トロールユニット30は、前席側空調ユニット1Aを制
御する(フロント制御)。この制御処理の流れを図3に
基づいて説明する。尚、図3において、ステップS1か
らステップS6までは上述した実施の形態1での第1の
制御ソフトウエアによる図1の流れと同じなので説明は
省略する。この第2の制御ソフトウエアでは、ステップ
S6を経た後に、ステップS17で、モータアクチュエ
ータ12Aを制御して前席側吹出口11からの吹出モー
ドをリアFOOT吹出モードに設定し、かつ温度目標値
XMに基づいてミックスド9aアのモータアクチュエー
タ10を制御する。そして、ステップS18に進み、前
席側空調ユニット1Aの送風機7を低速駆動し、コンプ
レッサ1,電磁弁15をオンする。これにより、後席側
空調ユニット1Bによる単独冷房運転が行われるとき
は、送風機7による送風は、ダクト70を介して後席側
に導かれる。尚、ステップS18の制御下で、電子サー
モ8によりコンプレッサ1及び電磁弁15のオンオフ制
御がなされる。
【0014】この実施の形態2によれば、実施の形態1
と同様に、電磁弁,電子サーモを追加することなく、前
席側空調ユニット1Aがオフとされていても、後席側空
調ユニット1Bによる冷房運転が行える装置が得られ
る。さらに、この実施の形態2では、後席側空調ユニッ
ト1Bによる単独冷房運転が行われるときは、送風機7
を低速で連続駆動させているが、送風機7による送風が
ダクト70を介して後席側に導かれ、前席側には全く送
風されないので、前席側の乗員は違和感を感じることが
なく、また、送風機7の回転音はダクト70で遮られる
ので、前席側においては、送風機7の回転音はほとんど
気にならなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の車両用空気調和装置の実施の形態1
による制御プログラムの制御フローを示す図である。
【図2】 本発明の車両用空気調和装置の実施の形態2
を示す構成図である。
【図3】 本発明の車両用空気調和装置の実施の形態2
による制御プログラムの制御フローを示す図である。
【図4】 従来の車両用空気調和装置の一例を示す構成
図である。
【図5】 従来の車両用空気調和装置の作用を説明する
ためのブロック構成図である。
【符号の説明】
1 コンプレッサ、1A 前席側空調ユニット、1B
後席側空調ユニット、2 コンデンサ、3,13 エバ
ポレータ、7 送風機、8 電子サーモ(温度監視手
段)、15 電磁弁(制御弁)、30 コントロールユ
ニット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内に、1つのコンプレッサを共有す
    る前席側空調ユニットと後席側空調ユニットとを備え、
    前席側空調ユニットは、エバポレータを有するとともに
    このエバポレータの温度を監視して前記コンプレッサを
    制御するための温度監視手段を有しており、後席側空調
    ユニットは、エバポレータを有するとともにこのエバポ
    レータの冷媒流入側に冷媒の流入を制御するための制御
    弁を有して成る車両用空気調和装置であって、 前記前席側空調ユニットが冷房運転されていない状態で
    前記後席側空調ユニットが冷房運転された時、前席側空
    調ユニットを、前席側乗員に気付かれない程度の小さい
    能力で冷房運転する制御手段を備えて成ることを特徴と
    する車両用空気調和装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記前席側空調ユニッ
    トのエバポレータを凍結させないために最小限必要なだ
    け前席側空調ユニット内の送風機を駆動することを特徴
    とする請求項1に記載の車両用空気調和装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段により前記前席側空調ユニ
    ットで発生した風を、ダクトを介して後席側に送風する
    ようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の車両用空気調和装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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