JPH09107941A - 食品スライス用模様カッター - Google Patents

食品スライス用模様カッター

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JPH09107941A
JPH09107941A JP8270010A JP27001096A JPH09107941A JP H09107941 A JPH09107941 A JP H09107941A JP 8270010 A JP8270010 A JP 8270010A JP 27001096 A JP27001096 A JP 27001096A JP H09107941 A JPH09107941 A JP H09107941A
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JP
Japan
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slice
cutting
slices
pattern
die
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Pending
Application number
JP8270010A
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English (en)
Inventor
Stephen Chris Jens
スティーヴン・クリス・ジェンズ
Leon Albert Espinel
レオン・アルベルト・エスピネル
Gilbert George Fryklund
ギルバート・ジョージ・フライクランド
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Mondelez International Inc
Original Assignee
Kraft Foods Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26FPERFORATING; PUNCHING; CUTTING-OUT; STAMPING-OUT; SEVERING BY MEANS OTHER THAN CUTTING
    • B26F1/00Perforating; Punching; Cutting-out; Stamping-out; Apparatus therefor
    • B26F1/38Cutting-out; Stamping-out
    • B26F1/384Cutting-out; Stamping-out using rotating drums
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B25/00Packaging other articles presenting special problems
    • B65B25/06Packaging slices or specially-shaped pieces of meat, cheese, or other plastic or tacky products
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23PSHAPING OR WORKING OF FOODSTUFFS, NOT FULLY COVERED BY A SINGLE OTHER SUBCLASS
    • A23P30/00Shaping or working of foodstuffs characterised by the process or apparatus
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D3/00Cutting work characterised by the nature of the cut made; Apparatus therefor
    • B26D3/08Making a superficial cut in the surface of the work without removal of material, e.g. scoring, incising
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D2210/00Machines or methods used for cutting special materials
    • B26D2210/02Machines or methods used for cutting special materials for cutting food products, e.g. food slicers

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  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Dairy Products (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 図案又は模様が切り込み又は他の方法で形成
されたチーズ製品や食肉製品等のスライス状食品を提供
すること、及び模様又は図案を形成するための方法及び
装置を提供すること。 【解決手段】 図案又は模様をスライスの周囲部分から
