JP3728705B2 - 媒体搬送ローラの自動清掃装置及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば金融機関の現金自動預け払い機で取り引きの記録を印字する通帳伝票プリンタ等の機器において、その記録がされる媒体を搬送するためのローラの汚れを自動清掃する装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は金融機関の現金自動預け払い機で取り引きの記録を印字する従来の通帳伝票プリンタにおける媒体搬送部の構成を示すものである。
この通帳伝票プリンタは、印字ヘッド51が配設された印字位置にシート状の媒体50の搬送をガイドするめの媒体搬送路52を有し、この媒体搬送路52に沿って第1の媒体搬送ローラ対53と第2の媒体搬送ローラ対54が配設されている。ここで、第1の媒体搬送ローラ対53は媒体搬送路52を上下に挟んで配設されたローラ53aとローラ53bとでなり、第2の媒体搬送ローラ対54は媒体搬送路52を上下に挟んで配設されたローラ54aとローラ54bとでなる。
【0003】
そして、回転しているローラ53aとローラ53bとの間に媒体50が差し込まれると、この媒体50はローラ53aとローラ53bとで第2の媒体搬送ローラ対54側に搬送され、これがローラ54aとローラ54bとの間に差し込まれる。また、ローラ54aとローラ54bとの間に差し込まれると、ローラ54aとローラ54bとで印字位置側に搬送され、この印字位置で印字ヘッド51により所定の印字がなされる。さらに、印字後は媒体50が第2の媒体搬送ローラ対54と第1の媒体搬送ローラ対53に搬送されて排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような構成の通帳伝票プリンタで繰り返し取り引きが行われると、印字ヘッド51により印字された媒体50上のインクが第1,第2の媒体搬送ローラ対53,54に転写されて汚れる。そこで、定期的にローラ53a,53b,54a,54bを清掃する必要があった。
このローラ53a,53b,54a,54bの清掃では、ウエス等にアルコール類の溶剤を染み込ませ、人手により払拭していたが、面倒等の問題点があった。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は媒体搬送ローラの清掃が簡単に、かつ自動的に行うことができる媒体搬送ローラの自動清掃装置及び方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の媒体搬送ローラの自動清掃装置は、シート状の媒体が搬送される通路を挟んで配置されるローラ対を前記媒体の長さよりも短い間隔を空けて前記通路に沿って2対配置し、それぞれのローラ対で前記シート状の媒体を順次搬送する機器における媒体搬送ローラの自動清掃装置であり、さらに、前記それぞれのローラ対を駆動させるためのモータと、前記モータの駆動に抗して前記媒体の移動を強制的に拘束し、前記ローラ対を前記媒体に対して空転させる手段を備えるとともに、前記手段は、前記それぞれのローラ対のいずれか一方の回転を停止させて前記媒体の移動を拘束することで、他方のローラ対を空転させるものであり、前記ローラ対間に差し込まれた前記媒体を該ローラ対を駆動させて搬送し、前記媒体が前記ローラ対のそれぞれに掛かり各ローラ対が前記媒体を所定の位置まで搬送したら、その状態で片方のローラ対で前記媒体を拘束してもう一方のローラ対を空転させた後に、前記手段として機能するローラ対を切り替え、前記もう一方のローラ対で前記媒体を拘束して前記片方のローラ対を空転させるように構成されたものである。
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の媒体搬送ローラの自動清掃方法は、シート状の媒体が搬送される通路を挟んで配置されるローラ対を前記媒体の長さよりも短い間隔を空けて前記通路に沿って2対配置し、それぞれのローラ対で前記シート状の媒体を順次搬送する機器における媒体搬送ローラの自動清掃方法であり、さらに、前記ローラ対を構成する搬送ローラの清掃動作をするにおいて、前記ローラ対間に差し込まれた前記媒体を該ローラ対を駆動させて搬送し、前記媒体が前記ローラ対のそれぞれに掛かり各ローラ対が前記媒体を所定の位置まで搬送したら、その状態で片方のローラ対を停止させ前記媒体の移動を拘束してもう一方のローラ対を空転させ、該ローラ対を構成する搬送ローラの汚れを前記媒体で払拭した後に、前記媒体の移動を拘束するローラ対を切り替え、前記もう一方のローラ対を停止させ前記媒体の移動を拘束して前記片方のローラ対を空転させ、該ローラ対を構成する搬送ローラの汚れを前記媒体で払拭するようにしたものである。
