JPH09109509A - 媒体搬送ローラの自動清掃装置及び方法 - Google Patents

媒体搬送ローラの自動清掃装置及び方法

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JPH09109509A
JPH09109509A JP7266611A JP26661195A JPH09109509A JP H09109509 A JPH09109509 A JP H09109509A JP 7266611 A JP7266611 A JP 7266611A JP 26661195 A JP26661195 A JP 26661195A JP H09109509 A JPH09109509 A JP H09109509A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 媒体搬送ローラの清掃が簡単に、かつ自動的
に行うことができる媒体搬送ローラの自動清掃装置及び
方法を提供する。 【解決手段】 ローラ(4a,4b,5a,5b)の清
掃動作をするにおいて、搬送する媒体2にクリーニング
用シート10を使用し、ローラ(4a,4b,5a,5
b)を駆動させているモータ12,14の駆動に抗して
クリーニング用シート10の移動を強制的に拘束し、ロ
ーラ(4a,4b,5a,5b)をクリーニング用シー
ト10に対して空転させて払拭するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば金融機関の
現金自動預け払い機で取り引きの記録を印字する通帳伝
票プリンタ等の機器において、その記録がされる媒体を
搬送するためのローラの汚れを自動清掃する装置及び方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は金融機関の現金自動預け払い機で
取り引きの記録を印字する従来の通帳伝票プリンタにお
ける媒体搬送部の構成を示すものである。この通帳伝票
プリンタは、印字ヘッド51が配設された印字位置にシ
ート状の媒体50の搬送をガイドするめの媒体搬送路5
2を有し、この媒体搬送路52に沿って第1の媒体搬送
ローラ対53と第2の媒体搬送ローラ対54が配設され
ている。ここで、第1の媒体搬送ローラ対53は媒体搬
送路52を上下に挟んで配設されたローラ53aとロー
ラ53bとでなり、第2の媒体搬送ローラ対54は媒体
搬送路52を上下に挟んで配設されたローラ54aとロ
ーラ54bとでなる。
【0003】そして、回転しているローラ53aとロー
ラ53bとの間に媒体50が差し込まれると、この媒体
50はローラ53aとローラ53bとで第2の媒体搬送
ローラ対54側に搬送され、これがローラ54aとロー
ラ54bとの間に差し込まれる。また、ローラ54aと
ローラ54bとの間に差し込まれると、ローラ54aと
ローラ54bとで印字位置側に搬送され、この印字位置
で印字ヘッド51により所定の印字がなされる。さら
に、印字後は媒体50が第2の媒体搬送ローラ対54と
第1の媒体搬送ローラ対53に搬送されて排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような構成の通帳伝票プリンタで繰り返し取り引きが
行われると、印字ヘッド51により印字された媒体50
上のインクが第1,第2の媒体搬送ローラ対53,54
に転写されて汚れる。そこで、定期的にローラ53a,
53b,54a,54bを清掃する必要があった。この
ローラ53a,53b,54a,54bの清掃では、ウ
エス等にアルコール類の溶剤を染み込ませ、人手により
払拭していたが、面倒等の問題点があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は媒体搬送ローラの清掃が簡単に、
かつ自動的に行うことができる媒体搬送ローラの自動清
掃装置及び方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の媒体搬送ローラの自動清掃装置にあって
は、シート状の媒体を搬送するためのローラ対を駆動さ
せる駆動源となるモータと、前記モータの駆動に抗して
前記媒体の移動を強制的に拘束し、前記媒体搬送ローラ
を前記媒体に対して空転させる手段とを備えてなる構成
としたものである。
【0007】上記目的を達成するため、本発明の媒体搬
送ローラの自動清掃方法にあっては、シート状の媒体を
搬送するためのローラの清掃動作をするにおいて、搬送
する媒体にクリーニング用シートを使用し、前記ローラ
を駆動させているモータの駆動に抗して前記クリーニン
グ用シートの移動を強制的に拘束し、前記ローラを前記
クリーニング用シートに対して空転させて払拭するよう
にしたものである。
【0008】これによれば、クリーニング用の媒体(ク
リーニング用シート)を搬送し、所定の位置まで搬送し
たら媒体の移動を停止させてローラを空転させると、ロ
ーラが媒体により払拭されて清掃することができる。し