取り出すことができるように、図案又は模様がスライス
を通して完全に又はほぼ完全に切り込んである。好まし
い方法及び装置は、スライスを完全に切り通し、所定の
パターン又は模様の輪郭を付ける回転模様カッターを使
用する。カッターは、スライスを部分的に切り通し、図
案要素をエンボス加工によって又は窪みによってスライ
スに付けることによって模様の詳細を形成する。スライ
スは、好ましくは、模様切り込み作業の前にフィルムで
包装され、模様カッターは、フィルムラップを切ったり
裂いたりすることなく、その機能を果たす。回転模様カ
ッターは、好ましくは、一対の回転ダイを有し、各スラ
イスは、図案をスライスに形成するとき、回転ダイ間を
通過する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全体として、スラ
イスの形態で販売される食品に関し、更に詳細には、図
案が形成されたスライス状食品及び食品スライスに図案
を形成するための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ナチュラルチーズ、プロセスチー
ズ、プロセスチーズ食品、及びプロセスチーズスプレッ
ドといったスライス状チーズ製品、並びにハム、ボロー
ニャソーセージ、サラミといったスライス状食肉製品、
及び他の冷蔵スライスのような食品は、代表的には、飾
り気のない簡単な矩形又は円形の形状に包装され、この
形状で販売される。
【0003】図案又はパターンを上文中に言及した食品
のスライスに付けようとする上での問題点の一つは、こ
れらの製品が、一般的には引っ張り強さが比較的小さ
く、及び従って、取扱い中に分離したり、裂けたり、及
び/又は壊れたりし易いということである。米国特許第
3,887,719号で言及されているように、この問
題点は、プロセスチーズスプレッドの場合に特に顕著で
ある。これは、含水量が大きいためである。これらのチ
ーズ製品は、多くの場合、消費者に販売するために個々
に包装され、プラスチックフィルム製の外装で積み重ね
をなして包装される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の製品の一つのス
ライス上への図案の形成を含む任意の作業において、ス
ライスの一体性を失わせる結果をもたらす過度に大きな
応力や歪が加わらないように、及び後の取扱い及び包装
と関連した応力が作用した状態で拡がる裂け目、亀裂、
又は他の不連続性ができないように注意を払わなければ
ならない。スライスは、スライスの個々の包装、並びに
分離、積み重ね、及び外装装着を含む包装作業に耐える
ことができ、更に、消費者による取扱い、即ち外装及び
個々の包装の取り外しに一体性を失うことなく耐えるこ
とができるのが望ましい。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、図案の
切れ目等が形成されたチーズ製品や食肉製品といったス
ライス状食品が提供される。好ましい実施例によれば、
図案は、図案又は模様をスライスの周囲部分から取り外
すことができるように、スライスの全厚又はほぼ全厚に
亘って切り込まれる。
【0006】更に、本発明は、図案を形成するための方
法及び装置からなる。好ましい方法及び装置は、スライ
スを図案の輪郭に従って完全に切り通し、スライスを部
分的に切ってスライスの内部図案要素をエンボス加工又
は窪みによって付けることによって模様の細部を形成す
る回転模様カッターを使用する。回転模様カッターは、
一対の回転ダイを有し、これらのダイ間をスライスが通
過する。好ましい方法では、スライスは、模様切り込み
作業の前にフィルムで包装され、模様カッターはフィル
ムラップを切断したり裂いたりすることなく、その機能
を果たす。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、全体として、切り込
み、エンボス加工等で所定の図案が形成されたスライス
状食品で具体化される。スライス状食品には、チーズス
ライス、又はハム、サラミ、ボローニャソーセージのよ
うな他のスライス状食品、又は他の冷蔵スライスが含ま
れる。「チーズ」という用語は、本明細書中では、ナチ
ュラルチーズ、プロセスチーズ、プロセスチーズ食品、
及びチーズスプレッドといったチーズ製品に関する。例
えば、代表的なチーズスライスの厚さは、約2.54mm
(約0.1インチ)である。
【0008】図1乃至図4には、スライス12に切り込
み、エンボス加工を施し、少なくとも一部がフィルムラ
ップ11で覆われた一連のスライスに本発明の好ましい
実施例に従って模様を形成するための装置10が示して
ある。「エンボス加工」という用語は、本明細書中で
は、スライスの全厚を通して切り込むことなく、スライ
ス上に図案を形成する作業を表すのに使用されている。
本明細書中で使用した「エンボス加工」の例には、圧
痕、溝、窪み、又は凹所をスライスの表面に形成するこ
と、又は盛り上がった押縁等の盛り上がった領域をスラ
イスの表面に形成することが含まれる。
【0009】図示の実施例では、図案13をスライスに
切り込んで「飛び出した」模様14をスライスに形成す
る。この模様は、これを取り囲んでいるスライスの周囲
部分から容易に分離できる。好ましい実施例では、模様
の輪郭をスライスに完全に切り込む。スライスを完全に
切るのでなく、図案の追加の要素をエンボス加工によっ
てチーズスライスに簡単に付けることができる。この技
術により、スライスの構造的一体性を不当に損なうこと