【0008】
これによれば、クリーニング用の媒体(例えば、クリーニング用シート)を搬送し、2対配置された各ローラ対が媒体を所定の位置まで搬送したら、片方のローラ対を停止させ媒体の移動を拘束してもう一方のローラ対を空転させるので、そのローラ対を構成する搬送ローラが媒体により払拭されて清掃することができる。そして、その後に、媒体の移動を拘束するローラ対を切り替え、もう一方のローラ対を停止させ媒体の移動を拘束して前記片方のローラ対を空転させるので、当該片方のローラ対を構成する搬送ローラについても媒体により払拭されて清掃することができる。したがって、クリーニング用媒体の吸入、ローラ清掃、クリーニング用媒体の排出の一連の動作が全て自動で行える。
【0009】
【発明の実施の形態】
図3は本発明の一実施形態に係る通帳伝票プリンタにおける媒体搬送部の構成を示すもので、ここでの通帳伝票プリンタは金融機関の現金自動預け払い機で取り引きの記録を印字する通帳伝票プリンタを一例としている。
この通帳伝票プリンタは、印字ヘッド1が配設された印字位置にシート状の媒体2の搬送をガイドするための媒体搬送路3を有し、この媒体搬送路3に沿って第1の媒体搬送ローラ対4と第2の媒体搬送ローラ対5が配設されている。ここで、第1の媒体搬送ローラ対4は媒体搬送路3を上下に挟んで配設されたローラ4aとローラ4bとでなり、第2の媒体搬送ローラ対5は媒体搬送路3を上下に挟んで配設されたローラ5aとローラ5bとでなる。
【0010】
図4は本発明の一実施形態として示したプリンタにおけるローラ駆動系の制御回路構成ブロック図である。図4において、制御回路11はローラ駆動系全体の動作を制御する部分で、マイクロプロセッサを主体として構成されている。モータ12は第1の媒体搬送ローラ対4の各ローラ4a,4bを回転させる駆動源となるもので、このモータ12の回転は制御回路11からの回転/保持切り換え信号16の指示をドライバ13を介して受けることによって制御される。また、もう一方のモータ14は第2の媒体搬送ローラ対5の各ローラ5a,5bを回転させる駆動源となるもので、このモータ14の回転は制御回路11からの回転/保持切り換え信号17の指示をドライバ15を介して受けることによって制御される。なお、ここでのモータ12,14では、共にステッピングモータを使用している。
【0011】
そして、このように構成されたプリンタでは、モータ12により回転しているローラ4aとローラ4bとの間に媒体2が差し込まれると、この媒体2がローラ4aとローラ4bとで第2の媒体搬送ローラ対5側に搬送され、この媒体2がモータ14により回転しているローラ5aとローラ5bとの間に差し込まれる。すると、媒体2はローラ5aとローラ5bとで印字位置側にさらに搬送され、この印字位置で印字ヘッド1により所定の印字がなされる。また、印字後は、モータ12及びモータ14がそれぞれ逆回転され、第2の媒体搬送ローラ対5と第1の媒体搬送ローラ対4との搬送により排出される。すなわち、プリンタ自体の基本構成並びに動作は、図5に示した従来の通帳伝票プリンタの場合と同じである。
【0012】
加えて、このプリンタでは、第1の媒体搬送ローラ対4及び第2の媒体搬送ローラ対5の各ローラ4a,4b及び5a,5bをそれぞれ簡単に清掃することができる。図1はその清掃方法の一例を示すフローチャートで、図2は各ローラ4a,4b,及び5a,5bを清掃している状態を示す図である。
そこで、図1及び図2を用いて媒体搬送ローラ対4,5の動作を次に説明する。まず、清掃をするにあたっては、クリーニング用シート10が用意される。このクリーニング用シート10は、第1の媒体搬送ローラ対4と第2の媒体搬送ローラ対5の両方にまたがって配設される大きさで、図2に示すように寸法L1よりも寸法L2の方が十分大きく形成されている。すなわち、L1<L2。また、腰の強さも十分に持たされ、クリーニング用シート10が停止されている状態でローラ4a,4bまたはローラ5a,5bが回転された場合に変形が起こってジャム等の発生がなく、ローラ4a,4bまたはローラ5a,5bがクリーニング用シート10との間で空転が生じることができるものが用意される
【0013】
そして、クリーニング用シート10を挿入する場合は、通常の媒体2を挿入する時と同様にしてクリーニング用シート10をセットし、吸入する(ステップS1)。すると、クリーニング用シート10が図示せぬセンサにより検出され、プリンタがローラ自動清掃モードに切り換えられる。
また、図1に示すようにクリーニング用シート10が媒体搬送ローラ対4,5の両方に掛かると、これが図示せぬセンサにより検出され、クリーニング用シート10の搬送が停止される。
【0014】