たがって、クリーニング用媒体の吸入、ローラ清掃、ク
リーニング用媒体の排出の一連の動作が全て自動で行え
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図3は本発明の一実施形態に係る
通帳伝票プリンタにおける媒体搬送部の構成を示すもの
で、ここでの通帳伝票プリンタは金融機関の現金自動預
け払い機で取り引きの記録を印字する通帳伝票プリンタ
を一例としている。この通帳伝票プリンタは、印字ヘッ
ド1が配設された印字位置にシート状の媒体2の搬送を
ガイドするための媒体搬送路3を有し、この媒体搬送路
3に沿って第1の媒体搬送ローラ対4と第2の媒体搬送
ローラ対5が配設されている。ここで、第1の媒体搬送
ローラ対4は媒体搬送路3を上下に挟んで配設されたロ
ーラ4aとローラ4bとでなり、第2の媒体搬送ローラ
対5は媒体搬送路3を上下に挟んで配設されたローラ5
aとローラ5bとでなる。
【0010】図4は本発明の一実施形態として示したプ
リンタにおけるローラ駆動系の制御回路構成ブロック図
である。図4において、制御回路11はローラ駆動系全
体の動作を制御する部分で、マイクロプロセッサを主体
として構成されている。モータ12は第1の媒体搬送ロ
ーラ対4の各ローラ4a,4bを回転させる駆動源とな
るもので、このモータ12の回転は制御回路11からの
回転/保持切り換え信号16の指示をドライバ13を介
して受けることによって制御される。また、もう一方の
モータ14は第2の媒体搬送ローラ対5の各ローラ5
a,5bを回転させる駆動源となるもので、このモータ
14の回転は制御回路11からの回転/保持切り換え信
号17の指示をドライバ15を介して受けることによっ
て制御される。なお、ここでのモータ12,14では、
共にステッピングモータを使用している。
【0011】そして、このように構成されたプリンタで
は、モータ12により回転しているローラ4aとローラ
4bとの間に媒体2が差し込まれると、この媒体2がロ
ーラ4aとローラ4bとで第2の媒体搬送ローラ対5側
に搬送され、この媒体2がモータ14により回転してい
るローラ5aとローラ5bとの間に差し込まれる。する
と、媒体2はローラ5aとローラ5bとで印字位置側に
さらに搬送され、この印字位置で印字ヘッド1により所
定の印字がなされる。また、印字後は、モータ12及び
モータ14がそれぞれ逆回転され、第2の媒体搬送ロー
ラ対5と第1の媒体搬送ローラ対4との搬送により排出
される。すなわち、プリンタ自体の基本構成並びに動作
は、図5に示した従来の通帳伝票プリンタの場合と同じ
である。
【0012】加えて、このプリンタでは、第1の媒体搬
送ローラ対4及び第2の媒体搬送ローラ対5の各ローラ
4a,4b及び5a,5bをそれぞれ簡単に清掃するこ
とができる。図1はその清掃方法の一例を示すフローチ
ャートで、図2は各ローラ4a,4b,及び5a,5b
を清掃している状態を示す図である。そこで、図1及び
図2を用いて媒体搬送ローラ対4,5の動作を次に説明
する。まず、清掃をするにあたっては、クリーニング用
シート10が用意される。このクリーニング用シート1
0は、第1の媒体搬送ローラ対4と第2の媒体搬送ロー
ラ対5の両方にまたがって配設される大きさで、図2に
示すように寸法L1よりも寸法L2の方が十分大きく形
成されている。すなわち、L1<L2。また、腰の強さ
も十分に持たされ、クリーニング用シート10が停止さ
れている状態でローラ4a,4bまたはローラ5a,5
bが回転された場合に変形が起こってジャム等の発生が
なく、ローラ4a,4bまたはローラ5a,5bがクリ
ーニング用シート10との間で空転が生じることができ
るものが用意される
【0013】そして、クリーニング用シート10を挿入
する場合は、通常の媒体2を挿入する時と同様にしてク
リーニング用シート10をセットし、吸入する(ステッ
プS1)。すると、クリーニング用シート10が図示せ
ぬセンサにより検出され、プリンタがローラ自動清掃モ
ードに切り換えられる。また、図1に示すようにクリー
ニング用シート10が媒体搬送ローラ対4,5の両方に
掛かると、これが図示せぬセンサにより検出され、クリ
ーニング用シート10の搬送が停止される。
【0014】次に、例えば、回転/保持切り換え信号1
7を保持(ステッピングモータ14が回転しない状態)
に制御して第2の媒体搬送ローラ5の回転を停止させ
(ステップS2)、第1の媒体搬送ローラ4側だけを一
定時間回転させる(ステップS3,S4)。このとき、
第2の媒体搬送ローラ5がクリーニング用シート10を
拘束する力は、第1の媒体搬送ローラ4がクリーニング
用シート10を移動させようとする力に打ち勝つ力とす
る。すると、クリーニング用シート10は、第2の媒体
搬送ローラ5により移動が拘束されているので、第1の
媒体搬送ローラ4とクリーニング用シート10との間が
空転し、これによりローラ4a,4bの汚れが取れる。
【0015】次に、回転/保持切り換え信号16を保持
(ステッピングモータ12が回転しない状態)に制御し