なく、比較的込み入った図案を形成できる。模様の輪郭
は、好ましくは、連続した閉じた曲線の形態をとるが、
変形例では、ミシン目線又は曲線、又は一連の線セグメ
ント又は連結されていない曲線、又は他の形態をとる。
単なる例として示す図示の図案は、骨を描いている。恐
竜や漫画のキャラクター等を描いた他の図案が考えら
れ、又は他の形態をとることができる。いずれの場合で
も、図案は、その長さの大部分に亘って曲率半径が比較
的大きい閉じた曲線でできている。
【0010】図示の実施例では、装置は、全体に、上回
転ダイ16及び下回転ダイ18を有し、これらのダイは
協働し、その間を通過する一連のスライス12に切り込
み及びエンボス加工で図案13を付ける。回転ダイの各
々には、一連の盛り上がった切り込みダイ部材20、2
2が設けられている。各切り込みダイ部材は、切り込み
パターンを構成する。上ダイ16に設けられた各切り込
みパターン20と鏡像をなす対応するパターン22が下
ダイ18に設けられている。夫々の切り込みパターン2
0、22は、その全長に沿って互いに整合する。
【0011】スライスは、上下の回転ダイ16と18と
の間を移送されるとき、好ましくは、連続したリボン即
ちフィルムウェブ24に載っている。スライスは、その
上下に設けられた二つの別々のリボン即ちウェブの間に
配置されていてもよいし、スライスにその上下両面を覆
うように巻き付けた一枚のウェブによって支持されてい
てもよい。いずれの場合でも、フィルムラップは、スラ
イスの上下の夫々に配置された上方部材26及び下方部
材28を構成する。
【0012】好ましい回転ダイには、チーズスライスに
図案を切り込むのに直線的に往復運動を行う平らなダイ
を使用する場合と比較して、回転ダイ16、18がスラ
イス12と線接触で係合し、その結果、スライス及びフ
ィルムラップ11に所定時期に作用する応力及び歪が特
定の箇所に集中し且つその大きさが比較的小さいという
利点がある。かくして、本発明の幾つかの実施例におい
て、型押し作業で同様の図案を形成することが可能であ
るけれども、製造速度で作動している商業的チーズプラ
ントで個別包装されたチーズスライスに図案を形成する
上で回転ダイが優れていると考えられる。図示の実施例
は、図案をチーズスライスにインラインで形成する、即
ち、スライスを商業的に製造し包装するための装置とイ
ンラインでスライスに図案を形成するのが容易であると
考えられている。
【0013】本発明の幾つかの実施例において、図案
は、全体が、模様の輪郭を構成する単一の閉じた曲線か
らなるのがよい。図示の実施例では、図案は、閉じた曲
線及びこの曲線内に配置された追加の要素からなる。ス
ライスに追加の要素をエンボス加工で付けるため、別の
エンボスダイ部材が、好ましい実施例の回転ダイの両方
でなく一方に設けられている。図4に示すように、図示
の実施例のエンボスダイ部材22は、スライスの厚さを
完全に貫通するのでなく、スライスの厚さ内に部分的に
だけ進入する。エンボスダイ部材の半径方向寸法は、好
ましくは、スライス材料がその厚さの少なくとも半分ま
で分離されるように、スライスの厚さの少なくとも約半
分である。図示のエンボスダイ部材22は、短い線セグ
メントの形態をとる。他の実施例では、エンボスダイ部
材は、閉じた曲線、大きな太線パターン、複数の線セグ
メント、又は他の形状、及びこれらの形状の組み合わせ
といった形態をとることができる。
【0014】下回転ダイ18に設けた硬質ゴム又は他の
適当な材料でできた円筒形支持面がエンボス部材22と
向き合っており、この支持面は、エンボス力に対して反
作用を及ぼすようにスライスを支持する。エンボスダイ
部材によって、圧痕又は他のエンボスパターン溝を、向
き合った下面をこれと対応して変形させることなく、ス
ライスの上面に形成できる。
【0015】フィルムラップを切断したり、引裂いた
り、又はフィルムラップに不当な歪が加わらないように
するのを助けるため、各切り込みダイ部材20は、好ま
しくは、実質的に平らな端面30及びこの端面に対して
垂直な実質的に平らな側面32を有する。端部及び側面
は、約0.254mm(約0.01インチ)の曲率半径の
断面を持つ縁部即ち隅部34のところで互いに接合され
ている。エンボスパターン即ちエンボスダイ部材は同様
に形成されており、縁部40のところで交差する実質的
に平らな端面36を有する。切り込みダイ部材及びエン
ボスダイ部材の各々の幅は、好ましくは、約1.905
mm(約0.075インチ)である。
【0016】図3に示すように、切り込み作業中、フィ
ルムラップの上方部材及び下方部材を互いにプレスし、
局部的に互いに接触させ、食品を局部的に分離し、食品
を切り込みダイ部材20のいずれかの側に強制的に移動
する。切り込みダイ部材は、好ましくは、上下のフィル
ムラップの組み合わせ厚さとほぼ等しい距離だけ互いか
ら間隔が隔てられるように位置決めされている。この離
間距離は、一般的には0.254mm(0.01インチ)
未満であり、約0.051mm乃至0.076mm(0.0
02インチ乃至0.003インチ)である。切り込みダ
イ部材が離れた後、フィルムラップ部材は、切り込みダ
イ部材による移動から、それらの最初の位置に向かって
或る程度戻り、食品もまた幾分戻る。
【0017】図2は、装置10を詳細に示す。回転ダイ
16及び18は、好ましくは、これらのダイの夫々の回
転を互いに及びスライスの移動と確実に同期させるため
の適当な調時手段によって互いに連結されている。これ