次に、例えば、回転/保持切り換え信号17を保持(ステッピングモータ14が回転しない状態)に制御して第2の媒体搬送ローラ5の回転を停止させ(ステップS2)、第1の媒体搬送ローラ4側だけを一定時間回転させる(ステップS3,S4)。このとき、第2の媒体搬送ローラ5がクリーニング用シート10を拘束する力は、第1の媒体搬送ローラ4がクリーニング用シート10を移動させようとする力に打ち勝つ力とする。すると、クリーニング用シート10は、第2の媒体搬送ローラ5により移動が拘束されているので、第1の媒体搬送ローラ4とクリーニング用シート10との間が空転し、これによりローラ4a,4bの汚れが取れる。
【0015】
次に、回転/保持切り換え信号16を保持(ステッピングモータ12が回転しない状態)に制御して第1の媒体搬送ローラ4の回転を停止させ(ステップS5)、第2の媒体搬送ローラ5側だけを一定時間回転させる(ステップS6,7)。このとき、第1の媒体搬送ローラ4がクリーニング用シート10を拘束する力は、第2の媒体搬送ローラ5がクリーニング用シート10を移動させようとする力に打ち勝つ力とする。すると、クリーニング用シート10は、第1の媒体搬送ローラ4により移動が拘束されているので、第2の媒体搬送ローラ5とクリーニング用シート10との間が空転し、これによりローラ5a,5bの汚れが取れる。
したがって、こうすることにより、ローラ4a,4b及びローラ5a,5bの汚れを取ることができる。また、こうして清掃が終わった後は、ステッピングモータ12,14が駆動されて、クリーニング用シート10の排出が行われる(ステップS8)。
【0016】
なお、本実施形態では、クリーニング動作時に、媒体搬送ローラ4または5の回転を固定してクリーニング用シート10を完全に停止させた状態にして、その媒体搬送ローラ4または5の汚れを取るようにしているが、固定される側のローラを少しづつ回転させてクリーニング用シート10を少量づつ移動させながら汚れを取る側のローラを空転させるようにすると、クリーニング用シート10を均一に使用して常に汚れのない位置で払拭することができる。これにより、汚れをさらに良く拭き取ることができる。さらに、クリーニングシートの挿入回数を記憶しておき、媒体搬送ローラ4,5の位置を少しづつずらすようにしても良いものである。
また、上記実施例では、まず第1の媒体搬送ローラ4の清掃を行い、次いで第2の媒体搬送ローラ5の清掃を行う場合について説明したが、この逆の順番であっても差し支えないものである。
【0017】
加えて、上記実施例では、専用のクリーニング用シート10を使用した場合について説明したが、専用のクリーニング用シート10を使わずに、通常使用している媒体2や普通紙を使用しても良いものである。
また、クリーニング用シート10が挿入されると、これをセンサで検出して自動清掃モードに切り換えるようにしたが、勿論、手動により切り換えるようにしても差し支えないものである。
さらに、クリーニング用シートの移動停止を、媒体搬送ローラ4または5の停止により保持するようにした構造を開示したが、別の手段を用いて強制的に移動を拘束するようにしても差し支えないものである。
また、媒体搬送路3を挟んだ上下のローラ4a,4b;5a,5bが同時に回転する場合について説明したが、各媒体搬送ローラ4,5の上下が別々に回転する場合にも適用できるものである。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、クリーニング用の媒体(例えば、クリーニング用シート)を搬送し、2対配置された各ローラ対が媒体を所定の位置まで搬送したら媒体の移動を停止させてローラを空転させるとともに、媒体の移動を拘束するローラ対の切り替えを行うことで、各ローラ対を構成する搬送ローラのそれぞれが媒体により払拭されて清掃することができるので、クリーニング用媒体の吸入、ローラ清掃、クリーニング用媒体の排出の一連の動作が全て自動で行える。よって、清掃作業の向上が図れる。また、清掃が簡単に行えることによってローラを常にきれいな状態に保っておくことができ、媒体品位を向上させることができる等の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のローラ清掃手順の一例を示すフローチャートである。
【図2】本発明のローラ清掃動作状態図である。
【図3】本発明を適用したプリンタの要部構成配置図である。
【図4】本発明を適用したプリンタにおけるローラ制御系の回路ブロック図である。
【図5】従来プリンタの要部構成配置図である。
【符号の説明】
2 媒体 3 媒体搬送路
4 第1の媒体搬送ローラ対 5 第2の媒体搬送ローラ対
10 クリーニング用シート 12,14 モータ
Claims (9)
- シート状の媒体が搬送される通路を挟んで配置されるローラ対を前記媒体の長さよりも短い間隔を空けて前記通路に沿って2対配置し、それぞれのローラ対で前記シート状の媒体を順次搬送する機器における媒体搬送ローラの自動清掃装置において、