て第1の媒体搬送ローラ4の回転を停止させ(ステップ
S5)、第2の媒体搬送ローラ5側だけを一定時間回転
させる(ステップS6,7)。このとき、第1の媒体搬
送ローラ4がクリーニング用シート10を拘束する力
は、第2の媒体搬送ローラ5がクリーニング用シート1
0を移動させようとする力に打ち勝つ力とする。する
と、クリーニング用シート10は、第1の媒体搬送ロー
ラ4により移動が拘束されているので、第2の媒体搬送
ローラ5とクリーニング用シート10との間が空転し、
これによりローラ5a,5bの汚れが取れる。したがっ
て、こうすることにより、ローラ4a,4b及びローラ
5a,5bの汚れを取ることができる。また、こうして
清掃が終わった後は、ステッピングモータ12,14が
駆動されて、クリーニング用シート10の排出が行われ
る(ステップS8)。
【0016】なお、本実施形態では、クリーニング動作
時に、媒体搬送ローラ4または5の回転を固定してクリ
ーニング用シート10を完全に停止させた状態にして、
その媒体搬送ローラ4または5の汚れを取るようにして
いるが、固定される側のローラを少しづつ回転させてク
リーニング用シート10を少量づつ移動させながら汚れ
を取る側のローラを空転させるようにすると、クリーニ
ング用シート10を均一に使用して常に汚れのない位置
で払拭することができる。これにより、汚れをさらに良
く拭き取ることができる。さらに、クリーニングシート
の挿入回数を記憶しておき、媒体搬送ローラ4,5の位
置を少しづつずらすようにしても良いものである。ま
た、上記実施例では、まず第1の媒体搬送ローラ4の清
掃を行い、次いで第2の媒体搬送ローラ5の清掃を行う
場合について説明したが、この逆の順番であっても差し
支えないものである。
【0017】加えて、上記実施例では、専用のクリーニ
ング用シート10を使用した場合について説明したが、
専用のクリーニング用シート10を使わずに、通常使用
している媒体2や普通紙を使用しても良いものである。
また、クリーニング用シート10が挿入されると、これ
をセンサで検出して自動清掃モードに切り換えるように
したが、勿論、手動により切り換えるようにしても差し
支えないものである。さらに、クリーニング用シートの
移動停止を、媒体搬送ローラ4または5の停止により保
持するようにした構造を開示したが、別の手段を用いて
強制的に移動を拘束するようにしても差し支えないもの
である。また、媒体搬送路3を挟んだ上下のローラ4
a,4b;5a,5bが同時に回転する場合について説
明したが、各媒体搬送ローラ4,5の上下が別々に回転
する場合にも適用できるものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
クリーニング用の媒体(クリーニング用シート)を搬送
し、所定の位置まで搬送したら媒体の移動を停止させて
ローラを空転させると、ローラが媒体により払拭されて
清掃することができるので、クリーニング用媒体の吸
入、ローラ清掃、クリーニング用媒体の排出の一連の動
作が全て自動で行える。よって、清掃作業の向上が図れ
る。また、清掃が簡単に行えることによってローラを常
にきれいな状態に保っておくことができ、媒体品位を向
上させることができる等の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のローラ清掃手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図2】本発明のローラ清掃動作状態図である。
【図3】本発明を適用したプリンタの要部構成配置図で
ある。
【図4】本発明を適用したプリンタにおけるローラ制御
系の回路ブロック図である。
【図5】従来プリンタの要部構成配置図である。
【符号の説明】
2 媒体 3 媒体搬
送路 4 第1の媒体搬送ローラ対 5 第2の
媒体搬送ローラ対 10 クリーニング用シート 12,14
モータ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体搬送路を挟んだ一対のローラでシー
    ト状の媒体を搬送する機器における媒体搬送ローラの自
    動清掃装置において、 前記ローラ対を駆動させる駆動源となるモータと、 前記モータの駆動に抗して前記媒体の移動を強制的に拘
    束し、前記媒体搬送ローラを前記媒体に対して空転させ
    る手段とを備えたことを特徴とする媒体搬送ローラの自
    動清掃装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送ローラの清掃動作において、前
    記媒体としてクリーニング用シートを用いる請求項1に
    記載の媒体搬送ローラの自動清掃装置。
  3. 【請求項3】 シート状の媒体が搬送される通路を挟ん
    で配置されるローラ対を前記媒体の長さよりも短い間隔
    を空けて前記通路に沿って少なくとも2対配置し、それ
    ぞれのローラ対で前記シート状の媒体を順次搬送する機