によって、模様14を各スライス上の均等な位置に確実
に配置することができる。図示の実施例では、模様は、
各スライスの中央に置かれるようになっている。
【0018】装置10は、図2に示すように、全体に、
上回転ダイ16のシャフト46を回転自在に支持するた
めの上支持部材44、下回転ダイ18のシャフト50を
支持するための下支持部材48、及びトランスミッショ
ン54を介して回転ダイを駆動するためのモータ52又
は他の手段を持つフレーム42を有する。トランスミッ
ションは、回転ダイ及びモータの夫々のシャフトに設け
られた平歯車56、58、及び60、及び一つ又はそれ
以上の中間歯車62を有する。
【0019】切り込み/エンボス作業の後、包装された
スライスを個々のユニットに分離するカッター/シーラ
ーまでスライスを前進させ、所望であれば、各スライス
を個々に且つ別々にシールする。シールは、スライスを
互いから分離する前又は後に行われる。
【0020】以上から、本発明は、チーズ製品又は引っ
張り強さが比較的小さい食肉製品のような柔らかな食品
に模様又は図案を切り込み、エンボス加工するための新
たな方法及び装置を提供するということが理解されよ
う。上述のように、好ましい実施例において、平らに型
押し作業を行うのでなく回転ダイを使用することによっ
て、作業を線接触で行うことができ、これによって、ス
ライスに加える必要がある圧力及びこれに伴ってスライ
スに加えられる損傷が他の作業よりも小さい。好ましい
実施例において、図案の細部の形成にエンボス技術を使
用することにより、スライスを不必要に弱くすることが
ない。
【0021】好ましい実施例と関連して上文中に説明し
たトランスミッションの代わるものとして、ベルト駆動
式、チェーン駆動式、又は他の機械リンク式のトランス
ミッションがある。トランスミッションは、モータをウ
ェブ駆動手段と機械的に関連し、この装置は、スライス
の移動とダイの回転との間の調時関係を維持するために
モータ52を駆動する電子式制御装置を使用する。変形
例では、回転ダイ駆動用モータ又は他の駆動手段を設け
るのでなく、回転ダイをウェブの線形移動によって直接
的に駆動することができる。
【0022】本発明は、上述の特定の実施例又は任意の
特定の実施例に限定されず、特許請求の範囲によって定
義される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の方法及び装置を図解的に示
す概略斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の装置の更に詳細な斜視図で
ある。
【図3】本発明の一実施例に従って食品スライスに図案
を切り込む切り込みダイ部材を示す横断面図である。
【図4】本発明の一実施例に従って食品スライスにエン
ボス加工を施し、図案を付けるエンボスダイ部材を示す
横断面図である。
【符号の説明】
10 図案形成装置 11 フィルムラップ 12 スライス 13 図案 14 模様
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レオン・アルベルト・エスピネル アメリカ合衆国イリノイ州60626,シカゴ, ウエスト・チェース・アベニュー 1500 (72)発明者 ギルバート・ジョージ・フライクランド アメリカ合衆国マサチューセッツ州01890, メイソン・ストリート 12

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各スライスの両側面を覆う第1及び第2
    のフィルムラップ部材を備えた、少なくとも部分的に包
    装された引っ張り強さが小さい食品の一連のスライスに
    図案を付けるための装置において、 各スライスの両側面から係合する一対の回転ダイを有
    し、各ダイは、切り込み部材を各々有し、 前記切り込み部材は、互いに整合した状態で前記包装さ
    れたスライスと係合するように形成されており、 前記切り込み部材は、互いに整合したとき、第1及び第
    2のフィルムラップ部材の組み合わせ厚さとほぼ等しい
    所定距離だけ互いから間隔が隔てられており、 これによって、前記回転ダイは、前記フィルムラップ部
    材を切断せずに、スライスのほぼ全厚に亘って図案を切
    り込むことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記回転ダイの回転時に追加の図案要素
    を前記スライスにエンボス加工で付けるためのエンボス
    部材を更に有し、 前記エンボス部材は、前記回転ダイの一方に配置され、
    他方の前記回転ダイには、対応する実質的に円筒形の支
    持面が設けられており、 前記エンボス部材は、前記スライスの厚さ以下の所定の
    厚さまで延びる圧痕の形態の図案要素を前記スライスに
    形成することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記切り込み部材の各々は一対の切り込
    み縁部を有し、これらの切り込み縁部の各々の曲率半径
    が約0.254mm(0.01インチ)であることを特徴
    とする請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記切り込み部材の各々の幅は約1.9
    05mm(0.075インチ)であることを特徴とする請
    求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 複数のスライスを順次供給し、これらを