前記それぞれのローラ対を駆動させるためのモータと、
前記モータの駆動に抗して前記媒体の移動を強制的に拘束し、前記ローラ対を前記媒体に対して空転させる手段を備えるとともに、
前記手段は、前記それぞれのローラ対のいずれか一方の回転を停止させて前記媒体の移動を拘束することで、他方のローラ対を空転させるものであり、
前記ローラ対間に差し込まれた前記媒体を該ローラ対を駆動させて搬送し、前記媒体が前記ローラ対のそれぞれに掛かり各ローラ対が前記媒体を所定の位置まで搬送したら、その状態で片方のローラ対で前記媒体を拘束してもう一方のローラ対を空転させた後に、前記手段として機能するローラ対を切り替え、前記もう一方のローラ対で前記媒体を拘束して前記片方のローラ対を空転させるように構成されたことを特徴とする媒体搬送ローラの自動清掃装置。 - シート状の媒体が搬送される通路を挟んで配置されるローラ対を前記媒体の長さよりも短い間隔を空けて前記通路に沿って少なくとも2対配置し、それぞれのローラ対で前記シート状の媒体を順次搬送する機器における媒体搬送ローラの自動清掃装置において、
前記ローラ対を構成する搬送ローラの清掃動作において、前記それぞれのローラ対の間に、前記媒体を搬送する速度に差を持たせることができる手段を設け、
前記ローラ対間に差し込まれた前記媒体を該ローラ対を駆動させて搬送し、前記媒体が前記ローラ対のそれぞれに掛かり各ローラ対が前記媒体を所定の位置まで搬送したら、その状態で前記媒体を移動させながら前記手段が前記各ローラ対の間に速度差を持たせるように構成されたことを特徴とする媒体搬送ローラの自動清掃装置。 - 前記ローラ対を構成する搬送ローラの清掃動作において、前記もう一方のローラ対を一定時間空転させた後、前記片方のローラ対を一定時間空転させ、その後前記媒体を排出させる手段を設けた請求項1に記載の媒体搬送ローラの自動清掃装置。
- 前記媒体が挿入されると、これを検出して搬送ローラを清掃するモードへ自動的に切り換える手段を備えた請求項3に記載の媒体搬送ローラの自動清掃装置。
- 前記各ローラ対はそれぞれ異なるモータにより回転され、前記ローラ対を構成する搬送ローラの清掃動作において、前記媒体の移動を強制的にロックする手段は前記空転させるローラ対を駆動させている前記モータとは異なる側の前記モータへの電流を制御して前記媒体の移動を停止させるようにした請求項1に記載の媒体搬送ローラの自動清掃装置。
- シート状の媒体が搬送される通路を挟んで配置されるローラ対を前記媒体の長さよりも短い間隔を空けて前記通路に沿って2対配置し、それぞれのローラ対で前記シート状の媒体を順次搬送する機器における媒体搬送ローラの自動清掃方法において、
前記ローラ対を構成する搬送ローラの清掃動作をするにおいて、前記ローラ対間に差し込まれた前記媒体を該ローラ対を駆動させて搬送し、前記媒体が前記ローラ対のそれぞれに掛かり各ローラ対が前記媒体を所定の位置まで搬送したら、その状態で片方のローラ対を停止させ前記媒体の移動を拘束してもう一方のローラ対を空転させ、該ローラ対を構成する搬送ローラの汚れを前記媒体で払拭した後に、前記媒体の移動を拘束するローラ対を切り替え、前記もう一方のローラ対を停止させ前記媒体の移動を拘束して前記片方のローラ対を空転させ、該ローラ対を構成する搬送ローラの汚れを前記媒体で払拭する
ことを特徴とする媒体搬送ローラの自動清掃方法。 - シート状の媒体が搬送される通路を挟んで配置されるローラ対を前記媒体の長さよりも短い間隔を空けて前記通路に沿って2対配置し、それぞれのローラ対で 前記シート状の媒体を順次搬送する機器における媒体搬送ローラの自動清掃方法において、
前記ローラ対を構成する搬送ローラの清掃動作をするにおいて、前記ローラ対間に差し込まれた前記媒体を該ローラ対を駆動させて搬送し、前記媒体が前記ローラ対のそれぞれに掛かり各ローラ対が前記媒体を所定の位置まで搬送したら、その状態で前記各ローラ対の間に速度差を持たせ、前記媒体を移動させながら一方のローラ対を前記媒体に対して空転させて該ローラ対を構成する搬送ローラの汚れを払拭することを特徴とする媒体搬送ローラの自動清掃方法。 - 前記媒体に対して前記もう一方のローラ対を一定時間空回りさせた後、同じく前記媒体に対して前記片方のローラ対を一定時間空回りさせ、その後、前記媒体を排出させるようにしたことを特徴とする請求項6に記載の媒体搬送ローラの自動清掃方法。
- 前記媒体が挿入されると、これを検出して搬送ローラを清掃するモードへ自動的に切り換えるようにした請求項6に記載の媒体搬送ローラの自動清掃方法。
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