    器における媒体搬送ローラの自動清掃装置において、 前記搬送ローラの清掃動作において、前記各媒体搬送ロ
    ーラ対間に、前記媒体を搬送する速度に差を持たせるこ
    とができる手段を設けたことを特徴とする媒体搬送ロー
    ラの自動清掃装置。
  4. 【請求項4】 シート状の媒体が搬送される通路を挟ん
    で配置されるローラ対を前記媒体の長さよりも短い間隔
    を空けて前記通路に沿って少なくとも2対配置し、それ
    ぞれのローラ対で前記シート状の媒体を順次搬送する機
    器における媒体搬送ローラの自動清掃装置において、 前記各ローラ対を駆動させるためのモータと、 前記モータの駆動に抗して前記媒体の移動を強制的に拘
    束し、前記ローラ対を前記媒体に対して空転させる手段
    を備えたことを特徴とする媒体搬送ローラの自動清掃装
    置。
  5. 【請求項5】 前記搬送ローラの清掃動作において、前
    記媒体としてクリーニング用シートを用いる請求項4に
    記載の媒体搬送ローラの自動清掃装置。
  6. 【請求項6】 前記搬送ローラの清掃動作において、片
    方のローラ対を一定時間空転させた後、もう一方のロー
    ラ対を一定時間空転させ、その後前記クリーニング用シ
    ートを排出させる手段を設けた請求項5に記載の媒体搬
    送ローラの自動清掃装置。
  7. 【請求項7】 前記クリーニング用シートが挿入される
    と、これを検出して搬送ローラを清掃するモードへ自動
    的に切り換える手段を備えた請求項6に記載の媒体搬送
    ローラの自動清掃装置。
  8. 【請求項8】 前記各ローラ対はそれぞれ異なるモータ
    により回転され、前記搬送ローラの清掃動作において、
    前記媒体の移動を強制的にロックする手段は前記空転さ
    せるローラ対を駆動させている前記モータとは異なる側
    の前記モータへの電流を制御して前記媒体の移動を停止
    させるようにした請求項4に記載の媒体搬送ローラの自
    動清掃装置。
  9. 【請求項9】 媒体搬送路を挟んだ一対のローラでシー
    ト状の媒体を搬送する機器における搬送ローラ自動清掃
    方法において、 前記搬送ローラの清掃動作において、前記各媒体搬送ロ
    ーラ対間に前記媒体を搬送する速度に差を持たせて一方
    の前記ローラを前記クリーニング用シートに対して空転
    させて払拭することを特徴とする媒体搬送ローラの自動
    清掃方法。
  10. 【請求項10】 媒体搬送路を挟んだ一対のローラでシ
    ート状の媒体を搬送する機器における搬送ローラ自動清
    掃方法において、 前記ローラの清掃動作をするにおいて、搬送する媒体に
    クリーニング用シートを使用し、 前記ローラを駆動させているモータの駆動に抗して前記
    クリーニング用シートの移動を強制的に拘束し、前記ロ
    ーラを前記クリーニング用シートに対して空転させて払
    拭することを特徴とする媒体搬送ローラの自動清掃方
    法。
  11. 【請求項11】 前記クリーニング用シートが挿入され
    ると、これを検出して搬送ローラを清掃するモードへ自
    動的に切り換えるようにした請求項8に記載の媒体搬送
    ローラの自動清掃方法。
  12. 【請求項12】 シート状の媒体が搬送される通路を挟
    んで配置されるローラ対を前記媒体の長さよりも短い間
    隔を空けて前記通路に沿って少なくとも2対配置し、そ
    れぞれのローラ対で前記シート状の媒体を順次搬送する
    機器における媒体搬送ローラの自動清掃方法において、 前記ローラの清掃動作をするにおいて、搬送する媒体に
    クリーニング用シートを使用し、 前記クリーニング用シートが所定の位置まで搬送された
    ら片方のローラ対を停止またはもう片方のローラ対の回
    転よりも遅く回転させてもう片方の前記ローラ対を前記
    クリーニング用シートに対して空回りさせ、前記ローラ
    を前記クリーニング用シートで払拭することを特徴とす
    る媒体搬送ローラの自動清掃方法。
  13. 【請求項13】 シート状の媒体が搬送される通路を挟
    んで配置されるローラ対を前記媒体の長さよりも短い間
    隔を空けて前記通路に沿って少なくとも2対配置し、そ
    れぞれのローラ対で前記シート状の媒体を順次搬送する
    機器における媒体搬送ローラの自動清掃方法において、 前記ローラの清掃動作をするにおいて、搬送する媒体に
    クリーニング用シートを使用し、 前記クリーニング用シートに対して片方のローラ対を一
    定時間空回りさせた後、同じく前記クリーニング用シー
    トに対してもう一方のローラ対を一定時間空回りさせ、
    その後、前記クリーニング用シートを排出させるように
    したことを特徴とする媒体搬送ローラの自動清掃方法。
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