    前記回転ダイと係合するための手段、及び図案が各スラ
    イスに関してほぼ同じ相対位置に確実に位置決めされる
    ように前記回転ダイを前記スライスの供給と調時関係で
    駆動するための手段を更に有することを特徴とする請求
    項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記切り込み部材の各々は、閉じた曲線
    を構成し、夫々の切り込み部材によって構成された閉じ
    た曲線は、互いに鏡像をなしていることを特徴とする請
    求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 各スライスの両側面を覆う第1及び第2
    のフィルムラップ部材を備えた、少なくとも部分的に包
    装された引っ張り強さが小さい食品の一連のスライスに
    図案を付けるための方法において、 前記スライスを一対の回転ダイ間に順次供給する工程
    と、 前記回転ダイの各々に切り込み部材を形成する工程と、 前記スライスに図案を切り込むとき、前記切り込み部材
    を第1及び第2のフィルムラップ部材の組み合わせ厚さ
    とほぼ等しい所定距離だけ互いから離間することによっ
    て、フィルムラップ部材を損傷することなく、切り込み
    ダイ間から食品を移動するように、前記ダイの回転時に
    前記切り込み部材を互いに非常に接近させることによっ
    て、前記スライスの各々に図案を切り込む工程とを有す
    ることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 追加の図案要素を、前記スライスの厚さ
    よりも小さい所定の深さまで、スライスを切断すること
    なく、前記スライスに刻印することによって、追加の図
    案要素をエンボス加工で前記スライスに付ける工程を更
    に有することを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記食品はチーズ製品であることを特徴
    とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 スライスの厚さが2.54mm(0.1
    インチ)で、スライスの両側面を覆う第1及び第2のフ
    ィルムラップ部材を有する、引っ張り強さが小さい食品
    のスライスからなる包装されたスライス状食品におい
    て、 前記スライスは、図案の形状を持つ内方部分及びこの内
    方部分を取り囲む周囲部分を有し、 前記スライスには、内方部分の形状を構成する切り込み
    がその全厚を通して形成されており、 前記第1及び第2のフィルムラップ部材は、前記切り込
    みを橋渡しし、スライスの一体性を維持することを特徴
    とする包装されたスライス状食品。
  11. 【請求項11】 前記引っ張り強さが小さい食品のスラ
    イスは、チーズ製品であることを特徴とする請求項10
    に記載の包装されたスライス状食品。
  12. 【請求項12】 前記引っ張り強さが小さい食品のスラ
    イスは、食肉製品であることを特徴とする請求項10に
    記載の包装されたスライス状食品。
  13. 【請求項13】 前記スライスは、スライスを切り通さ
    ないで前記スライスの厚さ未満の所定の厚さに刻印され
    た一つ又はそれ以上の圧痕を有することを特徴とする請
    求項10に記載の包装されたスライス状食品。
  14. 【請求項14】 前記一つ又はそれ以上の圧痕は、前記
    スライスの厚さの約半分の所定の厚さに刻印されている
    ことを特徴とする請求項13に記載の包装されたスライ
    ス状食品。
  15. 【請求項15】 前記スライスの全厚を通して形成され
    た切り込みが、連続した閉じた曲線からなることを特徴
    とする請求項10に記載の包装されたスライス状食品。
  16. 【請求項16】 引っ張り強さが小さい食品の一連の別
    個のスライスの各々の所定の位置に図案を形成するため
    の装置において、 切り込み部材を各々有する、各スライスと両側面から係
    合するための一対の回転ダイを有し、 前記切り込み部材は、互いに整合した状態で前記スライ
    スと両側面から係合し、図案をスライスに実質的にその
    全厚に亘って切り込むように形成されていることを特徴
    とする装置。
  17. 【請求項17】 前記回転ダイの回転時に前記スライス
    に追加の図案要素をエンボス加工で付けるためのエンボ
    ス部材を更に有し、 前記エンボス部材は前記回転ダイの一方に配置され、他
    方の前記回転ダイには、対応する実質的に円筒形の支持
    面が設けられており、 前記エンボス部材は、前記スライスの厚さ未満の所定の
    深さまで延びる圧痕の形態の図案要素を前記スライスに
    形成することを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記切り込み部材の各々は一対の切り
    込み縁部を有し、これらの切り込み縁部の各々の断面の
    曲率半径は、約0.254mmであることを特徴とする請
    求項16に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記切り込み部材の各々の幅は約1.
    905mmであることを特徴とする請求項16に記載の装
    置。
  20. 【請求項20】 複数のスライスを順次供給し、これを
    前記回転ダイと係合させるための手段、及び図案が各ス
    ライスに関してほぼ同じ相対位置に確実に位置決めされ
    るように前記回転ダイを前記スライスの供給と調時関係
    で駆動するための手段を更に有することを特徴とする請
    求項16に記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記切り込み部材の各々は、閉じた曲
    線を構成し、夫々の切り込み部材によって構成された閉
    じた曲線は、互いに鏡像をなしていることを特徴とする
    請求項16に記載の装置。
  22. 【請求項22】 引っ張り強さが小さいチーズ製品の一
    連の別々のスライスの各々の所定の位置に図案を付ける
    方法において、 前記スライスを一対の回転ダイ間に順次供給する工程
    と、 前記回転ダイの各々に切り込み部材を設ける工程と、 前記ダイの回転時に前記切り込み部材を互いに接近させ
    ることによって切り込みダイ間から食品を移動させるこ
    とによって、前記スライスの各々に図案を切り込む工程
    とを有することを特徴とする方法。
  23. 【請求項23】 追加の図案要素を、前記スライスの厚
    さよりも小さい所定の深さまで、スライスを切断するこ
    となく、前記スライスに刻印することによって、追加の
    図案要素をエンボス加工で前記スライスに付ける工程を
    更に有することを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 各スライスに図案を切り込む工程は、
    スライスの周囲部分を切られていない状態にしながら取
    り出し可能な図案をスライスの内側部分に形成するよう
    に実質的に連続した閉じた曲線を前記スライスに切り込
    む工程からなることを特徴とする請求項22に記載の方
    法。
  25. 【請求項25】 引っ張り強さが小さい食肉製品の一連
    の別々のスライスの各々の所定の位置に図案を付けるた
    めの方法において、 前記スライスを一対の回転ダイ間に順次供給する工程
    と、 前記回転ダイの各々に切り込み部材を形成する工程と、 前記ダイの回転時に前記切り込み部材を互いに接近させ
    ることによって切り込みダイ間から食品を移動させるこ
    とによって、フィルムラップ部材を損傷することなく、
    前記スライスの各々に図案を切り込む工程とを有するこ
    とを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 追加の図案要素を、前記スライスの厚
    さよりも小さい所定の深さまで、スライスを切断するこ
    となく、前記スライスに刻印することによって、追加の
    図案要素をエンボス加工で前記スライスに付ける工程を
    更に有することを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 各スライスに図案を切り込む工程は、
    スライスの周囲部分を切られていない状態にしながら取
    り出し可能な図案をスライスの内側部分に形成するよう
    に実質的に連続した閉じた曲線を前記スライスに切り込
    む工程からなることを特徴とする請求項25に記載の方
    法。
  28. 【請求項28】 引っ張り強さが小さい食品の一連の別
    々のスライスの所定の位置に取り出し可能な図案を付け
    るための方法において、 前記スライスを順次供給し、少なくとも一つの切り込み
    ダイが設けられた少なくとも一つの回転ダイと係合させ
    る工程と、 前記ダイの回転時に前記切り込み部材を前記スライスと
    接触させるように前記回転ダイを回転させることによっ
    て各スライスに図案を切り込み、これによって、スライ
    スを実質的に切り通し、食品をダイの間から移動し、前
    記スライスに前記図案の輪郭を構成する切り込みを形成
    する工程と、を有することを特徴とする方法。
JP8270010A 1995-10-13 1996-10-11 食品スライス用模様カッター Pending JPH09107941A (ja)

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